愛知県名古屋市・御用水跡街園～春の証を求めて②

桜への思慕の念は尽きず今日も会いに行くことにした。「来週はもう無理だろう」こんな切迫感が身を襲う。向かったのは、御用水跡街園だ。ここは寛文三年（1663）、名古屋城の堀の水源として開削されたもの。黒川（堀川）沿いに約2㎞、桜の道が続く。まさに「春爛漫」の光景だ。水面まで及ぶ花は、風に舞っている。忘れるなかれと訴えかけてくるその姿中でも「くろかわにごうきょう」からの眺めは圧巻思わず身震いすらする。満たされた心はまさに明日の活力である。＜所在地＞愛知県名古屋市北区辻本通2（付近）＜アクセス＞名古屋市営地下鉄名城線志賀本通より徒歩10分愛知県名古屋市・御用水跡街園～春の証を求めて②

愛知県名古屋市・山崎川～春の証を求めて①

肩をすぼめて歩く季節が終わりを告げた。春の到来である。俄然、聖地巡礼のモチベーションは高まり、咲き乱れる桜へと向かう。名古屋市営地下鉄名城線「瑞穂区役所前」に降り立ち、桜の名所、山崎川へと歩みを進める。来訪三回目。つまり、名古屋の単身赴任三年目を迎えた、ということだ。大阪単身赴任の四年間を加えると都合七年、家族を思う気持ちは、今も絶えない。住宅街を抜けると、桜は今年も見事に咲き誇っていた。2時間ほどかけ、ゆったりと愉しむ。来年も、この桜を見ることになるのだろうか。＜所在地＞愛知県名古屋市瑞穂区田辺通3（付近）＜アクセス＞名古屋市営地下鉄桜通線瑞穂区役所前より徒歩7～8分愛知県名古屋市・山崎川～春の証を求めて①