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  • 【現地報道に見るケニア市場の状況】学生がマイクロソフト社のImagine Cupのアフリカ大会で優勝:2020年5月22日付けStar紙

    (記事要約)JomoKenyatta農工大学の2名の学生が、マイクロソフト社主催の第18回ImagineCupのアフリカ大会で優勝した。この2人は、人工知能を活用した、作物の列から雑草を識別して自動的に除去するロボットを製造した。彼らのソリューションにより、農民は除草のために有害な農薬を使用する必要がなくなった。この優勝により8,000ドルの賞金の他、ImagineCup世界大会への参加権が与えられた。マイクロソフト社のカントリー・マネージャーは「この大会は、学生がテクノロジーに対する想像力と情熱を利用して、重要な社会問題に対する革新的で包括的なソリューションを開発できるようにすることを目的としている。」と述べた。(記事に一言!)今回の記事は、2名の学生が、マイクロソフト社主催のImagineCupアフリカ大会...【現地報道に見るケニア市場の状況】学生がマイクロソフト社のImagineCupのアフリカ大会で優勝:2020年5月22日付けStar紙

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】海外在住ネパール人の内、12,811名が新型コロナウイルスに感染した他、117名が死亡:2020年5月24日付けRepublica紙

    (記事要約)5月23日時点で、海外在住ネパール人の内、117名が新型コロナウイルスにより死亡した。在外ネパール人協会によると、過去1週間で21名が死亡した。死亡者の内、最も多いのはイギリスで65名に上る。更に50歳から90歳が53%を占めている。また、在外ネパール人の内、12,821名が新型コロナウイルスに感染した。この内、72%が中東諸国、13%が北米、10%がヨーロッパ、その他5%がアジアで確認された。(記事に一言!)今回の記事は、引き続き在外ネパール人の感染者と死亡者が増加しています。従前、北米やヨーロッパで感染者が増えていましたが、現在では中東諸国で急速に感染者数が増加していることが伺えます。(出典)Republica■記事URLhttps://myrepublica.nagariknetwork.co...【現地報道に見るネパール市場の状況】海外在住ネパール人の内、12,811名が新型コロナウイルスに感染した他、117名が死亡:2020年5月24日付けRepublica紙

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】カトマンズ盆地のほとんどの飲食店は宅配サービスに切り替え:2020年5月29日付けRepublica紙

    (記事要約)レストランのBajekoSekuwaは現在、宅配サービスを活用している。同レストランは全国封鎖以前のような通常営業は出来ないものの、宅配サービスにより顧客に商品を提供でき、スタッフにも給与を支払うことができる。レストランの責任者は「お客様の期待に応えることが出来ることに満足しているが、最も満足しているのは宅配サービスによりスタッフに給与を支払うことができることだ。」と述べた。全国封鎖の長期化に伴い、カトマンズ盆地内の多くのレストランが宅配サービスに積極的に取り組んでいる。レストランやバーは「Foodmanmdu」や「Bhoj」などのデリバリー・サービスを活用しながら宅配サービスを提供している。Foodmanduは「最近かなりの数の注文を受け取っている。」と述べた。一方、デリバリー・サービスを活用する...【現地報道に見るネパール市場の状況】カトマンズ盆地のほとんどの飲食店は宅配サービスに切り替え:2020年5月29日付けRepublica紙

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】政府が海外在住ネパール人を「優先的に」帰国させることを決定:2020年5月29日付けRepublica紙

    (記事要約)ネパール政府は、海外在住のネパール人を優先的に帰国させることを決定した。金曜日(5月29日)に開催されたハイレベル委員会で、このことが決定した。親族の法事に参加が必要な者、労働契約満了に伴い失業した者、新型コロナウイルス以外の疾患を抱えている者、妊娠して者は、最初に帰国させる。また高齢者や身体障害者、および海外研修・研究中の公務員も対象となる。一方、在外ネパール人を救出することは以前、閣議決定していた。同ハイレベル委員かいでは、インド在住のネパール人労働者の入国可能地点も定めた。このエントリポイントには、Pashupatinagar、Kakarbhitta、Raji、Sunauli、Thadi、Madar、Makangawa、Gaur、BirgunjおよびMaheshpurなどが含まれる。(記事に一...【現地報道に見るネパール市場の状況】政府が海外在住ネパール人を「優先的に」帰国させることを決定:2020年5月29日付けRepublica紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】オンライン上の求人情報は4月に87%減少:2020年5月24日付けFinancial Express紙

    (記事要約)バングラデシュの就職サイトに掲載された求人情報数は、新型コロナウイルスの大流行により、今年4月には前年比で87%減少した。アジア開発銀行(ADB)は『新型コロナウイルスによる求人への影響:バングラデシュとスリランカの就職サイトによるリアルタイム評価』と題されたレポートの中で、このことを明らかにした。2019年12月から2020年1月のオンライン求人情報数はほぼ変化がなかったが、2月第1週から3月第2週におけて10%~17%減少した。一方、前年同月比でみると、2月の求人数は1.0%減、3月は35%減、4月は87%減に達した。(記事に一言!)今回の記事は、就職サイトに掲載された求人数が急減していることを伝えています。以前より全国封鎖により日雇い労働者やリキシャ運転手などの「インフォーマル労働者」が大きな...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】オンライン上の求人情報は4月に87%減少:2020年5月24日付けFinancialExpress紙

  • 【現地報道に見るケニア市場の状況】キャッシュレス取引の普及によりモバイルマネー取引が急増:2020年5月22日付けStar紙

    (記事要約)外出自粛措置の実施以後、1日あたりのモバイルマネー取引数は9.4%増加した。3月16日、ケニア中央銀行は、現金ではなくモバイルマネーの利用を促進する一連の措置を発表していた。中央銀行は70,001シリングから150,000シリングの金額帯におけるモバイルマネー取引を許可した。この金額帯では、1日当たり平均5,457件の取引が行われ、総額5億6,228万シリングに達した。また100シリング(約100円)から1,000シリングの金額帯での取引量も急増した。これにより、1日あたりのモバイルマネー取引総額は75億シリングで、5.1%下落した。一方、銀行と個人のモバイル・ウォレット間の送金は、週ベースで22.2%増加した。(記事に一言!)今回の記事は、モバイルマネーの取引数が急増していることを伝えています。ケ...【現地報道に見るケニア市場の状況】キャッシュレス取引の普及によりモバイルマネー取引が急増:2020年5月22日付けStar紙

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】インドから帰国した数千名の労働者が食料と水を使い果たす:2020年5月28日付けKathmandu Post紙

    (記事要約)BirendraRokaya(22歳)はインドのGujaratを出発した3日後に、ネパールのSurkhetに到着した。彼は2月に叔父と一緒に仕事をするためにインドに行った。新型コロナウイルスの危機が深刻化する中、2人は帰国することを決意した。帰路、2人はインドではボランティアによって食べ物と果物が提供された。しかしネパールに入国した途端、誰も彼らを支援しなかった。叔父は「Rokayaは慢性リュウマチを患っておりSurkhetに到着する頃は悪化していた。」と述べた。Surkhetに到着すると、Rokayaを病院に連れて行く車両を入手するのは困難だった。車両を見つけるのに30分が掛かり、彼らが病院に到着したときRokayaは死んだと宣告された。新型コロナウイルスは陰性だった。5月14日以降、インドからK...【現地報道に見るネパール市場の状況】インドから帰国した数千名の労働者が食料と水を使い果たす:2020年5月28日付けKathmanduPost紙

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】1日当たりの新規感染者数が過去最高を記録し、感染者数も1,000名を超えた:2020年5月28日付けKathmandu Post紙

    (記事要約)木曜日(5月28日)、新たに156名の新型コロナウイルス感染者が確認され、感染者数は1,042名に達した。新規感染者の内、Dhanusha郡で29名、Jhapa郡で25名、Rautahat郡で20名、Mahottari郡で17名が確認された。ネパールでは5月25日に90名、26日に90名、27日に114名の新規感染者が判明していた。保健省によると、新型コロナウイルス感染はこれまでに51郡で報告されている。Banke郡での感染者数が最も多く171名であり、これにRautahat郡の126名、Kapilvastu郡の109名が続く。保健省は「現在までに全国で60,696件のポリメラーゼ連鎖反応(PCR)検査テストと1,02,034件の迅速診断検査が実施されている。」と述べた。(記事に一言!)今回の記事は...【現地報道に見るネパール市場の状況】1日当たりの新規感染者数が過去最高を記録し、感染者数も1,000名を超えた:2020年5月28日付けKathmanduPost紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】ボーナスの半額はEid休暇前に支払い、残りは後払い:2020年5月17日付けDaily Star紙

    (記事要約)バングラデシュ政府は昨日(5月16日)、縫製企業に対し、基本給の50%に相当する金額をEidボーナスとして即時支払い、残りの金額を後払いにするよう要請した。これは、AsaduzzamanKhanKamal内務大臣が主導した経営側、政府、労働組合による3者協議により決定された。労働組合は「私たちはこの提案に同意した。労働法に従ってEidボーナスを要求しており、この合意ではボーナス額は1か月分の基本給に相当する。」と述べた。ある企業経営者は「新型コロナウイルスにより経営は困難に陥っている。」と語った。(記事に一言!)今回の記事は、縫製工場の労働者にEidボーナスが支給されることを伝えています。例年、Eid休暇時にはEidボーナスが支給されていました。今年は新型コロナウイルスにより経営環境が厳しいことから...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】ボーナスの半額はEid休暇前に支払い、残りは後払い:2020年5月17日付けDailyStar紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】新型コロナウイルス感染者が40,000人を超える:2020年5月29日付けDaily Star紙

    (記事要約)昨日(5月28日)、バングラデシュでは新たに2,029名の新型コロナウイルス感染者が確認された。これは1日当たりの新規感染者数としては過去最高。また感染者数は40,321名に達し、40,000名を超えた。尚、昨日は9,310件の検査が実施された。5月25日には9,451件の検査が実施され、1,975名の陽性反応が確認された。また26日には5,407件の検査から1,166名の感染者が、翌27日には8,015件の検査により1,541名の陽性反応が記録された。過去4日間で新型コロナウイルスにより79名が死亡し、死亡者数は559名に達した。(記事に一言!)今回の記事は、新型コロナウイルスの1日当たりの新規感染者が過去最高を更新したことを伝えています。これにより感染者数が40,000名を超えました。バングラデ...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】新型コロナウイルス感染者が40,000人を超える:2020年5月29日付けDailyStar紙

  • 【現地報道に見るケニア市場の状況】「保健省には犯罪者がいる」と保健大臣が認めた:2020年5月27日付けDaily Nation紙

    (記事要約)水曜日(5月24日)、MutahiKagwe保健大臣は保健省に犯罪者がいることを認めた。この大臣の言葉は、保健省の職員が、数百シリング(数百万円)相当の個人用保護具と検査キットの入札書類を偽造したと報道された後になされた。同大臣は「この建物には非常に優れた人々がいる。仕事熱心な人々もいる。非常に困難な状況でも一生懸命働く人々がいるが、犯罪者もかなりの割合存在する。」と述べた。同大臣は、この問題は、同省の関係者が関与する他の問題とともに、捜査当局によって取り扱われていることも明らかにした。(記事に一言!)今回の記事は、保健大臣が個人用保護具と検査キットの入札に不正があったことを認めたこと伝えています。その不正に保健省の職員が関与していた由です。新型コロナウイルスの感染抑制の為に、数多くの緊急支援が実施...【現地報道に見るケニア市場の状況】「保健省には犯罪者がいる」と保健大臣が認めた:2020年5月27日付けDailyNation紙

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】全国封鎖の開始以後、妊産婦死亡率が200%増加:2020年5月27日付けKathmandu Post紙

    (記事要約)32歳のGangaKarkiは、産後の合併症のため金曜日(5月22日)に亡くなった。彼女は約2週間前に死産し、その後健康状態が悪化していた。彼女はSankhuwasabhaからkathmanduに空輸されたが、人工呼吸器を備えた病院に入院できなかったため死亡に至った。保健局によると、過去2か月間で出産関連の合併症が原因で、少なくとも24名の女性が死亡した。これは、3月24日に全国封鎖が実施されて以後、妊産婦死亡率がほぼ200%増加したことを意味する。昨年度は合計80名の妊婦が死亡していた。専門家は、全国封鎖では公共交通機関やその他の交通手段は禁止されている他、病院も新型コロナウイルス感染者の治療に焦点を当てている為、ヘルスケア・サービスに大幅な制限が加わっており、これが事態を悪化させていると指摘した...【現地報道に見るネパール市場の状況】全国封鎖の開始以後、妊産婦死亡率が200%増加:2020年5月27日付けKathmanduPost紙

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】政府がカトマンズ盆地の入口を封鎖:2020年5月21日付けKathmandu Post紙

