chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
未知なる心へ https://ameblo.jp/nomimata/

アラフィフの会社員。学生時代は統一教会の信者でしたが、平成7年に脱会しました。統一教会での体験や、日々気づいたことなどを書いています。

大学生時代に統一教会に入信し、5年後に脱会。その後も真理を求め続け、立正佼成会を経てテーラワーダ仏教にたどり着きます。しばらくヴィパッサナー瞑想に傾倒していましたが、最近はノンデュアリティ、老荘思想等、仏教にこだわらず幅広く学んでいます。

ミクラス
フォロー
住所
茨城県
出身
茨城県
ブログ村参加

2019/03/28

  • 父の死

    1月13日の金曜日、父が亡くなった。享年87歳。最後の二カ月ほどは完全な寝たきりで、デイサービスにも行けなかった。介護保険の適用で車椅子を借りたものの、結局、…

  • 新しい元信者の方のブログです

       まだ12月22日にブログを始めたばかりの、元統一教会信者の方のブログです。  わたしと同じく、原研(原理研究会)出身の方ですが、年代的にはわたしよりも後…

  • 「夢~Dreamer」を書き終えて(補足)

    この話は、以前書いていた「わたしと統一教会」の前の話でした。これを書くことによって、カルト宗教にはまっていく青年の心理というものを描きたいと思ったのです。  …

  • 夢~Dreamer~(26・最終章)

    ビデオセンターに通い出したのが、9月25日。そして、入教(原研の寮に入って、共同生活を送ること)を決意したのが、11月27日。  この二か月の間、様々な葛藤を…

  • 毎日更新が途絶えました

    7月26日から続いていた、ブログの毎日更新、昨日でついに途絶えました。  昨日は夜勤明けでしたが、なかなかブログを書く気が起こらず、そのまま夜になって。遅番だ…

  • 夢~Dreamer~(25)

    夏を前にして、大道塾にも日本拳法にも、今一つ集中しきれていなかった。二つをかけもちしているから、中途半端になっているのかもしれなかった。  相変わらず、試合に…

  • 一年半

    最近、時の過ぎるのが早く感じる。わたしは今、52歳だが、齢をとればとるほど早くなる気がする。一年と言わず、二年三年も、あっという間に過ぎ去っていく感じ。  つ…

  • 夢~Dreamer~(24)

    自分がいったいなにを求めているのか、分からなくなってきていた。わたしにとってすべてだと思っていた、伊藤みどりへの愛。しかし、その道は固く閉ざされていた。  し…

  • 腰痛

       写真は、家にある逆立ちマシン。足首を挟んで、ぐるっと一回転する仕組みである。四年ほど前に、仕事での腰痛対策に購入したのだ。  これを使うようになって、腰…

  • 悪質な献金とは

    「悪質な献金」を防止するための法律を検討していると、ニュースで見た。  だが「悪質な献金」とは何だろうか? この定義は意外と難しいと思う。なぜなら、実際に献金…

  • 夢〜Dreamer〜(23)

    わたしの伊藤みどりへの思いは、冷める時もあれば盛り上がる時もあり、不安定になっていた。そんな中、名古屋スポーツセンターで伊藤みどりも出演する演技会があり、それ…

  • 毎日更新

    7月26日から、ブログの毎日更新を継続しているので、もう四カ月近くなる。  別に更新が途切れても、誰に迷惑がかかるわけでもない。それでもここまで続けてきたのは…

  • 夢~Dreamer~(22)

    実家に帰ったわたしはさっそく、卒業アルバムを調べてみた。だが「佐藤」という姓の女性は意外と少なく、二人しかいなかった。そのうちの一人は、一度同じクラスになった…

  • 夢~Dreamer~(21)

    大学生となって初めての春休み、一度は帰省したものの、一週間程度で名古屋に戻ったわたしは、大道塾での初勝利を期して、次の試合に向けた稽古に励んでいた。  この頃…

  • カメラの練習

    今日は勤務ですが、日曜日はほとんどやることがないので、この前買った一眼レフカメラの使い方を勉強していました。これまでほとんど、いじる暇がなかったんですよね。 …

  • 息子の就職

    この話、前にも書いたかもしれないが、計画留年した次男の就職が内定した。たしか、8月頃だったと思う。  それで今、月に数回、研修に行っているのだが、そのことにわ…

  • 夢~Dreamer~(20)

