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南アジア 過密と混濁の街から ~ダッカの日常~ http://sumebamiyaco.blog.jp/

まだまだ激しく貧しくはあるが伸びしろの大きいバングラデシュへ来て驚いたこと、ちょっと感動したこと。

ふたりづれ
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2019/05/09

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  • さよなら、引っ越します

    突然ですが、本日をもってこのブログの更新を終了します。今後、何か書き足しにくる可能性はあるけど、いちおう終わりということで。なんでそうするかというと、このままコロナ退避が長引くと、来年早々にダッカでの任期が終わるまでに、「バングラ生活の様子」として書くチ

  • 退避中にそんなもん買うか

    アメリカ滞在がけっこう長引く可能性が出てきたことから、それに対応して重大なケツイというか方針テンカンというか、まあそんなことをやらかしつつある。ひとつはお金のかかること。もうひとつは手間のかかること。金のかかるほうからいうと、クルマを一台買っちまった。

  • うちの子がどんだけ賢いかというと

    ちゃんと自分のアカウント作ったんだぜ。 この投稿をInstagramで見る “I guess I might consider sticking around if this is what I can look forward to...👀” ... 🐾🐾🐾 ... #firstdayofadoption #cominghome #rescuepup #formerstray #funnyface #l

  • どうにか給料払えました

    郷里へ避難していたNさんがダッカへもどり、わが家のめんどうを見てくれるようになった。それは有難いのだけれど、6月分からの給料を送金しなければならず、これがなかなか難題。途上国では普通のことでNさんは銀行口座を持っていないので、日本ではなじみの薄い国際送金

  • 重大な決意とやらを

    うすうす覚悟はしていたが、もうダッカへは帰れないかもしれない。ある研究によれば、バングラデシュのコロナがピークに達するのは9月か10月になる可能性があるという。ピーク時の死者は6500~1万人/日というから、トータルでは数十万人が亡くなるおそれがあり、こ

  • 心配していたお呼ばれデビュー

    このようなご時世ではあるが是非とも訪ねてきて茶飲み話の相手になってくれと生後6ヶ月ベイビーの世話でテンパった母親から懇請され、重い腰を上げた。相手は妻の友人。大人だけのソーシャルディスタンス茶会だったらまだしも赤ん坊はアカンやろと言いたいところだが、先方

  • 妻、無謀にもハサミを取り

    アインシュタイン化が心配されてから1ヶ月がたち、さすがに笑っていられない状態になった。濡らしてブローすればまだしも人間ぽくなるが、ちょっと無精しただけでこのざま。

  • だまされて床入りの儀

    保護犬の預かりボランティアをしていたとき、レスキュー団体が定めたドッグフードと市販品のおやつのほかは与えなかった。食品アレルギーなどの事故からワンコを守るためだ。だがペニーはうちの子なので、乱暴な言い方だが私たちの判断しだいで何を食べさせてもいい。トビー

  • 野良で鍛えたヤンキー顔

    何度かふれてきたように、私たちが住んでいる(←もはや滞在じゃなく居住状態であることがオソロシイ)のはバージニア州の北端で、目の前を流れるポトマック川の向こうには首都ワシントンDCが見える。ホワイトハウスまではクルマで10分だから、ちょいと出かけていって道

  • ダッカに戻れとは言えません

    4月に息子さんを亡くしたNさんから再びメールが来た。故郷(バングラデシュ北部)からダッカへもどり、仕事を再開すべきかどうかを尋ねてきたのだ。バングラデシュ国内の移動は今も厳しく制限されており、ダッカ行きはかなり難しく思われる。このようにNさんが尋ねてきた

  • ぼんやりと通過した頭上には

    ペニーが来るまでは、この避難生活をスーツケース4個ぶんの持ち物でやりとおすつもりでいたが、そうも行かなくなった。彼女のオモチャのほか食品や手入れ用具などが激増し、それ以前に私たちの持ち物も少しずつ増えてきたせいで、退去するときどーすんねん状態。

  • 狂気のコレクション

    現代アートの展示ではない。日本から送られてきたあべの布マスクである。ペニーが来てから外出の回数が飛躍的に増え、紙マスクの使いまわしには限界があるため、妻がエッツィーというクラフトショップのモールを歩き回って買ってきた。マスクは二重構造で、PM2.5対応フ

