俳優 前田隆成による演劇企画「ハコボレ」活動日記。公演情報や劇団の運営方法のこぼれ話を記載。映画や落語といった趣味の話や出演の際に感じた体験談などを綴る。
3月31日 平成最後の〇〇なんて使うものかと思ってました前田です。 三月。岩田と二人で落語の稽古を重ねて。13日と14日に第参回落語研究会の本番を迎えて。その次週にハコボレ初めての出演者募集がありまして。同級生たちは卒業生になっていき。出演者の選考をして5月の公演の打ち合わせを進行していく。慌ただしい三月になりましたそして今日、平成最後の交信をしようと思います。 「出演者募集」平たく言えばオーディションなのですが、どうにも横文字の単語を使うのを避けてこちらの名前にしました。オーディションには・起用する際に行う審査・適正を計るテスト・選抜を目的とした試験。などの意味があるそうで。 私も今まで何度…
表題に在りました通り、片山直樹の降板につきましてお知らせとお詫び申し上げます。 この度、ハコボレ構成員の俳優 片山直樹が体調不良のため休養に入る事になりました。ハコボレの5月公演に出演を予定していたのですが、心身の休養のため彼から降板することを願われました。現在彼から報告するのが難しい状況ですので、代わりに私からさせて頂きます。 彼が主催する演劇ワークショップ企画『月刊カタナラシ』も治療に専念する為、一度中止致します。月一度の企画を初回の一度で終わってしまう事を、お詫び申し上げます。企画、出演を楽しみにしていたお客様には大変申し訳ございません。 『はこづめ』の大阪公演、東京公演、共に彼が無けれ…
第参回ハコボレ落語研究会を終えて。三日がたってしまいました。本番が終わるとどっと寝込んでしまうため、交信が途絶えておりました。真夜中の更新です。3月13日と14日の2日間という儚い時間を終えました。ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。今回も皆様のおかげで幸せに終えることができました。 《落語から演劇へ》 私のやりたかった事がまた一つ実現できました。阿倍野長屋に立ち込める線香と煙草の香り。落語の『反魂香』独りで高座に上るのは、毎回新鮮な気持ちになります。お客様の空気を存分に感じて、一人で持たせる。それは確実に演者としての力になります。信じれるものが増えていく。そんな感覚です。 演劇…
どうもこんばんは。長らく交信ができていませんでしたが久しぶりの投稿です。 第参回ハコボレ落語研究会がいよいよ明日になりました。本日の前田ガレージでは落語の高座を製作しました。荷物もまとめて準備万端です。今回は落語研究会に関わるメンバーについてお話します。 まず、今回の相方、岩田光風(いわた こうふう)漫画の主人公のような名前ですね。 男三兄弟の真ん中っ子。守護霊は兄が戦国大名、光風がお坊さん、弟が犬。だそうです。見事な三段落ち。守護霊が坊さんなのも納得がいくほど、真面目で礼儀正しい、漫画のような好青年。ハコボレのみんなが「光風はええこや」と口をそろえて言います。角居が言うにはハコボレに必要なの…
こんにちは。本日も交信をします。さて落語研究会まであと1週間となりました。 そこで今回は「染物」についてのこぼれ話。小学校の時に「朝顔の花びら染」を経験したことが懐かしく思えます。年を重ねましてハコボレの落語研究会では私が染めたオリジナルの手拭いを販売いたします。 始まりは去年の第弐回ハコボレ落語研究会。『紺屋高尾』は当時の吉原で全盛を誇る遊女三浦屋の五代目の高尾太夫に、紺屋の職人久蔵が惚れてしまう、そこから始まる物語です。久蔵が三年かけて働いて、身分を偽り、藍に染まった手を隠しながら高尾に会いに行く。その藍色をテーマに藍染の手拭いを製作しました。 去年の『紺屋高尾』藍染の手拭い そして今回の…
交信をします。 先日の話。ハコボレの会議後に夜の天王寺を歩いていると懐かしい顔を発見した。高校の演劇部で三年間共にした同期の女子4人だった。4人は卒業してバラバラになる前に一度会おうと食事をしていたらしい。当時の演劇部の同期は私を合わせて5人。フルメンバーである。ハコボレの照明を手伝ってくれた1人以外は、皆と会うのは実に4年振りである。「誘ってくれたらよかったのに」と言ったが、向こうは前田が忙しそうで声をかけずらかったそうだから遠慮してたと言った。 一緒に高校生漫才に出場した相方。常にマスクをした演劇大好きお化け。 今でも「前田さん」と距離を置く音響。化粧が溶けて黒い涙を流す部長。 嬉しくて、…
皆さんこんにちは。早いもので三月ですね。 さて今日は2週間後に迫った第参回ハコボレ落語研究会のお話です。 2月26日。阿倍野でハルカス寄席に行ってきました。予約なしの当日発行のチケットだけで会場は熱気に包まれ超満員。年配のお客様の中にポツンと私がいました。私のお目当ては、高校の落語の授業でお世話になった講師の先生。卒業してから始めて聴きに行きました。林家染左(はやしやそめざ)師匠は「兵庫船」とい落語をかけてくださりました。この演目は桂米朝師匠のカセットテープを持でずっと聞いていたので、すぐにわかりました。寄席は始まるまで演目がわからないのがワクワクしますよね。喜六と清八が船旅の途中、乗客と行う…
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