    年の暮れに、茨城に帰省したが、年が明けたら試験が始まるので、1月4日には名古屋に戻った。それからしばらくは、試験勉強を中心に過ごした。  試験は一月末で終わっ…

  • 何でこんなに疲れているの

    昨日今日と、久々の連休でしたが、ずっと休めなかっただけに、やることが盛りだくさん。  昨日は夜勤明けで朝10時頃に帰宅。午後は水戸のバイク屋へ修理に出していた…

  • 運命を受け入れる

    わたしが何度も転職を繰り返してきたのは、これまでもブログに書いてきた通りである。だが、実はわたしの妻も、二か月ほど前に転職し、新しい職場に通っている。  妻は…

  • 火葬場~悲しい職場

    わたしが一昨年まで働いていた火葬場に求人が出ていた。知人に連絡して確認したところ、やはり、先月に一名退職したとのこと。さもありなん、と思った。  わたしもここ…

  • 夢~Dreamer~(19)

    伊藤みどりに花束と手紙を渡せたわたしは、しばらくの間、有頂天だった。わたしはファンレターの返事が来ることを、今か今かと待ちわびて、毎日ポストをのぞいていたが、…

  • 夢~Dreamer~(18)

    「全日本フリー選手権」は、11月2日と3日に行われた。2日がショートプログラムで3日がフリーである。当然、わたしが焦点を合わせたのは、3日のフリー演技終了後だ…

  • 夜勤はつらいよ

    わたしは今の警備会社が三社目である。といっても、最初の二社は結婚直後の二十代の時だったから、かなりのブランクがあった。  わたしは今までやってきたのも、今やっ…

  • 夢~Dreamer~(17)

    一回戦負けに終わった西日本大会の一週間後、日本拳法の中部地区新人戦があった。これは個人戦はなく団体戦のみで、名古屋近郊の各大学が競うのである。出場できるのは1…

  • 夢~Dreamer~(16)

    この秋には、わたしにとって大きな目標がたくさん控えていた。まず、日本拳法部の夏合宿があり、その後、昇級審査会と中部学生新人戦。あと大道塾の西日本大会である。 …

  • 父の衰え

    今日、補聴器の調子を見てほしいといわれて、実家へ行った。実家は徒歩でも五分ほどの距離である。病院から帰るという時間に合わせて行ったら、ちょうど、姉の車に乗って…

  • 夢~Dreamer~(15)

    茨城に帰ってきたのは入学以来だったが、家にいても、何もやることがなかった。わたしが使っていた部屋は、すでに弟に占拠されており、わたしにはまともな居場所すらなか…

  • 夢〜Dreamer〜(14)

    伊藤みどりに会えて、一緒に写真を撮ったわたしは、しばらく有頂天だった。二日後、現像を頼んでいた写真が出来上がってきた。素人が撮ったので構図はいまひとつだったが…

  • 休みがない

    わたしの仕事は警備員。今まで、10回以上転職を繰り返してきたが、職種自体は主に「警備員」、「火葬場業務員」、「補聴器販売員」の三つで、今の職場は、警備会社とし…

  • 一眼レフカメラを買いました

    わたしは以前から写真に対するあこがれがあったが、一眼レフカメラは高価なので、数年前にいわゆる「コンデジ」カメラを購入した。それが以下の機種。  Canon コ…

  • やはりトラブルの元は人間関係

    前にも書いたように、いま、新しい現場にインターンに入っている。昨日は三日目だった。  ここは、メインで入っているのが、自慢話が好きなHさん。このHさんが休む時…

  • やたらと自慢話ばかり聞かされる

    今、他の現場へインターンとして入っている。そこで仕事を教わっているがHさんという、74歳の男性なのだが、やたらと自慢話や武勇伝ばかり聞かされて閉口している。列…

  • ブログ更新記録、ついに途絶える!?