  • ペニーのおかげで

    バージニア州のコロナ感染者数は、4月末にピークをつけたように見え、そこからの下降が期待されたものの、残念ながらそうはならず、だらだらと横ばいを続けている。 右端の数日分はデータ未集計この現状に焦りをおぼえたのか、州政府は5月29日をもってあらゆる建

  • ペニーの正体

    ペニーの存在を最初に知らされたとき、レスキューの人からはチワワとダックスフントのミックスと伝えられた。送られてきた写真ではそんなふうにも見えた。【小さいので拡大できません】だがこの写真はおそらく今から1~2ヶ月前、ペニーが保護された直後(迷い犬として飼い

  • 初日の事故

    それにしてもだな、イヌを飼うのに写真と動画だけで決めるという展開は想像してなかった。コロナ騒動のさなか、レスキュー団体は関係者を守るため、できれば「リモートお見合い」で決めてほしく、希望があればリアルお見合いに応じることにしていた(他の団体がどうしている

  • 買収不能?ワンコとの初対面

    ワンコの引き取りを翌日にひかえ、買い物に出た。ダッカにはひととおりの用品が揃っているが、こっちへは手ぶらで来たので、いちから揃える必要がある。ケージ・手入れ用品・オモチャ・おやつなど、かなりのものをアマゾンで揃えても、実店舗まで足を運ばなければ完了しない

  • 重大発表(笑)ワンコの件

    イヌ好きの自覚がかなりある私たちは、過去にアメリカで一時預かりボランティアをしながら「いつかは自分たちの子を」と思っていたが出会いがなく、バングラデシュに渡ってからはますますチャンスが乏しくなっていた。なんとか見つからないものか・・・タイなど近隣国のレス

  • ビビンバにしてやられ

    ほとんどの食料品を配達に頼るなか、日本食の材料だけはHマートという大手の韓国系スーパーまで出かける必要がある。バージニア州の北部には韓国系住民が多く、ハングル文字看板の商店や教会が並ぶ街があちこにあり、そういうところにHマートは出店している。品物は韓国製

  • 日本は「次」がアブナイ?

    日本のコロナ感染者数は今のところピークをつけて下降局面に入っており、今後に大小の揺り戻しが予測されるにしても、おおまかにいえば収束に向かいはじめたといっていいだろう。政府は、人間の接触を80%減らさなければ最大で42万人が死ぬという「8割おじさん」の言説

  • からだメンテナンス、笑撃の決意

    かなり大袈裟にいえば体がぼろぼろになっている。ストレス性と思われる逆流性食道炎は、軽減のため枕を積み上げて寝ると腰や首に痛みが出やすく、睡眠が浅くなることが悩みだった。よく効くというクスリを妻が取り寄せてくれたので、試してみた。プリロセックといい、一日一

  • 「お外」を吹く風

    私たちのいるバージニア州は4月下旬に感染者数が減少に転じたが、川ひとつ隔てた地域ではまったく様子がちがっている。ポトマック川の向こう岸、ワシントンDCでは、患者がいまだに増え続けている。その原因が明らかにされたわけではないが、おそらくキーワードはアフリカ

  • 禁断の天才物理学者スタイル

    いま困っていることを数え上げればきりがなく、頭髪もそのひとつ。ストレスで抜けまくりってのを期待した方もおられるかもしれないが、残念でしたコロナ以前の量をなんとか保っておりますぞ。問題は、1月中旬に散髪してから4ヶ月がたち、かなり伸びてしまったこと。ダッカ

  • 街で見た「異変」

    アメリカでの巣ごもり開始から7週目、念願の散歩をした。 この投稿をInstagramで見る アメリカ退避生活7週目、初めての散歩。10分ほどだったけど。 #海外生活 #アメリカ #コロナ #covid19 #脱ひきこもり ふたりづれ(@sumebamiyaco2019)がシェアした投

  • 夢の「新兵器」発見か

    コロナ、コロナと毎日気にして暮らすのも疲れるので、ちょっと違う病気の話(やっぱり病気かよ)。コロナのようなウイルス性の病気は、有効なワクチンの登場により被害を最小限に抑えることができる。一方で、ウイルスによらない感染症、たとえばマラリアにはこの手が通用し

  • 小さなシアワセ、しかし・・・

    入居したアパートには一通りの家具や台所用品が備えつけられており、たとえばソファの足が不良で動かすと床にキズがつくけど俺のせいじゃねーよ(←しかたがないので対策はしてある)とか、包丁の切れがおそろしく悪く、砥石でシュッシュッしても満足とはほど遠いというアメ

