(2024年 アメリカ)不発だったPART1からは見違えるほど面白くなっている。物語は決戦に向けて直線的に展開して一切の無駄がなく、戦闘場面はザック・スナイダー印全開で楽しめた。できれば第3弾も作ってほしい。 感想 前作PART1は芳しい出
新作・旧作両方の映画レビューをしています。記事内にはネタバレ部分の警告を入れているので、鑑賞前の方も安心してご覧になってください。
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レベルムーン パート2 傷跡を刻む者_起死回生の面白さ!【7点/10点満点中】(ネタバレなし・感想・解説)
(2024年 アメリカ)不発だったPART1からは見違えるほど面白くなっている。物語は決戦に向けて直線的に展開して一切の無駄がなく、戦闘場面はザック・スナイダー印全開で楽しめた。できれば第3弾も作ってほしい。 感想 前作PART1は芳しい出
レベルムーン パート2 傷跡を刻む者_起死回生の面白さ!【7点/10点満点中】(ネタバレなし・感想・解説)
(2024年 アメリカ)不発だったPART1からは見違えるほど面白くなっている。物語は決戦に向けて直線的に展開して一切の無駄がなく、戦闘場面はザック・スナイダー印全開で楽しめた。できれば第3弾も作ってほしい。 感想 前作PART1は芳しい出
オッペンハイマー_米国製反原爆映画【8点/10点満点中】(ネタばれあり)
(2023年 アメリカ)原爆の父と呼ばれるオッペンハイマーの伝記映画。時系列をいじりまくった複雑怪奇な構成には「そこまでやる必要あった?」という疑問符も浮かぶものの、アメリカ映画で原爆投下をはっきりと断罪した姿勢には恐れ入った。やっぱりクリ
忍びの家_日本のMr.インクレディブル【5点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)
(2024年 日本)日本が世界に誇るコンテンツであるニンジャを地に足の着いた現代劇として蘇らせた、マーケティング的には百点満点なドラマ。ただし中身はなんだかピンボケしているし、血沸き肉躍るチャンチャンバラバラを期待する視聴者に対して、冗長す
ジャック・リーチャー(シーズン2)_大幅パワーダウン【4点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)
(2023年 アメリカ)一気に品質低下したシーズン2。有言実行の男ジャック・リーチャーの魅力は薄まり、チームでドタバタ捜査する普通の探偵ものに成り下がってしまった感じ。アクションも雑だし、あらゆる点でシーズン1を下回ってしまった。 感想 リ
死刑にいたる病_殺人ジャムおじさんvsFラン大学生【5点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)
(2022年 日本)阿部サダヲが連続殺人犯に扮したサイコサスペンス。阿部サダヲの気持ち悪い演技には一見の価値があるものの、ミステリーとしての引きは弱く、捻りのあるストーリーも面白さにはつながっていない。 感想 基本的に日本のテレビドラマを見
マーベルズ_ヒーローこそが戦争の火種【3点/10点満点中】(ネタバレなし・感想・解説)
(2023年 アメリカ)強すぎて制限かけられまくりのヒーローの戦いは、終始盛り上がりに欠けた。テレビドラマが大いに関係した内容は観客を蚊帳の外に置きまくりで、最近のMCUの悪いところがドバっと出た失敗作に終わっている。 感想 劇場には行かず
SHE SAID/シー・セッド その名を暴け_真面目な社会派ドラマ【6点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)
(2022年 アメリカ)映画プロデューサー ハーヴェイ・ワインスタインによる性加害を、実に入念な取材から世に出し、#MeToo運動の大きなきっかけとなったニューヨークタイムズ記者たちの物語。興味深い題材で見る価値は確実にあるけど、真面目な作
ザ・クリエイター/創造者_自爆ロボの哀愁【7点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)
