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清水灯子
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2019/04/09

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  • なんで日記

    5月19日 いつも書こうと思っていて、日記を。ケータイのメモ書きにこんなんあった、こんなんやった、というのを残していくのであるが最近はそれを読み返してみると「スクレッパー×2、ハンマーでお尻を叩けるやつ」とか「ギャレーの床を次回ドックで張替えませう」とか「経費精算、谷四、大阪港」そんなんばっかで、駅前のランチがうまし酒、みたいなことは一個も書いてないしあかんでホンマ、そんなんですぐばあ様になってしまう、その時に孫がいるかも知らんけど。 なんでもかんでも記録してしまうのが好きで、ほんとは、そのくせ大方は死蔵してポカーンと忘れてしまうのだから彼氏からはいつもリス呼ばわりをされるのだけれど、今のおう…

  • エーテルを砕く

    お父さんは蝶々を追いかけて出て行ってしまった。なんかどうも、ぽげぽげしたアホだったのだ、多分。お母さんに言わせると、二百万年前の劣等遺伝子のせいだということで、はたして私たちがその時に人の姿をしていたのかどうかは分からない。いつも誰かがいうように、昔の万というのは今私たちが考えているよりももっとずっと少なかったということだから、ともかく確かなことと言ったら何も分からない。 蝶々というのは、大昔にこんな生物がいたのだという。余分な足と触覚と、ストロー状の口をして、しかもそのどれもごく細いペンでして書いた線のようであるから、生温かく湿って脈打つ胴体と、あとは線ばかりでできている。シャワーを浴びてい…

  • 小説のこと。

    4月30日 小説を書いているから、というのを小説を書いている内に書いてしまうべきだった。生活の全てのエネルギーの塊がみんなそちらを向いていて、書き終えてしまうとなんともう腑抜けになってしまって、何にもできなくなってしまった。しかもそういったものを4月25日に書きつけてやろうと思っていたのに、その日も疲れてさっさと眠ってしまって、だから今書いている。大学の先輩に誘われて書いた小説は、本当は13日だった締め切りを、私は人間の屑です等の何とか言ったお情けで一週間延ばしてもらい、更にもう一日だけということで連休前の日曜日に書き終わった。書いている間は、そのことばかりを考えてしまって、ただ一方で私はまた…

  • モノとか思い出

    4月3日 一昨日にインターネットの通販で注文したオーブンレンジが今日届いた。到着してみたらこれって12畳用とかそんなんと違うのといった巨大さで、これが宅配ボックスに入るのならばそれは私も入ることが可能な空間だという意味で、まあともかくアホみたいにでっかいわ。レンジの電波を食らうと脳が破裂するので使わないというお家で育った私にとって、今回が初めての注文で、もちろん初めての所有ということになった。そら浴びたら脳も破裂しますわな、哀れな生卵君らの様子を見たらそうや、でもマイクロウェーブを浴びるために購入したんではないから、多分大丈夫なんではないか。わざわざ脳みその水分をなんかものすごい勢いでぶるる振…

  • 故郷の音楽

    4月2日 私の生まれた場所では音楽が鳴っていなかったから、モンスターハンターのユクモ村で音楽が流れていて本当に嬉しかったし、聴くと今でも肉体を離れるようで故郷を思い出す。 奥の方、ということは私の家のすぐそばにそんちょさんがいて、彼女が見ている方角すなわち前ということなんだけど、小川いうか池ゆうか、とかいって実は足湯があって、誰かしらそこに座って足をふやかしてる。たまに性別も分からないような連中がいることがあって、というかそこら中にいるし私も連れていたのが、この世界の中では猫のことをアイルーと呼ぶのね、多分、nekoという発音がまずいのか、あるいは彼らのように高度に発達した脳みその生物をそう呼…

  • 頭ぐっちゃら

    良い曲っていうのを好きじゃないか私は、というか人類は。 一歩あるくたびにリズムを取りたくなるミュージック。歩行が、というか歩幅が、言うか首が背骨がビニ袋を持つまたはつかんでいるわたくしのこの指が、全部よ、もう大体ほとんど全部みたいな的な、立ち止まってかかとが。bpmに合わせて、またはその場で足を跳ね替えて裏拍、私みたいな清楚マジメな人間のための曲がちゃんとしっかりこのように存在してくれて、驚きというかやってくれたなというみたいで、ただほんと嬉しい。 色々なことが起きすぎて書き留めておくこともできないというのは悲しく、私は私の書く文が好きであるけれどもきちんとしない文章もどきでもいいから何とか筋…

