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淡々と、かつ着々と。 https://reyu.hatenablog.com/

19卒で新卒入社した会社を一週間でやめた! 退職を考えてる、仕事を辞めたい人達に元気を与えるブログにしたい!…なんて大言壮語を放つ気は一切ない! そして最終的に収益化でぐへへ。と愚の骨頂に登ろうとしている22歳です。

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2019/05/13

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  • だから僕は振り向かない

    首筋に触れる風が冬の訪れを伝える。 ポケットから抜いた右手もまた同じように冬に触れる。塗装が剥げたファスナーを素早く首元まで閉めて、右手を元の位置に戻した。そしてまた何もせずに黄色いブロックの内側で立ち尽くす。 休日の運行間隔を把握してない僕は毎回こうして無駄な時間を費やしてしまう。待ち合わせに遅れないように早く出るべきと動いた朝は結局ここで立ち止まり、僕より遅く家を出たであろう人たちが街へ運ばれていく姿を眺めることになる。その都度、電光表示に目を向けるが決して到着時刻が早まっていることはなく、むしろ無断で遅れることが目立つのだが、時間通りを忠実に守ろうとするその几帳面さにため息が出る。 どこ…

  • 退職やらニートやら転職やら色々あった今年も終わりそうです。

    おおよそ半年ぶりの更新です 独り言の数が減ったのは語れる友人に囲まれているからか、はたまた語るほどの日々を過ごしていないのか定かではないが、文字にぶつけたくなる程の激情に駆られることなく時間が経過したのは定かのようだ。転職を果たした今年こそ語るべきことがたくさんあるはずだし、あるべきなのだが、こうしてキーボードを叩いている今になっても全く浮かんでこない。コンテンツとしては珍騒動が毎日の起こっていた前職の方が面白かったかもしれない。 さて、語れることがないと言った手前、とてもおかしな流れではあるが今年の振り返りをしてみたい。ざっくりと、あっさりといってみよう。 1月:退職とベトナムとニート まず…

  • 2023年夏休みの終わり。

    今年も迎えた27回目の夏。社会人5年目にして初の長期休暇、つまり夏休みを過ごした。 10日間もいただけたお休みは仕事のモチベーションを低下させるに充分な期間だった。しかし明日への憂鬱の傍ら、来年も、その次の年も長期的な休みが貰える事実が私を前向きにしてくれる。慢性的な日常に嫌気がさしてくきて漠然と変化を欲する20代後半に約束された長期休暇という存在は変わらない日々も悪くないぞと私の溜飲を下げてくれる。そう、こうして私は理想としていた社会人になったのである。 これまでの夏休みはこのブログに記してある。 なんだ休みがなかった時も充実してるじゃねえか。 reyu.hatenablog.com rey…

  • 新しい環境で2ヶ月経ちました。

    ジャケットを羽織るには厳しい季節になりましたが、下っ腹の膨らみを隠すためにいまだ手放せない日々が続いております。 新しい環境に辿り着いて2ヶ月が経ちました。 やっと普通の組織(法令遵守的な意味で)に属することができました。まだ本格的な業務には携わっていませんが、これから一生懸命頑張れるだけの環境が整っていることは確かです。 また、ここは大企業ではないですが、敷居がめちゃくちゃ高いベンチャーというわけでもないですが、新卒だったら絶対に入れなかった会社だったと思います。意図しない形でキャリアアップ?を果たしていたようです。 大学卒業したのにジャージにスウェットで路頭を彷徨っていた4年前。固執してい…

  • これがつぶやき

    テストテストこれは文字起こしアプリを使って書いてます。話し言葉にすれば多少書きやすくなるんじゃないかなと思ってこのアプリを使っているけども、変換が弱いところもあるのでそこは自分で修正しながら書かなきゃいけないみたいっていうのはちょっとめんどくさいなと思います 。と、が言わないとできないのはめんどくさいねあと勝手に改行をされちゃうから少し嫌なんだけどまぁ慣れていけばだいぶ面白いような書き方なるんじゃないかなと思います。 自分は独り言が多いからこうやって文字を並べていく方が性に合ってるような気がするんだけど、やっぱり自分で書いたりタイピングしたほうが様になる気がする。ただ実際こっちの方が人となりと…

  • これが300記事目!

    私の人生はどこを切り取っても語るにたらない等身大の幸福に小さじ一杯ほどの辛苦を混ぜ合わせたような前菜だと思っていたが、ことのほかしっかり語っててマジウケる。 そんなこんなで300記事目です。だいたい1つの記事で1000文字前後書いてきたので累計30万字も書いてきたんですか。ほぇー。文庫本2冊分くらいだ。すげーおれ。 書いたものを読み返す機会はあんまりないですが、興味本位でめくってみると臆面もなくよくこんなこと書いてるなぁと感心します。文章力の成長は平行線を綺麗になぞってますが、文字数と勢いでゴリ押しする力と何かを創作して発表する度胸?は身に付いたのかなぁと思います。仮に僕が消えてもこの駄文達は…

  • 第二新卒でもなくキャリアもない若手の転職市場について

    転職活動が終わったのでここにまとめたいと思います。 俗に流れる転職情報は有能ハイクラス人材や謙遜的有能人材に向けたものが多く、それゆえ「若手ならみんなホワイト大手に転職できる!」と言わんばかりの威勢に溢れた情報ばかりですが、しかしそれに釣られるのは無能ロークラスや傲慢的無能という皮肉が大変面白いところであります。 さて私生まれも育ちもキャリアも偏差値50を過ごしてきまして、これは謙遜ではなく本当に偏差値50に自負を持ちながら過ごしてきたわけでありまして、それ故に"一般的な若手の転職"を語るに足りるだろうということでここに稚拙な情報だけではありますが、まとめていきたいと思います。 大手に転職可能…

  • 見覚える街の見慣れない人混み

    部屋に唯一設けられた窓を通って休日の爛々とした日差しが二日酔いの顔面を突く。明日なんかこなければいいのにと願わずに眠り、今日隕石降ってこないかなあと期待せずに迎える朝はなんと清々しいことか。 ゴールデンウィークも後半戦に入った。今年もなかなか密度ある毎日を過ごせてるのではないか。旅行も行ったし、飲みも行った。大きく何かを達成することはないが、何も得なかった無味乾燥な日はなかった。これもまた私に所以する充実ではなく、ひとえに周りの環境のおかげである。こっそりとここで感謝の意を表明しておこう。 街を漂う人波はコロナ前の景色を彷彿とさせたが、そこに哀愁を重ねる余裕は一切なく、東京育ちをどこかで自負し…

  • 犬山ってどこだよ【明治村】

    この縁がなかったら、人生で一度も訪れることがなかっただろうなぁと思うことが多々ある。 営業を生業にしているため、さまざまな場所に移動しなければならず、そのたびに客先のビルはもちろんそのビルが建つ街、その街に向かうまでの道までも縁の賜物のように思える。 今回、たまたまの縁が結んでくれた街は岐阜県犬山市。なんとも言えない場所にある故になんとかして行こうとも思わない場所にあった。 「犬山城でも行ってくれば?」 とランドマークを勧めてくれたが、別にそんな城好きじゃないし、名古屋城の方がぶっちゃけ映えるし、そもそも犬山って名前から尊厳さが感じられなかったし(犬山の人すみません!)。 何かあるかなーと期待…

  • わたしはちいかわになりたい。

    日用品はより安いものを。古今東西、貧乏一人暮らしの鉄則である。香りや質感などの生活にまとわる「こだわり」は実はただの「慣れ」である。使ってみたらなんら変わらない、むしろ無名商品の方がコスパ的に優れていたなんてことはよくある。何に効くのか分からないなんとか成分がなんとか配合された新商品なんて売り文句に惑わされずに私は今日も最も安い商品をカゴに入れていく。 しかし困ったことがある。最安商品の横に、あいつがいたのだ。 ちいさくてかわいい生物、ちいかわが。 突然だが、ちいかわが持つ嗜虐性に惹かれる人間は私だけではないだろう。不憫なのがかわいい。もっとかわいそうになれ。お前はともだちの力に頼ってばっかり…

  • インフルエンザにかかりました。

    コロナの脅威を身近に感じながらも、一切自粛せず自由奔放に過ごしてきた結果、 インフルエンザにかかりました。 なんだそれ。 周りがコロナで倒れていく中、びっくりするくらいピンピンでもはや抗体を生まれながらに持っているのではと思ってた矢先、インフルエンザに引っかかりました。4年ぶり3回目です。 異変はタバコでした。吸っててなんかしっくりこない。いまいちキック感(炭酸みたいな喉への刺激)が弱いなぁ。そもそも味が違う気がするなあ。なんてスパスパちょっと無理して吸ってたらなんか体調悪くなってきて「吸いすぎたー」と思いながらちゃんと歯磨きをしてから床につき、翌日目覚めてすぐ風邪を確信しました。あの絶望感す…

