谷中に住む谷中ハチ助が週末登山と日々の読書、谷根千での日々を中心に、新しいこと、刺激を求めて現代社会を彷徨っています。
平成最後の日、始めての清里を目指して、茅野駅を発った。 あいにくの雨、晴れる気配はまるでなし。まったくもう。 よかった順にご報告。 清泉寮。キリスト教研修施設だったらしい。残念ながら、牧場の視界ゼロ、晴れていれば青々としたアルプスの峰々が堪能できたという。 仕方ないので、 ミルクバーでジャージーミルクプリン、ホットジャージーカフェラテを注文。うまい。プリンは練乳風味な、カフェラテもミルクに深みがある。濃厚なのとは違う。ふわふわした舌触り。いいね、これ。 調子に乗って、となりのパン屋で、焼きたてのクリームパンも。こっちも、外の生地も中のクリームもふわふわ。 ここの製品はなんもかんもふわふわなのか…
【登山番外編】mont-bell club freind festaを堪能
登山を始めて2年目、ヘビーユーザーになりつつあるモンベル 会員限定の催しに、パシフィコ横浜へ行きました。 一番の狙いは、敬愛する山岳小説作家、夢枕獏さんのトークショウ。前から3列目を確保し、今ハマっているという縄文時代をルーツにした探究なさっているとのことでした。黒曜石は恐ろしく切れ味がよいとか、囲炉裏は縄文人がルーツだとか、縄文人の山にある貝塚からは魚の頭の部分だけは発掘されていないとか、興味深い内容が満載でした。 最新刊を購入し、獏さんとパチリ。サインもしていただき、握手もしていただき感激でした! 導入では獏さん作詞の曲をmont-bellの辰野会長が笛でセッションするなど、親交の一端も垣…
【ベイスターズ観戦No.5】●2-7ジャイアンツ 2019年4月28日
前日まで9連敗。もういい加減に勝っていい頃では。そう思いながら向かった今シーズン初の東京ドームだった。 さすがゴールデンウィーク。前日ネット検索したら、立見以外ソールドアウト。しかし、ここで見捨ててはファンが廃るというもの。開店前のチケットショップに並んで席を確保。勇んでドームへ向かったのだった。 中に入ってみると、いきなりビヤヌエバのツーランで先制される。 その後も4回に加点されて、京山は降板。先発で結果が出ていないし、最近は4点以上取ることは稀だからやむを得ないだろう。 しかし、二番手で上がった平田が坂本にソロ、亀井に2ランを打たれて6-0。万事休すか。 前半でここまで点差が開くとあきらめ…
カレー?吉野家も変わったもんだ。いや変わらざるを得なかったというべきか。チキンスパイスカレー(550円)である。流行りを追いかけたらしいので、私もそれに乗って注文してみた。 悪くない。普通のカレーとはちょっと違う。オリジナルのスタンダードタイプよりも食べやすい。専門店のレベルではないが、500円で具材が入っているのだから、十分食べられる基準を満たしていると思う。 秋葉原駅前の店舗だが、外観は黒くてスタイリッシュ。 中もひとりひとりの席が完全なセパレートではないが、微妙に仕切られていて、プライベートな空間を確保しようとしている。土地柄か新しいタイプのお店だろう。この形態が今後は増えてくるのかもし…
最高気温が25度に届こうかとした今週、我が家にのサイパンレモンが白い花をつけました。 1メートルくらい離れていても、甘酸っぱい香りが漂ってきます。特に雨上がりの昨晩は、匂いが充満していたような気がします。 地植えにして4年目、背丈は私を追い抜き、2メートルに達した模様。聞くところによると、3メートル以上になることもあるそうですから、来年の今頃には2階のベランダまで手が届くかもしれません。 奥がサイパンレモン、手前がティーツリーです。 花をつけたのは嬉しいことですが、こうなるとやってくるのが、アゲハチョウです。大量の卵を産み、幼虫になって、柔らかい葉っぱから食べられてしまいます。一般的に葉がなく…
