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2019/03/26

ルネさんの人気ランキング

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  • ミルト・ジャクソンとワン・ホーン(1)

    MiltJackson/InANewSetting(米LimelightLM82006)繊細で上質でブルージーなミルト・ジャクソンは、意外とワン・ホーンがよく合う。本来であればそういう持ち味を味わうにはシンプルな構成の方が良さそうなものだが、管楽器が1本入ることでその分音楽に幅ができるからかもしれない。リード楽器でもあり、和音楽器でもあるこの不思議な音色を持つ楽器はある時は背景として、ある時は相方として管楽器に寄り添う。その理想形の1つがミルト・ジャクソンのアルバム群の中にある。マッコイ・タイナー、ボブ・クランショウが参加しているところがいかにも60年代だが、メインストリーム・ジャズながら音楽が古臭くないところがこういうメンバーに依るところなんだろう。でも、音楽が60年代の箍が外れた感じはなく、しっかりと...ミルト・ジャクソンとワン・ホーン(1)

  • ミルト・ジャクソンとワン・ホーン(1)

    ミルト・ジャクソンとワン・ホーン(1)

    MiltJackson/InANewSetting(米LimelightLM82006)繊細で上質でブルージーなミルト・ジャクソンは、意外とワン・ホーンがよく合う。本来であればそういう持ち味を味わうにはシンプルな構成の方が良さそうなものだが、管楽器が1本入ることでその分音楽に幅ができるからかもしれない。リード楽器でもあり、和音楽器でもあるこの不思議な音色を持つ楽器はある時は背景として、ある時は相方として管楽器に寄り添う。その理想形の1つがミルト・ジャクソンのアルバム群の中にある。マッコイ・タイナー、ボブ・クランショウが参加しているところがいかにも60年代だが、メインストリーム・ジャズながら音楽が古臭くないところがこういうメンバーに依るところなんだろう。でも、音楽が60年代の箍が外れた感じはなく、しっかりと...ミルト・ジャクソンとワン・ホーン(1)

  • 選曲の良さに見る天才

    選曲の良さに見る天才

    BudPowell/Swingin'WithBud(米RCARecordsLPM-1507)レッド・ロドニーの演奏する"ShawNuff"を聴いていてすぐに思い出したのがこのパウエルの演奏で、私の中ではこの曲の基準はパウエルのこのレコードになっている。もちろんパーカー&ガレスピーの演奏がマスターピースで、管楽器で演奏するのが正道だろうと思うけど、ピアノで弾くこの曲の良さには独特なものがあるのを証明している。ピアノ奏者が演奏している例は少ないようだけど、ビ・バップを作った面々の一人であるパウエルならではということなのだろう。バド・パウエルはモダン・ジャズ・ピアノの演奏スタイルを作った人なのでその路線で語られることがほとんどだけど、私はそういう話にはあまり興味がなくて、この人の音楽センスにシビれて心酔している...選曲の良さに見る天才

  • 数少ない作品の中の1つ

    数少ない作品の中の1つ

    RedRodney/Returns(米ArgoLP643)40年代からプロとして活動し、パーカーの傍にいることができたという僥倖に恵まれたにも関わらず、ドラッグで身を持ち崩し、50~60年代はその足跡がまともに残せなかったレッド・ロドニー。アルバムは12インチは3枚しか残っておらず、上手いトランペッターだっただけに何とも残念なことだ。シカゴのローカルメンバーをバックに録音されたこのアルバムはハードバップの豊かな香りが立ち込める名作。ビッグバンドや裏方の活動が主で自己のリーダー作を持たないビリー・ルートを迎えた2管編成の王道で、このレーベルのイメージにはそぐわない程の本格的なハードバップを聴かせる。パウエルの名演を想い出す"ShawNuff"で幕が開き、緩急自在な曲を並べる構成も見事でこのアルバムは非常によ...数少ない作品の中の1つ

  • 小ネタ集(Clef、Norgran編)

    小ネタ集(Clef、Norgran編)

