子供の頃、母の実家に親戚が集まると、お寿司の出前をとってもらえることになっていました。 私が一番好きだったのは玉子、一番興味なかったのがかっぱ巻きでした。かんぴょう巻きは、ふだんかんぴょうというものをあまり食べないので、かっぱ巻きよりは好きでした。甘いし。生のきゅうりはふだんも食べていたので、かっぱ巻きは一番つまらないと思っていました。 こうして何十年も、かっぱ巻きにはさして興味も持たずに生…
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20年くらい前、料理の本を見ていたらマヨネーズの作り方が掲載されていた。なるほど、マヨネーズは家で作れるのか! 材料は卵黄、酢、塩、食用油。全部家にあるし、作ってみよう! 作ってみた。 出来上がったのは卵入りのフレンチドレッシングだった。 もしかして、本来のマヨネーズというのはこういうものなのかもしれない。泡立てた生クリームみたいなマヨネーズは家では作れないものなのかもしれない。私は勝手にそ…
姑がいなくなって二年。三回忌です。 姑がいないということが今でも理解できません。 こんなにつらい気持ちになるくらいだったら、結婚なんかしなければよかったとすら思ってしまう。 自分の父親が亡くなった時には、そのすぐあとに地震、原発事故、その他いろいろあって、でも一年と半年過ぎたあたりからは「私も何か楽しむようなことをしてもいいよね」と思い始め、初めての沖縄旅行に行ったり、某駅前留学に通ったり…
今月の10日、アップル社は「iPod touch」について、在庫がなくなり次第販売を終了すると発表した。 な、なんですって! 今私が持っているiPod touchは、電池がふくらんでだいぶあやしいことになっている。新しいのを買おうかなと思ったけど、どうやら出遅れてしまったみたい。去年、買い換えようかと思った時に買っておけばよかったかな。しかし、購入したところで、数年後に電池がふくらんで使えなくなった時にどうするか…
ずっと家にひきこもっていてお化粧をすることがなかったので、自分の顔を鏡でまじまじと見る機会がなかった。 今日、久しぶりに手鏡で自分の顔を見てみた。 ひきこもっているわりには、肌は白くなってはいない。ほくろが増えているような? 老化によるシミだろうか。 目のまわりはしわっぽくて、目尻が下がってきている。若い頃はつり目なのが気に入らなくて、なんとかしてたれ目にならないだろうかと目尻を下にひっぱ…
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子供の頃、母の実家に親戚が集まると、お寿司の出前をとってもらえることになっていました。 私が一番好きだったのは玉子、一番興味なかったのがかっぱ巻きでした。かんぴょう巻きは、ふだんかんぴょうというものをあまり食べないので、かっぱ巻きよりは好きでした。甘いし。生のきゅうりはふだんも食べていたので、かっぱ巻きは一番つまらないと思っていました。 こうして何十年も、かっぱ巻きにはさして興味も持たずに生…
「死にたい私」のところに悪魔がやってきます。「私」を不幸にするために。でも「私」は既に不幸なので、悪魔はまず「私」を幸せにしようとします。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(argument…
他の年の3月11日がどんなだったかはさっぱり覚えていませんが、2011年の3月11日の午後から翌日の午後までのことは、今でも昨日のことのように思い出せます。 晴れていたはずの空が急に曇ってきました。私は新宿駅南口にいました。柱のそばにいれば安全なんじゃないかと思っていたら、通りすがりの女の人に声をかけられました。「そこは危ないですよ。上にシャッターがあるから」 はっとして上を見ると確かにシャッターがあ…
漫画家の鳥山明氏がお亡くなりになられたとのこと。 初めて「少年ジャンプ」で『Dr. スランプ』を見た時は、ものすごい衝撃を受けました。 色鮮やかでおしゃれでかわいいい! 少年漫画、少女漫画という分類はあまり意味のないものではないのかと、その時初めて思ったものです。 あまりにもかわいいので、ノートに模写したりしましたが、あまりうまくいきませんでした。 有名な『ドラゴンボール』は読んでいません…
短い随筆です。 冒頭に「戦争も終りに近づいた頃でありました。」とあるので、この著者は戦争では死ななかったのだと知って、私は少し安心しました。 でも、それは今では終わったことだから安心できるのであって、終わる前までに時間が戻れば、少しも心が落ち着くことはないのです。 著者は京都在住で、毎日これが最後と思いながら散歩に出かけます。 その日もいつものように散歩に出かけ、これが最後かもしれないと…