    実は昨日から、新しい現場のインターン(研修)に入っています。急遽、決まった話ですが、この現場での応援要員が足りないため、わたしに白羽の矢が立ったようです。  …

  • 夢~Dreamer~(13)

    わたしは伊藤みどりの練習場である「名古屋スポーツセンター」に行ってみることにした。名古屋スポーツセンターは、大須観音のすぐ近くにある。初めて見たときは「ここで…

  • 夢〜Dreamer〜(12)

    わたしは日本拳法部に通うと同時に、高校時代に通っていた空手道場である、大道塾の名古屋支部に入門した。わたしの目標は、大道塾の全国大会である「北斗旗空手道選手権…

  • 夢~Dreamer~(11)

    大学に入って早々、わたしはビッグチャンスを手にした。わたしは伊藤みどりに会うために、名古屋に来たのだ。それで、入った部活の先輩が、その伊藤みどりと同じマンショ…

  • 夢~Dreamer~(10)

    わたしは浪人時代の一年間、ただただ名古屋の大学へ入るため、受験勉強に励み続けた。大好きな伊藤みどりに会いたいという「愛」に根差した動機によって、普段のわたしで…

  • ”橋田氏元妻インタビューについて”

          私も見てみました。率直な感想を述べたいと思います。  彼女は信者ですから、教団を守るためにインタビューを受けたのは間違いないと思います。そこに、ど…

  • 夢〜Dreamer〜(9)

    大学入学に際しては、まず下宿を決める必要があった。今なら、インターネットという便利なものがあるが、平成元年のことである。わたしは大学から送られてきた下宿の一覧…

  • 夢~Dreamer~(8)

    わたしは受験した三校すべてに合格したのだが、どれも、さほどレベルは高くない大学だった。でも、そんなことは問題じゃなかった。わたしにとっては、名古屋の大学に入る…

  • 橋田達夫さん~やはり統一教会は世間と相容れない

    いま、統一教会批判の急先鋒となっている、高知の橋田達夫さん。彼の訴えは切実で、無念の思いが画面を通して、ひしひしと伝わってきます。  わたしには、橋田さんの悔…

  • 夢~Dreamer~(7)

    そうこうしているうちに三月に入り、卒業式の日が来た。何度経験しても、卒業式というものは感慨深いものである。  わたしにとって高校生活は、決して楽しいものではな…

  • 夢〜Dreamer〜(6)

    自由登校期間で、わたしが暇を持て余していたその頃、冬季オリンピックが開幕した。1988年のカルガリー大会である。わたしはオリンピックに興味はなく、テレビ中継を…

  • 夢〜Dreamer〜(5)

    わたしが大学進学の決意を固めたのは、三年生の、秋の彼岸も過ぎようとする頃だった。受験勉強を始めるには、あまりにも遅いスタートである。だからわたしは、最初から現…

  • 夢〜Dreamer〜(4)

    わたしの計画はあっけなく頓挫した。しかし、客観的に見た場合、それは、あまりにも当然すぎる帰結だった。だが、当時のわたしにとっては大打撃である。わたしはますます…

  • 夢〜Dreamer〜(3)

    いよいよ決戦の時である。わたしの全身に、心地よい緊張感がみなぎった。  わたしは前を向いて歩きながらも、全神経を集中して、自転車の気配をうかがった。ペダルをこ…

  • 夢~Dreamer~(2)

    飯村さんは、わたしの理想……本当の理想ではない、妥協した理想……に近かった。  まず、容姿が地味である。目は一重で、髪の長さも中くらい。身長はわたしより少し低…

  • 夢~Dreamer~(1)

    つまらない高校生活が、あと一年で終わろうとしていた。  わたしが入学した県立高校は、中間レベルの普通科だったが、近年、進学校としての評価が高まっていた。だが、…

  • 「夢~Dreamer~」を再開します

    「わたしと統一教会」を書き終えて、次に何を書こうか考えていたのですが、二年前に書き始めて中断していた「夢~Dreamer~」という記事を、再掲載して完結させた…

  • わたしと統一教会(74・あとがき)

