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波尾の選択 https://www.namio.work/

歴史的に偉人から現役の巨人たちの、凡人の理解を超えた行動、逸話の集積から吐き出される言葉はそもそも重みが違う。 「普通のいい言葉」?名言?金言?はたまた「至言」なのか、それは受け取る側がどこまで真意を理解できるかにかかっているのだ。

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2019/05/02

1件〜100件

  • 音楽の映画-105

    音楽の映画-105 音楽が主題、アーティストの伝記映画などとりあえず105本程のリスト ブルース・ブラザース [Blu-ray] ディレクターズカット ウッドストック 愛と平和と音楽の3 日間 [Blu-ray] ザ・ローリング・ストーンズ / ギミー・シェルター 〈デジタル・リマスター版〉 [DVD]

  • 1968年

    以前何度か書いた1969年に続き、 1968年を振り返る第一弾 1968年 1968年というのは、どういう年だったのか?あらゆることの頂点だったのか 卒業 [Blu-ray]

  • 海外ドラマ ベスト100

    在宅時間が長くなっている現在、 面白いテレビドラマをたっぷりと見たい人も多いのでは。 これまでに見てきた海外テレビドラマのうち、 取り敢えず100本をランキングしてみた 海外ドラマ ベスト100

  • 『テセウスの船』は「大映ドラマ」の遺伝子

    今期最高のドラマの声も高い『テセウスの船』はTBSと大映テレビがタッグを組み、70,80年代に大ヒットを連発した「大映ドラマ」の遺伝子、という文が今朝アップされました。 2020年地上波冬ドラマ,『テセウスの船』は「大映ドラマ」の遺伝子 2020年地上波冬ドラマ

  • 2020年地上波冬ドラマ

    ここ20年海外ドラマばかり見てきて、ここ数年は日本のテレビドラマは話題作以外あまり見なくなっていた(同録だけは欠かさずしてきたが見ないままのドラマが多いこと・・・) オリコンさんと仕事をさせてもらう機会に、今期1-3月のドラマ・レビューを書いている。書くためには見なくてはならない。見ないで無責任なことは書けない。 ・新しい才能(特に役者さん)の台頭・SNSを活かした様々な試みなど制作陣も常に前に進もうと頑張っていることはひしひしと伝わってくる。 2020年地上波冬ドラマ

  • 13の理由(13 Reasons Why)(Netflix/ネットフリックスが面白過ぎる−2)

    視聴者に自殺者が出てしまったことで賛否両論が飛び交った、 しかし、制作者たちの覚悟は半端なものじゃない 13の理由(13 Reasons Why)(Netflix/ネットフリックスが面白過ぎる−2) あのセレーナ・ゴメス製作総指揮!Netflixオリジナルシリーズ『13の理由』特別映像 殺人を無罪にする方法(Netflix/ネットフリックスが面白過ぎる−1) 数ある配信サイトの中でもNetflix/ネットフリックスが面白過ぎる!

  • 殺人を無罪にする方法(Netflix/ネットフリックスが面白過ぎる−1)

    殺人を無罪にする方法(Netflix/ネットフリックスが面白過ぎる−1) 「殺人を無罪にする方法」シーズン1 予告編 数ある配信サイトの中でもNetflix/ネットフリックスが面白過ぎる!

  • Xmas songs(クリスマス・ソング69曲)

    Xmas songs(クリスマス・ソング69曲) Happy Xmas (War Is Over) John & Yoko Plastic Ono Band Harlem Community Choir (official music video) A Very Special Christmas A Very Special Christmas 2 A Very Special Christmas 3 Very Special Christmas 5 A Very Special Christmas 7 Very Special Christmas 25th Anniversary

  • Xmas songs(クリスマス・ソング51曲)

    リストは増えるかもしれません Xmas songs(クリスマス・ソング51曲) Happy Xmas (War Is Over) John & Yoko Plastic Ono Band Harlem Community Choir (official music video)

  • King Crimsonキング・クリムゾン (1969-1974)

    現存するKing Crimson(キング・クリムゾン)。しかし、私にとってのKing Crimson(キング・クリムゾン)は1969-1974年。 波尾哲のブログ King Crimson (1969-1974) クリムゾン・キングの宮殿 50周年アニヴァーサリー・エディション(Blu-ray Disc付) Starless USA The Road To Red (21cd+Dvd-Audio+2blu-Ray)(Limited Edition Box Set) レッド

  • 傑物-52 Gustav Malerグスタフ・マーラー〜交響曲第9番を振った131作

    (新しいタブで開 傑物-52 Gustav Malerグスタフ・マーラー〜交響曲第9番を振った131作 傑物-51 Gustav Malerグスタフ・マーラー〜交響曲第9番 www.namio-tetsu-maxim.dolphinkick.work マーラー:交響曲第9番ニ長調ブルーノ・ワルター マーラー:交響曲第9番バーンスタイン(レナード)

  • 傑物-51 Gustav Malerグスタフ・マーラー〜交響曲第9番

    www.namio-tetsu-maxim.dolphinkick.work マーラー:交響曲第9番ニ長調ブルーノ・ワルター マーラー:交響曲第9番バーンスタイン(レナード)

  • 1969年(加筆ver.4)

    1969年(加筆ver.4) https://www.namio-tetsu.dolphinkick.work/1969年加筆ver-4/(新しいタブで開く) 1969年(加筆ver.3) https://www.namio-tetsu.dolphinkick.work/1969年加筆ver-3/(新しいタブで開く) 1969年(加筆ver.2)https://www.namio-tetsu.dolphinkick.work/1969年加筆ver-2/(新しいタブで開く) 波尾哲のブログー1969年 イージー★ライダー 50周年アニバーサリー・エディション 4K ULTRA HD [4K UL…

  • 1969年(加筆ver.3)

    波尾哲のブログー1969年 1969年(加筆ver.2)https://www.namio-tetsu.dolphinkick.work/1969年加筆ver-2/(新しいタブで開く) 1969年(加筆ver.3) https://www.namio-tetsu.dolphinkick.work/1969年加筆ver-3/(新しいタブで開く) 浮雲 発売日: 2016/12/01 メディア: Prime Video この商品を含むブログ (1件) を見る 1969年の出来事 1969年の賞 1969年のランキング 1969年のtopics ★ちょうど50年前の1969年。 これからもつどつど、…

  • 1969年(加筆ver.2)

    波尾哲のブログー1969年 1969年(加筆ver.2)https://www.namio-tetsu.dolphinkick.work/1969年加筆ver-2/(新しいタブで開く) 1969年の出来事 1969年の賞 1969年のランキング 1969年のtopics ★ちょうど50年前の1969年。 これからもつどつど、更新、修正していくブログです。 ディレクターズカット ウッドストック 愛と平和と音楽の3 日間 [Blu-ray] クリムゾン・キングの宮殿 50周年アニヴァーサリー・エディション(Blu-ray Disc付) アーティスト: キング・クリムゾン

  • 1969年

    波尾哲のブログー1969年 1969年の出来事 1969年の賞 1969年のランキング 1969年のtopics ★ちょうど50年前の1969年。 これからもつどつど、更新、修正していくブログです。 ディレクターズカット ウッドストック 愛と平和と音楽の3 日間 [Blu-ray] 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント メディア: Blu-ray

  • 傑物の至言-50 Tarr Béla(タル・ベーラ)-2 | 傑物の至言

    www.namio-tetsu-maxim.dolphinkick.work スコセッシ絶賛!驚愕のタル・ベーラ伝説の傑作『サタンタンゴ』予告 貴重!これがタル・ベーラの長回しだ!『サタンタンゴ 』より貴重な本編映像が公開!