(2023年 アメリカ)ギャレス・エドワーズのセンス爆発のSFドラマで、リアルのロケーションとデジタルを組み合わせて作られた世界観には圧巻のものがあった。ただし脚本やドラマに粗すぎな点がいくつもあって、主人公の物語が思ったほど盛り上がらない
イン・ザ・ベッドルーム_退屈だけど素晴らしいドラマ【6点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)
(2001年 アメリカ)一人息子を殺された初老夫婦が思い悩むドラマで、トッド・フィールドによる思慮深い構成と、実力派俳優によるハイレベルな演技で高い完成度を誇る作品となっている。ただし冗長で面白くないということが欠点で、もうちょっと観客の生
イニシェリン島の精霊_死闘!おっさんvsおっさん【6点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)
(2022年 アイルランド・イギリス・アメリカ)田舎町でのおっさんとおっさんの喧嘩というしょーもない話を通して、普遍的な人間関係を描いた深い深いドラマ。スローで面白くないということを除けば、かなり満足度が高い。 感想 2022年のアカデミー
TAR/ター_天才は良い人じゃなきゃいけないのか【5点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)
(2022年 アメリカ)ケイト・ブランシェットの演技力には一見の価値があるけど、説明を排した結果冗長になりすぎた語り口や、アカデミックで退屈な会話劇は個人的に合わなかった。現代のキャンセルカルチャーに対する深い洞察には感心したけど、主題の提
見えざる手のある風景_笑えない風刺映画【6点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)
(2023年 アメリカ)強者による弱者の経済的簒奪や文化の盗用などをテーマにした社会風刺映画だけど、風刺の部分が全面に出すぎていて、笑いに昇華されていないのが欠点。着眼点は悪くなかっただけに、もっと笑いのセンスのある監督に撮って欲しかった。
ノック 終末の訪問者_家族を殺さないと人類が滅びます【7点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)
(2023年 アメリカ)家族の命か人類の存亡かという究極の二択を突きつけられた家族を描く終末ドラマ。この突拍子もない設定を堂々とドラマに落とし込んだM・ナイト・シャマラン監督の抜群の演出力・構成力が光る。世評は振るわないようだが個人的には好
バグダッド・カフェ_前半ヒステリックすぎ、後半和みすぎ【4点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)
(1987年 西ドイツ)高名なインディーズ作品ではあるけど、個人的にはイマイチだった。主人公の人となりが分からないのでドラマの立ち上がりが悪い一方、流れ始めるとトントン拍子にうまくいきすぎる展開も安っぽい。唯一、「あんたら仲良くなりすぎ」と
65_人間っぽい異星人vsエイリアンっぽい恐竜【4点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)
(2023年 アメリカ)アダム・ドライバーvs恐竜かと思いきや、どう見ても人間のアダム・ドライバーは異星人という設定だし、恐竜は一体何サウルスか分からない独特なデザインだし、全編に渡ってコレジャナイ感が凄かった。また少女を守りつつ移動すると
レベルムーン パート1 炎の子_劣化版ローグワン【5点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)
(2023年 アメリカ)ザック・スナイダーが20年も考えたとは思えないほど、まんま『スターウォーズ』なスペースオペラ。特に『ローグワン』(2016年)との類似性は顕著だったけど、ドラマでも見せ場でも『ローグワン』を越えられていないのが痛かっ
#マンホール_犯人の計画が杜撰すぎる【5点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)
(2023年 日本)マンホールに落ちて出られなくなったというソリッドシチュエーションスリラーで、短い上映時間もあって、見ている間はそれなりに楽しめる。ただし見終わった後に考えるといろいろ無理ありすぎで、素直に「良かった!」と言えないモヤモヤ
