【現地報道に見るケニア市場の状況】新型コロナウイルスに対処する隔離病床は11床のみ:2020年2月28日付けStar紙
(記事要約)ケニアには新型コロナウイルスに備えて使用できる隔離ベッドは僅か11床しかない。ケニア政府保健省は「ナイロビにあるMbagathi郡病院の120床を指定したが、準備には1か月かかる。」と述べた。ケニアでは現在までに新型コロナウィルスの感染者は確認されていない。財務省は「保健省が病棟改修のために18億シリング(約18億円)の予算を要求してきたが、まだ承認されていない。」と述べた。保健省は「ケニアと中国はエチオピア航空や中東諸国経由など複数のフライトで結ばれている。この為、中国との直行便をすぐに禁止することは無益である。しかし、我々は状況を監視しつつ検討を続けており、近々決定が下されるだろう。」と語った。昨日、政府が239人の乗客を乗せた中国の航空会社の着陸を許可したことにより、国会議員からは「無謀な決定...【現地報道に見るケニア市場の状況】新型コロナウイルスに対処する隔離病床は11床のみ:2020年2月28日付けStar紙
【現地報道に見るネパール市場の状況】新型コロナウィルスの広まりに伴い、公衆衛生局は最悪のシナリオを想定:2020年2月27日付けKathmandu Post紙
(記事要約)ネパールの医療システムは脆弱である為、公衆衛生の専門家は「もはやネパールへの新型コロナウィルスの侵入可能性ではなく、“いつ”侵入するのかを考える段階にある。」と指摘した。このような中、ネパール政府保健サービス局は27日、すべての関係機関に対し、最悪のシナリオに対処する方策を検討するよう指示した。また同局は26日、新型コロナウィルスに対するプランBとプランCについて協議した。プランBは数名の感染を想定しており、同局は「このシナリオでは(隔離者を収容する為に)特定の病院を完全に空にする必要がある。」と語った。またプランCは、最悪のシナリオ、つまり大規模な発生を想定している。同局は「プランCでは学校、大学、公共交通機関、およびすべての公共機関や集会を閉鎖・中止する必要がある」と述べた。また、この会議では、...【現地報道に見るネパール市場の状況】新型コロナウィルスの広まりに伴い、公衆衛生局は最悪のシナリオを想定:2020年2月27日付けKathmanduPost紙
【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】サウジアラビアがイスラム教巡礼者の入国を禁止したことにより1万人のバングラデシュ人が不安:2020年2月27日付けDaily Star紙
(記事要約)サウジアラビア政府が新型コロナウイルスの拡散を防ぐため、外国人の入国を一時的に禁止したことに伴い、約1万人のバングラデシュ人が巡礼に行かれるか不安な状況に置かれている。今日、ダッカ、シレット、チッタゴンの空港では、巡礼または観光ビザでサウジアラビアを訪問する乗客を搭乗させた航空会社はなかった。航空会社は「サウジアラビア政府外務省より今朝、これらの乗客を搭乗させないよう通達を受け取った。」と語った。いくつかの航空会社では、一旦搭乗した乗客を降ろすことさえした。関係者は「ダッカ、チッタゴン、シレットの3つの空港で約1,000人のバングラデシュ人が立ち往生している。彼はすでに航空券を購入した他、サウジアラビアでの宿泊施設も手配済みだ。」と述べた。巡礼志願者の一人は「航空券と宿泊費の払い戻しを受けられるかど...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】サウジアラビアがイスラム教巡礼者の入国を禁止したことにより1万人のバングラデシュ人が不安:2020年2月27日付けDailyStar紙
【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】新型コロナウイルスにより23名のバングラデシュ人が武漢からデリーに退避:2020年2月27日付けFinancial Express
(記事要約)新型コロナウイルスの震源地である中国の武漢から、23人のバングラデシュ人が避難した。これはダッカのインド大使館が27日に明らかにした。退避してきたバングラデシュ人は、デリー郊外の特別施設で隔離される予定。バングラデシュは2月1日に中国から312人を退避させた後、残りの帰国希望者を登録していた。従前よりインド政府は、必要な許可が得られれば、インド人と一緒にバングラデシュ人を武漢から退避させる意向を表明していた。(記事に一言!)今回の記事は、23名のバングラデシュ人が武漢から退避したことを伝えています。インド政府が手配した飛行機により、インドのデリーに到着したとのこと。バングラデシュとインドは現在、良好な外交関係にあります。それを象徴する出来事です。(出典)FinancialExpress■記事URLh...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】新型コロナウイルスにより23名のバングラデシュ人が武漢からデリーに退避:2020年2月27日付けFinancialExpress
【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】新型コロナウィルスによりタイ航空が3月まで一部を運航停止:2020年2月23日付けFinancial Express紙
(記事要約)タイ航空は、新型コロナウイルスの影響により、3月までダッカを含む7つの目的地への一部のフライトを運航停止にした。中国、バングラデシュ、香港、台湾、日本、韓国、シンガポール、フィリピン、アラブ首長国連邦を目的地とするフライトが対象。バンコクからダッカへ向かうTG339便は基本的には運航停止だが、2月25日、26日、28日、29日と3月のほとんどは運航される予定。一方、(ダッカからバンコクへ向かう)TG340便はほとんどの便がキャンセルされる。タイ国際航空は「新型コロナウィルスの発生により、乗客が旅行を避けるようになった為、航空会社はフライトを削減する必要がある。」と述べた。(記事に一言!)今回の記事は、タイ航空がバングラデシュ便の一部を運航停止にすることを伝えています。日本とバングラデシュには直行便は...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】新型コロナウィルスによりタイ航空が3月まで一部を運航停止:2020年2月23日付けFinancialExpress紙
【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】新型コロナウィルスによりインフラプロジェクトの進捗に遅延:2020年2月24日付けFinancial Express紙
(記事要約)道路局(RHD)は、幾つかの道路建設プロジェクトにおいて新型コロナウィルスの影響を感じ始めている。一部のプロジェクトでは最近、プロジェクト現場における中国人担当者の不在と建設資材の出荷の遅延が見られる。同局は「今年度は予算を100%実施できないかもしれない。」と述べた。RHDでは121のプロジェクトを実施しており、この内8件は中国の請負業者によって実施されている。例えばPayra橋建設プロジェクトでは、32.3億タカの計画の内、僅か20〜25%しか実施できない状況。同プロジェクトの関係者は「重要な機械が12月か1月に中国から来ると予想されていたが、出荷制限のためにいまだに到着していない。また現場責任者やコンクリート作業員など10名の中国人労働者が中国政府の移動制限によりバングラデシュに来られない状況...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】新型コロナウィルスによりインフラプロジェクトの進捗に遅延:2020年2月24日付けFinancialExpress紙
【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】新型コロナウイルスにより中国からの輸入が21%減少:2020年2月25日付けDaily Star
