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ハコボレ日記 https://www.hacobore.work/

俳優 前田隆成による演劇企画「ハコボレ」活動日記。公演情報や劇団の運営方法のこぼれ話を記載。映画や落語といった趣味の話や出演の際に感じた体験談などを綴る。

隆成
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2019/03/01

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  • 10月1日 近況報告と今後について。

    10月1日。晴れ。 東京は満月で隣の家族は屋上でお月見をしている。 幸せそうな家庭を眺めながら久々の交信を始める。 9月半ばに「赤とんぼ」を捕まえて欲しい。という仕事依頼があった。面白そうで、お給料までも出るのだからこんなに有難いことは無い。すぐにOKをした。なんでも撮影で「トンボ」が出てくるシーンのカットがあり必要だそうで。早速、虫取り網と虫かごを100円ショップで購入。本当になんでもある。感謝だ。 今年は雨が続いたせいか、例年よりも夏が来るのが遅かったせいで、「赤とんぼ」どころかトンボが居やしない。ネットで調べた昆虫学者に電話してみた。出ない。2、3人電話したけど出なかった。学者先生は忙し…

  • ハコボレ配信公演「空箱」 これからのお話。

    ええ、どうも。今回も一読お付き合いを願います。 おかげさまで配信公演「空箱」を終演しました。 ーーご挨拶ーー いつも通り、終演後に少しだけ旅をして呼吸を整えています。 ご挨拶が遅くなりました。ご視聴頂きまして誠にありがとうございました。なお、アーカイブも残ってます。45分程の作品ですので、YouTubeにて「ハコボレ」と検索してもらえるとご覧いただけます。 ハコボレ配信公演「空箱」 ②8月15日(土)20:00 docs.google.com アンケートを設けてますのでお言葉を頂けましたら嬉しいです。 YouTubeのコメント欄への書き込みも嬉しく思います。 ーーー公演後の記録(ネタバレを含み…

  • 配信公演「空箱」創作記録⑦

    さて。2日ぶりに交信します。 残すところあと6日。 本日は、ハコボレの髙橋が仕上げてくれた衣装に袖を通して、音響さんが用意してくれた機械音を体感しながら全シーンを通しました。少しづつイメージに近づいて来ています。後は俳優として決めなければならないラストシーン。これがハマらなかったときの悔しさはありますね。稽古を重ねます。 今日は「考察」の回です。 さて、今回は相方「大形」について考えてみる。 突然だが彼が「他人への興味が極端に薄い」のは何故なんだろう。そう思い書き始めている。今日の稽古でシーンを立ち上げる前に、俳優としての私の芝居がどう映っているのかを確認した。すると、シーンの良し悪しどころか…

  • 配信公演「空箱」創作記録⑥

    本日も交信を続けます。 出来事 今日は音響さんの作業室で録音と劇場の小屋打ち合わせを終えました。 そして小屋打ち後に照明さんと諸々の打ち合わせ。本番が迫ることを実感します。 ①音響さんの作業室。 収録した音声をその場で加工していただき、声が柔らかくなったり、ロボっぽくなったり。その場で演出をつけて頂ける事に驚きました。調合して組み合わせて効果を生み出す。なんだか魔法使いみたいだなと思いました。 音響さんの作業部屋を訪れるのは初めてで、音響機材、収録機器、スピーカーなどのメカから、レコード、CD、教材まで。聞けば、毎年の音響賞を取った映画作品まで。わかりやすく整頓された部屋は、魔導士の研究室みた…

  • 配信公演「空箱」創作記録⑤

    こんばんは。 配信公演まで残り9日となりました。 本日も交信します。 劇場で通し稽古を終えて一本の軸が通るとここからが面白い。 想定したものに届いていないし足りない。悔しい。 遠くを望んで足元をすくわれたような。そんな感覚。 課題、課題、課題。落語、芝居、音楽。 どれもこの舞台に欠かせない色で。 演劇は正直。 後回しにしたところが鮮明に浮き上がってくる。 「必要な自信」は稽古や向き合った時間で成長していくんだ さっきも描いたがここからが面白い。 まだまだやれる。行ってきます。 何を持って「舞台に懸ける」なのか それを知るための9日に。 涼しい顔で熱い舞台を。 前田隆成 ーー鋭い目で宣伝ーー ◎…

  • 配信公演「空箱」創作記録④

    「空箱」の交信を。 本日は音響、照明スタッフさんと劇場稽古と打ち合わせを終えて。 皆様遅くまでありがとうございました。お疲れ様でした。 今日はとある演出家さんに稽古を観て頂きまして、たくさんダメだしを貰いました。 ………「ダメだし」って言葉狩りにあったんですかね。最近、聞きません。フィードバックとか、アドバイスとかかな……私の出身高校演劇では「ダメだし」だった。まあ置いておいて。 久々ダメだしにもらう側になると、嬉しいですね。高校演劇の名残で絶対正座して聞きますもの。 自分で作・演出・出演をしていると主観的になりすぎてしまうのはずっと課題でした。だから今日はきちんとしたダメだしを頂けて本当に有…

  • 配信公演「空箱」創作記録③

    本日も交信を続けます。 みんなの昔なりたかったものは何だろう。 今日はそんなテーマから始めてみます。 幼稚園の時、姉は「獣医」になりたいと言ったので、私は真似をして少しズラして「動物の飼育員」になりたいと何かに書いた記憶がある。その後、私は剣道を始めたころは警察官になると思い、絵筆を握った時には画家になりたかった。結果今は全然違う道を歩んでいるが。 中学の先輩は在学中に危険物取り扱いの免許を取って卒業後自衛隊に入ったらしい。中学の同級生は整体師になると目を輝かせ修学旅行で揉まれた記憶がある。曖昧だが。。栄養士になりたいといってた子。みんな色々話してた。中学生で何かになりたいと思えるのは早いのか…

