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2019/03/30

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  • J1リーグ 第9節 サガン鳥栖対鹿島アントラーズ【なぜ鳥栖は勝てないのか】

    最初は試合を通してのレビューを書こうかと思いましたが、勝てないのでなんで勝てないのかざっくり考えました。 ここまで9試合を終えて得点5失点10の得失点差−5です。失点に関してはリーグで5番目に少ない。得点は言うまでもなく… 今回は失点について考えていきます。失点10のうち60分以降に失点したのは8点になります。これはかなり多い。60分で先制される、追いつかれるのは精神的にかなり重く、しかも今シーズンに至っては大体2枚くらいの交代が既に行われており、そこからまた、交代カードを切って戦術を変えるとチームとしての統一感がなくなる。 それでしかも60分過ぎになると体力的にもしんどくなる。鳥栖の得意な形…

  • J1リーグ 第8節 サガン鳥栖対FC東京【全てが繋がった試合】

    意外なスタメン構成でしたが、ドンゴンと樋口はうまくやってくれましたね。今後使わないといけない結果を残したのではないのでしょうか。 そして石井は前節に引き続きゴールもですし、森下へのどうぞシュートまで持っていってくださいと言わんばかりのパスでこちらも重要な駒になってきました。 殴り合いを申し込んできた東京 色々な見方はあるだろうが、東京はレアンドロ、ディエゴ、永井で前線にプレスをかけてきたがうまくハマらなかった。秀人が随所に降りてきて数的優位を最終ラインで組み立てていたし、松岡もうまく顔を出して引き出すことができていた。うまくはめられたときでも高丘のサイドへのキック精度は今シーズンで1番良く、最…

  • J1リーグ 第7節 サガン鳥栖対C大阪【石井が最後のピースであって欲しい】

    なんとなく石井決めそうな日だなと思ったら本当に決めた。 だから彼を好きになったし、ここでも多めに書いておこうと思った。 柿谷がいた前半はとにかく鳥栖から見て左サイドを数の力で殴り倒してさらに個の力で息の根を止めるそんな攻撃だったし、柿谷やっぱうまい。 清武はトップの位置だったけど、落ちてきて、デサバトと縦関係を結んでいて、細かいパス交換から逆サイドに展開して相手を広げつつ清武自らも逆サイドに流れ、柿谷と絡んでいく厄介な攻撃を見せてきた。 清武、柿谷に気を取られすぎると高い位置をとる両SBに展開されるとかで、昨シーズンアウエーで勝ったものの内容的にはほぼやられていたような状況になる可能性もあった…

  • J1リーグ 第6節 サガン鳥栖対清水エスパルス

    初めてメインS席で観戦したような気がしますが、明輝監督の声が聞こえたり森下がタックル成功したときの雄叫びだったりが聞けました。 何より選手の動きが見えやすかったので今後はサポーター席以外もありだなと思った次第であります。 空いているエリアを共有する鳥栖 清水の守備時のシステムは4−2−3−1で前からプレスをかけて奪いたいという意図が見えた。 そうなると鳥栖としては中央は数的不利になってしまいパスを出しにくい。ただ、ボランチ脇が必然的に開いてくることになり、鳥栖としては意識してそこを狙えていた。 この試合左のハーフスペースに小屋松が位置していたが、小屋松はボランチ脇で受けることを非常に意識してお…

  • J1リーグ 第4節 サガン鳥栖対サンフレッチェ広島【梁を好きになった】

    5,000人上限ですが、やっと観客が入れるようになり、私もわくわくしながら見にいきました。実際にわくわくさせられるような試合であったのも事実ですが。 リモート応援についてはせっかく観客がいるのでなくてもいいかなあと思うところはあり、拍手だけでも充分選手を鼓舞しているように感じました。 何回もセカンドボールを回収した際に観客が拍手を送る光景はなんだか素敵だなと思ったし、保護者のような気持ちにもなりました笑 この試合で初めて梁を見て感動して震えたので、その凄さを言語化しつつ、レビューしていこうと思います。 鳥栖のフォーメーション変更 前節までは数字で表すのであれば、4−1−2−3(守備時4−4−2…

  • J1リーグ 第3節 サガン鳥栖対ヴィッセル神戸【何かの意味を持つ可能性はなくない】

    自分たちのミスが多くミスがなければ前半から押し込めていたかもしれない。ただ、後半のミスでいえば共通認識を持ったミスであるようにも感じたし、共通認識を持ちすぎたが故の失点だったかもしれない。 多くの得点は望めない鳥栖にとって大事なのは当然失点しないこと。そして得点を全員で狙いに行くタイミングではないでしょうか。この2つは75分まで出来ていただけに点が取れなかったのは非常に悔しかった。だからこそ松岡のあの表情、そして明輝監督の試合後ミーティングだったのではないでしょうか。 神戸の圧倒的ボール支配 支配されてボールを追いかける展開になるのは力関係から見ても容易に予想はできていたはずであり、誰よりも追…