(記事要約)2020年1月1日から2月15日までの1か月半における中国からの輸入量は、前年同期比で21%減少した。また今年度当初7か月間(2019年7月から2020年1月)の輸入量も360万トンとなり前年同期比で19%下落した。中国はバングラデシュにとって最大の貿易相手国であり、中国からの輸入額は輸入総額の5分の1以上を占める。中国からの輸入では、綿糸やテキスタイル向け織物が最も多く、ニット生地、縫製付属品がこれに続く。バングラデシュは昨年度、これら縫製品の原材料における中国からの輸入額は30億ドル(約3,300億円)に達した。縫製品の原材料の輸入では、中国が全体の41%を占めている。また、昨年、携帯電話部品の輸入が急増し5億ドルに達した。しかし、今年度当初7か月間における携帯電話部品の輸入は、昨年度の輸入額の...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】新型コロナウイルスにより中国からの輸入が21%減少:2020年2月25日付けDailyStar
【現地報道に見るネパール市場の状況】政府は期限内に保険金を支払わなかった保険会社に制裁:2020年2月23日付けRepublica紙
(記事要約)YubarajKhatiwada財務大臣は「政府は期限通りに顧客に保険金を支払わない保険会社に対して厳しい措置を講じる。保険会社が保険金を期限内に支払わないことが被保険者を悩ませている。」と述べた。また、同大臣は保険会社に、一部の大企業や顧客にのみ集中せず、規模が小さい顧客に対してもビジネスを展開するよう求めた。保険当局は「保険会社にとってコーポレート・ガバナンスとリスク管理の2つが重要である。政府は来年度から保険会社に対しリスク・ベース資本を監査に組み入れる。」と語った。(記事に一言!)今回の記事は、財務大臣が保険会社に対し期限通りに保険金を支払うよう求めたことを伝えています。ネパールでは保険サービスの普及が大きな課題となっています。この為、保険会社には大きな期待が寄せられています。一方、今回の記...【現地報道に見るネパール市場の状況】政府は期限内に保険金を支払わなかった保険会社に制裁:2020年2月23日付けRepublica紙
【現地報道に見るネパール市場の状況】大臣自ら販売代理店のように動いた:2020年2月21日付けRepublica紙
(記事要約)GokulBaskota通信大臣が自らフランスのINGroupe社と連絡を取り、紙幣印刷機を調達した。議会の会計委員会で野党議員は「この調達でBaskota通信大臣が公的な代理店であるかのようにふるまったことは問題だ。」と述べた。紙幣印刷機の調達では、2019年12月に内閣はドイツのVeridos社とフランスのINGroupe社からの提案を受領するよう情報通信省に指示した。一方、それ以前の2019年2月に造幣局はフランスのINGroupe社と覚書を締結し、それ以後、造幣局の役人は何度もフランスを訪問していた。造幣局長は、議会でこれらの渡航費用について追及されると、「この費用はフランス企業によって負担された。」と述べた。造幣局は、この印刷機の購入費用を350億ルピーと試算。リークされた音声記録によると...【現地報道に見るネパール市場の状況】大臣自ら販売代理店のように動いた:2020年2月21日付けRepublica紙
【現地報道に見るネパール市場の状況】政府はイノベーティブなビジネスに対し500万ルピーの資金を提供:2020年2月22日付けRepublica紙
(記事要約)ネパール政府は、必要費用の50%を上限に、イノベーティブなビジネスやスタートアップ企業に対し500万ルピーまでの資金を提供すると発表した。これは資金援助を通じてイノベーティブな知識、スキル、能力を備えたスタートアップやビジネスを促進することが目的。政府は数年前にこのプログラムを「チャレンジ基金」として発表していたが、主に財務省と産業省との間で運営をめぐる所管争いが起きたため、プログラムは実施されなかった。最終的に財務省が所管することで、このプログラムが今年度予算に組み込まれた。このプログラムでは、情報通信産業、農業、エネルギー、医療サービス、観光サービスの分野において、イノベーティブな知識、スキル、能力を備えた企業が対象で、提案書を提出することが出来る。提出された提案書は、政府の委員会によって30日...【現地報道に見るネパール市場の状況】政府はイノベーティブなビジネスに対し500万ルピーの資金を提供:2020年2月22日付けRepublica紙
【統計と現地報道でみるネパール経済⑧】ネパールはもはや「食べ物がない国」ではない
前回はインフラ敷設に焦点を当て、電力や道路が徐々に整備されている状況をお伝えしました。今回は農業を取り上げます。日本には「ネパールは貧しいから人々は十分に食べ物を食べられていないのではないか」というイメージが強くあります。確かにネパールは山岳地形であることから耕作面積は限定的にならざるを得ず、農業振興は容易ではありません。現在のネパールの農業事情を、統計データと現地報道から見ていきます。(出典)KathmanduPostまず下図は主要な穀物である米、トウモロコシ、小麦の生産量の推移を表したものです。米の生産量は2007/08年度の429万トンから2016/17年度の523万トンへと10年間で22%増加しました。またトウモロコシの生産量は同期間に24%、小麦の生産量は17%増えました。尚、小麦の生産量は2019/...【統計と現地報道でみるネパール経済⑧】ネパールはもはや「食べ物がない国」ではない
【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】日本企業はアジア地域においてバングラデシュで最も良好な見通しを有している:2020年2月19日付けDaily Star紙
(記事要約)日本貿易振興機構(ジェトロ)の調査によると、アジア太平洋地域における今後2年間のビジネス展開において、バングラデシュは日本企業にとって最良の選択肢となった。バングラデシュに進出した日本企業の内、約70.3%が今後1〜2年で事業を拡大することを検討している。またバングラデシュの日本企業の約36.7%は、2019年の利益は前年よりも増加すると予測しており、約68.3%が今後1年間に現地従業員数を増やす計画を立てている。一方、バングラデシュでは通関手続きには港湾で平均14.3日、空港で平均8.1日掛かっており、これはアジア太平洋地域で最も悪い。また81.3%の企業が熟練労働力や技術者の不足に直面しており、約61.9%が従業員の質に懸念を抱いている。2019年12月現在、約300社の日本企業がバングラデシュ...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】日本企業はアジア地域においてバングラデシュで最も良好な見通しを有している:2020年2月19日付けDailyStar紙
【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】シンガポールで新型コロナウイルスに感染したバングラデシュ人1名が重篤に陥る:2020年2月20日付けDaily Star紙
(記事要約)19日、バングラデシュ政府のAKAbdulMomen外相は、「シンガポールで新型コロナウイルスに感染したバングラデシュ人5人のうち1人は“非常に重大な状態”にある。」と述べた。シンガポール政府のVivianBalakrishnan外務大臣が、朝早くの電話会談でMomen外相に最新情報を伝えた。39歳のバングラデシュ人患者は、過去13日間にわたって集中治療室(ICU)で治療を受けている。彼は新型コロナウイルスに感染する前は、呼吸器疾患と腎疾患を患っていた。Momen外相は「シンガポール政府は、最高レベルの医療サービスを提供し最善を尽くしている。」と語った。この他、新型コロナウイルスに感染した4名のバングラデシュ人患者も、シンガポール国立感染症センターで治療を受けている。(記事に一言!)今回の記事は、シ...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】シンガポールで新型コロナウイルスに感染したバングラデシュ人1名が重篤に陥る:2020年2月20日付けDailyStar紙
【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】アラブ首長国連邦でバングラデシュ人が新型コロナウイルスに感染:2020年2月23日付けDaily Star
