chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • 『ブレイキング・バッド』シーズン1からもう一度 その5

    シーズン2も終わり近く。 ネタバレしますのでご注意を。 ウォルターは着実に嫌な人間になっていく。 突然切れて怒りだす。 新しい湯沸かし器を設置するまではよかったけど床が腐っているのを発見して床下のカビを撲滅しようとし家族から嫌な目で見られる。(しかしこれ私も同じようなとこある) ガンが寛解と告げられ足を洗うことを決意するもそれは全治ではないので手術を勧められ再び金儲けが必要となる。 とはいえそれはウォルターが選んだ道でもあるのだ。 そしてスカイラーが突然産気づくがこの時もウォルターはメスを金に換える必要に迫られスカイラーのメールを無視して闇の仕事を選択する。 つまり「家族のため」と言いながら家…

  • 『ブレイキング・バッド』シーズン1からもう一度 その4

    シーズン2も半ば。 ネタバレしますのでご注意を。 嘘をつき続けるウォルターに嫌気をさしたスカイラーは自分自身も「勝手に生きよう」と自由に動き始める。 家族奉仕をしようとするウォルターを無視して元の職場に復帰する。そこにはかつてスカイラーと〝なにか”があったらしい社長がいる。既婚者だった彼が離婚して独身になっていた。 大きなおなかを抱えているスカイラーだがその男性は彼女に今も好意を持っている様子でありスカイラーもまんざらではないと見える。 麻薬製造と販売に本腰を入れていくウォルターは家族に迷惑をかけたくない、財産を残してあげたいという思いだ。 まあそれが口実にすぎないことはやがてわかる。 ここで…

  • 『ブレイキング・バッド』シーズン1からもう一度 その3

    シーズン2に突入。 あっさり怖ろしい世界へと突き進む。 当たり前だよね。麻薬とそれを大量に売りさばくために大物麻薬組織とつながったのならもう普通の生活などできるわけもなく。 ネタバレしますのでご注意を。 既にネタバレだったのか。 この段階ではまだ小悪党のジェシーと小市民のウォルターという構図は保たれている。 しかし嘘をつくウォルターという存在が確立していく。嘘の上に嘘を重ねていくしかない。 ほんとサラマンカ一族が怖い。 このあたりアメリカ人製作者がいかにメキシコ麻薬組織に恐怖を抱いているかもしくは悪の権化に仕立てようとしてる気はする。 かつては共産主義ソ連でありさらにナチスだったけど今は南米麻…

  • 『ブレイキング・バッド』シーズン1からもう一度 その2

    再鑑賞すると本当に物語が見えて面白い。 ネタバレしますのでご注意を。 地獄へと突き進む『ブレイキングバッド』も最初の頃はほのぼのしている。 というのはおかしいいけど。 しがない高校化学教師のウォルター・ホワイトは発癌し経済的に困窮する。しかしかつて共同経営者だった友人夫婦からの援助を拒みメタンフェタミンを精製することで大金を稼ぎ始める。 相棒は以前ウォルターの生徒だったジェシー・ピンクマン。 最初の頃のウォルターは気が弱く周囲の人たちから軽んじられている。とはいえ彼は非常にプライドが高くそのためもあってすぐに嘘をつく癖があるのだ。こうした彼の特性が犯罪へと進ませていく。 そうした布石があちこち…

  • 『ブレイキング・バッド』シーズン1からもう一度

    シーズン5の最後まで再鑑賞しました。その前が気になってシーズン4・3の最初を観てみたのですがやっぱりますます気になって結局シーズン1から観なおすことにしました。 そりゃそうだよねえ。 ネタバレしますのでご注意を。 最凶のシーズン5を観てから1を観るとウォルターのあまりの違いに驚く。全くの別人だ。 凶悪犯になる前のウォルターは堅物で気が弱くて奥さんのスカイラーの尻に敷かれ息子のフリンにからかわれている。 金がないために洗車場(後で買い取る店だね)でバイトして罵られ高校では生徒に軽んじられてバイト先でその生徒の車を洗う羽目になる。勿論爆笑される。 ウォルターとジェシーの出会いも確認。 テンポよく進…