    (記事要約)水曜日(5月20日)、内務省は、新型コロナウイルスの感染リスクを考慮して、カトマンズ盆地へのすべての入口を封鎖することを決定した。この決定により、緊急車両のみ通行が許可され、緊急の理由でカトマンズに来る必要がある人々でさえ、新型コロナウイルスの検査結果を示す必要がある。カトマンズ盆地への入口は6か所あるが、そのすべてで警備が強化された。同省はまた、盆地内のすべての地方自治体に、感染者を隔離できるホテル、コミュニティの建物、その他の施設に関するデータベースを作成するよう指示した。(記事に一言!)今回の記事は、内務省がカトマンズ盆地への出入り管理強化したことを伝えています。ネパールでは全国封鎖により人々は外出自粛が求められていますが、この規制が強化された格好です。インドから出稼ぎ労働者の大量帰国に伴い、...【現地報道に見るネパール市場の状況】政府がカトマンズ盆地の入口を封鎖:2020年5月21日付けKathmanduPost紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】すべての病院で新型コロナウイルスの治療を可能に:2020年5月27日付けDaily Star紙

    (記事要約)保健省は、国内すべての病院で新型コロナウイルスの治療をするよう指示した。5月24日、保健省は病院、医科大学、診療所、診断センターなど関連組織に、この旨を記載したレターを発出した。保健省は「50床以上のベッドを有する全ての病院に対し新型コロナウイルス患者とその他の患者を物理的に分けるよう指示した。」と述べた。(記事に一言!)今回の記事は、全ての病院が新型コロナウイルス患者を受け入れるよう指示されたことを伝えています。バングラデシュでは1日あたり1,500名前後の新規感染者が続いており、治療態勢の確保が課題となっています。先週は国際展示場に臨時医療設備が設置されていました。(出典)DailyStar紙■記事URLhttps://www.thedailystar.net/coronavirus-updat...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】すべての病院で新型コロナウイルスの治療を可能に:2020年5月27日付けDailyStar紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】5月30日以降、全国封鎖は延長されない見通し:2020年5月27日付けDaily Star紙

    (記事要約)バングラデシュ政府は現在実施中の全国閉鎖を5月30日以降延長しないことを決定した。公共交通機関(道路、鉄道、水路)は5月31日以降、限定的な規模で運航を再開する。6月15日まで試験的に運行し、その後の状況を踏まえ更に変更する可能性がある。ただし、すべての教育機関は6月15日まで閉鎖される。また政府機関や民間企業も再開されるが、健康ガイドラインに従うことが求められる。ショッピングモールと市場は午後4時まで営業が可能となる他、航空サービスも再開される。一方、人々の移動は午後6時から午前8時まで制限される。(記事に一言!)今回の記事は、バングラデシュ政府が全国封鎖を解除することを伝えています。この決定により、5月31日から健康ガイドラインに従うことを条件に、民間企業、ショッピングモールなどの経済活動が再開...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】5月30日以降、全国封鎖は延長されない見通し:2020年5月27日付けDailyStar紙

  • 【現地報道に見るケニア市場の状況】Oxfamは18カ国から撤退しており、ケニアのオフィスはピンチを感じています:2020年5月22日付けStar紙

    (記事要約)Nairobiを拠点とするOxfamInternationalは、Tanzania、RwandaやSudanを含む18か所の事務所を閉鎖する。この閉鎖は、主に新型コロナウイルスによる資金調達の減少が原因。またOxfamは、5,000人近いプログラム・スタッフのうち、約1,450名を解雇する。世界で最も有名なNGOの1つであるOxfamは、90か国以上で活動している。2018年にグローバル本部をイギリスからナイロビに移転した。Oxfamは「新型コロナウイルスにより、ヨーロッパで収入を生み出していた店舗を閉鎖せざるを得ない他、資金調達イベントもキャンセルとなった。多くの国々で資金調達状況は非常に厳しく、大幅に費用を削減する必要がある。」と述べた。(記事に一言!)今回の記事は、Oxfamが18か所の事務所...【現地報道に見るケニア市場の状況】Oxfamは18カ国から撤退しており、ケニアのオフィスはピンチを感じています:2020年5月22日付けStar紙

  • 【現地報道に見るケニア市場の状況】コストの急増によりケニア航空は129億シリング(約129億円)の損失:2020年5月26日付けDaily Nation紙

    (記事要約)2019年12月末に終了した会計年度で、ケニア航空は129億シリング(約129億円)の損失を計上した。前年度は75億シリングの損失額だったことから、コストの上昇により赤字が拡大した格好。昨年はジュネーブ、ローマ、マリンディ間の新規入稿により旅客数は6.7%増加し、過去最高の510万人を達成した。また旅客収入も8.9%増加しました。一方、運用コストは12.4%増加しことに伴い、総費用は前年度の1,148億シリングから1,291億シリングに達した。ケニア航空は2020年3月25日からほとんどの運航を停止している。同社は「これを機にビジネスを再構築する必要がある。」と述べた。(記事に一言!)今回の記事は、ケニア航空で損失が膨らんでいることを伝えています。ケニア航空はナショナル・フラッグ・キャリアです。今回...【現地報道に見るケニア市場の状況】コストの急増によりケニア航空は129億シリング(約129億円)の損失:2020年5月26日付けDailyNation紙

  • 【現地報道に見るケニア市場の状況】ウガンダ国境における感染抑止が崩壊:2020年5月25日付けDaily Nation紙

    (記事要約)南スーダンとウガンダと接するBusia国境では、新型コロナウイルスの感染者2名が侵入した。この2名は長距離トラックの運転手で、国境で新型コロナウイルスの検査を受けた。しかし、その結果が判明する前に入国が許可された。検査結果で陽性反応が判明した後、監視チームが彼らを追跡した。そして土曜日(5月23日)にKisumu郡で2名を確保した。ある情報筋は「これは国境で陽性者を見落とした失策だ。」と述べた。(記事に一言!)今回の記事は、ウガンダ国境における新型コロナウイルスの感染確認が杜撰なことを伝えています。ケニアでは他国から流入する感染が問題視されています。この為、外国から入るトラックの運転手には国境地点での感染検査が義務付けられています。今回の記事は、この検査態勢が上手く機能しなかったことを意味しています...【現地報道に見るケニア市場の状況】ウガンダ国境における感染抑止が崩壊:2020年5月25日付けDailyNation紙

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】全国封鎖によりRolpaでは精神的な問題が浮上:2020年5月18日付けRepublica紙

    (記事要約)Rolpa村では10年間にわたる毛沢東主義は(マオイスト)の内戦時に、数百名が政府軍によって殺害された。このような歴史を持つ村で、新型コロナウイルスに対する全国封鎖により、多くの人々が不安に陥っている。同村の周辺においても、感染者数は300名近くにまで増加している。Rolpa村の医療従事者は「全国封鎖は心理的な問題を抱える人々の増加を引き起こしている。」と述べ、今後メンタルヘルスの問題に取り組む必要性を強調した。Rolpa郡病院の医師は「独身女性、妊娠中の女性、そして長期間隔離されている人々が、さまざまな種類のストレスを訴えている。」と語った。また警察署は「Rolpaの状況は必ずしも良好ではない。学生も不満を感じておりメンタル・サポートが必要だ。」と述べた。(記事に一言!)今回の記事は、Rolpa村...【現地報道に見るネパール市場の状況】全国封鎖によりRolpaでは精神的な問題が浮上:2020年5月18日付けRepublica紙

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】Karnaliの州境では数千名のネパール人が食料やシェルターもなしに立ち往生している:2020年5月26日付けKathmandu Post紙

    (記事要約)DeepakBK氏は、インドのHimachalPradesh州から5日間かけて、火曜日(5月26日)にkarnaliの州境に到着した。彼が5月25日にネパールに入国した際、国境で乗っていたバスを誰も止めなかった。しかし、Karnaliの州境で、他の数千名もの出稼ぎ労働者と共に立ち往生した。州境に到着して以来、何も食べたり飲んだりすることができず、眠る場所もない。彼は「HimachalPradeshでは1日3回の温かい食事を与えられていたが、ここでは一度も食事を口にしていない。」と述べた。全国封鎖の実施以後、ネパール人出稼ぎ労働者が徐々にKarinaliに到着し始めた。州政府は新型コロナウイルスの検査を求めた為、現在、国境で数千名が、適切な食物や避難所もない中で過ごすことを余儀なくされている。現地関係...【現地報道に見るネパール市場の状況】Karnaliの州境では数千名のネパール人が食料やシェルターもなしに立ち往生している:2020年5月26日付けKathmanduPost紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】新型コロナウイルス感染の第2波に対する警戒も必要:2020年5月18日付けDaily Star紙

    (記事要約)今後2週間で中東諸国から約29,000名のバングラデシュ人労働者が帰国予定である。この為、彼らに対する厳格な組織検疫が実施できなかった場合、感染の第2波に繋がる恐れがある。政府当局は匿名で「彼らを隔離施設に収容するのではなく、自宅待機を認めた場合、より大きな感染拡大に繋がることが懸念される。」と述べた。AKAbdulMomen外務大臣は、多くの国々に対し、新型コロナウイルスの感染期間中に、バングラデシュ人労働者を送り返さないよう要請していた。一方、そのような要求は一顧だにされなかった。保健専門家は「ウイルスが潜伏期間にある場合、労働者が陰性証明書を提出していても、その労働者が感染している可能性がある。この場合、労働者を自宅待機にしたら、感染が広まる恐れがある。」と述べた。(記事に一言!)今回の記事は...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】新型コロナウイルス感染の第2波に対する警戒も必要:2020年5月18日付けDailyStar紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】現地スタートアップ企業が新型コロナウイルス感染者の接触追跡アプリを開発:2020年5月26日付けFinancial Express紙

    (記事要約)バングラデシュでは新型コロナウイルスの感染抑制を目的とした全国封鎖の一環として、いくつか前例のない措置が実施されていた。特に目を引くのは、Chattogram警察が携帯アプリを活用して、自宅待機をしているか海外帰還者を常に監視していたことだ。このアプリは「Nirapod」と名付けられ、現地のスタートアップ企業であるInovaceTechnologies社によって開発された。同社は全国で使用可能な「接触追跡」アプリも開発可能としている。モノのインターネットを事業基盤とする同社は「Bluetoothを使用した連絡先追跡アプリのベータ版がまもなくリリースされる。」と述べた。また同社は「経済活動が再開した後、この連絡先追跡アプリは従業員の安全を確保するのに役立つ。」と付け加えた。(記事に一言!)今回の記事は...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】現地スタートアップ企業が新型コロナウイルス感染者の接触追跡アプリを開発:2020年5月26日付けFinancialExpress紙

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】内務省が医療従事者に対する嫌がらせに対し警告:2020年5月18日付けKathmandu Post紙

    (記事要約)ネパール政府は、新型コロナウイルスと最前線で戦っている人々へのバッシングに対し警告を発した。内務省は、医療従事者に対する誹謗中傷やアパートからの追い出し、或いは安全管理に名をかりた通行禁止などを問題視している。新型コロナウイルスの感染者数の急増を受け、人々は「見知らぬ人」を防ぐために一時的なフェンスを設置し始めた。日曜日(5月17日)、内務大臣は「誰もがそのような不当な活動に関与しないよう要求する。もし省の要請に違反している者が発見された場合、法律に従って罰せられるだろう。」と述べた。また金曜日(5月15日)、警察は医療従事者に対し嫌がらせ行為を働き、それを撮影した人物を拘束した。(記事に一言!)今回の記事は、新型コロナウイルスの感染者数が急増する中、医療従事者への嫌がらせが行われていることを伝えて...【現地報道に見るネパール市場の状況】内務省が医療従事者に対する嫌がらせに対し警告:2020年5月18日付けKathmanduPost紙

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】ずさんな国境管理により感染抑制が失敗:2020年5月25日付けKathmandu Post紙

    (記事要約)新型コロナウイルスの感染抑制を目的に、インド国境は過去2か月間にわたって封鎖されている。しかしインドからの感染侵入は依然として続いている。Biratnagarの住民は「いまだに国境を接するインド側の村からほぼ毎日のようにネパール側に人々が来ている。国境には治安部隊が配備されているが人々の流れは止まっていない。」と述べた。警察のデータによると先週、718名がネパールに入国しており、これらの人々は検疫施設に隔離されている。しかし警察は、入国手続きを伴わずネパールに入ってきた人の記録を有していない。別の住民は「最近インドから帰国した人々は集落内を自由に歩きまわっている。彼らは検疫施設に隔離されておらず、検査も受けていない。この内1人でも感染していた場合、地域住民全体にウイルスが広まるリスクがある。」と述べ...【現地報道に見るネパール市場の状況】ずさんな国境管理により感染抑制が失敗:2020年5月25日付けKathmanduPost紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】バングラデシュ企業が開発したアプリが日立製作所の製品で活用:2020年5月17日付けDaily Star紙