(記事要約)アラブ首長国連邦(UAE)に居住するバングラデシュ人の1人が、新型コロナウイルス(COVID-19)と診断された、とロイター電が報じた。21日、アラブ首長国連邦の保健当局は、39歳のバングラデシュ人と34歳のフィリピン人が新たに新型コロナウイルスに感染し、感染者数が11名に達したと発表した。UAEにおける感染で、新型コロナウイルスに感染したバングラデシュ人は合計6名に達した。残り5名はシンガポールで治療を受けている。一方、バングラデシュ国内では最近、中国人が賃貸住宅への入居を拒否され、ホテルでの滞在を余儀なくされる事例も発生している。バングラデシュの国立疫学・疾病管理研究所(IEDCR)は「新型コロナウイルスに対する不必要なパニックは危険性を高め、感染を防ぐ障害となる」と述べた。IEDCRは感染予防...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】アラブ首長国連邦でバングラデシュ人が新型コロナウイルスに感染:2020年2月23日付けDailyStar
【統計と現地報道でみるネパール経済⑦】ネパールはもはや「インフラがない国」ではない
前回は教育状況に焦点を当て、ネパールでは「学校に行かれるか否か」を心配する段階ではなく、多くの人々の関心は「高等教育を出ていかに職を得るのか」に向いていることをお伝えしました。今回はインフラに焦点を当てます。ネパールはヒマラヤ山脈を抱える山岳国家です。この為、道路や電気などのインフラ敷設には、多大な時間と予算が掛かります。私がネパールに駐在していた2010年から2012年ごろは、計画停電が1日に16時間という時期もありました。インフラが整備されていることは、日本企業がネパールでビジネスを展開する上で重要な要素です。今回はインフラ敷設の現状を、統計データと現地報道を基に見ていきます。(出典)KathmanduPostまず電力供給について見ていきます。下図は電力供給量の推移を表したものです。2007/08年度の23...【統計と現地報道でみるネパール経済⑦】ネパールはもはや「インフラがない国」ではない
【現地報道に見るケニア市場の状況】中国人労働者は新型コロナウイルスが陰性だったが隔離が続いている:2020年2月18日付Daily Nation紙
(記事要約)Kitui郡の中国人労働者は、新型コロナウイルス検査が陰性だったものの、職務再開を許可されるまで2週間隔離されている。Kitui–Mutomo–Kibwezi道路建設に従事する会社で、会計士として働いている中国人男性はMutomoCampに隔離された。Kitui郡保健局は「簡易検査では、この男性から新型コロナウイルスは検出されなかった。しかし、潜伏期間が終わるまでの2週間は経過観察を続ける。」と述べた。ケニア人スタッフ(キャンプの料理人)は、彼との接触を避けるよう指示され、食事は窓から提供されている。この中国人男性は、1月に休暇で中国に帰国し、中国北部の河北省の自宅で過ごした。同社は「彼は北京からドバイ経由で2020年2月16日日曜日の午後3時にナイロビに到着した。必要な医療検査を受けた後、空港を後...【現地報道に見るケニア市場の状況】中国人労働者は新型コロナウイルスが陰性だったが隔離が続いている:2020年2月18日付DailyNation紙
【現地報道に見るケニア市場の状況】ケニア政府が自国民に対し新型コロナウイルス流行国への不要不急の渡航は避けるよう勧告:2020年2月19日付けStar紙
(記事要約)ケニア政府は保健省を通じて自国民に対し、新型コロナウイルスの症例が確認された国への不必要な渡航を避けるように要請した。また同省は「新型コロナウイルスの流入に対する警戒態勢を厳しく、ケニアにおける全ての入国ポイントで監視システムを強化した。」と述べた。ケニアでは、これまでのところ、新型コロナウイルスが疑われるケースが13件あったが、全て陰性であった。またKibwezi-Kitui-Mwingi道路建設に従事している中国人労働者から、新型コロナウイルスが疑われる事例が確認された。この為、この労働者は隔離された。ケニア政府は、USAIDの支援を受け、新たに5,000名分の保護器具を調達した。(記事に一言!)今回の記事は、ケニア政府が自国民に対し新型コロナウイルス流行地への渡航を避けるよう呼びかけたことを伝...【現地報道に見るケニア市場の状況】ケニア政府が自国民に対し新型コロナウイルス流行国への不要不急の渡航は避けるよう勧告:2020年2月19日付けStar紙
【現地報道に見るネパール市場の状況】政府はネパールを「新型コロナウイルス解放地(Coronavirus Free Zone)」として宣伝:2020年2月19日付けRepublica紙
(記事要約)ネパール政府は、観光産業への影響を最小限に抑える為、ネパールを「新型コロナウイルス解放地(CoronavirusFreeZone)」として宣伝する計画を発表した。新型コロナウイルスの発生により、200万人の観光客を誘致するというVisitNepalYear2020の目標達成が懸念される中、今般の計画は策定された。中国は外国人観光客の中で2番目に大きい。YogeshBhattarai観光大臣は、「ネパールは新型コロナウイルスの影響を受けていない」と題された宣伝資料を3日以内に英語、中国語、ヒンディー語で作成し広めるよう関係機関に指示した。この資料は各国大使館に配布される他、省庁、ネパール観光局(NTB)、民間旅行代理店などのウェブサイトに掲載される予定。ネパールでは新型コロナウイルスの感染は1例のみ確...【現地報道に見るネパール市場の状況】政府はネパールを「新型コロナウイルス解放地(CoronavirusFreeZone)」として宣伝:2020年2月19日付けRepublica紙
【現地報道に見るネパール市場の状況】武漢からの退避者に対する初期テストでは新型コロナウイルスの感染者はいなかった:2020年2月20日付けRepublica紙
(記事要約)中国から退避してきた175名のネパール人は、帰国後Bhaktapurに隔離されていた。ネパール政府保健省は19日、これらの人々は新型コロナウイルスの検査結果が陰性であったことを明らかにした。退避者は帰国後14日目にも再テストされる。保健省によると、過去1か月間で210名の感染疑いが確認された。この内1名は陽性で、治療後に帰宅した。ネパールでは1月24日に、新規コロナウイルスにおける最初の症例が確認された。これ以後、中国とのフライトを一部停止し、トリブバン国際空港にヘルスデスクを設置した。これと並行して、全国の主要な観光地で新型コロナウイルスの啓蒙キャンペーンを開始した。(記事に一言!)今回の記事は、中国から退避してきたネパール人に新型コロナウイルスの感染者が見つからなかったことを伝えています。2月1...【現地報道に見るネパール市場の状況】武漢からの退避者に対する初期テストでは新型コロナウイルスの感染者はいなかった:2020年2月20日付けRepublica紙
【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】新型コロナウイルスによりバングラデシュは国際アーチェリー大会を延期:2020年2月18日付けFinancial Express紙
(記事要約)新型コロナウイルスの発生により多くの人々が旅行を取りやめる中、バングラデシュは2月の最終週に予定されていた国際アーチェリー大会を延期せざるを得なかった。バングラデシュアーチェリー協会は「多くの国々が新型コロナウイルスにより選手の派遣を取りやめた。この為、大会を延期した。」と述べた。同大会は2月23〜28日で開催される予定だった。(記事に一言!)今回の記事は、バングラデシュで国際アーチェリー大会が延期されたことを伝えています。これは新型コロナウイルスにより多くの選手が参加を見合させた為です。バングラデシュにおいても、新型コロナウイルスの影響が様々なところに及んでいることが分かります。(出典)FinancialExpress■記事URLhttps://thefinancialexpress.com.bd...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】新型コロナウイルスによりバングラデシュは国際アーチェリー大会を延期:2020年2月18日付けFinancialExpress紙
【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】新型コロナウイルスはプラスチック・リサイクル産業にも打撃:2020年2月18日付けDaily Star紙