  • 傑物の至言-48 ロベール・ブレッソン(Robert Bresson)

    www.namio-tetsu-maxim.dolphinkick.work

  • 優しい曲-9 「ソールズベリー・ヒル」ピーター・ゲイブリエル(ガブリエル)/「Solsbury Hill 」Peter Gabriel

    「ソールズベリー・ヒル」ピーター・ゲイブリエル(ガブリエル)/「Solsbury Hill 」Peter Gabriel 1. この曲は 2. 音源 3. 映像 4. この曲の優しさ 5. カバー曲 1. この曲は 1977年ジェネシスGenesis脱退後のファースト・アルバム(タイトルなし『Car』と呼ばれる)に収録。 同年シングル・カットされビルボード・チャートにラインクイン、 1983年にもライブ・バージョンがシングル・カットされまたもビルボード・チャートにラインクイン。現在(といっても2011年にアルバムを発表以来新作リリースがなく、活動が間遠くなっていることが非常に悲しいのだが)もス…

  • 傑物の至言-47 安部公房

    日本では、あの作品の批評で、ラストが“希望のはじまり”と受けとるものがあった。しかし、そういう次元で割り切られたら困るんだなあ。もし、そんなふうに割り切れてしまうのなら、文学の世界、その存在理由が意味をもたなくなるじゃないか。小説はいらなくなり、批評だけあればいいのではないですか。文学は自分に必要なのか、なぜそうなのか、という問いは、常に発せられる必要がある。しかし、それは答えをすぐ出すことのできることではないし、答えたとたんに意味がなくなる。けっして答えは表に出てこないはずです。 「国家からの失踪」(1967年)より 引用文の冒頭「あの小説」とは代表作『砂の女』のこと。 文学者、小説家は批評…

  • 優しい曲-8 「サッド・ソング」ルー・リード / Sad Song( Lou Reed)

    「サッド・ソング」ルー・リード / Sad Song( Lou Reed) 1. この曲は 2. 音源 3. 映像 4. この曲の優しさ 5. カバー曲 1. この曲は 傑物の至言-27でも取り上げたルー・リード(Lou Reed)の1973年の超名盤アルバム『ベルリン(BERLIN)』に収録。 若い人たちには伝わらないかもしれぬが、当時はアルバム1枚をコンセプト・アルバムとして制作することがよくあった。 一曲目に威勢のいい曲で初めて3曲目にシングル・カットするような自信曲を入れ、B面には1、2曲まぁまぁの曲を入れて後はとりあえずの曲で挟んで全8〜12曲で完成、ポップ・ミュージックの作り方とは…

  • 優しい曲-7 「ヴィンセント」ドン・マクリーン/VINCENT(Don McLean)

    「ヴィンセント」ドン・マクリーン/VINCENT(Don McLean) 1. この曲は 2. 音源 3. 映像 4. この曲の優しさ 5. カバー曲 1. この曲は ドン・マクリーン(Don McLean)といえばアメリカン・パイ(Amerivcan Pie)、 The Day the Music Died アメリカン・パイ(Amerivcan Pie)より 飛行機事故でミュージシャンの先達が亡くなってしまったことを ”音楽が死んだ日”と歌って1971年、当時のシングル盤AB両面を使っての8分30秒の曲が4週連続で全米1位を獲得した。 以来、アメリカン・パイ(Amerivcan Pie)はス…

  • 優しい曲-6 「ジェシー」ジャニス・イアン/JESSE(JANIS IAN)

    「ジェシー」ジャニス・イアン/JESSE(JANIS IAN) 1. この曲は 2. 音源 3. 映像 4. この曲の優しさ 5. カバー曲 1. この曲は 1973年、第一回で紹介したロバータ・フラック(Roberta Flack)がカバーしたことで脚光を浴び、1974年、ジャニス・イアン(JANIS IAN)自身の「ジャニスの私小説(STARS)」に再収録した。 毎回いちいち指摘しないけれど、日本のレコード会社担当者の邦題をつけるセンスの酷さといったら書いていて恥ずかしくなる。それが嫌で昔から原題で覚える癖がついてしまい、邦題を言われてもそれがどの曲のことなのかわからないことがしばしば。 …

  • 優しい曲-5 「君に捧げるサンバ」サンタナ/Samba Pa Ti (SANTANA)

    1970年の2ndアルバム『天の守護神(Abraxas) 』収録曲。 ブラック・マジック・ウーマン(Black Magic Woman)が収録されたことからビルボード全米アルバム・チャート1位になる程の大ヒット。アルバム『天の守護神(Abraxas) 』自体、名盤。 天の守護神(期間生産限定盤) サンタナ CD サンタナ(SANTANA)といえばリーダーのカルロス・サンタナ(Carlos Santana)の 「官能的」「泣きの」ギター。Prince、高中正義など世界的なギタリストが影響を受けたとされる。 Santana - Samba Pa Ti (Live at Montreux 2011)…

  • 優しい曲-4 「イン・ア・センチメンタル・ムード」デューク・エリントン&ジョン・コルトレーン

    イン・ア・センチメンタル・ムード (In a Sentimental Mood)/ デューク・エリントン&ジョン・コルトレーン(Duke Ellington & John Coltrane) デューク・エリントン&ジョン・コルトレーン CD あぁ、圧倒的な優しさ。 このプレイの前に言葉を書くだなんて、何という不毛。無謀な行為。 ただ聴くべし。 Duke Ellington & John Coltrane - In a sentimental mood おしまい。 としてしまったら、この文は毎回そうなってしまうので、 無力を感じながら書くのである。 Duke Ellington's Origin…

  • 傑物の至言-46 中上健次

    われわれ、例えば高速道路をつけようとしている、あるいは空港を設けようという、それは政治や経済のスローガンですよ。ところが、政治というか皆さん方は、高速道路をつけることが自己目的、目的化してしまう。あるいは空港をつけることが、目的である、本当は、そんなことは目的でも何でもないんです。高速道路をつけて、人間は、例えば経済的に豊かになりたい豊かになるんだけど、豊かになって、それで何をするのかというと、本当は、本当のことっていうと、魂が、生きて良かった、われわれ人生に生を享(う)けて良かった、この陽の光を浴びて良かった、自分達の子供が良く生きてくれる、そのことを、本当はやりたいわけなんです。それが目的…

