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医学生のほらあな https://akana-antrum.hatenablog.com/

一般家庭から二浪で私立医学部に行きます。果たして医師になれるのか、学費は払えるのか、身をもってお伝えしていきます。 趣味や思想も垂れ流すつもりです。

あかな
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千葉県
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大阪府
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2019/03/26

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  • おもしろ書籍紹介その1

    今回はちょっと趣向を変えて、書籍紹介です。 あんまり堅い本は読む気がしないし、かといって小説もなあ…なんて人にライトに読めてためになる本をご紹介します。 それがこれ! 実況・料理生物学 さてどんな本かと言いますと、本の著者は元大阪大学教授の小倉明彦先生。 大阪大学で教えていた時の講義録を本にしたもので、基礎セミナー「料理生物学入門」が元になっている。この講義は理系・文系問わず選択できる小規模体験授業であった。 何にが面白いかと言うと、まず第一講目が「カレーライスの生物学」 これだけでもほぉっとなりますが、その内容も面白い。例えば「なぜ金曜日はカレーの日なのか」や「カレー粉の解剖学」などなど。 …

  • 医学部の部活事情

    前回からだいぶ経ちました。課題が忙しかったものでサボってました。 さて今回は医学部での部活についてあれこれ語っていきます。新一年生の皆さんの多くの大学はまだ新歓を許可していないのではないでしょうか。僕の大学では新歓はなくなり、部活動自体もまだ始まっていない状況です。というか授業すらまだ… しかし後々入ることになるであろう部活について今のうちに知っておきたいもの。医学部での部活についてお教えします。 まず、そもそも部活に入ることは必須なのか。 もちろん答えはNOです。しかし、医学部ではどこの大学でもそうだと思いますが、部活至上主義のようなものが蔓延っています。学生間でまず最初に自己紹介がてら「何…

  • 医師にいるもの、いらないもの

    以前、学内実習で半日、医師の先生に同行させてもらった時、聞いた話です。 みなさんは医師に必要なものってなんですか? 技術?知識?思いやり? いろいろ浮かぶでしょうが、同行させていただいた先生がおっしゃるには、 コミュニケーション能力と庶民感覚 だそうです。どういうことか まずコミュニケーション能力ですが、これは言わずもがなでしょう。患者を思い、いかに患者視点に立てるか。重要ですね。しかし、それだけではない。 先生曰く、医者はコミュ障が多い。だから看護師やコメディカルの方々とのコミュニケーションが取れないらしい。そういった同僚と話ができる事がやはり、良い医療を提供するための第一ではないでしょうか…

  • 浪人のメリット〜知識と経験で差をつけろ〜

    前々回のブログにて、知識や経験的な浪人のメリットについて書くと言いましたが、案の定、次次回になってしまいました。あかなです。 前々回のブログを読まれていない方はぜひご一読を。 akana-antrum.hatenablog.com まず、浪人すれば偏差値が伸びる、これは真実であり、虚実でもあります。 人間、勉強を続けていればどこかで学力が伸びるようになります。それはどんな人でも。 しかしそれがいつになるのかは誰にもわからない。勉強し始めてすぐ伸びる人もいるし、何年もしてようやく伸びてくる人もいる。 勉強し始めてすぐ、という人はいわゆる「効率の良い人」でしょう。こういう人は始めにガツンと伸びるの…

  • 看護学部の入試科目についてちょっとだけ調べてみた

    こんにちは 塾で教えている子の関係で関東近辺の偏差値50〜60前後の看護学部の大学についてちょっとだけ調べてみました。 看護学部、看護学科を目指している方々の目に止まった時、何かの参考になればいいなと思います。 将来看護師になる学生さんは医学部に通う学生の同僚になるので、仲良くしておきたいものです。 今塾で教えている看護学科志望の子もどんどん教えたことを吸収してくれて、看護の話なんかもすると食いついてきてくれて、看護学生の卵を育てているなあという感じです。せっかく教えているからには受からせてあげたいですよね。 あかな ↓ポチッとお願いします! にほんブログ村

