ピーター・グリーナウェイ「英国式庭園殺人事件」元町映画館 「ピーター・グリーナウェイ レトロスペクティヴ 美を患った魔術師」の2本目は「英国式庭園殺人事件」でした。 1本目がシェイクスピアのテンペ
週刊 読書案内 水原紫苑「桜は本当に美しいのか」(平凡社新書)
「100days100bookcovers no36」(36日目) 水原紫苑「桜は本当に美しいのか」(平凡社新書) あだなりと名にこそたてれ桜花年にまれなる人も待ちけり 謡曲の「井筒」で紀有常女が謡う(これで
週刊 読書案内 内山節「戦争という仕事 内山節著作集14」(農文協)
内山節「戦争という仕事 内山節著作集14」(農文協) フェイス・ブックというSNS上で知り合った方が、「二十四節季の暦」の記事を投稿されていて、ぼく自身も、自宅の「某所」に下がっているカレンダ
北村薫「詩歌の待ち伏せ 下」(文藝春秋社) ミステリー作家、北村薫の「詩歌の待ち伏せ」(文藝春秋社)ですが、「上巻」を以前、案内しましたが、今回は「下巻」の案内です。 本書は文
ノエル・カワード「プレゼント・ラフター」神戸アート・ヴィレッジ
ナショナル・シアター・ライヴ 2020 ノエル・カワード「プレゼント・ラフター」神戸アート・ヴィレッジ 久しぶりのナショナル・シアター・ライヴでした。ノエル・カワードという人の「プレゼン
オム・ユナ「マルモイ」元町映画館 2020年の秋、だから今年の秋ですが、辞書を作る映画を2本みました。1本目は「博士と狂人」というイギリス映画で、オクスフォード英語辞典Oxford English Dictionary
週刊 読書案内 川上泰徳「シャティーラの記憶」(岩波書店)
川上泰徳「シャティーラの記憶」(岩波書店) 図書館の棚で偶然手にして、2020年の夏の間繰り返し借り出した本です。 「シャティーラ?なんか聞いたことがあるなあ。」 きっかけは、ふと、興味を
ロイ・アンダーソン「ホモ・サピエンスの涙」シネリーブル神戸 映画を見終えるまで、ロイ・アンダーソンという監督について何も知りませんでした。予告編を見て、チラシにある、シャガールの「街の上」
フランシス・アナン「プリズン・エスケープ」神戸アートヴィレッジ
フランシス・アナン「プリズン・エスケープ」神戸アートヴィレッジ 神戸のミニ・シアター、具体的にはパルシネマ、シネマ神戸、元町映画館、そして、アート・ヴィレッジ・センターの4館は、互いに予告編
週刊 読書案内 安田登『異界を旅する能―ワキという存在』ちくま文庫
「100days100bookcovers no35」(35日目) 安田登『異界を旅する能―ワキという存在』 ちくま文庫 SODEOKAさんおすすめの吉田秋生の『BANANA FISH』のあとを、KOBAYASIさんはどんな本を選ぶのでしょう
トム・ムーア ロス・スチュアート「ウルフウォーカー 2」(映画館のピーチ姫) 「ウルフウォーカー」を先日観ました。「ブレンダンとケルズの秘密」を、その昔見逃して、「やってるよ!」と以前
「100days100bookcovers no34」(34日目) 吉本ばなな『キッチン』福武書店 遅くなりました。仕事の都合でなかなか時間が取れませんでした。申し訳ないです。 SODEOKAさんの採り上げた吉田秋生
ロバート・バドロー「ストックホルム・ケース」シネリーブル神戸
ロバート・バドロー「ストックホルム・ケース」シネリーブル神戸 ボブ・ディランが劇中歌を歌っているのを予告編で見て、飛びつきました。まあ、とにかく、ディランの声がスクリーンから聞こえてく
ミッジ・コスティン「ようこそ映画音響の世界へ」元町映画館 今日は「映画学講義 音響編」ということで、さすがに泣くことはないだろうと思ってやって来ました。昨年「すばらしき映画音楽たち」を見て
週刊 読書案内 鈴ノ木ユウ「コウノドリ 32」(講談社) 表紙で鴻鳥サクラくんが笑って、手を振っていますね。今回の「コウノドリ(32巻)」が最終巻だそうです。ザンネンですね。 ぼくはこのマンガに
冨原眞弓「ミンネのかけら」(岩波書店) 市民図書館の新刊の棚で、何の気なしに手に取った本です。著者名に、何となくな記憶はありましたが、書名の意味もわからないし、「ムーミン谷へと続く道」と
バカ猫 百態 2020 その3「風呂深し」 風呂ふかし おいらは何を するネコぞ 喧騒の 台所より 風呂場かな こっそりと 一人居の幸 湯なし風呂 いくらでも ねこ俳できる 弧ねこかな お久し
