大阪護国神社をあとに次なる目的地の住吉大社へ。 前回の参拝からもうすでに8年も経っていたようで、過ぎてしまえばあっという間の年月ですが、日々の生活はただただ地道にコツコツと積み上げていくしかないと、期末テストが散々な結果だった息子がのらりくらりと三者面談に望んでいた姿を見て、何とも言えない気持ちになりました。 さて、気を取り直して狛犬さん。 住吉さんも大鳥大社さんと同様結構な人の賑わいで、さながら観光地のような様相。 さすがに大阪護国神社さんは英霊の方々をお祀りされているのもあってか、人の出入りはさほど多くはありませんでしたが、日本人とすればどちらも聖域。 最低限のマナーは守って頂きたいと、年…

大鳥大社をあとにやって来たのは大阪護国神社。 境内には露店が並んでおり、並べられている商品からすると骨董のようなのですが、よくよく見ると戦争に関連する銃や剣、そして軍で使用するかのような水筒、日の丸と旭日旗が描かれた盃等々。 全てが戦争を彷彿とするようなものばかりではないのですが、圧倒的に戦争に関連するものが多いような気がしました。 調べてみると、毎月末日の前日に開催されている日の丸マーケットだったようで、1ヵ月に1日しかない日に参拝出来たことがとてもありがたく感じました。 御祭神は大阪府出身の英霊、並びに縁故の殉国の英霊105,665柱。 中央に見える大きな神鏡は戦前の研磨技術で制作可能な最…

前回の参拝から2年。 shironpton.hatenablog.com 今回はラクチン便利な車で主人に連れて来てもらい、大鳥居を車でそのまま進み境内にある駐車場へ。 前回もこちらの献酒が気になり写真を撮っていたのですが、今回も前回同様だんじりのお酒が奉納されており、きっと土地柄でしょうね。 帰りの車窓から見えてきたのは北摂では見かけないだんじりグッズのお店。 実際にだんじりを見たことはないのですが、土地の方々が大切にされている伝統行事がこれからも末永く続いていって欲しいなと思いました。 奥に見えるのは御祭神の日本武尊の像。 この日は6月下旬とは思えないほどのうだる暑さ。 拝殿前はお参りする人…

明治神宮をあとに電車で市ヶ谷駅へ。 靖国通りを歩いていくと、ビルばかりの街並みから一変して土壁がある通りへ。 凛々しい狛犬さんが見えてきました。 これはもしかすると・・・。 菊の御紋！ 今回の東京参拝で一番の目的。靖国神社へと到着。 境内図で現在地を確認。私は南門からここ中門鳥居へとやってきたようです。 中門鳥居の左手に、目を惹く言葉がありそれは私だけではなく、立ち止まって熱心に読まれている方がたくさんおられました。 遺書 陸軍軍曹 長田 義夫 命 昭和19年7月18日マリアナ群島サイパン島にて戦死 宮城県名取郡岩沼町出身 21歳 此ノ世ニ生ヲ享（う）ケテヨリ二十一歳ノ今日ニ至ル迄、大層御世話…

一人夜行バスに揺られてやって来たのは池袋。 そこから、Googleマップを頼りに電車で一路代々木駅へ。 下りた駅の出口がドンピシャリのこちらの案内。 もう20年振りの参拝になるかと思います。 明治神宮へ。 前回は東京に住む友達に会いに確か新宿駅で降り、待ち合わせまで時間があったのか一人明治神宮へ参拝した記憶があります。 当時は今ほど寺社仏閣へ参拝に伺っていた訳でもなく、何故明治神宮へ参拝に行ったのか未だに謎ですが、色々と繋がってきた今、その当時の私によくやったと声をかけてあげたい気分です。 参道は人はまばらで、もちろん観光客の方を見かけることもなく、どちらかというとスーツ姿の方や、散歩やジョギ…

美保神社を後に次なる参拝は20年振りの出雲大社。 前回の参拝時の記憶は大きな注連縄と御本殿以外はうろ覚え。 参道の木々がこんなにも豊かであったことに今回初めて気付きました。 鳥居をくぐって木々が気になり参道を外れると石碑が見えてきました。 【大本教祖火の御用記念碑】 【大本神愉 出雲火の御用】 出雲のご用を 出来さして 天持ちも世界をならすぞよ 世の立替えは 水の守護と 火の守護とで致すぞよ 右の神事を奉じ 大本教祖 出口なお 出口王二三郎 出口すみ子は多数の信徒と共に1901年（明治三十四年）七月十二日 出雲大社に詣で 上つ世よりの 火継ぎの神火を移し受けまつり なお御饌井の真清水 瑞垣内の…

今まで幾度となく明け方の夢で神社名を伝えられ、調べると現実にある現実(笑) shironpton.hatenablog.com 今回は『みほじんじゃ』 調べてみるとありました。 今回は島根県で、近くはないですね(^^; ただここで、距離やなんだかんだを言い訳にすることは流れを止めることにもなり、早速主人に話したところ、早々に連れて行ってくれるとのことで（なんてありがたい人なんや）雨模様の中、朝の4時半に出発。 休憩なしの4時間ノンストップの運転の横で、気付けば寝ていたのは私です(^^; 【美保神社】 まずびっくりしたのが、こちらの目が生きているかのような狛犬さん。 ちょっとドキドキしながら境内…

