SILVERADO 1985年。監督ローレンス・カスタン。主演ケビン・クライン。音楽ブルース・ブルートン。 80年代といえば西部劇なんかはもう過去のジャンルになっていて、誰も見向きもしない、というのは言い過ぎかもしれないが、とにかく終わったジャンルだったようだ。そんな逆境の状況であえて製作されたわけだから、当然のことに男気に溢れた西部劇というわけである。なにはともあれ若き日のケビン・コスナーが出ている。とにかく若い。演技も若い。落ち着きがなくやたら動いている、というくらいに若いコスナーだ。四年後にはもう「それを造れば、彼が来る」という謎の声を耳にするちょっとヤバい人になってしまうのだ。さらにそ…
何かを変えなきゃ、変わらなきゃ、なんて思っても何もできない、こんな僕ですが、よろしいでしょうか?
CORRI UOMO CORRI 1968年。監督セルジオ・ソリーマ。主演トーマス・ミリアン。音楽ブルーノ・ニコライ。 「復讐のガンマン」の続編である。でもリー・ヴァン・クリーフはいない。トーマス・ミリアンのクチーヨが主人公に昇格である。続編といっても前作を見てなくてもなんの問題もない。設定も少し変更してる。クチーヨは結婚してたのに独身になっていて、べつの婚約者がいる設定になっている。というかナイフ投げの名人クチーヨ、これだけが同じなわけである。実際の邦題は「続・復讐のガンマン 走れ、男、走れ!」と、原題がサブタイトルになっているのだが面倒なので原題どおりにした。 映画「走れ、男、走れ!」より…
「スーサイド・スクワッド」はこの世界の変数のようなものである
でも一番好きなヴィランはローグズのキャプテン・コールドなんだよね。
本当は選択肢などない。人生に岐路なんてない。あるように思うのは錯覚でしかない。ふり返ったとき、後悔とともにそう思うだけである。
UN DOLLARO TRA I DENTI 1967年。監督ヴァンス・ルイス。主演トニー・アンソニー。音楽ベネデット・ギリア。 これといって特徴のないマカロニウエスタンである。台詞の少ない演出が特徴といえば特徴たが、さほど効果があるようには思えない。まあ、最大の弱点は主人公のストレンジャーがあまり魅力的ではないことなのだった。誠に残念である。けれども作品としては不思議と嫌いではない。それでいいじゃないか。 映画「暁の用心棒」より で、こんな話さ。 騎兵隊を騙して奪った金を取り合うアメリカの賞金稼ぎとメキシコの山賊たちの醜い争いである。 ストレンジャーがやって来たメキシコの村は廃村のような村な…
Se sei vivo spara 1967年。監督ジュリオ・クエスティ。主演トーマス・ミリアン。音楽イヴァン・ヴァンドール。 いきなり地面から手が伸びているのであった。ゾンビか。でも地中から伸びているわけではなかった。生きてんだか死んでんだかの主人公は名無しの流れ者で、ジャンゴは配給会社がつけた名前で、あやかりジャンゴで、でもここではジャンゴと表記していくことにして、で、生きてんだか死んでんだかなジャンゴは二人のネイティブ・アメリカンに助けられるのであった。ネイティブの発言からするとジャンゴは死んでいたようだが、とにかくなんやかんやの儀式によって生き返るのであった。I am the resu…
ウエスタンと言われるとちょっと違うけどメキシコ革命ものに外れなし、である。さらにはクラウス・キンスキーに魂を揺さぶられるよ。
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