    (記事要約)バングラデシュのDataSoftSystemsBangladesh社が開発したIoTアプリケーションを搭載した日立製作所の冷暖房システムが、日本で発売された。モノのインターネット(IoT)を、家庭内や施設内のデバイスを相互に接続しネットワーク化することで、所有者のスマートフォンからの指示による動作を可能にする。同社が開発した「airCloudPro」と呼ばれるアプリケーションにより、ショッピング施設の大型空調システムを、世界中のどこからでも管理およびトラブルシューティングが出来る。また複数のアパートや近隣の空調システムを統合して管理することも可能だ。同社は「バングラデシュの情報技術セクターにとって非常に重要なマイルストーンだ。」と述べた。同社では27名からなる開発チームが9か月間かけてシステムを構築...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】バングラデシュ企業が開発したアプリが日立製作所の製品で活用:2020年5月17日付けDailyStar紙

  • 【現地報道に見るケニア市場の状況】政府当局が小売店による仕入れ業者への支払い遅延を調査:2020年5月24日付けDaily Nation紙

    (記事要約)ケニア政府競争庁(CAK)は、一部の小売店による仕入れ業者への支払い遅延に関する調査を開始した。同庁は、特に小規模企業を、キャッシュフローの停滞から保護することを意図している。2020年3月、CAKは仕入れ業者に対し、25の主要小売店による支払い状況を示す書類を提出するよう求めた。仕入れ業者は5月14日までに受け取った支払い実績の一覧を提供する必要がある。法律には、正当な理由なしに支払い業者への支払いを拒んだ小売店に対し、多額の罰金を課すことを規定している。買い手の権力の乱用に対する罰則は、5年の懲役または1,000万シリング(約1,000万円)の罰金、或いはその両方だ。当局は「情報分析の最終段階にあり、今後2週間で、法律に違反している可能性がある小売店を特定する。」と述べた。(記事に一言!)今回の...【現地報道に見るケニア市場の状況】政府当局が小売店による仕入れ業者への支払い遅延を調査:2020年5月24日付けDailyNation紙

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】新型コロナウイルスは41郡に広まる:2020年5月24日付けRepublica紙

    (記事要約)ちょうど1か月前の4月24日、ネパールの新型コロナウイルス感染者数は49名に過ぎず、1日あたりの新規感染者数も1桁だった。一方、日曜日(5月25日)朝の時点で感染者数は584名、死亡者数は3名に達した。5月17日には感染者数は295名だったので、過去1週間で感染者数は倍増した格好。検査の迅速化により多くの観念者が検出されるようになった。更に、インドでの封鎖措置が長期化するに伴い、多数のネパール人がインド国境からネパールに戻ってきている。これにより感染は41郡に広がっており、そのほとんどはインド国境付近で見られる。政府は検査態勢の拡充を進めており、国内に合計31の新型コロナウイルス病院を設置した他、126か所に新型コロナウイルス治療クリニックを設立した。また全国19か所にPCR検査施設を設けた。(記事...【現地報道に見るネパール市場の状況】新型コロナウイルスは41郡に広まる:2020年5月24日付けRepublica紙

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】インド国境に取り残されていた378名のネパール人が救出された:2020年5月23日付けRepublica紙

    (記事要約)Baitadiのインド国境に立ち往生していた378名のネパール人は、金曜日(5月22日)に入国を許可された。彼らは国境での基本的な健康診断を受けた後にネパールに入国した。国境の封鎖措置に伴い、彼らは検疫施設に滞在していた。この国境ポイントでは、過去2か月間に2回にわたってネパール人の帰国が認められていた。全国封鎖後に少なくとも2,500人のネパール人が国境を越えてネパールに帰国した。(記事に一言!)今回の記事は、インド国境に取り残されていたネパール人の入国が許可されたことを伝えています。インドに出稼ぎに出ていた多くのネパール人が、新型コロナウイルスへの感染可能性を理由に、ネパールへの入国を拒否され、インド国境で立ち往生していました。(出典)Republica■記事URLhttps://myrepub...【現地報道に見るネパール市場の状況】インド国境に取り残されていた378名のネパール人が救出された:2020年5月23日付けRepublica紙

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】全国封鎖の中、物資の不足や価格高騰に人々は苦しんでいる:2020年5月22日付けKathmandu Post紙

    (記事要約)RameshDangol氏は、高値の食料品を買うのにうんざりしているが他に選択肢がない。彼は仕立て屋を営んでいるが、全国封鎖が開始されてから売上を得ていない、一方、6人家族を養っており、家賃も支払わなければならない。彼の貯金は急速に減っている。彼は「ほんの数店しか営業しておらず、営業時間も限られていることから、店側の言い値で支払うしかない。レンズ豆の価格は1kgあたり15ルピー(約15円)から20ルピー上昇した他、米や野菜も値段が高騰している。」と述べた。4月中旬時点におけるインフレ率は6.74%に達し、昨年の4.44%を上回った。食品分野のインフレ率は9.68%に達した一方、非食品分野のインフレ率は4.48%を記録した。RadheShyamKC氏は「1カ月以上、肉を購入していない。羊肉の価格は1k...【現地報道に見るネパール市場の状況】全国封鎖の中、物資の不足や価格高騰に人々は苦しんでいる:2020年5月22日付けKathmanduPost紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】478の縫製工場が2か月間にわたって操業停止:2020年5月24日付けFinancial Express紙

    (記事要約)478の縫製工場が過去2か月間にわたって操業を停止している。これは、欧米バイヤーによる数十億ドル相当の注文キャンセルや支払い拒否の為だ。一方、3月に操業していた2,274社の内、2,182社が合計240万人への給与を支払った他、4月に操業していた1,926社の内、1,878社が4月の給与を支払った。業界関係者は「過去2か月間で348もの工場が閉鎖された。」と述べた。縫製産業では現在までに34億8,000万ドル(約3,650億円)相当の注文がキャンセルされた。Dhaka、Gazipur、NarayanganjやSavarなどの地域では、給与支払いを求める労働者と警察の衝突も見られた。(記事に一言!)今回の記事は、縫製産業の苦境を伝えています。特に注文キャンセルが34億8,000万ドルに上っていると具体...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】478の縫製工場が2か月間にわたって操業停止:2020年5月24日付けFinancialExpress紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】Eskayef社がレムデシビルの配布を開始:2020年5月24日付けDaily Star紙

    (記事要約)国内有数の製薬会社のEskayefPharmaceuticals社は本日(5月24日)、新型コロナウイルス治療に有効と見られるレムデシビルに関する承認を、政府から取得した。この承認を受け、同社は国内の13病院に対するレムデシビルの配布を開始した。政府当局は「同社は新型コロナウイルス治療に取り組む医療機関に薬を供給できるようになった。」と述べた。レムデシビルはアメリカのGileadSciencesIncによって開発され、新型コロナウイルスに対する特効薬として世界的に注目を集めている。アメリカ、日本、EUでは、新型コロナウイルス治療に向け緊急承認をしていた。(記事に一言!)今回の記事は、EskayefPharmaceuticals社がレムデシビルの配布を開始したことを伝えています。レムデシビルは新型コロ...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】Eskayef社がレムデシビルの配布を開始:2020年5月24日付けDailyStar紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】人生は継続し、責任を持って行動し、安全を保つ必要がある:2020年5月24日付けDaily Star紙

    (記事要約)SheikhHasina首相は本日(5月24日)、イスラム教最大の宗教的祭典であるEid-ul-Fitrに寄せて、国民向けのテレビで演説を行った。この中で、同首相は「もしあなたが安全を確保できれば、それは、あなたの家族や隣人そして国家を安全に保つことにも繋がる。」と述べ、健康ガイドラインに従う必要性を強調した。また同首相は「国民の生活を含む経済的側面を考慮すると、封鎖措置を長期間継続することは不可能である。様々な産業が段階的に経済活動を再開しているが、全ての人々は安全ガイドラインを遵守しウイルスの感染抑制に努める必要がある。」と述べた。Hasina首相は、海外で亡くなった650名を含む、新型コロナウイルスで死亡した全ての人々に哀悼の意を表明した。同首相は、すべての人々にEid時も家に留まり、家族と一...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】人生は継続し、責任を持って行動し、安全を保つ必要がある:2020年5月24日付けDailyStar紙

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】新たに59名の新型コロナウイルス感染者が確認され、感染者数は500名を超える:2020年5月22日付けKathmandu Post紙

    (記事要約)金曜日(5月22日)、新たに59名の新型コロナウイルス感染者が判明し、感染者数は516名に達した。保健省によると、新型コロナウイルスは既に40郡に広がっている。政府当局が検査数を増やすに伴い、より多くの感染が報告されるようになった。Banke郡ではこれまでに115人の感染が確認されており、国内で最も多い。これにParsa郡の91人、Kapilvastu郡の69名、Jhapa軍の35名、Udayapur郡の33名が続いている。政府当局は「金曜日までに42,488件のポリメラーゼ連鎖反応(PCR)検査および82,116件の簡易診断テスト(RDT)が全国で実施された。その内、24時間以内に3,819件のPCR検査と3,421件のRDT検査が行われた。」と述べた。(記事に一言!)今回の記事は、ネパールにおけ...【現地報道に見るネパール市場の状況】新たに59名の新型コロナウイルス感染者が確認され、感染者数は500名を超える:2020年5月22日付けKathmanduPost紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】3月にデジタル通信量が急増:2020年5月15日付けDaily Star紙

    (記事要約)3月のインターネット接続数は1億330万件に達し1億件を超えた。ひと月のインターネット接続件数が1億件を超える国は、世界にそう多くない。一方、インターネット接続件数が1億件を超えたことは、インターネット利用者が1億人いることを意味している訳ではない。また3月のブロードバンド接続も234万件増加した。全国封鎖中、モバイルオペレーターの帯域幅の使用は20%増加した一方、ブロードバンドでは30%の増加が見られた。このようなインターネット利用の大幅な増加を受け、バングラデシュはデジタル化に向けえた大きな前進を見せたと言える。3月はそのターニングポイントなった月と見なされるだろう。(記事に一言!)今回の記事は、全国封鎖の実施以後、インターネット接続件数が増加していることを伝えています。これは人々が外出自粛を求...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】3月にデジタル通信量が急増:2020年5月15日付けDailyStar紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】全国封鎖中のオンライン授業:まだ実現には遠い:2020年5月9日付けDaily Star紙

    (記事要約)新型コロナウイルスの発生により、対面式クラスが閉鎖されてから1か月半が経過したものの、全国の多くの学校、カレッジ、大学では、いまだオンライン教育を導入していない。Dhakaやその他の大都市にある一部の学校やカレッジでは、既にオンライン授業を開始している。現在までに151の大学の内、63大学がオンライン授業を導入した。情報インフラの欠如、学生のデバイス所有率などがオンライン学習を導入する上で障害となっている。大学関係者は「学校、カレッジ、大学のほとんどはオンライン授業を開始する準備ができていない。ほとんどの生徒は、デバイスを所有しておらずインターネットにアクセスできない。」と述べた。政府関係者は「地方の学校でオンライン授業の導入が進んでいない。」と語った。合計20,465校の中学校の内77%が農村地域...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】全国封鎖中のオンライン授業:まだ実現には遠い:2020年5月9日付けDailyStar紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】移動規制が緩和されたことにより数千人がダッカから帰省:2020年5月23日付けDaily Star紙

    (記事要約)Eid休暇に先立ち、バングラデシュ政府が移動制限を緩和したことを受け、何千人もの人々が昨日(5月22日)ダッカを去った。個人の車両による移動のみ許可されたことから、多くの人々はピックアップトラックや電動三輪車に、通常より2~3倍の運賃を支払って故郷へ向かった。政府関係者は「移動には公共交通機関は使用できない。」と語った。イスラム教徒にとって最大の宗教的行事であるEid-ul-Fitrは、5月24日または25日に祝われる。Dhaka-Arichaハイウェイでは、昨日(5月22日)の朝から、帰省する多くの人々の猛烈な勢いが見られた。ある帰省者は「自分の車を持っている人は簡単に移動できるが、私たちのような車を所有していない人々は帰省するのに最も苦しんでいる。」と述べた。(記事に一言!)今回の記事は、Eid...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】移動規制が緩和されたことにより数千人がダッカから帰省:2020年5月23日付けDailyStar紙

  • 【現地報道に見るケニア市場の状況】国連はウイルス沈静化に向けた努力をアフリカの指導者に呼びかけ:2020年5月20日付けStar紙

    (記事要約)AntónioGuterres国連事務総長は「新型コロナウイルスのパンデミックが、アフリカの発展を脅かしている。」と述べた。同総長は「新型コロナウイルスは不平等を悪化させ、飢餓、栄養失調、そして病気への脆弱性を高める。すでにアフリカでは製品、観光、送金の需要が減少している。貿易自由化の機運は後退しており、数百万人が極度の貧困に陥る可能性がある。」と指摘した。アフリカ大陸では既に約3,000名が新型コロナウイルスにより死亡しており、同総長は警戒と対策が依然として重要と強調した。国連は何百万の検査キット、人工呼吸器、その他の物資を、アフリカ全域に提供している。同総長は(アフリカ諸国に対し)保健システムの強化、食糧供給の維持、金融危機の回避、教育支援、雇用保護に対する国際的な行動を求めた。(記事に一言!)...【現地報道に見るケニア市場の状況】国連はウイルス沈静化に向けた努力をアフリカの指導者に呼びかけ:2020年5月20日付けStar紙

