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高山農園のお米作り https://okomenotakayama.com/blog/

無農薬栽培や特別栽培など農薬に出来るだけ頼らない、おいしいお米作りに取り組んでいます。

高山農園
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越前市
出身
越前市
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2019/03/24

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  • 4年度の田植え開始

    2022年の田植えが始まりました。今年は32haを6月中旬頃まで田植えをする予定です。 毎年のことですが、4月の下旬というと天気の悪い日が多いです。田植えは晴れていないと都合が悪いので、"天気の良い日があったら田植えをする"という感じになります。予定通りに「予定がずれる」のはいつものことなので、それを見越して育苗なども行っています。ですが、今年は育苗期間中の気温が高かったので苗が伸びすぎてしまいました。 田植え開始。田植え機の後ろに乗るのも一年ぶりで、ずっと苗と肥料の補充をしています。8条の田植え機で10aあたり約15分で植えていきます。大きい川の傍の田んぼだと大き目の石がゴロゴロしているので、田植え機もかなり揺れます。田植え機は基本運転手一人乗りなので、さらにもう一人乗っていると結構落ちそうで危ないです。 田植え後の田んぼはこんな感じでスカスカ。稲は1本の株から複数本の株に増えるので、1ヶ月もすると青々としてきます。毎年同じようなことをしていても違った結果になる農業ですが、今年はどんな栽培になるのか不安でもあり、楽しみでもあります。

  • 苗いろいろ

    今年の4月は気温が高い日が多いためか苗も良く伸びます。というか伸びすぎなくらいで、田植えまで持たないくらいです。 こちらは一番最初に準備した「ハナエチゼン」の苗。もういつでも植えられます。1葉目までが長いのが心配ですが、プールでだいぶん水圧を掛けたので茎はかなりしっかりしています。育苗中盤からかなり暑かったので肥料も切れかけで老化しそうです。 この緑の絨毯みたいなのは「にこまる」の苗。結構早めに植えるのですが、刈るのは一番最後になるくらい栽培期間は長い品種です。 床土の種類を間違えて全部無肥料にしてしまい、土の上から肥料をまいたのですが、ようやく色が出てきました。1葉目が1週間たっても展開しなかったので慌てました。 この半分水没しているのが慣行のコシヒカリの苗。プールに水を張ったら雨が降ってもビニールハウスは全開です。なので、雨でプールの水が溢れかえっています。こんな状態でも腐ってしまうことなく問題なく生長するので稲はすごいです。 何故か直立しているもち米「タンチョウモチ」の苗。苗の勢いが違います。これから育苗期間中も暑くなるので、床土は覆土だけ有機肥料入りで下土は無肥料です。あとで追肥します。初期の肥料を減らさないと有機肥料でも効きすぎてしまうので、ちょっと手間ですが工夫しています。 こちらは黒米。いかにもといった感じの変な色をした苗です。たくさんの品種を栽培していると、品種ごとに苗にもそれぞれ特徴があって面白いです。 ここまでが前半の栽培品種で、今後、特栽や有機のコシヒカリ、ミルキークイーン等の主力の品種の育苗が始まります。

  • 暑い

    暑いです。4月前半にもかかわらず、気温は25度以上。育苗用のビニールハウスの中はさらに暑いです。 ビニールハウスのビニールの厚さは0.1mmしかありませんが、閉め切ると一瞬で40度を超えます。プール育苗の場合は水を張ってあるので、空気とは違って水温はゆっくりと温度が上がるのでそれほど慌てることはないのですが、通常の畑育苗の場合はあっという間に苗が焼けてしまいます。 それでも外気と同じくらいには水温も上昇します。ここまでプールの温度が上がってしまうと夜間もシートは開けっぱなしです。 ほったらかしにしておいたビニールハウスの地面もこの暑さで草が伸び放題。 ということで草刈り機の登場。一年のうちで一番多く使用する機械だと思います。雑草は刈っても刈っても伸びてくるので、何のために草刈りをしているのかわからなくなる時もあります。でも、刈らないと邪魔なので刈っている、という感じです。 キレイになりました。この刈り終えた瞬間が一番好きですが、1ヶ月もすると元通りです。 植物は「水、光、栄養、空気」のいづれも必要なので、どれか1つでも遮断するとうまく生長できなくなります。防草シートはこのうち、光を遮って植物の成長を阻害するので雑草が生えません。ただ、防草シートも寿命があるので、傷んでくるとそこから雑草が頭を出してきます。 稲作でも田んぼに紙のシートを張りながら田植えをするという無農薬栽培の方法があります。田面を稲の生えているところ以外を遮光してしまうので、雑草が生えてこないということです。

  • 春作業いろいろ

    4月初旬で気温が25度を超えるようになってきました。連日外作業をしていると暑いし、日焼けで肌もほんのり黒くなってきました。 農繁期になると陽が出ている時間帯が作業時間になります。この時期だと朝6時くらいから作業開始です。田植えが終わる頃になると、田んぼの水管理でまだまだ作業開始が早くなります。 朝は稲にとっては食事の時間なので、日が昇る時間に合わせて水をやります。今日は育苗プールに水を張る日だったので、水を入れました。 プールの床面を均していないと写真みたいに水没する苗もありますが、今までの経験上全く問題なし。1cmほどなら2日ほどで水面から顔を出すくらい伸びてきます。 桜もちょっと散りはじめてきました。 田んぼの周囲も草が大きくなってきました。田植え前に一度刈っておかないと田んぼの管理で邪魔になるので、そろそろ一度目の草刈りです。 稲作って田んぼの内外の雑草対策に一番時間と労力、コストがかかるので、現在の「草刈り」「除草剤」「防草シート」以外に何か良い方法がないかと考えてしまいます。

  • 稲の種まき2022

    育苗期になると毎日やることが多くてなかなか更新ができなくなってきました。無理のない程度に更新していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 一週間ほど水につけておいた種もみを今度はちょっと温度を上げてぬるま湯に1晩ほど漬けます。種子の発芽には酸素も必要なので、シャワーで酸素を水に溶け込ませます。発芽玄米を作るときに、定期的に水の入れ替えをするのはこのためです。 1晩~20時間ほどで芽が出てきます。初めてこの作業をしたときはどれくらいで芽が出てくるのか全く分からない状態だったので、1晩中起きて見ていたこともありましたが、何度もやっているうちにこの品種はこれくらいで、というのが分かるようになってきたので、芽が出ないか心配することもなくなってきました。 種から芽が出たら、土に種をまきます。土に水をかけて、病気の予防薬をふりかけて、種をまいて、最後に土をかぶせて完成です。 一般的な栽培ではここでも農薬を使用します。種子を発芽させる前にも一度消毒をしていますが、さらに芽が出た後にも殺菌消毒をします。これだけ何度も消毒をするのには理由があって、この後の工程で雑菌が繁殖しやすい状態になるためです。苗にとってかなり致命的な病気も発生しやすいため、気分的に処理をしておきたくなるということです。が、無農薬栽培をしたことがあると、この消毒必要なの?と思えてしまいます。 種をまいた育苗箱を積み上げて、数日保温して土から芽が出てくるのを待ちます。ここでの失敗体験として、土に水をかけすぎたことが原因で種が窒息して腐ってしまったことがありました。さらに温かいので、腐った種から雑菌が繁殖し、ほかの苗箱にも被害が広がってしまったことです。理由が分かれば対応は簡単ですが、本当に初めてのころはたくさん失敗したものです。 土からツンツンと白い芽が出てきたら外のビニールハウスへ移動です。ここから育苗開始です。

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