谷中といえば知る人ぞ知る猫の街です。谷中の寺社や夕焼けだんだん、路地、至るところにネコが出現します。谷中に住み始めて3年が経ちましたが、通勤途上に毎日のようにネコを見かけます。猫好きにはたまらない街でしょう。 ご多聞にもれず私も自称ネコ派なのですが、飼ったことがないためか、スキンシップをとるのが得意ではありません。しかし、私のような猫初心者にも大丈夫。谷中の猫たちは人慣れしていて、機嫌さえよければ、あちらから近寄ってきたり、触らせてくれたりすることもあります。 昨晩は雨上がりにもかかわらず、夕焼けだんだん手前の延明院あたりのブロック塀に茶トラが愛想を振りまいていてくれました。 この子は撫でさせ…
相当きてるといったら、言い得ていないかもしれない。 山に入ったら、ありそうかもしれないと感じることがある。 いないはずの人の気配だったり、羽ばたく鳥たちの羽音や鳴き声、獣たちの土を引っ掻く蹄。突風が木々を搔き鳴らし、流れた葉が頬を伝う。目に見えない有音と何もない、しんとした静寂が、さまざまな風景を描かせる。それがときには過去にあった情景の再現や、もう会うことのできない肉親との再会であったりする。 山に登れば、特に一人で登れば、己と向き合う時間が必然的に大部分を占める。そうすると、ふだんの生活から乖離して、その分だけ身だけでなく、心まで日常から離れていき、自然に溶け合うように寄り添うようになる。…
【ベイスターズ観戦No.4】●3-8タイガース 2019年4月23日
ルーキー上茶谷に連敗ストップを託した一戦。 が、立ち上がりから連打を浴びて2失点、2回にも加点され、嫌な空気が漂う。 なんとか3、4回を無失点で切り抜けるが、5回に福留にバックスクリーンに運ばれて万事休す。若者よ、まだ次がある。なんといっても君は若いのだ。 対するベイスターズは拙攻続き。ランナーを一塁に置いてはゲッツーを繰り返し、4併殺。これでは勝てない。敵は今どき珍しいアンダースロー。この手合いや外国人ピッチャーには昔から苦手意識がある。 ソトはまたしても落球して、失点を献上。ここまで、酷かったっけ。 一番の見せ場は佐野が福留に負けじとバックスクリーンへ放物線を描いたこと。さすが未来の4番候…
【グルメNo.13】焼きスパゲティ ロメスパバルボアのナポリタン
極太の炒めたてのナポリタンが、ホクホク熱くてうまい! 無性にナポリタンが食べたくなるときがある。そんなときに、期待を裏切らないのが、ここロメスパバルボアである。 ロメスパとは「路面スパゲッティー」のことらしい。極太、事前茹で上げで時間短縮を狙い、ボリュームたっぷり、速攻提供を実現したという。この路面スパゲッティーを略したのが「ロメスパ」らしい。 上野・御徒町地区は、この手のカウンターで食べるパスタ屋さん激戦区といえ、半径100mに5、6店舗が凌ぎを削っている。いずれも甲乙つけがたいが、以前行ったパンチョよりも、個人的にこちらの好きだ。 水気の少ないしっとりぬらぬらした麺が、トマトの酸味を和らげ…
【登山No.51】甲斐大和駅〜上日川峠〜福ちゃん荘〜大菩薩峠 標高1,900m〜石丸峠〜玉蝶〜榧ノ尾山〜牛ノ寝〜狩場山〜棚倉小屋跡〜モロクボ平〜小菅の湯〜奥多摩 vertre
思いがけずのアイゼンデビューだった。備えあれば憂いなし。絵に描いたようそんな展開だった。最高気温は20度を超え、防寒着代わりのレインウェアを脱ごうかという勢いであった。 ところがどっこい、標高2,000m近くともなれば雪は残っていた。石丸峠から牛ノ根へ向かうよじ登りは、アイスバーンに封じ込められていた。 なんとかならぬものかと、ノーマルに木を掴み、上半身を傾けるも、足が滑る。足場を確保できず、ステーン!うつ伏せに胸を氷に強打してしまった。結果やむを得ず、そいつを取り出したわけである。 ザク、ザク、ザク。ガンダムではない。アイゼンが雪を踏みしめる音。妙に小気味よい。初めての音。なんだか心地よい。…
