乗物酔いは、自律神経系が原因のようですから、自律神経失調症のようなもなのでしょう。酔う人というのは、思春期のころがピークで、成人後にある程度は収まるそうですが、更年期になってまた目立つようになる傾向があるらしいです。思春期と更年期に顕著だということは、どちらもホルモンのバランスが崩れやすい時期ですし、そんなようなことが関係するのかもしれないと、素人目には思えますよね。私の場合は、10歳ごろから症状を...
乗物酔いは、自律神経系が原因のようですから、自律神経失調症のようなもなのでしょう。酔う人というのは、思春期のころがピークで、成人後にある程度は収まるそうですが、更年期になってまた目立つようになる傾向があるらしいです。思春期と更年期に顕著だということは、どちらもホルモンのバランスが崩れやすい時期ですし、そんなようなことが関係するのかもしれないと、素人目には思えますよね。私の場合は、10歳ごろから症状を...
鈴木春信の「見立て恵比寿」と呼ばれる絵です。恵比寿とは、神棚の神像や置き物などでお馴染みの大黒さまと恵比寿さまのうちの恵比寿さまのことです。大黒さまは、大きな袋を背負って、打出の小槌を持ってますが、恵比寿さまは、釣り竿と散り上げた魚(鯛)を持っています。浮世絵になると、華やかに着飾った美少人(または美人)の絵で、「見立て」ということになります。この絵では、振袖の羽織を着た美少人(若衆)です。羽織の...
昨年9月の「身体測定をやってみると」という記事で、自分の各測定値を平均値と比較してみました。そのとき、身長ではなく肩の高さを同じにして比較する方法をとりました。すると、縦方向の各サイズについては、かなり平均値に近いものになったのです。次に、横方向の各サイズについても、書きかけていたのですが、それから半年が過ぎてしまいました。横幅の測定は、胸囲などの周囲サイズとは違って、測り方が難しいです。肩幅と腰...
編み笠の若衆を描いた鈴木春信の絵です。 振袖の羽織を着てますから、若衆で間違いないわけです。 簪の先が少し見えますし、羽織の紐の結び方も、女子型の若衆のものです。 羽織の袖の柄に折鶴が描かれてます。 それから、着物の前の合わせ方ですが、重ねる部分が少ないです。 これでは、風が強い日に、着物の裾がひるがえったりすると、 脚のひざの上まで見えてしまうこともありそうです。 小股も見えることがあると言っ...
顔写真に15個の長方形の線を重ねら画像です。右はAIST社の平均測定値から、各縦横サイズはそのままにイラスト化したものですが、曲線部はフリーハンドです。ただし身長158cm女子の105%サイズ。2つを見比べると、写真の顔の各パーツの位置などは、おおむね同じで、平均的な顔といえると思います。たぶんおおかたの人は、このように「ほぼ平均位置」なのではないかとも思います(各部の形状は別として)。鼻の幅については、1つの...
記憶がぼんやりしたり、AかBかはっきり区別できないことがありますね。ブログを書いていても、同じことを以前に書いたような気がして、気になることがあります。それで、今までの全部を、テキスト(文章)だけバックアップしたものを1つのフォルダにまとめてみました。(fc2ではブログ引っ越し用の「エクスポート」で保存できます。)以前に書いたかどうか曖昧になるのには、原因があって、下書きの文章がたくさんあるのですが、そ...
鈴木春信の浮世絵の保存画像(数百枚)の中から、羽織や半纏の紐の結び方を調べたときに見つけた絵が、これ。頭巾をかぶった人物が描かれていますが、胸の前の紐の結び方は女性型なので、女性だろうと思いました。とすれば、着ているのは羽織ではなく半纏?。頭巾の頭の上の中央が少しふくらんで見えるのは、櫛飾り?。浮世絵には通称のような題名がついているものも多いのですが、念のため画像検索で調べてみると……。「石垣の前の若...
これも「足補正」で、初公開写真。「ある年の4月3日ごろ、3日遅れのエイプリルフールのような雪が降りました」という書き出しで、椿の花t雪景色の写真を紹介したことがありますが、同じ日の写真です。ままごと草ベスト1000には入らずでしたが、同じ日の写真が多すぎたからでした。椿の花が咲いてるのに雪景色という光景は、2度と遭遇することはないだろうと思って、たくさん撮りました。歩ける道は細く、三脚を立てる場所も限...