大人になったら、知識や経験が増えて、生きるのが楽になるのだろうと思っていました。 私の考えは、少なくとも自分に関しては、間違っていました。 知識や経験は人並みほどには増えていません。もちろん、昔の自分よりは増えています。でも、その多少なりとも増えた知識や経験のせいで生きるのがつらいです。 幼児の頃は、テレビのニュース番組を見てもちんぷんかんぷんでした。そもそも、ニュース番組などは、大人が見…
夢の内容 私は借家に住んでいます。 部屋の中はなんとなく散らかっています。各部屋に作り付けの戸棚がたくさんあるので、うまく片付けて物を収納していけば、すっきりきれいな部屋になると思いました。 戸棚を一つ一つ見ていきます。ここにはコートをかけたらいいかな、当分読まない本はここに入れようかな、などと考えながら。 こうやって家の中を見ていくと、トイレが二つあると思っていたのが…
夢の内容 世田谷区で行われたパーティーに行きました。しかし知っている人がいないので、誰とも話さず、立食形式の料理を食べるだけでした。 パーティー会場を出て、列車に乗ることにしました。四両編成の観光列車です。一両目は一等車で、豪華なソファや肘掛け椅子が設置されています。壁は木目調です。二両目は二等車で、一等車ほどではありませんが、すてきな長椅子が置かれています。 三両目、四…
夢の内容 電車の中で母と行き合いました。 私「これから飲み会で大宮に行くんだ。いつもは新宿なのに、今回は大宮なの。珍しいでしょ?」 母「そうなの? 行ってらっしゃい」 私「Aちゃん(私の姪、母の孫)、学校が終わるころだから、お母さん、Aちゃんと一緒に家へ帰れば?」 母「そうね。そうしてみる」 母は携帯電話でAちゃんと連絡を取り、途中で待ち合わせして一緒に帰宅することにし…
一年半以上、Facebookを見ていなかった。故人の顔写真を見るのがつらいし、かつてどこかで知り合った、今後二度と会うことのない、そして私のことなど記憶にないであろう人たちの近況を見るのもなんだか虚しくて。誰かからメッセージが来たら、その時見にいけばいいかな……と。 結果として、Facebookからのメールはなかった。 おととい珍しく、「○○さんからメッセージが届いています」のメールが来たので、本当に久しぶ…
昨日なぜか、画家の鴨居玲のことを思い出した。今生きていたら何歳くらいなのかな、と。70代半ばくらいだろうか、もしかして80歳過ぎているだろうか。 調べてみたら1928年生まれで、今生きていたら95歳なのだった。 不思議に思った。 鴨居玲の絵も本人の外見も、そしてその名前も時空を超えている。百年前のもののようにも思えるし、今現在のもののようにも思える。 日本のもののようにも思えるし、外国のもののよう…
私はパレスチナについてうすぼんやりと知っているような気がしていましたが、実は何もしらないのでした。ガザ地区とヨルダン川西岸地区の二カ所に分かれているということも、私にはよくわかっていませんでした。 数年前のガザ地区を紹介する動画を見てみましたが、正直言って、私が想像していたのとは違っていました。ニュース動画で見るガザ地区は、いつも壊れた建物ばかりだったから……。 5 places to visit in…
夢の内容 私はすべてを理解しました。一瞬のうちに全部わかってしまったのです。 なんだ、こんなに簡単なことだったのか。こんなに単純なことだったのか。 なぜずっとわからなかったのだろう。今まで悩み事、考え事に長い時間を費やしてきたことが馬鹿馬鹿しく思えてきました。 目が覚めてから思ったこと 目が覚めてみると、夢の中で理解したことはきれいさっぱり忘れていました。でも、夢の中で「すべてわかった…
私の人生最初の競争。正確に言うと、「私」ではなく「私になる材料」による競争。 自分の兄弟姉妹となりうる他の材料たちと競争するわけです。 最後の最後で、一等賞を他の誰かに譲っておけばよかったなあと思います。「私」ではなく他の誰かだったら、両親も兄弟も、幸せだったかもしれません。 何度も何度も、そんなことを思います。思ったところでどうにもならないのに……。 先日、またこのどうにもならない考え…
夢の内容 早起きして電車に乗って、A市の現代美術館に行きました。 三つほどある展示室では、通路以外のところに、たくさんの使用済みのペットボトルが天井近くまで積まれています。これが展示物のようです。 洗われてはいないペットボトルなので、嫌なにおいがします。 展示を見終わってから、設置されたカウンターで感想を書いたら、帰りの電車の切符をもらえました。 目が覚めてから…
