「世の中で澄むと濁るは大違い。フーケに凱旋門あり、ブーケに問屋街あり」いささか苦しい見出しです。カフェ「ブーケ」でアイス・カフェラテを飲みながら、語呂合わせをしていたのですが、こんな程度しか思い浮かびません。敢えて言えば「フーケに歴史あり、ブーケに歴史無し」かな。この店はリノベされ2年半くらい前に開店。人気店となっています。シャンゼリゼ通りにある「フーケ」と比較するのにもおこがましい。でも落ち着い...
東池袋は面白い! 珍奇・幻想建築入り乱れ、昭和の香りは今どこに
池袋界隈は通行する人も建物も雑多です。建物が色とりどり。お店も、漢字、カタカナ、ローマ字が入り乱れています。ワタシは打てば響くタイプだと思っていますが、ほとんどの店名が理解できない。それでも足を運んでしまう。ワタシは根が田舎者で、洗練されて分かったふりをして脇道を歩きたいからでしょう。歩かないで、自宅に引っ込んでいるよりもましだとは思いますが。池袋、柳原白蓮の旧家から池三商店街、日出優良商店街を冷...
虎ノ門ヒルズ、ビジネスタワーにあるセレクト本屋「STB TORANOMON」で文房具と本を見て、時計をみたらもう午後1時過ぎ。タワーに戻って、食事をすることにした。蕎麦屋があったので覗いてみたら、「信州そばきり」とある。信州は大好きだし、安曇野の「そば処 元蔵」で蕎麦をお腹いっぱい食べたことがあったので、トントンと入ってしまった。安曇野の「そば処 元蔵」訪問記事はここです。虎ノ門ヒルズだけあって、...
絆を求める者は敗れる。それは転落の病菌に蝕まれた証し。―――ジョセフ・コンラッド小説の冒頭にポーランド生まれのイギリスの小説家の言葉が印刷されている。一文だけでは短い。意味深すぎる。蛇足だが、コンラッドの経歴をインターネットで読んでいるうちに、映画「地獄の黙示録」はジョセフ・コンラッドが書いた「闇の奥」を翻案したものとの記載が記憶に残っている。「ヒューマン・ファクター」は二重スパイを描いている。スパ...
南インド料理「ゼロワンカレー」(三田)、混ぜろ、スパイス爆発!
インド・ネパール・スリランカのカレー料理店訪問記事はブログに、44回アップしています。地下鉄、三田駅から5分。暑い中を歩きました。大阪の大人気店が東京進出。東京でも行列店となっています。レストランに近づくにつれスパイスの香りが強く漂ってきます。午後1時過ぎに到着。幸運なことに1席あいていました。女性従業員がメニューを丁寧に説明してくれます。チキン、ラムのカレー(1650円)を注文。ラッサル、飲む。...
隅田川沿いにあるカフェにいると、川を行き来する水上バスがよく見えます。川岸からみる船もいいが水上バスに乗船するのもゆったり感が味わえそうです。蔵前で、隅田川がよく見えるカフェ「ボン花火」への訪問記事は:清澄白河で隅田川沿いのカフェは「ピットマンズ」:吾妻橋近くなら「カフェムモソー」:平日の午前10時、浅草発の水上バスに乗りました。10時発の水上バスは通常、土・日曜だけの運航ですが、8月だけは毎日出...
「ダンディライオンチョコレート」(蔵前)でダンディになれない!
カフェ訪問記事はブログに130回、アップしています。サンフランシスコに数軒あるホットチョコレートの東京店です。カフェでカカオ豆からチョコレ―トまで一貫自社生産するお店でカフェも併設しています。蔵前のお店は2階建て。1階は工房とカフェ。2階はカフェになっていました。アメリカ。朝、ホットチョコレートのカップを手に、足早に会社に向かう人たちは絵になりますよね。蔵前で絵になりたい。スラッとした長い脚。ホッ...
小石川一丁目の春日通り、白山一丁目の千川通りを歩き、昭和の風景……黒塀のある木造住宅、看板建築など……を楽しみました。いや、楽しんだと言うのは言いすぎか。建物でも人間でも、歳は取るものだ、と当然のことを確認した。前回は小石川一丁目から白山を通り本駒込駅まで北に歩いた。さて、地下鉄、春日駅から上に出て、白山通りを北に……。太陽ギラギラの中を歩きます。ルンルンと。だって、過去に戻れるような気分になれるんだも...