  • 『ブレイキング・バッド』シーズン5 その3

    なんだろねこのおもしろさ。 ずーっと嫌な話しかないんだけど。 面白くない人生こそが尊いってことかな。 ネタバレしますのでご注意を。『ベター・コール・ソウル』についても。 ほんとに覚えてないんだけど時々「あっここ知ってる」ってなるんでやっぱりちゃんと観てたみたいです。 しかしこの内容を覚えてないっていうのはどういうことなんだろうか。 よほどぼーっと観ていたのかそれともあまりの怖ろしさに記憶から消してしまったのか。 大金山積みの強烈なインパクトで終わりかと思ったらジェシーが地下牢(?)から脱出する場面でも蘇りました。あそこはハラハラしますからね。 主人公のウォルターが完全な悪党(言葉悪く言えばクソ…

  • 『ブレイキング・バッド』シーズン5 その2

    こりゃ観てないな、と思っていましたがあの場面で「やっぱり観てたわ」と思い知りました。あの場面は強烈ですからね。 ネタバレしますのでご注意を。 あの場面というのはウォルターが妻スカイラーに「ちょっと来て」と言われ貸倉庫に連れていかれ山積みになった札束を見せられる場面です。 そもそも中流家庭生活を送っているウォルターが突然闇稼業で金儲けをしてしまったら金の使い道がないわけです。 第一ウォルター自身がさほど贅沢な生活を望んでいるわけでもなく金のかかる遊びを求めているわけでもない。 とりあえずは不自由なく暮らせる家と生活水準があったわけですから困るわけでもない。もともとは自分自身の癌発覚で家族を困らせ…

  • 『ブレイキング・バッド』シーズン5

    『ブレイキング・バッド』観ていたつもりだったけど『ベター・ソウル・グッドマン』観て自信がなくなり再鑑賞。 というかまじで初鑑賞かもしれない。 しかしそんなことはもうどうでもいい。おもしろい。 もう一回最初から観るかなあ、と今思っています。 さっと観ただけで解るドラマではないよね。 もう一度観たからと言って損はない。 とにかくシーズン5観てから決めよう。

  • 『ベター・コール・ソウル』その17

    途中の感想を書くことができず最後まで鑑賞しました。怒涛の最終章でした。 ネタバレしますのでご注意を。 実を言うとこの最終パートの途中で人生をゲームのように楽しむ人間の喜びを謳いあげた作品だったのかと書こうとしていました。 しかし進行するにつれソウル・グッドマンことジミー・マッギルは袋小路に入り込んでいきます。 頭脳明晰と思えたジミーはどんどん手詰まりになっていき自ら罠にはいりこんでしまうネズミのような存在になってしまった。 モノクローム映像になってしまうのもあって彼は惨めに年を取ってしまったように見える。 結局堅物で嫌な人物に見えたチャックが言っていたことは正しかったのでした。ジミーはどうして…

  • 『ベター・コール・ソウル』ベターその16

    シーズン6#5鑑賞中。 ネタバレしますのでご注意を。 主人公のひとりが結末を迎えました。 まあそうなるしかないということだけど・・・ナチョが死んでしまった。 しかも自殺。 自分の頭を撃ち抜いて。 いやこのメキシコパートマジでスリリングでした。とはいえ嫌なパートだった。ほんと暗黒街とかシンジゲートとか麻薬組織とか嫌いなんですよ。そういう問題じゃないけどね。 一方のキム&ジミーはハワードを追い詰めるというふざけたことをやってますがこれがどういう方向に進むのか。ジミーではなくキムのほうがやる気満々でハワードを茶化そうとしている。 こわいなあ。 ついにハワード業を煮やしてジミーにボクシングで決闘を。最…

  • 『ベター・コール・ソウル』その15

    もう最近ないほどはらはらした。 ネタバレしますのでご注意を。 シーズン6に突入しました。 つまりラロの暗殺に失敗しました。 そしてそれはナチョの危険を意味しています。 そしてキムとジミーの危険が消えていないということでもある。 それはすべてジミー自身が引き起こしたことなのだ。 彼がラロを釈放した。 いったいどうなるんだ。 なのにキム&ジミーはヘンテコな復讐に情熱を燃やしている。 いったいどうなるんだ?

