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橘あきらさんのプロフィール

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ブログタイトル
吾亦紅
ブログURL
https://burnetfish.blog.fc2.com/
ブログ紹介文
-われもこう- 思いを綴る自由詩のサイトです 詩・写真詩をメインに短歌・俳句なども載せています
更新頻度(1年)

275回 / 365日(平均5.3回/週)

ブログ村参加:2019/03/28

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ハンドル名
橘あきらさん
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吾亦紅
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吾亦紅

橘あきらさんの新着記事

1件〜30件

  • 誰も知らない ひそやかな石を胸に抱いて 此処に居る詩では 何も伝わらなかった言葉など 無力なものだと否定した自分に 返ってきた投げ捨てることもできず誰かに打ち明けることもできず重さに ようよう耐えているこれからも 書いていけるのか書き続けるべきなのか言葉など 無力だと吐いたこの私などが 此処で...

  • 初秋の雨

    予報では 深夜まで降らないと言っていた雨が 大層な勢いで灰白色に 煙る空を見上げて途方に暮れた隠れた人の心は この雨の如く不意に 行いにあらわれて驚かされ 不可解さに苦しむ理由なぞ 追うだけ無駄なのだあの人は 唐突にやって来て好きなだけ 雨をあびせて立ち去った 空を覆う灰色の雲降り止まぬ空を しばらく眺めお茶でも飲もうかと 息を吐くおもてには見えず 見せもせずそれは お互い様なのだから...

  • 連鎖

    ...

  • 悩める子羊

    他者が思いわずらう 事柄を自分は悩まない時も あるのだから心ゆくまで反芻し 悩めばいい自分の思いは 自分だけのもの悩め 悩め 大いに悩め追いつめられて やせ細ったならモデルのようだと 自画自賛たっぷり肉がつく日も いずれ来る「こんな小さなことで」と思うなら些細な悩みを 突き詰められる安定した日常に 感謝もできよう走ったり転んだり また始めたり無様な己の世界であることよと笑って 肯定してやれるまで自...

  • 図書室

    木枠の窓から降り注ぐ 午後の陽斜めに射し込む光線に 埃が舞ってすき間なく並べられた 古い書棚を床に柔らかく跳ねた光が 明るくするぼくは 角にしつらえられた受付で時折 聞こえる校庭のはしゃぎ声をBGMのように 受け流しながら読みかけの本にまた 目を落とす正面にある 第一校舎の二階の窓からぼくたちの教室に面した 廊下からきみが こちらを見下ろしていた外にくらべて暗い あの図書室の中はきみには 見えなか...

  • 苦しい時には

    苦しくなった時には眠る犬の頭を なでるまだ 途方に暮れているあの頃の 幼いぼくがどうしても ほしかった言葉を つぶやきながら眠る犬の頭を なでる気づいた犬が 見上げてぼくは 笑ってみせる今は お前がいるんだね...

  • 黒い穴

    大勢の目にふれるから影響力はあるけれど反論はできない場所で手間も時間もかけて嘘を書き連ねてまで他者を貶めようとする書かれた長い言葉よりその暗い卑しさに心を抉られ 目を瞑る足をとられ同じ穴に引きずり込まれぬよう...

  • 子と母

    「おかあさぁん まってえぇ」「おかあさぁん おかあさぁん」すべてに濁点のついた 泣き声で小さな子供が 全身で母を呼ぶああ 怒らせちゃったねぇ最初は微笑ましく 聞いていた何がそれほど 気に障ったのか子供の叫びは 一向におさまらない母に迎えに来てほしいのだろう声の距離で 立ち止まったと解るかぶせるようにして 先を行く母親が 突き放したようにわめく子供の声は 聞こえなくなるまで母を呼び求めて 泣いていた...

