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葉状腫瘍について https://yojoshuyo-info01.hatenablog.com/

2019.4.に葉状腫瘍境界型と診断。 治療等の参考に主にアメリカで公開されているリポートを訳しています。

hina
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2019/05/06

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  • 近況(9)

    造影MRI、太針生検が終わり、今日結果が出ました。 結果は、乳腺症。嚢胞の所見あり、と。 つまりは、良性です。 主治医から「それではまた一年後に」と挨拶をされ、終了しました。 今回の腫瘤は1cmほどで、太針生検の3回目だったか4回目に潰れた?ようでした。 ちなみに、葉状腫瘍で手術をした右胸には4mm程度のクリっとした丸いしこりがあります。こちらは一年近く成長していないので、大丈夫だと。 いっそのこと両胸インプラントにしてしまおうかとも悩んだりしましたが、それはそれで勇気が要ります。 乳腺の諸々は女性ホルモンも関わることから&叔母が卵巣がんで亡くなっていることから、婦人科でミレーナの相談をしてみ…

  • 近況(8)

    約1年ぶりの更新となってしまいました。 前回は再発ではなく、と言いますか、総合病院でのエコーではしこりが見つからず、そのまま様子見となったのでした。 その間、3ヶ月ごとの近隣個人病院の定期受診を続け、個人病院の医師からは1年近くエコーで右胸に4mmのしこりは確認できるが大丈夫と言われておりました。。なぜ総合病院でしこりが映らなかったんだろう? そして、先週、1年に一度の総合病院での検査となりました。 エコー・マンモグラフィーと検査をしましたが、今回はなんと手術をした右胸ではなく、左胸に1cmの腫瘤が。今回は個人病院で指摘されたしこりもしっかり映っていましたが、そちらはクリっとした丸い境界のはっ…

  • 近況(7)再発か

    6月末に石灰沈着性腱板炎という病気になり、右肩を痛めました。4・50代の中年女性に多い病気(また!)だそうで、リン酸カルシウムが沈着して、その部分が炎症を起こし、突然夜間に激痛とともに発症する奇妙な病気です。 肩に石…そう、まさにギリギリとした痛みがあり、激痛時は脂汗が浮かび、痛みで眠れず、二度と罹りたくない、この病気!!と思いましたよ。が、これまた再発しやすく、左肩にできることもあると。。知人はなんと股関節にできていました。 処置は、私はステロイド注射と痛み止め→治らず悪化→局部ヒアルロン酸注射(経験したことのない激痛)と追加の強い痛み止め→安静4日でやっと日常生活に戻れました。 完治まで約…

  • 近況(6)<1年検診>

    手術から1年が経った。 胸の形は当然変わったけれど、手術痕も目立たなくなり、驚くべきことに左右のサイズがほとんど同じになった。 手術をした右胸がいかに異常だったかがわかる。7・8cm切除して同サイズだもの。 1年の検診ではエコーとマンモグラフィーを受けた。※3ヶ月に一度の地元個人病院での検診ではエコーのみ。 再発は無し、両方の腋窩リンパ節に1cm以上の腫脹がある。おそらく反応性で、問題はないが、こちらも経過観察に。 【リンパ節腫脹】 リンパ節腫脹は,1つまたは複数のリンパ節が(1cmを超えて)増大して触知できるようになった状態であり,以下のように分類される:限局性:1つの身体領域のみにみられる…

  • 近況(5)

    ずいぶん長く更新を怠ってしまった。 手術を受けた総合病院での検査を6月半ばに終えて、以降は3ヶ月に一度地元の個人病院での経過観察、一年後にまた総合病院受診、となった。 9月に初めて地元の病院でエコーを受けたのだけど、腋窩リンパ節に腫れが2箇所見られるとのことで、こちらは12月のエコーで問題があれば再検査というお話だった。先生いわく、手術の反応性ではないか(葉状腫瘍の腋窩リンパ節転移はごく稀であるため)、ということだったけれど、私としては当然ながら何事も問題がない方が嬉しい。そんなわけで、仕事を再開しながらも、12月までまた落ち着かない日々を過ごしている。 また、このような病気になると新たな保険…