  • J1リーグ 第2節 サガン鳥栖対大分トリニータ【実は前半よりも後半の方が良かった】

    お久しぶりです。やっと会いたかったものに会える週末がやってきました。 試合自体は敗れてしまったのですが、前半はやれると感じた方は多いのではないでしょうか。ただ、試合を見返すと明輝監督も話してたように後半の方がやりたいような形でやれていたように感じ、後はどう相手ゴール前までにボールを運びシュートまで持っていくかという課題が見つかったような気がします。 せっかくなので試合中聞こえた指示も交えながら書いていきます。 いつも通りの大分トリニータ 大分の守備時の守り方の基本は5−2−3であり、この辺は昨年と変わっていないように感じた。なので鳥栖の攻め方は3枚の相手前線を掻い潜って中盤2枚の脇にボールを運…

  • なぜサガン鳥栖はフォーメーションを変えたのか

    久しぶりの投稿です。 新型コロナウイルスやサガン鳥栖の良くないニュースが多く流れる中で不安な日々を過ごす方が多いかと思いますが、少しでも明るい材料を届けようとタイトルにあるなぜサガン鳥栖はフォーメーションを変えたのかを考えたので、これから書いていってリーグ再開まで期待の持てるイメージを皆さんに植え付けていきます。 ・4-4-2とは 昨シーズンまで使っていたフォーメーションである4-4-2についてまずは考えていきたいと思います。4-4-2は中央を閉めるような並びになっており、中央にあるゴールを狙ってくる相手に対して守りやすいです。 また、中盤と最終ラインは4人ずつおり、スライドしてスペースを埋め…

  • サガン鳥栖対川崎フロンターレ

    ・両チームスタメン 両リームとも今シーズンから4-4-2から4-3-3での新システムとなった。ただ、同じ4-3-3といっても攻撃の展開、守備の展開の仕方は全く異なるところではあり、攻撃のところでいえば鳥栖はそこまでリスクを負わずテンポを川崎のリズムに合わせないようにしているように感じた。守備のところでいえば人数をかけてでも中央は締めて川崎のパスコートを遮断していた。その結果無失点ではあったが、攻撃のところではいまひとつ新システムの効果を発揮できなかった。 ・鳥栖の守備 鳥栖の守備は左右非対称の守備であった。ドンゴンが田中のパスコースを遮断、本田は谷口にボールがでたときはプレスへヨンウは登里にワ…

  • サガン鳥栖メンバー紹介(背番号33から最後まで)

    36 高橋 秀人 顔小さいイケメンだし知的。その割にゴールが決まったとき感情が高ぶりめっちゃゴール裏煽ってくるときもある情熱家。かつて所属していたところのサポーターから惜しみない拍手が送られるのは彼の人格もあるのだと思う。本職はボランチだが、手薄になったセンターバックを昨シーズンは担った。無難にこなすことができるのはさすがではあったが本職のポジションでもう一度みたい。 38 宮 大樹 当初いた神戸では正直不安定なプレーが目立ったし層の厚さから水戸へレンタルにだされた。ただJ2では割と無双していた感じにもみえたのでJ1でどこまで輝けるか。 41 松岡 大起 昨シーズンブレイクした鳥栖ユース出身の…

  • サガン鳥栖メンバー紹介(背番号22から33までプラスチアゴ)

    9 チアゴ アウベス ごめんよ…忘れていた…悪魔の左足と言われるくらい左で蹴るボールがえげつない。右サイドに置かれてからのカットインで入っていって左足使うパターンがあるあるすぎてちょっと読まれてるところもあるけどそれを考えても素晴らしい左足を持つ。 22 小屋松 知哉 昨シーズン京都でバリバリ活躍して個人昇格した選手。主に左サイドで使われて、スペースに向かってうまくドリブルしていきシュートまでもっていく印象がある。昨シーズン見てて髪の毛が…と思ったが、いじっていいやつだったらしく安心した。 23 本田 風智 鳥栖のアンダーから上がってきた選手。なんかがっしりした体型だなと思ってる。あんまり試合…

  • サガン鳥栖メンバー紹介(背番号12から21まで)