【読書No.75】人生なんてわからぬことだらけで死んでしまう、それでいい。 悩むが花/伊集院静
唖然とした。絶句した。率直な物言い。ここまでとは。 本書は伊集院静さんが週刊文春で連載していた、読者からのお悩みに答える形式で連載していた記録を収集したものだ。 感想だけ書いても伝わらないだろうから、一部の要旨をご紹介する。 Q 結婚式のスピーチを頼まれました。人の心をつかむ話のコツを教えてください。 A 人の心なんかつかむんじゃねえよ。 Q 行きつけのメイドバーにタイプの子が入店しました。客とメイドの交際はできません。誘うべきでしょうか。 A その子を連れて逃げなさい。 万事がこんな調子なのである。もちろん、論理的に説得していく意図の感じられる回答もある。だが、たいていは、そんなの知らんがな…
今回で、ブログを掲載記事200件、連続投稿は5か月にも及んだ。 成果としては月のアクセスはようやく1,000件に手が届こうとしている。 3月からははてなブログを有料版に移行して、ハカばかしい成果が出たかといえば、そうとまでは言えないと思う。 確かにアクセスは増えている。それは遅々としたものだ。ブログを有料にしてから、他人のそれも、読者として研究に余念がないが、中には私と同程度の期間しか継続していないのに、アクセスが5ケタというツワモノも散見される。そうした、他人の芝を覗いてみると、どうしてー?という気持ちにもなるが、それはそれ。人生と同じ。他人は他人。自分は自分と割り切ってマイペースでやってい…
懲りないヤツ。自分でもそう思う。4月からイタリア語を始めた。 あれ?フランス語をやってたんじゃあ?という声が聞こえてきそうだ。ええ、やってますともフランス語も。ついでに言えば英語もやってる。正しく表現すれば、どれもラジオを聞き齧っているだけで、真剣味が足らないかもしれない。 でも、正直なところ、いい歳の大人が、仕事や受験であるまいに、趣味でやったっていいじゃんかよと思うのである。 それと、とにかく飽きやすい。何かしら新しいことをやってないと満たされない。学んでる前向きな自分が好きなのである。好奇心が旺盛すぎていくら時間があっても足りない。歳を追うごとに睡眠時間は多くなるし、矛盾を抱えて痛々しい…
年一回、2月に日高屋などで使える優待券500円が 4枚、計2,000円分送られてきます。日高屋の定食、麺ものメニューはたいてい500円前後なので4回分使えることになります。 昨日は生姜焼き定食をいただきました。こちらは700円なので、手出しは200円。味付けが濃くて、結構気に入ってます。生姜焼きと野菜炒め定食(580円!)が双璧でしょうか。肉野菜炒め定食は690円なのですが、肉の質と量に納得がいかないときがあるので、ハズレがなく、リーズナブルな野菜炒め定食を選択することが多いです。 しかも、毎回ご飯大盛り無料券をもらえますので、私のような食いしん坊さんには有難いですね。写真のライスはもちろん大…
先月の備忘録をひとつ。 惨敗した甲子園(阪神戦ではなく選抜高校野球)の翌日、四天王寺に参って、腹ごなしに新世界へ。 最寄駅は大阪市営地下鉄御堂筋線の動物園前駅。駅構内はなぜか動物園の背面からの写真ばかり。どんな意図があるのかわからないが、斬新な見せ方に驚きを禁じえない。 通天閣への道は商店街になっている。通称ジャンジャン横丁。正式名称南陽通商店街は、戦後、店々から呼び込みのための三味線や太鼓の音がジャンジャンと響いていたことからその名がついたといわれる。今は呼び込みこそなくなったが、そこかしこの、串揚げ屋、お好み焼き屋、おでん屋、喫茶店に行列を連ねていて、往時にもひけをとらないであろう賑わいが…