  • 夢見る者の独り言

    少しの苦労で多くのお金を稼ぐことができればいかに幸せか!結果よりも経過を重視しがちな文化を抱える日本ではあまり大声で言えないが、大半の人が夢見てるでしょう! そんな甘い話はありえないかもしれませんが、そんな夢みたいに甘い生活を送っている人が存在するのも事実です。ネット、特にSNSの発達によって芸能人を始めとするキラキラ生活を送っている人たちとの心理的な距離がグッと近づいてしまいました。以前ならそもそも彼らは生きてる世界が全く違うから、自分が歩んでいる世界を比べることも少なかったと思います。 だけど、いまやキラキラ芸能人が一般人のような質素な生活を見せつけ、また一般人がキラキラ成功体験を晒しちゃ…

  • AIの次は哲学が流行ると思う【ChatGPT】

    「結婚は人生の墓場」っていう人もいるけどどう思う? AI君の回答 「結婚は人生の墓場」という言葉は、結婚に対する否定的な見方を表現したものですが、私はそれにはあまり同意できないと思います。 確かに、結婚生活には様々な問題や困難が生じることがありますが、それは人生の他の分野でも同じことが言えると思います。結婚は、単なる義務や社会的な圧力からではなく、お互いに愛し合って共に歩む人生を選ぶことであり、幸せな家庭を築くことも可能です。 もちろん、結婚にはお互いの価値観や意見の違い、生活環境の変化など、様々な問題が発生することもありますが、それらを乗り越えるためにも、お互いがコミュニケーションを取り合い…

  • AIに500字程度の小説を書かせました

    桜が風に舞う中、並木道を歩く僕たち。彼女が振り返った瞬間、彼女の目から涙があふれ出した。その涙が、僕の胸に重く落ちる音がした。彼女の悲しみを知りながらも、僕は彼女と一緒にいたいと願い続ける。しかし、彼女の深いため息が聞こえた瞬間、避けられない別れを悟った。桜の花びらが僕たちの別れを告げるかのように風に揺れていた。 ひとひらの桜の花びらが彼女の頭に優しく落ちた。彼女は、その花びらを摘んで微笑みながら、「お別れだね」と告げた。悲しみを胸に抱きつつも、彼女と過ごした時間を決して忘れないと心に誓い、僕は彼女の頭に優しく手を置いた。すると、彼女が僕の頭を指した。僕の頭にも花びらが落ちていた。それは、僕た…

  • まだ言葉に縛られていない頃

    お題「人生で一番古い記憶」 何年前の記憶か定かでないが、そこは当時通っていた保育園の2階にある凶殺だった。階段を登ってすぐ左側にあって、入り口は二つの引き戸。隣に1歳児のコアラ組があったからこれは2歳の記憶だろうか。たまたま2階で過ごす日だったのかもしれない。 20年ぶりに掘り出した記憶は他の景色も引き連れてきた。ひな祭りの時期になると階段の前に雛人形が飾られていたな。1階の玄関から入って左側に給食室と職員室があってその日のお昼ご飯が飾られていた。庭には2階から1階に降りられる石の滑り台があって滑り心地がとても悪かった。その滑り台の下に泥団子を隠しても、翌日には砂と化している不思議。おままごと…

  • 【つるとんたん】3玉の罠【スクランブルスクエア】

    つるとんたんをご存知だろうか。 あなたは、つるとんたんをご存知だろうか。 東京と大阪に多く店を構えるうどんチェーン店だ。丸亀やはなまるを代表するファストフード感覚のうどん屋とは一線を画しており、相手次第ではデートに使えそうなおしゃれなうどん屋さんである。(高校時代のデートは丸亀でしたけどね) つるとんたんでやってはいけないことは3つある。 無銭飲食、迷惑行為 そして 生半可な気持ちで3玉を注文することだ。 TsuruTonTan UDON NOODLE Brasserie 渋谷にて 「男は黙って大盛り」その精神が君を苦しめる 汗をかきながらすり鉢を1人啜る男像 腹八分。これアフォリズム。 過去…

  • 【WBC日本優勝!!】その精神力こそプロたる所以

    日本代表侍ジャパンWBC優勝おめでとう!! 大谷選手が投じた締めのスライダーにはとても痺れました。まさに漫画の主人公。同じ日本人、同じ男、同じ岩手県出身、同じ…あれ共通点って3つしかないのか。もう一つありました。同じ人間として誇りに思います。 テレビ前でソファに体を預けならが観戦している私は骨関節の全てを震わせながら緊張しているのに、異国アメリカの土地でアメリカ選手を前にして立っている選手たちはその抱えているプレシャーを表に出すことはなく熱い勝負を繰り広げるものですから、卓越した技術もさることながら、その精神力こそプロと呼ぶに値するのだなと実感しました。その男たちはみなとてもカッコいい。 社会…

  • 悩む。

    大変私は悩んでいる。 悩みがあることに悩んで疲れる。 なんで悩むんだろうと悩み続ける。 こんな悩みに悩まずもっと生産的な悩みで悩むべきだ。 答えが出ない悩みは馬鹿らしいよなぁと悩みながらも、はて「悩む」ってこんな字だっけ、と悩みはさらなる悩みを連れてくる。 悩みが悩みを呼び悩みながら悩むことに悩み続ける自分に悩む。 すでに"なやむ"が認知できず悩む中で、これはゲシュタルト崩壊かなと悩むが既にある悩みが悩むことを邪魔して流れ出る悩みに悩めない。 しばらくはずっと悩み続けるであろう自分という悩ましい存在が今の最大の悩みだ。

  • 句点の癖をなくすために。

    はてなブログの自己紹介には「もうすぐ23歳」と書かれているが、すでにそれから4年経つのに変わってないのは怠慢他ならぬわけだが、もう4年経つのなぁと感慨深くあらためてこのブログの歴史を辿ってみると開設そのものからは6年が経ち、記事の数は知らぬ間にもうすぐ300を迎えようとしていることに気づいたので、なんのアニバーサリーでも記念でもないけど、振り返り記事を書こうとキーボードに手をかけた時に最初に思い浮かんだのは”成長”の二文字だったので、金言「継続は力なり」についてつらつら書こうと思ったが、継続は力なりを実感することは全くねぇことにも残念ながら気づいてしまったのだけれど、それだと成長しなかった残念…

  • 「あなたは山里とは違う」

    「あなたは山里とは違う」 「あなたは山ちゃんにはなれない」 「全く違う」 聞き覚えのある声が反芻し続ける。ここ最近、眠りについている自分を自覚しながら夢の中を過ごしている。これを明晰夢というらしい。聞こえよく言えば、妄想の中で自由に過ごせる理想郷なわけだが、場所や登場人物は選べない。今回、目の前にいるのは確かに見覚えのある人で、しばらく会ってない人で、そして別に会いたいと思ってない人だ。 目を瞑る瞬間まで志田未来(15)と一緒に登校していた自分を”思い出しながら”(※想像では明晰夢化が不能と実証済みなので思いっきり嘘で塗り固めた記憶を辿る必要がある)床に就いても、一度も現れてくれないくせに、ま…

  • 自称読書家が今更読んだベストセラー「君の膵臓をたべたい」

    「趣味はなんですか?」 「君の膵臓をたべたい」ってなんだよ 評価:星4.5です! ベストセラー恐るべし 「趣味はなんですか?」 「趣味はなんですか?」 この質問は至る所で投げられ、心の鍵となる。距離感が測り得ない相手を前に地雷を踏むことなく(趣味はありませんと答えてきた場合を除く)、それとなく会話の糸口となる便利な質問だ。 それに私はこう答える。 「えー、読書と〜…」 さて相手にどこまで自分を晒そうか、趣味=ギターはまぁ大丈夫として、バイクはどうかな。興味ない人にはヤンチャな印象を与えてしまう可能性もあるし。そもそもここ2年くらい乗ってないから趣味にカウントできるのか。じゃあ映画鑑賞…は目の前…

  • 記録更新!

    ついにわたくしの体重が記録を更新しました! いえーーい!ぱふぱふ🙌! まじか・・・ 記録更新して気づいたことはデブ化が顔に出にくい体質らしい。あー、鏡の中に多少肌にハリがなくなったアラサーがいるなぁとしか思わなかったが、これまた脱いだらすごかった。 体を捻ると横っ腹に見覚えのない段差がぼっこりと。あらあら、お腹周りの肌艶はまだまだ綺麗だべさ、と無視を決めることもできず、指先で優しくつまむととフニっフニっ・・・ああ、これは綺麗な脂肪ですね。 生活のリズムが大きく変わったから仕方ないとはいえ、中年太りがこんなにも進行しているとは。最近脱ぐ機会もないから、そりゃもうめっきりご無沙汰だから完全に気を抜…

  • スシロー少年

    スシローペロペロ事件から再熱したSNS断罪ブームは今なお続いており、身内しかフォローしていない私の穏やかなタイムラインにも毎日のように不謹慎動画が流れ着く。 なんだか屈託のない笑顔で楽しそうにはしゃぐ子供達から滲み出る若々しさに小さじ1杯程度の羨望を向けてしまう。それでも大人の立場からこう言っておこう。 「若さとはここまで愚かなのか!」 …もはや褒め言葉になりそうだ。 今日は寿司にアルコールを吹きかける少年の姿を目にした。なんか100円くらいで寿司が握れるグミが売ってたなぁ、あれってまだ売ってるのかな、と別に日本の将来を憂うことなく懐かしのお菓子が浮かんできてしまう程度の感想しか出てこないのだ…