    12 板橋 洋青 若いゴールキーパーだが、ユースでは一目置かれる選手だった。あるサッカーライターの方は板橋がいれば鳥栖はキーパーにしばらく困らないだろうとまで言っていた。それくらいいい選手だが自分は試合を通して見たことないので早く見てみたい。 13 小林 祐三 通称ぱんぞーさん。右サイドバックを長年務めてきた選手であり、彼はピンチになりそうな場所に素早くポジションを移し、うまく守る。ドリブルでの推進力は原より劣るかもしれないが、ポジショニングの良さ、スペースの走り込みは長けている。個人的には1番好きな選手かもしれないし、自分が付けていた背番号と同じなので勝手に親近感が湧いている。あとチャントが…

  • サガン鳥栖メンバー紹介(背番号1から11まで)

    皆さんお久しぶりです。 ブログを書いていない間はほんの少しだけ戦術のお勉強をして、後は全力で遊んでました。(仕事はほぼ頑張っていない…) 開幕までもう少しというところなので完全なる主観で今シーズンの鳥栖のメンバーを紹介していこうと思います。 とりあえず背番号順で紹介します。 1 守田 達弥 昨シーズンまで松本山雅でばりばりレギュラーだったゴールキーパー。シュートへの反応の速さはトップクラスかと。松本山雅ではいっぱいシュート飛んできて大変だったかもしれないが、安心してくれきっと鳥栖でもたくさん飛んでくる。 2 原 輝綺 通称はらてる。 昨シーズン新潟から移籍してきて主にサイドバックで結構スタメン…

  • サガン鳥栖対清水エスパルス

    ・両チームのスタメン ・狙い通りの前半 スタメンで鳥栖は金森を出してきたが、その狙いとしてはロングボールをSBの裏に出し、そこでCBと競争させて陣地回復かつシュートまでもっていくことだった。 引き分け狙いは考えていないという鳥栖ではあったが、後ろで繋いでのミスで失点はしたくないという意図は感じられたし、そういう意味では前半は全体を通して狙い通りの展開だったかもしれない。 ・エスパルスの攻撃パターン 鳥栖は狙い通りの前半ではあったが、エスパルスは攻撃のパターンは作れていた。主に前線4人のうち1人が引いて受けてそこを起点にする攻撃が目立った。特に河井がハーフスペースで受けて起点を作る動きが厄介であ…

  • サガン鳥栖対コンサドーレ札幌

    ・うまくいかなかった前半 鳥栖はうまくプレスを嵌めたかったが、全く嵌らなかった。 札幌はCBが広く開いてCHの2人はどちらかが降りてくるパターンは取らず、ミンテ、クソンユン、福森、深井、宮澤の5人で回す形を取っていた。 金崎が主に宮澤についていたのだが、深井はだれが見るのかというところが曖昧になっており、小野、松岡がいくにしても降りてくるチャナティプを気にしてがっつり嵌めにいくことができなかった。 結局、図のようにひし型の形で、回されて鳥栖のプレスは無効化され札幌のペースにもっていかれた。 結果論だが、個人的には前半初めから用意していた金森を豊田の代わりに使うのも有りだったのかなとも思えた。前…

  • サガン鳥栖対松本山雅FC

    ・なぜ無失点に抑えることができたのか 実に久々のクリーンシートでの勝利。なぜ無失点に抑えることができたのか。その要因は2つあると思う。 まず1つ目はもちろん原の貢献度の高さ。 原のタスクはまず相手CBにFWと共にプレスをかけることであった。できるだけ繋げさせることなく蹴るだけの攻撃にもっていくことができた。 基本的に前線にプレスにいくときは縦を切りながらいくことになっていたがそうなると相手WBへのパスコースが空くことになり、松本としてはそこが逃げ道となる。 原がプレスバックすると松本のIHが降りてきてパスが繋がり前線への道筋が見えてくるが、そこは原川がスライドしてスペースを埋めることで対応して…

  • サガン鳥栖対横浜Fマリノス

    ・ティーラトンの偽SB やっかいだったのがティーラトンのポジショニングだった。 パターン1 このパターンは通常の偽SBの形で内に絞るパターンであるが守備強度の高い松岡がマークにつくことができそれほど怖くなかったし、福田が前プレスをかけるので横浜としては出し所がなく、窮屈そうであった。 パターン2 蹴るだけの形を避けたいマリノスはティーラトンを外に配置してくるときがあった。 松岡の守備の基準はティーラトンであるためそのままお付き合いすることになり、松岡の空けたスペースを使われる場面があった。 こういうシーンを見ると横浜は全員でスペースを空けるためにボールを保持しているんだなという意図をもったプレ…