  • 胸の痛みの原因

    巣ごもり生活も6週間になると、いろいろツライ。基本は上機嫌で楽しく過ごしてはいるのだが、できることが限られている。これが自宅だったら食材・調味料・調理道具いろいろあるほか、ふたりでジグソーパズルしたり、久しぶりに楽器を引っぱり出してきたり、部屋の模様替え

  • こんなときだから

    ダッカに戻れるのは「6月、せめて7月には」というのが退避組の多くの見立てというか希望的観測だが、はたしてどうなるだろう。ダッカにいる妻の同僚(最低限の人員を満たすため残留を志願した若くて元気な独身者)は、バングラデシュ政府の発表する数字がまったく信用でき

  • 敵も英雄も描かない変な映画

    ただいま時間のある方、そして時間のない方も是非どこかで見てほしい映画がある。「アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場」というフィンランド映画(2017年製作,日本版 アメリカ版)。これはヒーローが活躍して敵をやっつける戦争映画ではなく、人間にとって戦争とはい

  • 狂気の沙汰

    除菌ワイプや消毒液が足りなくなる心配をしつつ、なかなか手に入らないことに困っている。この消毒液不足に拍車をかけたのが、歴代大統領のうちでおそらく最も粗雑な頭脳をもった男の「消毒液注射」発言だっただろう。

  • わずか0.1%のお裾分け

    日本では国民ひとりあたり10万円が配られることが決まるなり、その額は多いとか少ないとか、誰それはもらうべきではないとかいう議論が百出しているようだが、外国にいて受給資格のない私は、当事者でない気楽さからか、まったく別のことをぼんやり考えていた。10万円の

  • 大馬鹿者の住む世界

    10日に一度ほどのペースで買い物に行っているが、これがなかなか疲れる行事で。外出中は常に他者との距離に気を遣い、確実に買うもの以外には触らず、触った手で顔にタッチしないよう注意し(このトシになると皮膚が乾いてあちこち痒くなるんじゃ特にマスクの下は)、帰宅

  • 増殖する「敵」

    貧しい社会ではこういうことが起きるから悲惨だ。ダッカの日本大使館からメールを受け取っていない人がいたら是非とも注意してもらいたいのだが、このところバングラデシュでは強盗がしきりに発生しているらしい。以下、メール引用。「報道によると,新型コロナウイルスによ

  • どうする家庭不和

    巣ごもり生活が長引くにつれ、家庭内不和をめぐる話題が多くなっている。突然家に居座るようになったダンナからの「昼ごはんなに~(ふだん俺が食ってるランチなみに手のこんだうまいもん食わせてくれるんやろなあ?)」的要求に疲れ果て愛想をつかし、というよりはこれが最

  • 「寄ってくるな!」なアメリカの日常

    先日、スーパーマーケットの駐車場で、ある光景に目を奪われた。ひとりの男性がクルマのトランクから電化製品と思われる大きな箱を取り出し、別の男性に渡そうとしていた。クレイグズリストなどを通じた譲渡だろう。売り手(A)はマスクをしているが、買い手(B)はマスク

  • 布マスクについて思うこと

    アメリカへ来て3週間、ほんの短時間の散歩すらガマンして自宅に籠っているが、最低限の買い物にだけは出かけざるをえず、そのたびマスクを消費している。今のところダッカから持参したもので間に合っているが、退避が長引けば、どこかで底をつくだろう。マスクはアメリカで

  • ダッカからの訃報

    「ダンナさん奥さん、気をつけて」と私たちを笑顔で送り出してくれたベアラーのNさんからメールが来た。今から4日前、彼女の長男がダッカ市内の肺疾患専門病院で亡くなったという。そこは一般に「結核病院」と呼ばれており、バングラデシュには結核患者が多いことから、N

  • 避難生活の家計簿

    今のところ最低でも2ヶ月、へたをすれば夏までかかる仮寓にどれだけの経費がかかっているのか、ざっと計算してみた。ダッカ離脱の時点で、飛行機のアップグレードというまとまった出費があった。贅沢だったかもしれないが、身を守るため睡眠はどうしても確保したく、あの1

  • バングラデシュをめぐるとんでもない数字

    スウェーデンの非営利組織によるニュースサイトが、バングラデシュでの新型コロナの広がりに関する驚くべき情報をすっぱ抜いた。国連やバングラデシュ政府がまとめた報告書によれば、新型コロナウイルスへの有効な措置が何もとられなかった場合、死者は50万人から200万

  • もしかしてすでに免疫持ち?