色とりどりのチューリップが賑やかしい。70品種14万株ものチューリップが見頃を迎えている。 黄、赤、白、ピンク、オレンジ。整然と植えられた花々が美しさを競うように咲き誇っている。 向かいは横浜スタジアム。位置的には主砲筒香がお花畑を見下ろすような配置になっており、遠巻きに見れば笑いが込み上げてくるかもしれない。 わたしはたまたま通勤経路になっており、花を気にしだすと、どうしても歩みがのろくなってしまい、後ろ髪引かれるような気持ちで職場へ向かうことになってしまう。 足を伸ばして海沿いへ着けば、山下公園も、チューリップでいっぱいだ。こちらは、業者さんが威信をかけて、いつの作品に仕上げていて、横浜公…
【登山No.50】武蔵五日市駅〜小沢バス停〜湯久保尾根〜御前山 標高1,405m〜シダクラ尾根〜境橋バス停〜奥多摩源泉もえぎの湯〜beer cafe vertre
街は過ぎたが、山はちょうど桜木の時期だった。 奥多摩三大急登の一つ、御前山へ。昨年とは別ルートで挑戦だ。 登り口は地味な登りが続く。大きめの石を踏みしめる。 標高が900mを超えた頃疎林となる。日の上昇とともに道程も明るくなる。 高さ1,100m超えたあたりから、三日前の降雪の溶けかけか、ぬかるみが目立つようになる。登山開始から2時間半、登頂まではもたず、雪中にシートを広げ、コーヒーを啜る。 積雪が5センチを超え、しっかりと踏みしめながら一歩一歩登り、開始から3時間15分で登頂。山頂はベンチが10近くあり、横長に広々。北西に雲取山や鷹巣山が雪を被っている。あの様子じゃ、ゴールデンウィークには溶…
【コンビニNo.2】 セブンイレブンの中華蕎麦とみ田監修の豚ラーメン
よくできてる。疲れた体に染み渡るようだ。極太麺、野菜、豚、にんにく。いずれも店舗で提供されるそれをそのままダウンサイジングしたかのような出来栄え。ついにここまできたかという、感慨じみたものさえある。自らが作り上げたわけではないが。 レンジでチンするだけで、特別にスープやパウダーを加えるでもない。生タイプだからこそ、なし得た偉業なのかもしれない。 封入する通常タイプのそれでは、いくら名店が監修したといっても、所詮別物、本物が食べたきゃ、来店せよといわれているようなものだった。 本品は全く次元が異なる。本物そっくり、なのだ。ひっとしたら、本物よりもこちらの方が好き、そういう人さえいてもおかしくない…
【ベイスターズ観戦No.3】◯6-0カープ2019年4月12日
今年完成したばかりのウィング席に初めて入場する。4階席だが、視界良好。ホームまで一直線。傾斜もさほどでもない。これで1,600円は悪くない。4000席増えたおかげで今日も観客動員は30,000人超え。寒いくてダウンきたくらい。皆さん来場ありがとう。 序盤こそ投手線のきざしがあったが、3回は楠本のタイムリーで先制。4回は伊藤光の二塁打で2-0。カープに元気が、ない。心配なくらいに。 6回に光のツーランでトドメ。光はセリーグ2年目で球筋が慣れたんでしょうね。ここで大瀬良は降板、変わった中村から7回にソトのツーラーンがびだしここで勝負あり。 今永は9回まで110球の省エネで完封。カープは最後に代打長…
九州生まれの地元の味が東京でも食べられる。いい時代になったものだ。帰省するまでもない。 九州でトンカツといえば浜勝を置いて他にない、それくらい有名だ。 私が知りうる限り、この店の最大の特徴は、すりこぎと太っ腹さにある。 前者は、初回来店ならばレクチャーを受けるべし。といっても、やり方は至って簡単。小さなすり鉢に白ごまを落とし、ソースを適量垂らし、これまた小さなすりこぎで、白ごまをすりつぶしていく。好みのごまのサイズ、味に仕上げて、これをトンカツにかけて、またはトンカツをソースのすり鉢につけて食べるというもの。お好みでトウガラシや塩で調整してもいいし、ソースも辛めの「秘伝」と甘めの「とんかつソー…
