西中国山地登山旅行の最終日となる7日目は東京までの帰路を辿る一日となりますが、午前中は時間的余裕があったので、前々から行きたいと思っていた滋賀県の近江八幡の観光とその周辺の文化財巡りに当てました。前泊した京都から東海道本線で滋賀県入りし近江八幡に到着した後は前日同様にレンタサイクルを利用、まずは苗村神社や鏡の宿といった隣接した竜王町内の国宝や重要文化財を巡り。その後は重伝建にも指定されている近江八幡の旧市街地を見物しました。
前回記事『槍穂高連峰縦走その1』からの続きです。 inuyamashi.hateblo.jp この日は今回の登山の核心部である穂高連峰に向けて歩を進めるも、結果的には西穂山荘までの小移動に留まってしまった一日。前日発生した地震以降のコースの状況が把握できておらず情報収集が必要だったのと、完全予約制だった西穂山荘のテント泊があっさりOK貰えてしまったのがその要因。あまりに早い時間帯に宿泊地に到着してしまったので、翌日歩く予定の西穂独標まで足を伸ばしたりしましたが、大した暇潰しにはならず戻ってきたのも正午を跨ぐ前。その後は特にやる事もなく、テントで霞沢岳を眺めながら昼寝をしたり、名物の『西穂ラーメ…
2021年夏季の登山は幾つか候補先がありました。自分の頭の中で最も有力だったのが、9月初頭辺りの東北方面登山。具体的には月山や鳥海山、焼石岳、南八甲田といった東北地方でも未踏の山々を巡る事を検討していたのですが色々あって中止に。
2021年9月、北アルプス槍穂高連峰方面の登山に出掛けてきました。この記事ではその時の情報などを記しますので、実際に登る際の参考にして頂ければ幸いです。
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西中国山地登山旅行の最終日となる7日目は東京までの帰路を辿る一日となりますが、午前中は時間的余裕があったので、前々から行きたいと思っていた滋賀県の近江八幡の観光とその周辺の文化財巡りに当てました。前泊した京都から東海道本線で滋賀県入りし近江八幡に到着した後は前日同様にレンタサイクルを利用、まずは苗村神社や鏡の宿といった隣接した竜王町内の国宝や重要文化財を巡り。その後は重伝建にも指定されている近江八幡の旧市街地を見物しました。
西中国山地登山旅行6日目は鳥取県中部の倉吉の観光に終始した一日でした。この日も移動手段は専ら自転車で、駅前の観光案内所のレンタサイクルを利用。そこから旧国鉄倉吉線の廃線跡を辿って旧打吹駅の跡地に建つ倉吉線記念館、白壁土蔵の景観で有名な打吹玉川、桜の名所である打吹公園と打吹城、市内最古の商家建築である倉吉淀屋(旧牧田家住宅)と一通り観光。その後は倉吉駅に戻り山陰本線で鳥取、豊岡、福知山とひたすら東に進み、この日の内に京都まで移動しました。
登山を終えた翌日の西中国山地登山旅行5日目は島根県安来市にある神社仏閣や城跡巡りがメインの一日でした。前日、バスの便が無くなり行動終了となった浜田市波佐の集落からは朝一のバスを利用し、石見地方の中心都市である浜田へ。浜田駅からは山陰本線に乗車し出雲市、松江といった島根県内の主要駅を通過した先の安来駅で下車。安来市内ではレンタサイクルを利用して安来清水寺や月山富田城、その麓にある広瀬の町並み等を観光しました。その後は引き続き山陰本線で東に進み米子から鳥取県入りし、この日は倉吉まで移動しました。
登山最終日となる3日目は高岳と臥龍山という、聖湖を間に挟んだ2つのピークの登頂がメインの一日でした。まずは前日宿泊した聖山の山頂から尾根伝いに高岳へ。山頂にてこの山域屈指の好展望を堪能した後は、聖湖の湖畔の樽床橋登山口に一旦下山。湖の外周の沿って臥龍山の登山口へ移動し、再び山道へ入り臥龍山、掛頭山と縦走。掛頭山からは土草峠に下山し、その後は舗装路を北広島町芸北地区の上荒神原バス停まで歩き通しました。