    最近レコード屋に行ってお店のご主人と話しをしていると、例外なく村上春樹さんの「デヴィッド・ストーン・マーティンの素晴らしい世界」の話しがまるで口裏を合わせたかのように出てくる。それぞれの文脈は違えどこれだけ複数の人から同時にこの話題が出てくるのだから、その影響力はさすがだなあと思う。「じゃあ、クレフやノーグランのレコードは売れてます?」と訊くと、そこは意外とそうでもないらしい。まあ、買う側も「本は本だし」ということでそこは冷静なのかもしれない。DSMと言えばクレフやノーグランのレコードということになるけど、このレーベルのレコードについては昔から疑問に思っていることがあって、それが長年未解決のままで残っている。1.番号あり/なしのジャケットは2作品だけなのか?下のスタン・ゲッツとパーカーのレコードは、ジャケ...小ネタ集(Clef、Norgran編)

  • ジョー・ゴードンに見出されたアルト

    ジョー・ゴードンに見出されたアルト

    JimmyWoods/Awakening(米ContemporaryRecordsM3605)ジョー・ゴードンは最後のリーダー作にジミー・ウッズというアルト奏者を呼んだが、おそらくはこの時の演奏が注目されたのだろう、2か月後にほぼ同一のメンバーによる録音と別のメンバーによる録音が行われて1枚のアルバムが制作された。これがウッズの初リーダー作になる。ジョー・ゴードンとの演奏は今度はジミー・ウッズ側から見た音楽という切り口になっていて、ジョー・ゴードンはサポートに回っている。こちらもゴードンに倣ったかのようにウッズ自作のオリジナルが大半を占めており、意欲的な内容で聴き応えがある。楽曲はゴードンと同様にハード・バップからは脱した新しい感覚の音楽になっているが、ウッズ自身のアルトが同時期に出てきたドルフィーに少し...ジョー・ゴードンに見出されたアルト

  • あるトランペッターの進化(3)

    あるトランペッターの進化(3)

    JoeGordon/Lookin'Good(米ContemporaryRecordsM3597)ジョー・ゴードンはシェリー・マンのバンドを経て1961年に2枚目のリーダー作を作るが、これが音楽的に見事な進化を遂げた傑作になっている。西海岸での録音だったのでコンテンポラリーが受け皿になっているが、このレーベルのカラーには馴染まない東海岸的なポスト・ハードバップで、この音楽的変遷はまるでマイルスのそれを思わせる。ここで聴かれる音楽はまるで現代のメインストリーマーたちがやっているような超モダンな感覚で、彼のエマーシー録音からの7年間はまるでジャズが辿った70年間に相当するかのような錯覚を覚える。このアルバムはジャケットにも記載があるようにスタンダードは排した全曲ジョー・ゴードンのオリジナルで、彼がトランペット奏...あるトランペッターの進化(3)

  • あるトランペッターの進化(2)

    あるトランペッターの進化(2)

    ShellyMann&HisMen/AtTheBlckHawkVol.1(米ContemporaryRecordsM3577)ジョー・ゴードンのようなマイナーなアーティストになるとその詳細な足跡はわからないが、どうやら1958年に西海岸へ移ったらしい。どういう理由で西海岸へ行くことになったのかもよくわからないけど、西海岸には彼のようなブラウニー直系のトランペッターがいなかったからか、すぐに仕事に就くこともできたようで、亡くなる1963年まで彼の地で活動した。そして1959年頃からはシェリー・マンのバンドの常設メンバーとして参加するようになり、このバンドのカラーを変えることに成功している。それまでのシェリー・マンのバンドと言えば退屈な編曲重視のアンサンブルものが多く、各メンバーの実力が活かされることのない駄...あるトランペッターの進化(2)

