酒とソラの日々 / Lazy Days of Liquor and the Skies

Who Knows Where the Time Goes? ── しつこく・残暑日記 令和四年十二月三十一日（土）

「底冷えと田舎住まいの賜物 2022 #3」 Sony Xperia XZ1, f4, 1/60sec., ISO200, WB:Daylight 本年の最後を飾るトップ画像は、再び「地球影えいとビーナスの帯（ビーナスベルト）」をご紹介させていただきたいと思う。と言っても、数日前に掲載した画像の使い回しじゃないよ（笑）。痩せても枯れてもソラ屋の名において、俺はトップ画像の使い回しなど一度もやってことはないからね。あの時は、この駐車場でビーナスの帯は撮影し...

2022/12/31 22:02

待ってよ、姉ちゃん！ ── しつこく・残暑日記 令和四年十二月三十日（金）

"Burning Clouds or Floating Questions #2" Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight トップ画像は、決して太陽からフレアやプロミネンスが立ちのぼっている光景ではない（笑）。たまたま帯状の巻雲列が、太陽から噴き出しているように見えているだけだ。もちろん「地震雲」や「ケムトレイル」などという与太話とは一切無関係なので、特にカルト系の方はよろしゅうに（笑）。 ...

2022/12/30 22:02

ソノマナザシニオボルルヲマツ ── しつこく・残暑日記 令和四年十二月二十九日（木）

「齧歯類の仲間達の行進」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、層積雲（うね雲）に生じた「ケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲」だ。ちょっと長ったらしいので「K-H不安定性の雲」と略記したりする。正直なところ、これは"K-H不安定性の雲的"には決して眉目麗しいとは言えない（笑）。もし様々な条件に恵まれたら、この雲はこんな感じに見えるんだよ...

2022/12/29 22:02

予定は未定にして決定にあらず ── しつこく・残暑日記 令和四年十二月二十八日（水）

「雲外蒼天ノ時ヲ待ツ （その2）」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、ほぼ頭上にやって来た積雲（わた雲・つみ雲）の雲端から派生した高積雲（ひつじ雲）乃至は巻積雲（うろこ雲）に生じた彩雲だ。たまたま上手い具合に積雲が太陽を覆い隠してくれたので、微妙な彩雲の様子を捉えることが出来た。積雲の雲端部は激しく蒸散しているので、このような彩雲が出現...

2022/12/28 22:02

雲外蒼天ノ時ヲ待ツ ── しつこく・残暑日記 令和四年十二月二十七日（火）

「雲外蒼天ノ時ヲ待ツ」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000s, ISO100, WB:Daylight トップ画像は、先月のある火の午後、南天に突如出現した妖しい空景だ（笑）。太陽の周囲には光環と彩雲、前衛には層積雲（うね雲）が水平方向にかかって上空には巻層雲が直交している･･･それだけのことなんだが、何となく胸騒ぎのする光景だと思わないか（笑）。まあ、クサい画像タイトルのことは置いておくとして、来年...

2022/12/27 22:02

時の脈動を知る ── しつこく・残暑日記 令和四年十二月二十六日（月）

「海老か刷子か芋虫か」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、層積雲（うね雲）の雲底に生じ始めた列を成す尾流雲だ。こんなタイトルにしてしまったんだが、さて、これを何と見るか。海老か刷子ブラシか芋虫か、はたまた百足かゲジゲジか、皆様のご想像にお任せしたいと思う（笑）。よく観ると各々の層積雲の肩のところから「雲の影」が、そして左端にはかすかに...

2022/12/26 22:02

太平洋側の冬の賜物 ── しつこく・残暑日記 令和四年十二月二十五日（日）

「太平洋側の冬の賜物 #1」 Sony Xperia XZ1, f4, 1/60sec., ISO100, WB:Daylight 日没直後の東の地平線上に昇り始めたビーナスの帯。これが西ではなく、東の空であることに注目されたい。「太平洋側の冬の賜物 #2」 Sony Xperia XZ1, f4, 1/60sec., ISO200, WB:Daylight数分後、ビーナスの帯に続いて地球影も上がって来た。ピンク色のビーナスの帯と地平線の間の暗い部分が地球影だ。西の黄昏空は絶対にこういうふうには染まら...