恐羅漢山方面登山の2日目は今回の登山における主題である恐羅漢山の登頂をメインとした一日でした。前日宿泊した十方山にて日の出を見物した後は水越峠へ一旦下り、そこから双耳峰である恐羅漢山の対となるピークである旧羅漢山へ登り返し、そのまま緩い尾根道を進み恐羅漢山に登頂しました。その後は夏焼峠、砥石郷山と引き続き尾根伝いに歩き、田代川沿いの砥石郷登山口に一旦下山。そこから舗装路や林道を歩いて十文字峠まで繋ぎ、聖山の山頂に到着した時点でこの日は行動終了となりました。
恐羅漢山方面登山の初日は十方山の登山がメインでした。前回記事にもあるように、午前中は西条の観光を楽しんでいたので、出発地である廿日市市吉和地域の駄荷バス停から歩き始めたのは既に15時。竜神湖の湖畔にある登山口に着いたのは日没迫った16時とかなり遅いもの。流石に途中から暗くなりましたが、概ね予定通りに十方山の山頂に到達できました。
2023年4月、中国山地の恐羅漢山方面の登山に出掛けてきました。旅行全体の行程を扱った記事は別に設けていますので、当該記事では登った山に関しての簡単な紹介や公共交通を利用したアクセス、各日程の概略、個別記事へのリンクを設ける程度に留めます。
西中国山地登山旅行の2日目、午後から今回の旅の本題となる登山が始まりますが、午前中は全国屈指の酒造町とされる西条での酒蔵巡りがメインでした。早朝、少しだけ旧西国街道の街道歩きを楽しんだ後、東広島市の旧来からの中心とされる西条の市街地へ移動。まずは駅北部の御建神社や安芸国分寺跡といった寺社や史跡を巡った後、その名の通り酒蔵が立ち並ぶ酒蔵通りへ。訪問当時、丁度蔵開きが行われていた福美人酒造と賀茂鶴酒造を巡り、限定酒の試飲を楽しんだり登山酒の四合瓶を見繕ったりと酒どころでのひとときを満喫。その後は登山に向けた移動となり、電車で廿日市、そこからバスを乗り継いで佐伯、吉和と広島県西部の山間へと向かってい…
初日は青春18きっぷを利用しての電車移動が大半の移動日となります。内容は薄いですが、途中の明石にて食料調達ついでの散策を行ったりと観光要素は幾らかありました。明石駅に降り立った後はまず魚の棚商店街にてこの日の夕食となる刺身を調達。そこから古い町並み残る旧西国街道を東に進み、朝霧駅近くの明石酒類醸造にて今回の登山酒となる明石鯛の銘柄を購入。以降は再び電車旅となり、その日の内に広島県内まで移動しました。
2023年も残り僅かとなりました。昨年末、ブログタイトルの割にはお酒に関する記事が少ないな……という事で作ってみた『一年の中で印象深かった日本酒を10銘柄紹介する記事』でしたが、今年も登山中心の一年であった割には並行して色々なお酒を飲めていたので、昨年同様に記事にしてみました。 例によって個人の備忘録的な内容に終始しており、日本酒選びの参考にはならないとは思いますので、その辺はご理解頂けますと幸いです。
2023年3~4月に中国地方への登山及び旅行に出掛けてきました。メインとなる登山は広島県と島根県の県境に位置する恐羅漢山とその周辺の山々で、今まで一度として足を踏み入れた事が無かった山域だったので新鮮味のある登山が楽しめました。 ただ全体的に見れば、その前後の神社仏閣、城跡、酒蔵巡りといった観光の方に時間を多く割いていたので、今回はどちらかと言えば旅行の方がメインという感じでもあったり……。 経緯 ルート 旅行記※作成中 1日目 往路、港町明石の魚と酒 2日目 酒蔵町西条 2~4日目 恐羅漢山方面登山 5日目 安来周辺の史跡巡り 6日目 雨中の倉吉観光 7日目 近江八幡から竜王町方面の観光 経…
2023年3月、飯能アルプスから伊豆ヶ岳方面の日帰り縦走登山に行ってきましたので、その時の情報などを記します。実際に登る際の参考にして頂ければ幸いです。
箱根外輪山というテーマの登山の最終日は前日行動終了とした三国山から歩き始めとなります。これまでに引き続き外輪山の残りの区間を進み、途中展望地として整備された芦ノ湖レストハウスにて展望を堪能。その後、箱根峠に到達した事で長かった外輪山歩きを終えますが、時間に余裕があったのでそのまま旧東海道沿いに麓の三島大社を目指し、最終的には柿田川公園を経て沼津駅まで歩き通しました。