  • サガン鳥栖対ジュビロ磐田

    ・両チームスタメン ・両チームの前半 ジュビロ磐田 前半のジュビロはやりたいことが正直分からなかった。今野を下げてダウン3の形をとるがSBはそこまで高い位置を取るまでもなく、鳥栖のSHの前でボールを受けてしまいそこでやり直しをするという選択が多かったように見えた。 高い位置を取らなかった理由としては前線の豊田、金崎、クエンカ、福田のショートカウンターを恐れてたのか、ポゼッションを高めて何かをしたかったのかだとは思うが、結果的には高い位置を取らなかったためにジュビロは失点してしまったと思うし、ポゼッションを高めて何がしたいのかよく分からなかった。 鳥栖の先制点 まず11分に鳥栖が得点できた理由と…

  • サガン鳥栖対FC東京

    ・両チームスタメン 鳥栖のジョンス、福田、豊田の起用は前からガンガン守備に行きたいためと思われたが、実際その通りになり、球際のところで激しいバトルが繰り広げられることになったが、Jリーグ公式のハイライトはシュートシーンないなら切り取るわといわんばかりに前半のハイライトはすべて切り取られてしまってた。 ・ジョンスのボランチ起用の効果 ジョンスのボランチ起用で主に2つの恩恵がありました。 1.逆サイドへの展開がスムーズにいく 前半は三丸への逆サイドへのパス、後半はヨンウへの逆サイドのパスを淡々とこなすことによって東京サイドからみれば嫌な攻撃になっていました。 普段CBをしているからか遠くを狙ったパ…

  • サガン鳥栖対ガンバ大阪

    ・両チームスタメン ・ガンバ大阪の狙い 鳥栖のプレスのかけ方は4-2-4気味で特に遠藤、井手口には自由にはさせないという意図が見えました。金崎はコース限定させ、金崎がボールが出たところで追うという役割分担も上手にできていました。 4-2-4のプレスでいくとSHとSBの間があくことになり、プレスがうまくかかっているときは良いのですが、遠藤のポジショニングによって、主に左サイドで倉田が間で受けたり、宇佐美が降りてきて受けたりと起点にされるのは多かったです。 これが右サイドでもやられたら厳しいところでしたが、ガンバの左サイドの質の高さによりどうしても左での攻撃の方が迫力はありました。鳥栖としては左サ…

  • サガン鳥栖対ベガルタ仙台

    この試合の流れを変えたのは小野だと思い、そこにスポットを当てたいため今回のブログは小野の投入の後半から書きます。 ・小野の投入で流れが変わった理由(前回に引き続き) 小野の投入で4-4-2からボール保持時4-1-4-1非ボール保持時4-5-1にシステム変更を行いました。 ボール保持時、小野とクエンカは左サイドでハーフスペースとその外側を使い合う関係を見せており、仙台からすると非常に捕まえづらくマークの対象が曖昧になります。 結果としてなんとか人につこうとするあまり、仙台のラインがずるずる下がるようになり鳥栖の時間を作り出すようになります。 さらに小野がスペースを生み出すところで他の選手と違いを…

  • サガン鳥栖対ヴィッセル神戸

    ・スタメン ・全くはまらないプレス 鳥栖が狙っていたのは図のような形で両SHがCBとWBの間でコース切りをして奪いきるという展開だったと思います。 しかし、実際はワイドに開く両CBに持ち上がられたり、飯倉含めて4バック化することで神戸はなんなくプレスをかいくぐります。 左サイドはヨンウの裏をイニエスタが使い、松岡が行きたいところですが、酒井も気にしないといけない立ち位置のため飛び込めず、数的不利を作られます。 逆サイドも西が幅を取る山口の代わりにライン間に入ってきて終始パスを引き出し数的不利を生み出されます。3か所で数的不利が発生している状態となり、そこからのズレで鳥栖は相手に攻め込まれること…

  • サガン鳥栖対湘南ベルマーレ

    ・両チームスタメン 鳥栖は金森がスタメンには欠かせない存在になってきました。金井が即スタメンとなり、「なんでそこに金井」が見れるかと思ったら最後の最後に見せてくれました。 想定外だったのが開始早々原川が負傷退場してしまい福田が投入されました。 ・落ち着かない展開から鳥栖のペースへ 前半15分までは落ち着かない展開でした。この落ち着かない展開というのはどんどん前に走っていく湘南のペースにもっていかれることを意味します。 15分から落ち着かせたのはポストプレーで今節大活躍の金崎でした。 豊田、トーレスが出場しておらずロングボールに対してのターゲットがいませんでしたが、相手より先にポジション取りをし…