眠らなければいけない時には眠れない。目を覚ましていなければいけない時には眠くなる。 今は時間を自由に使えるため、眠ってはいけない場面のぎりぎりまで眠ってから出かけるので、出先で眠くなって困るということはほとんどなくなりました。そもそもあまり出かけないし……。 学生の時は大変で、手に鉛筆の先を刺しながら、眠ってしまわないように頑張ったものです。今でも指先に、鉛筆の芯で刺した黒い跡が残っています…
私はあらゆることが面倒くさくて仕方ありません。生きていることすら面倒くさい。 それでも、以前は頑張って人並みにやっていこうと思っていましたが、この二年くらいはどこにも行かず誰にも会わずという生活なので、いろんなことがめちゃくちゃになってきました。 一日中寝間着のままの日があります。一日中何も食べない日があります。一日中布団から出ない日もあります。すべてが面倒くさいからです。 お風呂に入るの…
先日、家族に卵を買ってきてもらったら、一つひび割れたのがありました。そこで、その日の夕飯は卵丼にしようと思いました。 玉ねぎを煮て味付けして、あとは卵でとじるだけです。 ひびの入った卵を割って、お椀にいれます。卵をもう一つ。さらにもう一つ……。 三個目の卵の中に、黒くて丸いものがありました。 これは! 鶏の赤ちゃんだ! 赤ちゃんだ! こわくなってわーわー騒いでしまいました。黒い丸いものが…
夢の内容 母方の祖母がいとこたちを連れてうちに泊まりに来ました。母がみんなのために布団を敷き並べました。場所が足りなくて、台所にも布団を敷いたくらいです。 いとこたちにまじって、坊主頭の男の子が二人いました。私の知らない子たちでした。祖母によると、「斎藤さんちの子」だとのことでした。どこの斎藤さんなんだろう? 私は眠くて眠くて、ここに敷いてある布団で眠り、立ち上がってあち…
松苗あけみ『山田くんと佐藤さん(前編)』のkindle版が無料だったので読んでみました。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(arguments)}; c.getElementById(a) (d=c.createElement(f),d.src=g…
何年か前にどこかの店で、コオロギクッキーみたいなのを見た覚えがあるのですが、その時は、絶対にこんなの売れないよねーと思っていました。 最近では、コオロギの粉末を使用した食品が何種類か売られているようです。コオロギせんべい、コオロギパン、ある高校ではコオロギ粉末入りカボチャコロッケを食物科の生徒たちが作って、希望する生徒に給食として出したそうです。そのままの形で素揚げとか佃煮とかならまあいさぎよ…
生きていて楽しいのかどうか、私にはよくわかりません。いつも悲しくて虚しい。一瞬、楽しいと思っても、すぐに悲しくなってしまいます。私なんかが楽しい気持ちになってはいけないような気がしてしまいます。そういう気持ちになってしまう原因というのはいくつかあって、たとえば過去や現在の自分の至らなさとか、今の日本や世界の状況などが私を悲しい気持ちにさせます。他にもいろいろ理由はあるように思います。 こんなこ…
飲食店にもいろいろ種類がありますが、私は「小料理屋」に行ったことがあるかな? たぶんないような気がします。居酒屋には行ったことがあるけど……。 この漫画は、とある飲み屋街にある小料理屋「みな子」が舞台です。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScr…
悪夢を見ました。 夫のところに赤紙が来ました。私は、行かないで、行かないでと夫に言いました。 夫は「今日は検査されるだけだから、心配するな」と言って出かけていきました。 夕方帰宅した夫は、黒いセーラー服を着ていました。海軍に所属することが決まったらしいのです。 私は「えー、なんで? どうして?」と大声を上げました。 夫は「俺が行くのは九月からで、それまでには全部終わっているかもしれない…
以前、YouTubeでフォーリーブスを見て衝撃を受けたということを書いたのですが(過去記事『私の目は節穴でした』https://koukaitohansei.seesaa.net/article/492697942.html)、YouTubeを見ていて再び衝撃を受けました。藤山一郎と近江俊郎です。 子供の頃、父がテレビで懐メロ番組をよく見ていたのを覚えています。そういうの面白いのかなあ、と当時の私は不思議に思っていましたが、今の私はYouTubeで昔の聖子ちゃんや明菜…
「大根の唐揚げ」を作ってみようかなと思ったのですが(過去記事「異次元の味わい ズッキーニの唐揚げ」https://koukaitohansei.seesaa.net/article/496888043.html)、まず大根を煮るという手間があるようなので、代わりに「フライドダイコン」というのを作ってみました。