この日は前日に引き続き、箱根外輪山を尾根伝いに歩み進めた一日でした。前日に行動を終えた明神ヶ岳を未明の内に出発した後は矢倉沢峠に一旦下り、箱根外輪山においての最高峰である金時山に登頂。天下の秀峰を標榜する山頂からの景色を堪能した後は乙女峠、丸岳、長尾峠、芦ノ湖展望公園と登り下りを繰り返しつつ進んでいきますが、久々のハードな山行にバテてきたのか徐々にペースダウン。湖尻峠から三国山に登り返した所で日没が近付き行動終了としました。
2023年1月に箱根外輪山の縦走登山に出掛けてきました。 初日のこの日は小田原の市街地近くの足柄駅より歩き始め、途中で小田原城を見物。そこから暫し住宅地の中を歩き、上水之尾用水溜池付近の登山口から取り付き最初のピークである塔ノ峰に登頂。以降は明星ヶ岳、明神ヶ岳と外輪山の尾根に沿って進みました。 経緯 足柄駅→小田原市街→小田原城 小田原城見物 小田原城→上水之尾用水溜池→塔ノ峰 塔ノ峰→明星ヶ岳 明星ヶ岳→二宮金次郎芝刈り路分岐 二宮金次郎芝刈り路分岐→明神ヶ岳 今回の登山(全日程)のGPSログです。 経緯 泊りがけの登山としては約1ヶ月前、前年12月に歩いた浅間隠山以来です。 前回は虫垂炎手…
前回、横川駅から旧碓氷峠、浅間隠山と経て長野原草津口駅まで歩き通した後、そこから吾妻線で少しばかり電車移動して岩櫃山の登山を楽しみました。標高僅か800mの低山、どちらかと言えば観光地のようなイメージがあったのでハイキング気分で登れるだろう……と思いきや、流石は戦国時代に難攻不落の山城が整備されていた山。殆ど見た目通りの険しい道程でした。 『旧碓氷峠から浅間隠山その3』の続きの記事となります。 inuyamashi.hateblo.jp 今回の登山のGPSログです。 矢倉駅→密岩登山口→赤岩登山口 赤岩登山口→岩櫃山 岩櫃山からの展望 岩櫃山→岩櫃城跡→平沢登山口→群馬原町駅 帰路 矢倉駅→密…
3日目であり最終日となったこの日の最初の目的は、前日の内に登りかけた高ジョッキの登頂でした。出発時点では天気もいまいちで早々に下ってしまおうと考えたのですが、天気予報を見ると回復傾向との事。山頂にて暫く粘ってみると雲が抜けてくれて、ほぼ360度の展望を堪能できました。その後は須賀尾峠に引き返し長野原草津口駅まで道路上を歩いて移動。そこから吾妻線の電車乗り込んで次なる目的地へと向かいました。 『旧碓氷峠から浅間隠山その2』の続きの記事となります。 inuyamashi.hateblo.jp 今回の登山(全日程)のGPSログです。 高ジョッキからの展望 高ジョッキ→須賀尾峠→長野原草津口駅 高ジョ…
この日は浅間隠山の登頂という今回の登山におけるメインとも言える一日でした。鼻曲山にて日の出を鑑賞した後は前日に引き続き尾根筋を氷妻山、獅子岩と辿り二度上峠へ。そこからの少々纏まった登り返しを経て辿り着いた浅間隠山の山頂は評判通りの好展望で暫し景色を堪能。以降は北側に伸びるシャクナゲ尾根経由のコースで一旦浅間隠温泉郷に下山し、そこから更に長野原方面に舗装路上を進み須賀尾峠、そして展望地として知られる高ジョッキに僅かに登り返した所で日が沈んだので行動終了としました。 『旧碓氷峠から浅間隠山その1』の続きの記事となります。 inuyamashi.hateblo.jp 今回の登山(全日程)のGPSログ…
2022年12月に上信国境の浅間隠山方面の登山に出掛けてきました。 初日であるこの日は、鉄道においての碓氷峠越えの基地であった事で有名な横川駅から旧中山道に沿って坂本宿、旧碓氷峠上にある熊野皇大神社と辿る。見晴台からの展望を堪能した後は浅間隠山方面に尾根筋を進み、途中のピークである鼻曲山にて行動終了となりました。 経緯 横川駅→坂本宿 坂本宿→旧中山道登山口 旧中山道登山口→覗→栗が原→山中茶屋跡 山中茶屋跡→陣馬が原→思婦石 熊野皇大神社と碓氷峠見晴台 思婦石→留夫山 留夫山→鼻曲山 今回の登山のGPSログとなります。 経緯 テント担いでの登山は9月に月山や鳥海山を登って以来となります。 予…