  • 『ベター・コール・ソウル』その14

    驚きの展開です。 ネタバレしますのでご注意を。 シーズン5#8まで鑑賞。 キムとジミーの状況はこんがらがっていく。 キムは事態をよくするために結婚を申し出る。 そのかわり絶対に彼女に対して嘘をつかないと約束させる。 ジミーはその約束を守るが彼はどんどん危険な道を進み続ける。 ジミーの道とサラマンカの道が重なる。 そしてキムの恐れていた事態へとつながっていく。 やっぱり普通に生きたほうがいいんだよ。 生兵法は大怪我の元。 それでもキムは力を尽くしてくれる。

  • 『ベター・コール・ソウル』その13

    まあ最初からきつい展開ではあったんだけどどん底を超えてきつくなっていく。 ネタバレしますのでご注意を。 キムは結局メサ・ヴェルデを手放すのかな。 ジミーはついに「ソウル・グッドマン」となる。 シーズン5#4まで鑑賞。 一番つらいのはマイクだな。孫娘に対してカッとなって声を荒げてしまい嫌われた。一度失った信頼は取り戻せない。 腕っぷしには自信があるが過信してケガを負う。気づいたらなぜかメキシコにいたという。 キムはジミーのペテン才能に嫌気を感じながらもいざとなると期待してしまう。 メサ・ヴェルデが計画する土地に居座り続ける老人。立ち退きを勧めなければならないキムは良心の呵責でジミーに老人側の弁護…

  • 『ベター・コール・ソウル』その12

    いやな感じになってきました。 ネタバレしますのでご注意を。 紆余曲折ながら懸命に進んできたのに嫌~な道に入っていっています。 全面的に。 やはりこれまっすぐに生きることの難しさですね。 ジミーが少しずつ変な兆候を示しだす。 キムはその変化に気づいて矯正したいと思うけど自分自身もそれに引きずられてしまう。 こういう形で人間はおかしくなっていくのだと見せられているようだ。 もちろんまだ私には結果どうなるのかよくわかっていない。『ブレイキングバッド』の記憶がもうないので。 ジミーは良い人だった。でもそれで傷ついてしまったことが彼の心を濁らせてしまっている。キムはその濁りを感じ取っている。 マイクも利…

  • 『ベター・コール・ソウル』その11

    シーズン4#6まで鑑賞。 いやすごいな。上がったり下がったり上手くいったりダメになったりほんとに飽きさせない。 ネタバレしますのでご注意を。 やっぱりキムを好きになってしまうよねえ。 物凄い成功を自分の力で勝ち取ったのにだからこそか人助けをしたいと思う。そうだよなあ。力なき人々を助けたい。 キムのイケメンぶりがきわだつ。 三枚目担当ジミーも楽しい。 このキャラクターは何と言えばいいんだろう。すごく良い人なのに常に悪さを考えている。日本にはほとんどいないキャラクターだよね。悪戯好きな善人?退屈しない人物です。 マイク。こちらもこちらで良い人だけど常に悪事を働いている。 世界はどう進むかわからない…

  • 『ベター・コール・ソウル』その10

    シーズン4#3まで鑑賞。 うわーいつのまにかシーズン4に。あっという間に進んでしまいました。一か月で観終えるのかと不安でしたがなんのこたない。 夢中で没頭して止めたい気も起りませんでしたからね。 ネタバレしますのでご注意を。 本作最大の敵?とも言えるチャックが焼身自殺、という驚きの結末です。 しかも仲違いしたまま。ジミーは仲直りを申し出ましたがそれすらチャックには腹立たしいことでした。まあチャックの気持ちもわかります。 別々の場所で別々に生きていたらこうまでチャックを苦しめることもなかったのに。 とはいえジミーはチャックを見捨てることができずそれゆえ彼を追い詰めてしまった。そして優秀なハワード…