小学校の1年生か2年生のころから、親に内緒で誰も来ない暗い箪笥部屋で少年ながら古着の女性服などを着てひとときをぼんやり過ごすようなことをしていました。内緒であるというのは、何か理由や理屈があってのことではなく、良いことか悪いことかも考えず、ただ無意識のうちに内緒なのだと思っていたようです。着たものは放置することなく元へもどし、その後もずっと、無意識のうちに、本能ででもあるかのように、ときどきそのよ...
鈴木春信の絵、「五常」のうちの「信」という絵。文机の前の人は、たぶん紫式部でしょうね。石山寺近くの琵琶湖の湖畔で執筆中に、冥想にふけっているところでしょう。左ひざを立てています。和歌があります。「悲をしりて善をみちびく心こそ まことの信といふべかりけり」「まことの信」とはどんなものでしょう。信とは「誠実」のことだと書く辞書もあります。ですが、独り善がりの「真面目」のことではなくて、まづもって世の中...
人物写真の「足補正」について趣味の写真シリーズです。「足補正」などという言葉を使いましたが、つまり、立ち姿の人物の足が、カメラのフレームに入りきれなくて写らなかった写真に、別の写真の「足」をコピーしてつなげるという意味です。「頭切れ」の写真でやったことと、同じようなことです。試験的に、だいぶ前の写真1枚をやってみました。つなぎ目がわかるように、ボカシ等は入れてません。足の幅を合わせたのですが……、足...
鈴木春信の浮世絵シリーズです。右手前の人。髪型は「勝山髷」でしょうか、ちょっと古い時代からのものなので、年増を意味してるのかもしれません。この人は、振袖の羽織を着ていますから、「若衆」というか、色子か陰間か女形など、そういった人なのでしょう。羽織を着た純女性の絵がどこかにあれば別ですが、ない以上は、娘風に見えて振袖の羽織を着てたら若衆で間違いないはずです。左ひざを立てて、かなり開いているのが気にな...
2024年ももう2月末。今年の抱負やら先のことなどを書いてみようと思うのですが・・・。最近は見てくれる人がとても少ないようですけどね。もともと医療や目先の法律のことはそれほど重要なものではないですし、もっと大事なことがある、という考えかたなのですが、それはこの先も変わることはないと思います。ですが、お金さえあれば希望する肉体の外見が簡単に手に入る時代になったときに、人間の心は、どこかに歪みが生じたり、...
鈴木春信のこの絵。振り袖の羽織を着た人物が3人描かれていますが、振り袖の羽織ですから、3人とも色子、または女形とか陰間とか、そういう人物なのでしょう。振り袖の羽織だけでなく、髪に櫛を差していること、この2つの条件から、色子であると見られます。
立春が過ぎて、梅の花のほころぶ季節。「夜の梅」と呼ばれる鈴木春信の浮世絵を、ぼんやり見ていました。娘の着ているものは、羽織ではなく、半纏です。袖口がすぼまっていますし、羽織は女子の着物ではありません。胸の紐の結び方を見ると、「片結び」ですが、2本の紐の先を(本人の)右側に垂らしています。次に「鞠と男女」と呼ばれる絵。娘と若衆が描かれていて、若衆の羽織の紐は、やはり片結びですが、紐の端は左側に垂らし...
去年の夏の記録的な暑さのときに体調を崩して、夏痩せしたのですが、2~3キロの夏痩せは久しぶりのことでした。以前は夏痩せしても、秋の終りごろには体重は戻っていたのですが、今回は戻りません。からだを大きくしたりする成長能力が、なくなっているせいなのかもしれません。3サイズなどを測ってみると、どれも減ってますが、脚も細くなった模様。太ももが細くなるのは、老化ということでしょうか。今と同じ体重だった昔は、...
連日のお知らせになりますが、ホームページの表紙の模様替です。Hatopia 鳩子のホームページいつ以来になるのかと調べたら、2011年の4月以来で、13年ぶりでした。福島原発の事故があって不安な毎日を送っていたころです。江戸時代の木版本を本格的に読みはじめたころでもありますね。これで2つのサイトを模様替えしたことになりますが、このブログはどうでしょうね。いちばんシンプルなFC2のテンプレートを選んで、記事タイトルの...
「ままごと草」というブログが、たびたびアクセス不能になってましたので、思いきって移転。移転先はfc2のもう一つのページ内で、旧タイトルはよく変更してましたが、今回「鳩ぴあ星」というタイトルにして、以後はなるべく変更しない予定。鳩ぴあ星のコンテンツの1つが、「ままごと草」ということになりました。記事ごとのページと、topページなどが完成。カテゴリページなどは未完成。...