  • あるトランペッターの進化

    あるトランペッターの進化

    JoeGodon/IntroducingJoeGordon(米EmercyRecordsMG-36025)ジョー・ゴードンは1963年に寝煙草が原因の火事で亡くなっている。リーダー作はこの1954年吹き込みのデビュー作を含めて2枚しかないので一般的知名度は限りなく低いが、サイドマンとしてはコンスタントに演奏が残っていて、当時は有能な演奏家として評価されていた。大体がこの"Introducing~"というタイトルで登場する人は将来を嘱望されていたケースが多く、その早すぎる死は惜しまれる。プロとして活動を始めたのが1947年ということだからまったくの新人というわけではなく、そろそろリーダー作を作ってもいいのでは、ということで吹き込まれたのだろう。演奏は堂々としたものであり、ラッパもよく鳴っている。1954年と...あるトランペッターの進化

  • 秋吉敏子の貴重な50年代ライヴ

    秋吉敏子の貴重な50年代ライヴ

    ToshikoAkiyoshi&LeonSash/AtNewport(米VerveRecordsMGV-8236)ジョージ・ウェインによって1954年に始められたニューポート・ジャズ・フェスティヴァルは現在も続いているのだから驚かされる。真夏の野外で催されるというのは我々の凝り固まったジャズというイメージには凡そ合わないが、アメリカはそういう価値観ではないのだろう。当時としては画期的だったようで、1958年には「真夏の夜のジャズ」として映画化もされる。原題には"Night"という単語はなく、「或る夏の日」というのが正確な訳になる。ノーマン・グランツの秘蔵っ子だった秋吉敏子もピアノ・トリオとして出演しており、その様子がこのレコードに収められている。写真で見ると和装だったようで、真夏の野外なのに何とも気の毒な...秋吉敏子の貴重な50年代ライヴ

  • Argoレーベルの良さが感じられる

    Argoレーベルの良さが感じられる

    NormanSimmons/NormanSimmonsTrio(米ArgoRecordsLP-607)ノーマン・シモンズはシカゴのローカル・ミュージシャンで、かの地を訪れたミュージシャンの受け皿として共演したり、著名な歌手の歌伴を務めたりしていた。野心を持ってニューヨークへ出て、ということはしなかったようで、そのため50年代のリーダー作はこの1枚しか残っていない。これと言って特徴のあるピアノが聴けるわけではなく、ごくごく普通に小気味よく明るい演奏に終始している。他の名の知れた歌伴ピアニストたちなんかと共通するところが感じられる。フレーズが平易でわかりやすく、タッチも柔らかく、穏やかな表情だ。他のアーティストたちと熾烈な競争して生き残っていくというような生活とは無縁の、地に足のついた演奏活動をしていたのだろ...Argoレーベルの良さが感じられる

  • 音の中に潜む何か

    音の中に潜む何か

    CharlieParker/BigBand(米ClefRecordsMGC-609)チャーリー・マリアーノやドン・セベスキーらが先のアルバムを制作した際、当然ながらこのアルバムのことが年頭にあっただろうと思う。パーカーが残したアルバムの中でも屈指の1枚としてその頂は音楽家の前に聳え立つ。それでも録音しようとしたのだから、マリアーノも大したものだと思うが、さすがにこれと比べるのは酷というものだ。ノーマン・グランツは興行師だったのでアルバム制作にも優れた企画力を発揮して、その結果、他のレーベルでは聴けないようなタイプのアルバムが残っている。ストリングスやビッグバンドをバックにソリストに吹かせるというのもステージジャズの発想だけど、こういうのは3大レーベルでは考えられない。結局ヴァーヴのこれらの形が雛型として後...音の中に潜む何か

  • マリアーノの肖像に相応しい

    マリアーノの肖像に相応しい

    CharlieMariano/APortraitOfCharlieMariano(米ReginaRecordsLPRS-286)ラージ・アンサンブルやストリングスをバックに朗々と吹く、というのはアルト奏者にとっては1つのステータス若しくは憧れだったのかもしれない。パーカーが確立したこのスタイルを踏襲した人は多く、アート・ペッパー、ポール・デスモンドやフィル・ウッズもやったが、このマリアーノも例外ではなかった。レコーディングには金がかかるので誰でもやらせてもらえる訳ではなく、エスタブリッシュメントにしか叶わないアルバムだが、その割には一般的に人気がない。マリアーノは最高のトーンで自由自在に歌っていて、素晴らしい。単なるスタンダード集ではなく自作も持ち込み、音楽的な深みを出している。ドン・セベスキーのスコアも...マリアーノの肖像に相応しい