(記事要約)中国での新形コロナウイルスの流行は、バングラデシュ北部のプラスチック・リサイクル産業に悪影響を及ぼしている。これは現地の廃棄物回収業者が在庫を出荷することが出来なくなった為だ。回収された廃プラスチック製品は、細かく切断され、ダッカやチッタゴンの業者が購入する。その後、約60%は中国に出荷される他、残りはバングラデシュのプラスチック工場に販売される。中国への出荷は過去3週間で減少に転じた。このことにより、バングラデシュ北部の廃棄物回収業者は損失を計上し始めた。業界関係者は「倉庫は中国向けの出荷を待つ廃プラスチックでいっぱいだ。バングラデシュ各地で廃プラスチックの買取りが止まっている。」と述べた。この地域では約600名が廃プラスチックの切断に従事して生計を立てており、これらの人々は新型コロナウイルスの影...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】新型コロナウイルスはプラスチック・リサイクル産業にも打撃:2020年2月18日付けDailyStar紙
【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】新型コロナウイルスによりバングラデシュの縫製産業は困難に直面:2020年2月16日付けDaily Star
(記事要約)中国における新型コロナウイルスにより、バングラデシュの縫製産業は大きな影響を受けることが明らかになった。その理由は、生地や糸などの原材料だけでなく、トリム、ラベルなどの他の投入物についても、依然として中国に大きく依存している為だ。実際、バングラデシュの縫製品原材料の50%以上は中国から輸入している。また工作機械や部品の約40%も中国製だ。近年、バングラデシュの縫製産業は著しい発展を見せているものの、垂直統合の欠如、バングラデシュでサプライ・チェーンの一部しか賄えていないことは、依然として縫製産業のアキレス腱だ。新型コロナウイルスの流行によるサプライチェーンの混乱は壊滅的とある可能性がある。この為、中国への強い依存は健全ではない。注文を履行するために、多くの縫製工場は現在、原材料を中国以外から調達する...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】新型コロナウイルスによりバングラデシュの縫製産業は困難に直面:2020年2月16日付けDailyStar
【現地報道に見るネパール市場の状況】首相のウェブサイトがポルノ・サイトに乗っ取られる:2020年2月15日付けRepublica紙
(記事要約)Oli首相の個人ウェブサイトに、ポルノ画像がアップロードされた。これは管理者がドメインを期限どおりに更新できなかった為。Oliの個人Webサイトにアクセスすると、Oliに関連する最新情報を入手する代わりに、ポルノコンテンツを目にする為、誰もが恥ずかしい思いをする。ドメインは時間通りに更新されなかったため、Oliはウェブページのアドレスを失った。その後、中国四川省の男性が自分の名前でウェブサイトを登録し、ポルノコンテンツをアップロードした。これを受け、インターネット・サービス・プロバイダーはネパールのウェブサイトをブロックした。Oliの事務局は、以前のドメインの再取得に失敗したことから、新たなドメインを取得した。2018年、ネパール政府は国内のポルノ・サイトを禁止する方針を打ち出した。政府当局は「これ...【現地報道に見るネパール市場の状況】首相のウェブサイトがポルノ・サイトに乗っ取られる:2020年2月15日付けRepublica紙
【現地報道に見るネパール市場の状況】ネパール・中国間貿易が新型コロナウイルスの脅威により減少:2020年2月18日付けRepublica紙
(記事要約)ネパールと中国の貿易量は、新型コロナウイルスの発生により減少した。今年度上半期(2019年7月中旬~2020年1月中旬)の中国からの輸入量は157.8億ルピー(約157億円)に留まり、前年同期の168.9億ルピーから大幅に減少した。また同期間における中国への輸出も、前年同期の1.9億ルピーから1.5億ルピーに下落した。関係者は「中国当局が新型コロナウイルスの脅威を理由に国境を越えた商品の移動を制限したため、中国との貿易量は減少した。市場における供給の減少は中国製のニンニクや果物などで現れ始めている。」と述べた。中国はネパールにとって二番目に大きな貿易相手国であり、昨年度、ネパールは中国から2,055億ルピーの商品を輸入した。中国製家電製品の販売店は「貿易業者は過去1か月間に新しい荷下ろしをしていない...【現地報道に見るネパール市場の状況】ネパール・中国間貿易が新型コロナウイルスの脅威により減少:2020年2月18日付けRepublica紙
【現地報道に見るネパール市場の状況】175名のネパール人を搭乗したチャーター便が中国の武漢からネパールに向けて離陸:2020年2月15日付けRepublica紙
(記事要約)中国湖北省に居住していた175名のネパール人は、2月15日遅くにネパール航空のチャーター便で武漢からカトマンズに出発した。在中国ネパール大使館によると、175名の内170名が学生、1名は労働者、2名は観光客、2名は子どもである由。同便は午前0時52分(中国時間)にネパールに向けて出発し、午前4時(ネパール時間)にトリブバン国際空港に到着する予定。同大使館は、湖北省のさまざまな都市からネパール人を空港に輸送する為、6台の車両を手配した。同大使館は「体温チェックを含む必要な手順は搭乗前に完了した。これらの人々はネパール到着後に少なくとも14日間隔離される。185名の申請者の内、4名は後に中国に留まることを決めた他、6名は医学的理由で飛行機に乗ることができなかった。」と述べた。ネパール政府は中国政府に対し...【現地報道に見るネパール市場の状況】175名のネパール人を搭乗したチャーター便が中国の武漢からネパールに向けて離陸:2020年2月15日付けRepublica紙
【統計と現地報道でみるネパール経済⑥】ネパールはもはや「教育がない国」ではない
前回は金融による資金の流れを見ることで、もはや「ネパールはお金がない国」ではない、ということを見てきました。今回は教育に焦点を当てます。教育においても「ネパールは貧困により子供たちは満足に学校に行くことができない」というイメージが根強くあります。ネパールは山岳国家で資源も乏しいことから、持続的な発展の為にも人材育成が重要です。今回は現在の教育の状況を、統計データと現地報道を基に見ていきます。(出典)Republicaまず下図は就学率の推移を表したものです。就学率は学校に入学した子どもの数を、学齢期の人口で割ったものです。初等教育では1990年の111.0%から2017年の143.9%へと増加している他、中等教育でも同期間に33.0%から74.1%に達しています。初等教育で就学率が100%を上回っているのは、学齢...【統計と現地報道でみるネパール経済⑥】ネパールはもはや「教育がない国」ではない
【現地報道に見るケニア市場の状況】好調な自動車販売によりトヨタのアフリカにおける利益が90%増:2020年2月12日付けBusiness Daily
(記事要約)豊田通商株式会社は、2019年4月から12月のアフリカにおける純利益は89.8%増加し103億シリング(約110億円)を記録した。同期間における売上高は前年同期比38.4%増の5,660億シリングに達した。同社のアフリカにおける主なビジネスは、トヨタ車の販売であるが、この他にも物流、農業、発電、技術など事業も推進している。同社はアフリカ53カ国で事業を展開しており、10,000人以上を雇用している。トヨタはアフリカではいすずに次ぐ2番目の市場シェアを握っている。同社は市場シェア拡大を目的に、南アフリカ最大の販売店の経営権を取得した。(記事に一言!)今回の記事は、トヨタのアフリカ事業が好調なことを伝えています。この背景は、積極的な自動車販売であり、アフリカにおける自動車需要の高まりが伺えます。また、ト...【現地報道に見るケニア市場の状況】好調な自動車販売によりトヨタのアフリカにおける利益が90%増:2020年2月12日付けBusinessDaily
【現地報道に見るケニア市場の状況】中国からの船舶に対し新型コロナウイルスを警戒:2020年2月12日付Star紙
(記事要約)新型コロナウイルスへの侵入を阻止する為、モンバサ港では水際対策が強化されている。ケニア港湾庁(KenyaPortAuthority)は、過去2週間に中国の港に寄港したすべての船舶を追跡している。これは、香港と日本に寄港したクルーズ船で、少なくとも136名の新型コロナウイルス感染者が発生したことを受けた措置である。中国はケニアの主要な輸入国であり、年間輸入額は3,700億シリング(約4,000億円)に達する。この措置の対象には、最近中国に旅行した乗組員と乗客も含まれる。KPAは「中国本土から到着した全ての船舶は、乗組員の健康状態をフォームに記入する必要がある。」と述べた。これらの船舶は、過去14日間の乗組員と船舶の移動の詳細を、ケニアに寄港する24時間前までに提出することが求められている。ケニアは、少...【現地報道に見るケニア市場の状況】中国からの船舶に対し新型コロナウイルスを警戒:2020年2月12日付Star紙