「SEIKOUEN」と名前を変えて移転するまでの、「正香園」という台湾料理店は旨い店なのだが、駅から20分も歩かいとけなかった。その店が移転し、駅から歩く距離が少なくなっただけで好感度が増しました。新しいお店は気持ちがいい。でも、台湾からきたおばさんが、「作ったばかりの台湾カステラ、どう?」と。古い店通りの美味しいカステラをだしてくれるのがいい。「それじゃ、それひとつ」板の上に乗ったカステラを注文...
著者は「川は静かに流れ」と「ラスト・チャイルド」がエドガー賞最優秀長篇賞を獲っている。本作は最新作。これまでのジョン・ハートの小説、読書感想はブログに5回アップしています。この小説はアメリカがベトナム戦争から軍を撤退させ、南ベトナム軍に戦争を委ねたあとの1972年を舞台にしている。場所はノース・カロライナ州シャーロットだ。ベトナム戦争は1975年に終結している。人的被害は甚大で、Wikiは、アメリカは...
創業百年「岡埜栄泉本店」(小石川一)で大ぶりの豆大福にはしゃぐ
豆大福は58回、訪問記事をブログにアップしています。地下鉄、春日駅から白山通りを左に入った千川通りを小石川植物園に向かって10分ほど歩くと中層建築が現れます。そこの1階が目指す「岡埜栄泉本店」です。小石川植物園周辺を散策した記事はこちらです。36度を超えていたので、店内の空気が冷えていて心地よい。豆大福があるのを確認する。水ようかんもある。捨てがたい。冷やしておいて一気に飲み込むように食べるのを想...
目黒駅から五反田駅まで歩く…廃店舗、タイ大使公邸、ねむの木の庭
JR目黒駅の東口をでると、いつも「わたせせいぞうギャラリー白金台」(港区白金台五丁目22-11)へ。彼は松岡直也の曲、ハート・カクテルなどのイラストも制作している。お洒落な曲とイラストはワタシの人生スタイルにぴったり。他人は全然そうは思わないらしいが。左手に東京都庭園美術館の緑をみながら目黒通りを大通りの交差点へ。そのまま突っ切って向こう側に。1ブロック目黒駅に戻り、コンビニの脇の路地を入る。この...
36°お台場アクティブ…太陽を浴びる人、本を読む人、遊ぶ人!
お台場の砂浜をよろよろと。ワタシはただの街歩き人。ごめんなすって、水着で日光浴、いいですね。「イイネ」ボタンをどうやって押せばいいのでしょうか?礼儀正しいワタシ。ボタンを捜して、日光浴する女性の周りをうろうろ。押せなくとも、何となく、とても嬉しい!お台場からレインボーブリッジを歩いて渡った記事はここです。こちらでは木陰で読書。近寄りがたい雰囲気。蜜を避けながら、そっと歩きます。コーヒーを脇に置き、...
「レ・カカオ」(東五反田)で鮮烈なカカオの香りのシュークリーム
シュークリームを味わった記事は、ブログに30回、アップしています。カカオフェヴィエとして著名な黒木シェフの店。2016年に開店してから、やっと訪問できた。五反田駅からソニー通りを脇目も振らずに500メートルほど歩く。右側にカカオ豆の色のような店舗が現れたのだが、店内もやはりココア豆の色合い。照明を落としているので、休みかなと。だから、ドアが開いた時にはほっとした。「休みかと思っちゃった」そう言うと...
マイクル・オナリーの小説、読書日記は14回、ブログにアップしています。ハリー・ボッシュもの。3年前、ボッシュはロス市警を退職して、私立探偵を営んでいた。私立探偵は人生の末尾を飾るのに悪くはないものだが、3年の間に物足りなさを感じるようになっていった。今風に言えば、ジェフ・ベゾスがアマゾンを起業する前に演習した「後悔最小化のフレームワーク」(ジェフ・ベゾス著「Invent & Wander」)のように、ボッシュ...
著名人のお墓を巡った記事はブログに26回、アップしています。伝通院に到着するまでは坂道をのぼりました。暑い! お寺は小石川の丘の上にあって、周囲を学校や中層のビルに囲まれています。セミの声が耳を圧するよう。お寺に入ると緑が多く、木陰に入ると涼しい。やっと一息つけました。お寺で線香を2本購入(1本200円)し、お墓参りをしました。「佐藤春夫の墓」佐藤春夫の旧宅辺りをウロウロした記事はここです。佐藤春...