  • おふざけと病気

    1月12日もう今はなくて、だから多分年末に片したんだと思う、駅にサングラスのおっさんがポーズしてその下に「chage」と書いてる広告があるから、あのチェジというのは一体なんなんやろね、誤植なんかなとジョークしたらチャゲだよ、ふざけんな叫んで同期にドンッ! と二度もどつかれた。ドンッ! おふざけのし過ぎというの面は確かに過去から私に備わる特性の一つではあると思う。私がほんのちびたガールだった頃、ということはまだまだつい最近のことではあるのだが、道徳の授業はどのようにおふざけをするのかという時間だった。いつもの授業の流れとして、途中または最初から何かすごい嫌なことが起こる最悪の話か、時間がすっ飛ん…

  • 年末の七夕

    12月20日 家の中で聞いたことのない音が二回か三回鳴って、怖かった。「トレモロ!」というか見方によっては「ディアボロ!」みたいな感じの音で、湿気と煙草の臭いが移った洗濯物というのはもう、おげげといった感じなのはご存じでしょう、急に金に汚くて性格の悪いおっさんがウチ来たんかなという臭いで、それが一緒なもんだからかえって得体の知れないもんよりおっそろしかったから、ギャっと外に出てしまった。ご存じでしょうって、そりゃ私は知っていますわな、私だから、というかそれが分からんだったら私であることを疑う思いがするし、原初私の発生ともいうべき瞬間に立ち会う私なのか私は。ともかくギャっというのは口から出た…

  • 清水ちゃんのSS

    『君の体温』 駅まで歩くのが好きだった、大学から隣町まで。午後イチの講義を終えてしまえば、僕はもう大学生でも何でもない、ただの暇人だった。昼に大盛りの素うどんを食べたせいか、講義を受けている間も学生ではなかったかもしれない、むにゃむにゃとした文字をただ書いてしまった。自分でも訳の分からなくなってしまったノートを鞄にしまうと、隣でも同じようにそうした。 「行くか」 うん、と僕は頷いた。彼は講義の間眠っていたから、わざわざ白紙のノートを開いて、また白紙のままぺらぺらの鞄に押し込む。無駄なことかもしれないが、これってきっとパジャマと同じことなのだ。寝る前にあの感じの、ヒラヒラとか(というか)、フワフ…

  • チャラポワ

    12月12日 「ポルチーニが香る濃厚なクリームスープパスタ」を食べていると、ああ私って、いい女やなと思う。少し分量が足りないという問題があって、これがまたいいんやな。何事もほどほどにして、それってデキる女という感じがするし、中庸っていうか、つまりただの仏教やんかアホンダラという気持ちもしつつ。 こうして昼間に書いている文章というのは夜書いているのとは異なっているようで、同じ私なのに、バイオリズムというのがあるんでしょうか、しかし今日の夜の私というのは今ランチを終えたばっかしの私より余分に地球に住んでいるわけで、ということは時間が経過して、それだけ私より多くのことを知っているというか感じているは…

  • 集団生活

    12月11日 指先が信じられないほどカサカサする。粉を触ったときでさえこんなにはカサカサにはならないと思うし、こすってもさすっても粉は落ちなくて、当たり前だけど、だからずっとカサカサで困る。 すごい寒いところにいて、風も強かったからと思う。先週から出張で広島に行っていて、私や周りにいた人たちの息とか肌の表面は恐らく、もう雲かなんかになっていて、昨日帰ってきて今日雨が降るのだから、これがそれなのだと思う。指示代名詞を私はとても大好きで、だからこれだのあれだのよく言うけれど、人から使われると、はよ言えやという気持ちになって目がグルグルの、ジリジリと脳みそが痺れてくるから、お願いだから使わないで欲し…

  • 昨日のことと今日のこと

    12月4日 昨日が月曜日で今日が火曜日で今もそうだというのが変な気がする。初めて遅刻しそうになり、そうはならなかった。 とても大切な人か、あるいはクマか、または巨大な犬と熱烈に抱き合っていて、別れるときか再会したときのどちらかで、とてもこちらがまわす腕の力を、先に緩めてよいという雰囲気ではなかった。左の腕を相手の右腋下に差し入れて、右は、肩越しに背中にまわし、手に電話を持っていて、それがもうビービー鳴るのだ。一番大事なところを邪魔にしてやろうという、携帯電話の底意地の悪い側面が頂点に達した瞬間で、しかもそれは常にどうでもいい、取るに足らない内容だったため人差し指を物凄いスピードで動かして、かか…

