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2019/05/01

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  • 「殺人者は我々の中にいる」-Die Mörder sind unter uns- ソビエトに歓迎された映画

    「殺人者は我々の中にいる」-Die Mörder sind unter uns- ソビエトに歓迎された映画 戦中からこの映画の脚本を手掛けていた ヴォルフガング・シュタウテ監督 デーファの前身「フィルムアクティーフ」に参加し、製作許可が出るや否や いち早く監督は撮影に入りました。 実は映画ができる前、こんなエピソードがありました。 「殺人者は我々の中にいる」を皮切りに、その後誕生したデーファの方向性は 反ファシズム・ドイツ負の歴史からの再教育(ソ連的思想で)となっていきました。 あくまで反ファシズムがテーマだからユダヤ人大量虐殺に関してあまり触れていないのが今後の映画のツッコミどころになると思…

  • 東ドイツ瓦礫映画!?「殺人者は我々の中にいる」Die Mörder sind unter uns(1946)①

    「殺人者は我々の中にいる」-Die Mörder sind unter uns- 1946年 監督:ヴォルフガング・シュタウテ 出演 ヒルデガルト・クネフ(ズザンネ・ヴァルナー) ヴィルヘルム・ボルヒェルト(Dr,ハンス・メルテンス) アーノ・ポールセン(フェルディナンド・ブリュックナー大尉) あらすじ 1945年、強制収容所から釈放された共産主義者ズザンネがベルリンの瓦礫の中にあるかつてのアパートに戻ると ハンス・メルテンスという男が住み着いていた。彼は医師だが 元国防軍中隊の軍医で第二次世界大戦で追ったPTSD(心的外傷後ストレス障害)を負っており仕事ができず、夜な夜なアルコールを飲んでは…

  • 東ドイツ映画会社「デーファ」 ③設立 フィルム・アクティーフ!

    東ドイツ映画会社「デーファ」 ③設立 フィルム・アクティーフ! ロシア革命当初からレーニンは「すべての芸術において、最も重要なのは"映画"である」と考えていました。 古くは「戦艦ポチョムキン」(1925)からずっとソビエトプロパガンダ映画・アニメ映像を製作し続けていました。 それまでナチスから逃れていた監督が立ち上がり、政府の検閲ありきで ドイツの復興を目指しての映画製作を許されました! (ペーター・ペヴァスは「エーミールと探偵たち」の監督) 大変お待たせしました 次回からやっと本番の映画紹介です。

  • 東ドイツ映画会社「デーファ」 ②前進せよ!今がその時だってさ(マヤコフスキィ)

    東ドイツ映画会社「デーファ」 ②前進せよ!今がその時だってさ 映画製作に関してソ連はとても早かったです。 まだデーファどころか東ドイツが「ドイツ民主共和国」として正式に成り立つ前から 映画を製作をスタートしました。 かのソ連の名作プロパガンダ映画「戦艦ポチョムキン」はあのゲッベルスも魅了したとかなんとか…映画に昔から積極的ソ連 それにしてもブルジョワ根性凄い 私は脳内で「マネーの方は持っているんだろうね?」という某米国超人のフレーズが 頭で連続再生されました。

  • 東ドイツ映画会社「デーファ」①国営映画会社の誕生

    東ドイツ映画会社「デーファ」 ①国営映画会社の誕生 ソ連のベルリン侵攻後に終戦をむかえ、間もなく誕生した 東ドイツ映画会社「デーファ」 前回説明した「ウーファ」のようにやっぱり政治宣伝のために利用されているのは 間違いないのですが、当時のソ連書記長スターリンからずっと伝えたいことは真逆で とにかく「二度とファシズムが過ちをおかさないようにする」こと(アバウト) 個人的に、確かにファシズムは徹底的に殲滅している気がします ところでファシズムの定義とは…この辺を私が触れるのはやめます。

  • ドイツ映画のはじまり

    ドイツ映画のはじまり(※ざっくり過ぎるプロローグ) 東ドイツの前に、ちょっとだけドイツ映画について説明 個人的な初めてのドイツ映画は多分「吸血鬼ノスフェラトゥ」だったのかと… 後に「ラン・ローラ・ラン」、「Der Tunnel」、「ノッキング・オン・ヘブンズドア」とどんどんドイツを把握していきました。現在も東西問わず夢中 注意事項 ・マンガにも記載した通り、ナ○ス関連は最小限備考に必要があればちょっとだけ付け加えます。絵には描きません。 ・戦争映画もありますが自身ミリタリーに関しては疎くそれがこのブログのテーマではないので玄人な指摘はご遠慮ください。 (※以前映画館でハリウッド戦争映画をドイツ…

  • はじめましてのご挨拶

    今回、初めて旧東ドイツ映画専門ブログを立ち上げました。 平成元年に生まれてソ連も何も知らない私が何故高校生の時から東ドイツにハマりまくっているかと言うと、兎に角おかしく不可思議かつ大変魅力的な創造物に魅かれたからです。 これも平成生まれならではの科学の発展あっての事かもしれません。インターネットがない時に(あるいはまだ大変使いづらい時に)それまで閉鎖されていた”かつて存在していた国”の隅々までわかるはずがありません。 当時から近代歴史について多々研究を続ける先生方、また実際に東ドイツに滞在歴のある方々の貴重なお話を聞き、今の自分がありとても足りるものではありませんが 改めて本当に感謝いたします…

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