週刊 読書案内 堀尾省太「ゴールデン ゴールド(1~7)」(講談社
堀尾省太「ゴールデン ゴールド(1~7)」(講談社) 「スゴイ!」とか「イイネ!」とかを誰かがクリックして、何となく盛り上がる感じが、いつの間にか何十万「イイネ」とかになって、何が「イイネ
朝倉裕子「詩を書く理由」(編集工房ノア) 大人になっても 大人になっても しゃがみ込んで こどものように 泣きたいときがある 母になっても 電車に乗って隣町あたりへ行き 捨てられた
トム・ムーア ロス・スチュアート「ウルフウォーカー」シネリーブル神戸
トム・ムーア ロス・スチュアート「ウルフウォーカー」シネリーブル神戸 久しぶりのアベック映画鑑賞会です。チッチキ夫人はお仕事帰り、シマクマ君は一日がかりで、翌日の宿題をこなして、夕方5時
週刊 読書案内 吉田秋生『BANANA FISH』(小学館・全19巻)
「100days100bookcovers no33」(33日目) 吉田秋生『BANANA FISH』(小学館・全19巻) YAMAMOTOさんご紹介の『夜と霧』は、ナチスの強制収容所での体験について書かれた古典的名著です。私は思春期
週刊 読書案内 竹村優作・ヨンチャン「リエゾン1」(講談社)
竹村優作・ヨンチャン「リエゾン1」(講談社) 八月のマンガ便にありました。読み終わって、悪い印象ではないのですが、なぜか不安でした。 お医者さんを主人公にした漫画は、手塚治虫の「ブラックジ
ダニエル・ロアー「ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった」シネリーブル神戸
ダニエル・ロアー「ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった」シネリーブル神戸 1970年代のはじめの頃、ボブ・ディランのバックバンドとして演奏しているグループとして「ザ・バンド」を知りました
黒沢清「スパイの妻 劇場版」国際松竹 名匠黒沢清というキャッチコピーがピンとこないという事実が、ぼくの映画館不在の期間の長さを証明しているわけですが、ぼくにとっては、この映画が黒沢清作品
フェデリコ・フェリーニ「魂のジュリエッタ」元町映画館 映画.com フェリーニ映画祭の企画の1本です。今回の企画で、初めて見たフェリーニの作品でした。フェリーニとしては、傑作「道
週刊 読書案内 いがらしみきお「誰でもないところからの眺め」(太田出版)
いがらしみきお「誰でもないところからの眺め」(太田出版) 「ぼのぼの」のマンガ家いがらしみきおが、2014年ころに「at-プラス」(太田出版)という、ちょっと硬派の雑誌に連載していたマンガの完成形
週刊 読書案内 ヴィクトール・E・フランクル『夜と霧 新版』(みすず書房)
「100days100bookcovers no32」(32日目) ヴィクトール・E・フランクル『夜と霧 新版』(みすず書房) 資本主義、経済学から文学へと、DEGUTIさんが1冊で収まらず5冊もの書籍を紹介した後、SIMAKUM
週刊 読書案内 谷川俊太郎(詩)パウル・クレー(絵)「クレーの絵本」(講談社)
谷川俊太郎(詩)パウル・クレー(絵)「クレーの絵本」(講談社) 黄金の魚 Der Goldfish 1925 おおきなさかなはおおきなくちで ちゅうくらいのさかなをたべ ちゅうくらいのさかなは ち
フェデリコ・フェリーニ「アマルコルド」元町映画館 映画.com フェリーニ映画祭のプログラムの1本です。何故か「フェリーニのアマルコルド」と呼ばれがちですが、題名は「アマ
バカ猫 百態 2020年 その2「ぼくらの肖像画」 いつも、マンガ便を運んでくれる「ヤサイクン」のおうちには二匹のネコと、一匹の犬が暮らしています。 ネコの二匹は姉弟で、おねーさんが白
フェデリコ・フェリーニ「青春群像」元町映画館 なんといっても「青春群像」と邦題が付けられているくらいですから。5人の、まあ、今考えれば「青春」というには、少々薹が立っている男たちが登場します。
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ピーター・グリーナウェイ「英国式庭園殺人事件」元町映画館 「ピーター・グリーナウェイ レトロスペクティヴ 美を患った魔術師」の2本目は「英国式庭園殺人事件」でした。 1本目がシェイクスピアのテンペ
金聖雄「アリランラプソディ」元町映画館 待っていた映画です。金聖雄監督の「アリランラプソディ」です。 1990年の終わりから、ほぼ、20年がかりで撮り続けられた川崎市の桜本という地域のおばあちゃ
