【シルバラード】
SILVERADO 1985年。監督ローレンス・カスタン。主演ケビン・クライン。音楽ブルース・ブルートン。 80年代といえば西部劇なんかはもう過去のジャンルになっていて、誰も見向きもしない、というのは言い過ぎかもしれないが、とにかく終わったジャンルだったようだ。そんな逆境の状況であえて製作されたわけだから、当然のことに男気に溢れた西部劇というわけである。なにはともあれ若き日のケビン・コスナーが出ている。とにかく若い。演技も若い。落ち着きがなくやたら動いている、というくらいに若いコスナーだ。四年後にはもう「それを造れば、彼が来る」という謎の声を耳にするちょっとヤバい人になってしまうのだ。さらにそ…
2019/09/30 06:49