バナナの葉で包んだスリランカの味「アラリヤランカ」(西五反田)
インド、ネパール、スリランカの料理食べ歩き記事はブログに43回、アップしています。散歩の途中、午後1時過ぎに訪問しました。白い壁。間隔をとって配置されたテーブル。清潔な感じのお店だ。冷房のきいた店内に入ると、体を伝わって落ちていった汗が引いてゆく。店内を見渡すと、若い女性ばかりだ。彼女たちのテーブルに置かれているのは、バナナの葉で包んだ「ランプライス」。ワタシも「ランプライス」を食べにわざわざ来た...
カフェ訪問記事はブログに130回、アップしています。最寄駅は東武線北越谷駅です。そこから歩いて10分。お店は平屋でちょっとモダンな感じ。お店に入ると、重厚なテーブルや椅子が迎えてくれました。スイーツは素材の良さと手づくり感がありました。お店を出るときは、暑い中を10分歩いても、来てよかったと思いました。桃のショートケーキ(680円+税)はクリームもスポンジケーキも実に新鮮です。「ワタシのために作っ...
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「世の中で澄むと濁るは大違い。フーケに凱旋門あり、ブーケに問屋街あり」いささか苦しい見出しです。カフェ「ブーケ」でアイス・カフェラテを飲みながら、語呂合わせをしていたのですが、こんな程度しか思い浮かびません。敢えて言えば「フーケに歴史あり、ブーケに歴史無し」かな。この店はリノベされ2年半くらい前に開店。人気店となっています。シャンゼリゼ通りにある「フーケ」と比較するのにもおこがましい。でも落ち着い...
「四万六千日、お暑いさかりでございます」文楽のマクラはこれだけ。鋭い!投稿子は、四万六千日の7月10日、浅草観音に参詣せず、銀座通りをウロウロして、熱風を避けて餃子屋に逃げ込みました。餃子セット1480円いい色に焼けた餃子がやってきました。バナナくらい大きいのが8個。口の中が脂っぽくなりそうなので、タレは酢と辛子を多めに、黒酢醤油を少し、ラー油は使わないで調整しました。タレで口の中をサッパリさせな...
2025年6月に成田・コロンボ間をスリランカ航空で往復しました。物言わない貨物扱いのエコノミー席なのに、モノを言いたくなってしまいました。スリランカ航空の航空券を購入する計画の皆さんにお伝えしたいことは次の二つです。事前に指定した座席と実際に割り当てられた席は別でした。eチケットに記載された座席に座れると信じて疑わないタイプです。搭乗券をもらいましたが、当然、事前に予約した席が印刷されていると疑わ...
行列店! 3度目の訪問でやっと入店できました。地下鉄、小伝馬町駅や人形町駅からゆっくり歩いて7分位。人気の理由は「オシャレ、美味しい、癒される」の三拍子が揃っているからだろう。古いビルをリノベしたカフェで、内装は木が多く使われています。これまでは若者ばかりの行列。並ぶよりも日射病を警戒して退散していました。この日は平日の午後1時に、並ばずに入店できました。 ポークハムとリンゴのトースト。1200円...
ハリー・ボッシュ刑事のシリーズ、19作目。LAPD(ロサンゼルス市警察)の刑事として職を食んできたハリー・ボッシュは退職したが、定年延長選択制度を使ってロス市警に復帰。現在は未解決事件班の刑事として働いている。時は2012年。1992年のロス暴動から20年が過ぎた。ロス市警は暴動の際の未解決事件を集中捜査する方針を決定した。その20年前、ボッシュは1992年に起こったロス暴動のさ中、デンマーク国籍...
コロンボで配車アプリ、ピックミ―を使って車を予約。約1時間でニゴンボに到着しました。リゾート地はシーズンオフでバワ建築のホテルは閑散としていました。海岸にでて夕日が沈むのをみていました。地元の方が多かったですね。夕食は歩いて近くのレストランでチキンバーガー。翌朝、ホテルの朝食は海辺でゆったりと楽しみました。日本への航空便は夜、出発なので、それまで街を散策。明日はニゴンボから空港へ出て、成田行きの便...