見てください、この鮮やかな赤!真っ赤なあまーいイチゴが、取れました! イチゴと言えば、大ぶりなほど、栄養分が行き渡っていて、高級品のイメージがありましたが、見事に覆してくれました。今まで行ったイチゴ狩りで一番良かったです! 時は先週末、桜も見頃を過ぎてポカポカ陽気と、絶好の外出日和。多くの家族が我先にと鈴なりのイチゴを摘み取っていました。 ハウスの中は汗ばむほどの陽気で、フリースシャツを着ていった私が、おバカさんにしか思えませんでした💧 子どもたちはさすがにわんぱく。30分の間に20個、30個と平らげるツワモノぶりでした。 農家さんに聞けば、夏場も苗づくりに余念がないとのこと。ご苦労には本当に…
【何年ぶりだろう】ヨドバシAkiba9階のバッティングセンター
この前バットを握ったのはいつのことだろう。少なくとも5年は経っていることは確かだ。 球春到来。甲子園に神宮球場、ヨコハマスタジアム。毎週のように野球をライブで観て触発されたのだ。観ているばかりじゃないぞ、と。 野球歴はなし。小学校のときにソフトボールを齧ったくらい。しかし、野球に対する情熱は人並み以上だ⁈ラジオ中継を聞き、プロ野球ニュースを観る。そうしなきゃ、一日が終わらんのです。 対戦相手はバーチャル。迷わずジャイアンツ菅野を指名。思ったよりも、よく当たる!それもそのはず、時速90km。こんな菅野があろうはずがない。ジャイアンツファンの皆様ごめんなさいm(_ _)m ホームラン性の当たりも出…
かなり妖しげな雰囲気を醸し出す外見だ。ガラスを十字に切った引き戸に、昔ながらの腰高の正方形の看板、白抜き文字のエンジに染め上げた幟に「おいしく食べて元気が沸く‼︎」の文字、店内から漏れ出る古ぼけた灯り火。 帰り道のルート上だが、手が、いや足が何度となく、大丈夫か?と問うのだ。しかし、いつまでも謎は謎のままにしておくわけにはいかない。なんといっても17:30〜19:00にディナータイムサービスとあり、日替薬膳カレーが入口黒板に出されるのが目に入ってしまうのだ。 中に入ると、やはりというべきか、タイムスリップしたような内装。お面やらこけしやらがところ狭しと居並んでいる。メニューも独特の書体による手…
【登山No.49】都留市駅〜道坂隧道〜御正体山 標高1,681m〜峰宮〜御正体山入口〜より道の湯〜豊後高田どり酒場
都留市駅から8時15分発バスに乗り込む。このバスは4月から11月までの土日しか運行していない。したがって、今日昨日が今年最初の便。いよいよ登山シーズンも幕開けだ。 朝の陽光を浴びて、快調に登る。じっとり汗をかく。朝昼の寒暖差が大きいのが、この時期の特徴だ。早々にダウンを脱いで、メリノウール一枚になる。 大きな岩を迂回し たまに一部だけ皮が剥けているのはどういうことだろう? 白井平分岐を越えると坂が急になった。登山開始から2時間を経過していたので、登頂前に横木に腰掛け、コーヒーブレーク☕️ 標高が1,600mを超え、雪解けのぬかるみが目立つようになる。道ならぬ道を踏みしめ、なんとか御正体山頂へ。…
この本と出会っていたら、青春時代がもっと楽に過ごせたかもしれない。 大人になってから、青春モノや学園モノをいつしか避けるようになっていた。それには、気恥ずかしさや、あの頃と同じような感情をいだいて、読むことはできないという、断定に近い偏見があったからだ。 しかし、この作品はそうした私の意固地な姿勢を和らげてくれ、しかも、青春期の甘やかな気持ちや青臭い志を追体験させてくれるような、切ない効果があった。 主人公の彼、秀美は自らを個性的だと自認しているわけではない。むしろ、周囲がそう捉えることによって、軋轢は生じる。 私自身もなぜ周囲に合わせなければならないのかと、疑問をもつこと甚だであって、未だに…