    アメリカに着いてから2週間、初期の買い物以外は部屋にこもりっきりの自己検疫を続けてきた。この機をいかし、ずいぶん長いあいだ放置していた「高い城の男」を爆視聴し、衝撃の最終シーズンに突入することができたから、悪いことばっかしじゃない。とはいえ生鮮食料品など

  • 執念のアマゾンショッピング

    社会不安がおきるたびトイレットペーパーがなくなるというのは石油ショック以来の日本のお家芸かと思っていたが、アメリカでもそれが起きるのはいったいどうしたことか。在米の日本人が言い出して全米に波及したなんて話だったら穴を掘って入りたくなる。ともあれ少なくとも

  • 心配なダッカ

    ダッカを去る前日、ベアラーのNさんとドライバーのPさんに5月までの3ヶ月ぶんの給料を渡しながら、私たちが緊急退避することを告げた。ふたりとも驚いていたが、当面の収入を確保できたことに少しは安心したのか、「ダンナさん奥さん、気をつけて」と笑顔を見せてくれた

  • 米国首都圏ついに外出禁止令

    気持ちのいい部屋が救いになってはいるが、旅先の暮らしは不便なもので、いろいろ取り揃えなくてはならん。最低限の食品・身の回り品を求めて COSTCO へ行ったところ、入口でいきなり宣言されてしまった。以下のもの品切れ中除菌ウエットティッシュ手拭きアルコールトイレッ

  • こりゃ駄目だわアメリカ人

    1ベッドルームのアパートに入った。4ベッドの邸宅(笑)に慣れた身にはちょっと窮屈だが、なんのことはないダッカへの赴任以前に自前で家賃を払っていたサイズに戻っただけのこと。おひとりさま2個のスーツケースに入れてきた身の回り品で過ごすスペースとして不自由はな

  • もしかしてかなり切迫?

    ダッカのアメリカ大使館から「在留邦人の皆さんへ」というメールが来た。あ、邦人=日本人と思われがちだが、自国民つう意味で。メールは、アメリカ政府がチャーター機の手配を始めているので、脱出希望者は名乗り出よという内容。バングラデシュは国際便の発着が極端に少な

  • 心の準備だけはしておきたい

    バングラデシュ人の多くがエエエッとのけぞったに違いない。政治犯として収監されていた最大野党の親玉カレダ・ジア氏が釈放されるというニュースが流れたのだ。政治犯といっても小粒なタマじゃなく、カレダ・ジアは90年代と00年代に二度首相を務めた大物。現政権と激し

  • バングラデシュからの脱出

    ポトマック河畔、対岸にワシントンDCを見るホテルに入った。ここバージニア州は雨だが、空気の清浄さをものがたっているようで、好ましい。いやぁここまで長かった(と溜息をつき、番茶をひとすすり)。

  • 世界は週休3日へ向かうのか

    世界各地に海外協力隊を派遣しているJICA(国際協力機構)は、約1900人の隊員全員を一時帰国させることにしたという。派遣先はインフラも医療も乏しい土地が中心で、隊員の皆さんは普段からご苦労されていることと思うが、今回は命の危険が大きすぎるという判断だろ

  • 酒もタバコもやめたのに

    台所の三角コーナーを新品に替えた。左の古いやつは、数年前に日本の百均で買い、アメリカで使ってきたもの。アメリカには、百均がある西海岸でもないかぎり三角コーナーを手に入れることは難しく、たとえばアマゾンをチェックしても頑固なヌルヌルがつきそうなやつしか見つ

  • じわじわ来てますダッカでも

    バングラデシュでは1週間前に「感染者3名」と発表されてから続報がなく、まるで時が止まったかのようだったが、おとといになって新たに2名(独・伊からの帰国者)の感染が、昨日はその人たちの家族3名の感染が確認された。合わせて8名というのは驚くべきスローペースで

  • 貧乏人はガマンしろ?

