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  • 『わるいやつら』野村芳太郎

    以前だったら絶対観ない気持ち悪い映画なのですが野村監督シリーズで鑑賞しました。 のつもりだったのですが昭和の見本を描いたような映画として見ごたえありました。 情念と呼ぶのか不気味な男女の愛憎劇が今観ると不思議な感情に思えてなりません。男女のこうした情交は今存在するのでしょうか。 ネタバレしますのでご注意を。 若い頃はこういうおぞましい男女の情交話が気持ち悪くて観ることができませんでした。今でも好きなわけじゃないのですがむしろ今は無くなってしまったように思えて絶滅した何かを見るような気持ちで鑑賞しました。 事あるごとに煙草を咥えライターで火をつけ煙を吸い込む。 男は女と見れば尻や乳房を触りSEX…

  • 『Yuzuru Hanyu ICE STORY 2023 “GIFT” at Tokyo Dome』

    自分が日ごろ選んでいる作品とは大きく違っていたので不思議な感覚でした。 ネタバレしますのでご注意を。 私はSFやミステリーが好きな世界でアイスショーはそういう世界観と波長が合うと思いますがこの作品は羽生結弦氏の私小説的(と思わせる)内容でした。 観客のほぼ全員がそうした虚構の世界よりも羽生結弦自身の心を観たいと思われているのでしょうからこの選択は正しいのかもしれませんが私としてはこの舞台でそれは勿体ない気もします。 というかきっと羽生結弦という人は人生がフュイギュアそのものでその心の中にはそれしかないのかもしれません。 そして観客もそれを見たいと願っているのなら外野が意見する必要はないはずです…

  • 『疑惑』野村芳太郎

    初鑑賞と思っていたら途中で記憶が蘇りました。昔観た時はまったく興味がわかなくてそれで観たことすら忘れていたのですが今回鑑賞でこんなに面白かったのかと呆れました。たぶん子どもだっただけですね。 ネタバレしますのでご注意を。 前回の『事件』とほぼ似たような「いかにも怪しいと思える人物が実は」設定の裁判ものなのですがこちらの方が断然面白くよくできているのではないでしょうか。 やはり野村芳太郎監督は松本清張原作のほうが合っているのかもしれません。 なんといっても悪女鬼塚球磨子=桃井かおりと国選弁護人佐原律子=岩下志麻のやり取りが楽しくてたまらない。こんなに愉快な日本映画は最近まったく観ていない気がしま…

  • 『事件』野村芳太郎

    あまたある映画の中から観たいものを探しても見つからず。何故かこの作品にたどり着いてしまいました。 他の映画は冒頭で飽きて観ることができなかったのになんとなく観てしまいました。 と言っても本作はかつて多数受賞している映画でレビューも良いので当然と言えば当然なのでしょうが。 観ていて楽しかったわけでもなく面白くもなかったのですがなんとなく観てしまった、というの本音です。 思えば野村芳太郎監督という方を今までそれほど考えたことがなかったのですが監督作品としては『張り込み』『ゼロの焦点』『砂の器』『鬼畜』『震える舌』とはっきり言って「嫌な話」ばかり映像化している人に思えます。(ほとんどこれ松本清張です…

  • 『Ⅹファイル』その8

    シーズン1ep24「三角フラスコ」 シーズン1最終回です。 ネタバレしますのでご注意を。 『Ⅹファイル』の本道「地球外生命体」ストーリーです。 変な話ですが私は「地球外生命体」はほとんど興味がありません。『Ⅹファイル』が好きなのにその本道には興味がないっていうのはどうでしょうか。 この回でディープスロートは暗殺されⅩファイルは潰されてしまいます。 が、スカリーはこの回で地球外生命体の存在を信じそしてモルダーは「決してあきらめない」決意をします。 ディープスロートの「誰も信じるな」の警告。 そしてどうしようかなと少し迷ったのですが結局他にこれというのも見つからずシーズン2へ突入しました。 第二シ…