  • サガン鳥栖対セレッソ大阪

    ・両チームのスタメン 鳥栖はFW金森が初スタメンとなり、左SBは原に代わり三丸が久々のスタメン。 セレッソはデサバトが久々のスタメン復帰。個人的に前回対戦したときいいなと思っていた1人。 ・厄介なセレッソの左サイド セレッソは清武のいる左で作って攻めていくという意識があります。 ただ、攻撃の際の左、右、中央のサイド比率はほぼ均等であり、その理由としては左が詰まったら迷わず逆サイドに振るという選択をしていたからです。 また、縦パスをもらう意識も強く、FWの2人はゴールを決める役割というかあくまでも前の方で組み立てに参加する一部という意識が強いようで、特に奥埜は低い位置で受けて前を向いた選手に落と…

  • サガン鳥栖対大分トリニータ

    ・両チームのスタメン 鳥栖はいつもの4-4-2かなと思われましたが、片野坂監督が試合後インタビューで想定外と語ったように並びとしては4-1-4-1に近い並びでした。 明輝監督は特に変えていないというように語っていましたが、相手を嵌め込むために自然とこのような並びにたどりついたのだと思います。 ・大分のビルトアップの形 鳥栖は前回大分と戦ったときに両サイドに開いた最終ラインからWBやIHに通されまくってなにもさせてもらえなかった苦しい過去があります。なぜそうなったかというと鳥栖は単純に4-3-3の並びで前から嵌めていきましたが、大分は最終ラインを4枚でそろえているため簡単にプレスの網をかいくぐれ…

  • サガン鳥栖対鹿島アントラーズ

    ・両チームのスタメン 鳥栖は小林→三丸、秀人→新加入のパク・ジョンス、ヨンウ→福田、トーレス→豊田となり守備をしっかりしつつ、三丸のクロスに期待してたかとおもいます。 新加入のパク・ジョンスのいきなりのスタメンは驚きましたが、早めに使っておくことで今後の不測の事態に備えたかったのかもしれません。 ・前半の戦い 両チームはそこまでハイプレスにいくことなく最終ラインから入ったところで厳しくプレスにいくためどちらが主導権を握ることなく試合は進みますが、鹿島は一つ一つのプレーが丁寧で例えばボールを相手を背負ったときに必ず落として受ける味方がいる関係を作っていたり、空いたスペースを使う関係性が作れていた…

  • サガン鳥栖対広島

    ・両チームのスタメン 鳥栖は4-4-2で福田に代わって松岡が入りました。 広島は3-4-2-1で前回鳥栖と戦ったときのメンバーとは何人か代わっていましたが基本的な戦い方は変わってはいないように感じました。 ・広島の試合巧みさ 鳥栖は前半早々2トップとクエンカで嵌めようとしたが、広島はそれに応じる形でCHの1枚を下げ、プレスを回避するようになります。 常に1枚下げるわけではなく状況に応じて下げる形で2トップしかプレスにこないのなら3人で回して前進を図っていました。 そのため鳥栖は前からの積極的なプレスはそこまで行わずブロックを組みつつ相手のIHやCHにはいったときに厳しくプレスにいくようになりま…

  • サガン鳥栖対清水エスパルス

    3連敗という中でどうしても負けられない戦いでしたが、勝ちきることができました。試合内容はどっちに転んでもおかしくない内容でしたが、こういう試合を勝てるようになると降格圏からも抜け出してくるでしょう。 ・両チームのスタメン 鳥栖はトーレスが久々のスタメンで結果としてはこの起用が大当たりになりました。 また、三丸に代わって原になりましたが、この起用の意図としては切り返したときにクロスをキーパーに向かう方に蹴れたり、クエンカに戻して組み立てたりとすることだったかと思います。さらに言えば後述しますが、右利きだとインナーラップで入ってきてそのままシュートにまで持ち込めることも加味していた可能性もあります…

  • サガン鳥栖対コンサドーレ札幌

    トーレスの引退発表というショックなニュースがあって迎えた札幌との試合でした。結果としては3連敗となってしまいました。前半何もさせてもらえませんでしたが、後半の修正力で同点に追いつくかという展開まで持って行けました。今回は主になぜ後半修正できたのか、そして最後にトーレスについて述べたいと思います。 ・両チームのスタメン 札幌は3−4−2−1でボール保持時は3−2−5や2−3−5で攻撃的であり、また、前からその並びのまま前から奪いにくるのである意味守備的でもあります。世間で言われるところのミシャ式。正確なクロスを左から上げられるので福森がキーマンになるかと思いましたが、今節は欠場でした。 鳥栖は今…