  • 近況(4)

    退院後の診察を終えて、しばらく養生していた実家から久しぶりに自宅へ戻った。 先週末から手術をした右胸が腫れて、ついに左胸よりも大きくなってしまった!診察時に30cc水を抜いてもらったけれど、この腫れはむくみだとのこと。 手術では約8cm切除し、たくさん切り取ったので放射線療法の必要はないと。 私は放射線療法のデメリットがメリットを上回るならばやらなくてもいいんだろうなと考え始めてはいたので、主治医が決められたということは(マージンも十分だし)つまりはそういうことなんだろうと思った。欲を言えば、主治医からもう少し説明をしてもらえたらモヤっとした気分にもならなかったかも… 2週間後にもう一度診察が…

  • 悪性葉状腫瘍:稀な症例報告と文献レビュー

    2014年、ギリシャのDr.Spandidosが編集長を務めるSPANDIDOS Publicationsに受理され公開された論文です。主に、癌や腫瘍についてなど、医学専門の出版社だと思います。 *まだ訳している途中ですが、症例までを公開します *ややテクニカルな内容となっています *悪性葉状腫瘍に対する化学療法のまとまった論文が見つけられなかったため、いくつか継続して探してみたいと思います —————————- 乳房の悪性葉状腫瘍が臨床診療において認められることは稀である。術前診断は非特異的な放射線学的および組織学的特徴のために困難であり、そして予後因子および最適治療は議論の余地を残したまま…

  • 近況(3)

    2019.5.27.退院 当初2週間という余裕をみての入院予定も術後の回復が順調で入院6日での退院となった(これは主治医からも言われていた通り)。 術後の胸の痛みは一日も経てばだいぶ楽になり、また「7・8cm切除した」という右胸も思っていたよりも残っており、傷口も本当にきれい。 前回腫瘍を切除した時もとてもきれいに縫っていただいていて、主治医は本当に素晴らしく腕が良い!のだろうと思った。 放射線療法については、腫瘍があった部分を全く触れずに厚く切除したので「ナシ」の方向で考えられているとのことだった。それについては(外科的切除以外)ガイドラインがない葉状腫瘍の治療に私は不安ばかり抱いている。再…

  • 放射線療法について、抜粋

    メモ的に。 主治医が紹介してくださった論文より。 こちらは有料記事となります。 (ゆえに、全文訳はできず、メモ的にポイント訳を) 原文はこちら ↓↓↓ https://www.thebreastonline.com/article/S0960-9776(17)30046-2/fulltext ———————————- 葉状腫瘍への放射線療法のいくつかの臨床研究結果に対して。 「これは悪性葉状腫瘍の切除単独後の局所再発率に関する他の以前の研究と比較して20%の率で比較的高く、放射線が辺縁陰性腫瘍においても有効であり得ることを示唆している。」 ↑境界型・悪性46名の患者の放射線療法の記録です。 6…

  • 乳房の悪性葉状腫瘍に対する放射線療法:SEERデータの分析

    2016.12.22.公開。 ※抄録部分のみ 原文はこちら↓ https://www.thebreastonline.com/article/S0960-9776(16)30266-1/abstract ——————————— <抄録> 乳房の悪性葉状腫瘍は、全乳房腫瘍の1%未満である。手術は悪性葉状腫瘍患者における主な治療法と見なされているが、術後放射線療法の必要性が議論の対象となっている。 我々の目的は、大規模集団データベースを用いて悪性葉状腫瘍に対する術後放射線療法の効果を評価することである。 サーベイランス、疫学、および最終結果プログラム(SEER)データベース(1983年 - 201…

  • 近況(2)