  • 『ベター・コール・ソウル』その9

    はまるってこういうことなのだと実感しています。いやこんなに夢中になってしまうってまだあるんだな。 ネタバレしますのでご注意を。 シーズン3-10まで鑑賞しました。 とんでもないことになってしまった。 優秀すぎるキムがぼんやり運転で事故ってしまったのだ。 というかまあジミーの分まで稼がなきゃと思ってしまったのは間違いないはず。 「メサ・ヴェルデ」以外の案件まで背負って考え事をしながら運転しはっと気づいたら道を外れてしまっていたのだ。 というのはやはりメタファーなのだろうな。 というならチャックが家を壊し始めたのもメタファーか。 そしてナチョも追い詰められていく。 ナチョがヘクターを暗殺しようと毒…

  • 『ベター・コール・ソウル』その8

    シーズン3#7観ています。 せつない・・・。 貧乏暮らし・・・笑える。はh。 調子づいている時はどんどん行けだけど一度落ち込むとほんとドツボにはまっていく。 小金を稼ごうとしてうまくいかずディスカウントして自分をますます苦しめることになるのだよね。 ネタバレしますのでご注意を。 キムはジミーを見捨てられず裁判でチャックと戦う。 ふたりの作戦は危ういながらもチャックを追い込みチャックからジミーをどんなに恨み嫌っていたのかという言葉を引き出す。 ジミーにとっては苦い味わいながら自分の罪を最小限に抑えることができた。 しかしさすがのジミーも今度ばかりはチャックを許すことができなくなった。裁判後チャッ…

  • 『ベター・コール・ソウル』その7

    人生はままならないなあ。 良かれと思ってやったことが悪い方向へ導いてしまう。 どうなんだろう。 これを観ているとそもそもジミーはチャックと離れていればチャックの世話を焼かないでいればとも思います。 しかしジミーはだからこそジミーなのでしょう。心底優しくて人を見捨てては置けない人なのです。 とはいえだからこそチャックはジミーが憎くてしかたない。 皆がジミーの優しさに惹かれているからです。 昔はよくこういう「お人よし」が描かれていました。悪さをしても失敗をしても「お人よし」だからなぜか憎めない、という人物が。 一方チャックは頭脳明晰で仕事ができますが「お人よし」ではない。「正義」の人だが「お人よし…

  • 『ベター・コール・ソウル』その6

    このドラマにはまれるのはやっぱりキムがかっこいいからだろうな。 しょぼいおっさんジミーの良き相棒であり愛する女性であり愛してくれる女性がこんなにステキな女性であるというのは確かにファンタジーだとは思いますが。 ネタバレしますのでご注意を。 最初から充分面白いのだけど進むほどさらに面白くなっていく。 今回面白かったのはやはりチャック。 非常に優秀な男性なのに電磁波アレルギーで隠遁生活に甘んじている。 彼の弱点は弟のジミーだ。優秀な自分とは雲泥の差である愚かな弟にどうしても勝てない、という思いがチャックを苦しめている。 もしジミーが惨めな人生を歩んでいたらチャックは幸福だっただろう。 しかしそうそ…

  • 『ベター・コール・ソウル』その5

    マイク。ハードボイルドオヤジがかっこいい。好きです。 ネタバレしますのでご注意を。 ハードボイルドオヤジもチャラオヤジもどちらも損ばかりして生きていますな。 そしてなぜかチャラオヤジ・ジミーを見捨てずにいるキムの頑張りが一番見ごたえあるパートです。 いや全員まじでハードモードな展開すぎる。 これ見てたら絶対自分はぬるま湯につかっているわと思ってしまうのではなかろうかと。 皆さんにもっと安楽に生活してほしいですわ。 もう少しゆるく生きていってもいいんじゃないかな。なんていってしまえばこのドラマの面白さなくなってしまうけどね。 つまり面白い生活っていうのは過酷なのか。

  • 『ベター・コール・ソウル』その4

    シリーズ1鑑賞完了。 1の最終話壮絶でした。 しかしなんだろう、元気がもらえた気がするw そして第2シーズンに迷わず突入。 情けない男の話から狡賢い男の話へと移り変わっていく。 こういう数学的な脚本は日本では映画ドラマアニメによらずお目にかかれない。 日本人は数学的人間ではないのだろうなと思います。 本作ではジミーの物語とマイクの話が交互に出てきます。マイクストーリーは計算的ではなくて恐怖と人情が芯になっています。怖いのだけどこちらのほうが温かみがある。 その二つが織り込まれていくのが本作の面白さの一つなのだと思います。