  • サル・サルヴァドールの最高傑作はこれか

    サル・サルヴァドールの最高傑作はこれか

    SalSalvador/Starfingers(米BeeHiveRecordsBH7002)サル・サルヴァドールと言えばキャピトルやベツレヘムにレコードが残っていてエサ箱ではお馴染みの人だが、これがどれを聴いてもつまらない。フィンガリングはなめらかでソツなく上手いギターだが、自身の音楽として確立されているものがなく、聴き処がない。結局持っていてもまったく聴くことはなく棚の肥やしになるだけなので、レコードが我が家の棚に残ることはなかった。ところがこの「その筋の人的ジャケット」のレコードを聴いてぶっ飛んだ。これがサイコーにいい。サルヴァドールが目当てでではなく、私の好きなエディ・バートが参加していること、"Nica'sDream"や"SometimeAgo"など好きな曲が入っていることなどから聴いてみたのだが...サル・サルヴァドールの最高傑作はこれか

  • もし、ロリンズがバンドメンバーだったら

    もし、ロリンズがバンドメンバーだったら

    MilesDavis/Collector'sItems(米PrestigeRecordsPRLP7044)新年の縁起物、マイルス・デイヴィスである。この人の場合、何かそれくらいの理由を付けなければなかなかブログに書こうという気にならない。特に、このアルバムのような誰からも顧みられないものになると尚更である。A面は53年、B面は56年の録音でどちらもロリンズとの演奏だが、53年の方はパーカーがテナーを吹いて参加していることで知られている。契約関係がなかったから、覆面ミュージシャンとしての参加になっている。テナーの音色はあまりパッとしない感じだが、吹いているフレーズが如何にもパーカーらしいもので、サックス奏者には各々固有の言語があるのだということがよくわかる。ただこの53年の方は音楽的に聴くべきところはないし...もし、ロリンズがバンドメンバーだったら

  • 懸案盤の緩やかな解決

    懸案盤の緩やかな解決

    OrnetteColeman/TheShapeOfJazzToCome(米AtlanticRecordsSD1317)今年のレコード漁りで個人的なトピックスの1つは、このステレオ盤を拾えたことだった。このアルバムのモノラル盤の音の悪さに気が付いたのはCDを聴いた時で、これはどうしてもステレオ盤を探さねばと長年探していたのだけれど、これがまったく見つからない。並みいる有名な稀少盤もこのステレオ盤の足元にも及ばないなあ、とここ数年はもう探すことすら諦めていた。そういう個人的な懸案の1枚が今年ようやく解決した。楽器の音色の輝きが増し、音楽の高級感がアップして聴こえる。無理やり中央に音像を寄せ集めた感じからは解放されて、音楽が自然な様子で空間の中を舞っているように変わった。これでようやくモノラルとはおさらばできる...懸案盤の緩やかな解決

  • ラジオデイズレコード 初訪問

    ラジオデイズレコード 初訪問

    親戚の法要で12/23(土)~24(日)は名古屋に行っていたが、その隙間を縫ってラジオデイズレコードへ行ってきた。以前から1度行ってみたいと思っていたレコード屋さんだった。オールジャンルを取り扱っているが、ご店主はジャズのコレクターなので、きっとジャズの中古が充実しているのだろう、と思っていたからだ。店頭に出ている商品数自体は多くはないが、お店の規模感や他ジャンルとのバランスからすればこのくらいが妥当というところなのだろう。私好みのタイトルの在庫が複数あって、それ以外に買い換え目的の物も含めて、何枚か手にすることが出来た。初めて訪れたお店でこういう経験ができるのはうれしいものである。これからは時々名古屋に来ることになるので、またお邪魔したいと思う。帰りの新幹線の中でつらつらと考えてみると、特に目当てのもの...ラジオデイズレコード初訪問