  • 弾丸ベトナム旅行(ホーチミン)

    ちゃっかりベトナムに行ってきた。 コロナ禍だけど行ってきた。 お金ないけど行ってきた。 ワクチンを3回打った私が向かったのは3年ぶり3回目の東南アジア、その東側に位置するベトナムのホーチミン。卒業旅行のタイ、再就職祝いのカンボジア、そして今回のベトナム。父方母方含めて一切海外と縁がない血筋に生まれた私がこんなにも海を超えた地を踏む人生を送れるとは。人生とは上り坂、下り坂、そして”まさか”の連続だなぁと実感しながら静かに目を瞑ったが、超満員のLCC機内で半生を噛み締める心の余裕も足場の余裕もなく寝不足気味のまま30℃超えの灼熱の地に降り立った。 ツアーを組まずに行き当たりばったりで旅をするスタイ…

  • 社会人の無間地獄

    この世界は地獄だというツイートが流れてきて、その嘆きに多少の理解は示しつつもそれは天国がこの世のどこかにあると信じきっているからこその発言で、それはそれで幸せ者じゃないかと穿ってしまうあたりが今を生きる地獄人たちと仲良くなれない所以なんだろうなと思う。 地獄は堕とされた先にあり、そこでは粛々と延々と、場合によっては永遠と拷問を耐え続けると聞いている。それに比べてこの世の”地獄”は自ら辿り着く場所だ。そこで終わりある苦しみ、いずれ終わるのではないかという期待を持って拷問に臨めるし、やりようによっては逃げ切ることもできる。そんな選択と期待を許されている人間が言う”地獄”は生まれながらに希望なく堕ち…

  • 来年の目標

    イルミネーションの光が消えた。秒針は年の瀬に向けて進み続ける。遠くで暖炉を眺めるようなこの1日に特別な意味なんてなかったが、日常に戻ろうとする街に寂しさを覚えるのはなぜだろうか。 2023年になればすぐ私はまた一つ年を取ってしまう。この実績を伴わない生存年数が邪魔で仕方ない。大人になりたがっている13才の中学生にプレゼントしてあげたい。またはもどかしい気持ちで大学生活を過ごす19歳7人に1年ずつあげたい。必要としてる誰かに早い者勝ちで差し上げたいが、どうも人間界では時間の譲渡は認められてないらしい。今日もまた1日分の重みを増した老体からタイピングしてます。こんばんは。 残り少ない2022年の過…

  • パチンコのすゝめ

    友人に教わってパチンコというものをやってみた。あれはとても不可思議な魅力があるものだ。喫煙所とトイレを求めて門を叩いていた場所が今では「おおおおいいい」と心の中で叫びながら膝を叩きつける場所になるとは。 ということでざっと10万円の代わりに得た経験をど素人がパチンコを語っていこうと思う。 ①たちが悪いギャンブル「当たるまでができちゃうんだよね」 ②煽りたい放題のバカ演出。 ③当たりゃいいわけじゃない。 ④当たった金でさらに回そう理論 結論・興奮を忘れた老人向け ①たちが悪いギャンブル「当たるまでができちゃうんだよね」 ギャンブルと呼ばれるものはこの日本にも多々存在するが、その中でもパチンコは特…

  • 軽井沢に行ってきた。

    初めての軽井沢 水曜日に午後休を取り、木曜日には有給をぶち込んで一泊二日で軽井沢に行ってきた。念のため社用携帯をポシェットに仕込ませていたが、これといった急を要する連絡はなかった。社畜オチに期待を寄せる皆さんを裏切る形で今日を迎えてしまったことを先にお伝えしておく。故にこの記事は特別休暇を満喫し、まだ後半に三連休を構える男の犬も飼わない独り言になる。 初めての軽井沢 「軽井沢って長野?群馬?」 朝/かまど飯もおいしいがコロッケもうまい 昼/いつだってどこだってアウトレットの過ごし方は変わらない 午後/浮かんでは消える 夜 旅行を旅行らしく味わう 「軽井沢って長野?群馬?」 失礼極まりない挨拶と…

  • 転職活動日記その1

    転職活動始めました。 次長、部長とも話をつけたのであとは社長とのドキドキワクワク面談が無事通れば1月中旬に辞める予定です。 人生単位で変化を迎える時の不安は一人暮らしに響き渡るテレビ音に乗って重くのしかかりますが、期待へのドキドキも滴る台所の鳴き声に乗って私の心を揺らします。 それもまた若さ故でしょう。26歳になってもまだ自分の将来に可能性を持てることは幸せなことです。そしてまた自分のことだけでとことん悩めるのも若さの特権なのです。 私はこのブログで当時のありのままの自分の言葉を残します。さて10年後見返したとき私はどう思うでしょうか。若さに期待しすぎだ、自分を過大評価してる、今の職場にいた方…

  • 夏の日の2022

    窓を開けて過ごす晩夏の夜。秋の訪れを告げる虫たちの合唱が…ちょっとうるさいけど次の季節にバトンが渡ろうとしているこの時期の頬を撫でる風はとても気持ちいい。 今年も暑さに負けることなくコロナがやる気満々だったせいで夏!!を満喫することはできなかったが(仮にコロナが蔓延してなくても満喫できたかは些か自信がないが)夏っぽいことはそれっぽくできたし友!!と酒!!を満喫できたから充実した夏だった。 あゝ、楽しい時間の残り香は私をとても寂しくさせる。タバコの煙が26歳の夏に浮かぶ月を掠める。名残惜しいがお別れだ夏の日の2022。また来年になればクーラーをガンガンに効かせて本を片手に寝落ちする27歳の夏がや…

  • 乾杯の言葉に友達への感謝を。

    お盆休みが終わった。 20日ぶりの休日(それも連休!)を手に入れても、ぎゅっと握りつぶせばこぼれ落ちるの星の砂。さらさらと時は流れてゆくものだ。私の休日は終わった。 カレンダーを見返すと忌々しく書かれた"仕事"の文字が乱立している。だがこのお盆シーズンはいつも違った。憂鬱な文字の下には多くの友達の名前が刻まれていた。そうだ、私は今日に至るまでずっと誰かと会って、一緒に盃を交わす日々を過ごしてきたんだ。 私の発言、言葉を見れば分かる通り、私は変わり者だ。そこに一抹の才能というやつがあれば天才肌と称されこんなブログでちまちまなんやら言う暇もなく開放的で酒池肉林な20代を送れたかもしれないが、親譲の…

  • 19連勤のラストスパート

    こんにちは。社畜です。 7月25日から始まった19連勤もラストスパートに入りました。連勤といっても半休やテレワーク(有給)を間々に取っていたのでノンストップというわけでもないですが、出勤時間に縛られる日々というのはとにかく苦しいものです。 だけど肉体的な辛さはあまりありません。この時期の業務は比較的落ち着いているので呑気にやってます。反面精神面は不安定です。海だのプールだのフェスだの祭りだの旅行やらに行ってるお前ら、そこにご先祖様はいるんか😡お盆休みの意味をしっかり考えやがれ😠 懐かしい話で3年前、今の会社に内定をもらった私は2点、営業部長に確認を取りました。 ①『残業代は出るんですか?』 求…

  • 画面を触れた感動をもう一度

    小学生のころ友達がいきなりipod touchを見せてきた日を覚えている。画面をタッチして操作する感動はニンテンドーDSで味わっていたが、タッチペンを介さず指の動きをそのままなぞるった通りに反応する画面はそれ以上に僕を感動させた。 それから10年以上が経ち、画面はむしろ触るものとして定着した。 新時代の到来を思わせた僕のあの記憶は白黒からカラーに移り変わった頃を懐古する昭和世代を特集するように、”平成の感動”としてアーカイブされるのだろう。四半世紀生きるというのはそういうことなのだ。 次にあの感動を味わえるのはいつなのだろうか。全く新しい体験、これから世界はどうなっていくんだろうという高揚感と…

  • 新卒で早期退職したあの頃を振り返って。

    今の会社に入社して3年が経とうとしている。新卒1週間(正確には8日)で退職したあの日からもうそれほど時間が経ったのだ。時間の流れは早いねと何度も言ってるうちに第二新卒の肩書きを堂々と使うことに躊躇う年齢になってしまい、何でもできる!無限の可能性が狭まったおかげだろうか、この頃落ち着いて昔を振り返れるようになってきた。まだまだ幼くて精一杯言葉を並べてる自分が向こう岸で叫んでる。たった3年前なのにだいぶ遠くにきたみたいだ。 今日は久しぶりにお休みをいただいたので(社畜謙譲語)、少し文字にして振り返ってみたくなった。 reyu.hatenablog.com 長らくこのブログを読んでくれている方はご存…