  • 優しい曲-3「バイ・ディス・リヴァー」カバー集

    原曲「バイ・ディス・リヴァー」ブライアン・イーノ/[By This River]Brian Eno これまで一回も気にしたことがなかったが、前回紹介したので調べてみたら20人以上にカバー漁れていることを知った。敢えて追記。 大御所とはいえシングルも切られていないアルバム収録曲をミュージシャン達(自身の選択かどうか知らねど)はちゃんと聴いて知っているのだなぁ、と感心。 しかもクラシック・バイオリニストのマリ・サムエルセン(Mari Samuelsen)、ジャズ・ヴォーカリストのシセル・ベラ・ペテルセン(Sissel Vera Petteerson)、坂本龍一など興味深い。 この文を書がなければ聴…

  • 優しい曲-2 「バイ・ディス・リヴァー」

    「バイ・ディス・リヴァー」ブライアン・イーノ/[By This River]Brian Eno 本名はBrian Peter George St. Jean le Baptiste de la Salle Eno 傑物の至言-5 Brian Eno (ブライアン・イーノ) | 傑物たちの至言 で紹介した傑物の一曲。 ブライアン・イーノBrian Enoと言えばアンビエント・ミュージックの巨匠くらいの称号で語られてしまうが、とてつもない存在。 ・楽器が弾けない(自称) ・音楽の究極の在り方を常に追求している ・音、音色、音響、リズムなど音楽に関連するもの総てに意識的 ・ゴリゴリの前衛、現代音楽と…

  • 優しい曲-1 「愛は面影の中に」

    「愛は面影の中に」ロバータ・フラック/[The First Time Ever I Saw Your Face]Roberta Flack First Take Roberta Flack Atlantic / Wea CD: 一番はじめに書く曲がカバー・ソングになってしまった。基本的にこの特集は「原曲主義」なのだけれども、この曲ばかりはロバータ・フラック(Roberta Flack)の歌唱を紹介しないわけにはいかない。 1957年、ユアン・マッコール(Ewan MacColl)というフォーク・シンガーがペギー・シーガー(Peggy Seeger)という歌手に作った曲だった。後にペギー・シーガ…

  • 優しい曲-1 「愛は面影の中に」

    「愛は面影の中に」ロバータ・フラック/[The First Time Ever I Saw Your Face]Roberta Flack First Take Roberta Flack Atlantic / Wea CD: 一番はじめに書く曲がカバー・ソングになってしまった。基本的にこの特集は「原曲主義」なのだけれども、この曲ばかりはロバータ・フラック(Roberta Flack)の歌唱を紹介しないわけにはいかない。 1957年、ユアン・マッコール(Ewan MacColl)というフォーク・シンガーがペギー・シーガー(Peggy Seeger)という歌手に作った曲だった。後にペギー・シーガ…

  • 傑物の至言-45 岸田秀

    日本の近代は明治維新以来のナショナリズムの動員に由来します。しかし戦後は、戦勝国アメリカが標榜する自由と民主主義に基づく価値観に全面更新されました。 戦後の日本人を精神分析すると、「攻撃者との同一視」がうかがえます。疑似的に勝者の立場に身を置くことにより、敗者となった事実を否定する心理です。冷静にみると、戦後日本はアメリカの属国として服従しているのは明らかですが、それを認めるのは屈辱なので「日米パートナーシップ」などと対等性を装っているのが実情です。 安倍晋三首相が掲げる「戦後レジームからの脱却」は、矛盾を巧妙にごまかすものです。ただ、これが国民の安寧を保つ作用も否めません。事実の否定は国家の…

  • 傑物の至言-44 倉本聰-2

    みんな、ものを考えなさすぎる。上の方からの発想ではなく、もっと下から物事を見て、視野や議論の場を広げなければいけない。海抜ゼロから考える姿勢が必要な時代に来ている」 「未来は暗いですよ。若い人たちを見ていると、知識はあるけど、知恵がない。 (2018/1/4 日刊スポーツ) 僕は最近、よく「5合目からの発想」という言葉を使います。いま富士山を5合目から登るのが常識になっていて、文明が発達すると6合目までエスカレーターがついたり、7合目にヘリポートができたりするかもしれない。 だけど、それは登る選択肢も視野も狭めてしまっているんです。逆に「海抜ゼロ」はそれが無限にある。そこから考え直せば、もっと…

  • 傑物の至言-43 倉本聰

    純「電気がなかったら暮らせませんよッ」 五郎「そんなことないですよ」 純「夜になったらどうするの!」 五郎「夜になったら、寝るンです」 (『北の国から』での台詞) 日本人は便利であることが豊かさであると捉えています。しかし「豊か」を辞書で引くと「リッチであること」のあとに「且つ幸せであること」と続く。 「'70年代の生活スタイルに戻れば、電気使用量は現在の5分の2で済みます。だから、原発は必要ない。ただ、生活は不便になるでしょう。どちらを選びますか」と。1階席は一般の方で、2階席には高校生の団体が入っていたのですが、1階席のほとんどの人が昔に戻るほうに手を上げたのに対して、2階席の高校生たちの…

  • 傑物の至言-42 Bruno Dumont(ブリュノ・デュモン)

    「映画というのはカット自体が意味を持つのではなくて、カットとカットの関係から意味が生じます。ですから私はなるべくニュートラルな演技を求めます。そのカットを編集して初めてそこに意味が生じます。 私は過剰な演技、はっきりと意味が読み取れるような見え見えの演技が嫌いです。私が好むのはむしろ断絶や破綻であって、俳優の表情が無関心でもかまいません。極端に言えば演技は必要ありません。そこにあるのは非演技、演技の不在です」 さすがである。 『ユマニテ/L’Humanite』『欲望の旅(Twentynine Palms)』『フランドル(Flandres)』を観た時の衝撃。 こんな確信的な映画を撮る人は最近あま…

  • 傑物の至言-41 Bill Evans(ビル・エヴァンス)

    真剣にジャズ・プレイヤーになろうとするならば、ジャズ・プレイヤーには自分自身以上の教師はいないという結論になります。 (1959年マサチューセッツ州レノックスのジャズ音楽学校の臨時講師を務めた後のコメント『ビル・エヴァンス ジャズ・ピアニストの肖像』ピーター・ゲッティンガー著相川京子訳より) 日本人にオールタイム・ベスト・ジャズ・アルバムのアンケートをすればここ最近の一位はビル・エヴァンス(Bill Evans)の『ポートレイト・イン・ジャズ(Portrait in Jazz)』か『ワルツ・フォー・デビイ(Waltz for Debby)』。 ポートレイト・イン・ジャズ+1 アーティスト: ビ…