  • 配信公演「空箱」創作記録②

    こんばんは。隆成です。 出来事 8月2日 22時頃から開始したインスタライブ。飛び入りで「はこしき」に出演してくれた俳優の宮本竜治さんに出てもらいました。次回公演の話や年齢に伴う体調の変化。最後は都市伝説まで。雑談を真剣に広げてました。ありがとうございました◎ 近々、竜治さんとも配信の創作でご一緒すると思いますので、お楽しみに。 明日も稽古後に配信できたらと思います。 「空箱」についてのメモ。 3月頃から社会的に蔓延しだしたウイルスさん。4月の自粛期間中にそれぞれの演劇団体が配信を考え始めて。俳優も芸人さんも各々YouTubeに個人のチャンネルを持ち出し活動するという流れの中。ある先輩の女優さ…

  • ハコボレ配信公演について

    お久しぶりでございます。このブログを立ち上げるのも3、4ヶ月振りなもので。 誰かが待っててくれるであろうことを望んで交信します。どうぞお付き合いください。 さて。表題通り。ハコボレ初の配信公演が2週間後に迫りました。 「初物」を卸すのはとても心がざわつきますが。現在ソーシャルディスタンスを保ちながらほぼ一人芝居を製作しています。第0回の旗揚げ一人芝居を思い出します。 一月にございました公演からもう早半年。東京に引っ越してずっとハコボレの公演を望んでいました。その道中にこのウイルスの騒動。上手くはいかず断念した3月の東京公演。そして公演延期になった6月の二人芝居「ハコがまゑ」我々だけでなく、全国…

  • 4月8日。24歳でいろいろ辞めました。

    どうもお久しぶりの交信です。 本日4月8日は、お釈迦様と、桃井かおりさんと、ピエール瀧さんと、沢尻エリカさんと、入江慎也さんのお誕生日です。おめでとうございます。 そして世間では「非常事態宣言」が発効され書店には「100日後に死ぬワニ」の本が発売開始される日に、東京で私も24歳の誕生日を迎えました。 何かが起こる気がしますね、 ハコボレの仲間や芝居に友人からお祝いの言葉も頂き、気持ちは晴れやかです。「誕生日おめでとう」学生時代はこの言葉は入学式や始業式と被ってあまり祝われませんでした。それを思うととても嬉しいです。 2月に引っ越して間もなくコロナが流行り、出演予定の落語も製作予定の演劇も、オー…

  • 再起動。

    どうも24歳になるまで残り1ヶ月となりました。本日も交信の時間です。 前回の体調を崩したところからブログを更新してなくて、心配の声をいただきましたので、現状報告をいたします。おかげさまで熱も下がり、頭痛も引いて、元気になりました。今は映像現場の美術の建て込みや、舞台美術設営の仕事を頂いて東京生活の下積みを進めています。 体調や生活を心配してくださる方々が居ることはありがたいことです。そして、創作活動の公演中止も心配してくれる声がありましたので補足しておきます。 現在、川崎ファクトリーさまのご厚意により、会場を貸していただけることになりました。その期間を利用して短いですが映像作品を製作しようと決…

  • 何と戦っているのか。

    こんばんは。公演中止が決定になり、一晩経ちました。 精神的にこたえたのか、昨晩より熱が出てきまして。頭痛もひどくて今日は布団の中で休んで居ました。一日、何もしないのはどこか負けた気がするので文字を打っています。 一人暮らしを始めて初めて病気にかかり何かと悲惨なことが続いています。トイレに立つことすら辛い。そしてぼんやりした頭でコロナに感染してるのではないかという疑いが強くなっています。確かに、今月は北海道の釧路にも行きまして飛行機にも乗り。東京では満員電車にもたくさん居合わせて。映画館にも随分通いました「パラサイト」は面白かったです。ウイルス感染の可能性は0ではない。これは私だけでなく日本全員…

  • ハコボレ個人企画、佐藤佐吉落語祭の公演中止のお知らせ。

    2020.03.01 ハコボレ個人企画、佐藤佐吉落語祭の公演中止のお知らせ この度、新型コロナウイルスの感染拡大を防止する観点から、直前で大変申し訳ございませんが3月14日、15日開催を予定しておりました「鮫と月と交わる惑星D」の公演を中止することに致しました。公演を楽しみにしていてくれた皆様には大変申し訳ないですが、お客様の健康、並びにウイルスの感染拡大の可能性を考慮して判断をさせて頂きましたので、何卒ご理解の程を願います。 そして、3月24日に出演予定でした佐藤佐吉落語祭につきましても、佐藤佐吉祭実行委員、並びにはなまる学習会王子小劇場側より、公演の中止が決定されました。王子小劇場の芸術監…

  • 片山直樹の退団につきまして。

    本日2月9日をもちましてハコボレ所属の片山直樹が退団いたします。 去年の11月に第四回公演『はこしき』が無事に終わって。同月に帝塚山大学で彼と二人芝居を行う仕込みの日。彼の口から退団の意思の相談を受けました。本番前日に辞めることを口にするのは大変だったと思います。そこしかなかったくらいに追い詰めていたのかもしれません。 私は驚きも、怒りも、悲しみさえなく。辞めることを告げた後の彼の言葉を聞いていました。彼は「金銭面や精神面的にも、劇団員としての責任が持てない。俳優だけに集中したい」そのような言葉をくれました。そのときにいろんな思いが沸き上がって。虚しくなりました。 何をもって良い俳優なのかは知…

  • 東京へきましてのご挨拶。

    みなさまこんばんは。いつぶりかの交信です。すっかり不定期になってしまいました。もうご存知の方も居るかもしれませんが、2月に東京に引っ越してまいりました。もう一週間経ってます。とはいえ、高校卒業から4年。東京と大阪を行ったり来たりしていたので、ようやく拠点を構えた次第でございます。やることは変わりません。ハコボレの舞台を大阪でも行いますし、東京でも行います。むしろ皆様とお会いできることが増えると思います。大阪を捨てたわけでもなければ、東京に一生を捧げるとも思っておりません。舞台の作れる場所へ、より厳しいところへ。挑戦するだけでございます。 東京の皆様改めましてこんにちは。 どうぞこれからハコボレ…

  • 明日から始まるコモンズフェスタ!!