とある方から私にとってご縁があると教えていただき、早速翌日参拝。 【五社神社】 日曜日の朝早く出かける主人と息子を見送った後、せっかく早く起きたのだし、更にはサイクリングにはもってこいの曇天。 片道20キロの久々の長距離サイクリングに一時は怯みましたが、何事もタイミング。 最悪途中でしんどくなれば帰ればいいかと、高槻市から一路池田市へ。 本日のお供はミドンプトン。（自転車見え辛いですが） 住宅街の中にある小さい神社なのですが、ご覧の通り木々がとても豊かです。 この時点で10時前。 そして境内には人がまばらながらも次々とやって来られ、何かあるのかと私も中へ。 宮司さんがおられたのでお尋ねしたとこ…

日本の象徴。 太陽の象徴日の丸。 夏至の日の今日、初めて国旗を掲揚しました。 日本人ですが、改めて本気で日本人として生きていくと決意表明したような感じがしました。 時は溯り昨日、夜行バスで一人、明治神宮そして靖国神社へ参拝に。 ただただ先人の日本の方々に、『日本という国を残して下さってありがとうございました』と、その気持ちしかありませんでした。 靖国神社参拝の際には、是非敷地内にある遊就館も一緒に拝観して来てください。 実際に見て、感じて欲しいと思います。 涙なしには見ることは出来ません。 子を持つ親として、母親として、そして日本人として、戦争反対の気持ちがより強固になりました。 靖国神社は、…

地元高槻の面白いイベントにお誘いいただき、現地集合、そして晴れとくれば迷わず自転車。 がらんとした駐車場。 それもそのはず、時刻はまだ8時半。 そして平日となればお仕事に行かれている方が大半ですからね。 それにしても思ったよりも早くに着いてしまい、集合時間までの1時間でさて参拝です。 毎度のことですが、お山に入るだけでスッキリ。 まず真っ先に目指したのは、役行者様の開山堂。 開山堂の前にはこんな急な石段があり、開山堂に辿り着くまでがまさに修行。 修行好きな役行者さんらしい(笑)九頭竜さんの瀧場の前にはお酒がズラリと並んでおります。 こちらは白龍王社。 お供えの中に、先日参拝に伺ったばかりの大三…

都祁水分神社を後に、今回最後の目的地へ。 【都祁氷室神社】 今回の都祁地方への参拝は、4年前に地元高槻市の闘鶏野（つげの）神社への参拝で遠く離れた奈良と高槻市が、闘鶏、都祁（つげ）と氷室のキーワードで繋がったことがきっかけ。 shironpton.hatenablog.com 気付けばもう4年も前になるようで、先月長谷寺へ向かう際、『都祁』という文字を見かけ、そろそろ時期が来たのだと。 清々しい境内。 【御祭神】 ・闘鶏稲置大山主命（古墳時代の豪族、闘鶏国造の一人） ・大鷦鷯命（応神天皇の皇子、のちの仁徳天皇） ・額田大仲彦命（応仁天皇の皇子、仁徳天皇の異母兄） 氷室神社が都祁地方へ祀られるよ…

先程の都祁山口神社の田園風景と同様、令和の米騒動が嘘かのような見渡す限りの水田。 そんな水田の中に、遠目から見てもすぐに分かる鎮守の杜。 【都祁水分神社】 都祁山口神社の参道もそれはそれは素晴らしかったのですが、同じく都祁地方にあるこちらの水分神社の参道も素晴らしかった。 都祁山口神社の参道は短く、水気を感じる境内。 変わってこちらの都祁水分神社の参道は長く、そしてとても陽気です。 狛犬さん達も何だか陽気に感じ、どこもかしこも清々しい境内。 御祭神は祓戸四神の一柱、速秋津彦神。 とその御子の天水分神と国水分神。 因みに、母神は同じく祓戸四神の速秋津比売神になるようです。 御神木のそばに白龍大神…

さて、ここから先は数年前から気になっていた都祁地方にある神社へ。 【都祁山口神社】 神社の周りはのどかな田園風景がどこまでも続いており、連日の米騒動で疲れた心にホッとする風景。 私は普段TVは見ませんが、それでも相も変わらず農水大臣がマッチポンプのような茶番を繰り広げているということはSNSでも話題になっており、日本人が日本人の作ったお米を食べずして誰が食べるんやと。 まずは、日本に住んでいる日本米を欲している人達に今まで通り供給されるのが大前提。 備蓄米を国民支給するならまだしも、販売するだなんてもってのほか。（そもそも政府が私達国民の税金で購入したお米ですからね） 有名スーパーのアキダイの…