【現地報道に見るケニア市場の状況】ケニアに入国する中国人に対する新しい措置:2020年2月13日付けDaily Nation紙
(記事要約)2月13日、WuPeng駐ケニア中国大使は「新型コロナウイルス対策の一環としてケニアに入国する中国人は15日間の自主隔離を求められている。」と述べた。現在までにケニアでは7名が新型コロナウイルスへの感染が疑われたが、検査の結果は全て陰性だった。政府当局は「今週の月曜日にはケニアの様々な場所で合計99,706名の旅行者がスクリーニングされており、ケニアは十分な検査能力を有する。これらの検査によりウイルス流入のリスクは軽減できる。」と述べた。また、WuPeng大使は「特に武漢市に居住しているケニア人の家族の懸念は理解している。ケニアを含む外国人は中国では安全だと強調したい。」と述べた。一方、先週、武漢に留学しているケニア人学生達は、生活物資は既に尽きており、心理的拷問に直面しているとして、ケニア政府に退...【現地報道に見るケニア市場の状況】ケニアに入国する中国人に対する新しい措置:2020年2月13日付けDailyNation紙
【現地報道に見るネパール市場の状況】新型コロナウイルスによりホテルの稼働率が急落:2020年2月5日付けKathmandu Post紙
(記事要約)ネパール各地のホテルやリゾートは、新型コロナウイルスによる稼働率の急落を懸念している。ネパール・ホテル協会は「新型コロナウイルスは中国人観光客を遠ざけるだけでなく、インドや他国の外国人観光客も遠ざけている。各地のホテルでは連日、予約のキャンセルが殺到している。」と述べた。ルンビニ・ホテル協会は「Bhairahawaのホテルでは50%が空室だ。また事前予約もキャンセルされている。Lumbiniには80を超えるホテルがあるが、3月の宿泊分までキャンセルが続いている。Bhairahawaのネパール・インド国境を通過する外国人観光客も急減している。」と述べた。あるホテル関係者は「中国人観光客の到着はゼロになった。2月第1週までの予約は60%以上がキャンセルされた。新型コロナウイルスの流行は韓国、スリランカ、...【現地報道に見るネパール市場の状況】新型コロナウイルスによりホテルの稼働率が急落:2020年2月5日付けKathmanduPost紙
【現地報道に見るネパール市場の状況】観光産業は代替市場の開拓に照準:2020年2月5日付けRepublica紙
(記事要約)ネパールの観光業界は、新型コロナウイルスによる中国人観光客数の大幅な減少を受け、新しい市場の開拓を急いでいる。ネパール・ホテル協会(HAN)は「中国人観光客の減少による損失を補うため、代替市場でのプロモーション活動を強化する準備をしている。また、より安くて魅力的なツアーパッケージの準備に向け、航空会社や観光関係者とも話し合っている。私たちはインド、バングラデシュ、中東、東南アジアなどに焦点を当てている。」と語った。(記事に一言!)今回の記事は、中国人観光客の減少を受け、他国の観光客に焦点を当てようとしていることを伝えています。ネパールの外国人観光客の内、中国人観光客はインドに次いで2番目に多い国です。この為、新型コロナウイルスによる中国人観光客の急減は、ネパールの観光産業にとって大きな影響を与えます...【現地報道に見るネパール市場の状況】観光産業は代替市場の開拓に照準:2020年2月5日付けRepublica紙
【現地報道に見るネパール市場の状況】1月の外国人観光客数は2%減少し、Visit Nepal Year2020はスロースタートに:2020年2月12日付けRepublica紙
(記事要約)2020年1月の外国人観光客数は前年同月比2%減少し79,686名に留まった。ネパール政府は今年1月1日に観光キャンペーンであるVisitNepalYear2020を鳴り物入りで開始した。政府当局は「外国人観光客数は2月に更に大きく落ち込む可能性がある。中国人観光客数の落ち込みが外国人観光客数の下落の主な原因だ。」と述べた。2020年1月にインド人観光客数は16,882名で最も多く、これに次いで中国人観光客数が13,303名であった。またアメリカ人観光客数は6,386名、ミャンマー人は4,447名、タイ人は4,010名であった。(記事に一言!)今回の記事は、2020年1月の外国人観光客数が前年同月比で2%減少したことを伝えています。ネパール政府はVisitNepalYear2020を開催し、今年の外...【現地報道に見るネパール市場の状況】1月の外国人観光客数は2%減少し、VisitNepalYear2020はスロースタートに:2020年2月12日付けRepublica紙
【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】2019年に閉鎖された縫製工場は63工場にのぼる:2020年2月6日付けDaily Star紙
(記事要約)バングラデシュ縫製品生産・輸出協会(BGMEA)の加盟企業の内、2019年に約63工場が閉鎖され、32,582名以上の労働者が職を失った。またニットウェア製造・輸出協会(BKMEA)に加盟している2,200社の内、1,280工場が会員登録を更新しておらず、これらの企業は操業を停止したと見られる。これはTipuMunshi商工大臣が国会で明らかにした。同大臣は「これらの工場は海外から注文が入れば再び生産を開始できる」と付け加えた。(記事に一言!)今回の記事は、縫製産業の工場が閉鎖されている様子を伝えています。民間産業であれば、新規参入する企業がある一方、廃業する企業があるのは自然なことです。一方、この記事ではBKMEAの2,200名以上の加盟企業の内、1,280社が操業停止となっている可能性が指摘され...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】2019年に閉鎖された縫製工場は63工場にのぼる:2020年2月6日付けDailyStar紙
【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】新型コロナウイルスが縫製産業のサプライチェーンに与える影響が懸念:2020年2月11日付けFinancial Express紙
(記事要約)バングラデシュの縫製産業は新型コロナウイルスにより深刻な影響を受ける可能性が高い。バングラデシュの縫製産業では2018/19年度に50億2,000万ドル(約5,500億円)相当の原材料を中国から輸入した。更に、工作機械や部品の約40%も中国から来ている。業界関係者は「中国は最大の原材料供給地であるため、新型コロナウイルスの流行が中国で長引けば、バングラデシュの縫製品生産は間違いなく影響を受ける。既に原材料の輸入に関する信用状(L/C)の開設に影響が出ている。アメリカとEUのバイヤーは、バングラデシュを含むアジア諸国に来ていない。また、私たちも香港と中国を訪問していない。この為、縫製品ビジネスは早晩停滞するだろう。」と述べた。(記事に一言!)今回の記事は、縫製産業が新型コロナウイルスの影響を懸念してい...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】新型コロナウイルスが縫製産業のサプライチェーンに与える影響が懸念:2020年2月11日付けFinancialExpress紙
【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】2030年の目標を達成するには雇用成長率が遅すぎる:2020年1月27日付けFinancial Express紙
(記事要約)民間シンクタンクであるCentreforPolicyDialogue(CPD)は、最新の報告書で「現在の雇用成長率では2030年までに3,000万人の新規雇用を創出するという政府目標を達成できない。」と指摘した。CPDの研究ディレクターは「バングラデシュには6,410万人の労働者がおり、この内15歳から24歳の若年層は約1,100万人に上る。年齢層を15〜29歳に広げると、その数は全体の3分の1に達する。公的機関における若年層向けの教育やトレーニングが不足している。現在の雇用成長率では、2030年までの政府目標の50%も達成することはできない。」と述べた。バングラデシュ政府労働省は「22の省庁が技術トレーニングに関与しているが、省庁間の連携はない。この為、政府は首相官邸の下に国家技能開発局を設立した...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】2030年の目標を達成するには雇用成長率が遅すぎる:2020年1月27日付けFinancialExpress紙