    どうも。毎度毎度、久々の交信デス。 ここ数日。ハコボレの相方、大形駿也がSHOWROOMやライブドアブログ。Twitterの動画など宣伝活動を繰り広げています。彼の熱意に私も動かされて、重い腰を上げてブログを再開しました。 今後も宜しくお願い致します。 そして、大形の活動も見守ってくださいまし。 http://oogatablog.livedoor.blog/archives/5229109.html?ref=head_btn_next&id=8253155 ーーーーーー ◎最終稽古が終わりました 本日、コモンズフェスタ2020の劇場稽古が終わりました。明日からいよいよ本番です。 今回も『落語…

  • 2019年のご挨拶。

    さて。いつ振りの交信なのだか2019年も終わりますので最後に皆様にごあいさつを。 ハコボレは今年は本公演を三本。「落語から演劇」を四本。その他にも文化祭でのイベントや、ライブハウスでの公演。四季を通して多くの「箱」を旅してきました。団体の活動が無い月は無かった。生活として「演劇と生きていく」事に執着した一年でした。それはとても嬉しい事です。 本年度も応援してくださったお客様。公演を支えてくれた俳優。スタッフの皆様。そして共に走ってくれたハコボレの構成員に深く感謝いたします。色んな景色を一緒に創り、そして観に来ていただきありがとうございました。 そして今、「演劇をする」その事の難しさを強く噛みし…

  • 10月1日 こぼれ話【ハコボレ第四回公演の『はこしき』の詳細】

    お久しぶりです。気づけばバッタリと更新してなかったので改めて投稿を再開します。 8月から怒涛の日々を進んで有難いことに、映画、ドラマ、舞台と立て続けに3本の出演を終えました。その間にハコボレの公演準備を着実に進め。気づけば本番まであと1ケ月。今月はしっかりと宣伝ができるように頑張りたいと思います。 本日は次回公演の詳細を纏めたのでご確認ください。 ハコボレ第四回公演『はこしき』 【公演日程】11月2日(土)15:00開演19:00開演​11月3日(日)11:00開演(★)15:00開演19:00開演11月4日(月)13:00開演17:00開演 ※開場は開演の30分前です。 【料金】一般 300…

  • 台風の迫る喫茶店で。

    東京は台風ですがいかがお過ごしでしょうか。 今日はずっと喫茶店にこもって脚本を書いているのですが、近くの席ではネットビジネスのマルチ商法の勧誘が凄くてしばらく眺めてました。ホストのような男が女の人にまくし立てて、漫画ワンピースの作者、尾田栄一郎や売れてるバンドマンの成功の秘訣を話しています。凄い40分くらいホストが話してるよ。あと声が大きいな。 3回以上出てきた話を纏めてみた。 ①「俺は後ろ指刺されない生き方がしたい」 ②「成功者になるには努力よりも運が必要」 ③「ネットビジネスには運よりも継続する努力が必要」 ④「軌道に乗れば、何もしなくても月10は入るから」 ⑤「何事も初めてみないとわから…

  • なぞなぞ

    どうも。こんばんは。 小学生の頃に図書室で、なぞなぞの本を読むのが好きでした。そこに「私は誰でしょう?」という問題がありまして。 問「足は一本、目は三つ。私は誰でしょう?」 答「信号機」…みたいな。やつです。 オリジナルで問題を作ってみたので。答えてみてね。 問1「腕が三本。目は十二個。腕は回るが目は回らない。私は誰でしょう?」 問2「口が二つで歯は一本。芯が無いと怒られます。私は誰でしょう?」 問3「バラバラの目が九個揃って1つの顔に。六色の顔を持つ私は誰でしょう?」 ーーーーーーー 正解は下の方に書いときます。 答え 問1 アナログな時計 問2 ホチキス 問3 ルービックキューブ あんまり…

  • 撮影日記

    今日は散文でゴールはない。 東京で撮影が始まった。時間がない中、テストで決めきれない。自分の弱さを痛感する。自分の積み重ねた物を全部脱ぎ捨てて。ただそこに居ること。その瞬間を生きること。まだまだ転んで擦り傷も作る。体当たりで殻破り。脱皮に近いのか。このカメラの前。そしてスクリーンへ。初めてでない二回目というのも。どこか自分を縛っているのか。いつからだろう。恥をかきたくないなんて、身を守るようになったのは。くだらない人間になってないか。相反する渦巻いた気持ちを。離さない。 8月13日。 前田隆成

  • 明日から東京です。

    ハコボレの次回公演の「はこしき」について構成員と作戦会議を行いました。 そして明日から東京へ。いよいよ撮影が始まります。約2年振りの映画の現場。二度目の映画で御座います。自分の積んできた物をしっかりと肩から降ろして。自分のまんまで臨みます。 初日から大雨の予報でして。 晴れたらいいなあと。 どうぞ東京のみなさまへ。20日まで居ますので、お時間有りましたら、会いしましょう。そしてどなたでもいいので…宿を貸してください。

  • 京都の劇団。來來尸來(らいらいしーらい)のこぼれ話

    こんばんは。今日は京都の劇団の來來尸來(らいらいしーらい)の制作/広報のしき(shiki)さんにお会いしました。今回の記事は新しい出会いと予感のお話。 しきさんはハコボレの前回公演「はこがみ」と先日の第肆回ハコボレ落語研究会を観に来てくれた。私も以前より広報活動に力をいれているしきさんに興味を持っていたので、お話を聞こうと喫茶店へ行った。 まずは來來尸來の劇団のウェブサイトをご覧ください。 lailai.main.jp 製作者はしきさん。サイトがわかりやすく綺麗なのは高級感があり好きです。 私もハコボレのサイトを製作するのでわかるが、これはクオリティが高い。 特に注目なのが「層と要素」のページ…

  • 「東洋企画」ご予約のご案内です!