2022/12/25 22:02

しーちゃんには内緒だよ ── しつこく・残暑日記 令和四年十二月二十四日（土）

「終わりの始まり」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、もうすっかり皆様お馴染みの、飛行機雲のなれの果てに生じた尾流雲だ（笑）。「終わりの始まり」は、我ながら何ともクサいタイトルだと思うんだが「飛行機雲が尾流雲に遷移する時」でも、あるいは「尾流雲は雲の終焉の姿である」という意味でも、どちらに取っていただいてもかまわない（笑）。 さて、ク...

2022/12/24 22:02

君のペパーミントの小瓶 ── しつこく・残暑日記 令和四年十二月二十三日（金）

「VHFアンテナのある空景 （その53）」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、巻層雲の二重雲にうっすらと出現した22度ハロ（内暈）だ。二重雲とは「十種雲形の同じ（基本形）の雲が、同時に2層以上に重なって現れる状態の呼称なんだが、巻層雲が毛状雲や波状雲の場合にはこのような織物柄に見えることが多い。まあ、巻層雲はもともとがぼうっとした雲なので、ご...

2022/12/23 22:02

太陽が反転攻勢を開始する日 ── しつこく・残暑日記 令和四年十二月二十二日（木）

「ある飛翔（その51）── 青空よ、届け！」 Canon EOS 5Ds R, EF70-200mm F2.8L USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、久々に「ある飛翔シリーズ」で行ってみたいと思う。数日前に望遠で撮影した快晴の空を行くジェット機と飛行機雲だ。そういえば、"なれの果て"ではない"フレッシュな"飛行機雲も久々のような気がする（笑）。豪雪に見舞われたばかりの日本海側にお住まいの皆様には誠...

2022/12/22 22:02

ゴム長は道民の万能シューズだ！ ── しつこく・残暑日記 令和四年十二月二十一日（水）

「春への扉」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/4000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、別段どうということのない光環なんだが、比較的「オーレオール」（光環の一番内側の青白い部分、あるいは光彩が明瞭に分散せず全体的に青白い光環そのものの呼称。この画像の場合は前者）がはっきりしているのと、太陽の下側の空隙のフォルムが面白かったので撮ってみた･･･なんていかにもそれらしいことを書い...

2022/12/21 22:02

風は冷たく ── しつこく・残暑日記 令和四年十二月二十日（火）

「風と空の断章」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO100, WB:Daylight 気流が激しく吹き荒れる空には、ことさら大気光学現象や珍しい雲などが出ていなくても、しばしば撮影意欲をそそられることがある。そんな時、俺は急遽「ソラ屋」から「写真屋」に変貌するんだが、本日のトップ画像もそんなある日の午後に撮ったカットだ。 幅広く様々な被写体を対象とした写真をやっている方からすると、俺のよう...

2022/12/20 22:02

ホット燃料投下してほっとする夜 ── しつこく・残暑日記 令和四年十二月十九日（月）

「巻雲のロールケーキは美味いんだろうか？」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 巻雲が上空の気流に煽られて反転する様子は時々見かけるんだが、本日ご紹介した画像のように、くるりとロールするところを見たのはあまり記憶にないんだよね（笑）。年の瀬でもあることだし、もしかしたらロールケーキなどではなく、ソラの神様が伊達巻きをこさえていたのかも知れない（笑）。ちなみ...

2022/12/19 22:02

師走の珍客 ── しつこく・残暑日記 令和四年十二月十八日（日）

「VHFアンテナのある空景 （その52）」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 今日も「VHFアンテナのある空景」シリーズから一葉ご紹介させていただきたいと思う。一見何でもないような空に思うかも知れないが、実はけっこう色々と写っている。まずアンテナ（UHFアンテナの方）の向こうに「上部タンジェントアーク」が見える。ソラ屋的にはアンテナでせっかくの上部タンジェントアーク...

2022/12/18 22:02

デフラグしたい僕の頭 ── しつこく・残暑日記 令和四年十二月十七日（土）

「華麗なる競演」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 数日前、小さな雲塊に生じた尾流雲を狙っていたら、それを横切る飛行機雲のなれの果てにも尾流雲を生じ始めているのが見えたのでフレーミングを修正して撮ったカットだ。よく見ると、右側に見えるちぎれ雲にも尾流雲が確認出来る。上空が尾流雲を生じやすい状態になっているということなんだろうが、こういう光景が出現すること...