  • 祈り

    26年生きれば大概の日常に既視感が生じる。小さいトラブルは経験則にならえば解決できるようになるし、ヤバそうな案件も「まぁこれなら大丈夫っしょ」と気持ちを割り切れるようになった。10代に比べれば抱えるものは多くなったが、その重さからなんとなく中身を想像できるようになっただけ不安は軽くなったと思う。 それでも”初めて”はふとした時にやってくる。これまでの経験が全く通用しない未知の事柄。この年になると「わからない」は「怖い」。無知の知にワクワクできる余裕なんかない、逃げられるなら逃げたい、答えを教えてくれる人が隣にいてほしい。そんな淡い期待は期待で終わる。初めて赤子が火を前にした時のような瞳で見据え…

  • 昨日の出来事をうけて

    期日前投票に行ってきた。アスファルトに靴底が張り付くような気だるい暑さ。それでも行かなくてはいけない。その理由はあらためて語るまでもないだろう。昨日の出来事が私の足を役所まで向かわせた。 昨日の朝までは「まぁ行けたら行くか」もちろんそのセリフが意味することは「行かない」だ。「投票なんか何の価値もないから行くもんか!」みたいな反民主主義的な思想からではなく、「休日出勤終わり疲れてるだろうし、そのまま飲みに行きたいし、なんだかんだ忘れてしまうだろうなぁ」くらいで、それは単に優先順位の問題でしかない。与党が強すぎる、見方を変えれば野党が雑魚すぎるそんな選挙に乗り気なるわけがない。(ブログでは行こうね…

  • 選挙に行きましょう。

    参議院選が近くなってきたから政治的な話題が盛り上がってきた。話題はもちろん与党中心になる。なにせ岸田政権のせいで円安がやばいらしい。そう言われたらやばそうだけど、円安がよくわからない。インボイス制度でやばい企業が増えてしまうらしい。そう言われたら大変そうだけど、インボイス制度ってなに。総理は「慎重に検討を重ねます」しか言ってないらしい、そう言われたら品格を疑うが、これまでの総理も似たような表現でその場凌ぎしてたような。ネガキャンばかり聞くけどそこに飛び出る言葉は馬鹿な私には全く理解できないので「あぁなんかいろいろやってんだなぁ、だけどうまくいってないんだなぁ」程度の興味関心知識しかない。 大人…

  • 責任者を問いたい

    そうだ、転職しよう。 これまで仕事を辞めたいと思ったことは一度や二度ではない。三度あった。 今回の転職宣言は4度目の正直か。そして5度、6度と終わりなく”転職”を愚痴り続けるのがJTCのサラリーマン。そこに片足を突っ込んでいる私は「愚痴で溜飲が下がる程度ならそれは自分に合っている環境なんだろうなぁ」と半ば諦めの境地に鎮座する妥協を受けれつつも、釘は熱いうちに打てという言葉に倣い、テレワーク民にたいする嫉妬熱が冷めないうちに転職市場という材木(廃材かもしれないが)に細く短い私のキャリアを打ち込んでみて、はたしてどのように刺さるのだろうかと興味がある。 転職理由は多すぎて上げきれないが、一つ大きな…

  • 映画アルカディアを観て。ネタバレ

    知的風ハットさんという映画ライターがいまして、私は彼をニコニコ動画初登場当時から追っている熱烈なファンでごさいますが、彼の紹介する映画は斜め135°で後頭部から興味をくすぐってくる非ミーハー的な、つまりB級作品が多く、それら作品は映画好きを自称しているマッチングアプリ勢と一線を画するために模索しつつも結局は好きな映画:ターミネーターに落ち着いてしまう私にはうってつけなわけです。 『キャビン・イン・ザ・ウッズ』と『アルカディア』は極力併せて鑑賞してくれよな観る順はどちらが先でも良い pic.twitter.com/uscLv1ylTp — 知的風ハット🦈書籍『サメ映画大全』発売中 (@ituka…

  • 26歳になりました。

    昨日また一つ歳をとっちゃったんですよぉ… なぁぁ〜にぃぃ〜!?やっちまったなぁ!! いやいやまじでやっちまったなぁ……26歳早いなぁ。いまさらだけど肉体の成長は完全に止まっちまった。身長はあと3センチくらい頑張って欲しかった。足に+3センチね。そのくせに精神と体重はいまだどんどん肥大していく。昔話をしながら自己哲学を延々と語る小太りおじさんの自分が現実味を帯びてくる…ひぇぇ。 気づけば26歳になっていた、気づけば歳を取る意味が変わってた、気づけば大人になっていた。立ち止まってこれまでの自分を省みる。時間は残酷に現実を見せてくる。このままでいいのか、自分は何者にもなれないのか、焦燥感を抱えて逃げ…

  • 怒る私とヤクルト1000

    ヤクルト1000をご存知だろうか。 口コミを見ると現代の合法ヒ○ポンと言っても過言ではないくらいその効果は絶大らしい。乳酸で腸の調子を調整すると超絶好調になるという研究も上がっている。なんとうつ病にも効果があるとかないとか。 SNSを中心に評判が広まり、今では入手困難の劇薬みたいな扱われ方をしているヤクルト1000。ヤクルトレディに『例のアレ』で通じるあたりマジでヒ○ポンだろ、はだしのゲン思い出したわ。 ミーハーな私の興味がそそられないわけがない。これまで様々なサプリメントを試してきたが効果を実感できたのは鉄分だけでそれ以外は『よくわかんないけど勿体無いから全部飲もう』と半ば義務感で胃に下して…

  • タバコを飲むということ

    おはようございます。 カーテンを開けると曇天が広がっていました。まだ雨は降りそうにありません。 私は起きたらまず最初にタバコに火をつけます。"まず最初"の前にも瞼を開ける等の肉体動作がありますが無意識に記することはとんでもない表現力を必要とするので省略しました。。 タバコに"火をつけます"にも語弊がありました。私は加熱式タバコを使っているので、火種は必要ありません。充電されたデバイスにタバコ(もはやこれもタバコと呼んでいいか不安だが)を挿入して、一つだけ置かれた丸いボタンを長押しする、その"作業"だけが必要です。 朝に飲むタバコは格別に美味しいです。ありきたりな言葉を借用すれば"澄んだ空気"で…

  • 久しぶりの更新(テツガク!!)

    本を読みすぎで最近心身共に疲れてきたので、自分で文を認めて気持ちを少し休ませたい。 最近手に取る本が概念的なものばっかりだ。苦悶から解放されたいとか心の拠り所を探しているとかそんな大それた目的はなく、「とりあえずそれっぽい哲学用語を覚えておけば実生活でマウント取れそう」という斜に構えた向上心によるものである。哲学者の言葉ではなくあくまでも用語を覚えるため。ニーチェの言葉を自分の言葉のように使って口説いた後日「あれニーチェじゃん」と冷笑されて以来、”言葉”を丸々パクるのはやめた。あくまでもそれっぽい用語を身につけて頭良さげな雰囲気を纏いたいのだ。 だが哲学はカロリーが高い。意味不明と理解不能の円…

  • 味付き半熟ゆでたまご

    つい買ってしまうのはなぜだろう。 2個入りを買ってしまうのはなぜだろう。 どうやって味を付けてるんだろう。 もう一つは朝食べようと思っても気づいたら無くなってるのはなぜだろう。 薄皮がなかなか剥がれないのはなぜだろう。 なぜブログに書いてるのだろう。 それにしても、おいしい。

  • 自分の攻略

    ブログを更新しない日が続いてしまったせいで衰えた筆力で、そもそも筆力なんてものが私にあったか些か疑問ではあるが、とりあえず年度末でキリもいいことだし過去の自分と対話してみたいと思う。手始めに一年前のブログの記事を覗いてみよう。 reyu.hatenablog.com まず極暖ヒートテックは無事箱から取り出せた。この冬は部屋着として大活躍した。捨てられなかったTシャツたち。これは無事捨てることができた。ブランド物は勿体無いので田舎に済む従兄弟たちに送りつけた。洗濯機を譲ってもらってからコインランドリーに行かなくなったし、ジムに通い始めて洗濯の日は週2に増えた。あとある種の諦めの気持ちを込めてベッ…

  • おめでたい話。

    おめでたい話がありました。 とても嬉しい話です。 残念ながら?僕自身のことではなく、友達の、いや友達という言葉では全く足りない大切な人の話です。 とにかく嬉しい。自分のことのように嬉しい。自分のこと以上に嬉しい。 同時に心から喜ぶことができてる自分にホッとしました。自分にはないものをどんどん手に入れていくその姿は眼球を抉るほど眩しすぎますが、それでもちゃん目を合わせて盛大な拍手を送ります。おめでとう!このブログは読んでないだろうけども! "生きがい"が見つからない日々を淡々と過ごしていますが、あらためて周りの友達たちが旅立つ姿をちゃんと見届けないと死んでも死に切れないなと思いました。 とりあえ…