  • サガン鳥栖対浦和レッズ

    サッカーって紙一重の戦いですね。前節も勝っててもおかしくないのになあっていう試合でしたが今節もそのような試合でした。こういう試合をものにできるかが上位に絡んでいける要因です。じゃあどうすればいいんだという話なんですが、結局はチームとしての成熟度が関わってくるような気がします。そんな意味でも分析には意味があるのではと思いつつ書いていきます。(私が分析したところで意味があるかわかりませんが笑) 目次 1.両チームのスタメン 2.浦和の守備 3.鳥栖の守備 4.鳥栖の攻撃 5.前半総括 6.後半総括 7.まとめ 1.両チームのスタメン 鳥栖は前節から両SHのクエンカ、安在に代わって小野とヨンウ、FW…

  • サガン鳥栖対セレッソ大阪

    今節は金崎が報われると信じていましたが、叶いませんでした。あと少しのところでしたが、、、個人的にはロティーナ監督でどうセレッソが変わったのか気になっていました。きちんと見るのは初めてでしたがさすがだなという印象しかなかったです。かつてのセレッソは個人のフィーリングでやるイメージでしたが、今ではしっかり組織で戦うチームになっていました。そんなセレッソ大阪相手にうまくいっていたように見えましたが、実際はそうでもなかったかも?と思えたところも多々あったのでそうしたところを踏まえながら書いていこうと思います。 目次 1.両チームスタメン 2.両チームの狙い 3.効いていたデサバト 4.鳥栖の左サイドで…

  • サガン鳥栖対鹿島アントラーズ

    サッカーは何が起こるかわからない。数秒で天国と地獄へ。 前節は三丸、今節は豊田が報われる結果となりました。今節の、いや、今までの豊田の守備の貢献報われて当然の結果かもしれません。今回は豊田の守備の貢献度、得点シーンそして最近大好きな松岡に焦点を当てつつ述べていこうと思います。 目次 1.両チームのスタメン 2.両チームの狙い 3.松岡に見られる成長 4.金崎の使い方 5.得点シーンの考察 6.試合総括 1.両チームのスタメン 鳥栖はスタメンが固まってきて変更点はドンゴンに変わって金崎がスタメン 鹿島は安西が怖いし、三竿はいいところでボールを刈りとるし、レオシルバは持ち運びうまいしで全体的にバラ…

  • サガン鳥栖対サンフレッチェ広島

    連勝。大きすぎる勝利。この試合負けてしまったらまたこのパターンかとか思わざるをえないところでしたが勝ちました。勝利の立役者三丸は、前監督の下で、守備のタスクが明確ではなかったので曖昧な守備で不安な内容でしたが、明輝監督の分かりやすい守備の連動で再び輝きを取り戻しているように見えます。 ということで、テンション高めですが冷静に見直して分析していきます。 目次 1.両チームのフォーメーション 2.両チームの狙い 3.松岡とクエンカの違い 4.右サイドの約束事 5.前半、後半の総括 1.両チームのフォーメーション 鳥栖は前節から並びは同じで4−4−2、金崎に代わってドンゴン。怪我の影響とも言われてい…

  • サガン鳥栖対ガンバ大阪

    3点を取り見事な勝利で無得点、連敗という長く暗いトンネルをようやく抜けました。もしも今節も無得点でしたら負のスパイラルに陥り、降格が見えたかと思うくらい今年を占うゲームだったかと思います。そんな中、出場したすべての選手が全力を出し切り、サポーターを含め、全員で勝ち取ったゲームだったのではないでしょうか ・両チームのスタメン 鳥栖は4−4−2の並びで原が外れ、小林が右SB、そして福田キャプテンの久々の復帰でした。 一方ガンバ大阪は今シーズン4−4−2か4−2−3−1の並びのようですが、今節は4−2−3−1の並びでスタートでした。 ・両チームの狙い ガンバの狙いとしては、4−2−3−1の並びだと奪…

  • サガン鳥栖対大分トリニータ

    試合開始前まさかの明輝コーチが監督代行との知らせ。 明輝監督のコメント通り準備不足が否めなかったように見えました。 ここ10試合の中で個人的にはワーストの試合だったと思います。 一方大分はさすがだなと、サガン鳥栖がシーズン前、本来やりたかったサッカーを見せつけられ、蹂躙されてしまいました。 大分に対して、何もできないサガン鳥栖を見て、悔しかったですが、一番辛かったのは選手たちです。まだ何も終わってないし、ここからリスタートで頑張りましょう。 私も頑張って見返して大分から学ぶべき点などをまとめましたので、サガン鳥栖サポーターは悔しい気持ちを押し殺して読んでもらえれば嬉しいです。 目次 鳥栖の全く…