  • トニー・ベネットを偲んで

    トニー・ベネットを偲んで

    TonyBennett/Snowfall(日本CBS・ソニーレコードSONX60088)先日亡くなったトニー・ベネットの最初のクリスマス・アルバム。と言っても1968年発売で、他のビッグネームと比べると遅いリリースだ。経緯はよくわからないが、クロスビーやシナトラ、ナット・キング・コールらの有名アルバムがある中では制作に慎重だったのかもしれない。メル・トーメやサラ・ヴォーンもこの時期にはアルバムを作っていない。おそらく、アメリカではポピュラー歌手たちが数えきれないほどのクリスマス・アルバムを作っていただろうから、そういう有象無象とは一線を引いたものにしなければという自負があったのかもしれない。私が子供だった頃に比べると、最近のクリスマスはその有難みのようなものは随分と希薄になってしまったような気がする。昔は...トニー・ベネットを偲んで

  • 2nd ジャケット愛好会

    2nd ジャケット愛好会

    私の経験上、オリジナルだ、初版だ、と騒いでいるうちは白帯。再発盤もオリジナルと同じように愛でることができるようになって、初めて「レコード愛好家」を名乗って黒帯を締めていい。特にセカンドプレスあたりは製造時期がさほど離れているわけではないので、オリジナルとはまた別の風格というか独自の質感あって、愛すべきレコードたちである。そこに気付くことができるのはこの趣味に気持ちの余裕をもって接しているかどうか次第。オリジナルを追求するのはもちろん楽しいが、度が過ぎて視野狭窄に陥ってしまうとこの趣味の愉しさは半減する。セカンドプレスがいいのはそういう風格の良さだけではなく、値段が安いこと。オリジナルではない、ということだけで値段は大幅に下がる。ここに載せたものは、すべて5千円未満だった。ジャケットデザインは私はこちらの方...2ndジャケット愛好会

  • ジャケット・デザインに惚れて聴く

    ジャケット・デザインに惚れて聴く

    HamptonHawes/Vol.2,TheTrio(米ContemporaryC3515)ジャズ界屈指のジャケット・デザイン。最も好きなジャケットの1つだ。麻薬中毒者らしく痩せぎすで退廃的な姿がモノクロの風景の中に浮かび上がる。モノトーンのレタリングが背景にうまく溶け込み決まっている。1955~56年にかけて録音された複数の演奏が3分冊にまとめられたよく知られた内容だが、選曲的にもこの第2集が一番いい。"あなたと夜と音楽と"で始まるというのが何ともいい。この人は自身のピアニズムで聴かせる人ではないので、選曲が重要になる。自分の好きな楽曲が入っているアルバムを選ぶといいのだろう。ロイ・デュナンの録音だが平均的なモノラルサウンドで際立った特徴は見られないが、レッド・ミッチェルのベース音がよく効いていてトリオ...ジャケット・デザインに惚れて聴く

  • ビ・バップの後継者としての正当性

    ビ・バップの後継者としての正当性

    GeorgeWallingtonQuintetwithPhilWoods,DonaldByrd/JazzForTheCarriageTrade(米PrestigeRecordsPRLP7032)当時の新進気鋭だった若い管楽器奏者を迎えて自己名義のグループとして録音したこの演奏は、メンバーが白人優勢だったこともあり、とてもすっきりとした清潔感のあるハードバップに仕上がっている。非常に素直で気持ちのいい演奏で、若者の純粋さを強く感じる。この時のバンドのレギュラードラマーは白人のジュニア・ブラッドレイだったが、レコーディング時は不在だったため代わりにアート・テイラーが参加したが、この代打起用は功を奏していて、ドラムの演奏が非常にしっかりとしているおかげで演奏全体が堅牢だ。ウォーリントンのピアノが真水のようにクセ...ビ・バップの後継者としての正当性

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