  • 【現地報道に見るケニア市場の状況】現地企業が医療キットを製造:2020年5月5日付けDaily Nation紙

    (記事要約)現地の繊維メーカーは個人用保護具(PPE)の生産を強化した。これは新型コロナウイルス対策により、PPEの需要が急増した為だ。また、幾つかの企業はフェイスマスクなども製造している。新型コロナウイルス緊急対策基金は6億シリング(約6億円)相当のPPE購入を決定した。同基金は「経済刺激策という観点からPPEは現地企業から調達する。」と述べた。通常であれば、このよう医療機材は価格と品質の観点からアジアから輸入される。この為、同基金の決定は現地企業の後押しとなる。ある製造メーカーは「新型コロナウイルスの感染拡大を受け、フェイスマスクの大量生産に着手した。また専任スタッフが24時間体制で働き、大量のPPEも生産している。」と語った。Kicotec社は、以前はユニフォーム、マット、ナプキンおよび園芸服を製造してい...【現地報道に見るケニア市場の状況】現地企業が医療キットを製造:2020年5月5日付けDailyNation紙

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】新型コロナウイルスにより5人に3人の労働者が職を失った:2020年5月17日付けRepublica紙

    (記事要約)国連開発計画(UNDP)の調査によると、ネパールでは新型コロナウイルスの感染拡大により、5人に3人の労働者が失業したことが明らかになった。また中小企業では月商が平均して95%減少し、全国封鎖がさらに延長された場合、外部からの支援がなければ経営を維持できるのは僅か2か月間だ。労働人口の60%を占める季節労働者とインフォーマル労働者は人員削減と損失に直面している。この調査は、700社の企業と400人の個人を対象に実施された。(記事に一言!)今回の記事は、全国封鎖により半数以上の労働者が失業したとの調査結果を伝えています。全国封鎖により日雇い労働者を中心に深刻な影響が出ていること従前より報道されていました。今回、具体的な数字が明らかになった格好です。(出典)Republica■記事URLhttps://m...【現地報道に見るネパール市場の状況】新型コロナウイルスにより5人に3人の労働者が職を失った:2020年5月17日付けRepublica紙

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】全国封鎖の中、食品輸入が急増:2020年5月21日付けRepublica紙

    (記事要約)全国封鎖の開始後2か月間で、食料品の輸入量が倍増した。政府は3月24日から全国封鎖を実施しており、現在は6月2日まで延長している。全国封鎖を実施した最初の週における穀物の輸入量は13,343トンだったが、全国封鎖後の第8週目にあたる5月19日時点では24,365トンに急増した。同期間に豆類の輸入も2倍以上増加して8,532トンに、果物の輸入量もほぼ4倍増の3,541トンに達した。商工供給省は「全国封鎖による世帯消費の増加が食料品輸入に繋がった。」と語った。また、ネパールは同期間中に27億1,100万ルピー(約27.1億円)の医薬品も輸入した。(記事に一言!)今回の記事は、全国封鎖の実施後に食料品の輸入量が増加したことを伝えています。記事では世帯消費の増加が背景と指摘しています。一方、全国封鎖によりレ...【現地報道に見るネパール市場の状況】全国封鎖の中、食品輸入が急増:2020年5月21日付けRepublica紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】事実上の全国封鎖により歳入額が急落:2020年5月22日付けDaily Star紙

    (記事要約)2020年4月の歳入額は前月比57.3%減の878億タカ(約1,100億円)に留まった。これは新型コロナウイルスによる事実上の全国封鎖により、経済状況が急速に悪化した為だ。外出自粛の要請により生産、消費、貿易、投資のすべて停止した状態となり、需要と供給の両面が急速に縮小している。このような中、4月の輸入関税は前年同月比56.6%減の265億タカとなった。また付加価値税も同51.7%減の387億タカに、所得税も同58.3%減の226億タカに留まった。(記事に一言!)今回の記事は、全国封鎖により政府の歳入額が急落していることを伝えています。一方、感染抑制や経済対策で政府の歳出圧力は高まっています。歳出が増加し、歳入が減少すれば、財政赤字が拡大します。最近、新興国や発展途上国の債務危機が指摘され始めていま...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】事実上の全国封鎖により歳入額が急落:2020年5月22日付けDailyStar紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】新型コロナウイルスの感染者数および死亡者数は2週間で倍増:2020年5月22日付けDaily Star紙

    (記事要約)新型コロナウイルスの感染者数と死亡者数は、2週間とたたずに2倍以上に増加した。昨日(5月21日)、新型コロナウイルスにより22名が死者した他、新たに1,773名の感染者が確認された。これにより死亡者数は408名に、感染者数は28,511名に達した。5月8日時点で感染者数は12,425名、死亡者数は199名だった。最近では、1日あたりの新規感染者数は1,000名を超える日が続いている。(記事に一言!)今回の記事は、過去2週間で新型コロナウイルスの死亡者と感染者が倍増していることを伝えています。バングラデシュでは検査が十分に行われていないとの指摘も根強くあり、検査数が増加傾向にあります。今後も感染者数は増加し続けることが想定されます。(出典)DailyStar■記事URLhttps://www.thed...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】新型コロナウイルスの感染者数および死亡者数は2週間で倍増:2020年5月22日付けDailyStar紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】サイクロンAmphanが大きなダメージを与える:2020年5月22日付けDaily Star紙

    (記事要約)サイクロンAmphanは沿岸地域を中心に破壊的な痕跡を残し、100万人以上の人々に影響を与えた。水曜日(5月20日)に南西部を襲ったサイクロンによって、少なくとも12名が死亡した他、およそ22万世帯が被害を受けた。政府当局は「17.6万ヘクタールに及ぶ野菜や果物も被害を受けた。」と語った。また沿岸地域では200を超える橋梁も被害を受けた。ZahidFaruk水資源大臣は「13郡の84地点における合計7.5kmの堤防が決壊した。」と述べた。これにより約100の村が水没した。サイクロン襲来前に沿岸地域の19郡で240万人以上が、14,636か所のシェルターに避難していた。(記事に一言!)今回の記事は、サイクロンAmphanにより大きな被害を受けたことを伝えています。バングラデシュでは毎年、この時期にサイ...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】サイクロンAmphanが大きなダメージを与える:2020年5月22日付けDailyStar紙

  • 【現地報道に見るケニア市場の状況】新型コロナウイルス感染者数が1,000名を超える:2020年5月20日付けStar紙

    (記事要約)新たに66名の新型コロナウイルス感染者が確認され、感染者数は1,029名に達した。1日あたりの新規感染者数は過去最高だった。過去24時間で2,621個の検体が検査された。新規感染者の内、30名はMombasaで、26名はNairobiで確認された。MutahiKagwe保健大臣は「Mombasaは引き続き厳しい状況にある。」と述べた。(記事に一言!)今回の記事は、ケニアで新型コロナウイルスの感染者数が1,000名を超えたことを伝えています。これは検査態勢の拡充により検査数が増加したが背景です。一方、感染者数は首都や沿岸地域に多く見られ、治療態勢の整備が求められます。(出典)Star■記事URLhttps://www.the-star.co.ke/news/2020-05-20-kenya-virus...【現地報道に見るケニア市場の状況】新型コロナウイルス感染者数が1,000名を超える:2020年5月20日付けStar紙

  • 【現地報道に見るケニア市場の状況】新型コロナウイルス対策はインフォーマル労働者に最も大きな打撃:2020年5月20日付けDaily Nation紙

    (記事要約)ケニア政府による新型コロナウイルス対策措置により、ケニア人の半数近くが失業した。これは火曜日(5月19日)にUkurYatani財務大臣によって発表された、新型コロナウイルスの家計に対する影響に関するレポートによって明らかにされた。これらのほとんどはインフォーマル・セクターで働いていた労働者だ。現在、過半数(49.9%)の労働者が生産活動から締め出されている。調査によると、女性の労働者の内51.2%が職を失っており、男性より女性の方が深刻な影響を受けている。報告書は「全国封鎖により休業に追い込まれた労働者の10名のうち9名は、いつ仕事に戻れるのか分からない。」と述べた。また収入が途絶えたことにより健康や住宅のニーズに応える経済的能力が低下していることも明らかになった。全国的に30.5%の世帯が支払い...【現地報道に見るケニア市場の状況】新型コロナウイルス対策はインフォーマル労働者に最も大きな打撃:2020年5月20日付けDailyNation紙

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】国際線、国内線の運休を6月14日まで延長:2020年5月20日付けRepublica紙

    (記事要約)ネパール政府は、すべての国内線および国際便の運休を6月14日まで延長することを決定した。水曜日(5月20日)に開催された政府のハイレベル委員会で、この決定が下れた。従前、政府は全国封鎖を6月2日まで延長していた。これらの措置は新型コロナウイルスの感染者数の増加を受けて行われたもの。水曜日の時点で感染者数は427名、死亡者は2名に達している。(記事に一言!)今回の記事は、国内線と国際線の運航停止を6月14日まで延長することを伝えています。今回の延長は3週間となっており、今までより延長幅が長くなっています。これは新型コロナウイルス感染者が急速に増加していることが背景です。(出典)Republica■記事URLhttps://myrepublica.nagariknetwork.com/news/nepa...【現地報道に見るネパール市場の状況】国際線、国内線の運休を6月14日まで延長:2020年5月20日付けRepublica紙

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】全国封鎖の中、自殺が増加:2020年5月20日付けRepublica紙

    (記事要約)今月初め、警察はRupandehi郡で2名の遺体を発見した。警察の捜査の結果、死因は自殺であることが判明した。これは、全国封鎖の実施以後、大幅に増加した自殺事件の一つだ。ネパール警察がまとめたデータによると、全国封鎖の実施以後、最初の月に合計487名が自殺した。この数は前月(2月中旬から3月中旬)が410名であったのと比較して20%多い。メンタルヘルスの専門家は「自殺事件の増加は、何らかの形で全国封鎖と関連している。全国封鎖の間、人々はさまざまな問題の中で、不安、うつ病、恐怖などの精神疾患に苦しんでいる。」と述べた。全国封鎖の開始から3か月目に入っており、人々はすでに失業による経済問題に直面し始めている。同様に、新型コロナウイルスに感染するのではないかという恐怖も抱いている。同専門家は「危機の最中に...【現地報道に見るネパール市場の状況】全国封鎖の中、自殺が増加:2020年5月20日付けRepublica紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】モスクでのお祈りにおけるウイルス対策:2020年5月7日付けDaily Star紙

    (記事要約)昨日(5月6日)、バングラデシュ政府はモスクに人々が集まることに対する制限を解除した。しかし政府当局は「幾つかの健康ガイドラインに従う必要がある。」と述べた。一方、保健の専門家は、新たな感染に繋がるとして、この決定に対する懸念を表明した。4月6日、政府は、感染抑制の取り組みの一環として、金曜日のお祈りはモスクではなく、自宅でするよう人々に求めた。また宗教省は、モスクで働いている人以外は、モスクで祈ることができないとした。しかし昨日、同省はモスクでの祈りを許可すると発表した。ただし、消毒剤によるモスクの掃除やカーペットの不使用などの条件に従う必要がある。また祈りを捧げる間、お互いに3フィートの距離を保つ必要がある他、病気の高齢者や子供はモスクに来ることができない。法執行機関は、従わなかった場合の責任者...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】モスクでのお祈りにおけるウイルス対策:2020年5月7日付けDailyStar紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】2020年4月に4,249件の家庭内暴力が発生:2020年5月6日付けDaily Star紙

    (記事要約)今年4月、全国閉鎖が実施される中、4,249名の女性が家庭内暴力に直面した。被害者の内、848名は肉体的暴力、2,000名は精神的拷問、1,308名は経済的暴力の被害にあった。更に、85名が性的暴力に遭遇した。これらはManusherJonno財団の調査によって明らかになったもの。同財団によると、合計17,203名の女性が電話でインタビューを受けた。驚くことに1,672名が人生で初めて暴力事件に直面していたことも分かった。UNFPAによる世界規模の調査でも、新型コロナウイルスが大流行する中、家庭内暴力は世界的に20%増加していることが判明した。(記事に一言!)今回の記事は、バングラデシュで家庭内暴力が増加していることを伝えています。これは事実上の全国封鎖の実施が背景です。世界的に家庭内暴力の増加が報...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】2020年4月に4,249件の家庭内暴力が発生:2020年5月6日付けDailyStar紙

  • 【現地報道に見るケニア市場の状況】2019年に843,000人の雇用が創出されたが、経済成長は鈍化した:2020年4月28日付けStar紙

    (記事要約)2019年、ケニアでは合計843,000名の新規雇用が創出された。これは2018年の84万人を超える水準。一方、経済成長率は2018年の6.3%から2019年は5.4%に下落した。正規雇用者数は2.4%増加し67,800名に達した。一方、インフォーマルでは767,900名の新規雇用が創出されたとみられる。(記事に一言!)今回の記事は、ケニアで2019年に84.3万人の新規雇用が創出されたことを伝えています。ケニアでは経済の低迷により、若年層を中心に失業が大きな課題となっています。今回の記事では、新規雇用の多くはインフォーマルセクターで発生していることが記されています。堅調な経済成長による正規雇用の増加が望まれます。(出典)DailyNation■記事URLhttps://www.the-star.c...【現地報道に見るケニア市場の状況】2019年に843,000人の雇用が創出されたが、経済成長は鈍化した:2020年4月28日付けStar紙