  • 【Greatest Classical Music Recordings】BBC

    クラシック畑でも同様のALL TIME BESTがこれも何故か2012 1位 ワーグナー/ニーベルングの指環(ゲオルグ・ショルティ/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団)/デッカ/1965-1966年Wagner: Der Ring Des Nibelungen-Solti / Wiener Philharmoniker / Decca (1956-65) 2位 ベートーヴェン/交響曲第5番&7番(カルロス・クライバー/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団)/ドイツ・グラモフォン/1965-1966年Beethoven: Symphony no.5 & 7-Kleiber / Wiener Phi…

  • 【Greatest Classical Music Recordings】BBC

    クラシック畑でも同様のALL TIME BESTがこれも何故か2012 1位 ワーグナー/ニーベルングの指環(ゲオルグ・ショルティ/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団)/デッカ/1965-1966年Wagner: Der Ring Des Nibelungen-Solti / Wiener Philharmoniker / Decca (1956-65) 2位 ベートーヴェン/交響曲第5番&7番(カルロス・クライバー/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団)/ドイツ・グラモフォン/1965-1966年Beethoven: Symphony no.5 & 7-Kleiber / Wiener Phi…

  • 傑物の至言-40 Van Morrison (ヴァン・モリソン)

    『One for the money , two for the show ~(1に金、2にショー)』だなんて勘弁してくれよ。ロックは反体制でなくちゃ。ロックンロールとは自由なんだ。 1に金なんてのは、ロックンロールの意味したところから余りにも掛け離れている。 ロック・スターなんてものは存在しない、それは幻想だと言ってるんだよ。 1993年 ヴィクトリア・クラークによるインタビュー(翻訳:染谷和美) 音楽業界なんてそんなに素晴らしいものじゃないし、素晴らしいものだったこともないということだよ。物事に投影されイメージは、そのもの自体よりもずっと大きいんだ。 1993年 ヴィクトリア・クラークによ…

  • 番外編 【映画監督が選んだ】&【映画批評家が選んだ】映画ベスト10 2012年(BFI)

    BFI(British Film Institute)英国映画協会による 2012年の映画アンケート結果について別のブログで書きました www.dolphinkick.tokyo www.dolphinkick.tokyo

  • 【映画批評家が選んだ】映画ベスト10 2012年(BFI)

    【映画監督が選ぶベスト映画】と同時に実施された【映画批評家が選んだ映画】、 1位「めまい」 アルフレッド・ヒッチコック監督 2位「市民ケーン」 オーソン・ウェルズ監督 3位「東京物語」 小津安二郎監督 4 位「ゲームの規則」 ジャン・ルノワール監督 5位「サンライズ」 F・W・ムルナウ監督 6位「2001年宇宙の旅」 スタンリー・キューブリック監督 7位「捜索者」 ジョン・フォード監督 8位「これがロシアだ」 (ジガ・ヴェルトフ監督) 9位「裁かるるジャンヌ」 カール・テオドール・ドライエル監督 10位「8 1/2」 フェデリコ・フェリーニ監督 2012 BFIからの発表 先の2012年度版「…

  • 【映画批評家が選んだ】映画ベスト10 2012年(BFI)

    【映画監督が選ぶベスト映画】と同時に実施された【映画批評家が選んだ映画】、 1位「めまい」 アルフレッド・ヒッチコック監督 2位「市民ケーン」 オーソン・ウェルズ監督 3位「東京物語」 小津安二郎監督 4 位「ゲームの規則」 ジャン・ルノワール監督 5位「サンライズ」 F・W・ムルナウ監督 6位「2001年宇宙の旅」 スタンリー・キューブリック監督 7位「捜索者」 ジョン・フォード監督 8位「これがロシアだ」 (ジガ・ヴェルトフ監督) 9位「裁かるるジャンヌ」 カール・テオドール・ドライエル監督 10位「8 1/2」 フェデリコ・フェリーニ監督 2012 BFIからの発表 先の2012年度版「…

  • 【映画監督が選んだ】映画ベスト10 2012年(BFI)

    - The Directors’ Top 10 Greatest Films of All Time - (英国映画協会(BFI)による2012年版) 1位/東京物語【 監督 】 小津安二郎【 出演 】 笠智衆 2位/2001年宇宙の旅【 監督 】 スタンリー・キューブリック【 出演 】 キア・デュリア 3位/市民ケーン【 監督 】 オーソン・ウェルズ【 出演 】 オーソン・ウェルズ 4位/8 1/2【 監督 】 フェデリコ・フェリーニ【 出演 】 マルチェロ・マストロヤンニ、アヌーク・エーメ 5位/タクシードライバー【 監督 】 マーティン・スコセッシ【 出演 】 ロバート・デ・ニーロ、ジョ…

  • 傑物の至言-39 Ivo Pogorelich(イーヴォ・ポゴレリチ)

    私の演奏では無作為に出て来る響きはひとつもありません。すべての響きはまず私の頭の中に現れ、思考を続けてから演奏されます。 これは「カンフー」です。カンフーの名人は煉瓦を割るとき、手を降ろす前にどれだけの力が必要で、どの角度で煉瓦を割るべきか、また煉瓦を割るときと材木を割るときとはどう違うのかを知っているに違いありません。 同じ道理で、ピアニストとしての私の技量は各種の音色をつくり出す知識と研究に基づいて、絶えず練習を続ける事によって支えられているのです。 『ピアニストが語る!現代の世界的ピアニストたちとの対話 増補版』より 普通のクラシック・ファンには「ポゴレリチ事件」の主役として有名。 少し…

  • 傑物の至言- 38 Paul Simon/ポール サイモン

    ~ Ten thousand people, maybe more People talking without speaking People hearing without listening People writing songs that voices never share And no one dared Disturb the sound of silence ~ 一万人、いやもっといるかな 喋っていながら話していない 聞こえていても聴いちゃいない 書かれた曲の気持ちは届かない 誰も自らあえて沈黙の音のまま放っておくのさ 『Sound of Silence(サウンド・オブ・サイ…

  • 傑物の至言- Contents(目次)

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  • 傑物の至言-37 カズオ・イシグロ

    自分がどうして小説を書くようになったのかと振り返ってみると、自分にはない記憶を何とかして書き留めるということです。 ー想像力を羽ばたかせて書くのでしょうか それほど羽ばたかせませんね。私はかなり抑制の利いた作家です。 一揃いのテーマが先にあって、それをかなり集中したやり方で探求します。一つや二つのテーマを完膚なきまでに探求するのです。 それで自分の想像力を稼働させて「これが君の仕事だ。どうだ、何かできるかね」と想像力に聞くのです。 『知の最先端』大野和基インタビューより引用 知の最先端 (PHP新書) 作者: カズオ・イシグロ,ダロン・アセモグル,& 6 その他,大野和基インタビュー・編 出版…