【ベイスターズ観戦記No.2】●2-3ジャイアンツ 2019年4月5日
1回表坂本、丸の連続アーチでいきなり2点リードされ、早くも敗戦ムード漂う。というのも、相手は誰しもが認めるNPBNo.1ピッチャー菅野だからだ。 ところがどっこい、一回裏ソト、筒香の連続アーチで、まさかの同点に!どうしちまった、菅野? まさかの乱打戦かと思いきや、そこはベイスターズの先発投手今永も尻上がりに調子をあげ、仕切り直しの投手戦の様相。 7回表、疲れが出たのか、今永はゲレイロに一発を浴び、降板。 8回表代わった三嶋が招いたワンアウト満塁のピンチも、三上が締めて、球場は沸き立った! が、しかし菅野は9回に入って球数130球を超えても、急速150kmを超えて球の伸びが半端なかった。あれじゃ…
目からウロコ連発で、目が地に落ちそう。知的好奇心をくすぐられ、新鮮な驚きの連発。スポンジが水を吸うように、知らなかったことが知っていることに次々と変換されていく。ウンウンと頷き、身を乗り出して聴いた。 全くもってのど素人。改めて身につまされる。毎週のように山に登っておきながら、地図も読めぬのはマズイ。一念発起というほどでもないが、恥を忍んで参加した。 してみると、イベントホールには会社帰りと思しき、私と同年代を中心に30人前後。平日というのによくもまあ。挙手によれば、これから登山を趣味にしようという現実な社会人がチラホラ。 先生(一回り以上若い小柄なmont-bellの女性店員。彼女は父親の影…
【ベイスターズ観戦記No.1】●2-5 vsスワローズ 2019年4月2日
寒い、寒すぎる!気温は間違いなく10度ない。天気予報は2月並みと伝えていた。野球をやる気候ではない。されど、この程度では中止にはならない。待ちわびた開幕戦に、ダウンジャケットを着込んで気合いが、入っていた。 スワローズの本拠地開幕戦とあって、なにかにつけ、豪華で華やいでいた。オープニングセレモニーにはさだまさしが国歌独唱。さすがの声量。ぶれない。 試合はベイスターズドラ1ルーキー上茶谷とスワローズ原樹理の投げ合い。特に上茶谷は変化球がキレに切れ、序盤三振の山を重ねる。ルーキーとは思えない堂々たるピッチング。青木に一発を浴び、5回はヒット3本を集められるも、相手の走塁ミスもあり、7回1失点に抑え…
久しく、食べていない。それどころか目にしていない。この前食したのはいつのことだろう。思い出せないくらいに遡ってしまうらしい。だから、これを目にしたとき、懐かしい友に出会ったような、田舎の実家に帰ってきたような、抱きしめたくなるような念があった。 こんなことを考えるのは、全くもってバカげているかもしれない。よくよく調べてみると、一年半前までは東日本でも、例の口髭を蓄え、麦わら帽子を被ったおじさんのパッケージは、巷に溢れていたのだ。すごく遠い、昭和の時代に近い平成の時代くらいかと勘違いした自分を恥じた。 感覚的にはそれくらいあの、ポップな「の」の字形状のスナック菓子から離れていても、なんともなかっ…
奥秩父にある地味な山小屋をめぐるドラマ。こう書くと、遭難と捜索、恋愛、雪解けと悪天候、出会いと別れなど、ふんだんに山にまつわるエピソードが盛り込まれているように思えるが、実際そのとおりであり、劇的ではない、日常の延長上に、この本の魅力が詰まっている。 私のような登山を趣味にする人なら、わかるーと共感すること請け合いだ。 山小屋は単に客を泊めればいいものではない。救難の起点となり、交流の場でもある。周辺の道が崩れていれば、そうではないのに小屋のせいにされるし、細く険しい登山道を経て、大量の食糧や水分を運ばなければならない。 労力は甚大であるのに、儲けは少ない。近年は登山ブームの只中だが、それでも…
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