    異次元環境での生活が続いている。退勤する妻にウンカのごとく蚊がたかるだけでなく、クルマの中にも押し込んでくるから、電撃ラケットでばんばん応戦。一振りで5~6匹撃墜するほど密集していおり、帰宅までの20分間、手を止めることはない。戦いのあとの車内はこんな感

  • こうして感染者の存在は隠された?

    このことばかり書いていると気が滅入るばかりだが、おそらく世界が大混乱するであろう2020年の生活記録を名もなき庶民が残す意味はゼロではないはずだ。バングラデシュ政府はつい最近(3月8日)になって新型コロナウイルス感染者の存在を明らかにしたが、「そんなのウ

  • イタリアという「当たりくじ」?

    さて日本ではあんまりほとんどまったく注目されていないバングラデシュの新型コロナウイルス感染者数は、おととい(3月8日)ついに3名が確認された。というバングラデシュ保健省疫学研究所の発表を真に受ける人はあまりおらず、実際にはかなり拡散しているものと信じられ

  • 絶滅させるアリメツ

    バングラデシュの「春」がいつ始まるものか知らないが、このところの気温・湿度の上昇につれて八百屋の品揃えが豊かになっていることは確か。それと同時に活発になっているのが虫さんたち。ここ数日で体長2ミリほどの小型アリが急に増え、台所を中心に忙しく歩き回りはじめ

  • 禁酒の国で飲む方法

    ラッシュアワーにつかまり、昼間なら15分の目的地に小一時間かかって到着。レストランでメシを食うというだけのことに私たちがこれほどの時間とエネルギーを費やすことは決してないが、お誘いだからしょうがない。妻の周囲のアメリカ人は単身者が多く、外食率がかなり高く

  • タイ移住説浮上?!

    日本の観光地では中韓からの客足がパタリと止まって閑古鳥が鳴いていると聞くが、タイでは観光業の落ち込みが思ったより少なく、それは来訪者に欧米人やインド人が占める割合が大きいからだという。タイは居住地としても人気が高く、三大移住先であるバンコク、バンコクから

  • なぜかマスクが山ほど

    うちにマスクがたくさんあることを思い出し、クロゼットをOPEN。出てくる出てくる、合わせて百数十個。こんなにあるのは2009に大流行した豚インフルエンザのせい。

  • プリーズ・チェックイン

    「日本製のふりをした」とまでいっては気の毒だったかもしれないが、ジャパニーズ品質を懸命にアピールするバングラデシュ産ボトルウォーターがある。 この投稿をInstagramで見る バングラデシュの韓国料理屋で日本製のフリをした水を飲む。 #海外生活 #

  • 痛快なる逆襲

    蚊が増えている。病気のもとだから必死に避けて暮らしているが、このところ状況が悪化している。妻は夕方の退勤時、建物から一歩出たとたん数十匹の蚊にたかられるようになり、そのたび身震いするほどの恐怖をおぼえるという。日本で人の頭の上にたかって「蚊柱」をつくるの

  • 永遠に生きられる星

    新型肺炎騒動のなか3月と4月の世界一周クルーズが中止になり、予約していた私たちお客さんはたいそうガッカリしていることだろう。このクルーズはインド洋から地中海に出て、ヨーロッパをぐるりとまわって北欧に達し、アイスランド経由でアメリカへ、パナマ運河で太平洋に

  • 1勝1敗 トルコみやげ

    イスタンブールで手に入れたランプは納得の品物だったが、同じ店で買った別のものにはガッカリさせられた。ザクロの実をかたどった一輪挿し。イスタンブールには妻が大好きなザクロものが多く売られており、さまざまな用途とサイズがあるが、なかなかコレというものと出会え

  • 謎の「あああいっ」

    バングラデシュでは、路上から「あああいっ」という男の声が聞こえてくることがある。「おおおいっ」と聞こえることもある。格別に声を張り上げるのではなく、普通の会話程度の音量。最初は何かの作業をしている人の穏やかな掛け声だったりするのかと思ったが、どうやらそう

  • 早熟な、なんと早熟な

    あのビートルズが、アメリカの社会問題に敢然と立ち向かったことは、日本ではさほど知られていないかもしれない。1964年、デビュー2年目にしてすでに国際的なスターとなっていたビートルズは、1ヶ月間で23都市をまわる北米ツアーを挙行していた。「事件」は、南部フ