  • 穂波【再掲】

    あちら側には もう行くこともないけれど時折 これでよいのかと迷う時もある限られた世界で 書き綴ってゆく意味を見失っては あちら側を眺めることもある誰が訪れてくれるというのだろうか誰が心に感じてくれるというのだろうかそれは あちら側からの招待状のように或いは籠もる心持ちを 試すかのように時たま 強く吹きつけては去ってゆくこのような矮小な事柄に向き合う余裕が持てることこそが 今の幸せなのだと頷きながら...

  • パワーチャージ

    疲れた時には 好きなお茶を飲む買ってはみたものの いまいちでも もったいないから飲みきるそんなお茶は 後回しにして本当に好きな お茶だけを飲む美しいルビー色の フルーツティグレープフルーツの 香りの緑茶お気に入りの ガラスポットになみなみと アイスティを作って明日を楽しみに 眠りにつく...

  • ...

  • せせらぎ

    急な流れに 翻弄されてくるくると回る 木の葉がやがては 穏やかに流れていくように逃れて抜け出た 靴の泥を岸辺の まるい石で拭いあと味の悪さを 息で吐く今はもう 誰もいないただ一時 聞こえなかったせせらぎの音だけが何ら変わらずに響いている ...

  • ゴッホ

    賞賛の ほんの一部でも生前に 届けられていたなら生活の糧を 案じることなく好きなだけ 絵の具を買い自由に 描くことができたなら痛ましく 絵画をみるけれども それではこの絵は 描かれることはなかったかもしれない...

  • みんな

    「みんながそう言っている」その「みんな」って誰?「それは言えない」せいぜいが数人の同類で「みんな」なんて いない矢面に立つ度胸もないのにでも思い通りにはしたい卑怯者はいつも同じ手を使う...

  • パフェ

    誰かの 何気ない言動に別の誰かの 心ない言動に自分ほどに 相手は悩んでいないと 思いつつその人が 友人と楽しげにパフェを食べているのを見るまでは 納得できずそして 実際に目撃するとやはり ひどく傷つくあの人 今ごろ 忘れてパフェとか 食べてるだろう納得できない気持ちはいったん 置いておいて自分は自分で もっと大きいパフェ 食ってやるもんね負け惜しみでも 虚勢でも強がりでも やったもん勝ち...

  • 一瞬の交錯

    どうしているのだろうとそっと様子を見に行く本心はうかがえないけれどすべては はじめからなかったかのようにきれいさっぱりと痕跡すら 洗い流されているそれなら それでいい悪い想像はしないよう努めてそっと 帰ってきたこれから時間が経って糧にできたと 思えたならまた 縁もあるかもしれないさようならぼくたちは それぞれの道に再び戻り 歩いてゆく...

  • 夏の記憶

    恋をしたというにはぼくたちは 近すぎた恋を知らない頃からともにいたから 今さら恋とは思えなかった遊ぶことなど ほとんどなかったけれどエメラルドの波間に飛び込んだきみが堤防の上で荷物番をするぼくを振り返るふるさとの小さな灯台の赤と抜けるような空の青ときみがたてる 波しぶきの白こんな晴れた暑い日はあの日のことを思い出す振り返ったきみは 少し照れくさそうに仲間には 知られぬようにぼくに 手を振っていた...

  • もう 誰にも読まれることはこの先 ないのかもしれないと打ち慣れたキーを 叩いている当たり障りのない 現実的で堅実な将来を 答えていたけれど本当は 隠遁者になりたかった邪魔も攻撃も されることなく誰もいない 静かな自然の中で安らかに 晴耕雨読の日々を送る此処は そういう場所だった幼い頃から夢みていた 安寧の地何人とも 深くは交わらず草雲雀のように ただひとり歌うそっと舞い戻り その地がなおいるべき場...

  • 理想郷

    どちらが いいか悪いか正しいか誤っているかそういうことではないのだろうと 思う誰もが 傷つかない誰もが 完全に満足する理想郷は やはりなく合う者たちが 集まり明るく にぎやかな場所で静謐に 閉ざされた場所でそれぞれに 生きるなら少しは 誰もが安楽にいられるのかもしれない...