2022/12/17 22:02

ぼさぼさ頭張り切って行く ── しつこく・残暑日記 令和四年十二月十六日（金）

「VHFアンテナのある空景 （その51）」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、おなじみの「VHFアンテナのある空景」シリーズの一葉をご紹介させていただきたいと思う。いつの間にか50回を越えるロングシリーズになっていたことに気づいて、一人勝手に感慨に耽っていたりする俺であった（笑）。とまあ、そったらことはどうでもいいんだが、これは先週のある日、巻雲...

2022/12/16 22:02

神の一手、至高の一手 ── またまた・残暑日記 令和四年十二月十五日（木）

「やわらかい幻影 （その6）」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、右下に見える太陽の左側で交差する新旧二本の「飛行機雲の影」だ。太陽を貫くような左右方向のまだ新しい飛行機雲とその影が、太陽の左側に接するような上下方向の古い飛行機雲のなれの果てとその影が確認出来ると思う。もう何度も書いているように、飛行機雲はあくまでも上にあって、下にある...

2022/12/15 22:02

ぜつぼうときぼうは似ている ── またまた・残暑日記 令和四年十二月十四日（水）

「ざわざわと騒ぐ空」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は強い気流に煽られる巻積雲（うろこ雲）とそれに生じた尾流雲だ。巻積雲は、ところどころ蜂の巣状雲の様相を呈しているようにも見える。以前は、蜂の巣状雲と尾流雲は同居しないものと考えていたんだが、どうやらそういうことでもないらしい（参照：「蜂の巣状雲に生じた尾流雲」）。それにしても、ざわざわ...

2022/12/14 22:02

白さが目にしみる ── またまた・残暑日記 令和四年十二月十三日（火）

"On Such a Windy Day #3" Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、強風が吹き荒れた先週のある日、そろそろ日没が近い空の光景だ。画像中央付近、束になったような毛状巻雲にうっすらと上部タンジェントアークが出現しているのがお分かりいただけるだろうか。朝から「もしかしたら何か出るんじゃないか」と待っていたんだが、結局大気光学現象としてはこ...

2022/12/13 22:02

野暮天がガサツ纏って闊歩する ── またまた・残暑日記 令和四年十二月十二日（月）

「やわらかい幻影 （その5）」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、先週の夜明け頃というか、ほとんど日の出時の東の空に見えた消滅飛行機雲だ。この帯状の巻積雲を縦に貫く空隙は消滅飛行機雲で間違いないんだが、もしこの巻積雲が飛行機雲のなれの果てだったらもっと面白いと思ったりしたよ（笑）「飛行機雲の慣れの果てを貫く消滅飛行機雲」なんて、ちょっと格...

2022/12/12 22:02

紫外線って厄介なヤツなんだよね ── またまた・残暑日記 令和四年十二月十一日（日）

「やわらかい幻影 （その4）」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像も「やわらかい幻影」シリーズということで「飛行機雲の影」の一葉をご紹介させていただきたいと思う。もう少し正確に書くと「飛行機雲のなれの果ての巻積雲（うろこ雲）の影が、その下にある巻層雲（うす雲）に投影された」ということになるんだよね（この時の太陽は画像の左端の外側にある）。ご...

2022/12/11 22:02

異形のものたちとの遭遇 ── またまた・残暑日記 令和四年十二月十日（土）

"From Day to Night" Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO200, WB:Daylight 本日のトップ画像は先週のある日の日没の頃、東天の層積雲を撮影したものだ。黄昏時の東の空の独特の淡く柔らかいブルーの色調、そして日没時の斜光線とその微妙な位置関係による層積雲の明暗の妙に注目されたい。黄昏時は西の空ばかりに目が行ってしまうんだが、東の空にも色々と捨てがたい魅力があるんだよね。特...

2022/12/10 22:02

単語パズルで A-T-G-C ── またまた・残暑日記 令和四年十二月九日（金）

「目まぐるしく忙しない幻日」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、数日前に掲載させていただいた「主客転倒の瞬間」の右幻日の約1時間前に出現した左幻日だ。この幻日周辺では異なる方向に流れる雲が交差しているんだが、画像をよく見ていただくと幻日を生じている雲がお分かりいただけると思う。この日の空は雲の流れてが極めて速く、幻日が出たと思ったら次の...