【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】2019年7月から2020年1月の海外送金流入額は21%増加:2020年2月7日付けFinancial Express紙
(記事要約)今年度当初7か月間(2019年7月から2020年1月)の海外送金流入額は、前年同期比21%増の、110億4,000万ドル(約1兆2,100億円)に達した。銀行関係者は「タカの米ドルに対する通貨安傾向が海外送金額を押し上げた」と述べた。中央銀行は「海外送金の流入額は今年度末(2020年6月)までに200億ドルを超える可能性がある。バングラデシュ政府は海外送金額に2%のインセンティブを発表したため、海外送金は今後数か月間にわたって増加傾向が続くことが期待される。」と語った。(記事に一言!)今回の記事は、海外送金流入額が増加していることを伝えています。バングラデシュでは毎年GDPの約10%に相当する金額の海外送金が流入しています。海外送金は農村地域における主要な収入源です。今後、米中貿易戦争や新型コロナウ...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】2019年7月から2020年1月の海外送金流入額は21%増加:2020年2月7日付けFinancialExpress紙
【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】バングラデシュ人出稼ぎ労働者がシンガポールで新型コロナウイルスに感染:2020年2月10日付けDaily Star紙
(記事要約)昨日、シンガポールでは新たに3名の新型コロナウイルスの感染が確認され、この内の1名がバングラデシュ人だった。シンガポールの日刊紙は、この3名は最近の中国へ旅行していないと報じた。39歳のバングラデシュ人労働者は労働ビザでシンガポールに入国していた。彼の症状は2月1日にあらわれ、3日にGPクリニックで受診。5日にチャンギ総合病院に行き、7日に同病院の集中治療室に入院した。そして8日午後に新型コロナウイルスへの感染が確認された。シンガポールにおける感染者数は43名に達し、この内6名は集中治療室に入っている。(記事に一言!)今回の記事は、シンガポールでバングラデシュ人が新型コロナウイルスに感染したことを伝えています。2017/18年度には88万人のバングラデシュ人労働者が新規に海外に派遣されました。海外出...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】バングラデシュ人出稼ぎ労働者がシンガポールで新型コロナウイルスに感染:2020年2月10日付けDailyStar紙
【統計と現地報道でみるネパール経済⑤】ネパールはもはや「お金がない国」ではない
前回は、海外出稼ぎ労働者による海外送金が国内消費を支えている様子を紹介しました。海外送金として資金が流入することは、ネパール国内で流通するお金の量も増加させています。市中に流通する資金は、銀行などの金融機関を通じて企業の貸出にも回ります。そして、融資を得た企業は、その資金を基に生産を増加させ、これが経済成長に繋がります。このように海外送金は、金融機関を通じて国内の色々な場所に循環し、それが経済の成長や人々の生活向上に結びつく訳です。今回は、そんな「金融」の話をしたいと思います。(出典)KathmanduPostまず、ネパールで市中に流通している資金量を見ます。下図はM2の推移を示したものです。M2は「現金」と「預金」の合計額ですので、これが市中の資金量を表します。M2は1990/91年度(1990年7月中旬~1...【統計と現地報道でみるネパール経済⑤】ネパールはもはや「お金がない国」ではない
【現地報道に見るケニア市場の状況】ケニアとアメリカの新しい航空協定が両国間の貿易を後押し:2020年2月6日付Star紙
(記事要約)ケニアとアメリカは、直接貨物便を可能にする航空協定の改定を行った。ケニア政府のJamesMacharia官房長官(運輸問題)は、「改訂された航空協定では、両国の航空会社が相手国に航空貨物施設を設置し運営できるようになる。」と述べた。アメリカ政府は「今般の改訂により航空会社は、より効率的かつ柔軟に顧客ニーズを満たす為に、商品を運搬することが出来るようになる。これによりケニアの航空貨物市場は完全にアメリカに開かれ、これはアメリカの労働者の利益に資するだろう。」と述べた。この改訂を受けケニア政府投資庁は「今後、両国間の貨物量が増加することが見込まれるばかりでなく、アメリカからケニアへの投資も増加するだろう。」と述べた。(記事に一言!)今回の記事は、ケニアとアメリカの航空協定が改訂されたことを伝えています。...【現地報道に見るケニア市場の状況】ケニアとアメリカの新しい航空協定が両国間の貿易を後押し:2020年2月6日付Star紙
【現地報道に見るケニア市場の状況】アメリカとケニアの新しい貿易協定はアフリカ大陸自由貿易協定(AfCFTA)を損なうものではない:2020年2月7日付けDaily Nation紙
(記事要約)ケニアのUhuruKenyatta大統領は2月6日、ホワイトハウスでDonaldTrump大統領と会談を行った。この中で、両者は貿易協定に向けた協議を開始することで同意した。この会談の後、Kenyatta大統領は「アメリカとの新しい貿易協定により、アフリカ大陸自由貿易協定(AfCFTA)へのケニアのコミットメントを決して損なうものではない。新しい貿易協定は両国間の貿易と投資を増加させるのに資する。」と述べた。アメリカのRobertLighthizer通商代表は「ケニアと包括的かつ高水準の自由貿易協定を締結することを楽しみにしている。この協定は、その他のアフリカ諸国と同様の自由貿易協定を結ぶ際のモデルになるだろう。」と述べた。現在、ケニアとアメリカの貿易量は年間約10億ドルに上る。2018年のケニアの...【現地報道に見るケニア市場の状況】アメリカとケニアの新しい貿易協定はアフリカ大陸自由貿易協定(AfCFTA)を損なうものではない:2020年2月7日付けDailyNation紙
【統計と現地報道でみるネパール経済】海外出稼ぎ労働者の減少により岐路にたつ成長モデル
前回は様々な分野で新しい消費が起こる中、それらの需要は輸入で満たされている様子をお伝えしました。この輸入を賄っているのが、海外出稼ぎ労働者から送られる海外送金です。この為、今回はこの海外出稼ぎ労働者と海外送金の動向に焦点を当てます。(出典)KathmanduPostまず海外送金が輸入を支えている状況を確認します。下図は国際収支を概略的に示したものです。ネパールは2018/19年度(2018年7月中旬~2019年7月中旬)に10億ドル(約1,100億円)の製品・サービスを海外に輸出したのに対し、123億ドルの製品・サービスを輸入しました。この為、貿易赤字は113億ドルです。キャッシュ・フローという観点から言うと、この113億ドルの貿易赤字(キャッシュ・アウトフロー)を、73億ドルの海外送金、7億ドルの観光収入、6...【統計と現地報道でみるネパール経済】海外出稼ぎ労働者の減少により岐路にたつ成長モデル
【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】更に171名のバングラデシュ人を中国から帰還させる:2019年2月4日付けFinancial Express紙
(記事要約)バングラデシュ政府は「中国当局からの許可を得し次第、更に171名のバングラデシュ人を帰還させる。中国に滞在している171名のバングラデシュ人は帰国を望んでいる。」と述べた。2月1日バングラデシュ政府は中国の武漢から312名のバングラデシュ人を帰還させ、この内7名が病院に移送させられた。KhandakerAnwarulIslam官房長官は「首相が議長を務める新型コロナウイルスの対策会議が開催され、この中でHasina首相は新型コロナウイルスのバングラデシュへの流入を阻止すべく必要な措置を取るよう関係省庁に指示を出した。前回312名のバングラデシュ人を帰還させた飛行機のパイロットは、その後他国への入国が許可されなくなった。この為、今回は中国の飛行機を手配することを考えている。また中国人が他国を経由してバ...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】更に171名のバングラデシュ人を中国から帰還させる:2019年2月4日付けFinancialExpress紙