  • 傑物の至言-36 古井由吉

    長い歴史を見ていると、文学はどうも必要なもののようですよ。社会が行き詰まったときを境に、また文学への欲求が出てくると思う。文学の生命は、東西の歴史を見る限りかなり強い。その点で僕は楽観的です。 (中村真理子)=朝日新聞2019年2月6日掲載/最新作の連作短篇『この道』後のインタビュー 静かな言葉である。拳を振り上げ、大声で叫ぶのでなく、事実を告げるかのように。 古井由吉が日本にいたから、私は現在の小説を読み続けてきた。 勿論、日本には他にも素晴らしい仕事をしてきた作家はいるし、ほかにも数人、新作が出るたび必ず買って読む小説家はいるが、私にとっては古井由吉の小説に浸る時間が、他の作家の書くものを…

  • 傑物の至言-35 山崎努-2

    僕のモットーは、つねに“俳優のアマチュアで、わかっていることはないんだ”ということです。実際、俳優として僕はアマチュアだと思っています。長くやっているから演じる技術は覚えたし、それで食べてもいる。でも、演技について、実は何の確信も自信ももっていません。だから、アマチュアなんです 僕は俳優として未だアマチュアでしかない。もっといえば、俳優業に限らず、人生全般について何もわかっていないというのが実感です。 そもそも人間というのは、何もわかっていない本当に未熟な生き物です。動物の場合は本能で生きるから何の問題もないわけですが、人間は全部自分で試行錯誤しなきゃやっていけない。子供の頃は早く大人の秘密を…

  • 傑物の至言-34 山崎努

    自分が好きな人物を演じるのは難しいということが、改めてわかりました。役づくりというのは、その人物の欠点とまではいわないけれど“ 歪み”を見つけることなんです。よくいえば個性とか人柄なんですが、その人物の歪んでいる部分を探り出す。人生のうまくいかない、世間とうまく折り合いのつかない部分を探し、そこから役に入ってゆく。ところが、大好きな人物だとそれがなかなか見つからない。今回は苦労しました “超俗の人”といわれたモリカズさんは穏やかで、でき上がった人物のように思われています。しかし、“超俗”だったらもう主張するものはないはずで、そういう人に創作ができるわけない。僕はそう、考えました。 モリカズさん…

  • 傑物の至言-33 Michael Haneke(ミヒャエル・ハネケ)

    —さまざまな解釈ができるエンディングを描いていますが、いまだに『隠された記憶』や『ピアニスト』のエンディングについて聞かれることはありますか。 「もちろん。観客が問題に向き合い続けてくれるなら、私は嬉しいよ。もし全てが説明されれば、すぐに忘れられてしまうと思っている。観客が向き合う必要がある問題を構成するという考えだね。『隠された記憶』のエンディングで、2人が語り合う内容について聞かれるけど、私が教えるわけではなく、自身で答えを見つけなくてはならない。ヒントはすべて作品に描かれているよ」 『HAPPY END』公開時「タイムアウト東京」インタビューより 頑固そのものの顔相。 ひねている、意地悪…

  • 傑物の至言-32 Jim Jarmush /ジム・ジャームッシュ 

    ──あなたは昔からずっとハリウッドのルールに背いてきていますね。 J ハリウッドのルール本というものがあるのだとしたら、僕は読んだことがない。もし手元に回ってきたら、開く前に焼いてしまうだろう。『ストレンジャー・ザン・パラダイス』のときから、僕は、自分が見たい映画を作ると決めてきた。ほかの人はどうせ見ないだろうとわかっていながら作るのさ。 世界の観客に見てもらうつもりで映画を作るなら、ハリウッドに行って、ターゲット層だのマーケティングだのに関する仕事をやればいい。そういう映画があってもいいし、僕はそういう映画を嫌ってもいない。 だが、そういう映画を作るのは、僕の仕事ではない。僕にはできない。僕…

  • 傑物の至言-31 Nelson Mandela/ネルソン・マンデラ

    奴隷制やアパルトヘイトと同様に、貧困は自然のものではなく、人間から発生したものだ。 よって貧困は、人類の手で克服し、根絶できる。 (ネルソン・マンデラの発言より) 全く、完全にその通りだ。 Nelson Mandelaが生涯を自身の存在を掛け訴え続けたにも関わらず、いまだに 「世界の富豪のトップ42名の資産額の合計が、最も貧しい37億人の資産額の合計に匹敵していた」 (ワシントンDCのシンクタンク「Policy Studies」より) といった類の数字がいけしゃあしゃあと報道される。 それを報じるメディアは、その42名が一族郎党三代にわたっても使いきれないであろう金をどう使うべきか、という喚起…

  • 傑物の至言-30 色川武大/阿佐田哲也

    全勝を目指しちゃいけないんだ。 人生そんなに上手くゆくわけはないし、 全勝を目指す人は、 弱いところがあってね、 1敗しただけなのに 折れちゃうことがあるんだ。 人生、適当に負けることが大事さ。 アマチュアはね、次の目を丁か、半か、あれこれ思案して当てようとするんだね。10回張ると、とにかく6回は当てて、勝ち越そうとする。プロは、極端にいうと、1勝9敗でも、1勝すればプラスになっているように張る。 (色川武大) 純文学小説を書くときは色川武大(本名) 時代小説を井上志摩夫、ギャンブル小説を阿佐田哲也の名前で書き分けた。 1961年『黒い布』(色川武大)中央公論新人賞 1969年『麻雀放浪記』(…

  • 傑物の至言-29 安藤忠雄

    便利とか快適、画一的な豊かさばかり追い求めてはいけない 日本は近頃、元気がないんじゃないか。 これはとくに若い人たちの姿を見て、実感するところです。株価や物価指数、賃上げのベースアップといった数値とは関係なく、人の気持ちが縮み込んでいるように思える。 これを打破するにはどうするか。やはり、ものごとを自分の頭でしっかり考えていかないといけません。何よりもまず、日本人は考える力を鍛えなければならない。 1975年につくった「住吉の長屋」。中庭があるからトイレへ行くにも雨の日なら傘を差さなければいけないし、冷暖房機器を設置していないので風の入る夏はともかく、冬は寒い。そういったことで何かと悪名高い建…

  • 傑物の至言-28 Neil Young(ニール・ヤング)

    俺は音楽の世界で既成概念とされてる現状を、そのまま受け容れる気はないんだよ。Spotifyを使ってる連中が聴いているのは、元々の音源の5%以下、せいぜい3%ちょっとだ。それ以外のところはまっすぐゴミ箱行きなんだぜ。まるでサウンドの表面的な部分だけを撫でて終わりみたいじゃないか。 音楽は俺の生命なんだ。今の世の中でみんなが当たり前みたいに金を払って掴まされてるゴミと同じものなんか聴いてられないし、自分までそっち側に組み込まれるなんて真っ平だね。だから俺は一度ストリーミングから自分の作品を全部引き揚げたし、多分この先またそうする時が来るだろう。 『ロッキング・オン』2018年6月号より 怒れるカナ…