  • 「え、読書なら家でよくないw?」

    なぜ読書のために喫茶店へ行ってしまうのか。 どうも食費が高い。 平日のランチを加味しても高すぎる。そこで家計簿を確認してみると”カフェ”の項目が連続して目立つ。また後ろには”コメダ”の文字。納得した。 カフェといえばある日の出来事を思い出す。飲み会という名目で急遽誘われたアレはたしかに合コンだった。当時まだ20歳になったばっかりだった私にとって初めて合コンでの記憶。 疑惑が確信に変わったのはかしこまった自己紹介の流れに入ったときだ。いやおかしかった、だって対面に最初誰も座ってないんだもん。あとからきた女の子たち誰一人として知らないし。よく見たら男性陣の装いになんかいつもと違うし。 空気感の変化…

  • そんな休日

    休みをもらって三連休。 だけどこの休みを使ってやるべきことがない。 やることがない、ではなくて、やるべきことがない。 やりたいことはある。だけど休日日数が足りない。 やりたいことがある。だけど財布が心もとない。 やりたいことがある。だけど社会情勢が許さない。 やりたいことがある。……他にも色々! だから、買ったままだった本を読もうかな。 じゃあそのあと、マイリストに入れて5年経った映画を見ようかな。 時間があったら、ずっと気になっていた喫茶店に行ってみようかなと。 気分的には読みたかったわけでも、見たかったわけでも、行きたかったわけでもないけど。 そのままにしてた昔の私のやりたいことを、今日受…

  • 某ベンシャーの動画を見て

    炎上ではなく巷で話題か。 はたして社会人とは。 昭和的な労働観の最後の担い手である私たち 関連記事 炎上ではなく巷で話題か。 某ベンチャーの呟きがプチ炎上している。 いや不祥事を起こしたわけでもないし、悪態をついたわけでもないので炎上という言葉は間違っているような気がしてきた。 あらためて某ベンチャーの呟きが巷で話題になっている。 『弊社、〇〇〇、こういう会社です!!!!!!!』 と元気がいい挨拶文共に10秒程度の”会社紹介動画”がその会社の人事担当を名乗るアカウントから投稿された。 弊社、株式会社3Backs、こういう会社です!!!!!!!リバラボインターン等、学歴や職歴に負けずキャリアアッ…

  • 死ぬまでにはどうにかなりそうだな

    このマンションが完成したら転職しよう。毎朝大型車が並ぶ騒がしい現場を横目に最寄り駅に向かう生活をだらだら一年続け、ついに完成を迎えようとしている。 私が住む1Kの部屋から見えていた鉄骨は今や綺麗な白色の壁に隠れ、大きな窓ガラスの向こう側では内装工事が順調に進んでいるようだ。手を伸ばせば全てに届く広さの1Kを愛している自分とって日当たり良好のベランダ付き3LDKは不要そのもので興味すら湧かないが、いやできるものなら住みたいが、そのマンションのチラシで笑顔を浮かべている家族を見ると、目の前にあるはずの新築3LDKがはるか遠くにあるように思えた。 6000万円〜 パソコンの画面に私が知りたかった情報…

  • 思い出の曲

    クライアント先での仕事を済ませ、社用車を停めてある駐車場まで急いだ。 終業時間まであと1時間。今いる世田谷区の外れから会社までに帰るまでおおよそ40分くらい。急いで帰れば定時前に上がることができるかもしれない。年末の繁忙期を乗り越えた弊社の空気は完全に弛緩していて、暗黙ではあるが仕事が終わった人から帰っていいことになっている。 まだ5時前なのに車道は行き交うヘッドライトに照らされ、頭上には月が浮かぶ。首筋をすり抜ける風から逃げるように車に乗り込んだ私はナビに映る会社名をタッチして帰路を確認する。 真っ赤に染まる環七。それだけで定時上がりを諦めるには十分だった。ならば帰り道は急ぐ必要はない。私は…

  • 面談にて(10/14の下書き)

    下書きに書いたまま残ってた愚痴。 こちらに投稿してみむとす 会社での出来事をここに綴ることはしないけど、今日は記録として残しておこうと思う。 1年後、5年後、10年後に自分が読み返した時、果たしてどんな感想を抱くのか、とても楽しみだ。 今日は急遽上司に呼ばれて面談することになった。 その理由は分かっていた。ここ最近トラブルが立て続けに舞い込んできて、積りに積もったトラブルがさらなるトラブルを呼んで、私の知らないところで大迷惑をかけている…らしいからだ。 一年前なら「申し訳ないです!」の一言で開き直りながら業務を覚えていったが、入社2年目の今では”初めて聞いた事”が生じても「あぁ、またか…」と動…

  • 何気なしに雪だるま作ろうとふと思う。

    あけましておめでとうございます。 東京は珍しく綺麗な白雪が降り積り、足元に気を取られながら家路を進んでいると電柱に頭をぶつけました。足元だけではなく先を見据えて一歩一歩進まなければいけないのは雪道も人生も同じですね。 雪を手に取るだけで笑顔になれる、そんな無垢な男の子は卒業してしまいましたが、見飽きたいつもの景色が白く染まるだけ少しワクワクしてしまう程度の童心は残っているようで、毎朝コーヒーを買っている自販機、ほこりを被ったスポーツカー、暖簾が薄汚れて読めないラーメン屋や、窮屈に並べられたマクドナルドのデリバリーバイク、つい見慣れた日常の一部にカメラを向けたくなってしまうのは雪の魔法というやつ…

  • 今年の1番総まとめ

    今年を一言でまとめると まぁまぁ頑張った。 優秀賞とまではいかなくても頑張ったで賞をいただけるくらいの一年だったと思う。 だらだら1年を振り返る時間がないので、とりあえずここに思いつく限り今年の1番を並べていく。 一番の思い出(仕事) 仕事の炎上(×3回) 色々な意味で。後半笑うしかなかった。 一番の思い出(プライベート) 一人暮らしを始めた 気づいたことは俺の周りは自慢の友達ばっかだなって 一番たのしかったこと 去年以上に友達と飲んだり遊んだりできたこと 今年もお世話になりました。 一番辛かったこと 未経験の女の子にダーツでボロ負けしたこと マイダーツまで使って負けるとかダサすぎて消えたかっ…

  • 楽天スーパーセール

    質素の星で生まれ、質素な環境で育ち、質素たる会社に勤めている私の財布はいつも質素だ。使っている財布はハイブランドのサルヴァトーレフェラガモだが発送元はメルカリ。まさに質素である。 ゲシュタルト崩壊を避けるため言い換えるなら”貧乏”とでも言えるかもしれないが、なんだろ 貧乏な星で生まれ、貧乏な環境で育ち、、、っていうと両親に申し訳ないというかこういう変なところでクソ真面目とか頭質素かよ。そんで自分の勤めてる会社を貧乏たる会社なんて、、、まぁこれはいいか。 とにかく潤沢な生活とは縁がない私にとって”年末の買い物”は一大イベントである。 今年は色々と悩んだ末、 掃除機と電気ストーブとロフト式ベッドと…

  • 一人きりのクリスマス・イブ

    『もういくつ寝るとお正月』 眩い聖夜の景色から間髪入れずに衣替えを果たした街を見て、ふと口ずさむお正月ソング。今年もついにラストスパートを迎え街も人もどこか浮かれている。マスク姿の雑踏を進む足取りもその嬉々とした雰囲気に押されて少し軽くなる。 クリスマスについて書くことは特にない。いつもよりちょっと豪華なご飯を食べて、ちょっとお高いお酒を飲んで、ちょっと遅めに寝て過ごした。「今日はクリスマスだから」という理由付けで特別な日を演出する手技はおひとり様だって使うことはできる。若干の寂しさは心の持ち用でどうにでもなった。「俺は今幸せだ」と言い聞かせるようにアルコールを下した。 今年もまた彼女がいない…

  • 下手の横好き

    下手の横好きという言葉をご存知だろうか。下手なくせにその物事を好んでやり続ける変人を意味している。なかなか理解され難い言葉だが、私にとって身近な言葉だ。それは私にとってのダーツである。 つい最近も友達に誘われて夜な夜な池袋で投げた。残業終わりで心身ともにコンディションが整ってなかったんですわwwwと言い訳を手前に本気で投げたんだが、友達の上手さが際立っちゃうのもあって私の下手っぷりが笑えないくらい露呈した。 まずはそもそもダーツが刺さらない。 さらには的に当たらない。 マイダーツを出しても初心者以下のスコア。 挙げ句の果てには初心者の女の子にボロボロに負ける始末。 『今日の〇〇は仕事で疲れてる…

  • 1ヶ月ぶりの更新と私の日常

    こうしてブログを書くどころかノートパソコンを触ること自体大変久しく感じる。 今日は有給を取ってので昨日の文化の日を含めて2連休を過ごしたことになる。これから仕事が繁忙期に入るため連休とはしばらく距離を置くことが決まっている。今のうちに逢瀬を重ねなければ休みそのものと縁が切れてしまいそうで怖い。何かに追われるように、その正体はもちろん仕事なのだが、いずれ消えちまう休む権利を半ば無理やり消化していく日々が続いているが、有給は悠久とはいかない。これが言いたかっただけである。 今は18時46分、場所はコメダ珈琲のカウンター席。2階から見える景色は、残念ながら街路樹に隠れてしまっているので、夜の木漏れ日…