  • 浪人は罪か〜浪人のメリットとは〜

    よく現役で医学部に入ってきた子たちと話をしていると、 浪人は損 浪人はしたくない と言った割と浪人に対する否定的な意見を聞きます。 え、浪人って罪なの? しかし、浪人経験者に話を振ってみると、 浪人は悪いもんじゃない と言った声も聞きます。 え、どっちが正しいの? まあどっちが正しいとかはないと思いますが、前者は浪人非経験者の意見。後者は浪人経験者の意見なんです。僕からすると、いやお前ら浪人してもないのにわからんだろうが。 じゃあ浪人のメリットってなんですか、うーん、考えてみよう。 まず、現役で大学に入るメリットってなんでしょうか。 おそらくそれは1年間(あるいはそれ以上)と言う「無駄」な時間…

  • 医学生の恋愛事情〜ピュアすぎるぜ。〜

    大学生ともなれば、勉強に部活、サークル、バイト、飲み会などなど、自分の好きなこと、楽しいことができるぜひゃっほい。なんて思っている方、思ってた方は多いと思いますが、その中でも誰しもが考えたことのある「恋愛」について、医学生的観点から見ていきましょう。 大学生はどこで恋をするのでしょうか。学部内、部活・サークル、バイト。あげるとキリがありませんが大きく考えてこんなところでしょう。大学生になり、自由な時間も増え、バイトで貯めたお金で何をしよう、どこへ行こう、などと考えてしまうのはどこの大学生でも同じでしょう。それは医学生も一緒。 ですが、医学生はやはりどこか普通の大学生と違うのです。 まず、よく言…

  • バイトをすれば自分の立ち位置がわかる

    バイトをしましょう。って話です。 前回のブログでバイトをしてないのにお金が湧いて出てくる医学生がいる、というお話をしました。まだ読まれていない方はどうぞ↓ akana-antrum.hatenablog.com 別にお金に困っていないならバイトなんてしなくていいじゃないか。いや、そうじゃないんです。医学生こそバイトをするべきなんです。 じゃあなぜバイトをした方がいいのか、語っていきます。 まず、前回もちょこっとお話ししましたが、医学生というのは両親に大切に育てられ、学校も進学校、お嬢様学校などと言われる一流の学校に通わせてもらい、お金や食べ物に不自由することなく生活できている方が大半だと思いま…

  • 私立医学部の金銭事情〜この一年を通してわかったこと〜

    お久しぶりです。 さて今回は医学部の一年生として一年間を過ごしてきた中で感じた私立医学部の金銭感覚について語っていきます。 他人の金銭感覚を語る前にお前の金銭感覚はどうなんだ、と言われそうなところなので先に自己紹介だけしておきます。 うちの家計収入は1000万ちょい。世間的に見てもかなり裕福な方です。1000万プレイヤーなんて言葉もあるくらいですからね。 ちなみに自分の月給は大体7、8万円くらいでしょうか。月によりますが、少ない時は4万ほど、一番多かった月が16万。結構稼いでるんですよ笑 さて、では生活の中でどれだけ親に金を出してもらっているかというと、基本的には親からはお小遣いなど、お金は受…

  • 小説書いてみたーその1

    その日は、シンナーの匂いが鼻につく日だった。 海に程近いこの町では、海風の強い日には工場地帯からのシンナーの辛気臭い匂いが鼻をくすぐる。臭いような、それでいて少しクセになるような歪な匂いだ。 和馬はその日、初めて部活を休んだ。 大学入学後、弓道部に入った和馬は一心に弓を引き続け、気づけば2年の夏になっていた。自分にはこれしかないのだと言わんばかりに毎日道場に通い続け、実力もそれなりであった。 しかし、それだけだった。それだけだと気づいたのだ。自分にはそれ以外にはなにもないのだと。いや、それすらもないのかもしれないと。 心というものが形をもってあるのだとしたら和馬のそれは、おそらくきつく絞られた…