「自慢の枝垂れ桜です!」 徘徊日記 2024年4月7日(日)団地あたり 今日は4月7日(日)です。 団地のさくらが咲き始めて1週間たちました。朝から落ち着きません(笑)。団地をウロウロしています。
「須磨一の谷の小さな公園のサクラ。」 徘徊日記 2024年4月11日(木)須磨あたり 今日は2024年の4月11日です。週に1日だけですが、まだ、雇ってくれる人がいて、今年も出かけることになっている木曜日です
「うちのサクラ、満開です。」 徘徊日記 2024年4月6日(土)団地あたり 住んでいる団地の中央に散歩道があります。歩道の生垣は雪柳です。並木は桜、ソメイヨシノ(?)、所々にベンチもあります
NTLive ルパート・グールド「ディア・イングランド」シネリーブル神戸 久しぶりのナショナル・シアター・ライブです。上映館のシネリーブル神戸が、座席の改修工事とかで10日ほど休館していたので、この
「あのチュ-リップが・・・!」 ベランダだより2024年4月5日(金)ベランダあたり あのーですね、我が家のベランダで数日前からチューリップが咲き始めていたんですが、最初、下の写真の様子で、いったい
「箒桃、桜、青空」 徘徊日記 2924年4月7日(日)団地あたり 今日は、春休み最後の日曜日です。 朝から青空です。 ポカポカ、ようやく春です。 団地は、今、サクラの園です。 青空
井戸川射子「この世の喜びよ」(講談社) 井戸川射子という人の「この世の喜びよ」(講談社)という作品集を読みました。書名になっている「この世の喜びよ」は、ちょうど1年前、2023年1月に発表された芥川賞
和田誠「わたくし大画報」(ポプラ社) 市民図書館の新刊の棚で見つけました。はて、なんで? 著者の和田誠は数年前に亡くなった方のはずです。で、手に取って奥付を見て了解しました。1982年だそ
「玄関を出るとこの桜です!」 徘徊日記 2024年4月5日(金)団地あたり 団地中、いや、街中ですかね、サクラの花でいっぱいですね。ベランダでチューリップ相手に遊んでいて、チョットと思って玄関を
「高倉台の桜の園」 徘徊日記 2024年4月11日(木)須磨・高倉台あたり いいお天気の昼下がり、須磨一の谷の丘の上で一服した後は、東に向かって下って、須磨寺あたりを抜けて、離宮公園の西隣のバス道を
ピーター・グリーナウェイ「プロスペローの本」元町映画館 今日は2024年の4月2日、火曜日です。元町映画館でやっている「ピーター・グリーナウェイ レトロスペクティヴ 美を患った魔術師」という企画に、なん
「咲き始めたんです!」 徘徊日記 2024年3月30日(土) 団地あたり 3月も、あと2日、いよいよ4月か・・・ とかなんとかぶつくさいいながらベランダあたり咲き始めたチューリップの相手をしていたの
乗代雄介「皆のあらばしり」(新潮社) 2021年の「新潮」10月号に掲載された作品の単行本化ですが、文庫はまだありません。その年の芥川賞の候補作らしいですが、これで3回目の落選です。
小谷野敦「文学賞の光と影」(青土社) その昔「もてない男」(ちくま新書)という、まあ、衝撃的な(笑)書名の所為でベストセラーになった本を書いた小谷野敦という、多分、比較文学の研究が本業だったは
「団地のモクレンはいまからです。」 徘徊日記 2024年4月4日(水)団地あたり 住んでいる棟のまわりが花ざかりです。サクラのたよりを書こうとフラフラ、ウロウロしているのですが、元町あたりでは、もう1
「かりんですね、これは。」 徘徊日記 2024年4月3日(火) 団地あたり バスを待っていて、気付きました。そのあたり一帯、桜が嵐のようにやってきているのですが、バス停横のかりんの木に花がついてい
「ここはどこかといいますと・・・」 徘徊日記 2024年3月30日(土)県立美術館あたり JRの灘駅を南に出て、そのまま南に、阪神電車の岩屋駅の前をとおりすぎて、国道2号線の歩道橋にさしかかるあたりから
リュック・ベッソン「DOGMANドッグマン」キノシネマ神戸国際 「レオン」のリュック・ベッソン監督の新作「ドッグマン」をキノシネマ神戸国際という映画館で見ました。 犬と暮らす女装した男、DOGとG
「うーのはなーの ♫」 ベランダだより 2023年4月16日(日) ベランダあたり 久々に、いいお天気の日曜日です。ベランダでお布団を干しながら、このところ白い花をいっぱいつけている鉢植えが気になり