  • 幻の社会人2年目回顧録

    社会人になって2年が経とうとしている。 周りに少し遅れてスタートを切った僕だが、やっとみんなの背中が見えてきたような気がする。ニート、フリーターを謳歌していた7ヶ月の差を埋めるため1.25倍(当社比)のやる気でここまで頑張ってきた。 何度も挫けそうになったがギブアップせずここまでこれたのも沢山の仲間のおかげだ。入社当初は20代僕一人の現状に頭を抱えたが、面接で「会社の若返りを目指している」といった部長の言葉に嘘はなく、私に遅れて3人の同世代が入社した。みんなやる気に満ちていて個性的でいいやつばかり。この出会いがなければ今頃また夢追い人をしていたに違いない。 思い返せば入社当初から色々と大変だっ…

  • 食欲の秋

    食欲がもうどうにも止まらない。 秋だから? 秋だからだろう。 いや、真面目に考察するとダイエットを始めてから体が求める消費カロリー増加が原因だろう。 成人男性の基礎代謝1500kcalに加え、外回り営業で700kcal(Apple Watch調べ)と仕事終わりのランニング等で1000kcal前後。 合計3200kcalを消費しているようだ。 体はそれだけのエネルギーを求めているのに朝ごはんは食べない、昼ごはんは飲み物だけ、夜にラーメン🍜なんて生活を送ってたら体が 「まだまだエネルギーが足らないよぉ」 とお腹が夜泣きし始めるし、一度泣き出したら空腹感に瞳孔開きっぱなしになるし、仕方ないから深夜3…

  • フレッシュな立場から放たれる"正論"はウザい

    何度転職しようとも最初に入社した組織の価値観は抜けない 私が尊敬する人の言葉です。まだ学生だった私はその言葉を言葉のまま受け止めるだけでしたが、25歳を迎えその言葉の本質が分かってきた気がします。 ご存知の通り?私は残業代を払わない、いくら残業しても給与明細の残業時間が0と記載される企業に勤めています。 言葉にすると労働法すら守れないブラック企業なんですが、実は弊社がブラックだ!と実感したことは少ないのです。 なぜなら残業代が出ないことが会社の当たり前だったからです。 残業代という制度はもちろん知っていますし、入社当初は 「営業は残業代ないの普通だから」 「!?!?!?」 とはなったものの、会…

  • 過去最大のストレス

    「っべーオレもぜんぜん寝てねぇわーまじ、ははは」 開き直ると頭の中のチャラ男が励ましてくれる。 最近全然寝られない。 だけどこれはたぶん不眠症とは違う。 眠りについた15分後には目を覚ます。これを何度も何度も繰り返して朝を迎えるそんな症状だ。 そんなわけだからとにかく疲れがやばい。特にここ1ヶ月とにかくヤバい。 ついに仕事にまで支障が出てきてしまった。オール明けみたいな冴え冴えした頭で業務に当たっても話はよくわからんし、文字読めんし、電話した内容すっからかんだし、仕事も今何やってるのかわからん(それはいつものことだけど)。そのおかげで人生史上最も注意されまくてる無能な日々を過ごしてるけど、今は…

  • 所沢にあるらしい隈研吾っぽい建物【角川武蔵野ミュージアム】

    所沢は遠いようで近い。 だけどしょっちゅう行くほど近くない。 とは言ってもわざわざ何をしに行く場所でもない。 つまり”未踏”の所沢。 未踏という意味においてはヒマラヤ山脈と同じカテゴリある所沢。 ついにその地に足を踏み入れた時がきた。 角川武蔵野ミュージアム ミュージアムというより図書館 またあらためて 角川武蔵野ミュージアム kadcul.com ぶっちゃけ”所沢にあるらしい”と”隈研吾が建てたらしい”程度の前情報しか持ち合わせていないのでなんのミュージアムなのかもよくわかってないが(まぁ角川が付いてるんだからどう転んでも本関係なんだろうけど)とりあえず人気施設らしい。 電車を乗り継いで池袋…

  • 乾杯!

    夏休みが終わる。 それは土日とも呼べるのだけど、ここは夏休みと呼んだ方が気持ち的に得した気分になるこれが社畜的処世術だ。 就職と共に遠くに行った友達が東京に戻ってきた。 そいつらと雨音が反響するワンルームでピザを囲んで語らった。 結婚とか転職とか25歳相応の言葉が飛んでいた気がするし、彼女の作り方とか将来の不安とか学生みたいな話題を転がしていた気もする。なにを話したかよく覚えてないけど、楽しかったことだけは確かに覚えている。 毎週のように会っていた友人たちと季節を跨いでの再会。 俺たちはあと何回一緒に飲めるだろう。 また会おう、乾杯!

  • おっさん化

    Twitterでも嘆きましたが、ついにおっさん化が始まってしまいました。 25歳、社会人3年目。フレッシュ感は霞んでもまだまだ未熟な青い果実であることに変わりありませんが、生産から25年経つと"三十路"というラベルが貼られるようで、これは巷でいう"訳あり"とか"アウトレット"のような意味合いがある気がするのですが、まぁとにかく四捨五入で30になる年齢は「新製品!」ではないことだけは確かなようです。 自分はもうハタチではない。頭ではわかってていてもしかしココロが追いつかない。私のココロはみなさんご存知の通り20歳で止まっていますので、現状とのラグが5年ほどあります。そのせいで最近浦島太郎のような…

  • 営業職

    営業職を花形と称える人もいるし、雑用部署と蔑む人もいる。 営業マンと聞いてビジネス用語を多用するスマートな青年が浮かぶ人もいればシワシワの上着を右腕にかけてハンカチを左手に汗を拭う中年が浮かんでくる人もいるだろう。 「営業って大変だよね」 と同じくらい言われる言葉が 「営業って自由でいいよね」だ。 私は営業職を社会人のスタートに選び、今なお営業街道を突っ走っている身だからその言葉の本意を察することは難しい。 が、なんとなーくだがそれには同情とか憧憬というより (好き勝手に仕事できる営業職なら理不尽なことがあっても仕方ないよね) みたいなある種の"嘲笑"を言葉の裏に感じ取ることがときたまある。 …

  • 【竜とそばかすの姫】名作×ヒット作の限界【感想】

    エヴァ以来久しぶりに映画を映画館で観てきた。 4連休前日に有給を使って五連休初日を迎えた私が歩く平日の街は、夏休みに入ったのだろう大学生をはじめとした多くの若い人たち(大学生も若いと表現してしまうほど私も歳を取ってしまった)でごった返していた。 街が混んでれば映画館ももちろん混んでいる。お昼すぎ15時35分からの回はすでに半分以上が埋まっていて、「おいおい新海誠ブームが細田守に飛び火したのか」と思ったがどうやらコロナ対策で座席間隔が制限されていたようだ。隣に人が座らないのでソロ鑑賞者にはありがたい。その反面初デートで映画をチョイスしてしまった高校生には同情をする。肘と肩の小競り合いでドキドキで…

  • 第一次結婚ラッシュを迎えて

    第一次結婚ラッシュを迎えています。同級生なら今年で25歳。あ、もう結婚できる年齢なのかと今更気づくくらい結婚に興味関心機会ご縁がない私にはカルチャーショックすぎて気持ち追いついてません。そしてみんな大人なんだなぁと重ねて今更気づくのです。 初めて女の子を抱いた時、友達が運転する自動車に乗った時、クラスメイトとタバコ片手にお酒を酌み交わした時……私もこれまで何度も”大人になる”という実感を経験してきましたが、同級生が結婚した時というのは大人に”なってしまった”という現在完了的な事実を突きつけられているようで、心から祝福するの反面どこか寂しかったりもします。いやいやいやそれは未練とかじゃなくてです…

  • 凡人的転職思考の解決法

    教育、労働、納税は国民の三大義務と言われています。例外はございますがこの三つは直線的に繋がっている。教育の先に労働があり、労働の先に納税がある。例外というのは教育を放棄してもこの世には様々な労働がありますし、労働をせずとも納税ができる程度の収入がある人もいるわけですが、ただ私のような凡人はそこそこの教育を受け、ほどほどに労働をこなしながら、コツコツと納税をして行くのが余生の常になります。なにかオイタをしなければこの構図のまま40年後の定年まで続いてくわけです。この”不変”に凡々の若者は不安を感じ、このままではいけない。変わらなくちゃいけないと焦燥感に駆られるわけですが、そこそこの教育で培った頭…

  • 今日こそは羽毛布団を洗濯したい。

    私の週末最初のイベントは洗濯であるという話をしましょう。 土曜日から金曜日の下着までを含んだ約4kgの洗濯物をコインランドリーに運ぶことから週末が始まります。洗濯物を袋に詰めて外に持ち出そうとするたびに「羽毛布団も洗濯したいな」と思うのですが、貧賤の身にはもったいないほど質がよい羽毛布団を手に入れてしまったものですから、ふわふわっと膨らむ羽毛を一人で持ち運ぶのは大変な苦労のため結局諦めて押し入れに沈めているわけです。いつか洗濯物の量が少ない時にでもと思っていますが、毎週きちんと4kgをキープしてくる洗濯物のせいで、今日もまた羽毛布団を洗えずにいるわけであります。 私は徒歩5分程度の場所にあるコ…