  • パチガール

    12月2日 起きたときに右の心臓が痛いというのはよくあって、心臓のやつに右も左もあるんかいな(あるんよホントに)という感じではある。 自分の心臓がどの辺と違ってどこにあるかというのは自分も親も知らない事実で、大体みんな知らんまま死んでいくんではないのか。長らく左にあると思われていた心臓が、教習所の救命講習のときには真ん中だと発表されて、えっ真ん中? いやホンマやいう具合で何となくそれも正に感じられたし、小学生のときには手首や首筋の脈を指してここにも小さなハートがあんのよ的ガールがいて、それもそのときは信じていた気がする。 あの頃のあの手の嘘っていうのは、 「うちに行ったらシルバニアファミリー全…

  • 音だけは分かる

    誰かが何かを言ったということに強い興味を覚えていた。話すことができなかったからだ。アホな携帯の予測変換みたいに、ほいじょんと関わりのない言葉が出てしまう。そうしたことは勿論建前で、言ってみたら演技のようなものでさえあるけれども、音だけが同じで、意味を取り違うということは一度ではない、というか当たり前だ。無限だった。 今も私は音だけで生きている。言葉が一番厄介なのだ。耳は確かに音を聞いているのに、不思議なことが起こる。中身が分からないのだ。相手が何を言っているのか、それは確かに鼓膜をうまいこと振動させはするが、深い、という言葉が正しければそうした意味のところが理解できなかった。要するにアスペちゃ…

  • 子供の頃の友達

    12月1日 風邪をひいてしまって、参った。 今になって手洗いうがいをガラバシャと始めて、まるで効果なく、ウイルスが何を考えているのか知らないが、こういう小さな連中には勝てないな。昔よくテレビを観ていたときに、武井壮が外国のジャングル奥地で眠たいのに、ムチャクチャアリがやってきて噛みつくもんだから寝られず、かわいそうな感じだったのを見たことがあって、あれがすごい記憶になっていると思う。 うがいをすると小学生の友達を思い出すんだけど、ほんとにまじめな奴で、いつもその子と一緒に帰ってた。一緒に帰るということは家が近かったんだけど、大きな公園を挟むようにして、私の家と丁度反対で、隣り合った辺の端と端を…

  • 人生色々

    9月20日何でもかんでも言い返したくなることがある。昔から。お母さんによく、あんた変わってるね、あんたほんと変わってる、とかなんとか言われて、うっさいわ! とか、何と比べてんの! バカ! とか、何やら食い気味というか、お上品に言ったら食べ気味に言いたい気持ちがあったけど、実は一度も成功しなかった。うっさいわ、とか私のキャラじゃないな、とか、感じじゃないなとか考えてやめて、今思うと単純で親に反抗できなかった。嫌なことを書くけど、今日の会社は、それに客も、みんなが好き勝手言って何もうまくいかなかった。私の体で許容できる好き勝手さんは多分、5人か6人で、今日気が付いたんだけど、先着に漏れた好き勝手さ…

  • お父さんのおにぎり

    9月17日駅ナカのコンビニでおにぎり100円セールやってた。キオスクでなくコンビニ。コンビニのおにぎりは具が結構いっぱい入っていて、海苔もパリッと乾いた別次元の代物なんだけど、私の中でのおにぎりはもっとこう、石というか、米を握ってつぶつぶ感をダメにしてしまうそういう工程と思う。お父さんが何故かよくおにぎりを作ってくれて、でも奴はものすごく握力がすごいから、米というか一緒に握り込んだ空気ごとギュッというかメコッという感じで、いつも台無しおにぎりにしてしまってた。握力が強いからおにぎりが圧縮されるというのはちとおかしな話で、おにぎりのふんわり感と成人した人間の無慈悲な握力の間には制御を担う脳がある…

  • 美味しくないお店

    9月8日また駅前のまずい喫茶店に入ってしまった。海老ピラフを食べたけどまずかった。米と言おうか加熱具合といおうか、絶妙なバランスを持った総合的まずさでせめてくる。オールラウンダーまずさ。もう行かない。海老なんて言葉久しぶりに書いた。私の日常生活に存在しないのだな、海老は。気にしなくなったけどこの二つの文字をエビと発音することにものすごい抵抗があった。更に言えばイカなんてイカだよ、書けないけども。日本語を最初に考えた連中は頭がおかしい。いや、おかしくなくとも私よりI.Qは低いはずだ(6×4=24だ!)。

  • 切符の買い方

    9月5日 定期忘れてった、損した。切符の買い方をカンペキに忘れてしまった。お金を入れた後、プラスチックの四角を押せば良いのだったが。この知識も小学二年のときから更新されてないな。四角て。いやしかしてチャージとは。ところで今や私の周りなんてほんとプラスチックや金属の四角とか丸ばっかりよな。

  • 戻ってくる現金のこと

    9月2日 現金が戻ってくる可能性がありますというのを電車の広告がやってて、それを見て、足がガタガターって震えた。怖くないですか?

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