8日間に及んだ東北方面の登山の最終日となります。内容的にはほぼ移動日となりましたが、前日の間に少しだけ移動しておいたお陰で途中での観光をする時間的余裕が生まれました。今回は村上から南下した所にある胎内市の中条からレンタサイクルを利用し、重要文化財にも指定されている乙宝寺の三重塔を始めとした市内の散策を楽しみました。
この日は鳥海山を乗り越えて麓へと下る、それなりに長い行程の一日……となるはずの予定でした。しかし七ツ釜避難小屋を出発して七高山を登り詰めていく中で次第にガスが濃くなり始め、山頂に到着する頃には遂に雨……天気予報を見ると翌日は快晴との事だったので、一旦出発地の七ツ釜避難小屋に引き返して仕切り直しとしたのでした。
月山の登山を終えた翌日は次なるピークである鳥海山を目指して距離を詰める、半分移動日のような一日でした。前日宿泊した酒田から羽後本荘、矢島と鉄道とバスを乗り継いで秋田県側の鳥海荘から歩き始めますが、そこから見える鳥海山はあまりにも遠くに聳えており……。
六十里越街道の長い道程を辿るのが今回のメインとなります。旧街道という事で殆ど麓に近いエリアの山歩きとなった為、展望の良い区間が多かった前日と比べると全体的に地味な印象は拭えませんが、道中には大日寺や注連寺といった出羽三山信仰の遺構が随所に残されていたりと歴史的、文化的な一面から楽しめた一日でした。
この日は月山の登頂という今回の登山においての核心となる一日でした。スタートの念仏ヶ原避難小屋から月山の山頂までは標高差1,000mものキツイ登り。登頂後も姥ヶ岳、湯殿山神社と足を進めていき、そこから更に今回の登山のもう一つのテーマである六十里越街道を少し歩き始める。一日の行程としては前日の2倍近い長丁場で……。
今回の旅のメインである月山の登山。その初日は肘折温泉から途中の念仏ヶ原避難小屋までの移動で行程としては短く足慣らし的な一日。スタートから歩き始めた肘折コースは鬱蒼とした樹林帯の中を進む地味な道筋が続きますが、その分人気は少なく自然本来の静かな山歩きが楽しめました。
前回の富士登山から僅か11日後の遠征となりました。当初はそこまで長く出かけるつもりはなかったのですが、今期の夏山シーズンのメインであった『頸城山塊から戸隠連峰』が全体的に天気が優れず不完全燃焼に終わってしまったので、シーズン中もう一度くらい歩き甲斐のある所に行っておきたいなと急遽計画。 行先の候補は幾つかありましたが、今回は前々から計画を立てては頓挫を繰り返していた月山の登山を軸とした東北地方に向かう登山旅行としました。
2022年9月、月山や鳥海山といった東北地方方面の登山旅行に出掛けてきました。この記事ではその時の情報や記録等を掲載しますので、実際に登る際の参考にして頂ければ幸いです。
七合目で仮眠を取った後はいよいよ今回の本題である富士山への登頂となります。この日はスタートから好天に恵まれ、日の出の鑑賞を終えた後は最高地点の剣ヶ峰への登頂、御鉢巡りと順調に進んでいきますが、いざ下り始めようとした段階で雲が増え始め、御殿場口のメインとも言える大砂走りに差し掛かる頃には遂には雨が……。
前回は頸城山塊から戸隠連峰を8日間かけて歩くというそれなりに長い行程の登山でした。そうした長い行程を概ね予定通りに歩き通す事ができたという点については満足だったものの、全体的に天候が優れなかったという事もあってか不完全燃焼の感が否めず、下山して数日後には既に口直しにどこか行っておきたいなという気持ちに……とは言え長丁場を立て続けに行くのは流石に身が持たないので、その間に日帰りか一泊程度の気楽に登れる所をと思索。
