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高山農園のお米作り https://okomenotakayama.com/blog/

無農薬栽培や特別栽培など農薬に出来るだけ頼らない、おいしいお米作りに取り組んでいます。

高山農園
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越前市
出身
越前市
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2019/03/24

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  • 雪が止みません

    春らしく少し暖かくなってきたと思ったらまた雪が降ってきました。 一旦消えかけた道路の雪もまた積もりはじめました。来週くらいから田んぼの見回りぐらいは出来ると思っていたのですが、雪が消えないと道路が通れないのでもうしばらくかかりそうです。 地面が見えていたパイプハウス跡もまた戻通りの雪の中。ただ、天気予報を見ると来週からは気温が10度を超えるようになるので、今冬の大雪は今回で最後だと思います。雪が積もらない地域が羨ましくもあり、春が待ち遠しいです。

  • 春の訪れ

    2月も中旬に差し掛かり、寒さの中にも少しづつですが"春"を感じられるようになってきました。 今週に入ってから少しづつですが、天気が良い日が増えてきました。1月中は陽が差しても全く暖かくなかったのですが、この頃になると日に当たっていると"暖かい"と感じられるようになってきました。農地を覆う雪もだいぶん少なくなってきました。田んぼの水は雪解け水で凍るように冷たいです。 育苗で使用するパイプハウスも少しづつ地面が見えてきました。あと2か月もするとここに苗が並んでいる予定なので、ゆっくりしていられるのもあと少しだけです。 主要な道路は雪を除けてくれるのですが、農道などはこんな感じで冬の間は通れなくなっています。この雪が解けたら田んぼへ行けるようになります。育苗の準備だけでなく、冬の間にガタガタになった畦や用排水路の整備などやることはいっぱいあるので、3月になったら一気に忙しくなりそうです。

  • 特別栽培米

    農産物には"特別栽培農産物認証制度"というのがあり、節減対象の農薬と化学肥料の使用を50%以下で栽培した農産物に対して認証されます。これは生産者が勝手に謳ってよいものではなく、栽培前に認証をするそれぞれの県に申請をしないといけません。この申請が今年も4月から始まります。 特別栽培農産物の認証制度は「お米」の場合、 同じ作物でも県ごとに基準が違います。 同じ作物でも栽培方法ごとに基準が違います。 同じ作物でも品種で基準が違います。 また、 栽培期間中は昨年の稲刈り後から本年の稲刈りまでです。 田植え前の種子~育苗の段階も栽培期間に入ります。 稲刈り直後から翌年の栽培は始まっているので、この段階で田んぼの周りに除草剤を散布したり、余った化学肥料を撒いてしまったらそれもカウントされます。そんな田んぼで翌年は"栽培期間中:農薬不使用、化学肥料不使用"というのは出来ないです。 意外と盲点なのが苗。育苗って結構手間がかかるので、苗を他所から買ってきて田んぼに植える人がいます。当然ながら田んぼに植える前も"栽培期間中"なので、使用した資材はカウントされます。種子の消毒、病気の予防薬、殺虫剤など苗の段階でもたくさん農薬は使用します。 直播用の鉄コーティングされた種子。種籾の周りに鉄粉がくっついたもので、水をかけると酸化するのでサビて茶色い色をしています。 また、同じ品種でも栽培方法で農薬使用の基準が異なります。上記写真は"直播"の田植え後の写真で、"直播"とは苗を植えるのではなく、種子を直接田んぼにまく植え方です。苗の生長が田んぼの中で行われるので、その期間分、苗を植えるよりも除草剤などを多く使用します。こういった栽培で"当たり前のように普通に使用する農薬使用量"が基準になります。 ちなみに福井県のコシヒカリだと、苗を植える場合は農薬10成分、直播だと農薬11成分が上限になります。特別栽培農産物って基準が微妙に異なるので、参考程度にと思った方が良いです。

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