    7月30日から書き始めた「わたしと統一教会」ですが、途中、他の記事をはさみながらも、一日も休むことなく、ここまで書き続けることができました。  書き始めたきっ…

  • わたしと統一教会(73)

    その日の夕方、誰もいない頃を見計らって、荷物をまとめた。荷物といっても、私物は少ないから時間はかからない。もう、み言葉(統一教会の本)は必要ないから、一冊も持…

  • わたしと統一教会(72)

    断食は二日目に入った。祈っていても、何も変わらなかった。わたしの心は相変わらず、永津さんの方を向いていた。しかし、この時点では、具体的にどうこうしようとは考え…

  • わたしと統一教会(71)

    三日間の断食が始まった。わたしにとってできることは、祈ることだけだった。だが、祈っていても、頭に浮かぶのは永津さんのことばかりだった。  まだ、彼女にはっきり…

  • わたしと統一教会(70)

    統一教会では、教会を離れることを「堕ちる(おちる)」という。仲間の誰かが教団を離れると「〇〇兄が堕ちた」と言うのである。そして、離れた人たちのことを称して「堕…

  • わたしと統一教会(69)

    わたしは、この電話のことを誰にも話さなかった。本来なら、アベル(上司)である斉藤所長に報告すべきだったろう。だが、わたしの気持ちは揺れていた。一度は祝福へと舵…

  • わたしと統一教会(68)

    永津さんからの手紙を読んだその日が、「祝福」へ向けての再出発だった。わたしは祝福を正式に申し込むのに必要な、写真撮影や健康診断などの具体的な準備に、とりかかろ…

  • NHKスペシャルを見ました

    NHKスペシャル「安倍元首相銃撃事件と旧統一教会 〜深層と波紋を追う〜」を見た。録画だったのだが、途中、電波が悪くて画像が乱れたのが残念だった。  印象に残っ…

  • わたしと統一教会(67)

    永津さんに電話してから二日後、彼女からの手紙が届いた。  佐々木さんへ本当にありがとう。私のこと、そこまで思ってくれて本当にありがとう。佐々木さんも、何回も葛…

  • わたしと統一教会(66)

    祝福と永津さんとの間で揺れていた心は、苦しみながらも、徐々に永津さんの方へと傾いていった。「やっぱり、おれは永津さんと結婚する!」わたしの気持ちは、ほぼ固まっ…

  • わたしと統一教会(65)

    永津さんが去ってから数日が過ぎた。わたしは祝福の方に気持ちを向けようとしたが、永津さんを失ったことの精神的ダメージは大きく、鬱々とした気分が続いていた。わたし…

  • わたしと統一教会(64)

    ホームに着くと、引っ越しの手配は終わっていたので、永津さんたちを新大阪駅まで送ることになった。送っていくのは、わたし一人。統一教会はその辺、ドライである。教会…

  • わたしと統一教会(63)

    数日後、永津さんが荷物を取りに来た時、はじめてお母さんと顔を合わせた。「どうもすみません、色々とご迷惑をおかけしました」と、いたって普通のあいさつをされた。永…

  • わたしと統一教会(62)

    もし、統一教会の信仰生活を送ることが、永津さんの幸せにつながるという確信があれば、もっと強い言葉で永津さんを説得しただろう。それでもだめなら、北九州に飛んで、…

  • わたしと統一教会(61)

    大森さんが北九州へ行っている間、わたしは祈ることしかできなかった。もちろん、不安の方が大きかったが、「もしかしたら、またこっちへ戻ってきてくれるのではないか」…

  • わたしと統一教会(60)

    わたしは不安な思いを抱えながらホームに帰った。やはり、永津さんは戻っていない。わたしは心配でたまらなかったが、今となっては、ただ待っていることしかできなかった…

  • わたしと統一教会(59)

    その時、わたしは五階のホーム(寮)にいた。電話で「永津さんの会社の人が、永津さんを探しに来ている」と聞いた時には、一瞬、信じられない思いだった。そもそも、どう…

  • わたしと統一教会(56)