早い所で2022年も残す所僅か。この一年の間も様々な場所に赴き幾つかの山行記録を載せてきましたが、今回はその裏側。記事にはしていないものの並行して様々な日本酒を飲んでいました。 本来であれば一本一本丁寧に紹介していきたい所なんですが、流石にそこまでの根気も無いし自身の舌の自身も無い……という事で今回総まとめ的な記事を作って茶を濁す事にしました。内容的には殆ど備忘録というか自己満というか思い出語りみたいなものですが、興味が湧いたら読んでみて頂けると幸いです。
2022年8月、御殿場口から富士登山に出掛けてきましたので、それに関する情報や記録などを掲載します。 但し富士登山全般の情報とするとネット上に溢れていると思うので、この記事は今回自分自身が登った御殿場口に関する解説や案内に特化したものと致しました。もしも来年度以降に同コースからの富士登山を挑戦してみたいという方が居られましたら参考にして頂けますと幸いです。
最終日は北信五岳の一つである飯縄山の登頂がメインの一日でした。未明の内に戸隠キャンプ場を出発して本日最初のピークである瑪瑙山へ。到着時点ではガスに覆われていたものの、前日のように濃くはなく時折太陽の輪郭線が浮かび上がる。故に好転に期待して先に進んだのですが……。
この日は表題にも挙げている戸隠連峰、高妻山と戸隠山の縦走を目的とした一日でした。ベースキャンプの発着で大荷物を担がなくて済むのでボーナスステージのような位置づけの日だったのですが、360度の展望で有名な高妻山に近付くにつれてガスは濃くなる一方で……。
この日は黒姫山の山頂からスタート……日の出の時間まで暫く待機し、その後下山して戸隠キャンプ場に到着した時点ではまだ昼前。まだまだ時間的に余裕があったので、付近の戸隠神社を始めとした戸隠エリアの観光へと赴いたのでした。
頸城山塊の縦走を終え、日程的にも折返しとなるこの日は黒姫山への登頂がメインの一日でした。早朝に笹ヶ峰に下山した後、戸隠高原方面に向かうべく再び山間に分け入って行くものの、西登山道から黒姫山を目指すコースは意外にも険しく……。
西端の雨飾山から始まった頸城山塊の縦走。この日はその実質的な最終日で、東端の妙高山の登頂を持って遂に縦走を達成……しかし登山そのものはまだ終わりとはならず、次なる目的地である戸隠連峰方面を目指して笹ヶ峰へと一旦下山する事に。
予定通り金山に辿り着けなかったその翌日。この日も頸城山塊の縦走がメインですが、中盤に差し掛かるこの日は金山、新潟焼山、火打山といった核心部のピークを3つも乗り越えていくという極めてハードな1日でした。
長大な頸城山塊を縦走する際においての最初のミッションは薬師尾根からの雨飾山への登頂でした。前日宿泊した雨飾温泉を未明の内に出発したものの、噂通りの傾斜のきつさに息も絶え絶え。なんとか稜線上に登ったものの、途端にガスが湧いてきて視界不良に。初日から視界ゼロではモチベ的に厳しいものが……と危惧しましたが、雨飾山の山頂に辿り着く頃に好転、多少は展望が楽しめる程度には回復しました。そして、その後はこの日の本題とも言える雨飾山から金山方面への縦走。しかし、難路扱いのシゲクラ尾根のアップダウンに打ちのめされた上に酷暑も加わり、この日は途中の茂倉峰付近にて早々の行動終了となりました。
4月に氷ノ山に行って以来の登山となりました(間に日帰りの山くらいは登ってますが)。当初の予定では6月7月辺りにどこかしら登るつもりだったのですが、季節の変わり目で体調を崩してしまったり、戻り梅雨が中々明けてくれなかったりと、中々行けない日々が続く。8月に入ってもいまいち天気が優れませんでしたが、このままでは夏山シーズンが終わってしまうと危機感を覚え、悪天候上等で敢行……というのが事の次第です。
2022年8月、頸城山塊から戸隠連峰方面の縦走登山に出掛けてきました。この記事ではその時の情報などを記しますので、実際に登る際の参考にして頂ければ幸いです。