  • 『ベター・コール・ソウル』その3

    チャック・マッギル、ジミーのお兄さん。電磁波アレルギーで引きこもり生活を余儀なくされている。 ネタバレしますのでご注意を。 ただただおもしろい。 まあいろんなことを考えますよ。 たとえばちょい前に「自分はヒーローじゃなくて脇役だから」的な言葉を読んでそんなことって?と思いました。まあこれ主人公を演じるのは荷が重いから脇役のほうが気楽的な考えでもあるのかもしれませんがこのドラマを観てわかるのは「たとえヒーローではなくても人は皆脇役ではいられない」ということなんですよね。 脇役なら気楽、かもしれませんが人は皆主役を演じなければならないってことです。 その主役はブラピやシガニー・ウィーバーみたいなか…

  • 『ベター・コール・ソウル』その2

    手前のおっさん、マイケル・"マイク"・エルマントラウト 。向こうの情けない顔の主人公ジミーと真逆に凄みのある風貌でかっこええ。なのに駐車場管理人いったい何者。 ネタバレしますのでご注意を。 おっさんおっさんおっさんのドラマ少し中年女。 こんな登場人物ばかりで面白いドラマが作れてしまう。そして気になって観てしまう。 出てくるエピソードはみんなしょぼいか怖ろしくて目を塞ぎたくなるか。 だけど目を開けて見るしかない。 ジミー、ほんと情けないけど話し相手になってくれる女性がいるのがとんでもない。 こういう男で話し相手になってくれる異性がいるかどうかでまったく心理は変わってくるのではないかと思ってしまい…

  • 『ベター・コール・ソウル』

    ついに鑑賞始めました『ベター・コール・ソウル』 関連ドラマ『ブレイキングバッド』はかなり前ですが鑑賞完了しています(のつもりです)もうすでに詳細は覚えていませんが。 面白くなかったらどうしようかと恐れながら観始めたのですが冒頭数秒で面白いのが解りました。 なんなんだろう。おもしろいかどうかは本当に数秒で解るんですよね。あの映像あの雰囲気間違いないとわかるのです。 というわけで観続けています。 ネタバレしますのでご注意を。 どうしようもないほどかっこ悪いおじさん弁護士、ジミー・マッギル。今だけじゃなくて昔からずっと情けない男のようですが巻き込んでしまった若者たちを見捨てなかったのは感心しました。…

  • 『はだしのゲン』中沢啓治

    初めて読みました。 なぜ今まで読んでいなかったのかというと絵が怖くて手に取れなかったからです。もちろん原爆を題材にしてその恐ろしさを描いた作品ということで怯えたのもあります。 それで生涯避けていたのですが近年になってネットで様々なエピソードをアップされているので少し絵に慣れてきたのもあり最近になって広島市教育委員会が教材から外したというニュースを知ってこれはさすがに見ておかねばならないとついに手に取りました。 ネタバレしますのでご注意を。 読み始めてすぐに思ったのは想像していた恐怖とはかなり違っていたということです。 物語が一つのことを細かく描写するのではなく起きた出来事を次々と追いかけていく…

  • 『火狩りの王』その4

    #7「邂逅」 今期放送アニメがほとんど受け付けなくて予約もどんどん外してしまった中これだけは楽しみにしています。 いったいなにが気に入っていったのか他と何が違うのか自分でもよくわからないのですがとりあえず書き出してみましょう。 アニメにありがちな笑いを誘うギャグがない。これ重要で私が結局『鬼滅の刃』がダメだったのは度々入るギャグが無理だったのでした。アレ抜きの『鬼滅の刃』出してほしい。 全体にシーンとしている。うるさくない。 目が込み入っていない。今風の描きすぎ目が苦手。 ペタンとした背景が良い。 動きすぎないアニメーション。派手な動きがないのがほっとする。 となんだか「~でないのが良い」が並…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、ガエルさんをフォローしませんか?

ハンドル名
ガエルさん
ブログタイトル
ガエル記
フォロー
ガエル記

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用