  • サガン鳥栖対湘南ベルマーレ

    鳥栖は、点が取れない、というよりゴールまでの道筋が見えてこない 考えすぎて、シンプルな攻撃すらできなくなっているように思えた試合でした。 一方、湘南はシンプルでわかりやすい攻撃を繰り返しており、 さらに持ち前のハードワークで鳥栖からゴールを奪いました。 今回は、footballista 5月号に「ゲームモデル」とは、という記事があり、 そこから鳥栖が直面している状況が読み取れたので引用して紹介したいと思います。 「ゲームモデル」 湘南スタイル 5バックへの対処方法 原川の使い方 最後に 1.「ゲームモデル」 「ゲームモデル」とは、 ①監督の持つビジョン ②効率的にプレーするためのプラットホーム…

  • サガン鳥栖対松本山雅FC

    まさかの今節も点が取れず、3連敗となりました。 徐々にレベルの上がっているJリーグでは、戦力が整っていても少し歯車が狂えば泥沼にはまってしまうこととなり、まさにサガン鳥栖はその泥沼の膝まではまったように思えます。 開幕から1点しか取れてなく、その1点で1勝をしたのですが、その後も良い流れを引き継げなかった悪い結果が自信のなさに繋がっているように見えます。 ネガティヴな書き出しとなりましたが、今回も分析してみたので良かったらご覧ください。 スタメン 松本山雅FCの守備プレス サガン鳥栖のビルトアップの出口は? 5バックへの対処法 1.スタメン 初のクエンカとトーレスのWスタメン 藤田のコンディシ…

  • サガン鳥栖対川崎フロンターレ

    点が取れない、勝てないそんな週末。 なんとか勝たせてあげたい…そんな安西先生の言葉を借りたくなるような試合でした。 ◻︎形になってきた攻撃 ◻︎鳥栖の組織的な守備 ◻︎川崎の修正力 ◻︎今後の課題 ◻︎形になってきた攻撃 ①義希の効果的な飛び出し 4分32秒の前半早々義希が長い距離を走り、相手CBの前に走り込むでチャンスが生まれました。 このシーンでは秀人が降りることでCB2枚と合わせて3枚、それに対する川崎は小林、知念の2枚で鳥栖は数的有利を保てています。 義希は1度真ん中で受けようとしましたが、小林と知念が真ん中を締めたので、そこでボールを受けるのは諦めました。 一見すると川崎は4-4-2…

  • サガン鳥栖対ベガルタ仙台

    なんかベガルタ仙台って嫌なイメージしかないんですよね。なぜか。そんな中で0-3の完敗でした。 仙台の試合の分析は正直せんだいしろーさんとかのほうがはてしなく優れているので、細かいところはそちらの方々に任せるとして、自分のサッカーIQを高めるためにも今日は ①質的優位②位置的優位③数的優位④グループの優位性について話したいと思います。 とはいいつつも最初に試合の批評を軽くしたあとにこの4つについて述べます。 目次 ⑴支配率高めだった鳥栖 ⑵4つの優位性 ①質的優位②位置的優位③数的優位④グループの優位性 ⑶原川の最適ポジションはサイドなのか? ⑷まとめ ⑴支配率高めだった鳥栖 今まで戦った相手に…

  • サガン鳥栖対横浜マリノス

    前節初勝利となり勢いに乗っていきたいサガン鳥栖。一方横浜マリノスは前節トリニータに敗れてしまったものの、昨年よりはポステコグルーの考えが浸透しつつ強さを増しています。 そんな中、なんとか勝ち点1をもぎ取った戦いでした。マリノスの動きが複雑すぎるので、なかなか分析はしづらいのですが、それなりに分析してみたので良かったら読んでみてください。 目次 ①鳥栖の意図 ②大分トリニータの戦い方で学ぶもの ①鳥栖の意図 マリノスの攻撃に関して ベースは4-3-3ですが、偽SBを使います。 偽SBとは、SBのどちらかが内に絞ることで中盤を厚くすることができるのでパスの受け手が増える、守備の際はカウンターを未然…