  • 街のトム&ソーヤが映画化するって

    めざましジャンケンに備えてリモコンを構えていた私の目に映ったのは衝撃的な文字だった。 ”大人気小説!街のトム&ソーヤが映画化!” えええええええええ! 今更!?!? machitom.jp 私にとって”街のトム&ソーヤ”は特別な作品だ。トム&ソーヤは私に読書を習慣付けたきっかけで、この出会いがなければ読書はつまらないものであり続けただろう。 読書が趣味じゃない私を少し考えてみた。読書に縁がないってことはライトノベルも読むことはないってことでつまりアニオタになるきっかけがないわけで、じゃあアニオタじゃなければギターを始めるきっかけもなくて…… トム&ソーヤは今の私を作り上げた原点かつ元凶と言って…

  • 0と1の間で悩む恋愛アプリ

    マッチングアプリを始めて1ヶ月が経ってしまった。 ”しまった”というのは月一の更新日に会員費が引き落とされて”しまった”からだ。おかわりする気がなかったのに4000円は痛い。 マッチングアプリはいいものだ。掴みどころがない女性の言葉の機微を探し当て少しずつ攻略していく緊張感と高揚感は新規開拓にも似ていて燃える、萌える。気合を入れた1ヶ月の営業成果をお教えしよう。261個のいいね!をいただき、1人と会った。おしまい。……ポスティングだけ上手な営業マンかよ。 定期的にアプリを始めて会って退会してを繰り返しているが、どうしても性分に合わない。お金払っちゃったから今月も「休日は何してるんですかー」「友…

  • 通勤BGMにビジネス系YouTuberを

    ビジネス系YouTuberを聞きながら通勤している。プペって意識が高くなっちゃったわけではない。これまで音楽を聴きながら通勤していたが、好きだった曲が仕事モードBGMに変わり聴くだけで疲れるようになってしまった現状を受け、音楽に変わるちょうどいい通勤音を探してたところビジネス系YouTubeにたどり着いた。 ぶっちゃけ内容の8割は覚えていない。朝から耳だけで知識を吸収ほど冴えてたらこんな生活をしていない。だが聞き流すだけでも全体の2割程度は頭に入ってきちゃったりするので「今の言葉パクろう」とメモしたり、「え、6000万の借金返せる程度は給料もらってたってことだよね」とか噛み付いたりして通勤時間…

  • 高嶺の花子さん

    ”高嶺の花子さん”をご存知だろうか。慣用句でもないし学校の怪談でもない。高嶺の花子さんは人気バンドbacknumberの代表曲で「高嶺の花」をもじった片想いラブソングである。最近のヒット曲として紹介しようと思ったら8年前の曲らしい。あれれヒゲダンと一緒に流れてなかったけ。 実は私、ランダム再生で流れてきたらそのまま垂れ流すくらいこの曲が好きだ。メロディーや歌声はもちろん、なんといっても歌詞と世界観が素晴らしい。 『君の恋人になる人は モデルみたいな人なんだろう〜 そいつは…』 「うわぁ…なんだろこのデジャヴ感」 と初めて聞いた時はとても恥ずかしい気持ちになったが、それから5年以上経ちそんな初々…

  • 平日のカフェ

    外回り中におしゃれなカフェを見つけるとちょっと休憩したくなる。 閑散と繁盛の間、この心地よい絶妙な空席具合は平日限定。片道三車線の大通り沿いにあるテラス席に私は腰をかけた。隣の貴婦人グループの声に耳を傾けながら、その声をかき消す排気音も適度に味わいながら、可愛い店員が伝票を裏返しにする所作をぽけーっと眺めながら、汗をかいたアイスコーヒーに口をつける平日の午後。客、排気音、店員、アイスコーヒー、すべてに余裕が漂っていた。なんて優雅だ。ここにいるだけで自分が雇われリーマンであることを忘れ、カウンターテーブルに社用のノートパソコン(残念ながらDELL)を開けば、気分はフリーランスエンジニアだ。 今だ…

  • これから何を書いていこうか

    趣味はブログです。と言えない頻度の更新になってきた。 月別の更新数を見てわかる通り、2年前は二日に一回ペースで書いていたが、昨年は週1ペース、今年になってからは月1と目に見える更新頻度の下落から私の飽き性っぷりが露呈してしまった。それでも過去に書いた記事がうまくSEOに刺さって毎日150アクセス&1円以上の収益は出しているからブロガーとしての体裁は守れているのかな。そんなことはない。やはり書かないと書けなくなる。これは昨日一昨日更新してみて分かった。格段に書くスピードは落ちてるし、指が疲れるし、目が疲れる。え、もしかして加齢…? なので今日から気持ちを入れ替えてブログの更新頻度を増やして(つい…

  • 5月27日に25歳になりました!!!

    5月27日にめでたく25歳を迎えました。 子供の頃は「何歳だっけ」と自分の年齢を忘れてる大人に驚いていたけど、あれはボケでもなんでもなくまじで忘れてたんだなと実感。成長から”加齢”に。間違いなく大人からオヤジに近づいているようだ。 誕生日といっても特別なことはない。平日だし、仕事だし、雨だし、コロナだし、歯が痛いしでありふれた木曜日でしかない。と強がってもやっぱりなにか期待してしまうのが誕生日。 仕事から帰ってきてふと一人きりで迎える誕生日って生まれて初めてだなと気づいた瞬間めちゃくちゃ寂しくなってきたがその寂しさは歯痛で消し飛んだ。 ということでめでたく歯医者へ。初診用カルテに名前、住所、性…

  • 卒論、それは苦しい

    『いやー……若いつ…なんですけど、体が…って。右肩…ねぇ。それ……はお便りいきましょう、…はラジ…ネーム…さんからー』 耳に意識が移り始めた時、それは集中力の限界を意味する。凝り固まった指先をぐっと前に伸ばすともう一つの音が入ってきた。忙しなく窓を叩く雨粒たち。どうやら今日は止みそうにない。築20年鉄筋コンクリートの角部屋202号室、ここには雨とラジオとため息しかいない。 「終わらねえよ、こんなの……」 目頭をぐっと押さえると瞼に溜まっていた血液がじわっと溶けていくのが分かった。ぐりぐりと眼球を揉みほぐしてから、ゆっくり開かれた視界の先には見慣れたディスプレイが無言で鎮座していた。 画面右下に…

  • Switchを買った。

    ついに手に入れた。 どこもかしこも品切れ状態。在庫有と聞いて振り返れば転売ヤーがニヤニヤしながら素知らぬ顔で値札を差し出してくる。 その誘惑に負けず、私はついに自分の力で見つけたのだ、任天堂Switchを。 これで堂々と友達を家に呼べる。ここでこれまでお越しになった友達の反応を並べると。 「せまい」 「すごいね、ほんとに壁が薄い!笑」 「シャワーの水圧が物足りない」 「このポスター…あー、外した方がいいよ」 「本以外なにもないよね笑」 「トランプだけとか修学旅行思い出した」 「唯一この家にあるテーブルゲームの持ち主が1番弱いってバグ」 このやろう…これまでよくも色々と本当のことを言いやがったな…

  • 入社1日で退職代行を使われた中小企業

    その時、会社に衝撃が走った。 「さっき電話がかかってきて、新人辞めたらしいですよ」 その言葉にメールを打つ指が、枚数を数える口が、受話器に伸びた腕が、トイレに立ち上がった足が、その部屋の全てが止まった。 口を揃えて出てくる二の句はもちろん 「「え」」 ゴールデンウィークを控えた4月最終週の月曜日。 私は薄汚れた天井を仰ぎながら大きくため息をついた。 「それも退職代行から連絡きたみたいですよ」 あぁ……退職代行。 その言葉をこうして聞くとは。 その時、会社に衝撃が走った。 退職代行を使われた側のレポって少ないよね 0、始業と同時に入電 1、やっぱり驚く 2、なぜと憶測が飛び交う 3、わずかな印象…

  • 通勤中の音楽事情

    限りなく透明に近いブルーな気持ちで春を迎えた私だったが、あいみょんの曲を聞くとそんな気持ちも青空と同色になる。……だけならいいのだが あいみょんが聞こえてくると、朗らかな風に振り返りたくなるし、踏切の向こうで誰かが待ってる気がしてくる。大空に遠く離れた彼女を思い浮かべ、またその彼女も同じ青空を見上げていると舞い散る桜が思い出をかすめ、小さいため息と共に一歩を踏み出す…… こんなかんじに脳内妄想PVが止まらず、つい電車を乗り過ごしてしまうことが多くなった。あいみょんシンドロームである。 あいみょんを聞くと電車を乗り過ごすことがやけに多くなり「あいみょんの連続再生は危険」と察した私はランダム再生を…