空を飛んでる夢を見ました。夢占いなどでは、それは向上心の現れとか、性的欲求不満とか、書いてあることには岩欄がありました。最近ネットで調べたら、挿絵のように人物の加工写真が付いていて、飛行機のように両手を真横へ広げたり、スーパーマンのように顔を前(進行方向)に向けたりで、顔を前に向けるのは衝突を避けるためでしょうか、とにかく高速で一直線に飛行するイメージなので、私のときどき見る夢とはぜんぜん違うと思...
川端康成没後50年は、去年のことだと思っていたのですが、調べたら一昨年(2022年)のことだったとわかりました。どうやら2年の経過を1年と思っていたようです。高齢になると内部時間はゆっくりと進むらしく、まだ一年と思っていたら、外部ではもう2年が過ぎていたのでしょう。『掌の小説』という、4~5ページの短い小説がたくさん入っている宝石箱のような小説集を拾い読みしてました。最後のほうに収録されてる、老人と少女が故...
写真は、春の花のある庭で。Sさん撮影。今日は、パソコンのキーボードの話です。キーボードの上に手を置くときは、ひじは脇から離して、肩の力を抜いて、ひじから中指の先までは真直ぐにして置くと思います。腕のひじから先が「ハの字」型になって……下の写真の女性のような感じでしょうか。この女性は浅井舞香さんというAV女優さんなのですが、ドラマで視力の墜ちた老作家の後述筆記をしている場面です。ときどき作家の表情を見て...
前回より2週間もあいてしまいましたが、20年前の写真を使って、何か書こうと思っていたのです。ホームページを始めてから来月で20年になりますので、今後は、年数を区切ったお祝いみたいな話はもうよしましょうとか、そんなことを書けばいいんじゃないかしらとか、いろいろ思案したわりには、文章がまとまりませんでした。そのことだけを報告するような日記になりました。この写真は、胸から上の、顔などが青っぽく見えますね。バ...
いつのまにか、春らしくなりましたね。紅梅の華のつぼみが、ふくらんで紅色に咲いているのを見ました。写真は、むかし某隔月刊誌に掲載の写真の、白黒印刷を、昨年、拡大してカラーにしてもらったものです。コンピュータ処理なので色ははずれることがありますが、この赤い色は、ほとんどその通りの色でした。ほかにもカラー化したものがいくつかありました。https://hatopiano.blog.fc2.com/blog-entry-488.html...
前回の腕立て伏せの次は、片足立ちに再挑戦。(この写真は腕立て伏せとは違います)片足立ちについては、2016年の記事にありました。 → 「片足立ち」その記事ではダイエット云々の話になってますが、健康に良さそうですので、その後も、ときどき試しています。片足で立つときの足の向きについて、最近になって気づいたことがあります。それは、足先を無理に外へ開かないこと。歩くときと同じ向きが、いちばん安定すると思います。...
腕立て伏せ腕立て伏せが1回もできないという人(女子)がいたので、私はもう十年以上やってないような気がしたので、やってみることにしました。以前は2~3回はできたと思うのですけど……。やり方について。ひじは直角になるまで曲げること。自分だけのやり方では、結果を書いて公表しても、自分だけの世界の話になります。確認のために、「正しいやりかた」を調べてみました。「ひじは、からだが床に着くくらいまで曲げる」のだ...
宝塚歌劇に入団したような夢をみたような気がするのですが、記憶がぼんやりしてしまってます。むかしNHKドラマで紺野美紗子主演のタカラジェンヌが主人公のドラマがあったのですが、それを見た漫画家の赤塚不二夫氏が、宝塚にはあんな気の弱いようないじいじしてる子は一人もいない、というような意味のことを言ったらしいのですが、つまり、気が強い体育会系のような子ばかりということらしいのですね。ニューハーフの世界も体育...
最近見た夢シリーズです。見たのを忘れかけてたのですが、ひょんなことから一部を思い出したので、そこだけ書いてみます。夢の中で、私は何かのお店を始めることにしました。アクセサリーだったか雑貨屋さんだったか、おもちゃ屋さんかもしれませんが、そのへんは思い出せません。店の商品を仕入れるためだと思うのですが、問屋街に出かけて、いろいろと探し歩いていました。とても親切にしてくれたおじさんのお店がありました。ど...
長い夢だったのですが、覚えているのは、病院で検査を受けたところからです。何かの原因があって病院へ行ったのですが、よく思い出せません。 検査の結果は問題なしということなので、帰ろうとしたのですけれど、トイレを借りてからにしようと思って、場所を聞くと通路の先にあるそうなので、小走りに歩いて行くと、通路は途中で左に曲がって、その先は行き止まりでした。変だなと思って、ゆっくり引き返して戻ってみると、最初...