  • サガン鳥栖対ジュビロ磐田

    こんばんわ。 今シーズン不調な両チームで鳥栖としたらここで勝ち点が取れないとなるとどこで勝ち点を奪っていけば良いか不安になるところでした。 1つのターニングポイントと言える試合だったかもしれません。 目次 ①ジュビロ磐田の狙い ②鳥栖の狙い ③福田の存在感 ④祐治退場してから ⑤クエンカの存在感 ⑥今後よりよくするには ①ジュビロ磐田の狙い a.選択肢としては川又に当てて収めてもらう b.アダウイントンを前残りさせて突破にかける まずaの展開は祐治が基本的に競り勝つことができて自由にさせていませんでした。 ポジションを変えて川又が藤田とのミスマッチを狙う場面もありましたが、藤田は競り負けたとし…

  • サガン鳥栖対FC東京

    開幕3連敗となり公式戦4連敗となりました。 厳しい船出ですね… そんな中、今日も分析していこうと思うのでよかったらみてください。 スタメン ・両チームの優位性 両チーム4-4-2のミラーゲームでした。 ミラーゲームは相手と同じ配置なので、ズレが生じにくく、お互いのマークもはっきりしてるので、試合は動きにくいです。実際この試合でもそうでした。 結局試合が動く瞬間は選手個人のところで優位性が出せるかというところでした。 サガン鳥栖の優位性が働いていたところはトーレスとチョドンゴンにロングパスを当てることで収めることができていた点です。 2人は1対1であれば基本的に競り負けず、収めることができていま…

  • サガン鳥栖対ヴィッセル神戸

    目次 ①鳥栖の意図 ②鳥栖の攻め方 ③今後の課題 ①鳥栖の意図 神戸の攻撃時の図のような立ち位置に対して鳥栖は当初4-4-1-1で臨みました。 2CBに対してトーレスが間に立ち、基本的にはカウンターに備え、トップ下の松岡はビルドアップ時にパスを受けようとする三田についていました。ただ、山口も受けようとしてくるので、そこに対してはよしきが前進してパスの出口を塞ぐ意図が見えました。 ただ、やっかいであったのが神戸の新加入選手ダンクレーの存在でした。 トーレスは間に立つだけなのでキーパーからセンターバックのどちらかにパスを出すことは容易でダンクレーから攻撃の組み立てを行なっていました。ボールを持つと…

  • サガン鳥栖対名古屋グランパス 試合分析

    いよいよJリーグが開幕しました。 サガンの試合を見に行きましたが、結果はご存知のとおり0-4で負けてしまい、試合を見直す元気もなかったのですが、頑張って見直してそれなりに分析したつもりなので読んでいただけたら幸いです。 目次 ①名古屋グランパスの攻撃面 ②サガン鳥栖の守備面 ③サガン鳥栖の攻撃面 ④失点シーンの考察 ⑤より良い攻撃をするためには ⑥個人的に良かった選手 ⑦最後に ①名古屋グランパスの攻撃面 基本的には攻撃時2-2-2-4の形を取っていました。 4枚の前線はジョー シャビエル 前田 赤崎が張っていて、このうち1人が降りてきて主にシミッチからのパスを縦関係で受けることで攻撃のスイッ…

  • サガン鳥栖対アビスパ福岡 トレーニングマッチ

    2/16 アビスパとのトレーニングマッチがありました。詳しく書くことはできないので、一般的な話だけしようと思います。 目次 ①アビスパ福岡の戦い方 ②サガン鳥栖の攻撃面 ③サガン鳥栖の守備面 ④カレーラス監督の戦術 ⑤まとめ ①アビスパ福岡の戦い方 思ったことは昨年と戦い方全然違いますね… 色々なところで言われていますが攻撃的でした。 流動的に動き、誰かが開けたスペースに走り込む。これを徹底的にやっていました。 マークも付きにくく、前半はアビスパの思い通りの展開でした。 ②サガン鳥栖の攻撃面 繋ぐときは繋ぐ、無理なときはロングボールでという風に無理に繋ぐということはしていませんでした。両ウイン…

  • サガン鳥栖来季へ

    こんにちは、はじめまして。 私は20代後半で10年以上サガン鳥栖を応援しています。 最近システム、フォーメーションなどを勉強しており、勉強しつつここでみなさまにお伝えできたらと思い、ブログを立ち上げました。 よかったら見てみてください。 そこで、今回は来季の布陣について考察していこうと思います。 現段階で未定部分もありますが、 攻撃のとき 守備のとき まず、基本布陣4-4-2→3-4-3への変化です。 注目すべきは新潟から加入した原輝樹選手の 偽SBともいうべきポジション取りです。 ※偽SBとは→攻撃時にやや中盤よりを位置することでビルドアップに参加し、また、攻撃から守備への切り替えのときに中…

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