  • 『Ⅹファイル』その7

    シーズン1ep23「ローランド」 ネタバレしますのでご注意を。 大学の掃除夫として働いているローランドはいわゆる知的障碍者なのだが実はどの学者たちよりも優れた頭脳を持つ天才で停滞していたか問題を解決しさらに発展させていく。 この回を観て思い起こすのは『グッドウィルハンティング』ではないだろうか。 自分としては記憶には残っていなかったのだけど『グッドウィルハンティング』が1997年公開本作「ローランド」は1994年放送となっているから『グッドウィル』つまりマット・デイモンと相棒ベン・アフレックがこの番組に影響を受けたことは考えられなくはない。 もちろん『グッドウィルハンティング』の価値はその〝ギ…

  • 『Ⅹファイル』その6

    シーズン1ep18「奇跡の人」 一般批評としては平凡なのかもしれませんが私としてはとても記憶に残った作品でした。 アメリカで宗教というものが社会と密接であるのを教えてくれたからです。今となれば見慣れてきたようにも思えますがたぶんこのドラマで最初に認識したように思えます。 胡散臭いおっさんおばさんではなく容姿の良い若者が信者の病を治し人気者となっているというのが他と違う点でありますがそれはこの若者こそがキリストの再来だという仕掛けになっているからでした。 そういう思わせぶりもアメリカドラマとしてはよくある話のようなのですが私はかなり驚いてしまったのでした。 『Ⅹファイル』のような地元地元に密着し…

  • 『超傑作選 ナンシー関リターンズ』

    実はナンシー関氏の名前は知っていたのですがご存命の時にはまったく読んでおらず亡くなってから少しずつ読んだような次第です。 というのは氏が書かれていた題材がTV業界のことがほとんどなのでその世界にまったく興味のなかった私には無縁のもの、と思い込んでいたのでした。 しかしほぼ同年代(一年違い)の生まれで世相を鋭く批判していた彼女の文章が面白くないわけがなく20~30年の時を経て読んでみるとTV&世間知らずの私でも「そうであったな」と思ってしまうわけです。 中でもいくつか特に「そうだったのか」と唸るものありその一つが 「松田聖子の両手握手」 でした。 「両手握手」で検索してもさすがに 「松田聖子が始…

  • 『Ⅹファイル』その5

    『Ⅹファイル』第一シーズンep17「E.B.E 」 本作の基本ストーリーである地球外生命体Extraterrestrial Biological Entityに本格的に迫った回になります。 ネタバレしますのでご注意を。 モルダーの仲間のようなというかそれ以上の「オタク」たちが登場するのが一番おもしろかったという記憶があります。 そして謎の男ディープ・スロート。 世界は陰謀で作られている。 部屋には盗聴器が仕掛けられいつの間にかペンにも。 もっとも『Ⅹファイル』らしいエピソードを一つ紹介してと言われたらやはりこの回になるのでしょうか。 若干ふくらませば一つの映画分の内容になり得る気がします。 ア…

  • 『Ⅹファイル』その4

    シーズン1ep13「海の彼方に」 スカリーの父親が急逝します。 その時にスカリーは父の幻影を見てしまうのでした。 ネタバレしますのでご注意を。 極めて現実主義のスカリーが霊的な力に引き寄せられ揺れ動いてしまう回です。 今回登場する殺人犯はすでに死刑を言い渡された男ですが強い霊能力を次々と示していきます。それを見たスカリーは彼の力で急逝した父親との接触ができるのかもしれないという禁断の欲求を持ってしまうのです。 今回はモルダーが霊能力男をいんちきだと言い張りスカリーを諭す逆転劇が起こります。しかし知れば知るほどスカリーはその男の力を信じずにはおられません。 男の口添えで事件の真犯人が解り被害者が…