  • 【現地報道に見るケニア市場の状況】2019年経済調査:殺人事件が増加:2020年4月28日付けStar紙

    (記事要約)2019年に発生した殺人事件の件数は1,527件で、2018年の1,312件より増加した。一方、高等裁判所に起訴された殺人事件の件数は、2019年は1,171件だった。火曜日に発表された経済調査(EconomicSurvey)の報告書は「殺人は犯罪の中で、最大のシェアを占めており、2019年は68.2%に達した。」と指摘した。また過失致死も、2018年の39件から2019年は92件に増加した。(記事に一言!)今回の記事は、昨年は殺人事件の件数が増加したことを伝えています。また殺人事件は犯罪の中で、最も多き比重を占めるとのこと。これはケニアでは治安が悪化していることを意味しています。安全管理も途上国ビジネスでは重要です。(出典)Star■記事URLhttps://www.the-star.co.ke/...【現地報道に見るケニア市場の状況】2019年経済調査:殺人事件が増加:2020年4月28日付けStar紙

  • 【コラム】なぜ全国封鎖の中、数千名の工場労働者はダッカに戻ってきたのか

    新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)の中、バングラデシュでは3月26日より政府機関や公共交通機関が停止されている他、人々にも外出自粛が求められています。事実上の「全国封鎖」が続いている中、4月29日、縫製工場の数千名もの労働者が、ダッカやその他の工業地帯に大挙して戻ってきました。全国封鎖により工場が停止し、それに伴い自分の村に帰っていた労働者は何故、戻ってきたのか。今回は、その意味するところに焦点を当てます。(出典)DailyStar結論から先に書けば、これは縫製工場の閉鎖により給料の支払いが停止した為です。即ち、農村地域の人々が、全国封鎖による経済的影響に耐え切れなくなった格好です。縫製産業は農村地域における雇用の受け皿長年、縫製産業が農村地域における雇用の受け皿となってきました。下図は縫製品の輸...【コラム】なぜ全国封鎖の中、数千名の工場労働者はダッカに戻ってきたのか

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】ネパールの新型コロナウイルス感染者数が400名を超えた:2020年5月19日付けKathmandu Post紙

    (記事要約)火曜日(5月19日)、新たに27名の新型コロナウイルス感染者が確認され、感染者数は402名に達した。保健省は「新規感染者はJhapaで9名、Kapilvastuで4名、Kathmanduで4名、Sarlahiで2名、そしてMorang、Sunsari、Sarlahi、Bhaktapur、Makwanpur、Ramechhap、Lalitpur、Sindhuli、LamjungとNawalparasiから各1名であった。」と述べた。新型コロナウイルスの感染者は現在、国内の38郡に広がっている。ネパール政府は、感染が全国で指数関数的に増加すると予測している。Banke郡はこれまでに93人の感染者が確認されており、国内で最も高い。(記事に一言!)今回の記事は、ネパールの感染者数が400名を超えたことを伝え...【現地報道に見るネパール市場の状況】ネパールの新型コロナウイルス感染者数が400名を超えた:2020年5月19日付けKathmanduPost紙

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】国家人権委員会はインド国境に取り残されたネパール人を直ちに救助するよう政府に指示:2020年5月12日付けKathmandu Post紙

    (記事要約)火曜日(5月12日)、国家人権委員会は、インドの国境に取り残されたネパール人を直ちに救助するよう政府に求めた。委員会は「政府当局は、彼らは新型コロナウイルスに感染している可能性があることから入国を禁止している。自国民の入国を禁止することは憲法上保証されている権利に違反している。」と述べた。4月16日、最高裁判所も暫定命令を発出し、脆弱な状況に取り残されたネパール人出稼ぎ労働者を救出し、状況に基づいてWHOが規定する保健サービスを確保するよう政府に指示していた。(記事に一言!)今回の記事は、インド国境に数多くのネパール人出稼ぎ労働者が取り残されていることが、ネパール国内で問題視されていることを伝えています。これは、ネパール政府が新型コロナウイルスへの感染可能性を盾に、出稼ぎ労働者の帰国を認めない為です...【現地報道に見るネパール市場の状況】国家人権委員会はインド国境に取り残されたネパール人を直ちに救助するよう政府に指示:2020年5月12日付けKathmanduPost紙

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】市中病院における抗体検査が開始:2020年5月19日付けRepublica紙

    (記事要約)ネパール政府は簡易診断テストによる新型コロナウイルス検査を承認しており、今週から市中病院で人々が利用することが可能だ。医療関係者は「医療機関は簡易検査キットを輸入する過程にある。検査費は最大で1,500ルピー(約1,500円)かかる見込みだ。」と述べた。政府は合計9種類の簡易検査キットを承認し、この内7つは中国製であり、残りの2つはカナダとアメリカ合衆国で製造されている。(記事に一言!)今回の記事は、市中病院で簡易キッドによる新型コロナウイルス検査が可能になることを伝えています。ネパールでは検査が十分に実施出来ていないことは、以前から指摘されていた問題です。この為、このような検査態勢の拡充は感染状況の把握に資すると考えられます。一方、簡易検査キットには信頼性の問題も指摘されており、多くの擬陽性により...【現地報道に見るネパール市場の状況】市中病院における抗体検査が開始:2020年5月19日付けRepublica紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】Uber Eatsがバングラデシュでの事業を閉鎖:2020年5月19日付けDaily Star紙

    (記事要約)UberEatsは、バングラデシュでの事業を今年6月に閉鎖することを決定した。同社は「地元レストランと連携しながら便利で信頼性の高い食品配達の提供を開始してから1年が経過したが、2020年6月2日にバングラデシュでの事業を停止するという困難な決断に至った。」と述べた。一方、同社は、配車サービスは継続する。Uber社の広報担当者は「会社のエネルギーとリソースを世界上位のEats市場に集中させる戦略の一環としてバングラデシュ事業の廃止を決定した。」と語った。(記事に一言!)今回の記事は、UberEatsがバングラデシを停止することを伝えています。これはUber社のグローバル戦略の一環のようです。新型コロナウイルスが外国企業の投資活動にも影響を与えていることが分かります。(出典)DailyStar紙■記事...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】UberEatsがバングラデシュでの事業を閉鎖:2020年5月19日付けDailyStar紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】感染ピークを予測する確かな根拠はない:2020年5月5日付けDaily Star紙

    (記事要約)最近の感染状況を踏まえるとパンデミックの経過を予測することは困難だ。保健当局は以前、今月末までに感染者数は50,000人から100,000人になると予測していた。保健当局は「状況は非常に複雑だ。ヒト・ヒト感染が進んでおり、検出率はまだ低いものの、感染数は増加している。状況を理解するには検査数を大幅に増やす必要がある。」と語った。また専門家は「私たちが毎日確認する数値は、すべての地域の人々が検査にアクセスできないため、実態を反映していない。多くの感染が発見されずに残っている。」と述べた。(記事に一言!)今回の記事は、新型コロナウイルスの感染ピークの予測について、弱気の見方を伝えています。バングラデシュ政府は先般、5月第3週から第4週にかけて感染はピークを迎えるとの見方を示していました。今回の記事は、そ...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】感染ピークを予測する確かな根拠はない:2020年5月5日付けDailyStar紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】1,000万人以上の人々が仕事もなく希望もない:2020年5月1日付けDaily Star紙

    (記事要約)バングラデシュでは、事実上の全国封鎖により、インフォーマル部門を中心に、おそらく1,000万人以上の人々が失業の憂き目にあっている。工場検査局に失業者を登録する措置を講じているか尋ねたところ、同局は「全国封鎖下で失業者のリストを作成することはできていない。」と述べた。労働局にも同様の質問をしたが、作成していなかった。いくつかの労働団体が主張する失業者数は1,500万人から5,000万人の範囲であるが、経済学者は1,300万人から1,5000万人との見方を示している。「労働力調査2017」では失業者数は270万人としているので、現在はこの5倍に上っていることになる。ある経済学者は「都市で働いていたインフォーマル労働者は現在、自分の村に帰っている。これは農業収穫時の労働力不足を緩和する良い機会となる。」...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】1,000万人以上の人々が仕事もなく希望もない:2020年5月1日付けDailyStar紙

  • 【現地報道に見るケニア市場の状況】外出禁止令を21日間延長:2020年5月16日付けStar紙

    (記事要約)UhuruKenyatta大統領は現在、午後7時から午前5時まで実施されている夜間外出禁止令を、さらに21日間延長することを発表した。この措置は2020年6月6日まで継続することになる。同大統領はNairobi、Kilifi、KwaleおよびManderaの各郡への出入り禁止もさらに3週間延長した。同大統領は、さらに厳しい措置を回避するため、政府の指示に従うよう人々に呼びかけた。(記事に一言!)今回の記事は、夜間外出禁止令が延長されたことを伝えています。これは感染者数が増加し続けていることが背景です。ケニアでは先日レストランの一部営業活動の再開が認められましたが、感染抑制と経済対策の微妙なかじ取りが続いています。(出典)Star■記事URLhttps://www.the-star.co.ke/new...【現地報道に見るケニア市場の状況】外出禁止令を21日間延長:2020年5月16日付けStar紙

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】新たに53名の新型コロナウイルス感染者が確認され、感染者数は357名に達した:2020年5月18日付けRepublica紙

    (記事要約)月曜日(5月18日)、新型コロナウイルスの新たな感染者が53名みつかり、感染者数は357名に急増した。新規感染者の内、47名はBanke郡で確認された。(記事に一言!)今回の記事は、ネパールで53名の新規感染者が確認されてことを伝えています。これは1日あたりの新規感染者数では過去最多です。特にインド国境付近であるBanke郡が、今回判明した新規感染者の大部分を占めています。インドとの人の往来管理が喫緊の課題となっています。(出典)Republica■記事URLhttps://myrepublica.nagariknetwork.com/news/flash-with-47-new-cases-in-banke-district-today-afternoon-nepal-s-covid-19-tal...【現地報道に見るネパール市場の状況】新たに53名の新型コロナウイルス感染者が確認され、感染者数は357名に達した:2020年5月18日付けRepublica紙

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】Matihani市がインドとの国境を封鎖:2020年5月18日付けKathmandu Post紙

    (記事要約)Matihani市は、1.5kmに及ぶインド国境に一時的な竹柵を設置した。これは全国封鎖にもかかわらず、国境を越えた人々の移動が依然として幅広く見られた為だ。地元の人々は、国境を越えたインド側の市場で生活必需品を購入していた。Mandal市長は「市が20万ルピー(約20万円)を投資し2,500本の竹でフェンスを作った。」と語った。フェンスの設置には約1週間が見込まれており、全てのフェンスの設置は金曜日(5月22日)までに完了する予定。地元警察署は「フェンスの設置以後、国境地域の監視が容易になった。」と述べた。(記事に一言!)今回の記事は、Matihani市がインド国境に竹柵を設置していることを伝えています。これは国境を越えた移動を阻止する為です。ネパール政府は3月23日にインド国境を封鎖すると発表し...【現地報道に見るネパール市場の状況】Matihani市がインドとの国境を封鎖:2020年5月18日付けKathmanduPost紙

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】アラブ首長国連邦のネパール人出稼ぎ労働者は仕事と給料が与えられていない:2020年5月18日付けKathmandu Post紙

    (記事要約)アラブ首長国連邦に居住する数百名のネパール人出稼ぎ労働者は、雇用主が2か月間にわたって給与を支払っていないため抗議活動を実施した。ホテルに雇われていた約500名の労働者は雇用主に抗議し、仕事に行くのを止めている。労働者によると、彼らのほとんどは過去2か月間仕事がなく、自分のアパートに監禁されているとのこと。ある労働者は「ネパール政府は私たちを帰還させるべきだ。」と述べた。これは、他国のネパール人出稼ぎ労働者でも共通の光景だ。業界関係者は「政府が効果的に対応していないため彼らはパニックに陥り始めた。政府は出稼ぎ労働者の帰還支援を口にするだけで、何ら具体的な計画を進めているわけではない。」と述べた。(記事に一言!)今回の記事は、アラブ首長国連邦のネパール人出稼ぎ労働者が苦境に置かれていることを伝えていま...【現地報道に見るネパール市場の状況】アラブ首長国連邦のネパール人出稼ぎ労働者は仕事と給料が与えられていない:2020年5月18日付けKathmanduPost紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】昨年の外国投資額は20%減少:2020年5月18日付けFinancial Express紙