  • 医学生として

    新学期を迎えまして、大学入学を決めた皆様、おめでとうございます。第一志望に落ちて泣く泣く併願校に入学する、という方は全然おめでたくないかもしれませんね。僕はおめでたくなかったです。 さて、コロナの影響でほとんどの大学は入学式や授業を中止にしていることでしょう。特に医学部なんかはよりナイーブになっているはずです。うちがそう。 突然ですが、僕は嫌いな言葉があります。 それが 「医学生として」 コロナの影響で3密には行かないとかバイトをするなとかいろいろなお達しにこの「医学生として」が付帯します。医学生としてふさわしい行動を取れだの医学生としての自覚を持った行動だの、我々医学生を束縛したいんでしょう…

  • 医学生、パソコンいるの?問題

    入学を決めた皆さん、おめでとうございます。入学祝い金をもらったり、親とかになんか買ってあげるよ、なんて言われている方もいるかと思います。そこで思いつくのが、 パソコン買おう 僕もそんな感じで急いで買ってしまいましたが、果たしてパソコン、医学部で使うのか問題。医学科一年生にパソコンは必要あるのでしょうか、この一年の経験からお話ししていきます。 結論から言うと、パソコン、必要ありません。確かにパソコンがあったら便利な授業はいくつかありました。例えば、英語の授業でパワポを作ってこい、みたいな機会はありました。そんな時、自分のパソコンがあれば便利だなーって時はありました。しかし、絶対必要ではありません…

  • 国立二次に向けて

    そろそろ私立医学部の入試は大方が終わり、さあ、国立だ、という状態でしょうか。 センター明けで二次力が落ちているなどとよく言われますが、僕の場合は二次に対するやる気も落ちていました。センターで頑張りすぎた末のエンストです。こういう人結構いるんじゃないかと思うんですよ。浪人しているときもセンター明けたらフロホで遊びまくり、みたいな人結構いました。 単純に考えるとセンター後に腐らずコツコツ勉強した人が勝ちそうなもんですが、意外とそうもいかないのが受験。いかに精神衛生を保ちつつほどほどに勉強するかが鍵だろうと思ってます。 一年を通して集中して勉強するのがバベルの塔なように、1ヶ月間集中して二次対策する…

  • ユートピア

    衝撃を受けるってことはそうそうあるもんじゃないですが、僕が読んで衝撃を受けた本を紹介したい、というより布教したいと思ってこの記事を書きます。 以前のブログでディストピア小説に関してのブログを書きましたが、そういえばそちらで伊藤計劃のことを語りたいと言っておりました。 読んでない方はこちらへ akana-antrum.hatenablog.com もともと全然本を読まないタチで、本とは無縁の生活をしていたのですが、駿台一浪目に駿台の講師の先生に紹介されて読んでみたところ、衝撃でした。世界観もものすごく好きでどうしてこの作品にもっと早く出会わなかったのかと思ったほど。 それがこれ 伊藤計劃 ハーモ…

  • 病気のこと、性格のこと

    精神疾患というものは、どこからどこまでが性格で、どこからが病気なのかがわからないという面があります。 全部病気のせいにしてしまえるけどそれじゃあ自分の性格とちゃんと向き合ってない気もするし、かといって全部自分のせいにしてしまうと自己嫌悪がすごくてしんどくなる。塩梅が非常に難しいんです。普通の健康な人ならその加減がうまくできるのかもしれませんが、病気の人には、少なくとも僕にはそれが困難。 例えばこれは病気と診断される前、小中学生の頃からそうなんですが、大人数で遊ぶのが苦手。大人数でいると、自分が周りに馴染めていない感じがするし、みんな僕がこの場にいて欲しくないんじゃないかと思う。だからみんなが楽…

  • 去年の振り返り

    先日うちの大学の医学科の試験があったそうです。何も知りませんでした。 一年経つとこんなにも入試というものに疎くなるのだなあと痛感です。 さて、ブログをサボっていたおかげで書きたいネタが溜まってしまいましてちょっとずつ消化作業に入りたいと思います。 まず、春、個人的に大きなお買い物をしました。 それがこれ! ギターです。これ中学生の頃からずっと欲しかったモデルで、入学祝いでいっぱい貰ったお金をつぎ込んでしまいました。24万したんですが、満足したからいいよね、気にしなくていいよね。 あとは夏に彼女ができました。 二浪でも彼女できるんですね、びっくり。 入学前の二浪のイメージというと現役生から除け者…