  • トルコからの戦利品

    旅に出た1月中旬、ダッカの大気汚染は普段にも増してひどかったから、空港での長い待ち時間のことを考え、マスクをして出かけた。その後、アジアでは新型コロナウイルス騒動が深刻化し、私たちが2月上旬に入ったタイでは、街じゅうにマスク姿の人があふれていた。店でマス

  • こびりつく黒いスス

    3週間と少しぶりに帰宅したら野菜がボッサボサで、慌ててサラダにして食べまくった。 この投稿をInstagramで見る 3週間ぶりに帰宅したら家庭菜園ジャングル化しててワロタ #海外生活 #バングラデシュ #ダッカ #水耕栽培 ふたりづれ(@sumebamiyaco2019)

  • バングラデシュに新型コロナウイルスが来たら

    今回の旅の最後がヒサンなことになった一因は新型コロナウイルス騒動だった。あれさえなければ食中毒を隠して我慢する必要などなく、機上で食中毒をうったえたり、着陸後に医師の手当てを受けたりすることもあっただろう。ようやく大事にいたることなく旅を終えたわけだが、

  • 冬の三都紀行 番外編 わんにゃんイスタンブール

    イスタンブールはネコが多いといったが、写真を並べるには限界があったので、今回ここにまったりと貼っていく。それとともに、わが家の本業であるワンコたちのご尊顔も紹介するんだけど、こいつらがね~(笑)とりあえず朝日のなかで甘ったれていたあの子猫の追加情報。

  • 冬の三都紀行(11)好事魔多しトルコ航空の怪

    トルコは飯がうまかったし、それはトルコ航空(今はターキッシュ・エアラインズというらしい)も同じことで、窮屈なエコノミーの旅ながら食事には多少の楽しみを感じていた。だが、イスタンブールからバンコクに向かうフライトは、ちょっと辛い体験になっちまった。夕方に出

  • 冬の三都紀行(10)頭に包帯ぐるぐる男

    イスタンブール市内で、後頭部に分厚い包帯を当てた人を何度か見かけた。包帯は絆創膏でしっかりとめられているが、思わず二度見するほど出血していることがわかる人もいる。どんな怪我をされたのかわからないが、安静にしていなくて大丈夫なのかと心配するレベル。それにし

  • 冬の三都紀行(9)思い切りよく絞りこんだトルコ料理おすすめ

    世界三大料理に数えられるトルコ飯の楽しみ方について、ものすごく局地的で情報不足なアドバイス。【その1】多くのレストランに Patlıcanlı Kebap(パトゥルジャン・ケバブ)という料理があって、それはこんな格好をしている。パトゥルジャンとはナスのこと。蒸したナス

  • 冬の三都紀行(8)「ギシギシに詰まってる感」を楽しむ

    イスタンブールは東西文明の接点、移動と衝突を繰り返してきた人類の交差点だからけっこう面白かんべえと期待してきた。ヨーロッパ側とアジア側から人が押し寄せ、それぞれの生存と文化の永続を求めてギシギシと押し合うことが有史以来ここでは続けられてきた。その「ギシギ

  • 冬の三都紀行(7)イスタンブールに来てよかったこと

    ロンドンからたった3時間10分、ヨーロッパ世界の東端にあるイスタンブールは、あっけなく近かった。旧来のアタチュルク空港に代わって去年オープンした新空港は、イスタンブールからかなり遠いと聞いてビビッていたのだが、移動は思いのほか簡単だった。安くあげたければ

  • 冬の三都紀行(6)公園の中心で「墓なんていらない」を叫ぶ

    ロンドン郊外、Kewgardens キューガーデンズという巨大な植物園へ行き、冬のさなかというのに花の歓待をうけた。 View this post on Instagram こころ洗われて。ロンドン郊外。 #海外旅行 #イギリス #ロンドン #kewgardens A post shared by ふたりづれ (

  • 冬の三都紀行(5)真っ黒ヒゲのロンドン

    2020年のロンドンってなんだろう。時代の大きな変わり目にさしかかったイギリスをちゃんと感じておきたく、あちこちに向かってシャッターを切っていたら、最後に「うへっ」という場所にたどり着いた。ロンドンといわれて私たちがイメージしがちなのは、たとえばこんなシ

  • 冬の三都紀行(4)旅先でリハビリの日々

    ロンドンを精力的に満喫中という印象を振りまいているかもしれないが、実態はちがう。妻は出発前から体調がすぐれず、それは異様なまでに忙しい職場のストレス、また医師によればダッカの大気汚染の影響によるものだった。そこから解き放たれ、ダッカと比べれば夢のように空