KAPPEI カッペイ_推しの熱愛を祝福すべきか【5点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)
終末を迎えなかった世で「終末の戦士たち」が悩み苦しむ様を描いたコメディで、冒頭30分は面白かったんだけど、同じ笑いをひたすら繰り返すのみなので、途中からは完全に飽きた。本来は90分でやるべき内容を120分近くにまで引き延ばしたことが敗因だと
ジャンヌ・ダルク(1999年)_聖女は電波系【8点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)
(1999年 フランス・アメリカ)フランスの聖女を狂人として描いた大怪作。「神が『戦争しろ』なんてお告げを与えるわけがない」という当然のことを空前の規模で描き上げた意義深い作品でもあり、国際情勢が荒れている今こそ再評価すべきだと思う。 感想
SPACE BATTLESHIP ヤマト_キムタクが気の毒【4点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)
(2010年 日本)おおむね不評のキムタク版ヤマトだけど、よくよく見てみると悪いのはキムタクではなく、キャラ設定がいい加減な脚本にあったと言える。見せ場も海外ドラマからのパクリが多く、いろいろと問題の多い作品だと思う。 感想 SFなのに昭和
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(2024年 アメリカ)不発だったPART1からは見違えるほど面白くなっている。物語は決戦に向けて直線的に展開して一切の無駄がなく、戦闘場面はザック・スナイダー印全開で楽しめた。できれば第3弾も作ってほしい。 感想 前作PART1は芳しい出
(2023年 アメリカ)原爆の父と呼ばれるオッペンハイマーの伝記映画。時系列をいじりまくった複雑怪奇な構成には「そこまでやる必要あった?」という疑問符も浮かぶものの、アメリカ映画で原爆投下をはっきりと断罪した姿勢には恐れ入った。やっぱりクリ
(2024年 日本)日本が世界に誇るコンテンツであるニンジャを地に足の着いた現代劇として蘇らせた、マーケティング的には百点満点なドラマ。ただし中身はなんだかピンボケしているし、血沸き肉躍るチャンチャンバラバラを期待する視聴者に対して、冗長す
(2023年 アメリカ)一気に品質低下したシーズン2。有言実行の男ジャック・リーチャーの魅力は薄まり、チームでドタバタ捜査する普通の探偵ものに成り下がってしまった感じ。アクションも雑だし、あらゆる点でシーズン1を下回ってしまった。 感想 リ
(2022年 日本)阿部サダヲが連続殺人犯に扮したサイコサスペンス。阿部サダヲの気持ち悪い演技には一見の価値があるものの、ミステリーとしての引きは弱く、捻りのあるストーリーも面白さにはつながっていない。 感想 基本的に日本のテレビドラマを見
(2023年 アメリカ)強すぎて制限かけられまくりのヒーローの戦いは、終始盛り上がりに欠けた。テレビドラマが大いに関係した内容は観客を蚊帳の外に置きまくりで、最近のMCUの悪いところがドバっと出た失敗作に終わっている。 感想 劇場には行かず
(2022年 アメリカ)映画プロデューサー ハーヴェイ・ワインスタインによる性加害を、実に入念な取材から世に出し、#MeToo運動の大きなきっかけとなったニューヨークタイムズ記者たちの物語。興味深い題材で見る価値は確実にあるけど、真面目な作
(2023年 アメリカ)ギャレス・エドワーズのセンス爆発のSFドラマで、リアルのロケーションとデジタルを組み合わせて作られた世界観には圧巻のものがあった。ただし脚本やドラマに粗すぎな点がいくつもあって、主人公の物語が思ったほど盛り上がらない
(2001年 アメリカ)一人息子を殺された初老夫婦が思い悩むドラマで、トッド・フィールドによる思慮深い構成と、実力派俳優によるハイレベルな演技で高い完成度を誇る作品となっている。ただし冗長で面白くないということが欠点で、もうちょっと観客の生