  • お久しぶりです。

    ふと思い立ってスマホからはてなにログインし、ふと思い立ってアクセス解析を見ると、5月から全く更新していなかったにも関わらず、意外と見てくださっている方が多い。ありがとうございます。いや、そんな有意義なブログ書いたっけな... そしてふと思い立ってブログを書きたくなりました。 やはり、食べているだけではダメで、消化、吸収したらちゃんと排泄しないとダメなんです。便秘になってしまいますから。 何が言いたいかと言いますと、日々の生活の中で見たもの、経験したものは数多くある。なのにそれをアウトプットしなければやはり知識、経験の価値が下がるってもんですよ。 まあ長い間書かなかったことに対する言い訳をすると…

  • 東北医成績開示

    そういえば東北大の成績開示が届いていたので自らによる公開処刑をしたいと思います。こういうのって公開処刑と言わずに公開自殺っていうんでしょうかね。わかりません。 まずは手応えがどんなものだったかの報告を。 数学:うーん微妙。試験中おしっこ漏れそうだった 英語:これはきたっしょ!9割は手堅い! 化学:有機ミスったぁぁぁぁぁぁ。得意教科なのに他もいまいち 生物:普段通りかな って感じでしたが結果はいかに! 結果はこちら!! いや全然ダメじゃん!! そもそも理科が9割取れてない時点でアウトだし、英語6割は致命的だし、数学5割ってどうなの?? 一年頑張ったのに結果がこれかよ… ですが本当に見せたかったの…

  • 駿台生へ向けてー夏期講習編ー

    駿台生の皆さんこんにちは。駿台市ヶ谷に二年間いたものです。 駿台に二年間いたんだから講習のことならなんでもこいです。この時期になるとやれ夏期講習選べや10コ以上は取れや色々言われることでしょう。そんなことを言われて何がなんやらわからないそこのあなたに向けてブログを書きたいと思っとります。 Q.実際講習は何個とればいいの? A.何個でもいいです。まあ多くて7個かな。駿台の前期が終わると前期の復習WOしなさい、最低一回はしなさい、わからないところがないようにしなさい、とか言われますが、あれを忠実にやろうとしたら講習なんか取れません。というか取らなくても復習は終わりません。夏期講習を取るともれなく夏…

  • 病弱二浪はうごけない

    いやはや、最近ブログが書けていない。というのが常套句になりつつありますが、一週間のうちで何もないのが金曜日と日曜日だけ。とはいっても必ずといっていいほど何か予定が入ってしまうので一週間のうち、自由な時間がほとんどありません。 そんな生活を入学後からずぅーっと続けていると疲れが溜まってくるもの。睡眠時間は一週間のほとんどが4時間ほどでそれ未満であることも多々。電車の中で本を読もうと思っても睡魔には勝てず本を床に落としてしまい、ハッとすることも。しかしそれでも睡魔には勝てません。 そんなこんなで熱を出し、咳に鼻水といった症状が一週間ほど続きました。よく見てくださるお医者さんにお薬をもらい、治ったと…

  • 音楽なくして成り立たず

    先回のブログでも書きましたが、最近まあ忙しいこと忙しいこと。ブログの更新頻度を見てもらうとよくわかると思いますが、最近更新頻度がめっきり減ってます。こりゃいかんと思い今ブログを書いてるわけですね。 さて、前回のブログで駿台の夏期講習について書くみたいなことをボソッと呟きましたが、すみません、今回は近況報告で。 部活命みたいなとこのある医学部において、僕も御多分に洩れず運動部に入りました。運動部といっても緩めの運動部でホワイト部活なのでとりあえずは安泰だろうし部活自体もそれなりに楽しいので全く問題はないのですが、ここで一つ葛藤が。 それは音楽系の部活に入りたくなってきた、ということ。中学生の頃か…