  • 冬の三都紀行(3)大英博物館で嘆くことしきり

    クイズ:そっくりなふたつの像。違いはどこでしょう?この問題を解くため私たちは大英博物館に向かった。わけではないが、アッシリアの遺物をとっくり見たいという妻の希望により、ロンドンで最初に訪れたのがここだった。

  • 冬の三都紀行(1)いきなり大失敗

    このたびの遠征の第一歩をバングラデシュの旧宗主国イギリスに記したところ、これがもうトホホな展開となり。ロンドンまでの移動は悪くなかった。ダッカから経由地イスタンブールまでのトルコ航空便は、普段はイラン上空をばっちり横切っていくところ、先日のウクライナ航空

  • 冬の三都紀行(2)ロンドンのホテルこれで決まり

    ロンドンはすごい物価高で、都心部でそこそこのホテルにしようと思えば目の玉が飛び出るほどの料金になる(こでいう「そこそこ」とは、ベッドバグが出ないこと、清潔さと静けさが確保されていることを意味する)。今回の旅は長期にわたり節約がキーワードになるから、最初は

  • ボケなかった大使

    新年の賀詞交換会なるものが日本大使館で行われると聞き、交換する相手などいないボッチのくせして見学に行ってきた。 激しくおもろくない写真だけど大使館 内部は撮影禁止バングラデシュにいる日本人が集まって挨拶したり顔をつないだりするパーティー。縁起物の餅つきが

  • 脱出せまる

    もはや罰ゲームの領域です、この街での暮らし。 この投稿をInstagramで見る 本日のダッカの大気。樹木の向こうには本来ビルがいっぱい見えます。今朝のPM2.5は330。未明には450超でした。日本では70超で外出注意。 #海外生活 #バングラデシュ #ダッカ #大

  • 出発直前、たれこめる暗雲

    なんでそういう組み合わせになるんや?!という3都市の旅行を計画している。地球の裏側かよってほどはるかな目的地で、期間は3週間あまり。生活条件の厳しい任地ではまとまった休暇を何度かとれるようになっており、旅費の補助も出ることから、赴任いらい最長・最遠の旅に

  • オクラ嫌いの変心

    バングラ生活に食のバラエティをもたらすべく始めた天ぷらは、アメリカ人の社会的義務(笑)であるホームパーティーに日本式のおもてなし要素を加えるという任務も同時におびていた。ある程度のレパートリーが必要なので、いろいろと練習した。 この投稿をInstagram

  • 婚約者の年齢

    ダッカに駐在するアメリカ人Fさんが結婚した。相手は同性のバングラデシュ人。ムスリム国家ではLGBTQの人たちのカミングアウトが極めて難しく、自分のセクシュアリティを一生隠して暮らすだけでなく、親の決めた異性の相手となかば強制的に結婚させられる人が多い。表

  • 希望は叶えられない?

    年末年始休暇という概念がバングラデシュにもあるようで、我が家のベアラーNさんは、実家のある村へ帰っていた。村はダッカの北方およそ100km、マイメンシンという管区(日本の都道府県のような規模)にあり、おんぼろなバスを乗り継いで6~7時間かかるという。マイ

  • 噛みつき事件

    トビーくんの飼い主が3週間にわたり家を空けるにあたり、我が家でまたお世話することになった。 この投稿をInstagramで見る また預かってる。 #海外生活 #バングラデシュ #ダッカ #わんこ #ラブラドゥードル ふたりづれ(@sumebamiyaco2019)がシェアした

  • 面倒をひとつ増やしてみた

    ダッカの水道水、と十把ひとからげに言うことができないが、少なくともうちの水道水はけっこう汚れているので、口に入れる水はすべて浄水器を通しているが、食器洗いは水道水を使っている。乾いた食器に曇りが残るわけでもなく、ぱっと見きれいになっているからまあいいかと

  • バンコク中級マッサージ店に潜入

    なんと下世話なタイトルであることか。だが、リアルに「潜入」的な部分にあったことは確かなので、それを根拠に正当化しておく。庶民的な店でマッサージデビューを果たした私は、バンコク滞在の最終日、やはりマッサージ初体験の妻が選んだ店に同行した。