(2022年 アイルランド・イギリス・アメリカ)田舎町でのおっさんとおっさんの喧嘩というしょーもない話を通して、普遍的な人間関係を描いた深い深いドラマ。スローで面白くないということを除けば、かなり満足度が高い。 感想 2022年のアカデミー
(2022年 アメリカ)ケイト・ブランシェットの演技力には一見の価値があるけど、説明を排した結果冗長になりすぎた語り口や、アカデミックで退屈な会話劇は個人的に合わなかった。現代のキャンセルカルチャーに対する深い洞察には感心したけど、主題の提
(2023年 アメリカ)強者による弱者の経済的簒奪や文化の盗用などをテーマにした社会風刺映画だけど、風刺の部分が全面に出すぎていて、笑いに昇華されていないのが欠点。着眼点は悪くなかっただけに、もっと笑いのセンスのある監督に撮って欲しかった。
(2023年 アメリカ)家族の命か人類の存亡かという究極の二択を突きつけられた家族を描く終末ドラマ。この突拍子もない設定を堂々とドラマに落とし込んだM・ナイト・シャマラン監督の抜群の演出力・構成力が光る。世評は振るわないようだが個人的には好
(1987年 西ドイツ)高名なインディーズ作品ではあるけど、個人的にはイマイチだった。主人公の人となりが分からないのでドラマの立ち上がりが悪い一方、流れ始めるとトントン拍子にうまくいきすぎる展開も安っぽい。唯一、「あんたら仲良くなりすぎ」と
(2023年 アメリカ)アダム・ドライバーvs恐竜かと思いきや、どう見ても人間のアダム・ドライバーは異星人という設定だし、恐竜は一体何サウルスか分からない独特なデザインだし、全編に渡ってコレジャナイ感が凄かった。また少女を守りつつ移動すると
(2023年 アメリカ)ザック・スナイダーが20年も考えたとは思えないほど、まんま『スターウォーズ』なスペースオペラ。特に『ローグワン』(2016年)との類似性は顕著だったけど、ドラマでも見せ場でも『ローグワン』を越えられていないのが痛かっ
(2023年 日本)マンホールに落ちて出られなくなったというソリッドシチュエーションスリラーで、短い上映時間もあって、見ている間はそれなりに楽しめる。ただし見終わった後に考えるといろいろ無理ありすぎで、素直に「良かった!」と言えないモヤモヤ
終末を迎えなかった世で「終末の戦士たち」が悩み苦しむ様を描いたコメディで、冒頭30分は面白かったんだけど、同じ笑いをひたすら繰り返すのみなので、途中からは完全に飽きた。本来は90分でやるべき内容を120分近くにまで引き延ばしたことが敗因だと
(1999年 フランス・アメリカ)フランスの聖女を狂人として描いた大怪作。「神が『戦争しろ』なんてお告げを与えるわけがない」という当然のことを空前の規模で描き上げた意義深い作品でもあり、国際情勢が荒れている今こそ再評価すべきだと思う。 感想
(2010年 日本)おおむね不評のキムタク版ヤマトだけど、よくよく見てみると悪いのはキムタクではなく、キャラ設定がいい加減な脚本にあったと言える。見せ場も海外ドラマからのパクリが多く、いろいろと問題の多い作品だと思う。 感想 SFなのに昭和
(1964年 アメリカ)ハリウッドが初めて生存者の視点からホロコーストを扱った映画。無口な親父の陰鬱な日常生活がひたすら映し出される前半1時間には退屈したが、後半の構成は神がかっていた。作品解説ハリウッドの初めてが詰まった実験的作品エドワー
(2023年 アメリカ)ネットフリックスで話題のドラマだけど、個人的には今一つだった。前半のミステリーは勿体ぶりすぎで、第7話でようやく加速するという立ち上がりの悪さ。また中心にある陰謀がかなり強引で、「目的達成のためにそこまでやる?」と言
(1998年 アメリカ)たまたま拾った大金を我が物にしたければ、しばらく何もせず黙っておけ。そんな簡単な計画すら遂行できずドツボにハマっていく人々の姿を通して、人生の真理の一端を正確に切り取った残酷なおとぎ話。知名度は今一つだが、物凄く面白
(2008年 アメリカ)ポリティカル・アクションとしては盛り上がりに欠けるので、直感的に面白い映画ではない。ただしアメリカの工作活動の失敗について驚くほどつっこんだ分析がなされているし、オチの付け方も秀逸なので、見るべき価値はある。感想面白
(2023年 アメリカ)世界最大のポルノ動画サイトが社会的追及を受けた顛末を追ったドキュメンタリーだが、真面目かつ合法的に働いているポルノ業界人が食い扶持を奪われる一方、正義をかたる側の弁護士や市民運動家の背後には何やらきな臭い団体が存在し
