梅雨が明けていないにもかかわらず、真夏のような日々が続いています。その上、雨も全く降らないので、そろそろ水不足
春らしく少し暖かくなってきたと思ったらまた雪が降ってきました。 一旦消えかけた道路の雪もまた積もりはじめました。来週くらいから田んぼの見回りぐらいは出来ると思っていたのですが、雪が消えないと道路が通れないのでもうしばらくかかりそうです。 地面が見えていたパイプハウス跡もまた戻通りの雪の中。ただ、天気予報を見ると来週からは気温が10度を超えるようになるので、今冬の大雪は今回で最後だと思います。雪が積もらない地域が羨ましくもあり、春が待ち遠しいです。
2月も中旬に差し掛かり、寒さの中にも少しづつですが"春"を感じられるようになってきました。 今週に入ってから少しづつですが、天気が良い日が増えてきました。1月中は陽が差しても全く暖かくなかったのですが、この頃になると日に当たっていると"暖かい"と感じられるようになってきました。農地を覆う雪もだいぶん少なくなってきました。田んぼの水は雪解け水で凍るように冷たいです。 育苗で使用するパイプハウスも少しづつ地面が見えてきました。あと2か月もするとここに苗が並んでいる予定なので、ゆっくりしていられるのもあと少しだけです。 主要な道路は雪を除けてくれるのですが、農道などはこんな感じで冬の間は通れなくなっています。この雪が解けたら田んぼへ行けるようになります。育苗の準備だけでなく、冬の間にガタガタになった畦や用排水路の整備などやることはいっぱいあるので、3月になったら一気に忙しくなりそうです。
農産物には"特別栽培農産物認証制度"というのがあり、節減対象の農薬と化学肥料の使用を50%以下で栽培した農産物に対して認証されます。これは生産者が勝手に謳ってよいものではなく、栽培前に認証をするそれぞれの県に申請をしないといけません。この申請が今年も4月から始まります。 特別栽培農産物の認証制度は「お米」の場合、 同じ作物でも県ごとに基準が違います。 同じ作物でも栽培方法ごとに基準が違います。 同じ作物でも品種で基準が違います。 また、 栽培期間中は昨年の稲刈り後から本年の稲刈りまでです。 田植え前の種子~育苗の段階も栽培期間に入ります。 稲刈り直後から翌年の栽培は始まっているので、この段階で田んぼの周りに除草剤を散布したり、余った化学肥料を撒いてしまったらそれもカウントされます。そんな田んぼで翌年は"栽培期間中:農薬不使用、化学肥料不使用"というのは出来ないです。 意外と盲点なのが苗。育苗って結構手間がかかるので、苗を他所から買ってきて田んぼに植える人がいます。当然ながら田んぼに植える前も"栽培期間中"なので、使用した資材はカウントされます。種子の消毒、病気の予防薬、殺虫剤など苗の段階でもたくさん農薬は使用します。 直播用の鉄コーティングされた種子。種籾の周りに鉄粉がくっついたもので、水をかけると酸化するのでサビて茶色い色をしています。 また、同じ品種でも栽培方法で農薬使用の基準が異なります。上記写真は"直播"の田植え後の写真で、"直播"とは苗を植えるのではなく、種子を直接田んぼにまく植え方です。苗の生長が田んぼの中で行われるので、その期間分、苗を植えるよりも除草剤などを多く使用します。こういった栽培で"当たり前のように普通に使用する農薬使用量"が基準になります。 ちなみに福井県のコシヒカリだと、苗を植える場合は農薬10成分、直播だと農薬11成分が上限になります。特別栽培農産物って基準が微妙に異なるので、参考程度にと思った方が良いです。
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7月に入って、北陸地方は梅雨がまだ明けていないのに毎日暑いですね。この時期はどうしても雨が降って欲しいのですが
梅雨入りしてから急に蒸し暑くなって、最初の数日の外作業はかなりつらかったです。ですが、人間の体はすごいものでこ
田植えが始まってから全く更新できませんでした。たいへん申し訳ございません。毎年同じことをやっているのに今年は特
今年の春はやっぱり寒いのか、雑草もあまり伸びていなかったので少し楽が出来ていたのですが、そろそろ草刈りのシーズ