  • 『Ⅹファイル』その3

    『Ⅹファイル』といえば日本では説明に「超常現象を扱った」と出てきます。 「超常現象」は「パラノーマルフェノミナン」と英訳されます。この言葉から連想されるものはオカルト的霊的なものですが『Ⅹファイル』はむしろ現実的に進行していきますし、基本が「妹を宇宙人に誘拐された」なので本筋は「宇宙人」「地球外生命体」であり宇宙もしくは地球外から来た「なにものかとの接触」なのです。 これはオカルトというよりは非常に現実的な事柄に思えます。地球外生命体には私はオカルトを感じないのですが。 『Ⅹファイル』を全部見たわけではないので絶対的な評価はできないのですが本作で最も印象的なのは第一シーズンの第3話「スクィーズ…

  • 『Ⅹファイル』その2

    Ⅹファイル続行中。今これ以上興味を惹くのを見つけきれない。 『Ⅹファイル』の特色は様々にあるでしょうがその一つが「本格的な〝男女”バディもの」だと思います。 この〝男女バディもの”という定義は人によって多少変わるかもしれませんが私にとっては「主人公男女が同じ比率で活躍もしくはホームズ&ワトソンのように役割分担の活躍をするもの」であるのが基本条項でしょう。 『Ⅹファイル』はまさしくその両方を満たしていてスカリーとモルダーの完全な両主役と言っていいでしょう。途中からはさらに変わっていくようですがそこは観ていません。 もしかしたら「男女バディものドラマ」の走りかな?と思って検索したのですがイマイチま…

  • 『Xファイル』クリス・カーター

    唐突に『Xファイル』シーズン1始まりから鑑賞しています。どこまで続くかは未定。 1993年から製作された作品なのでほぼ30年前の作品ですが今のところ現在の感覚とほぼ変わらない気がしています。 (それは私が年を取ってからの時間経過だからでしょうか。20歳の人が観たらどう思うのでしょうか) 特にモルダーとスカリーのキャラ設定はほとんど違和感はなくて今観ても魅力的です。 その後さまざまな超常現象ドラマは作られてきました。そのたびに期待してはみるのですがどうしても『Xファイル』以上もしくは同等に興味をひくものはなかったのではないでしょうか。 モルダーの「宇宙人に妹を誘拐された」という物語全般に繋がる設…

  • 『タミー・フェイの瞳』マイケル・ショウォルター

    主演ジェシカ・チャスティンが本作でアカデミー賞主演女優賞を受賞した、などという記憶はまったく残っていなかったので「いったいなにこれ」という鑑賞でした。 冒頭から主人公が何やらとんでもない事件を起こしたことが表されしかもその人がとんでもなくケバイおばあさん(!)だと示される。 ということはこれは実話なのだろう。いきなりネタバレなのだからたぶん皆が知っている(本国アメリカでは)というのでなければこの始まりはないだろう。 後でやはり本作は実話で実際にアメリカで大人気だったTVタレントだったことが解ります。 それもキリスト教伝道師TVタレントとして一世を風靡した人物だったのでした。 レビューを見ると「…

  • 『キャシアン・アンドー』その6

    この物語を操作しているふたりモン・モスマとルーセン・レイエルです。 モン・モスマを中心にまたルーセンを中心にして物語を作ることもできたはずですがチンピラのキャシアンを中心にしたことが本作の面白さですね。 そしてキャシアンの母マーヴァを主人公にすることもできたように思えます。 『アンドー』は進むほどに面白くなっていく作品です。半ばの牢獄のスリルに満ちた興奮する面白さを経て終盤は悲しみと怒りを引き出していきます。 ネタバレしますのでご注意を。 本作中一般的にもっとも有名俳優フォレスト・ウィテカー演じるソウ・ゲレラとルーセンの接触もあり物語は『スターウォーズ』へと近づいていく。 マーヴァの死を知らさ…

  • 『キャシアン・アンドー』その5

    無事『アンドー』に戻ってまいりました。 いやなに「登山モノ」は逃げるわけではなし興味がなくなったわけではありません、というかこれからは意識して観ることができます。と言っても「登山映画」がそのまま傑作であるのは稀有でもあるとも気づきました。 求めているのはむしろ本作『キャシアン・アンドー』の中にあります。 人間が雪山の中でその力を失い、失いながらもなんとかして逃げ延びようとするようにアンドーもまた力を封じられながらもそこから逃げのびようと奮闘する。その闘志を観たくて映画を観ているのだと感じます。 むしろ・・・再鑑賞の再開で気持ちが萎えるのではと思っていたのですが観始めたら面白さでいきなりすっかり…