ゴールからコロンボに出る途中、バワ建築のホテルで昼食としました。波が岩に当たるすぐそばにレストランがあります。自然を感じながら食事をするって、充実感があります。コロンボのホテルにチェックイン。部屋のソファでリラックスしながら、夕陽が沈むのをみてすごしました。このホテルは屋上にプールがあり、ここらの景色も絶景でした。コロンボでは海沿いを走る列車に乗ってみました。四駅乗車で20ルピー(10円)でした。...
ゴールでは旧市街にあるコロニアル風建築ホテルにチェクインしました。ホテルから一歩でると、16世紀に建築された建物が並んでいます。旧市街を散策し、カフェでひと休みしてすごしました。夕食はピッツァで〆ました。ゴールにはオシャレなカフェがあり、食事も美味い。落ち着いた街で、ゆっくりとすごせました。明日はゴール近郊にあるバワ建築ホテルに寄って、コロンボに向かいます。二度目のコロンボです。参考記事≫≫ 海外旅...
ホテルでの朝食は果物だけにして、近くの茶店に行きました。スリランカのパンにハチミツたっぷりつけて食べたり、紅茶にヤシのミツ蜜を入れていただきましたよ。行ってよかったと思うほどの自然さのあるミツでした。霧のでた茶畑の間を走り、エッラという秘境へ。チェックイン後、トクトクで30分。100年建築の鉄道橋を走る列車を見に行きました。町に戻って、ホテルの近くにある日本人女性が経営するレストランで「かつ丼」に...
キャンディから約3時間半列車に乗りました。茶畑の間をゆっくり走る列車に乗って、デッキから体を乗り出し、風を受けました。また、車内販売のチャイは味わいが深く美味しかったです。ナヌ・オーヤ駅で下車。昼食はチキン・カレーにしました。コクのあるカレーでそう辛くはないので、食がすすみました。美味しい!早目にホテルに入り、部屋からの絶景に見とれていました。森林の間にある湖や滝が変わりやすい天気とともに変化して...
キャンディへは正午頃到着しました。途中、路上でドリアンを売っていたので、立ち寄りました。キャンディでの昼食はドーサの店へ。中にカレー味のジャガイモがたっぷり入っていて、満足しましたよ。昼食の後はお寺で心を整えて、街歩き。1800年代建築の建物が残っていて、楽しい街歩きとなりました。歩き疲れたので、コロニアル建築を改築したカフェでまったり。その後、ローカル食堂で夕食としました。焼飯と野菜スープが実に...
ホテルで朝食……開放感のある広い食堂で、サラダ、カレー料理、マンゴーやスイカなどを、ゆっくりと楽しみました。ホテル内を散策。プール脇からギリヤ・ロックが見えます。昼食はローカル食堂ですませました。中華風のスリランカ料理といった風情でした。辛くはなく、穏やかな味でしたよ。ホテルを変えました。ホテルのレセプションまで階段を上ってゆくと、プール越しにシギリヤ・ロックが現れます。息をのむ美しさでした。チェッ...
朝はシギリヤ・ロックへ。絶景! 来てよかった!そのあと、象乗りです。昼食はピザ・ハット。タンドリ・チキンのピザがあったので挑戦してみました。午後は、近くにある石窟寺院で心を清めました。夕食は地元の精進料理風のものにしました。ハンバーグですが、ハンバーグステーキの部分が豆で調理されていました。サクサク感があって、美味しかったですよ。明日はシギリヤで何もしない日にします。参考記事≫≫ 海外旅行記です。...
空港近くのホテルから車で約2時間。象の孤児院へ。象の水浴びを見たかったのですが、この日は中止でした。ここから車でシギリヤへ。途中で昼食。スリランカの食事を楽しみました。このあとミンネリア国立公園でジープに乗ってサファリに。野生の象がむしゃむしゃと草を食べる音がすさまじかった。夕食はシギリヤ・ロックをみながら。明日はシギリヤ・ロックに登ります。...
成田空港から約9時間でコロンボ国際空港に到着しました。現地通貨への両替、シムカードの購入をさくっとすませます。雑踏をぬって、タクシーで空港から約5分のホテルに入ります。腹ごしらえをすませ、一日を終えました。明日は象を見に、北に向かいます。...