【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】8人の帰還者から新型コロナウイルスは検出しなかった:2020年2月3日付けDaily Star紙
(記事要約)中国の武漢から2月1日に戻り、KurmitolaGeneralHospitalとCombinedMilitaryHospitalに入院していた8名のから、新型コロナウイルスは見つからなかった。この内7名は、隔離の為にアシュコナ・キャンプに送り返された他、もう1名(妊婦)はCombinedMilitaryHospitalに残された。政府関係者は「中国便を就航させている主に3つの航空会社(中国南方航空、中国東方航空、US-Bangla航空)に加えて、現在では全ての航空会社を監視下に置いている。乗客には帰宅後の追跡に向け、健康フォームを提供することが決定された。」と述べた。(記事に一言!)今回の記事は、新型コロナウイルスの疑いがあった8名は陰性だったことを伝えています。ただ今後も感染者が出ないとも限りませ...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】8人の帰還者から新型コロナウイルスは検出しなかった:2020年2月3日付けDailyStar紙
【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】中国のバングラデシュ人学生:大使館が全面的な支援を保証:2020年1月26日付けDaily Star紙
(記事要約)新型コロナウイルスが大流行する中国に滞在するバングラデシュ人学生は、在中国バングラデシュ大使館と大学当局が支援を保証したことにより、ようやく安心した。1月23日から事実上の封鎖状態にある武漢で立ち往生を強いられている学生たちは、バングラデシュ大使館に助けを求めた。学生達はまだ帰国することはできないが、大使館は必要に応じて支援を行っている。武漢に取り残されたあるバングラデシュ人学生は「バングラデシュ人学生は全員安全だが、当然多くの学生は怖がっている。バングラデシュに戻りたいと多くの学生が言っているが、今は不可能だ。今のところ、北京のバングラデシュ大使館と連絡を取り合っている。彼らは私たちがパニックに陥らないように言って、ホットライン番号を提供してくれた。」と述べた。一方、大学当局は、学生が市内から食料...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】中国のバングラデシュ人学生:大使館が全面的な支援を保証:2020年1月26日付けDailyStar紙
【現地報道に見るネパール市場の状況】ネパール人は新型コロナウイルスが流行する中でマスク買いに殺到:2020年2月3日付けKathmandu Post紙
(記事要約)RoshanMagarは2日にKalimatiとTekuの少なくとも12件の薬局を回って、マスクを探した。しかし、すべての店でマスクは売り切れだった。埃だらけのカトマンズでは常にマスクへの一定の需要は存在するが、世界的な新型コロナウイルスの流行を受け、その需要は急増している。1月31日、インドはマスクの輸出を禁止した。中国は最大のマスク製造国ではあるが、現在ではマスク輸入国に転じている。アジア全体で、新型コロナウイルスに関するパニックが広がるに伴い、市場ではマスクが不足している。カトマンズ市内のある薬局は「数日前にマスクは売り切れた。多くの人々が連日マスクを求めに来た。また多くの中国人観光客もマスクを購入した。」と述べた。また別の薬局は「ネパール人男性が新型コロナウイルスで陽性反応が出たとのニュース...【現地報道に見るネパール市場の状況】ネパール人は新型コロナウイルスが流行する中でマスク買いに殺到:2020年2月3日付けKathmanduPost紙
【現地報道に見るネパール市場の状況】中国の航空会社がカトマンズへのフライトを減便:2020年2月2日付けKathmandu Post紙
(記事要約)9日の晩に広州からカトマンズに到着予定の中国南方航空では128の座席の内、まだ4席しか埋まっていない。また折り返しの広州行きでも35名が予約した。カトマンズの航空会社関係者によると、多くの中国の航空会社は同様の状況に直面しているとのこと。これは、中国のさまざまな都市からカトマンズへの旅行者の訪問は、中国で急速に広まっている新型コロナウイルスにより大きく減少している為。2日時点で、中国の殆どの航空会社はフライトを一時的に中断している他、2月の便数を半減させた。現在、中国の6つの航空会社(中国国際航空、中国南方航空、中国東方航空、四川航空、キャセイドラゴン、チベット航空)がネパールへのフライトを運航している。またネパールと中国の合弁会社であるヒマラヤ航空も、重慶、北京、長沙、貴陽、深センに就航している。...【現地報道に見るネパール市場の状況】中国の航空会社がカトマンズへのフライトを減便:2020年2月2日付けKathmanduPost紙
【現地報道に見るネパール市場の状況】乾燥ニンニクの中国からの輸入が止まったことから価格が急上昇:2020年2月3日付けRepublica紙
(記事要約)中国から輸入された乾燥ニンニクの小売価格は、1kgあたり560ルピー(約560円)まで上昇した。これは、中国で新型コロナウイルスが発生したこと受け、中国からの輸入が止まったため。乾燥ニンニクの価格は1月14日には1kgあたり250ルピーであったが、それ以降、継続的に上昇している。野菜市場の関係者は「新型コロナウイルスの発生が価格上昇の主な理由である。特に現在は国内のニンニク生産がオフシーズンなので輸入物に依存している。」と述べた。ネパールは昨年12月中旬から1月中旬の間に203トンを、また1月15日から2月2日まで98トンのニンニクを輸入した。政府当局は「ニンニクには輸入業者の在庫があるはずであり、人為的な価格高騰がなされていないか市場検査を実施する予定だ。」と述べた。(記事に一言!)今回の記事は、...【現地報道に見るネパール市場の状況】乾燥ニンニクの中国からの輸入が止まったことから価格が急上昇:2020年2月3日付けRepublica紙
【現地報道に見るケニア市場の状況】WHOがコロナウィルス対策でケニアを支援:2020年2月2日付けDaily Nation紙
(記事要約)世界保健機関(WHO)は「ケニアはコロナウイルスの検査キットを提供されている国の1つだ。」と述べた。この発言は、ケニア政府保健当局がコロナウイルスの感染の疑いがある3名を確認したことを受けて行われた。ジョモケニヤッタ国際空港に到着した中国人とウガンダ人が、ナイロビのケニヤッタ国立病院に隔離された。3番目の患者である22歳の女性は、1月30日に中国からケニアに到着していた。保健省は「予備検査では3名は陰性だったが、詳細な検査の為にサンプルを南アフリカに送った。」と述べた。WHOは「これは新しいウイルスであるため、現在、アフリカ地域には十分な設備を有する検査施設は2か所にしかない。しかし、試薬キットが20か国以上に配布されているため、診断能力は今後数日で改善が見込める」と述べた。アフリカ地域ではコロナウ...【現地報道に見るケニア市場の状況】WHOがコロナウィルス対策でケニアを支援:2020年2月2日付けDailyNation紙
【現地報道に見るネパール市場の状況】ネパール政府は湖北省からネパール人を退避させる:2020年2月2日付けRepublica紙
(記事要約)多くの国々の措置に続いて、ネパール政府は中国湖北省に取り残されたネパール人を退避させるプロセスを開始した。在中国ネパール大使館は「現在湖北省に居住しているネパール国民を避難させる為、特別チャーター機を送ることを計画している。」と述べた。学生を中心に200名以上のネパール人が武漢やその周辺に居住している。コロナウイルスの広まりにより、武漢のネパール人は即時避難を求めていた。同大使館は、土曜日の公告で、チャーター機への搭乗を希望するネパール人に対し、大使館が発行したフォームに記入し、2日の午前9時までに提出するよう求めた。同大使館は「1日夜の段階で、ほぼ200人がすでにフォームに記入した。実際に退避できるまでには4〜5日かかる見通し。」と語った。一方、YogeshBhattarai航空大臣は「ネパールに...【現地報道に見るネパール市場の状況】ネパール政府は湖北省からネパール人を退避させる:2020年2月2日付けRepublica紙