    本日、関西演劇祭に出場する「東洋企画」のチケットの予約が開始いたしました! 久々の他の劇団への出演で前田も胸が高鳴っております。日々稽古を重ね、代表の東洋さんの「やりたい」景色が見えてきました。この作品は「ハコボレ」をいつも見に来てくれている皆様にも是非ご覧いただきたいです。 今日は少々、チケットのご予約について説明させて頂きます。 まず、関西演劇祭の内容はコチラをお確かめください! この通り、勢いのある10団体が集まる演劇祭です。各団体上演時間45分の持ち時間で、お客様は、1枚のチケットで2団体ずつご覧になる事が出来ます!我々の出演日程は9月22日、23日、27日で御座います。スケジュール帳…

  • 撮影準備

    おはようございます。昨日は東京で映画の衣装合わせと本読みがありました。そして今朝、大阪へ帰ってきて。次はそのまんま京都で映像の撮影ご挨拶です。昨日、今日と初めましてのご挨拶が続きます。 驚いたのがハコボレを観に行ったよ!と言う方が居ました!さらに友達がハコボレを観たなど、少しづつではありますが広がりを感じます。 さて数日後はいよいよ東京で撮影です。 自分も舞台を製作する人間だからこそ、ほかの監督が一本の作品に掛ける想いを感じます。 いい夏になりそうです。 京都から大阪へ帰り道。これからハコボレ11月公演「はこしき」の顔わせです。 いい秋になりそうです。 前田隆成

  • 舞台「走る」のご縁が今も続いています。

    おはようございます。本日は東京より交信します。 昨日の落語研究会の終演後に、お客様より倉本聰先生の脚本とパンフレットを頂きました。その方は、私が約3年前に倉本先生の舞台「走る」に出演した際に観劇して、興味を持ってくださったそうです。その後にずっとハコボレを応援してくれて。ありがたいです。 パンフレットには、「走る」の舞台を共にした富良野GROUPの方々が写っていて。北海道で過ごした濃密な時間を思い出します。1年間、毎月大阪と東京を行き来しながらオーディションを受けて。富良野の宿舎で合宿稽古をして。先生の言葉が懐かしいなあと思ったり。「走る」の舞台が与えてくれたことを今一度噛みしめて。あれから3…

  • 第肆回ハコボレ落語研究会を終えて。

    8月7日、第肆回ハコボレ落語研究会の公演が全て終演しました。お越し頂いたすべてのお客様。誠にありがとうございました。今回初めてハコボレを知った方や、お馴染み様まで、たくさんの方とお会いできました。 落語「化け物使い」はくすっと笑えて、演劇「幽女降ろしは」ゾッしたなんて声も頂いて。作り手として初めに定めた「狙い」を大きく超える反応ばかりで嬉しかったです。つくづくお芝居は生物だなあと感じます。 この「落語から演劇へ」の演目はどちらか片方だけでは成立しないと思っております。俳優の片山直樹と大形駿也。そして三味線奏者のの丸田さんの力があって完成しました。そして落語研究会を続けさせてくれて良かったなあ。…

  • 第肆回ハコボレ落語研究会 二日目を終えて

    こんばんは。本日も無事に2公演を終えることができました。お暑い中、足を運んで会場までお越し頂いき誠にありがとうございました。 本日も「ハコボレ初めてを観た」や「落語を初めて観た」とお客様からお声を頂きまして。皆さまの「初めて」の入り口に立つ責任を感じながら、伝統芸能に敬意をもって落語に取り組んでいます。その甲斐あって、前田の落語『化け物使い』が面白いと褒めて頂いておりに嬉しく思います。『落語から演劇へ』という落語が終わってから、そのまま演劇が始まる形が好評のようで。「もっといろんな人に知って欲しい」と多くの言葉を頂きました。私も同意見で御座います!もっと。もっと見て頂きたく存じます。 さてお立…

  • 第肆回ハコボレ落語研究会 初日を終えて。

    本日、第肆回ハコボレ落語研究会を終えました。 お越し頂いた皆様、誠にありがとうございました 落語『化け物使い』を初めて聴いたとい方も沢山いました。面白かったと言って頂き嬉しく思います。演劇演目の『幽女降ろし』は落語の元ネタがあるのかと聞いてくれえた方もいました。コチラは今回の為に書き下ろした完全オリジナルの作品です! 演劇の入り口から落語を知ってもらえるのは嬉しいです。これを機に「他の落語も聞いてみよう!」と思ってくれれば、こんなに有難いことはございません。 ささ。明日も18時の回と20時の回が御座います。 当日の飛び入りのご観劇でも歓迎しております! おいしいお茶とお菓子もご用意ありますので…

  • 明日より 開幕です。

    本日、最終の通し稽古が終わりました。ハコボレの構成員の前での発表して、意見交換をしました。細かい修正を終えて解散しました。 明日から始まる前田の落語 と 片山と大形の3人芝居 。そして今回は三味線奏者の丸田さんが生演奏で参加してくれます。 上演時間は50分という短い時間ではありますが、その限られた時間を懸命にお届けします。 明日から平日3日間の本番です。 どうぞお付き合いくださいませ。 ーーーーーーーーーーーー 以下、公演詳細です。私にご連絡いただいてもご予約可能ですので、どうぞご連絡くださいませ。 第肆回ハコボレ落語研究会《落語から演劇へ》 ■ 落語演目「化け物使い」 前田隆成■ 演劇演目「…