JR「馬喰町駅」から繊維問屋街を東神田へ向かって数分です。店内には団子、鶯餅などが並べてありました。塩豆大福、220円薄い皮が柔らかい。餡は優しく手作り感があります。噛んでいると、塩の気配。くどくない餡の甘さが、穏やかに広がってゆきました。ひやり、つるるん「水ようかん」220円瑞々しさに誘われて、つい手をだしてしまいました。つるっとしていますが、サクッともしている歯触り。口の中でとろけると、抑えた...
「鶴八鶴次郎」は昭和9年(1934年)にオール讀物に掲載され、翌年、第一回直木賞を受賞しています。大正時代、新内の鶴八、鶴次郎は息が合い、巷の人気者だった。二人は赤の他人だが、心の奥では魅かれあっていた。芸の道を究めようとする二人は、稽古の間も芸道の喧嘩ばかり。単なる言葉のやり取りを真に受けた二人は別れ、鶴八は料亭の息子のところに嫁いでゆく。それから三年。鶴次郎の芸は荒れ、酒浸り。興行師の思惑で、...
浅草橋交差点の角、築百年のビル1階にあるカフェカフェのあるイーグル・ビルは大正から昭和の初期に建築された建物です。カフェは2017年に、合羽橋にあった「ブリッジ」がここ日本橋馬喰町にあるイーグル・ビルに移転してきました。合羽橋の「ブリッジ」はセメント打ちっぱなしの店内で迫力がありました。関連記事≫≫ 合羽橋「ブリッジ」訪問記事平日の午前中に訪問。外国人客が7割、日本人が3割程度日本では米の価格が2倍...
土曜日に歩いた。地下鉄、清澄白河駅を出て小名木川にかかる高橋を渡ると、娘さんが二人、楽しそうに投稿子を追い抜いてゆく。飛び跳ねるように歩いているのを、指を銜えてみながら観察眼を発揮する。二人はカフェに行く!清澄白河駅を出て、高橋を渡ると常盤二丁目。清澄通りから小名木川に沿って歩き始めると、住宅街(常盤二丁目13)に「美容室」があった。閉店しているような雰囲気。関連記事≫≫ 小名木川を挟んで反対側の高...
米の粉で揚げた天丼! 衣は堅焼きバーリバリ! タレは濃い色甘辛い!あまたある投稿子の取柄のひとつに好奇心がある。歩いていると「米粉の天丼」と看板があった。好奇心が頭をもたげてきて、気分が浮ついてきた。美味しそうじゃないか。税込で1280円。海老が一匹、おくらと切り刻んだ茄子、ハス、カボチャが米の衣で揚がっていた。衣はかなり硬い。おかきに甘辛いタレがついているよう。このタレがご飯によく合う。お代わり...
夏草や 兵どもが 夢の跡芭蕉の句だ。三ノ輪駅周辺……鬼平犯科帳のワル、「土蜘蛛の金五郎」が善人ぶりを見せかけるために、一膳飯屋を開き、庶民に安く食べさせていた地域……は上野・浅草から日光に向かう街道が交差する場所。ここだ。昭和の時代には近くの山谷には、労働者が集まった。三ノ輪界隈を歩いていて、上述の句を思いだした。今では、明治通りや日光街道の両側には中層の建築が並び、そこにレトロ建築が窮屈そうにおさま...
「キャトーズ ジュイエ」! 7月14日はフランス革命記念日です。越谷には大胆にも、その名を冠したスイーツ店があります。美味しいので、許せますが!投稿子の脳内では「西のラデユレか、東のキャトーズ ジュイエ」と名を馳せています。関連記事≫≫フランス革命がおこったのはバスティーユ。そのバスティーユを散策した旅行記です。アリーグルのマルシェで食事をしたり、廃線跡を歩きました。上の文字をクリックすると旅行記に飛...
地下鉄、表参道駅から青山一丁目駅に向かってすぐです。ポルシェセンター青山の脇にあるビルです。平日のランチタイムに出かけました。人気店なので開店10分前に到着。誰も並ばない。拍子抜けです。単品でピッツァとサラダをそれぞれ注文しました。ランチセットは小さなサラダがついて1500円から1700円です。マルゲリータ(1900円)です。もちもちしていて、ミミも柔らかく仕上がっていました。そのうえボリューミー...
