【現地報道に見るケニア市場の状況】スペイン風邪の時とどのような類似性があるのか:2020年4月26日付けStar紙
(記事要約)「スペイン風邪」と呼ばれる1918年のインフルエンザの世界的流行は、人類の歴史でこれまでに記録された最も重要な公衆衛生イベントだった。このスペイン風邪では、世界で5億人が感染し、2,000万〜1億人が死亡したと推定されている。ほとんどの死亡者はアジア(3,600万人)で発生し、アフリカでは250万人が亡くなった。スペイン風邪は、モンバサ港に停泊した帰還兵と共にケニアに上陸したと考えられている。その当時ケニアはイギリスの植民地だったが、9か月の間に人口の4~6%に相当する約150,000人が亡くなった。また社会機能の停止、行政業務の麻痺、広範囲にわたる食糧不足、商業的損失、医療セクターへの圧倒的な負担など、さまざまな社会的および経済的混乱が見られた。また、特筆すべきは、人々の個人的および集団的な行動が...【現地報道に見るケニア市場の状況】スペイン風邪の時とどのような類似性があるのか:2020年4月26日付けStar紙
2020/04/30 14:54