大神神社をあとに、先月参拝に伺った長谷寺を過ぎどんどん山間部へと。 【墨坂神社】 手水舎側の案内には何やら気になる波動水の文字。 崇神天皇の御代、大和国の流行り病に心を痛めた崇神天皇が、疫病を鎮める為に創建された神社とありました。 【拝殿】 御祭神は、造化三神を初め早々たる神々様。 天御中主神：天地宇宙創造の神高皇産霊神：男女産霊の神、生成力を持たれる神神皇産霊神：生成力を我々人間の形とした御祖神伊邪那岐神：国生みと神生みの男神伊邪那美神：天津神の命により創造活動の殆どを司り、冥界を司る女神大物主神：五穀豊穣、厄除け、国の守護神 上記六神を総称して、墨坂大神（スミサカノオオカミ・病気平癒 健康…

大神神社の朔日参り。 朝早く出るつもりが睡魔に勝てず、8時半出発。 なかなかな込み具合で到着したのは11時半。 もう、お昼ですやんか。。。 さて、そんな訳で1ヶ月ぶりの参拝の目的は神杉をいただきに。 shironpton.hatenablog.com そして、日を追うごとに日本がきな臭い方向へと舵を切っていることに対して、日本国の守護をお願いに上がりました。 私一人が祈ることに意味はないかもしれませんが、これは投票率の低い日本と同じ発想で自分一人の1票に意味はないからと投票に行かない方が大勢いれば、それは大きな力。 今の日本の政治は政治音痴な私から見ても、民の為の政治でないことは明白で、これは…

またしてもInstagramからのお誘い参拝(笑) 私と実母は巳の女。 こんな画面を見た日にゃ誘わない訳はなく、現地集合と相成りました。 【皇威輝八紘】 天皇の威光が全世界を照らす 【神光照天地】 神の威徳の光が天地を照らしているの意。 また神光とは、中国禅宗第二祖慧可（えか）の名。 開祖達磨の教えを慧可が継いだおかげで禅が栄え、その徳が天地を照らしているという意。 『神光照天地』は正しくは、『泥仏不渡水 神光照天地』となるようで、大切なものはモノではないという意味もあるそうです。 泥でつくった仏像は水に放り込めば溶けてしまう。金でつくった仏像も炉に放り込めば溶けてしまう。木でつくった仏像も火…

気付いたころから模様替えが趣味のようになっており、夜中だろうが思い付いたら箪笥を動かし配置を変えて、常により良いを求めているような子供でした。 そんな子供でしたから、もちろん新聞の折り込みチラシの住宅の間取り図を見るのが大好物で、週末のチラシを見てはここにあれを置いてあーしてこーしてと、そしてそれは起きている時間だけにとどまらず、お布団に入って寝る時ですらも、瞼に強く映像を焼き付けて、それを元に夢の中まで自分の思う理想の家を作っているような子供でした。 当時の私にとっての理想とする部屋の間取りは今も鮮明に覚えており、その間取りとは違うまでも今の家は、光が差し込みその部屋にはピアノがあり、とても…

昨年、石上神宮へ参拝に上がった際、三島という土地がありその地に三島神社を発見。 三島神社には何かとお世話になっており、参拝に伺ってきました。 shironpton.hatenablog.com shironpton.hatenablog.com shironpton.hatenablog.com shironpton.hatenablog.com tonjil.hatenablog.com 【三島神社】 由緒書きに、御祭神は静岡県の三島大社と同じ大山祇神（三島神）との伝承があるとのこと。 三島大社さんへは1人夜行バスで参拝に伺いましたが、あれから3年前も経っていたようです。 shironpto…

さて、石上神宮の大鳥居を出て道路の反対側にある末社の神田（こうだ）神社へ。 御祭神は高倉下命。 高天原から下された霊剣の布都御魂を神武天皇にお渡しされた神様とのことで、別名天香久山命ともありました。 お社の右手には岩があり、石碑には烏帽子岩と表記がありますがこれはどう見ても男性器。 烏帽子岩で思い出すのは、大阪能勢町の行者山で見た巨石。 shironpton.hatenablog.com 男性器で思い出すのは、生駒山系にある玉祖神社 shironpton.hatenablog.com ふと頭をよぎったのが、神田神社は神饌田であり、 田んぼ＝子宮 烏帽子岩＝男性器＝精子＝種（稲） で子（稲穂）を…

久々の一人輪行。 向かった先は奈良県天理市。 参拝先は昨年からお世話になっている石上神宮。 駐輪場は大鳥居前にありました。 今回参拝に上がったのは、フツノミタマ顕現150周年記念の特別展『石上神宮と御剣』を拝観する為。 フツノミタマは天照大御神から神武天皇へと授けられたとされる神剣です。 石上神宮の大鳥居をくぐってすぐ左手に神杉があるのですが、今回東側にも神杉があることを知り、ご挨拶。 先日瀧原宮で見た左回転の珍しい杉。 shironpton.hatenablog.com そして、大神神社の神杉を思い出しました。 shironpton.hatenablog.com 石上神宮の神杉には説話が残っ…