【質問答えます】米国トップ校へのMBA留学を目指しています。 人から「明確な目標が無ければMBAは行っても意味がないよ」と言われるが?
質問者ACさん「こんにちは。金融で働く30歳です。米国トップ校へのMBA留学を目指しています。理由は、①転職を見据えてMBA修了の箔がほしい、②企画畑人材のため経営学を学びたい、③2年間のMBA生活を通してグローバルにビジネスで通用する人材になりたい、ためです。 自分でも理由が甘いとは思うのですが、受験・社費留学申請双方の観点で、この年齢で手を挙げなければとやや焦っています。 人から、「明確な目標(◯◯のビジネスで企業したい等)が無ければMBAは行っても意味がないよ」と言われるのですが、単純なスキルアップのためにMBAに行くのは意味がないことなのでしょうか。 もしお考えがあれば伺えると有り難いです。よろしくお願いいたします。」 僕「ACさん、米国トップ校へのMBA留学を目指しているとのこと、素晴らしいことだと思います。理由1、2、3も自分で素直に考えられた形跡がある答えのようにうかがえます。 単純なスキルアップのためにMBAに行くのもいいと思います。僕は明確な目標が今無くてもMBAは価値があるものだと思いますよ。実際、○○のビジネスで起業したいなどの明確な目標がないMBAの学生もまあいます。学生の全員が全員、起業したいわけでもないし、最初は解らなくても、ビジネススクールの経験を通してやりたいことが明確になる場合も多いです。 理由1の「転職を見据えてMBA修了の箔がほしい」ということですが、確かにMBAを持っていると転職の可能性は広がる場合が多いです。ACさんの言う通り、MBAのデグリ―は箔かもしれませんし、まだ箔になるほど 職場では 珍しいものなのかもしれません。また、アメリカでも地方だとまだMBAは珍しいのかもしれません。でも、米国の都会のビジネスパーソンにとってMBAは当たり前で、自動車の免許みたいなものです。持っていない方が珍しいのです。NYのウォール街にあるグローバル企業ではMBAは箔ではなく必須ですし、もし転職が日本国内のみの話なら、外資系の企業も含めてMBAがどれだけ箔として有効なのか、ACさんのやりたい事や将来のキャリア形成のプロセスの中でどれだけインパクトがあるのか分析して、人に説明できるようにするといいと思いますよ。
2019/10/28 23:20