  • バ畜のたわごと

    最近というか五月になってからブログ書いてませんでした。生存報告です。元号変わってからという言い方はしません。はい。 ゴールデンウィーク中何をしていたかというと…バイトです。まあどっかに旅行してきました!とかならいい記事書けそうなもんですが、バイトです。毎日。何のバイトかというと塾講師なんですが、ゴールデンウィークの予定空けておいたらめちゃくちゃ授業入れられました。今まで教えられる側しか体験したことのなかった者にとって教える側になるというのは結構新鮮で面白いものです。生徒に教え、生徒から先生と呼ばれると「ああ、こんなド新人のペーペーでも生徒からしたら一人の先生なんだな」、とちょっと責任を感じてみ…

  • 踊らされて

    平成最後の、平成最後の、令和最初の、令和最初の。何かにつけて最後だ最初だと判を押し、メディアは大衆を躍らせる。別に元号が変われば何かが変わるというわけでもないのに世間は大騒ぎ。いやみんなそんなに気にしてないか。でもニュースなんかをみてるとまるで今日は大晦日。明日は元日かのようで天気予報では明日のご来光が見れるか!?なんてのも。ここまでくると蕎麦が食べたい。明日の朝はお雑煮がいいな。意外とここまでくるとスーパーに行ってみると年越し用の蕎麦的な何かが売ってあるんじゃないかしら。おせちとか売ってるんじゃないかしら。スーパーに確認しに行く気力はないけれど想像するのは楽しいので想像だけしておきます。 今…

  • 医学(部受験)生ならこれを読めー論説編ーその1

    またまた本のご紹介です。今回は本当に役立つ本です。 今回ご紹介するのはこれ!!(通販感) 医療現場の行動経済学 行動経済学をご存知でしょうか。 従来の経済学は私たちの意思決定は論理的に行われていると言う前提で行われてきました。しかし私たちの意思決定はそんなに合理的なものじゃない。そのために人間の非合理性も考慮に入れて考えよう、と言うのが行動経済学です。まあ理想気体じゃなくて実在気体で考えよーってことですね。 そんな行動経済学的見地に立って医療現場を見てみようと言うのがこの本の主題です。 例えばある手術をした後の生存率が80%です。と言うのと死亡率が20%です。と言うのはどちらも同じことですが前…

  • ハロー、ディストピア

    ディストピアと言う言葉をご存知でしょうか。多くはSFで語られ、ユートピアと真逆の世界、つまりは理想郷ではない世界、絶望的な世界とされています。が、ユートピアの中には必然的にディストピアが存在し、ディストピアの中には必然的にユートピアが存在するのかな、なんて思います。ディストピア小説を読むと「こんな世界はいやだ」と嫌悪感や心地悪さを感じるのですが、その反面、これこそが美しい世界であり、将来的にこうなることが必然なのではないかと思われ、幸せな、心地よい読了感を味わうことができます。 そんな感じでSF、ディストピアが大好きなのですが、最近やっとディストピア古典とも言える「素晴らしい新世界」(オルダス…

  • 新歓

    何やら最近は新歓やなんやで夜遅くに帰ってきては朝早くに家を出るという生活が続いているのでブログを書く余裕がありませんでした。この時期はあちこちの大学で新歓をやっているようで大きな駅に行くと新歓のために複数人で集合している団体があちこちに。僕もいきなり全く知らない人から〇〇部ですか?と聞かれ、いいえ違います。 まあこの時期誰が部活やサークルの人だとかわかんないですよね。 さて医学部生はご存知でしょうが医学部というのはなぜか部活を重要視する。それもものすごく。理由は試験の過去問や資料がもらえるとか縦のつながりが作れるとか。 試験はわかるけど縦のつながりってそんなに重要か?と思ったりもしますが、これ…

  • 医学(部受験)生ならこれを読めー小説編ーその1

    別にそんなに本を読むわけではないのですが、いい本に出会ったらやっぱり他の人にも読んでほしい、紹介したいというわけでそんなシリーズをば。 僕が医学生のなんたるかを語るなとかそういう苦情をお持ちの方は見逃してくださいませ。 今回おすすめしたい本はこれ。南木佳士『医学生』 www.amazon.co.jp そもそも南木佳士を知らないという方に簡単に説明しますと、南木佳士は駿台の卒業生にして医者兼芥川賞作家。自身は鬱と戦いながらも過去の医学部での経験や鬱を内容に取り入れた作品などを多く執筆されております。 そんな南木佳士先生の書かれた『医学生』ですが、群像劇になっており舞台は登場人物が秋田大学医学部に…