    (記事要約)バングラデシュにおける昨年の外国直接投資額(純流入額)は、前年比20.45%減の約28億8,000万ドル(約3,000億円)に留まった。この内、14億7,000万ドル相当は再投資によるものだ。この外国投資の急激な減少は、新型コロナウイルスの発生とは関係ない。(記事に一言!)今回の記事は、昨年の外国直投資額が減少したことを伝えています。新型コロナウイルスは今年に入ってから世界的に流行したので、この減少は新型コロナウイルスの影響は受けていません。更に、外国直接投資額のおよそ半分は、既にバングラデシュに進出した企業による再投資です。投資環境の改善が求められます。(出典)FinancialExpress紙■記事URLhttps://thefinancialexpress.com.bd/trade/fdi-d...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】昨年の外国投資額は20%減少:2020年5月18日付けFinancialExpress紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】1日当たりの死亡者数が過去最高を更新:2020年5月19日付けDaily Star紙

    (記事要約)昨日(5月18日)、新型コロナウイルスにより21名が死亡し、これは1日当たりの死者数では過去最多であった。死亡者の累計は349名に達した。また、新規感染者数は1,602名に達し、感染者数は23,836名となった。過去9日間で1万人以上が新型コロナウイルスに感染している。一方、専門家は実際の感染者数はもっと多いことを警戒している。バングラデシュはこれまで100万人のうち1,143人しか検査出来ていない。この数は隣国のインドでは1,500人、パキスタンでは1,600人だ。特に首都では、過去数週間で感染者数の着実な増加が見られる。ダッカの感染者数は5月1日には3,973名、5月8日には6,162名に増加し、現在は9,565名に達している。(記事に一言!)今回の記事は、新型コロナウイルスによる1日当たりの死...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】1日当たりの死亡者数が過去最高を更新:2020年5月19日付けDailyStar紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】新型コロナウイルスのパンデミックで苦しむさなかにサイクロンが襲来:2020年5月19日付けDaily Star紙

    (記事要約)サイクロンの近く襲来することに伴い、新型コロナウイルスの感染抑制が求められる中、何千人もの人々をいかに非難させるかが大きな課題となっている。もし多くの人々がサイクロン・シェルターに避難すれば、社会的距離を維持するのが困難になる為だ。サイクロン・シェルター数を増やすことは一つの解決策だ。政府当局は、沿岸地域の全ての教育機関をサイクロン・シェルターとするよう取り組んでいる。ただし、社会的距離を維持するには、全ての建物が適しているという訳ではない。また、サイクロン・シェルターにはマスク、消毒剤や石鹸を備えた適切な手洗い設備も必要となる。避難人数や時間を短くするために、サイクロンの進路をより正確に特定することも大切だ。専門家は、混乱と混雑を避ける為に、食糧を配布しないよう政府に助言した。昨年、サイクロン“B...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】新型コロナウイルスのパンデミックで苦しむさなかにサイクロンが襲来:2020年5月19日付けDailyStar紙

  • 【現地報道に見るケニア市場の状況】ケニア政府がタンザニア、ソマリアとの国境を閉鎖:2020年5月16日付けDaily Nation紙

    (記事要約)土曜日(5月16日)、UhuruKenyatta大統領は、国境を越えて新型コロナウイルスの感染が増加し続けているため、タンザニアとソマリアとの国境閉鎖を命じた。大統領はまたNairobi、Mombasa。Kwale、KilifiおよびManderaにおける郡の内外への移動制限を21日間延長した。同大統領は「過去1週間で、国境を越えた新型コロナウイルスの侵入が目立っていた。」と述べた。この制限では貨物トラックは対象外となるものの、トラック運転手は新型コロナウイルス検査を強制的に受けさせられ、国境通過前に陰性であることが確認されなければならない。同大統領は「今週確認された新型コロナウイルス感染者の中で、43名がソマリアとタンザニアの国境を越えてケニアに来た人物だ。」と述べた。(記事に一言!)今回の記事は...【現地報道に見るケニア市場の状況】ケニア政府がタンザニア、ソマリアとの国境を閉鎖:2020年5月16日付けDailyNation紙

  • 【現地報道に見るケニア市場の状況】消費者は付加価値税の減税効果をまだ実感していない:2020年5月17日付けDaily Nation紙

    (記事要約)UhuruKenyatta大統領が付加価値税を16%から14%に引き下げるように指示してから1か月以上が経過した。これは、新型コロナウイルスに伴う経済危機に、日用品を消費者にとってより手頃な価格にすることを意図していた。一方、税率の削減にもかかわらず、スーパーマーケットや小売店では、多くの商品の価格は変化していない。ある卸売り業者は「付加価値税の2%削減が製品価格に反映されているのは見たことがないが、少なくとも商品の価格が上がらなかったことには感謝する。」と述べた。(記事に一言!)今回の記事は、付加価値税の減税効果が出ていないことを伝えています。ケニアでも新型コロナウイルスの経済的影響が懸念されています。一方、付加価値税の減税幅は2%のみだったので、小売価格では目立った変化は出ていないようです。(出...【現地報道に見るケニア市場の状況】消費者は付加価値税の減税効果をまだ実感していない:2020年5月17日付けDailyNation紙

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】在外ネパール人における新型コロナウイルスでの死亡者数が96名に達する:2020年5月17日付けRepublica紙

    (記事要約)在外ネパール人協会(NRNA)は土曜日(5月16日)時点で、合計96名の在外ネパール人が新型コロナウイルスにより死亡したと発表した。また同協会は、世界各国で合計6,781名のネパール人が新型コロナウイルスに感染していることも明らかにした。在外ネパール人の死亡者数は、イギリスが63名で最も多く、これに次いでアメリカ合衆国の15名、アラブ首長国連邦の9名となっている(尚、日本では1名)。同協会は550万ルピー(約550万円)に相当する救援物資を、世界各国で新型コロナウイルスに感染したネパール人に配布した。(記事に一言!)今回の記事は、在外ネパール人の感染者数と死亡者数が増加していることを伝えています。ネパール国内よりも海外で働くネパール人の感染が深刻化しています。(出典)Republica■記事URLh...【現地報道に見るネパール市場の状況】在外ネパール人における新型コロナウイルスでの死亡者数が96名に達する:2020年5月17日付けRepublica紙

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】新型コロナウイルスによる2人目の死亡者を受け、全国封鎖が6月2日まで延長:2020年5月17日付けRepublica紙

    (記事要約)ネパール政府は日曜日(5月17日)、全国封鎖を6月2日まで延長することを決定した。新型コロナウイルスによる2人目の死亡者を受け、政府ハイレベル委員会は、少なくとも15日間は封鎖を継続するよう政府に勧告していた。土曜日(5月16日)にネパール初となる死亡者が確認された後、日曜日に2人目の死亡がでた。2人目の死亡者はBanke郡に居住する25歳の男性であり、5月12日にインドから帰国した後、感染が確認されたことから、隔離施設に収容されていた。(記事に一言!)今回の記事は、ネパール政府が全国封鎖を延長したことを伝えています。ネパールでは全国封鎖が実施されて2か月近くが経過しています。封鎖による経済的影響も散見されます。一方、この間、感染者数は増加を続けており、ネパール政府のジレンマは深まるばかりです。(出...【現地報道に見るネパール市場の状況】新型コロナウイルスによる2人目の死亡者を受け、全国封鎖が6月2日まで延長:2020年5月17日付けRepublica紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】新型コロナウイルスにより死亡者の70%は50歳以上:2020年5月18日付けDaily Star紙

    (記事要約)バングラデシュでは昨日(5月17日)までに328名が新型コロナウイルスにより死亡したが、この内70%が50歳以上だった。例えば昨日14人が新型コロナウイルスにより死亡したが、この内10名は51歳から90歳の年齢層だった。一方、高齢者における感染率は低い。感染者22,268人の内、5分の1が50歳以上だ。バングラデシュ全体では、感染による死亡率は1.47%である一方、回復率は約19.64%だ。(記事に一言!)今回の記事は、新型コロナウイルスによる死亡者は50歳以上の高齢者で多いことを伝えています。先進国でも同様の現象が見られます。一方、バングラデシュは医療態勢がっ脆弱であることから、この傾向が強く見らえるようです。(出典)DailyStar紙■記事URLhttps://www.thedailystar...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】新型コロナウイルスにより死亡者の70%は50歳以上:2020年5月18日付けDailyStar紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】予想通り4月の輸入額は大幅に減少:2020年5月18日付けDaily Star紙

    (記事要約)バングラデシュの2020年4月の輸入額は前年同月比62%減の19.5億ドル(約2,000億円)に留まった。これは新型コロナウイルスにより、多くの工場で生産が停止した為だ。輸入の大部分は縫製産業向けの原材料である中、縫製工場は先月、全国的に閉鎖されていた。更に、原油価格の大幅下落も輸入額を下押しした。新型コロナウイルスは、輸出にも影響を及ぼしている。2020年4月の輸出額は前年同月比82.9%の5億2,000万ドルに急降下した。縫製工場は操業を再開しているものの、多くの工場ではまだ稼働までこぎつけられていない。一方、産業界は「多くの国々で経済再開に向けた動きが見られることから、今後、輸入が勢いを増すことが期待される。」と述べた。(記事に一言!)今回の記事は、バングラデシュの輸出入額が急落していることを...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】予想通り4月の輸入額は大幅に減少:2020年5月18日付けDailyStar紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】国際展示場に新型コロナウイルス感染者向けの2,000床のベッドを設置:2020年5月17日付けDaily Star紙

    (記事要約)ZahidMaleque保健大臣は本日(5月17日)、新型コロナウイルス感染者への治療の為に、国際展示場(InternationalConventionCityBashundhara:ICCB)に臨時に2,000床を設置したことを明らかにした。同大臣は「これは世界で2番目に大きい新型コロナウイルス専用施設だ。ここには2,013床の隔離ベッドと400台の携帯型酸素ボンベの装備を整えた。」と述べた。また同大臣は人々に対し、新型コロナウイルスの治療を求める際には、症状に関する情報を隠さないように求めた。(記事に一言!)今回の記事は、バングラデシュ政府は国際展示場に新型コロナウイルス感染者の治療設備を設置したことを伝えています。感染者数が20,000名を超える中、「野戦病院」が作られた格好です。感染者の増加...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】国際展示場に新型コロナウイルス感染者向けの2,000床のベッドを設置:2020年5月17日付けDailyStar紙

  • 【現地報道に見るケニア市場の状況】過去2か月間で感染者は737名、死亡者は40名が増加:2020年5月13日付けStar紙

    (記事要約)木曜日(5月15日)、新たに22名の新型コロナウイルス感染者が確認され、3月13日に最初の感染者が確認されて以降、2か月間で感染者数は737名に達した。また新たに4名が新型コロナウイルスにより亡くなり、死亡者数は40名に増加した。最初の感染者の確認後、最初の1か月間で感染者数は208名、死亡者数は9名だった。また、この時期にNairobi、Mombasa、KwaleとKilifiはホットスポットとなった。一方、2か月目に感染者数と死亡者数は急増した。20の郡で感染者が確認された。しかし政府は厳格な社会的距離と衛生のガイドラインに従うことを条件にレストランや飲食店の営業再開を許可した。また政府は感染開始3カ月目に学校を再開することもが期待されている。(記事に一言!)今回の記事は、ケニアにおける新型コロ...【現地報道に見るケニア市場の状況】過去2か月間で感染者は737名、死亡者は40名が増加:2020年5月13日付けStar紙

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】Parsaでは隔離から脱走した新型コロナウイルス感染者に対し発砲が許可(後に取り消し):2020年5月15日付けKathmandu Post紙

    (記事要約)木曜日(5月14日)の夜、Parsa郡の郡開発事務所長は、病院の隔離から脱走した新型コロナウイルス感染者には発砲を許可することを指示した。郡開発事務所の関係者は「保安要員は、感染した人々が病院や隔離病棟から逃げるのを防ぐために武力を行使することが許可されており、必要に応じて発砲する権利も有している。」と述べた。水曜日に2名の新型コロナウイルス感染者が隔離病棟から脱走する事件を受け、この決定が下された。病院によると、この2名はトイレから脱出し、最終的に警察により病院に連れ戻された。警察関係者は「逃亡した2名の内、1名は麻薬密輸の前科があり、もう1名は未整備の病室に隔離されたことから脱走を企てた。感染リスクを考慮すると、この2名を病院に戻すのは非常に困難で危険な作業だった。」と語った。一方、人権活動家は...【現地報道に見るネパール市場の状況】Parsaでは隔離から脱走した新型コロナウイルス感染者に対し発砲が許可(後に取り消し):2020年5月15日付けKathmanduPost紙

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】44産業の操業を許可:2020年5月7日付けRepublica紙

    (記事要約)ネパール政府は全国封鎖を実施するかたわら、5月8日から以下の44産業の操業再開を許可した。1.食品加工、2.乳製品、3.医薬品・医療機器、4.飲料水、5.レンガ、6.飼料、7.食用油、8.砂糖、9.紅茶、10.LPガス、11.梱包材、12.コーヒー、13.菓子類、14.麺、15.香辛料、16.カルダモンとショウガの加工、17.家畜飼育、18.稲作、19.レンズ豆、20.殺虫剤・農薬、21.鉱業、22.破砕機、23.セメント、24.鉄鋼、25.塗料製品、26.プラスチックパイプ、27.電気製品、28.ジュース、29.合板、30.発電・送電、31.亜鉛プレート、32.重機。33.採鉱、34木材製品、35.アルミ製品、36.鉄鋼製品、37.廃棄物処理、38.運輸、39.機械部品、40.自動車あ販売、41....【現地報道に見るネパール市場の状況】44産業の操業を許可:2020年5月7日付けRepublica紙