  • 制作/総合指揮の角居より。

    今回は私からの通信では御座いません。ハコボレ製作総合指揮の角居がFacebookに書いた記事を投稿します。まだ見られてない方はまずご覧ください。以下角居の記事です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【落語から演劇へ 昔ばなし】 私が制作/総合指揮を務める〔演劇企画 ハコボレ〕落語研究会のお知らせです!なぜ落語なのか…少しだけ長いお話を…… ハコボレでは落語研究会を定期的に行ってきました。なぜ定期的に行っているか、それは《継続》を条件に落語研究会を行うことを認めたからです。 旗揚げ当時、なんでもやりたい!あれもやりたい!と言い出す勢いでした。全てやってみる!という選択肢もあったでしょう。で…

  • 今月の予定のこぼれ話。

    8月2日です。今日は、今月の予定を紹介します。これで何処にいるかが把握できるはず。スケジュール帳に書きこむ準備はいいですか?これでその時期に呼び出せば近くにいて逃げれません。 5日ー7日に第肆回ハコボレ落語研究会! 8日は東京で衣裳打ち合わせと読み合せ。 9日に大阪ハコボレ11月公演の顔合わせ。 10日頃~20日まで撮影で東京へ伺います。 21日から末までは京都で撮影のお仕事しています。 土日はだいたい兵庫で東洋企画の稽古が御座います。 大阪の皆様まずは落語研究会でお会いしましょう。東京の兄様、姉様。皆様。どうぞそちらへ行ったときは構ってやってください。喜んで何処へなり向かわせて頂きます。月末…

  • こぼれ話。手染めから商品へ

    ハコボレ商店から物販の宣伝です。 どうぞ最後までお付き合いください。 今回の第肆回ハコボレ落語研究会の物販も充実してますよ。前回の紫のオリジナル手拭いを便利なグッズにしました。前田の手染め×衣裳の高橋で製作された落語研究会オリジナルの製作物。今日はその商品をご紹介します! ①ペンケースさん 前回の紺色に引き続き今回も製作決定。ペンは3本から~5本は収納できて、15㎝の定規も入っちゃう。私も愛用していてお気に入りのボールペンとUSBメモリーも入れてます。良いですよ。お値段500円。 ②ティッシュケースさん 今回『手拭いから創って欲しい物』のお客様アンケートでなんと1位に輝いた。ティッシュケース。…

  • 宣伝ですよ!覗いてください!

    8月になりましたね。2019年も残り4ケ月。7月は2回しか投稿しないという怠惰な月になりました。今月はもう少し投稿頻度を上げてお目に掛かれるかと。さて今日は宣伝です。第肆回ハコボレ落語研究会が5日後に迫りました。 前回も反響でした『落語から演劇へ』の新作。今回も仕上がってきています。ハコボレって「そんなこともやってるの?」と驚かれることも多々ありますが。今年はとにかく回転してます。創業以来の大忙しです。 今回の企画は『ハコボレのってどんな団体なのかな』と初めて演劇や観る方や落語を聴く方に自信を持ってオススメできます。本公演とは違って、俳優との距離が近くより同じ空間を共に味わえる。秘密の空間を共…

  • 第肆回ハコボレ落語研究会

    どうも。これまた久々の交信。音信不通で20日ぶりの投稿です。 さて、今月7月10日にハコボレ落語研究会「落語から演劇へ」を終えて。應典院の研修室Aと言う特殊で限られた空間で。演目が終わると、ハコボレ初の作品の意見交換会『はこがえし」を行いました。ご来場いただき感謝します。 先月6月にも落語『蝦蟇の油』を。今月は7月は『反魂香』。 そして二週間後の8月5日~7日には『落語から演劇へ』の新作を発表します。 今回の落語は『化け物使い』出演は前田隆成。演劇の演目名は『幽女降ろし』です。出演は私と片山直樹。そして前回「はこがみ」の主演、大形駿也の3人。夏にふさわしい作品をお届けします。上演時間は約60分…

  • 深夜のこぼれ話。

    7月1日です。深夜です。こんな時間に交信を見てる人も少ないでしょう。 それでも覗いてくれる親愛なる貴方へ。「しん」について。 深夜の町を徘徊しながら台詞を覚える。 深夜バスは利用回数が多いので愛着がある。 深海魚も好き。海面に打ちあがったら水圧の変化で体を保てないらしい。 新幹線は滅多に乗らない。グリーン車はどれくら緑なのかも知らない。 新海誠の作品は「言の葉の庭」が好き。雪野先生と竹原爺が好き。 新宿と渋谷なら新宿の方が好き。新宿バスタにお世話になってるから。 新進気鋭という言葉が苦手。自分がそこに食い込めなかったから。 親友。小学校のころ「僕たちは親友だよね?」と確かめて首を横に振られた。…

  • 好きな物のこぼれ話 落語①

    ええ、どうも。6月最後の日。今月の交信はこの記事を入れてたった2回。生存確認。私は生きています。最近は気持ちも前向きになれない事が多々ありまして。だから今日は好きな物の話をして気分を晴らしましょう。 古典落語が好きで、移動や作業中。寝る前なんかにずっと聞いている。私はもし大学に通っていたら落研に入っていたと思うし、落語家になろうかと思うのは年に何度もある。高校の選択授業で落語を取って置けばよかったと今でも思うよ。 さて。今日は検証からやってみます。 落語の演目を調べずに3分間でどれだけ書けるかを検証しようかと。 よーい、始め。 文七元結。芝浜。死神。品川心中。らくだ。紺屋高尾。三年目。蝦蟇の油…

  • 蝦蟇のこぼれ話。

    本日6月6日は蛙の日だそうで。そんな日があったなんて知りませんでした。 手前、生物の中で何が一番好きかというと。ご存知の方もいるやもしれません。そう。蝦蟇です。カエルです。小さい頃からあのヌメヌメした生物に惹かれてます。今でも大好きです。今日は珍しく好きな物のお話をお付き合い願います。 さてお立合い。蝦蟇の馴れ初め。 幼少の頃に読んでいた、アメリカの絵本作家アーノルド・ローベルの『がまくんとかえるくん』から始まり、小学校の時に母があみぐるみ(編み物のぬいぐるみ)で作ってくれたカエルを学校にもこっそり持って行ってました。ポケットにはいつもカエルくんがいました。ポケモンではニョロトノが好きです。ア…