  • 『薔薇の名前』ジャン・ジャック・アノー

    「登山モノ」を集中的に観ていくと言っておきながらのいきなりの本作ですがwowow放送でついTV鑑賞してしまって語らずにはおれなくなりました。 とはいえ本作は私にとっては「登山モノ」への憧れと恐怖に通じるものがあります。 それは未知なるものへの憧れと恐怖なのです。 同じように感じられる方は同志であるでしょう。 さて非常に難解と言われる本作です。私はその雰囲気が好きで何度も鑑賞しましてやっと今回何かが解った気がしました。まだ手掛かりほどでしょうが。 本作がとても好きな理由の一つはバスカヴィルのウィリアムと愛弟子アドソがホームズとワトソンの関係を思わせるからでしょう。バスカヴィルと聞けばシャーロキア…

  • 『フリーソロ』エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ/ ジミー・チン

    まだ『キャシアン・アンドー』再鑑賞終わっていないのですがどうしても我慢できず本作『フリーソロ』鑑賞に切り替えました。 いきなり何?って感じですが(今まであまりこういうことはないのです)実はここんとこ突然YouTubeでゆっくり動画にはまっていて歴史ものなどを観てた間は全然良かったのですがある時ふいに「ゆっくり登山解説」を見てしまったのです。 「登山」? これまで私は「登山」についてほとんど考えたことはなかったのですがもしかしたらものすごく興味があって惹かれていたのではないか?となんと還暦を迎えて初めて思ったのです。 還暦というのは人生が一周したことを意味します。 ここにきて自分が本当に惹かれて…

  • 『キャシアン・アンドー』その4

    やはり再鑑賞すると少しわかってきます。 特に始まりはディエゴを知っていた私もちょい入りにくい感じがしたしエピソードが単調に感じたのですが2度見るとまったくそんなことはなくてメチャクチャ面白くて2度見る退屈はまったくない。一度でこれが味わえた人はすげえな。 とはいえ初鑑賞でわかりにくく感じた人はもう少し進めばそして再鑑賞すればなおのこと面白さが嚙み締めます。 ところでタイトルロールでもある「アンドー」日本人ならどうしても「安藤さん」安東でも安堂でもいいけど日本人名なの?と考えてしまいます。 スターウォーズep4から(つまり最初から)強い日本テイストが感じられるSWだし本作の衣装にもその影響は色濃…

  • 『キャシアン・アンドー』その3

    再鑑賞始めました。 どーせ一二度観なおしたからと言ってすんなり頭に残るわけじゃないのはわかってます。 少しはつかめているでしょうか。 『アンドー』しかし凄い作品です。 私は思いきり『スターウォーズ』世代でep4最高ですが『ローグワン』そして『アンドー』はその次点というかこの作品を作るためにSWは生まれたのではないかとさえ思っています。 確かにSWが生まれなければ『ローグワン』『アンドー』は生まれ得なかったのでしょうがしかし逆に言えばあらゆる作品に『ローグワン』が存在するのではないでしょうか。 物語には常に過去があり歴史がありその物語を生み出す元があるのですから。 『アンドー』はどんな作品からも…

  • 『キャシアン・アンドー』その2

    ついに続きを観ることになりました。 多くの人が絶賛する本作ですが予想以上に面白く久しぶりに手に汗握る感覚を味わいました。 キャシアンを演じるのはディエゴ・ルナ。 彼は私にとってかつてはガエル・ガルシア・ベルナルの友人という位置づけだったのですがまさかここにきてこんな凄いドラマの主演をするとは思いもよりませんでした。 というのは彼自身の才能が足りないのでは無論なく、アメリカメディアで彼はどうしてもメキシコ人という役割しか与えられないのでは、と心配していたからです。 しかし時は移りアメリカ社会も随分変わってきました。白人アメリカンだけが主役ではないのは当たり前になってきたのですね。 そしてこのキャ…