  • 誰も 悪くない

    未だ濁る 静かな水底に遅れて届いた 小さな箱をそっと 開けてみるととりどりに 美しく輝き澄んでいた筈の 大切な珠が短い棘と熱を 帯びていた否定されたと感じた 衝撃が見慣れた場所を もしか失う焦燥と おそれが(そうであるなら 有難く)怒りに変わり 棘となり意図せず 否定に繋がった人もまた 傷ついただろうあの時 励ましてくれた聡明な人も いるのだろうかもしも できることなら浮かび上がった この世界でま...

  • これから

    ただ 伝えたいと願った人にやはり 断ぜられたと感じた時は 確かにあった自身の言葉が 信条が誰かの否定となり得ることに誰かを傷つけ得ることにせめてこの場で言ってはならないことに友情ゆえに 気がつかなかったあなたの考え方を 否定はしないけれど人々の怒りは 正当であるとも思うあなたまでも含め誰もが 無用に心を乱されたどちらにも袖を振ることはできない離れる人を 縛る権利もないただ 何ごともなかったように「...

  • Cocoon

    鈍い音を立てて 石が投げ込まれ翠玉色の湖面は 飛沫をあげ波紋が広がり 醜く濁った時折 通りがかる人が微笑んでまた 行き過ぎてゆくだけの誰もいない 静かだった世界では言葉を 紡いではいたけれども現実の自分を 顕わにして繋がり語ることは なかったのにだんだん だんだん 息が詰まり何も 書けなくなってしまったそれは 欲を出したおのれの所為今は 膝を抱えて荒れた世界に丸くなって 泥の散る水底に居る...

  • 言わぬが花

    それほど親しくはなかった級友にたまさか 再会した「あなたは 私をいじめなかった」「ふつうに 接してくれた」「いじめを やめさせてくれた」そう 嬉しそうに 言われたけれど私はただ 面倒だっただけなのだいじめなど 低俗でくだらない取り柄のない暇人のすることだとそんなことより 自分のことで手一杯不愉快な光景が 視界に入ることが自分の邪魔だっただけなのだそして偶々それを止める力が あっただけなのだ「あなた...

  • ショベルカー

    従順な首長竜の如くきしみをあげて土ほるショベルカー...

  • 両者

    心配してもらえると解っていて心配をかけたくないと黙っている心配される筈がないと解っていて期待をしないように黙っている同じような苦痛を受け続けてやるせない気持ちを抱えていても前者と後者は まったく違う...

  • 自分

    「自分がないのか」「自論はないのか」おもてに見えるものだけがすべてであると考える者が小馬鹿にして嘲笑う自分もある 自論もあるけれど 見せれば叩かれる叩かれ続けて隠すのがうまくなった何もないふりをして笑うのが うまくなった...

  • 現代病

    自分の ほしい物を自分の ほしい時に自分の ほしいだけ手に入らなければ逆上して喚き散らす...

  • 世界平和

    ぼくたちは 裸では生きていけない飢えない 最低限の食物では雨風をしのげるだけの 茅屋ではもはや 満足はできないぼくには 本も音楽もお茶もぼくの犬のための食べ物も 必要でそれは誰かが用意してくれたもの飢えて哀しい眼をする 異国の子も追いやられて諦めた 難民たちも領土や覇権を賭けた 殺し合いもぼく自身が 見たくはないからだからこそ 世界は平和であれと自己中心的な 理由からであっても祈り努めることは 悪...

  • 冥福

    苦痛の海に 溺れる者は命の大切さなど 考えないただただ 楽になりたいこれ以上 苦しみたくない自ら死を選ぶ人間は もうふつうの状態ではないのだ生きたくても 生きられない過酷な状況で 必死に生きるそんな他者のことは 考えられず視界にも 入っていないただ 生きているだけで苦しい日々を終わらせた人にかつての自分を重ねて胸の内で問い 語りかける「楽になれましたか」と...

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