  • ハコボレ第三回公演『はこがみ』を終えて。

    5月31日。充電切れでしばらく休息していましたが、おかげさまで復活しました。交信を再開します。 先日5月26日にハコボレ第三回公演『はこがみ』が終演しました。今回も沢山のご来場、まことにありがとうございました。公演も回を重ねてたくさんのご意見を頂けるようになりました。言葉を貰えることはありがたいことで。真摯に受け止めています。 面白い感想の一つに「どこにも属さない団体」と言われた。くすぐったかったけど嬉しかった。詳しく聞くと、東京っぽくもなく、大阪っぽくもなく、学生演劇でもない。でも最後には胸が熱くなった。そうそう。そういうのだよな。 私は他の劇団の後追いではない。だからこそ上のような意見がも…

  • ハコボレ第3回公演「はこがみ」初日を迎えて。

    おはようございます。長らく交信が途絶えてしまいましたが、誰かに届くことを願って記事を交信します。 さて。いよいよこの日を迎えました。 連日、俳優の稽古と舞台美術、打ち合わせを重ねて。 昨日、嵐のような舞台の仕込みと場当たりを終えて。 初日、第3回公演「はこがみ」がついに始まります。 劇場へ入るといろんな景色が見れます。 コツコツ製作した美術を立ち上げて、照明の光が差し込むと息をのむ美しさがあり。稽古場で聞こえなかった音響の重低音の響には胸が高鳴り。製作した衣装を纏った俳優が舞台で呼吸して放つ一言に胸を打たれます。そして劇場の入り口には製作物が綺麗に展示されてハコボレの世界への案内が記されていま…

  • 「はこがみ」出演者のこぼれ話①

    こんにちは。さて公演まで残り6日。 誰かが覗いてくれている事を願ってこの交信を続けます。 今回は「はこがみ」出演者の3人のこぼれ話を。 それではまず一人目のご紹介。 シンドウミチル(写真右側) ハコボレ初の女優さん。初のオーディションでお会いしました。ミチルさんは遊気舎を初めとした関西の劇団を中心に活躍を続ける、キャリアを10年以上重ねた実力者です。「面白そうな若い劇団と上の世代を繋げて血を循環させたい」と話してくれました。そんな上の世代の方がハコボレに興味を持ってこの作品に参加してくれることは嬉しかったです。 ミチルさんは作品を大切にして、私の描いた役にとても寄り添ってくれています。そしてハ…

  • 「はこがみ」劇場チラシのこぼれ話

    本日は劇場チラシのこぼれ話を。 「手元に残してくなる」を目指して デザインナーの馬詰峻の公演チラシ第4弾です。旗揚げ公演からずっと一緒に考えて製作する公演チラシ。今回も折り畳むとブックカバーに変形します。ハコボレといえばこのブックカバーのチラシだ!と思ってもらえると嬉しいですね。 表紙に意味と遊びを 公演チラシは馬詰が脚本を読んだ後にデザインをします。私から「風刺画」をテーマにお願いしたら、この作品が上がってきました。 表紙は何を風刺しているのか、実は下部のキャラクターにも意味があるのでは?と何か想像して舞台を覗く楽しさもあるかも知れません。 馬詰の描くキャラクターも回を重ねるうちに唯一無二の…

  • 「はこがみ」の《あさハコ》始動のこぼれ話

    今回は《あさハコ》のこぼれ話。 ◎ハコボレ初の朝の公演《あさハコ》とは? 朝にハコボレを観劇しよう!という試みで総合指揮の角居が立ち上げた企画です。 25日(土)11:00の回に一般・22歳以下の方へ向けて。限定10席(予定)が特別価格1500円にてチケットを発売します。 「ハコボレが気になっていた」や「演劇を初めて観る」などの方にオススメです。 この機会に是非《あさハコ》をご利用ください。 公演日程↓↓ ◎11時の回の高校生に向けた特典 今回もう一つの企画として「演劇を共有する」を掲げて終演後に15分程度、ハコボレと皆さんの交流の場を設けます。これから演劇を始めたいと思ってる方の話を聞いたり…

  • 「はこがみ」こぼれ話①

    お久しぶりです。気づけばライブハウスの公演を終えて。公演の準備をしていると、「はこがみ」本番まであと2週間となりました。早いものですね。 ◎今回までの降り返りと、こぼれ話。 2019年に入ってからずっとハコボレの作品を創っています。 1月に「はこづめ」の東京公演を終えて 3月に「落語から演劇へ」と掲げて落語を一席と二人芝居。 4月に「音楽から演劇へ」とライブハウスで西原さんと二人芝居。 5月の「はこがみ」四人芝居を現在製作中です。 上記以外に3月にハコボレで初のオーディションを行いました。外部で活動する方と出会い、新しい演劇の輪を広げる事を目的として幅広く募集しました。 その中から「はこがみ」…

  • はこがみ こぼれ話

    お久しぶりです。気づけばライブハウスの公演を終えて。公演の準備をしていると、「はこがみ」本番まであと2週間となりました。早いものですね。 ◎今回までの降り返りと、こぼれ話。 2019年に入ってからずっとハコボレの作品を創っています。 1月に「はこづめ」の東京公演を終えて 3月に「落語から演劇へ」と掲げて落語を一席と二人芝居。 4月に「音楽から演劇へ」とライブハウスで西原さんと二人芝居。 5月の「はこがみ」四人芝居を現在製作中です。 上記以外に3月にハコボレで初のオーディションを行いました。外部で活動する方と出会い、新しい演劇の輪を広げる事を目的として幅広く募集しました。 その中から「はこがみ」…