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】Ncell社がオンライン授業向けパッケージプランを導入:2020年5月15日付けRepublica紙

    (記事要約)Ncell社はTribhuvan大学と共同で、オンライン学習向けパッケージプランを発表した。これは遠隔学習のためにインターネット接続を念頭に16GBのデータ通信が含まれており、学生のニーズに対応したものだ。150ルピー(約150円)で7日間有効だ。(記事に一言!)今般の記事は、Ncell社が学生向けのパッケージプランを導入したことを伝えています。これは、オンライン学習を念頭においたものです。ネパールでもオンライン学習への環境整備が少しずつ進んでいます。(出典)Republica■記事URLhttps://myrepublica.nagariknetwork.com/news/ncell-brings-mobile-class-data-pack-in-collaboration-with-tu/【現地報道に見るネパール市場の状況】Ncell社がオンライン授業向けパッケージプランを導入:2020年5月15日付けRepublica紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】ロヒンギャ難民キャンプで新たに3名の新型コロナウイルス感染者が判明:2020年5月16日付けDaily Star紙

    (記事要約)昨日(5月15日)、ロヒンギャ難民キャンプで新たに3名の新型コロナウイルス感染者が判明した。これは最初の感染者が確認された翌日の出来事だ。これを受けUkhia難民キャンプの1,275世帯(約5,000名)はロックダウン下に置かれた。難民キャンプ関係者は「彼らは更なる通知があるまで家から外に出ないよう要請された。ロックダウン中の日用品は供給される。」と語った。およそ110万人にのぼるロヒンギャ難民がキャンプで居住している。(記事に一言!)今般の記事は、ロヒンギャ難民キャンプで新たに新型コロナウィルス感染者が確認されたことを伝えています。ロヒンギャ難民キャンプでは、数多くの人々が限られた場所に密集して居住しています。この為、感染拡大が懸念されます。(出典)DailyStar紙■記事URLhttps://...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】ロヒンギャ難民キャンプで新たに3名の新型コロナウイルス感染者が判明:2020年5月16日付けDailyStar紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】バングラデシュ政府は2020/21年度の経済成長率の目標値を8.5%に設定:2020年5月6日付けDaily Star紙

    (記事要約)バングラデシュ政府は、来年度の経済成長率の目標値を8.5%に設定した。財務省の関係者は「政府は2020/21年度にV字回復を期待している。」と述べた。国際通貨基金(IMF)もバングラデシュのV字回復を予測しており、2021年の成長率を9.5%と予想している。この目標値は昨日(5月5日)、MustafaKama財務大臣からSheikhHasina首相に示された。バングラデシュは2019年にアジア地域で最も高い経済成長率を記録した。バングラデシュ政府と中央銀行は、これまでに総額9,562億タカ(約1兆2,400億円)に達する経済刺激策を公表しており、これはGDPの3.5%に相当する。(記事に一言!)今回の記事は、バングラデシュ政府が次年度の経済成長を8.5%の目標値を設定したことを伝えています。新型コロ...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】バングラデシュ政府は2020/21年度の経済成長率の目標値を8.5%に設定:2020年5月6日付けDailyStar紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】新型コロナウイルスの感染数が20,000名を超える:2020年5月15日付けDaily Star紙

    (記事要約)本日(5月15日)、過去24時間で新たに1,202名の新型コロナウイルス感染者が確認された。感染者数は2万人を超え、20,065名に達した。また死亡者数は298名となった。全国41か所で合計8,582の検体が検査された。これは1日当たりの検査数としては最高だ。(記事に一言!)今回の記事は、バングラデシュで新型コロナウイルスの感染者数が20,000人を超えたことを伝えています。感染者数が10,000人を超えたのが5月4日でした。この為、感染者数が倍増するのに僅か12日間しか掛かっていないことになります。(出典)DailyStar紙■記事URLhttps://www.thedailystar.net/coronavirus-update-in-bangladesh-total-infection-num...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】新型コロナウイルスの感染数が20,000名を超える:2020年5月15日付けDailyStar紙

  • 【現地報道に見るケニア市場の状況】新型コロナウイルス対策費の即時監査が必要:2020年5月9日付けStar紙

    (記事要約)KalonzoMusyoka元副大統領は、政府に対し新型コロナウイルス関連支出に関する即時監査を要請した。彼は「この危機の時期にドナーから受け取った資金がどのように使われたのかについて、政府は透明性を確保する必要である。」と述べた。彼はUhuruKenyatta大統領は保健省における不可解な支出について明らかするよう求めた。同大統領は以前、新型コロナウイルスに費やされたすべての資金を説明する用意があると表明していた。(記事に一言!)今回の記事は、新型コロナウイルスに関連する費用の説明を政府に求めたことを伝えています。新型コロナウイルスでは多くの国々で、ドナーからの緊急援助を受け入れています。一方、このような援助について汚職や横領も見られます。(出典)Star■記事URLhttps://www.the...【現地報道に見るケニア市場の状況】新型コロナウイルス対策費の即時監査が必要:2020年5月9日付けStar紙

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】ホテル業界は6か月間の事業閉鎖を決定:2020年5月5日付けKathmandu Post紙

    (記事要約)ホテル業界は、観光客が少なくとも1年間はネパールを訪問することは期待できないとして、6か月間事業を閉鎖することを決定した。3,000を超えるホテルが、全国封鎖により給料を支払うことが出来ないことから、従業員を自宅に送り返す。業界関係者は「新型コロナウイルスのパンデミックがいつまで続くかわからないため、従業員に給与を支払い続けるのは困難だ。たとえ全国封鎖が解除されても、すぐに外国旅行に出かける人は多くないと見られることから、観光業界は回復するのに時間がかかる。」と述べた。一方、これによりホテル産業に従事する30万人の労働者が支援なしで立ち往生することになる。また銀行および金融機関は、2020年2月中旬時点で、ホテルおよびレストラン産業に対し1,388億6,800万ルピー(約1,388億円)の融資残高を...【現地報道に見るネパール市場の状況】ホテル業界は6か月間の事業閉鎖を決定:2020年5月5日付けKathmanduPost紙

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】新型コロナウイルスによる経済的影響を踏まえ、次年度予算では雇用創出に焦点:2020年5月3日付けKathmandu Post紙

    (記事要約)新型コロナウイルスによるパンデミックの影響を考慮し、次年度予算は新規のインフラプロジェクトではなく、雇用創出に高い優先順位をおく。ネパール政府は現在2020/21年度の予算編成作業に忙しく、5月29日までに議会に提出する必要がある。財政当局は「新型コロナウイルスによる歳入減少と海外援助の減少を考慮すると、次年度予算では新規プロジェクトに対応することは難しい。」と述べた。2018/19年度では対外援助は総予算の24%を占めていた。国家計画委員会のPushpaRajKadel副委員長は「労働市場への新規参入者、失業者また海外出稼ぎ労働からの帰還者の為に雇用機会を創出する必要がある。河川管理プログラムのように、大規模な人員が必要とされるプログラムが優先されます。」と述べた。ネパール労働力調査2018/19...【現地報道に見るネパール市場の状況】新型コロナウイルスによる経済的影響を踏まえ、次年度予算では雇用創出に焦点:2020年5月3日付けKathmanduPost紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】事実上の全国封鎖を5月30日まで延長:2020年5月15日付けDaily Star紙

    (記事要約)バングラデシュ政府は、新型コロナウイルスの蔓延を防ぐために、政府機関と民間企業の閉鎖を5月30日まで延長した。この期間中、すべての公共交通機関も停止される。更に、外出自粛や郡をまたぐ移動禁止の要請も5月28日まで延長される他、午後8時から午前6時までは外出禁止となる。一方、重要なサービスや商品を運ぶ車両は、この規制の対象外となる。また医薬品産業やその他の輸出志向型産業は、当局が規定する健康安全対策を実施することを条件に営業が許可される。また宗教省は昨日(5月14日)、イードの祈りの間に従うべき13のリストを明らかにした。この中で、モスクにはカーペットを敷かず、祈りの前にはモスク全体を消毒する必要がある。更に、各人は自分用のマットを持参することが求められえる。すべてのモスクの入り口に石鹸または消毒剤が...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】事実上の全国封鎖を5月30日まで延長:2020年5月15日付けDailyStar紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】新規感染者数が2日続けて1,000名を超える:2020年5月15日付けDaily Star紙

    (記事要約)昨日(5月14日)、新型コロナウイルスの新規感染者は1,041名に達した他、新たに14名が死亡した。これにより感染者の総数は18,863名となり、死亡者数も283名に達した。昨日の午後2時30分までの24時間に7,392の検体が検査された。ZahidMaleque保健相は「過去1か月間で検査数が増加した結果、より多くの感染者を特定できるようになった。日々の検査数はもうじき10,000件に達し、その後15,000件まで増加する見込みだ。政府は十分な数のキットを有している。」と述べた。5月14日現在、感染者数に対する回復率は19.10%、死亡率は1.5%だ。(記事に一言!)今回の記事は、バングラデシュで新型コロナウイルスの新規感染者数が1,000名を超えたことを伝えています。これは、検査数が増加している...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】新規感染者数が2日続けて1,000名を超える:2020年5月15日付けDailyStar紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】Amnestyは新型コロナウイルス感染者に対する治療拒否を懸念:2020年5月15日付けDaily Star紙

    (記事要約)AmnestyInternationalは、バングラデシュで新型コロナウイルス感染者への治療を拒否さえる事案に対し懸念を表明した。同団体は12の病院の医療スタッフに対しインタビュー調査を実施した。この中で「病院スタッフが新型コロナウイルスの感染にさらされることを避ける為に治療に背を向けている。」ことが判明した。同団体は「必要な医療機器の不足は、第一線の医療従事者の仕事を困難にしている上、新型コロナウイルスへの感染リスクを高めている。特に個人用防護服の配布が遅れているのは大きな問題だ。」と述べた。(記事に一言!)今回の記事は、国際的な人権団体が、バングラデシュで新型コロナウイルスへの治療拒否を懸念していることを伝えています。これは、医療従事者に必要な医療機材がわたっておらず、医療従事者の感染数が増加し...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】Amnestyは新型コロナウイルス感染者に対する治療拒否を懸念:2020年5月15日付けDailyStar紙

  • 【現地報道に見るケニア市場の状況】新型コロナウイルス前に貨幣流通量は2,410億シリング(約2,410億円)に下落:2020年5月13日付けDaily Nation紙

    (記事要約)2020年2月の貨幣流通量は前年同月比10%減の2,241億シリング(約239億円)に減少した。また1月の貨幣流通量も、前年同期比で7.7%減した。投資アナリストは「流通している現金の量は経済活動の指標である。貨幣流通量の減少から経済活動の落ち込みが推定される。」と述べた。昨年9月に1,000シリング紙幣を改訂し、古い紙幣は効果を失い、73億シリング分の旧紙幣が返還されなかった。この為、貨幣流通量は昨年9月に2,070億シリングに減少した。それ以降、貨幣流通量は改善されていないばかりか、悪化する傾向にある。(記事に一言!)今回の記事は、貨幣流通量が減少していることを伝えています。貨幣流通量とは、簡単に言えば、市中で使用される貨幣量です。景気がよければ貨幣流通量は増加し、景気後退局面では減少します。ケ...【現地報道に見るケニア市場の状況】新型コロナウイルス前に貨幣流通量は2,410億シリング(約2,410億円)に下落:2020年5月13日付けDailyNation紙

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】ネパールでインターネット上のセクハラが横行:2020年5月7日付けKathmandu Post紙

    (記事要約)AishwaryaShahiが自分の写真がどのように使われているのかを最初に発見したのは1月中旬だった。Instagram上の写真に屈辱的で性的なコメントが付けられていた。彼女は「コメント欄には、私たちの体に関する話題や更なる写真を求める男性のコメントであふれていた。」と語った。ネパール人女性の多くの写真が、数々のSNS上で流通している。ほとんどの場合、写真は本人から同意なく取得された上、男性グループ内で広められている。ネパールの法律には、私的な写真における同意なしの配布については規定がない。電子取引法第86条は、ポルノコンテンツの制作、収集、配布、公開、展示、送信は違法としている。また刑法は「不道徳またはエロティシズムを助長する」わいせつな素材の制作および公開も禁止している。しかし弁護士は「これら...【現地報道に見るネパール市場の状況】ネパールでインターネット上のセクハラが横行:2020年5月7日付けKathmanduPost紙

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】UNICEFが全国封鎖により今後6ヶ月で4,000名の子どもが死亡する可能性があると警告:2020年5月14日付けRepublica紙