  • おじさん化と時の流れの話題

    この時期の寒暖差には相変わらず驚かされる。1ヶ月前に買い貯めをした極暖ヒートテックは一度も箱から出すことなく長い眠りを迎えた。かわりに段ボールの奥に詰められた半袖Tシャツを引っ張りだして冬季レギュラー陣との入れ替え作業を開始する。タンスに詰まっていた2着の厚手のパーカーを出して、そのスペースに着古したTシャツを一枚ずつ並べていく。引越しの時に断捨離できなかったTシャツたち、ブランドや値段ではなく布切れ一枚に染み込んだ思い出が私に捨てることを許さなかった。 思い出が整列していく様子を眺めていると窓から吹き抜けてきた春風に一枚のシャツが持っていかれ……🤔 これだとめっちゃ強風だな。洗濯中なら分から…

  • 中小企業という名の小宇宙

    今の職場で働き始めて一年が経った。 ハンドルをぎゅっと握ってビクビク右折待ちしていたあの頃が懐かしい。馴染めない環境と業務に慣れるまでずいぶんと時間がかかった。この一年で身についた営業力なんて微々たるものだが、営業マンとして一つのコマにカウントしてもらえる程度には働けるようになったかなと思う。ぼちぼち仕事の緩急具合もわかってきて、ときには肩の力を抜きながら淡々と仕事をこなしている。 実は入社して2ヶ月後には「もう辞めたいな」と思っていた。その理由は専ら”仕事の辛いから”。誰も何も教えてくれないとか、担当が多すぎるとか、会社の雰囲気が悪いとか、組織としてなってないとか、入社早々「ひどい会社」だと…

  • 【ネタバレ】シンエヴァンゲリオンの私的考察

    仕事を早上がりして、シンエヴァンゲリオンを観てきた。平日16時半上映でもそこそこ広いスクリーン6のざっと半分は埋まっていた。上映時間の長さが小さな話題になっていたので膀胱に自信がない私はy軸中央/x軸マイナス値最端のF-6席に陣取った。もちろんドリンクもポップコーンも持ち込まない。 映画泥棒から鑑賞の注意まで恒例の映像が一通り流れたのち、ゆっくり光が落ちていく。さてさて終わりの始まりだ。 結論、面白かった。 複雑な舞台装置と単純な目的 親も子も同じ人間 アニメは作り物だった 2回目見ようかな 複雑な舞台装置と単純な目的 シンジくん「お父さんは何がしたいの?」 よく聞いてくれた!それだよそれ!と…

  • 私にとってのエヴァンゲリオン【ネタバレ全くなし】

    小学5年生の時、唐突に 「人と違った趣味がほしい」 と思った。 そしてなにを間違えたのだろう。 「そうだ、オタクになろう」 思い立った勢いでYahoo!きっずで『オタク なりかた』を検索するとオタクの様々な生息態に驚いたことを覚えている。一概に”オタク”といってもいろんなオタクがいて、そのどれもがお金がかかりそうだった。当たり前だ。 「でもアニメオタクならアップロードされた無料動画があるから比較的ハードルは低そうだ!」 Yahoo!きっずに戻り『オタク アニメ おすすめ』を打ち込む。するとそこには入り口が二つ用意されていた。 ①目がでかくてパンツ丸見えの女の子が待つ世界 ②ガンダム?エバ?とか…

  • 花束みたいな恋をした【理想的なカップルの終幕】

    そうだ映画館に行こう 映画は話題になってから見るスタイル、はたしてそれで”映画好き”と名乗っていいものか逡巡したが、サブスクは邪道で劇場鑑賞こそベストだと大声で主張するステレオタイプの私は微々たるものだが比較的映画業界の経済を回している方だと思うので一応映画好きと自称しても怒られることがないだろう。(趣味を映画鑑賞というのは恐れ多い)。 『映画は映像作品ではなく、空間作品である』という僕の信念(結構気に入っている)の元、今日も今日とて映画館に足を運んだ。 それは恋愛の始発と終点を描くを話題作。イケメン菅田と美女有村のアバンチュールでげっそりするかと思いきや終始ゴリゴリのリアリズムで自心と記憶を…

  • ポジティブでもないけどネガティブでもない生き方

    これまでの24年間、高さや深さは問わずとも山あり底ありの人生を歩んできた私だがいまだに生き方を見つけられないでいる。何万年も続いてきた生物史、何千年も続いている人類史の上を歩いている以上生から死へ向かっていることは確かだが、生きていく過程はどうやら哲学の根底に眠ってそうな方程式に当てはめても解が求められるものでもないらしく、生き方に評価を付けようには結果論にすがるしかないようだ。 その結果とやらも現在のあり様とその時の解釈によって大きく変わる。だから啓発本の帯あたりにデカデカと書かれている”過去は変えられる!”といった力強いメッセージはあながち間違いでもないのかもしれない。実態がない記憶は共通…

  • 2月は4連休×2のために働く

    カレンダーを見ると「なにこれ!4連休を作れと言わんばかりの祝日!それも2回も!」とテンションが爆上げ後にふと気づいたことは1月のブログ更新が一回しかなかったということだ。 趣味を聞かれた際の返答カテゴリーにはギター、映画鑑賞、読書、そしてブログを用意しているが、ギターは最近新居のシャレオツインテリアになってるし、映画は全米が感動してそうなミーハーなものしか見ないし、好きな本の系統は思想的に偏ってるし、ブログはほぼ更新してないという熱量0の現状を前に趣味というのもいささか憚られる。 だが”♯積み上げ”をする気力は全くなく、好きなときに好きなことを好きなだけやるのが趣味だと思っている性分なので更新…

  • あけましておめでとうございます2021

    短い年末休みに細々とやってきた新年おめでたムードは寒風に吹き飛ばされ、あえなくコロナとの戦いは延長戦へ。2021年も大変な年になりそうである。 あけましておめでとうございます。新年が始まって早十日、緊急事態宣言が発令されて早一日が過ぎましたがいかがお過ごしでしょうか。新年を迎えたからといって自然の摂理が人間寄りにアップデートされることはなく今日も地球は不可逆的に回転を続け太陽は沈めば月が浮かびコロナウイルスが主語の世界がまだまだ続くようです。非日常が日常になってしまった退屈は鬱屈と表現するにふさわしく、いい加減に空気を読んで完結してほしいと切に願っています。いっそのこと鬼滅の刃のようにピークを…

  • エスカレーターに右足から乗るか、左足から乗るか。

    エスカレーターに乗る時、どちらの足を先に出しますか?僕は右足です。右足から乗って同じ右足から出ることに今日気づきました。エスカレーター前で目線を下げると先陣を切る足がそこにあって、中継地点を挟んでまたすぐ現れたエスカレーターにも同じく右足から踏み込んでいました。何度繰り返しても右足が前になるのでどうやら無意識的に歩幅を調整しているようです。これはまさに”癖”なのでしょう。24年間気づかなかった癖がなんだか面白いので今度はあえて左足から乗り込んでみようかなと思いました。誰も傷つけることがないほんの小さな自分へのいたずら心からです。さあ上りのエスカレーターがだんだん近づいてきました。(左足から、左…

  • 今更ですが呪術廻戦がとても面白い

    いくら自信満々の大声で勧められてもやはり他者からの推奨はどこかとっつきにくいもので、「時間があったらね」と肯定を装った否定でもない留保的返事をしてその場をしのぐのはお馴染みの光景だと思う。 そしてこれもまたよくある話だが、推薦者の熱が冷め始めたころにようやく時間ができるもので、ちょっと手を出してみたら心体ごと引き込まれ、約半年のラグをもって「あれめっちゃ面白いね!」のラインを送信することも少なくない。 鬼滅の刃を筆頭に周りの意見を聞いてから全集中でハマるミーハーっぷりを今年もこれでもかと見せつけてきた私だが、2020年最後を飾る私の一押し作品は高校の同級生から勧められた”呪術廻戦”であった。 …

  • 【シュワルツコフ】通なワックスはこれでしょ【ハードワックス】

    脱ギャッツビーの夢 「あああ!もうギャッツビーは卒業したいよぉ!」 悲痛な高校生の叫びが今年も聞こえてきました。ワックス選びそれは思春期の男の子最大の悩み、でもないけどそこそこ大切な問題。中2から使い続けている円盤型のワックスがだめなわけじゃないけど、そろそろ”自分に合った”ワックスを使いたい!けどアリミノとかキューブとかリップスとかメジャーなやつで人と被るのは嫌だ!だからといってわけのわからないものを買って失敗したくはない! そんなあなたのお悩みを一つの答えで解決しましょう。 お前もシュワルツコフのハードワックスを使ってみないか。 脱ギャッツビーの夢 シュワルツコフ(Schwarzkopf)…

  • へんなはこ

    携帯電話 RADWIMPS MV 中三のクリスマスに買ってもらったipod nanoから流れてくる音楽は専らBUMP OF CHICKENとRADWIMPSだった。それから10年経ったいまでも同じ曲がスマートフォンから聞こえてくる。”聞こえてくる”といった理由はバンプもラッドも選んで自分から聞くことがなくなったからだ。嫌いになったわけではないし飽きたわけでもないけど、ランダム再生でしかあの曲たちと出会うことはなくなった。 『スマートフォンから再生される”携帯電話”ってなんか面白い』 Bluetoothで繋がれたイヤホンから流れてきた音に耳を傾け冷たい景色の中で柔らかく灯るイルミネーションにあの…

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