    いよいよ、永津さんの退職日がやってきた。終業後に送別会があり、それから、永津さんは上司の車に乗って、岡山まで行った。  わたしはこの日、四柱推命の仕事で徳島へ…

  • 勅使河原氏「改革」会見の感想

    統一教会「改革」会見で腕組み、イライラ、挑発の福本修也弁護士 じつは東大卒・元検事のエリート信者(SmartFLASH)#Yahooニュースhttps://a…

  • わたしと統一教会(57)

    永津さんは、再びビデオセンターに通いだした。この期間に、宝塚修練所で行われた三日間セミナーに参加したり、韓国から来た先生の講演会に参加したりして、少しづつ学び…

  • わたしと統一教会(56)

    「永津さん」彼女が振り向いた。わたしにとって、一つの審判が下される瞬間だった。  「あ、佐々木さん」永津さんの表情は、思いのほか明るく、拒絶する空気は感じられ…

  • わたしと統一教会(55)

    永津さんの仕事が終わるのが5時として、それから電車に乗るとなると、岡町駅に着くのは早くても5時半頃だと推定した。わたしは原付スクーターで岡町駅に向かい、ロータ…

  • わたしと統一教会(54)

    それから数日後、永津さんは約束通り貯金を全額下ろして、献金してくれた。だが、そのことで新たな問題が起こったのである。  永津さんが貯金していたのは、普通の銀行…

  • わたしと統一教会(53)

    永津さんの将来、というか信仰については心配していたが、一緒に過ごす時間は楽しかった。この頃、わたしは二回ほど、永津さんと外で会った。デートというと語弊があるが…

  • わたしと統一教会(52)

    その頃、わたしにとっての希望は、永津さんだけだった。経済隊に人事になってから、ずっと暗くて重い気持ちに囚われていたが、永津さんという伝道対象者に出会えて、やっ…

  • わたしと統一教会(51)

    わたしはその後も、販売活動で日本各地を転々とした。豊中から通える範囲というのは、ほとんどなかったから、首都圏の時は原研の高津寮、それ以外の場所では、各地の統一…

  • なんとか50話まで書きました

    「わたしと統一教会」を書き始めて、おかげさまで一日も休むことなく、50話まで書き進むことができました。  今まで、ほとんど休眠状態だったブログを、こうして再開…

  • わたしと統一教会(50)

    永津さんがビデオセンターに来るようになってから、わたしの生活は変わった。永津さんは週に三回ほど、ビデオセンターに通ってきていたが、仕事を終えてから来るので、時…

  • わたしと統一教会(49)

    わたしたちは販売活動がない時は、豊中に戻って、顧客への電話かけなどをやった。一度、ローヤルゼリーを買ってくれた客に電話をかけて、リピート購入を促すのである。だ…

  • わたしと統一教会(48)

    原研の学生時代は、いくら激しい活動をしていようとも、結局は井の中の蛙。世間のことは何も知らない青二才である。デパートでのローヤルゼリー販売は、そんなわたしが初…

  • わたしと統一教会(47)

    わたしたちが携わるローヤルゼリーの販売とは、デパートでの催事販売である。商品のローヤルゼリーは中国産なので、「中国物産展」「横浜中華街展」などの催事に帯同し、…

  • わたしと統一教会(46)

    わたしが四年以上も信仰を続けてきた理由は、祝福への希望が一番だったが、心に残る様々な出会いがあったからこそ、この道を真理と信じてこれたのだ。  その一つが、信…

  • わたしと統一教会(45)

    わたしたちは三恵堂の社員になったといっても、勤労青年になったわけではなく、あくまで献身者なので給料は出なかった。もちろん社会保険もなく、国保のお金は払ってもら…

  • わたしと統一教会(44)

    わたしたち三人は、「三恵堂(さんえいどう)」というダミー会社の社員となった。三恵堂は実質、休眠状態だが、唯一「ルナ・クレイン」というブティックを池田で経営して…

  • わたしと統一教会(43)