ダルデンヌ兄弟「トリとロキタ」シネ・リーブル神戸 2023年の4月に入って、久しぶりの帰省があり、帰って来てみるとPCが壊れているという事件があり、仕事が始まるという焦りがあり、ようやく映画館に復帰した
「ハナミズキ! ツツジ! 北長狭通・橘通」 徘徊日記 2023年4月10日(月) 元町あたり JRの元町駅前から、JR線沿いをちんたら歩いて、北長狭通の7丁目くらいまで来ると、3月の街路樹はコブシだった通り
「故郷徘徊、帰りは福知山線。」徘徊日記 2023年4月3日(月)和田山あたり 2023年の4月の始まりは1泊2日の故郷徘徊でした。播但線で帰ってきたので、帰りは福知山線を回って帰ろうかな、という暇な目論見
「お久しぶりの姫路城!」 徘徊日記 2023年4月2日(日)播但線あたり 今日はコロナ騒ぎが始まって以来のふるさと徘徊です。姫路駅にやってくるのも4年ぶりでしょうか。播但線のホームから
庵野秀明「シン・仮面ライダー」109シネマズハット「ああ,そうや!」 そう思って、やってきました。久しぶりの109シネマズハットです。庵野秀明という監督が気になって「シン・ゴジラ」、「シン・ウルトラマ
「鯉川筋のイペ!」徘徊日記 2023年4月10日(月)元町あたり イペ!です。 モクレンやコブシが咲いて、桜の季節が通り過ぎていくと、JR元町駅から大丸あたり、だから鯉川筋にそってイペという、南米か
マーティン・マクドナー「イニシェリン島の精霊」パルシネマ パルシネマで、「プラン75」を見終えて、2本目がマーティン・マクドナー監督の「イニシェリン島の精霊」でした。1本目の「プラン75」で、まあ
早川千絵「プラン75」パルシネマ パルシネマの2本立てで見ました。賛否はともかく話題になっていっている映画です。早川千絵という監督の「プラン75」です。 疲れました。もう、その一言で済ませばいいとい
「ああー、引き分け! ホッ!」 徘徊日記 2023年4月9日(日) 阪神甲子園球場あたり 2023年、アレを目指してトラの野球シーズンが開幕しました。強敵ヤクルト・スワローズを相手に甲子園も開幕して、
松本大洋「鉄コン筋クリート(全3巻)」(小学館文庫) 松本大洋を追いかけています。アニメにもなって、傑作の誉れ高い「鉄コン筋クリート」(小学館文庫全3巻)にたどり着きました。傑作でした。
「今日の桜 10選 その2」徘徊日記 2023年4月8日(土)団地あたり 今日は朝から晴れています。昨日、一昨日の雨のおかげで団地のソメイヨシノは一斉に葉桜になってしまいました
「今日の桜 10選 その1」徘徊日記 2023年3月27日(月)団地あたり 青空がうれしい月曜日です。陽気に誘われてお散歩スタートです。玄関を出たところで西をうかがうと桜並木で、その先に見えるが、近所
やまだ紫「ねこのふしぎ話)」(興陽館)「やまだ紫って、亡くなってたん?」 「そうよ。だいぶ前のことよ。」 「これは、でも、最近、出てんやね。あんたが買うたん?」 「うん、だいぶん前やね。お嬢さん
「故郷は・・・・」 徘徊日記 2023年4月3日(月)朝来市、和田山あたり 裏山に見えますが、一応、裏庭です。子供のころからあった欅が老木になって、50年ほど前に、山からとってきて植えたシャクナゲが群
狩山俊輔「メタモルフォーゼの縁側」パルシネマ 2023年の3月の末にパルシネマで見た2本立ての1本が狩山俊輔という監督の「メタモルフォーゼの縁側」という作品でした。 鶴谷香央理というマンガ家の
「豊助饅頭って知ってます?」徘徊日記 2023年3月30日(木)淡河あたり いきなり、なんですが、「豊助饅頭」ってご存知ですか?上の写真のお饅頭です。こし餡を包んだ田舎饅頭(?)風の蒸し饅頭ですが、皮が薄
オタール・イオセリアーニ「月曜日に乾杯!」シネ・リーブル神戸 オタール・イオセリアーニ特集、3本目は「月曜日に乾杯!」でした。観終えて、思わず笑ってしまいました。 主人公は、よく見ると男前
鈴ノ木ユウ「竜馬がゆく 3」(文藝春秋社) 2023年、3月の末に届いたマンガ便です。鈴ノ木ユウの「竜馬がゆく」(文藝春秋社)、第3巻です。シマクマ君はこのところ松本大洋くんに取りつかれていますが
ダニエルズ「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」109シネマズハット なんか、2023年のアメリカのアカデミー賞で評判の映画のようです。 「そういうことなら、面白かろう!」 そう思って