    (記事要約)水曜日(5月13日)、国連児童基金(UNICEF)は、全国封鎖が今後も実施された場合、6か月間で4,000名もの子供が死亡する可能性があると警告した。UNICEFは「パキスタンでは約95,000人、バングラデシュでは28,000人、アフガニスタンでは13,000人、ネパールでは4,000人の子供が死亡する可能性がある。」と述べた。またUNICEFは「新型コロナウイルスとの闘いは非常に重要だが、妊産婦と子どもの死亡を削減するために何十年間にもわたって続けてきた活動を止めることはできない。新型コロナウイルスの蔓延している中であっても安全な出産、子供の健康、栄養サービスは非常に重要だ。」と語った。(記事に一言!)今回の記事は、全国封鎖が子どもの出産や健康に与える影響を、UNICEFが懸念していることを伝え...【現地報道に見るネパール市場の状況】UNICEFが全国封鎖により今後6ヶ月で4,000名の子どもが死亡する可能性があると警告:2020年5月14日付けRepublica紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】冷蔵倉庫は農家を救う:2020年5月14日付けDaily Star紙

    (記事要約)バングラデシュにおける2018/19年度の野菜生産量は、前年度比8%増の1,720万トンに達した。事実上の全国封鎖が実施される中でも、農作業は休まずに行われている。しかし現在、農民は悲惨な状況にある。事実上の全国封鎖の実施により、特にダッカから遠く離れた地域では、卸売り業者が生産地を訪問できない。この為、野菜が公正な価格で取引されていない。このような中、冷蔵庫に対する関心が高まっている。既に冷蔵庫を導入した農民は「カボチャを冷蔵で3か月間保管したが、品質は低下しなかった。トマトは1か月以上保管できる他、青唐辛子とナスは3週間近く保管できる。」と語った。EUとアメリカ合衆国への野菜輸出は制限されている他、最大の消費地であるDhakaでの需要も急速に減少している。レストランは野菜の大部分を消費していたが...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】冷蔵倉庫は農家を救う:2020年5月14日付けDailyStar紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】パラダイムシフト:オンライン教育の広まり:2020年4月29日付けFinancial Express紙

    (記事要約)バングラデシュでは事実上の全国封鎖が既に45日間以上にも及んでおり、学校や大学も臨時休校となっている。一部の私立学校では、アプリやポッドキャスト、ライブ配信などを活用したオンライン学習に移行している。一方、多くの教育機関では、オンライン授業を導入出来ていない。バングラデシュ政府は、録画された授業をテレビにより放送している。しかし、これは一時的な解決策であって、中長期的な施策も考える必要がある。バングラデシュでは、学生は主にメールで送られてくる授業資料と課題をこなしており、欧米諸国で実施されているようなデジタル授業には至っていない。またインターネットの接続のしやすさやデータ通信料の問題もある。この為、高等教育機関は学生の学習継続のために包括的な戦略を検討する必要がある。(記事に一言!)今回の記事は、オ...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】パラダイムシフト:オンライン教育の広まり:2020年4月29日付けFinancialExpress紙

  • 【コラム】アフター・コロナ:日本で働くネパール人労働者はどのように変化するのか

    日本ではコンビニや居酒屋などで数多くのネパール人労働者が働いています。これは好景気により単純労働の現場で人手不足が深刻化していた為です。一方、今般のコロナ渦により、数多くの外国人労働者は「休業状態」に置かれています。また、コロナ渦では在宅勤務やオンライン授業などデジタル化が進展しており、今後さまざまなビジネスが変化すると言われています。日本で働くネパール人労働者は、「アフター・コロナ」でどのように変化するのか。今回は、この点に焦点を当てます。結論から先に書けば、ネパール人労働者は、今後より付加価値の高い分野に流れるのではないかと考えられます。その際、技能実習制度や特定技能制度の活用が鍵を握ります。(出典)https://nihondebaito.com/ja/c/rule-011労働力が余っている国と足らない国...【コラム】アフター・コロナ:日本で働くネパール人労働者はどのように変化するのか

  • 【現地報道に見るケニア市場の状況】沿岸地域で新型コロナウイルスの死亡者が増加する懸念:2020年5月10日付けDaily Nation紙

    (記事要約)日曜日(5月10日)、Mombasaで新型コロナウイルスにより2名が死亡したことを受け、保健省は同地域における更なる死亡者数の増加に懸念を表明した。同省は、死亡率の高さは住民の検査拒否によるものとした。保健大臣は「人々は家で病気になっても医療施設に報告していない。また沿岸地域では検査に対する抵抗も見られる。」と述べた。ケニア政府は、MombasaとTanzania、Uganda、SomaliaやEthiopiaとの輸送回廊における感染拡大を阻止するために、トラック運転手向けの新しいガイドラインを策定した。公衆衛生局長は「トラックの運転手は感染蔓延のリスク集団として認識されている。」と述べた。ガイドラインでは、運転手が運行を始める48時間前に新型コロナウイルスの検査を受ける必要がある。(記事に一言!)...【現地報道に見るケニア市場の状況】沿岸地域で新型コロナウイルスの死亡者が増加する懸念:2020年5月10日付けDailyNation紙

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】郡をまたいだ移動パスの発給を停止:2020年5月12日付けRepublica紙

    (記事要約)新型コロナウイルスの感染者数が増加する中、内務省は火曜日(5月12日)、郡をまたぐ車両通行パスの効果停止を決定した。内務大臣の広報顧問は「郡をまたぐ車両通行パスは緊急でない限り明日から発行されない。」と語った。KPSharmaOli首相は本日(5月12日)の閣議において、現在実施中の全国封鎖の措置を強めるよう指示をだしていた。(記事に一言!)今回の記事は、ネパール政府が郡をまたぐ車両通行を禁止したことを伝えています。これは新型コロナウイルスの感染者数が増加していることを受けた措置です。全国封鎖の中、経時的影響が更に深まることが懸念されます。(出典)Republica■記事URLhttps://myrepublica.nagariknetwork.com/news/inter-district-veh...【現地報道に見るネパール市場の状況】郡をまたいだ移動パスの発給を停止:2020年5月12日付けRepublica紙

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】83名の新型コロナウイルス感染者が確認され、1日の新規感染者数を更新:2020年5月12日付けKathmandu Post紙

    (記事要約)火曜日(5月12日)、ネパールで新たに83名の新型コロナウイルス感染者が確認された。これは1日当たりの新規感染者数で最も多い数字だ。また、これにより感染者数は217名に達した。公衆衛生の専門家は、感染者数の大幅な上昇は、簡易検査キットの活用による検査数の増加が要因と指摘した。また、これにより地域別の感染者数ではParsa郡が82名で最大となった。(記事に一言!)今回の記事は、ネパールで新規感染者数が過去最高を更新したことを伝えています。記事には詳細は記載されていませんでしたが、インド国境付近で多くの感染者が出たようです。インド国境地域を中心に、今後も感染拡大が懸念されます。(出典)KathmanduPost■記事URLhttps://kathmandupost.com/national/2020/0...【現地報道に見るネパール市場の状況】83名の新型コロナウイルス感染者が確認され、1日の新規感染者数を更新:2020年5月12日付けKathmanduPost紙

  • 【現地報道に見るネパール市場の状況】迅速な支援なしには、中小企業は崩壊の危機に瀕している:2020年4月28日付けKathmandu Post紙

    (記事要約)全国封鎖が3月24日から開始されて以後、Chitwanで孵化場を経営するRishiramPoudelには、毎日行う雑用が1つだけある。それは卵の廃棄だ。彼は「家禽農場が雛を購入していないので、私には卵を捨てる以外に選択肢はない。」と述べた。全国封鎖により全ての輸送サービスが禁止されたため、養鶏農家は孵化場から雛を購入することができないでいる。業界関係者は「孵化場では全国封鎖の開始以後、毎日約45,000個の卵が廃棄されている。」と述べた。家禽産業では1日に2億2,000万ルピー(約2.2億円)の損失が出ている。全国封鎖により養鶏場、孵化場、レストランなどの中小企業で大きな影響が出ている。レストラン業界ではカトマンズ、ポカラ、チトワンで50,000〜60,000名の従業員が雇われている。業界関係者は「...【現地報道に見るネパール市場の状況】迅速な支援なしには、中小企業は崩壊の危機に瀕している:2020年4月28日付けKathmanduPost紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】UNDPが中小企業支援の為にオンライン市場を創設:2020年5月12日付けDaily Star紙

    (記事要約)国連開発計画(UNDP)は本日(5月12日)、「Anondomela」と名付けられたオンライン・マーケット・プレイス(www.anondomela.shop)を立ち上げた。これは売り手と買い手をオンラインで直接結びつけるものだ。UNDPは「この施策は中小企業における新型コロナウイルスによる経済的影響を緩和することを狙いとしている。」と述べた。バングラデシュには約700万社の中小企業が存在し、約2,500万人が雇用されている。UNDPは「これは農村地域と都市部の中小企業に対し製品を販売する平等な機会を与えるものだ。この仕組みにより、現在のような状況下であっても、通常通りのビジネスを行うことが出来る。Eidの売上も失う必要はない。これは新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)後の「新しい日常(N...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】UNDPが中小企業支援の為にオンライン市場を創設:2020年5月12日付けDailyStar紙

  • 【統計と現地報道でみるネパール経済⑩】情報通信産業編:ヒマラヤの最貧国でeビジネスはどれくらい普及しているのか

    新型コロナウイルスの感染抑制の為に、多くの国々で外出自粛が求められています。このような中、インターネットの活用が増加しています。ネパールでも3月24日より全国封鎖が行われており、オンライン授業や在宅勤務などデジタル・ツールの活用が増えています。ネパールはヒマラヤ山脈を抱き、世界最貧国として知られています。インターネットを介したデジタル・ツールの活用は、どのようになされているのでしょうか。結論から先に書けば、ネパールにおけるインターネットの普及率は、アジアの中でも情報通信大国として知られるインドと同程度です。また、eコマースなど「インターネットを活用したビジネス」も次々と生まれています。ネパールと言えば牧歌的なイメージが強くありますが、情報通信技術が社会を大きく変えようとしています。今回は、ネパールの情報通信産業...【統計と現地報道でみるネパール経済⑩】情報通信産業編:ヒマラヤの最貧国でeビジネスはどれくらい普及しているのか

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】新型コロナウイルス終息後の景気回復は容易ではない:2020年4月28日付けFinancial Express紙

    (記事要約)MustafaKamal財務大臣は、新型コロナウイルスの終息後は景気回復が困難との見方を示した。この為、同大臣は、銀行業界に対し不必要な費用を削減すると共に、不良債権(NPL)も適正水準に保つよう依頼した。銀行関係者は、政府の財政出動を評価すると共に、中央銀行が預金準備率を5.5%から4.0%に、レポ金利を6%から5.25%に引き下げたことを高く評価した。(記事に一言!)今回の記事は、財務大臣が新型コロナウイルス終息後の経済見通しを示したことを伝えています。IMFや世界銀行などの国際機関は、各国は2021年にV字回復するとのシナリオを想定しています。一方、現地政府の経済政策の担当大臣は、全く異なる想定をしていることが分かります。これは国際機関と現地政府が抱えているリアリティーが異なる為です。(出典)...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】新型コロナウイルス終息後の景気回復は容易ではない:2020年4月28日付けFinancialExpress紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】1日当たりの新規感染者数で過去最高を更新:2020年5月11日付けDaily Star紙

    (記事要約)昨日(5月10日)、過去24時間で新たに887名の新型コロナウイルス感染者が確認され、感染者数は14,657名に達した。これは1日の感染者数では最大の人数である。また新型コロナウイルスにより14名が死亡し、死亡者数は228名となった。一方、過去24時間で236名の患者が回復し、回復者数は2,650名に達した。また回復率は約18.1%だ。(記事に一言!)今回の記事は、新型コロナウイルスの1日当たりの新規感染者数が、過去最高を更新したことを伝えています。感染の勢いは、なかなか衰えません。(出典)DailyStar■記事URLhttps://www.thedailystar.net/frontpage/news/highest-surge-single-day-1901500【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】1日当たりの新規感染者数で過去最高を更新:2020年5月11日付けDailyStar紙

  • 【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】貧困層を助ける為に幾つかの産業は経済活動を再開:2020年5月11日付けDaily Star紙

    (記事要約)昨日(5月10日)、SheikhHasina首相は、貧困層が生計を立てられるよう、一部の産業で徐々に経済活動を再開する意向を示した。同首相は「新型コロナウイルスによりバングラデシュ経済は大きな影響を受けており、労働者は仕事を失った。」と述べた。また同首相は、今シーズンの米の収穫量は十分な量に達したことを指摘した後、「食料の不足はなく、政府は大量の米を国内で配布している。政府は、この厳しい時期に国民の食糧安全保障を確保することに特段の注意を払っている。」と語った。(記事に一言!)今回の記事は、Hasina首相が一部産業の操業を再開する意向を示したことを伝えています。事実上の全国封鎖が長期化する中、経済的な影響が懸念されています。この為、政府は5月10日から店舗営業の時間限定で認める決定を下しました。新...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】貧困層を助ける為に幾つかの産業は経済活動を再開:2020年5月11日付けDailyStar紙

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