2022/12/09 21:30

Sit by My Side, Come as Close as the Air ── またまた・残暑日記 令和四年十二月八日（木）

「やわらかい幻影 （その3）」 Canon EOS 5Ds R, EF70-200mm F2.8L USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、今まさに誰かの胃壁に喰らいつこうとしているアニサキス･･･ではない（笑）。南天の低い空に突如飛行機雲が現れたと思ったら、それが影を生じているのが見えたのであわてて撮った貴重な（などと自分だけが思っている）カットだ（笑）。この時、たまたま望遠ズームをセットしていたのはラッキーだった...

2022/12/08 22:02

インクがブルーブラックだけじゃないと知った日 ── またまた・残暑日記 令和四年十二月七日（水）

「やわらかい幻影 （その2）」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は一昨日に続いて「飛行機雲の影」なんだが、前回掲載した画像のように「幻日の付録」みたいな扱いではなくて、ちゃんと主役だからね（笑）。本当は、（こんな感じに）もう少し飛行機雲と影の間隔が空いている方がいいんだが、贅沢を言っていてはきりがないからね（笑）。 時折「飛行機雲の影」と...

2022/12/07 22:02

頭痛にもいろいろありまして ── またまた・残暑日記 令和四年十二月六日（火）

「やわらかい幻影」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/1000s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、皆様お馴染みの「飛行機雲のなれの果ての始まり」なんだが「やわらかい幻影」などという訳の分からんタイトルを付けてしまった理由はお分かりいただけると思う（笑）。ちょっと格好つけて言うと「飛行機雲のなれの果て～序章」とか「飛行機雲は、かくなれの果てになれり」などとやるところなんだろうが、...

2022/12/06 22:02

とにかく疾走していた僕の青春 ── またまた・残暑日記 令和四年十二月五日（月）

「主客転倒の瞬間」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日は、一昨日の記事でご紹介した「ソラのチェック『レベルS』の日」に撮影した画像から、また一葉をご紹介させていただきたいと思う。一昨日に掲載した左幻日の出現から約1時間後、南天に「飛行機雲の影」が見えたので、チェック体制「レベルS」を継続していた俺はすかさず撮りまくっていた。フォロワー・読者諸兄姉の皆様方...

2022/12/05 22:02

冷え込みはしんしんと、俺はうつらうつらと ── またまた・残暑日記 令和四年十二月四日（日）

「尾流雲の日」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 手前の少し渦巻いたようになびく尾は、その上の親ともいうべき雲塊からまさに生まれたばかりの尾流雲。その下方に、まっすぐと簾のように落ちているのは、背後にあってそろそろ寿命が尽きそうな元雲に生じた尾流雲のものだ。とにかくこの日は、尾流雲が湧いては消え、湧いては消えしていた「尾流雲の日」だった（笑）。 今朝の関...

2022/12/04 22:02

ソラのチェック「レベルS」の日 ── またまた・残暑日記 令和四年十二月三日（土）

「よく見なくても何かと忙しいソラ」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日は、朝から晴れ渡って何やら妖し気な空模様だった。妖し気というのは、巻雲やら巻層雲やらがバンバン湧いては出て、出ては消えたりしているからなんだが、こういう時は大気光学現象に遭遇するチャンスなんだよね。午後からは、ソラのチェック体制を「レベルB」（通常は20分毎のソラのチェックを5分毎にす...

2022/12/03 22:02

ちょっとだけよ！ ── またまた・残暑日記 令和四年十二月二日（金）

「ちょっとだけよ！」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f8, 1/60s, ISO400, WB:Daylight 日没直後、前衛の層積雲からちょっとだけ顔を覗かせた積雲のピークがほのかに赤く染まった。その右側からも別のピークが顔を出そうとしていたんだが、こちらは残念ながら間に合わなかった（笑）。黄昏時の撮影は、残照によるこういう余禄がしばしばあるので、空が完全に暗くなるまで決して油断してはならないんだよね（笑）。...

2022/12/02 22:02

夕餉は「なんちゃって海老天丼」 ── またまた・残暑日記 令和四年十二月一日（木）

「畝雲とはよく言ったものだ （その2）」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、典型的な層積雲（うね雲）だ。層積雲は「うね雲」の他に「むら雲」や「くもり雲」などの愛称もあって、時には半天や全天を覆うこともあるんだが、雨をもたらすことは滅多にない雲なんだよね。まあ、一見つまらない雲に見えるかも知れないが、俺的にはなかなかフォトジェニックに感じ...

2022/12/01 22:02