私立探偵、マット・スカダー シリーズです。このシリーズが日本で刊行されたのが1987年(アメリカでは1976年)。本「処刑宣告」は2005年(アメリカでは1996年)に発売されています。サイゴン陥落の翌年に私立探偵、マット・スカダーが登場しました。「処刑宣告」がアメリカで発売されたのはソ連が崩壊して5年がすぎたころです。スカダーが登場して約20年のことです。当初、スカダーは陰影を帯びた探偵で、あら...
ヤシオスタン!埼玉県八潮市は「ヤシオスタン」の異名で知られています。「日本の異国」(室橋裕和著 2019年5月刊)によれば、八潮に150人ほどのパキスタン人が暮らし、パキスタン料理のレストランは3軒、と記されていました。関連記事≫≫パキスタンの首都のイスラマバードから航空機で北部辺境州にあるギルギッドまで航空機で飛び、そこから車でカラコルム・ハイウエーを走りながらフンザ、世界で第2の高峰K2を見て北...
昭和の雰囲気を探しながら、常磐線と都電に挟まれた荒川三丁目と四丁目を歩きました。関連記事≫≫昭和の雰囲気好きには、荒川区の街歩きは楽しい!これまで荒川区街歩きをブログに8回、アップしています。写真は東尾久五丁目にある駄菓子屋です。上の文字をクリックすると、荒川区街歩きに飛びます。ぜひ、みてください。荒川区荒川仲通りを歩きます。頭上には電線が張りめぐらされている。関連記事≫≫サイゴンの電線……複雑怪奇状態...
「香港傳奇」では、香港にある焼味舗で味わえるような腸粉、焼鴨、雲吞麺、お粥が食べられます!このほか、焼肉まん(2個、650円)、焼売(3個、690円)もあり、食べやすい価格となっていました。午後1時半ごろに入店しました。昼食には遅い時刻になってしまいました。近くのオフィスに勤めているような若い女性たちが3組だけでした。注文した南翔小籠包(690円)です。10分くらいでテーブルにやってきました。アツ...
「よしだや」は地下鉄、清澄白河駅から清洲橋通りを東に、三ツ目通りまで行ったところにあります。電車に乗って、1個200円の塩大福を食べにやってくる客がいるらしい。珍しい人間がいるものだ。家で都知事選についてつらつら考えたり、貧乏ゆすりをして過ごせないのか?はい、ワタシには大福の方が大事です。塩大福は200円。小ぶりですが、ずっしり、重量感がありました。皮は厚く、硬めでした。餡は切れの良い甘さでしたよ...
三河島駅周辺の有名どころなら、戦前からある三河島コリアンタウン、金メダリストの実家「肉のキタジマ」、タイにあるタンマガーイ寺の別院でしょうか。今回は昭和の雰囲気を探しながら、東日暮里三丁目を歩きました。関連記事≫≫三河島ならコリアンタウンの街歩きです。新大久保のように華やかではありませんが、代わりに、強烈な辛子の匂いを嗅ぎながら歩けます。上の文字をクリックすると、三河島コリアンタウン街歩きに飛びます...
表題の「石つぶて」について、「あとがき」でこのように記されている。警察官で最も人々とかかわりの多いのは交番勤務の巡査だ。友人は巡査をしていて、人生の折り返し地点をすぎた。著者はその巡査からメールを受けた、(組織で最も階級の低い交番勤務で一生を終えるのだが…勤務の)見返りなど微塵も期待しないで、歴史上に無名の士としても残らない、「石つぶて」として過ごしてきた。著者は、末端の警察官にまで、職務の覚悟が...
最初に、お茶がでてきました。関連台湾旅行記事≫≫台湾は、あまり緊張せずに歩けるし、食べ物がおいしいですね。台北の迪化街のすぐ裏、大稻程慈聖宮では肉粥も食べられますが、魯肉飯にしました。青空がのぞけるガジュマルの木の下で食事すると台湾料理が一層美味しくなります。上の文字をクリックするとその台湾旅行記に飛びます。ぜひ、みてください。「花粥」ではお粥とハーフの担々麺などがセットで出されました。お粥から蒸気...
前回、街歩きをしたときに発見したお店です。飲み屋街で栄えたような狭隘路地にありました。関連記事≫≫その時の桐生街歩き記事です。昭和の雰囲気があって、思わず立ち止まり、首をぐるっとまわしましたよ。上の文字をクリックすると、その桐生街歩きに飛びます。昭和がお待ちしています。ランチの天丼は800円。海老が2匹ついていました。!ご飯も具も量が多い。それでいて、丁寧で繊細な味付けでしたよ。投稿子のほかに地元の...