  • 二浪でも大丈夫

    大学も始まり、バイトも決まり大学生になってしまったのかみたいな、なんだかなぁという気持ちになります。今までの無気力ニート生活とは180度生活が変わってしまったので何をどうすればいいのやら、頭がこんがらがってブログを書く余裕すらありません。と言いながら合間を縫ってただいま書いてるのですが何を書こう。大学で気づいたことでも書こうか。 まず思ったのは結構予備校が同じだった人が多い。言ってしまうと僕は駿台市谷校にいたのですが、結構駿台で浪人してたという人や市谷にいたという人が多い。中には「市谷にいましたよね?」と声をかけてくれる人もいて、そういう共通点があると対人に難ありの僕でも話しやすいです。こうい…

  • 入学式で年1頑張った

    そろそろ大学の入学式というのはどこも終わったところでしょうか。先日僕もやっとこさ重い腰を上げて自分の入学式に行ってまいりました。 私立の医学部とあってみんな金に服を着せたようなボンボンなのかな、と思っていたところ見た感じ普通の人ばっかじゃん。 今持てる全力を出して数人に話しかけてみても、あー意外とみんな普通だな、とかいい人そう、という感想くらいしかありませんでした。前日と当日の朝には吐き気がして立っていられないほど不安になり、大学から届いた入学式についての紙などを見るだけで目が眩んでいたのに取り越し苦労というか案外いけるもんですね。 いやしかし久しぶりに年の近い人たち、それも自分の知らない人と…

  • クスリってカタカナ表記するとやばそうに見えるよね

    タイトルとは関係ないようで関係ありそうなお話 昨日、こころのお医者さんのご神託を受けに行ってきた。まあ今回はお薬継続だけかな〜と楽な気持ちで行ったが、事前に書いて提出していた問診によると、どうやら自閉症スペクトラムの傾向があるそう。 まじか… さすがにそれは予想していなかった。けどこの際だから医学のお勉強として自閉症スペクトラムを調べてみよっと。 と、調べていくと、問診に書いてあったようなことが色々出てきたしそれが結構当てはまるし。人によっては症状が分かりにくいこともあるんだ〜。なら一概にそうとも違うとも言えないのか。 とは言え、お医者さん曰く不安が強いことからそういう結果になっただけかもしれ…

  • いつまでも 受かると思うな 第一志望

    今回は前にもしたような話をぶり返して強調しようかと思います。 受験がひと段落し、来年も受験するぞという方は予備校を決めて手続きなども済ませた頃だと思いますが、この時期の浪人生にありがちなのが 一年浪人すればいきたいとこいけるっしょ というお花畑的思考。かくいう僕も東北志望と言っておきながら阪大行けたらいきたいなあ、とか去年の成績を維持してセンターしっかりとったら行けんじゃね?とかほざいていました。 ただこの思考は意外と長く続きます。というのも予備校の授業が始まってそうそうに受ける模試ではやはり浪人生と現役生の差の開きが大きいので割といい判定が出たり、夏前や夏休み中に成績がぐぐーんと伸びていい判…

  • 人生のサバービア

    大学生、というと世間的には授業をサボり、サークルにバイトに合コンに(?)という印象を持っている方も多いのではないかなと勝手に思っている、というかそのイメージは全部僕が持っているものですが、医学部の方たちはあんまり当てはまらないようです。六年間、閉鎖された空間で、授業も盛りだくさん。部活も忙しく、僕の場合学費がおぼつかないのでバイトもして、という。これじゃあ浪人時代の方が楽なんじゃないのか、とかなんとか考える毎日です。浪人生はまあ監獄の囚人という揶揄がよく当てはまりますが浪人生って「勉強している」という免罪符があるので半脳死的に勉強してれば全て許される感があります。模試の成績が悪ければネチネチと…