  • 傑物の至言-27 Lou Reed(ルー・リード)

    「ないよ、ない。ビートルズなんか好きだったことは一度もないから。ゴミだとしか思ったことがないから。じゃあ、誰が好きだったのかと訊かれれば、誰も好きじゃなかったっていうことだね」 -ビートルズやジョン・レノンへの共感などはなかったのか、問われた時に答えて 『1987年、アメリカのPBSで放送されたインタヴューの一部より』 この世にこんなにきっぱりとBeatles(ビートルズ)を否定してみせた発言があっただろうか。 Beatles(ビートルズ)はとりあえず褒めておく、好悪を別にして特にロック界を変革した功績を認める。それが前提でこの星の音楽業界はここまで来た。 そこまで言うからにはそれ相当の思い、…

  • 傑物の至言-26 芥川龍之介

    我々の生活に必要な思想は三千年前に尽きたかもしれない。我々はただ古い薪に新しい炎を加えるだけであろう。 矜誇、愛慾、疑惑――あらゆる罪は三千年来、この三者から発してゐる。同時に又恐らくはあらゆる徳も。 物質的欲望を減ずることは必しも平和を齎《もたら》さない。我々は平和を得る為には精神的欲望も減じなければならぬ。 芥川龍之介『河童』「阿呆の言葉」から 凡ゆる歓喜、苦悩、混迷がひとり自分が人間として生きていることで生じ、人間が二人以上の間で大きくなるのは何千年前から不変であると、芥川は喝破した。 『河童』を発表したのが1927年 この約3000年前、エジプトでは第20王朝が終わった。 その後ペリシ…

  • 傑物の至言-25 Coen Brothers - Joel Coen & Ethan Coen(コーエン兄弟-ジョエル・コーエン&イーサン・コーエン

    この映画は本当に物語がなく、筋もない。だから私たちは猫を加えた。そう、猫を中心に映画は展開する 2013年カンヌ国際映画祭「Inside Llewyn Davis(インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌)」上映後会見にて 1996年『Fargo(ファーゴ)』という絶対的傑作を見た時、 「なぜこの映画は凡百の犯罪映画と違うのか」と考え、 1991年『Barton Fink(バートン・フィンク)』を見直し、 1990年『Miller's Crossing』 1984年『Blood Simple(ブラッド・シンプル)』を改めて凄ぇと見ていたのがもう20年以上前のことになるのか。 「映画が…

  • 傑物の至言-24 Jean-Luc Godard(ジャン=リュック・ゴダール)  −3

    ー『愛の世紀』の際に、「撮影にはうんざりする」と言っていたのを、 どこかで読みました。今では、長編の中から撮影の過程が取り除かれた ことがわかります。アーカイブの映像だけで成り立っています。 どのようにお考えですか。 「それが、撮影というものです。過去があり、そして、私たちに未来を語るのはアーカイブです。そして、映画は、過ぎ去ったことを見せるために、もしくは何かを招き入れるために、多くのことを成してきました。本当に重要なことは、一般的に撮影と呼ばれているものではなくてモンタージュであるという直感を、私は非常に早くから持っていました。 映画のモンタージュは、デジタルであれ手作業であれ、人間に固有…

  • 傑物の至言-23 Jean-Luc Godard(ジャン=リュック・ゴダール)  −2

    映画とは「X+3=1」である。学校教育を始めたばかりの子供からウンチのにおいがするようにして、容易に理解できるはずです。もしX+3=1ならば、この「=」は「-マイナス2」です。過去、現在、未来のいかなるイメージであれ、真の音や真のイメージが存在し始める第三のものを見い出すためには、消去することが必要です。X+3=1は、映画の鍵です。そこに鍵が存在するのであれば、錠の存在も忘れてはいけません。 対となるべき映像と言葉は大きく姿を変えていきました。言語としてのテキストは上手く機能できないのだと思います。互いに接近することはできるかもしれません。しかし言葉に関していうのであれば、声は言葉ではありませ…

  • 傑物の至言-22 Jean-Luc Godard(ジャン=リュック・ゴダール)-1

    私の年齢になると、出来事のなかで興味深く感じるのは、成されたことだけではなく、成されなかった事でもあるのです。この二つを持ってして、その二つを読み取る必要があります。 〜 〜残念ながら、世界には、僅かな知性と多くの哀れみがあるだけです。 2018/5/12「週刊読書人ウエブ」翻訳:久保宏樹 傑物の至言-13 Sam Peckinpah(サム・ペキンパー) - 波尾の選択 傑物たちよ---至言から探る 傑物の至言-14 Tarr Béla(タル・ベーラ) - 波尾の選択 傑物たちよ---至言から探る 傑物の至言-6 Theo Angelopoulos(テオ・アンゲロプロス) - 波尾の選択 傑物…

  • 傑物の至言-21 渥美清

    ー当初から(「男はつらいよ」の)シリーズはこれほど続くとは思われましたか「いえいえぜんぜん、一本だけのつもりでしたから」ーそれが26年ですか・・・「そうですね」ー寅さんのようになれたらいいなと思われた時はおありですか「そうですね こんなふうにして生きていけたらいちばん幸せですね ところが やはり そうじゃないんですね やっぱりいろんな社会人としての規制みたいなものもあるし煩わしい人とのつきあいもあるだろうし」「チョウチョかトンボのように好きな所へ出かけて生涯を追われたら末は野たれ死んでもいいんじゃないですかね1994年(平成6年)66歳時NHKの番組にて NHKの局アナからの奥行きのない、あく…

  • 傑物の至言-20 忌野清志郎

    うーん、大人がやっぱりもっと真面目になんないとダメだと思うんです。真剣に生きるっつーかねぇ。いい加減な大人が増えたんじゃないですかね。子供から見て大人が怖くもないし、尊敬もできないっていう。2001年6月号ルーフトップのインタビューから こんなこと、そうそう言えるものじゃない。 「え、学校のセンセーだって言いそうじゃない。割とフツーに」 そう反論される人は清志郎が使う「真面目」「真剣」の意味を理解できない、体感できない人だろう。 1988年、洋楽をカバーしたアルバム『COVERS』に収録した曲「Love Me Tender(ラヴ・ミー・テンダー)」と「Summertime Blues(サマータ…

  • 傑物の至言-19 Sam Shepard(サム・シェパード)

    本来、愛国心というのは、政府でなく、国に対する思いのことなんだ。そこがごっちゃにされている。愛国者というと、右翼かと思われる 。 1978年『Days of Heaven(天国の日々)』での光と揺らぎの中での表情 1983年『Right Stuff(ライト・スタッフ)』でのニヒルでシャープなパイロット 2005年『Don't Come Knocking(アメリカ、家族のいる風景)ではWim Wendersの映画で原案、脚本を書き主演もしてみせ 2007年『Assassination of Jesse James by the Coward Robert Ford(ジェシー・ジェームズの暗殺』や…