(1996年 アメリカ)人種問題を扱ったザ・良識派な作風で、作りもいたって生真面目。題材の良さもあってそれなりに楽しめるが、それ以上の作品にもなっていない。感想劇場未公開・未ディスク化作品ロス暴動の影響か、90年代は人種問題に触れた映画が多
(2022年 日本)現実社会の延長線上に感じられる世界観や倍賞千恵子の演技など、見るべきものは確かにある。ただしただ「可哀そう」で終わっており、「で、どうすればいいのか」という思案をさせる内容になっていない。感想現実社会の延長線上にあるリア
(2023年 日本)ショッカーや仮面ライダーの設定、主演3人の熱演など、見るべきものは確かにある。ただし軸となるストーリーがないため展開に大きな流れを生み出せていないし、異常にレベルの低いCGは見る側のテンションを下げる原因となっている。感
(2006年 アメリカ)社会派の題材を娯楽アクションとして見せたエドワード・ズウィックの真骨頂的作品。構成の抜群のうまさ、見せ場の迫真性に加え、主演のディカプリオの意外なハードボイルドさもあって、全方位的に良くできている。感想社会問題と娯楽
(1973年 アメリカ・イタリア)言わずと知れた社会派ドラマの名作だが、個人的には今一つに感じた。セルピコの最初の彼女のような明らかに無駄な構成要素があるし、告発するする詐欺を働いた一番悪い奴らには迫り切れていない。作品解説実話に基づく社会
(2023年 日本)人気コミックのNetflix製実写版。基本、いい話ではあるんだけど、起伏に欠けるので面白いわけでもなかったり、有村架純の演技は良いんだけど、本当に主人公に合っているのかと考えると疑問符がついたりで、ちひろさん同様に掴みど
(2019年 アメリカ)抜群のアイデアと構成力に支えられたSF映画の拾いもの。物理法則を無視しすぎた滅茶苦茶な話ではあるんだけど、演出や演技の雰囲気が良くて、見ている間は特に気にならない。感想前半はグロい、薄気味悪いAmazonプライムに上
(2022年 日本)田舎社会の独特な雰囲気の描写に失敗している上に、クライムサスペンスとしてもゆるゆるで、良い部分がほとんどない。この程度の企画に、よくぞここまで有名俳優を揃えられたものだ。感想田舎の怖さが全然足りていないディズニープラスの
(2021年 アメリカ)80年代アクションを21世紀のポリコレでコーティングしたような映画だが、企画倒れもいいところで何一つ面白くない。こんなにくだらない映画は本当に久しぶりだった。感想出張中のホテルで暇つぶしに見た映画②前回記事『クリーン
(2021年 アメリカ)オスカー俳優エイドリアン・ブロディがひたすら苦虫を嚙み潰したような顔をしているバイオレンスドラマで、何も起こらない前半部分はしんどかったんだけど、後半のカチコミで盛り返す。期待して見るような映画ではないが、暇つぶしに
(2022年 日本)日本にこんな面白いドラマがあるのかと思うほど面白かった。田舎のジトっとした雰囲気、主人公を雁字搦めにする人間関係、胸糞の悪い事件と、不快度数は極めて高いのだけど、その不快感がエンタメの領域にまで昇華されていて、全7話をあ
(2022年 アメリカ)前作も個人的にはハマらなかったが、本作は輪をかけてつまらなかった。内容のわりに長すぎるし、登場人物たちの行動の筋が通ってなさすぎ。質低下が指摘されて久しいMCUだが、私の中では最低作は本作となった。※注意!文句ばかり
(2017年 アメリカ・スペイン・ドイツ)B級映画かと思いきや、かつてハリウッドの第一線で活躍していたメンバーが集合した作品なので、作りはかなり堅牢だった。迫力のある見せ場や意外性のある物語でなかなか楽しませてくれるし、上映時間はコンパクト
(2022年 ドイツ)往年の名作のリメイクだが、戦争での被害を訴えたオリジナルとは打って変わり、兵士達もまた状況の一部であり、ある面では加害者でもあることを描いた点が現代的だった。100年前の戦争を描きつつも、21世紀仕様にアップデートされ
(2013年 イタリア・フランス)イタリア・アカデミー賞7部門受賞作だけあって、構成が実に見事な作品だった。3人の主人公が織りなす群像劇には侘しさが充満しており、人間のどうしようもなさが描かれた良作だった。感想抜群の構成力で描かれる群像劇ア