  • #春から

    Twitterで色々調べていると #春から〇〇大 というツイートをよく見かけます。実際自分の行くことになった大学のハッシュタグも存在し、20人前後はそれを使った形跡があるなあ、とかネットストーカーじみたことをしているわけですが、まあ皆さんご入学前から頑張ってらっしゃるなあ、と高みの見物をしつつ、僕にはそんな気力がないので半ば困りつつ、という感じです。 さらに恐るべきことに学部ラインなるものがあるらしいではないですか。科学の発展とともに失ったものがあるとするならそれは孤独なのではないでしょうか。絶えず人と繋がっていることに飢餓になり、誰かと繋がっていなければならない、というある種のファシズムのよ…

  • まどろみと特待生

    自分の入学式なぞにはつゆも行きたくないくせに、先日、妹の入学式に行ってきた。写真を撮ったりしただけだったが、人の多さにやられ、帰宅した頃には疲れが間欠泉のように溢れてきた。 疲れて炬燵で寝転びながら活字に目を遊ばせているとネコが隣にやってきてくつろぎモードへと。お前も昼寝しろよと言わんばかりの安らかな寝顔にこちらもうとうとし、うーん、本置いてちょっと寝るか。 と、気づけば夕方。うーん、もう一眠りしたいな、なんて寝ぼけつつ考えていた矢先であった。 突如として電話が鳴り、母が手に取る。大学から、と半ば不思議そうに僕に子機を渡してきた。あれ、なんか悪いことしたっけな、などと考えつつ、はい、もしもし代…

  • 御朱印を巡って

    前回の記事で言った通り、御朱印巡りに行ってきました。 akana-antrum.hatenablog.com 行った場所は順に靖国神社、東京大神宮、赤城神社。 まずは靖国さん。 靖国神社 本殿 この前桜見に行ったので今回は桜は撮らず、御朱印いただいてちょこちょこっと写真撮るだけ。 御朱印はここで そして歩いて東京大神宮へ。靖国神社は九段下、東京大神宮は飯田橋にあり、電車で一駅なので歩いて行ける距離なのです。 今まで何度となく飯田橋に行っていたのに東京大神宮に行くのは初めてでした。 こんないいとこあるなんて。 東京大神宮は東京の伊勢神宮と言われており、かなり由緒正しい神社だそう。 東京大神宮 御…

  • レイワ

    新元号発表を見ていました。発表前にちょっとだけ見えてたりとか記者がスマホで元号を撮影してたりだとか割とおもしろかった。 まあ元号が変わるからと言って何が変わるわけでもなく、Twitterで令和18年がトレンド入りしたり、コラ画像を作ったり見たりするだけですね。それが結構面白いけども。 しかしまあ西洋文明に毒された現代人としてはあんまり元号で今何年?って聞かれてもわからないんですよね。何年かなんて毎年変わるからいちいち覚えてられないし。 わかるのなんてグレゴリオ暦と仏暦くらいなもんですよ。まあどれも毎年変わるけども。 とりあえず平成終わる前に御朱印巡りでも行ってこようかしら。この前川越氷川神社行…

  • 受験生の必需品ーメンタルー

    なら何が大事なんですか!?という前回のブログからの続きです。 akana-antrum.hatenablog.com その答えはメンタルです。精神力とも言うのでしょうか。 なんや、もったいぶってそんなことか。いや、侮るなかれ。 以前の記事にもちょこっと書きましたが、一浪目に私大すら引っかからなかったのはメンタルのせい。センターが悪くてもうどうにでもなってしまえい、と全てを諦めてしまったがために一次合格すらもらえなかった。 あのよく合格体験記で見かける「最後まで諦めなかったから合格を勝ち取ることができました!」みたいなの、あれあながち嘘じゃないと今になって思います。まあでも諦めなかったら受かるわ…

  • 受験は運ゲーである

    順調に医学生ブログから写真ブログへと移行していたのですが、今回はそれを断ち切るお話をば。 高校の同期や先生に入試の結果報告をすると決まって 「そんだけ出きるのになんで落ちた」とか「受かるはずなのに」とか色々言われます。確かに模試の成績を見るとまあ戦えるレベルなんですよねーとか思いますよ。「偏差値的には」ってやつです。落ちた人の紋切り型の言い訳。 偏差値ってなんやねん。改めてそんなことを考えてみましょう。 偏差値ってざっくりいうと「模試を受けた人たちの中で自分の学力はどのレベルなん?」を数値化したものでしょうかね。じゃあ模試ってなんでしょう。よく予備校で言われるのは今の自分の実力を測るもの。そし…