    2019.5.22.入院 いよいよ入院当日。 13:30、入院手続きを済ませ、14:30から翌日の手術のために麻酔科を受診。 その後、16:30から主治医の手術の説明。 21時から翌日の術後4時間まで絶食となるため、夕食のあとは好きなだけお菓子を食べた! picは主治医が手術治療等について説明してくれた際、資料としてくれたリポート。悪性の葉状腫瘍の放射線療法等について書かれている。 (主治医は十分なマージンならば体に負担のかかる放射線療法はやらなくてもいいかもしれない、と) ※いずれまた訳すつもり ※有料記事だったので、ひとまず抄録のみ 2019.5.23.手術 麻酔を含め、12:25-15:…

  • 近況(1)

    2019.5.7. GW明け、1日目は転移の検査のため造影CTを受けた。 3月に悪性腫瘍かどうか判別のため造影MRIを受けたのだけど、その時の造影剤とは異なると看護師さんから説明を受け、喘息で吸入をしている場合は受けられないかもしれないと説明があった。 実は4/28から咳が止まらず、吸入はGWに入ってしまったため喘息の検査ができず薬のみだったけれど、何やら不安に。しかし、おそらく喘息ではないだろうと、そのままCTを受けることになった。(幸い咳は出なかった!) 最初は造影剤無しの撮影。 次に、左手から造影剤を注入しての撮影。 体が熱くなるという説明はMRIの時もあったけれど特に変化はなかったので…

  • 葉状腫瘍(嚢胞肉腫)の治療と管理

    葉状腫瘍のマージンについて(専門医向けに)言及されているリポートです。 2018.10.10.Medscapeにて公開。 Medscapeとは医療専門のネットワークWebMD社が運営する医学情報サイトです。 原文はこちら↓ Phyllodes Tumor (Cystosarcoma Phyllodes) Treatment & Management: Tumor Excision and Mastectomy, Complications, Long-Term Monitoring ———————————————- 腫瘍切除と乳房切除術 正確な組織学的検査と継続的な追跡治療を伴う完全切除は、葉…

  • 293例の葉状腫瘍の臨床病理学的特徴と長期治療成績

    2007.6.12.Springer*に公開された専門的なリポートです。局所再発と遠隔転移についての要因について検討されています。 *Springer (Springer Nature)とは2015年にNatureと合併した、主に科学・学術・教育などの出版社となります。 原文はこちら↓ Clinicopathologic Features and Long-Term Outcomes of 293 Phyllodes Tumors of the Breast SpringerLink —————————————— 葉状腫瘍は予測不可能なふるまいをする、稀な乳房の繊維上皮性腫瘍である。 局所…

  • 葉状腫瘍の放射線療法

    アメリカでの葉状腫瘍の治療に放射線療法が用いられた症例のリポート訳となります。 2005年から2014年の葉状腫瘍患者の92名の院内データの分析です。 アメリカ合衆国の国立衛生研究所 の下の国立医学図書館 の一部門NCBI(国立生物工学情報センター)にて、2017.1.1.公開。 原文はこちら↓ Radiotherapy in Phyllodes Tumour —————————————— 葉状腫瘍は乳房腫瘍の1%以下の比較的稀な腫瘍である。 目的:葉状腫瘍の臨床経過を説明し、葉状腫瘍における放射線療法の役割を明確にする。 92/98人が分析に適格。 年齢中央値は43歳。 64/92人が閉経前…

  • 葉状腫瘍<境界型>と診断されるまでの記録

    葉状腫瘍とは乳房腫瘍の0.5%〜1%の稀な腫瘍で、良性がほとんどですが、悪性の特徴も持ち合わせた境界型、遠隔転移をする場合もある悪性の3つの状態があります。 葉状腫瘍は良性・境界型・悪性に関わらず、全ての状態において外科的切除が第一優先となります。というのも、葉状という名の通り、腫瘍は放っておくとどんどん葉が広がるように肥大化するためです。また、周囲に病変が残っているとそこから再発するため、十分なマージン(余裕)をもって切除することが大切です。 稀な腫瘍のため、治療法等の明確なガイドラインはありません。 2019.2.25. 右乳房にしこり発見。 翌日乳腺外科の予約を取る。 2019.3.4.…

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