    経済隊の本拠地は豊中市で、阪急宝塚線の石橋と蛍池の中間ぐらいだった。現在、「コーナン」というホームセンターがあるが、そのすぐそばのマンションにあった。  マン…

  • わたしと統一教会(42)

    わたしに告げられた赴任先は、原研の「経済隊」だった。経済隊と聞いた瞬間、わたしは目の前が真っ暗になった。もし、これが一般の会社だったら、わたしは絶対、異議申し…

  • わたしと統一教会(41)

    卒業生修練会の責任者は、野口さんという方だった。わたしが学生の頃から、万物復帰(F)の隊長として有名だった方で、「野口隊」といえば、いつも全国トップクラスを走…

  • わたしと統一教会(40)

    東京で集合場所として指定されたのは、練馬区の住宅街にある、二階建ての一軒家だった。ここに、全国から集まった40人ほどの男女が、ごった返していた。わたしと同じよ…

  • わたしと統一教会(39)

    春の路程を終えた後、ついに、人事の発令があった。わたしははやる気持ちを抑えて、学舎長との面談に臨んだ。だが、そこでわたしに言い渡されたのは、思いもよらない言葉…

  • わたしと統一教会(38)

    両親の、いや、母親の裏切りは想定外だった。もちろん、原研の活動を肯定されるとは思っていなかったが、こっちの言い分を一切聞かないというのは、人として、いや親とし…

  • わたしと統一教会(37)

    わたしは四年生になっても、就職活動をまったくしなかった。何度も大学から呼び出しを受けたが、一切応じなかった。  祝福を目指すにしても、選択肢はいろいろある。普…

  • わたしと統一教会(36)

    大学の授業以外では、ひたすら伝道に駆け回る日々。さらに、青木が前線隊長になってからは、やることなすこと面白くない。そんな中でも、わたしにとってやりがいを感じら…

  • わたしと統一教会(35)

    わたしの伝道スタイルは、無理をしないやり方へと変わっていった。しつこく粘らない。声をかけて反応が悪いとか、明らかに嫌がっているといった場合には、話を早々と切り…

  • わたしと統一教会(34)

    中城学舎があったころ、夕方の路傍伝道は八事交差点の近辺で行っていた。だが、名成学舎に吸収合併されてからは、主に金山駅でやるようになった。  金山駅は交通の要衝…

  • わたしと統一教会(33)

    平成5年の夏には、通常の万物復帰(F・物売り)とは違う、特別な摂理があった。当時、NTTが独占していた電話事業に、「第二電電」と呼ばれる会社が参入したのだが、…

  • わたしと統一教会(32)

    す平成5年春、再び万物復帰(F)のシーズンがやってきた。しかし今回、わたしはキャプテンから外された。事実上の降格処分である。前回、目立った実績を残せなかったの…

  • わたしと統一教会(31)

    二日間セミナーの総務を二回ほどやってから、六日間セミナーの総務をやった。この時、ひそかに恋していた、金沢学舎の照屋さんという姉妹が食当だったので、わたしは内心…

  • わたしと統一教会(30)

    原研での生活は、基本、毎日が同じことの繰り返しだ。そんな中でも、楽しみにしていたのが、修練会(セミナー)のスタッフをやることである。  わたしが一番最初にやっ…

  • わたしと統一教会(29)

    三万双の祝福が行われた、平成4年の暮れ。原研では冬の路程に入り、万物復帰(F)のチーム編成が始まった。ここで、わたしは初めてキャプテンに任命された。  わたし…

  • わたしと統一教会(28)

    わたしが現役信者時代に一番愛読していた本(み言葉)は「信仰と生活」だった。あとは「神と共なる生活」。わたしはそういった、信仰講座的な本が好きだった。つまり、具…

  • わたしと統一教会(27)

    原研の学生には、娯楽と呼べるようなものはなかった。毎日、やることは一緒で、生活の中心は伝道活動だった。  学舎のメンバーは、いくつかの班に編成されている。前線…

ブログリーダー」を活用して、ミクラスさんをフォローしませんか?

ハンドル名
ミクラスさん
ブログタイトル
未知なる心へ
フォロー
未知なる心へ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用