  • 傑物の至言-18 George C. Scott,(ジョージ・C・スコット)

    アカデミー賞というのは肉の品評会みたいなものだ 俳優たちを競争させるのは堕落である 授賞式は2時間のけばけばしいショウにすぎない。 経済的理由のために、サスペンスを盛り込んでつくりあげた大衆向けの展示だ (本人談)http://moviepad.jugem.jp/?eid=315 1945~1948年 入隊 1961年『Hustler(ハスラー)』アカデミー助演男優賞にノミネートされるもノミネートを辞退。 1970年『Patton(パットン大戦車軍団)』で主演、アカデミー主演男優賞を受賞したが辞退。 1971年『ホスピタル』でまたもアカデミー助演男優賞ノミネートされるも、当然ノミネート辞退。 …

  • 傑物の至言-17 澁澤龍彦

    わたしは、もし生まれ変ることができるものならば、できるだけ下等な動物に生まれ変わりたいとつねづね考えている。進化の段階を逆に下降して、軟体動物や腔腸動物のような美しい単純性に回帰することが出来たら、どんなに幸福であろうかと思う。 ジャン・ジュネも下等動物への希求があり、よく理解できると続く。 それは、 人間は、理知とか感覚とかを一つ一つ切り捨てて行って、生命の根源、存在の本質に近づくのが本当ではないか と続く。 しかしエーリッヒ・フロムによると こうした死の本能に惑溺することが、とりも直さず、現代に特有な悪 『貝殻頌』より引用 ということになる。 東京大学卒業論文が『サドの現代性』。 一躍、マ…

  • 傑物の至言-16 武満徹

    日本の楽器はひとつの音でも意味深く、多義的で、西洋音楽のように単純ではない。西洋音楽はどんどん単純化する、ピュアに、綺麗にしていく。尺八の良さはそれと正反対。西洋の音楽が整合性をもった美しいものだとすれば、日本の楽器は整合性が整っていない、自然の雑音とかそういうものに近い。~音楽を作る時に形というもの(ソナタとかロンドなどの形式。主題とか展開とか)には興味がない。心理的に音を聴いて、それで必ずしも視覚とは言わないけれど、心象的なものを作りたい。 『武満徹 自らを語る』より ブライアン・イーノの顔を初めて見た時、武満徹を想った。 顔そのものが似ているというよりも、脳みそがぎっしり詰まったような額…

  • 傑物の至言-15 John Belushi(ジョン・ベルーシ)

    俺たちはそろそろ作られた進化はやめるべきだ。俺たち自身が楽しめてその役になりきれる。そんなことをやろうぜ、ダニー。俺はお前と一緒に何かやりたいんだ。何か最高にハッピーになれることを! 「ジョン・ベルーシ・インタビュー・ストーリー」(室矢憲治/Switch)より この言葉は、 1975年~『Saturday Night Live (サタデー・ナイト・ライブ)』(全米NBCネットワークで毎週土曜の夜に生放送され幾つもの伝説を作り、その後のテレビ・ヴァラエティ番組、コメディに圧倒的な影響を及ぼした)でスーパースターになった絶頂期に言っている。 俺はこの言葉をいつも勝手に 俺たちはそろそろ「無意味な」…

  • 傑物の至言-14 Tarr Béla(タル・ベーラ)

    (長回しは)私の映画の言語です。俳優が逃げることができずに状況の囚人となるのです。スタッフ、キャストの全員の集中力、ベストな状態が求められ、カメラが回るそのことが何かを生むのです。また、映画は自分にとって、絵であり、リズムであり、音であり、人の目、動物の目であったりします。こういう長回しの映像を見ている観客はストーリーを追うのではなく、空間、時間、人間の存在を追い、それをすべて集約してその場で起きていることを感じる。そういうアプローチをすることによって、人間はより近づけると思うのです 「映画.com」の取材より 傑物の至言-6 Theo Angelopoulos(テオ・アンゲロプロス) - 波…

  • 傑物の至言-13 Sam Peckinpah(サム・ペキンパー)

    ーあなたの作品の過剰な暴力に対しての批判についてどう思いますか? あなた自身もブラディサムとして知られるようになりました 「人は何にでもレーベルをつけたがる。随分前にジャーナリストにそう呼ばれたのは確かだ。そしてみんなそれに飛びついた。でも人が血を流すということから目を反らすためのレーベルでしかない。いまではそう気付いてくれていることを願うね。 でも僕は近年騒がれている暴力的なごみ映画の責任はとりたくない。 暴力は悲しい詩だと思っている」 ーしかし映画の暴力が及ぼす影響も否定できないのでは? ナイジェリア内戦では兵士が『ワイルド・バンチ』を観て興奮したと聞きました。主人公のように死にたいと銃撃…

  • 傑物の至言-12 パンタ(中村治雄)-頭脳警察

    今回の新曲を誰に聴かせたいかというと、かつて世間を騒がせ、国家解体なんて叫んでた奴らになんだ。てめえらいったいなにやってんだい。組織、資本の中であくせく働いて、赤ちょうちんに出掛けて”今の若い奴ら”はなんてクダを巻いている。 『頭脳警察 1990→1991』 1970-1975年 真に「伝説的」バンド頭脳警察のヴォーカル、ギター フランク・ザッパの「WHO ARE the BRAIN POLICE」由来の バンド名には内田裕也も嫉妬した。 。 1971/8/14-8/16 日本幻野祭(成田市三里塚)出演 若い人がピンとこないかもしれない。 成田市三里塚といえば「三里塚闘争」という名で呼ばれてい…

  • 傑物の至言-11 Noam Chomsky(ノーム・チョムスキー)

    忘れてならないのは、米国自身が「テロ国家の親玉」だということである。米国とロシア、中国、インドネシア、エジプト、アルジェリアなどの同盟の意味は何か? これらの国はすべて米国がスポンサーとなって国際組織ができるのを大喜びしている。彼らがそれぞれの残虐行為を誰はばかることなく行うお墨付きをもらえるからだ。 新自由主義の市場システムの下では、人類が生き残る可能性はきわめて低い しかし、現在はびこる「新自由主義」は、支配層の自由のため大衆に不自由を強要する仕組みであり、古典的な自由主義とは似て非なるものであると、チョムスキー教授は解説した。 ノーム・チョムスキー教授講演会 第2回「資本主義的民主制の下…