ちょっと更新が遅れましたが、今年の稲の育苗が始まりました。 皆様の地域の桜はどのような感じでしょうか。日本は南
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先週は雪が積もってまだまだ冬が続くのかな?と思っていたら今週は初夏の陽気。春はどこに行ってしまったのでしょうか
やっと田んぼの雪が消えたので今年の稲作の準備を始めていきたいと思います。例年に比べると雪解けが遅く開始がかなり
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日頃より、大変お世話になっております。 今年もあとわずかとなりました。 来年も、皆様の食卓に笑顔があふれるよう
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2024年の稲刈りもようやく終わりました。 水稲栽培は基本的に昨年の稲刈り後から始まって、今年の稲刈り終了まで
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稲の穂が出ることを出穂(しゅっすい)と言います。近年は毎年暑いのですが、今年はさらに暑いのか、穂が出る時期が例
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今年の梅雨は本当に雨が多いですね。全国各地の大雨被害のニュースが毎日のように報じられているので、稲にとってはあ
田植えから稲刈りまでの期間は、ほぼ毎日田んぼの周囲の草刈り。農家の作業のうち、作業時間の半分以上が草刈り作業の
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7月に入って、今年は雨が多い梅雨らしい梅雨を迎えています。昨年はこの時期にほとんど雨が降らなかったので、今年ぐ
ご無沙汰しております。やっと2024年の田植えが終わりました。 ギリギリですが、今年も何とか梅雨入り前までに田
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3月に入ってからというもの雨がずっと続いていて、一向に”春らしさ”というのが見えてきません。日本もとうとう雨季
2月後半からかなり暖かくなって、もう外作業をしてもいいかな?と思っていたら今までずっと雨の日。ようやく雨が上が
今年の冬は一段と暖かく、まだ2月の中旬ですが、もう4月の陽気。前回降った雪もあっという間に消えてしまいました。 例年だと3月頃から田んぼの準備を始めるのですが、今年はそろそろ始めてもよさそうな雰囲気。天気だけ見るともう雪は降らなさそうですが、他の農家さんはまだ誰も動いていないので、こっちも少し様子見です。 例年だと、福井県の田植えは4月下旬頃からがメインシーズンになりますが、2月からこれだけ暖かいと田植えの時期も早くする必要があるのかもしれません。栽培時期がずれると収穫期も変わってくるので、自然環境に合わせて行う仕事というのは難しいです。 春というと自然界の生き物は子育てのシーズン。今年のコウノトリはどうでしょうか。今年は雪解けとともにかなり早めにやってきたので期待できそうです。
2024年の冬は今年も暖かくて、雨は降っても雪にはならず、このまま春になるのかな?と思っていたら急な大雪。一晩で結構積もりました。 昨日までは全く雪が降っていなかったのに、朝起きたらこんな風になっていたら驚きます。風景がほぼ白と黒だけになって、色数も減るのか画像のファイルサイズもいつもよりも小さくなるのがちょっと面白いです。 一晩でだいたい40cmぐらいでしょうか。これくらいなら大丈夫ですが、1mを超えると屋根の雪を降ろさないといけないので大変。近年はそこまで積もることもなくなったので、だいぶん楽にはなりました。 道路はこんな感じ。田舎は車が無いと何もできないので道路は本当にライフライン。食糧はもちろんですが、救急車、消防車、電気や水道の問題が発生しても道路が通れないと死活問題なので雪国の冬は生活するのも大変。都市部の生活に慣れてしまうと不便な田舎に帰りたくないというのも理解できます。 雪は降っただけ積もるので、数時間おきに敷地内の雪を除けるもの雪国の日課。いい運動になります。