  • 外国人居住区での殺人事件

    当地で不動産関係のビジネスをする人から聞いた話。私の住む地区からは「銀座 」をはさんで反対側にあるバナニという地区は、表通りではオフィスビルの、路地に入ればマンションの建設が進む新興ビジネスエリアで、日本人の駐在員も多く住んでいる。ここで中国人の実業家ガオ

  • おっかなびっくり初てんぷら

    バングラデシュでは食が単調になりがち。腕利きの調理人がいる家庭では現地で手に入る材料でおいしいものをいろいろ作れるかもしれないが、現在わが家では調理スキルがチンパンジー並みの私が主に準備をするせいで、いつも同じようなものが食卓にのぼってしまう。この状況を

  • 〇〇禁止のリゾートで極上の休日

    ニーズに合いさえすればとてもご機嫌なリゾート地だと思った。フアヒンという。タイのリゾートといってすぐに思い浮かぶのはプーケットやパタヤであり、フアヒンなんて耳にしたことがなかったが、王室が休息においでになるロイヤルリゾートとしてタイではよく知られているら

  • バンコク、暮らせるホテル

    バンコクに妻がやってくる前、ひとりで3泊したホテルがなかなかよかった。アデルフィ 49(フォーティーナイン)といい、日本人街として知られるトンロー駅から徒歩10分。このホテルの「1ベッドルーム・スイート」というグレードを予約サイトで確保。一泊あたり85米ド

  • 今ごろジャングル?

    タイへ来て1週間ちょっとになり、家に残してきた農場のことが気になっている。夏場の収穫に明け暮れた第一期に続き、11月末に第二期をスタートさせた。栽培装置のほうは2週間ちょっとでこんなんなったどー。

  • マッサージデビュー in バンコク

    考えてみたらこれまでお金を払ってマッサージしてもらったことが一度もなく、せっかくのタイなんだからやってみようと思った。ヘンペーソクで足が疲れやすいので、デビュー戦はフットマッサージで。繁華街だったら店はあちこちにある。サービスと値段を競い合っているのであ

  • ああぁ... な結果

    白いセラミックにしたい!という切なる願いを胸に、足取り軽く歯医者をめざした。それは、日本人街として知られるスクーンビット通りから少し入ったところ、Hotel Nikko のほぼ隣に位置する。というと現地に詳しくないひとはこじゃれたビルを想像するかもしれないが、現実は

  • 航空会社からお金を受け取った話

    ものごとはスジが通るよう頑張ってみようという話。まずは台風の被害から。10月、日本から帰ってこようとしたら台風19号のせいでひどい目にあった。予約していたシンガポール航空の便がキャンセルになり、半日遅れの便をなんとか押さえて出発することに。ただし問題があ

  • ラーメン食いにきたんじゃない

    水田に映る月を眺めながらバンコク着。妻が1週間の休みに入る3日前、私ひとりが先乗りでやってきた。

  • ひとまず完成したけれど

    鉄製のモノの正体を問うクイズは応募者ゼロという惨憺たる結果だったので、泣きながら続きを書く。前回は注文どおりの形になっているかどうかをチェックしに行ったもので、あのあと塗装が行われたのだが、案の定スムーズにはいかなかった。塗装そのものは、注文どおり黒の艶

  • なんか、いる

    トビーくんのお世話中、とんでもないことが起きた。かと思ったら・・・という話だけれど。いきなり余談ながらトビー君はニンジンが大好き。

  • 鉄工所に発注したものは

    駐在員の多くが住むバリダラという地区は、主要国(なんとエラらそうな)の大使館を擁する高級住宅街で、東京でいえば麻布・広尾といった位置づけになるが、一部にまったく性格のちがう界隈がある。そこでは100メートル四方ほどの区画に小さな店がひしめき合い、木材・鉄

  • タマネギ騒動

    バングラデシュ暮らしの「悩み」といっては大袈裟だが、タマネギをめぐる多少の苦労がある。サイズが小さすぎるのだ。白いほうが私たちの知る普通のタマネギで、赤いほうが当地のもの。手のひらに4~5個乗ってしまうほどのミニサイズ。

  • 下層労働者のリアル

    トビーくんのお世話ができないかという打診があったので、喜んでお引き受けした。飼い主である上階の住人が旅に出る数日のあいだ、日に4回の散歩とエサやりをする。

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南アジア 過密と混濁の街から ~ダッカの日常~
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