  • 古ぼれ話 始めました。

    いつか読み返した時に、青いだの若いだの思える日が来るのかもしれない。そんな日に向けた交信を今後「古ぼれ話」と名付けます。昔話から最近の失敗談。今後に活かす教訓などを書きましょう。 今回は誤字のお話。最近、脚本を書き終えたらまず仲間や友人に提出する。その際に誤字が多い事を指摘されてチェックリストが帰って来る。その反省と恥ずかしさについて考えました。 小学六年生のテストの返却時。担任の三上先生に「お前は詰めが甘いな」とニヤリと笑って言われた。指摘されたのは「大化の改新」を「大家の改心」と漢字を間違えた。大家さんが心を入れ替えて更生したのが歴史に残る訳なく。先生はクラスのみんなに間違いを黒板に書いて…

  • 本日23歳になりました。

    本日4月8日。23歳になりました。 前田家は姉が4月7日に生まれて、私は今日4月8日におぎゃー。家族では連日のハッピーバースデーで二番煎じ感が否めませんし。学校では入学式やクラス替えと重なって祝われることは少ないし。社会ではオーディションの年齢制限も同じ年なのに早く締め切られる。そんな4月8日。唯一の救いはお釈迦さまの誕生日が一緒なことくらいです。 成人式から3年経ち。高校を卒業してからもう5度目の春。相変わらず傍にある同じ馬詰の顔。年齢を基準にする「高校卒業から〇〇年」では例えが遠くなってきたことに月日の速さを実感します。生命線が3㎝しかない私は簡単に見積もって寿命は30歳くらいでしょう。残…

  • 出演者募集のこぼれ話

    3月31日 平成最後の〇〇なんて使うものかと思ってました前田です。 三月。岩田と二人で落語の稽古を重ねて。13日と14日に第参回落語研究会の本番を迎えて。その次週にハコボレ初めての出演者募集がありまして。同級生たちは卒業生になっていき。出演者の選考をして5月の公演の打ち合わせを進行していく。慌ただしい三月になりましたそして今日、平成最後の交信をしようと思います。 「出演者募集」平たく言えばオーディションなのですが、どうにも横文字の単語を使うのを避けてこちらの名前にしました。オーディションには・起用する際に行う審査・適正を計るテスト・選抜を目的とした試験。などの意味があるそうで。 私も今まで何度…

  • 片山直樹の降板のお知らせ

    表題に在りました通り、片山直樹の降板につきましてお知らせとお詫び申し上げます。 この度、ハコボレ構成員の俳優 片山直樹が体調不良のため休養に入る事になりました。ハコボレの5月公演に出演を予定していたのですが、心身の休養のため彼から降板することを願われました。現在彼から報告するのが難しい状況ですので、代わりに私からさせて頂きます。 彼が主催する演劇ワークショップ企画『月刊カタナラシ』も治療に専念する為、一度中止致します。月一度の企画を初回の一度で終わってしまう事を、お詫び申し上げます。企画、出演を楽しみにしていたお客様には大変申し訳ございません。 『はこづめ』の大阪公演、東京公演、共に彼が無けれ…

  • 第参回ハコボレ落語研究会を終えて。

    第参回ハコボレ落語研究会を終えて。三日がたってしまいました。本番が終わるとどっと寝込んでしまうため、交信が途絶えておりました。真夜中の更新です。3月13日と14日の2日間という儚い時間を終えました。ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。今回も皆様のおかげで幸せに終えることができました。 《落語から演劇へ》 私のやりたかった事がまた一つ実現できました。阿倍野長屋に立ち込める線香と煙草の香り。落語の『反魂香』独りで高座に上るのは、毎回新鮮な気持ちになります。お客様の空気を存分に感じて、一人で持たせる。それは確実に演者としての力になります。信じれるものが増えていく。そんな感覚です。 演劇…

  • 第参回ハコボレ落語研究会のこぼれ話②

    どうもこんばんは。長らく交信ができていませんでしたが久しぶりの投稿です。 第参回ハコボレ落語研究会がいよいよ明日になりました。本日の前田ガレージでは落語の高座を製作しました。荷物もまとめて準備万端です。今回は落語研究会に関わるメンバーについてお話します。 まず、今回の相方、岩田光風(いわた こうふう)漫画の主人公のような名前ですね。 男三兄弟の真ん中っ子。守護霊は兄が戦国大名、光風がお坊さん、弟が犬。だそうです。見事な三段落ち。守護霊が坊さんなのも納得がいくほど、真面目で礼儀正しい、漫画のような好青年。ハコボレのみんなが「光風はええこや」と口をそろえて言います。角居が言うにはハコボレに必要なの…

  • 染物のこぼれ話

    こんにちは。本日も交信をします。さて落語研究会まであと1週間となりました。 そこで今回は「染物」についてのこぼれ話。小学校の時に「朝顔の花びら染」を経験したことが懐かしく思えます。年を重ねましてハコボレの落語研究会では私が染めたオリジナルの手拭いを販売いたします。 始まりは去年の第弐回ハコボレ落語研究会。『紺屋高尾』は当時の吉原で全盛を誇る遊女三浦屋の五代目の高尾太夫に、紺屋の職人久蔵が惚れてしまう、そこから始まる物語です。久蔵が三年かけて働いて、身分を偽り、藍に染まった手を隠しながら高尾に会いに行く。その藍色をテーマに藍染の手拭いを製作しました。 去年の『紺屋高尾』藍染の手拭い そして今回の…

  • 同級生のこぼれ話

    交信をします。 先日の話。ハコボレの会議後に夜の天王寺を歩いていると懐かしい顔を発見した。高校の演劇部で三年間共にした同期の女子4人だった。4人は卒業してバラバラになる前に一度会おうと食事をしていたらしい。当時の演劇部の同期は私を合わせて5人。フルメンバーである。ハコボレの照明を手伝ってくれた1人以外は、皆と会うのは実に4年振りである。「誘ってくれたらよかったのに」と言ったが、向こうは前田が忙しそうで声をかけずらかったそうだから遠慮してたと言った。 一緒に高校生漫才に出場した相方。常にマスクをした演劇大好きお化け。 今でも「前田さん」と距離を置く音響。化粧が溶けて黒い涙を流す部長。 嬉しくて、…