この漫画は『女性セブン』に連載されていた。主人公の羽島裕介は、第一話では「30歳」、1948年生まれとどこかに書かれていたので、話の始まりは1978年頃だと思われる。 羽島裕介は新宿で離婚コンサルタントを開業している。 裕介の独白。 離婚コンサルタント… 耳なれぬ職業だが あと5、6年もすれば めずらしくなくなるだろう 80年代は“積極的離婚”の時代 目のつけどころは悪くないと思っている……
私は子供の頃から猫背だったようです。いつも「背中をまっすぐにしなさい」と言われていました。 背中をまっすぐにするために、背中と服の間に物差しを入れてみたりしたけど、猫背が直ったようには思えませんでした。ある大人からは、「猫背になっているからおなかをへこませて!」と言われましたが、おなかをへこませたところで背中はまっすぐにはなりませんでした。「天井から糸で頭のてっぺんをつるされているような気持ち…
うちの冷蔵庫には常にズッキーニが入っています。 姑は朝食にズッキーニをよく食べていました。輪切りにしたのをフライパンで焼いて塩をふったものです。 私はそれまでズッキーニという野菜をよく見たことがなかったから、姑はおしゃれなものを食べているなあと感動したものです。 姑がいなくなってしまったあとのある日。夫に「おかあさんは朝ごはんによくズッキーニを食べていたね」と言うと、夫は「そうだったね」と…
いずれはやってみたかったこと。 富士登山、四国お遍路、断食道場に行く、そしてお寺の修行体験。 でももう、時間切れかなと思います。体力もお金もないし、踏み出す勇気もない。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2]…
最近、片栗粉をよく使います。「片栗粉」といっても私が使っているのはジャガイモ澱粉なんですけど。 片栗粉というのは「かたくり」という紫色の花が咲く植物の球根から作られるものだったけれど、今はじゃがいもの澱粉が「片栗粉」の名前で売られています。 かたくり 福音館書店 https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=3734
ワイヤレスのイヤホンを便利に使っていました。ワイヤレスだと、皿洗いしながら、掃除しながら使えるので、退屈な家事も苦にならず楽しくできます。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(argument…
こういう本をもっと若い頃に読みたかった。といっても、著者は私よりお若い方ですが。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(arguments)}; c.getElementById(a) (d=c.createElement(f),d.src=g, …
■ ちょっと嘘をついてしまった 知り合いの人へ近況を知らせるメールを書いた。 その中に、 「ここ半年、夫と買い物先の店員さん以外の人とは話していません」 と書いた。 書き終わってから、文中に失礼なことを書いていないかどうか、夫に見てもらった。 上の一文のところで夫が目をとめて、「嘘を書いたな」と言った。 嘘じゃない。昨日本屋さんで「〇〇という本はありますか」と聞いて、調べてもらったもの。…
一コマ漫画に解説がついています。全10巻。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(arguments)}; c.getElementById(a) (d=c.createElement(f),d.src=g, d.id=a,e=c.getElementsByTagName("body")…
私は実家の自室にいる。別の部屋には父(2011年死去)がいる。居間でテレビを見たり、猫のみーこちゃん(30年前に死去)と遊んだり、台所で甘酒を作ったりしているようだ。 ああ、お父さんはまあまあ楽しくやっているのかと私は思った。父は自分の実家に帰ってしまったのかと思っていたけど、ここで暮らしていたのか。みーこちゃんがいるということは、猫のくろちゃん(40年前に死去)や、柴犬の次郎(50年前に死去)もどこか…
インターネットで見たのです。 「フォーリーブス」を。 フォーリーブスというグループがあるのは知っていました。男性四人の歌うグループ。しかし私には、江木俊夫さんがかわいかったという記憶しかなかったのです。 今見ると、みんなかわいい(それだけ自分が年をとったということなのかもしれませんが)。四人それぞれに個性があって、でもばらばらになることなく美しくまとまっている。 歌がきれい。踊りがきれい…