  • 『火狩りの王』その3

    wowowオンデマンドにて#5#6#7鑑賞しました。 ネタバレしますのでご注意を。 前回でも書いたように極めて女性的に物語が進行していきます。 他の方のレビューを見ると思ったとおりに「つまらない。これが宮崎駿だったら最初からアクションシーンで観る者をぐいぐい引きずり込んでくれたはずだ」「アクションシーンがまるで迫力がなく止まった絵になってしまってがっかりする」などといった言葉が並んでいるのですが製作者はまさしくそこを狙っているのだと思っています。 これまで日本のアニメは男性的動的な作品を好み目指し続けてきたと言えます。その代表こそ宮崎駿であり理想のヒロインはナウシカだったのではないでしょうか。…

  • 『肉弾』岡本喜八

    なんと書いていいのか困っています。これは観方を間違えてしまうとまったく違う答えというか真逆の評価をしてしまいそうだからです。 つまり私たちはこの男にそのまま共感してはいけないのですね。 この男は「馬鹿」なんです。 「こう生きてはいけない」という話なのでした。そこが鍵でした。 ネタバレしますのでご注意を。 主人公の若い男は学識はあるのだけどまっすぐで朴訥ともいえる人格です。ここで私たちはこの男に共感し共に歩もうと思ってしまいますがそれは間違いなのです。 この映画はオリバー・ストーンの『7月4日に生まれて』の系譜の元にあるのです。もしかしたらストーン監督は本作も観ているのかもしれません。 この映画…

  • 『弟とアンドロイドと僕』阪本順治

    本作の感想とか考察とかを書けるような能力はないので鑑賞だけで記録は止めておくかと思ったのですがとにかく鑑賞はしました。 ネタバレしますのでご注意を。 他の方のレビューを見ても「難解だ」「わからなかった」の言葉が並ぶのですが同時に幾つかの「でも好き」という感想もあってまさに私もそういう感じでした。 手放しの「まったく好き」ではないけれどこの世界観は心地よくもあります。 前回の『 ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行』でのレビュー中で 永遠に「最高に心地よい映画」を探し続けるのが一番良いのかもしれない。 と書いたのですが本作は心地よい映画を探す中で確実に手に取って観た一つだと言えます。 最…

  • 『 ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行』マーク・カズンズ その2

    何故私たちは映画を観るのだろう。 私は映画に何を求めているのか。 私はたぶん「自分が知らない世界」を知るためなのだろう。 などといえば狭い小さな世界に住んでいる私にとってはほとんどすべてが知らない世界なのだけど。 都会そして田舎、異国の地異国の人々、宇宙人(と思しき者)さらに美男美女でもあるし極悪非道な者を観て恐れおののきたいのかもしれない。 映画の中では古代にも未来にも西洋のお城にもジャングルの奥地にも行くことができる。そしてそこに住む想像もつかない人々の考えを知ることができる。と思える。 そんな装置なのだ。 そしてどの世界を観たいか、どの人々と出会いたいかのボタンは自分で選ぶことができるの…

  • 『 ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行』マーク・カズンズ

    私が観たのはDVDではなくwowowオンデマンドですが。 映画好きなら自分の『ストーリー・オブ・フィルム』を作ってみたくなるのではないでしょうか。 私もそれなりに作れるのではないかと自負しますw しかしこの落ち着いた語り口で次々と素晴らしい映画そしてそれとつながる過去映画や新しい作品を紹介していく思い入れと技術に感心し憧れます。 映画を観続けていくと次第にそれらがつながり一つの世界を作り上げていく。 製作国が違い年代が違いクオリティが違ってもどこかでつながっていくのだ。 それはテーマでもいいしヒーロー・ヒロインの形でもいいしジャンルでもいい。 この映画のように多岐に渡らなくても自分の好きな映画…

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