  • 至言/逸話 番外編 波尾哲

    「物故者が多いね」 「生きてる人は歳とった人ばっか」 10本書いたところで指摘された。 そうか、そうだったか。 是枝 裕和(56歳)、イチロー(45歳)、マルクス・ガブリエル(39歳)のことも書く準備はしているが、 成りで書き進んできてみれば、 橋本治(物故者)享年70歳 夏目漱石(物故者)享年49歳 池田晶子(物故者)享年46歳 Raymond Thornton Chandler(レイモンド・チャンドラー)(物故者)享年70歳 Brian Eno(ブライアン・イーノ)5/15で71歳 Theo Angelopoulos (テオ・アンゲロプロス)(物故者)享年76歳 蓮實 重彥 現在83歳 ル…

  • 至言/逸話-10 勝新太郎

    記者「なんでパンツの中に入れたんですか」 勝「ズボンの中に入れたら落ちちゃうからさ・・・ 今後こういうことがあったら もうパンツは履かないほうがいいね」 (1991年の記者会見にて) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 記者「酒、タバコをやめたんですよね」 勝「うん、やめた」 と言いながら会見の席上でタバコを吸い続ける。 記者「あれ、タバコ」 勝「やめたよ」 と、吸いながら。 記者「酒はもうやめたんですか」 勝「ビールが旨いんだよ。オレンジジュースみたいな味になっちゃてさ」 場内爆笑。 記者「え、お酒やめたんですよね」 勝「いや、でもオレンジジュースだからさ」 (1996年の記者…

  • 至言/逸話-9 カルメン・マキ

    3.11の事故によって故郷を失って帰るところのない人が日本中にあふれていると思い、デラシネという言葉が漠然と浮かびました。あの時、原発問題にちゃんと向き合わなければ、いけなかったのに結局、日本は何も変らなかった。今は思考停止し、人の体温のようなものがあまり感じられない世の中になってきていると思えてなりません 今の時代は日本中、みんな孤独を抱え、いつ『デラシネ』になるかわからない危機の中で生きているような感じがします。これまで根無し草って特殊な人に対する言葉だったけど、今はそうではないと思います カルメン・マキが語るデラシネの時代「歌って生き抜く」 https://dot.asahi.com/a…

  • 至言/逸話-8 ルイズルイス加部(加部正義)

    ハーフで、父親がいなくて、勉強がきらいで、ひとりで遊ぶことが好きだった子どもが、ギターに、そしてロックに出会ったことで運命が変わっていったんだ。~そういえば昔インタビューでベースの好きなところは?って聞かれて、間違えても気がつかれないことって答えたときもあったな。 『気ままに生きる』加部正義 より引用 https://www.berrys-cafe.jp/pc/book/n730755/1/ なんと、あのルイズルイス加部さんのエッセイが読めた。 とにかくカッコいいルイズルイス加部! 思わず「加部さん」と呼んでしまう。 203ページの大作。 本牧生まれ。 父親がフランス系アメリカ人のハーフとして…

  • 千の至言/逸話-7 蓮實重彦

    まったく喜んではおりません。はた迷惑な話だと思っております。80歳の人間にこのような賞を与えるという機会が起こってしまったことは、日本の文化にとって非常に嘆かわしいことだと思っております。 もっともっと若い方~ (ーやっぱり何か情熱やパッションがなければ書けないと思うのですが。←記者の質問) 情熱やパッションは全くありませんでした。専ら、知的な操作によるものです。 「第29回三島由紀夫賞」(新潮文芸振興会)の受賞記者会見にて 蓮實重彦が書いた三冊目の小説『伯爵夫人』が「三島由紀夫賞」を受賞した時の記者会見にて記者の質問は宙に浮いたまま着地点が見つけられない時間が過ぎた。 痛快、爽快。 この他に…

  • 250-6 Theo Angelopoulos(テオ・アンゲロプロス)

    映画は仕事ではありません。少なくとも私がこうあるべきだと思っている映画、こうあり得ると思っている映画は、仕事、職業ではなく、“使命”なのです。 世界を良くしていきたい思う宣教師たちは今何人いるでしょうか? TVや商業的な映画が語る言語とは違う言語を語りたいと思っている人々は何人いるでしょうか? 彼等はおそらく少数派でしょう。しかし、様々な時代において、少数派が小さな変化、大きな変化をもたらしたことがあります。 「マスター・クラス、アンゲロプロス」リポート~『エレニの旅』テオ・アンゲロプロス その1】 取材・構成 渡辺進也 https://www.nobodymag.com/interview/…

  • 至言250-5 Brian Eno (ブライアン・イーノ)

    私たちが今いるのは、経済が私たちの価値を記述する時代 ~~ アメリカにある刑務所の多くは、民間企業によって運営されています。これらの企業は、自分たちの収益のために、より多くの囚人が必要です。ですから、企業は政府と政治家にものすごい圧力をかけています。定期的に囚人を供給してもらえるようにね。 2016/6/16 「Sonar+D」での特別講演より (ライター:高橋ミレイ) Discreet Music: Remastered アーティスト: Brian Eno 出版社/メーカー: Virgin Catalogue 発売日: 2009/07/06 メディア: CD この商品を含むブログを見る 頭の…

  • 至言250-4 - Raymond Chandler (レイモンド・チャンドラー)

    The moment a man begins to talk about technique that’s proof that he is fresh out of ideas.技術(テクニック)について話し始めるってときは、そいつにアイデアが枯渇しているってことだ。『The Raymond Chandler Papers: Selected Letters and Nonfiction, 1909–1959 Edited by Tom Honey and Frank MacShane 』より 1940年『Farewell, My Lovely(さらば愛しき女よ』 1953年『Long G…

  • 至言250-3 池田晶子

    私は基本的に、考えたいから考えているだけですが(笑)。二次的な意味としたら、哲学は社会に対する一種の解毒作用があるのでしょう。例えば、みんなが思い込んでいて、それについて考えようとしないことに対して「本当にそうなの?」と水を向けるような作用はあります。 (池田晶子 COMZINE BACKNUBER2004/4「かしこい生き方のススメ」より) Copyright © NTT COMWARE CORPORATION 2003-2015 哲学者池田晶子は「考えること」そのことが哲学と言い続けた。 たいていの人はすぐ答えを求めたがる。 「じゃあどうればいいの」 哲学ならさぞ高尚な解答が得られるのでは…

  • 至言 250-2 夏目漱石

    智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい (夏目漱石「草枕」) 夏目漱石の「草枕」冒頭の、あまりにも有名、あまりにも美しい文。 しかしながら、リズミカルにさらさら流れる言葉の連なりの中、生きることの窮屈さが凝縮されている。 歌でいえば、いきなりサビから始めたようなもの。 そのサビをずんずんと進んでいくが、思考が流れるまま、あちらこちらにゴツンゴツンとぶつかって進んでいく。 それは行動の果ての音というより身体中に響いてくる。 後の作品になればなるほど、 ゴツンゴツンがガツンガツン、 ゴロンゴロン、ガシャンと痛さが強度を増していった。 他人を傷つけ、そ…

  • 至言 250-1 橋本治

    50年前の1969年は永遠に記憶され続ける年だった。

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