  • 川越ドライブ

    昨日、高校の同期に川越へドライブに連れて行ってもらいました。 小江戸川越とあって風情ある街並み。川沿いに桜も咲いてて観光客も多い。みんな映え〜を狙ってきてるんですかね。大学生くらいの女の子がみんな浴衣着てました。映エリストですね。 川越氷川神社近くの川沿いにて 今回はカメラは持って行かなかったのでスマホくんで撮影。 川越氷川神社の大きなご神木。人多かったのでちゃんとした写真が撮れず、不満足。 絵馬でできたトンネル。内容をちらっと見ているといろんな人が来ているんだな〜。ここ、インスタ映えスポットだそうですよ。夏にくると風鈴が多く飾られ、風鈴回廊と呼ばれるようになります。映え〜&デートスポットにな…

  • お花見さんぽっぽ

    別に毎日更新するつもりは毛頭ないのですが、なんとなく書くことができたので書く。ただそれだけです。 今日はお花見がてら東京探訪してきたのでその写真を上げていこうかな、と。 皇居にて 最近カメラ始めたのであんまり上手くはないのですが、とりあえず自分では満足してるのでカメラ界隈の方がこのブログを見てくださっていたらその辺はご容赦くださいませませ。 靖国神社と皇居に行ってきたのですが、やっぱお花見シーズンとあって どっちもすごい混んでいました。外国人も多かったー。 ちょっと風が涼しかったけど歩くには暑すぎずいい感じの気候でした。 ちなみに写真はnikon D5600 にて。ホントはD7500にしたかっ…

  • なんで、私が私立医に。後編

    というわけで前回の続き、後編です。 前回の記事はこちらから。 akana-antrum.hatenablog.com 泣く泣く二浪に突入したわけですが、勉強が手につくはずもなく、やる気もなかったのでとりあえず駿台の授業が始まるまでは何もやらなくていいや、ということにし、まあ何もやりませんでした。 かと言って、授業が始まればやる気が出たのかというとそうでもなく、とりあえず予習と復習はやろう。あとは適当に時間潰して家帰ろう。みたいな状態が続きます。 ならどこで立ち直り出したのか、というとはっきりとは覚えていないのですが、たぶん模試を受け出して「あれ、結構取れる!」と思ったことが一つにはあるんじゃな…

  • なんで、私が私立医に。前編

    某四谷学院さんのコピーであらせられる「なんで、私が東大に。」 いや、勝算があったから受けて合格者最低点以上だったから受かったんやろが。と突っ込みたくなりますが、僕がなぜ私立医に行ってしまったのかを説明しよう!というわけでこのタイトル。 一浪目から僕は第一志望が東北大でした。二次力に関しては一浪の時点でそこまで遜色ないレベルではあったので、まあいけるだろうとたかを括っていたがここに大きな過ちが。 そうセンター試験です。二次力をつけることばかりに目がいって肝心のセンター試験を蔑ろにしていました。普通の受験生なら12月の頭くらいからセンター演習を始めれば間に合うのですが、僕はなんせセンター国語ができ…

  • まずは自己紹介とか

    初めまして、あかなと言います。 今年の四月から私立医学部医学科新一年生になります。というわけで受験がひと段落したのでとりあえずブログ始めてみました。 なぜブログ?と問われれば、まず一つにはパソコン慣れしていないのでキーボードカタカタしたりいろんな機能いじってみないとやっぱり上達しないなあ、と思ったから。このご時世いつまでも機械音痴じゃダメじゃないですか(汗) あとはやっぱり文章力向上とアウトプットです。人間、インプットしてたらアウトプットしたくなるそんなもんですよね じゃあ何を書いていくか 僕の肩書きは今春から「私立医学部に二浪で入った人」になるわけですが、そこを活かしてなぜ二浪もしたのか、私…

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