【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】武漢からの帰還者:隔離されてはいるが、万全ではない:2020年2月3日付けDaily Star紙
(記事要約)中国から帰国し、現在アシュコナ隔離キャンプに隔離されている304名の内の1人であるSadmanSakibは、武漢大学に留学していたが、新型コロナ・ウィルスへの感染を恐れ帰国した。彼の母親は「息子は1つの部屋に40人と押し込められている。」と語った。バングラデシュ政府は、暫定措置として中国の武漢市からの帰還者をキャンプ内に留置している。当局は「殆どの帰国者に症状は見られないが、適切な手段でキャンプに留め置いている。」と述べた。一方、専門家は、隔離方法に警笛を鳴らしている。世界保健機関(WHO)は、9つの技術ガイドラインを発行しており、この中で、感染の疑いのある人々は1つの部屋に最高8名までの収容とし、各人は1m離すことを推奨している。また、気流と排気を管理し、室内の気圧を一定に保つ必要もある。しかし本...【現地報道に見るバングラデシュ市場の状況】武漢からの帰還者:隔離されてはいるが、万全ではない:2020年2月3日付けDailyStar紙
【現地報道に見るケニア市場の状況】UKCI社が環境友好的な住宅建設に39.4億シリングを投資:2020年1月21日付けStar
(記事要約)UKClimateInvestment(UKCI社)は、安価な住宅建設に39.4億シリングを投資する。同社はGreenInvestmentGroupとイギリス政府ビジネス・エネルギー・産業戦略局との合弁会社だ。今後、1万戸のエネルギー高効率住宅を建設する見込み。同社は「ケニアでは都市人口の増加に伴い、手頃な価格の住宅の需要はかつてないほど高まっている。」と述べた。世界銀行の試算では、ケニアでは200万戸の住宅が不足しており、この数値は毎年20万戸人ずつ増加している。在ケニア・イギリス大使館は「イギリスが気候変動と安価な価格の課題に取り組むため、ケニアと提携することを誇りに思う。」と語った。(記事に一言!)今回の記事は、イギリス政府とケニア企業の合弁会社が環境友好的な住宅建設に乗り出すことを伝えていま...【現地報道に見るケニア市場の状況】UKCI社が環境友好的な住宅建設に39.4億シリングを投資:2020年1月21日付けStar
【現地報道に見るケニア市場の状況】不動産会社が住宅設計にビッグデータの活用を検討:2020年1月21日付けStar紙
(記事要約)MiziziAfricaHomes社は、ビッグデータを活用することにより、住宅オーナーにカスタムソリューションを提供する計画を発表した。これは、顧客にフィットした製品やその価格構造を分析することを通じて、顧客理解を促進することが狙い。同社は2019年に実施された第3回digitaltechexcellenceawardsで、デジタル・ソリューションを最も効果的に活用した不動産開発者として位置付けられた。同社は「住宅建設プロセスへの顧客の巻き込みや競争力のある価格を通じて、顧客の信頼や満足度の向上を目指している。」と述べた。(記事に一言!)今回の記事は、不動産開発企業がビッグデータの活用を目指していることを伝えています。ビッグデータは人工知能によって分析されて初めて意味を持ちます。今回の記事から、ケニ...【現地報道に見るケニア市場の状況】不動産会社が住宅設計にビッグデータの活用を検討:2020年1月21日付けStar紙
【現地報道に見るケニア市場の状況】Cytonn社が住宅購入向け貯蓄プログラムを導入:2020年1月22日付けStar紙
(記事要約)CytonnInvestments社は、2019年の金融法の改正に伴い、住宅購入者向け貯蓄プログラムを開始した。同法案の改正で、住宅購入向けの貯蓄取り扱い業者に、投資ファンドや投資銀行が含まれるようになった。同社は、住宅購入向けて資金を積み立てたい人々に、年率11%の目標利回りで投資商品を提供する。同社は「政府による廉価な住宅供給を支援する為、創造的で革新的なソリューションを提供する。」と述べた。この商品の利用者は、月々の課税所得を最大で8,000シリングほど減らすことが出来る。(記事に一言!)今回の記事は、投資ファンドが住宅購入者向けの商品を導入したことを伝えています。ケニアでは中間所得層を中心に住宅需要が高まっています。様々な金融商品が開発されることは、住宅購入者の利便性の向上に繋がります。(出...【現地報道に見るケニア市場の状況】Cytonn社が住宅購入向け貯蓄プログラムを導入:2020年1月22日付けStar紙
【現地報道に見るネパール市場の状況】鶏肉の価格が1kgあたり360ルピーに上昇:2020年1月29日付けRepublica紙
(記事要約)鶏肉の価格が1kgあたり360ルピーに達した。チキン販売協業者協会は、冬はひなの死亡率が高いことを理由に、1kgあたり15ルピーの価格を引き上げることを決定した。同協会は「ヒナの死亡率か高い他、ふ化の成功率も冬場は低下する。冬の数か月間、農家は一般的にヒナの数を減らす。これにより市場への供給量が減少した。」と述べた。ネパールは家禽製品を自給自足している。しかし市場には安価なインドの輸入品であふれている。政府はインドからの家禽輸入を禁止しているが、一部の仲買業者が不正にインドから持ち込んでいる。同協会は「市場に十分な供給がないため鶏肉価格が上昇している。養鶏は投資収益率が低いので多くの農民は養鶏から離れている。」と述べた。(記事に一言!)今回の記事は、鶏肉価格が上昇したことを伝えています。価格は需給バ...【現地報道に見るネパール市場の状況】鶏肉の価格が1kgあたり360ルピーに上昇:2020年1月29日付けRepublica紙
【現地報道に見るネパール市場の状況】Daami Music:ネパール・ソングを聞くことが出来る新しいアプリ:2020年1月19日付けKathmandu Post紙
(記事要約)NarayanGopalの歌である「KehiMithoBaatGara」を突然聞きたくなったらどうしますか?外出先で音楽を聴きたい音楽愛好家のために、RoshanShresthaは音楽をストリーミングできるDaamiMusicモバイルアプリをリリースした。ShresthaはDaamiMusicの共同設立者である。DaamiMusicはネパール語の曲をストリーミングできるモバイル・アプリであり、ほぼ1年前に事業を開始した。現在、20,000曲以上が視聴可能であり、大手音楽配信会社との提携により15,000曲が追加される予定。毎日12,000人近くのアクティブ・リスナーが存在し、毎月1,000人以上が新たに加わっている。サブスクリプション・パッケージでは、日ごと3ルピー、週ごとは15ルピー、月ごとは50...【現地報道に見るネパール市場の状況】DaamiMusic:ネパール・ソングを聞くことが出来る新しいアプリ:2020年1月19日付けKathmanduPost紙
【現地報道に見るネパール市場の状況】5つのスタートアップ企業が投資獲得を目指してビジネス・ピッチに参加:2020年1月20日付けRepublica紙
(記事要約)5つのスタートアップ企業が、第2回「I-CubeBusinessIncubationDemoDay」でビジネス・アイデアを披露した。このイベントはNepalCommunitereというNPOが主催し、I-CubeBusinessProguramを修了した5社のスタートアップ企業と、金融機関、銀行、援助機関などの潜在的な投資家を結びつけることが目的。主催者は「この5社は100万ルピー(約100万円)から150万ルピーの投資を欲している。このイベントに参加した多くの投資家は、それぞれ10万ルピーから30万ルピーの投資を表明した。」と述べた。ある投資家は「ネパールの問題をネパールにおける方法で解決することを目指し、これらのスタートアップ企業に投資をすることにした。」と述べた。(記事に一言!)今回の記事は、...【現地報道に見るネパール市場の状況】5つのスタートアップ企業が投資獲得を目指してビジネス・ピッチに参加:2020年1月20日付けRepublica紙
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