「鳩」についてのスラングを、何年か前にネットで調べたときのメモがありました。あちこちの短文を拾い出したものと思います。「鳩」「ハト」の隠語保釈(警察用語)カモ(ぺてん師の言葉)人ノ口ヲ吸フコトヲ云フ。前借詐欺の手先の女。行橋。トハ サクラと同じ。ハトを逆にして。同じくぱっと来てぱっと散るところから(サクラ 客のふりをした仲間。ぱっと咲いてぱっと散るところから)鳩の街。〔香具師・不良〕鳩の街。(東京の...
2023年が始まりました。年末に1年間のブログ記事から10余りをピックアップしてみましたが、「陰舞」の話が漏れてました、 陰間と陰馬その記事については少し反響があったようですが、理由は「かげま」の語源の話があるからで、耳新しいような、もっともらしいような説の紹介だったからでしょうね。なるほど面白い説かもと思って書き始めたのですが、書きながらどこかおかしいことに気づいてきたわけです。この世界はシャレ好きな...
年末恒例のじゅうだいニュースというのがありましたが、どうしましょうか。1年をふりかえって、特におすすめといえるような、面白いかもしれない記事をピックアップしてみました。 帯の先の房飾り鈴木春信の「義」という絵についての余談ですね。人の記憶は何かを忘れてしまったときに、不自然でも何とかとりつくろって別のもので穴埋めすることがあるのかも。 塗り籠めで添い寝意外なところに「稚児之草紙」が出てくるものです。...
「ままごと草」から漏れてしまった写真の1つですが、撮れたままでは柱が大きく曲がっていたので、補正するかどうか決めかねていたためと思います。ワンタッチでできますけどね。下が補正前の写真。補正後は左右の端を少しカットして揃えました。補正前は、枠の周辺部分が扁平に圧縮されて枠内に入りこむ感じなのでしょう。人物も、微妙ではありますが、少しだけ違います。補正すると、中央の顔や肩あたりは、小さくなります。ウエ...
絵のうしろのほうに湖龍と書いてありますが、上方の月岡雪山あたりの絵本らしいです。絵に描かれてるのは、陰間と客のような感じです。漢詩?のようなものが書いてありますね…… 名穴暗夜光 成立引失金銀 傷心雖後悔 更不却行ふりがながあるので、漢字をまじえて書いてみましょう。 名穴暗夜に光る 立て引きを成し金銀を失ひ 心を傷め後悔すといへども 更に行てかへらず立て引きというのは相手のために散財すること。散財す...
むかし撮ってもらった写真が小さすぎたときに、きれいに拡大してくれるところがあったので、ずいぶんたくさん試してみました。まちがって白黒で撮れたのも色を付けてくれたり。今年はそんなことばかりやってましたね。この写真は、白黒で小サイズという二重のハンデがありましたが、まあまあに処理できたと思います。...
昭和21年のカストリ雑誌のを見せてもらいました。中野江漢という人の『男娼秘話』というのが載っていて、カストリ雑誌の執筆者名というのは、変名が多いと思うので調べたことはなかったのですが、なんとなく調べてみました。Wikipediaにも載っていて、中国の生活風俗や性風俗の研究家だそうです。『男娼秘話』は、最初のほうは小説のような展開で、読者をひきつけるものがありますね。でも著者の中国での見聞録という内容なのです...
こよみの上では立冬を過ぎたので、冬なのかも。...
江戸時代の寛政の改革で「文武両道」が奨励されたそうですが、寛政元年の恋川春町『鸚武返文武二道』という本にはこんな絵が。武士と陰間の宴会芸みたいなものでしょうか。陰馬(かげうま)と陰間(かげま)のシャレだそうです。陰馬とは、「(1)人の前では弱々しく、人のいないところでは強がること。また、その人。かげべんけい。」(小学館国語大辞典) 陰弁慶とは内弁慶みたいなものでしょうか。「(2)陰間(かげま)。陰舞(か...
黄金比のことを調べようと思ったのですが、脇道で美人度判定のようなサイト(Prettyscale)を見つけて、また遊んでしまいました。これだからネットは困ります。昔の一番よく撮れた写真を引っ張り出してきて、スタート。目の位置から始まって、マウスでたくさんの位置をユーザーが指定します。結果は、72%。 72点?「額が小さめ」というのは、生え際の位置が見えないので適当に指定しましたが、日本人の特徴なのかもしれませんね。「...