地下鉄、半蔵門線の清澄白河駅から萬年橋に向かって5分ほど歩きます。道路を一本、小名木川に向かったところに高田川部屋、閉鎖された尾車部屋、近くに錣山部屋があり、相撲部屋を見ながら街歩きをして、「タルスコーゲン」でひと休みというコースもいいですね。関連記事≫≫相撲部屋が集まる横綱通りから隅田川沿いを歩いた記録です。上の文字をクリックすると、この街歩きに飛びます。ぜひ見てください。「タルスコーゲン」はスウ...
日本では1997年に刊行された小説です。著者のマイクル・コナリーはロサンゼルス市警察、「刑事ハリー・ボッシュ」のシリーズが有名ですが、本作はノン・シリーズものです。連続殺人事件で新聞記者が犯人を追及してゆく物語です。マスコミ業界や巨大官僚組織となったFBIの無責任さ、非効率さ、そこで働く職員の不遜さについて批判する小説となっています。コロラド州デンヴァー市の地方新聞記者が主人公です。記者は双子の兄...
荒川と新河岸川との間にある北赤羽駅。あなたは下車したことがあるでしょうか?銀座というと、豪華絢爛、オシャレ、華やかといった胸がときめくような印象がありますが、浮間銀座はそんなヤワな考えを打ち砕いてくれますよ銀座はイロイロあると教えてもらいました。その北赤羽駅は新河岸川に跨っていました。出口は赤羽口と浮間口。大宮方面の浮間口にでました。浮間銀座は出口すぐにあるはず。看板を探したが見つからない。浮間銀...
店はヴァンスにあるロザリオ礼拝堂を感じさせる白! お店のロゴはロザリオ礼拝堂の会衆席に掲げられた絵のタッチでした。地下鉄、日比谷線の小伝馬町駅から日本橋馬喰町に向かってすぐです。全国に展開するホテルが二軒並んでいる脇にお店を構えているので、場所は一発!関連記事≫≫「ヒロミ&コ」のお店の印象はヴァンスにあるロザリオ礼拝堂に合致したと書きました。念のため、その旅行記を紹介します。ニースからバスで1時間弱...
果物が生き生きとする季節となり、パフェ好きにはたまらない日々です。近くに、いろいろなフルーツが入ったパフェを置いている店があるので、大助かりです。関連記事≫≫以前、「アン・プルミエ」で購入したスイーツです。上の文字をクリックすると、記事に飛びます。ぜひ、見てやってください。「アン・プルミエ」には、以前、ピンキーとキラーズというグループで歌っていた髭で黒い帽子のおじさんに似た男性が、自動ドアの前で客が...
日本の経済成長が著しかったころ、……1970年から1980年代……日本はアジア、アメリカ、ヨーロッパに輸出先を拡大していった。アフリカへは鉱物資源を求めて進出した。このころ、ヨーロッパ行のエアロフロートは格安運賃でモスクワを経由してロンドンかパリへ運んでくれた。ある時、投稿子が搭乗したアエロフロート機が乗換地のモスクワ国際空港で嵐のために着陸できず、当時のレニングラードまで飛んだことがあった。そこのホ...
東田端の向こう、田端駅の反対側には「田端文士村記念館」があります。かって住んでいた小説家や芸術家が住んでいたのを記念した建物です。そこを散歩すると、芸術家のオーラを感じます。でも、今回の街歩きはリラックスできました。芸術にはとんと縁がない地域ですから。ワタシにぴったりです。散歩した東田端には……倉庫、町工場の跡に高層住宅が建築され、その間に昭和の雰囲気がある狭隘住宅や個人商店、木造アパートが残ってい...
雑誌「アンド プレミアム」2024年2月号「あんこ」特集に取り上げられていたので、桐生の街を歩いた折に訪問しました。「あら木」がある桐生、旧市街街歩きをブログにアップしています。太陽がほとんど人通りのない旧市街を照らしています。街を歩いていると、ワタシの健脚ぶりに微笑む人がいないのが残念!JR桐生駅近くを歩いた時の記事です。繫栄していた時代の建物が残っています。上の文字をクリックすると、ページに飛...