  • 第参回ハコボレ落語研究会のこぼれ話①

    皆さんこんにちは。早いもので三月ですね。 さて今日は2週間後に迫った第参回ハコボレ落語研究会のお話です。 2月26日。阿倍野でハルカス寄席に行ってきました。予約なしの当日発行のチケットだけで会場は熱気に包まれ超満員。年配のお客様の中にポツンと私がいました。私のお目当ては、高校の落語の授業でお世話になった講師の先生。卒業してから始めて聴きに行きました。林家染左(はやしやそめざ)師匠は「兵庫船」とい落語をかけてくださりました。この演目は桂米朝師匠のカセットテープを持でずっと聞いていたので、すぐにわかりました。寄席は始まるまで演目がわからないのがワクワクしますよね。喜六と清八が船旅の途中、乗客と行う…

  • 月刊カタナラシのこぼれ話①

    2月24日(日)本日はいかがお過ごしでしょうか。 まだご予定のない方は是非この通信を覗いてみてください。 『月刊カタナラシ』 俳優、片山直樹が主催する演劇研究企画。「未知の体験を広く知り深める」ことをスローガンに、年代問わず様々な俳優や職業の方を募集する。演劇を通して何ができるのかを様々な角度から掘り下げていく”検証の場”です。私には私の、貴方には貴方の芝居論がある。それを互いに分かち合い、一冊の資料にまとめ月刊で発行する。 日時:2月24日(日)19:00~22:00 会場:芸術創造館 演劇小B 料金:1000円 goo.gl ~こぼれ話~ 東京公演が終わり、片山直樹と改めて電話で話をした。…

  • 出演者募集のこぼれ話

    この度ハコボレで初めて出演者を募集いたします。具体的には5月に上演する、4人芝居の俳優を選びます。出演は私、前田隆成と構成員の片山直樹、そして前回公演で参加した岩田光風。そこに今回の募集から出演する「ひとり」を迎えて挑みます。 今回はとある実験室で起こる会話劇。科学者、記者、仕立屋の3人と「ひとり」職業の違う4人が集まった実験室では、会社が起こした脱走事件の隠蔽工作をするために協力し合う。それぞれが抱える大きな問題を小さなひと部屋から発信します。この「ひとり」は男女どちらになるかはわかりません。私も楽しみです。 そして同時に11月の5人芝居に参加する出演者も募集します。この舞台に関しては6月又…

  • 2019.02.06 こぼれ話

    2月の通信です。本日はウイングカップ9の後夜祭と受賞式について。 今回『はこづめ』の大阪公演はウイングカップ9というウイングフィールドが主催する演劇祭に参加しました。作品に優劣をつける大会で我々ハコボレは前田が俳優賞を頂きました。触れないのもどうかと思うので少しだけ。 賞を頂いたと時に『斬、』の映画と市助という役を褒めて頂きました。毎日映画コンクールの新人賞のノミネートや他の共演者の方々のことを語って頂きました。ありがたいのですが。ただその事を最初に来てしまうと、これは果たしてハコボレとして頂けた賞なのかがわからなくなってしまいました。確かに映画の場で学びは大きくて特別な経験でした。しかし、そ…

  • 『はこづめ』東京公演を終えて。

    ええ。長らく通信が途絶えてましたが、再びの交信を試みます。東京公演が終わり一週間が経ちました。公演が終わり、心身ともに疲弊して寝込んでしまうので、ご挨拶が遅くなりました。ようやく活動再開。まずは何より、劇場へお越し頂いたすべてのお客さまに感謝したします。終演後の皆様のお言葉や暖かい拍手に救われました。ボロボロの姿でお会いして心配してくれる声や、脚本へのご指摘。全て受け取りました。優しさも厳しさもすべて頂きました。貴方が観てくれているから、我々は舞台上で生きれるのかも知れません。我々を生かしてくれて感謝します。 ただ。今回は初めて生きた心地がしなかった舞台でした。大阪で活動を始めて三年。ハコボレ…

  • 『はこづめ』最後のこぼれ話

    本番まで残り三日。本日最後の製作物を創り終えました。明日、東京へ向かいます。 この通信がきっと誰かに届いている事を祈って『はこづめ』最後の文字を打ちます。ハコボレを知ってもらうために『はこづめ』の記事を書いて。劇場、俳優、音楽、映像、小説と全ての手札をお見せしました。最後に前田の願いを込めてお話しを。 演劇に魅せられて足を踏み入れて高校3年間と卒業してから4年で合計7年。高校演劇の大会で自分の書いた脚本で敗退した時に、自分の作品は絶対に面白いと意固地になって、悔しさからこの道を進むことを決めた。 自分の一粒くらいの才を信じて演劇にしがみついた。どうしようもない私だ。きっと芸術というほど高尚なも…

  • 東京公演まであと5日。宣伝美術のこぼれ話。

    開演まで残り5日。少しでも知って頂こうと更新を続けます。劇場で皆さんがお手にする全ての製作物を手掛ける男がいる。旗揚げより関わる「ハコボレ」構成員。馬詰峻についてのお話を。彼はきっと記事を書かれるのは好まないだろうが。それでもお伝えすることにした。 写真/デザイン 馬詰峻 被写体 岩田光風 前記事でも書いた通り、彼とは高校からの付き合いだ。在学当時は特別仲が良かったわけではない。卒業後に彼がデザインの道に進んでいると知り、旗揚げ公演の『ハコイリ』の宣伝美術の製作依頼を頼んだ。全てはそこから始まった。 始まって以来一貫して、宣伝美術のテーマは「取って置きたくなる広告」だ。劇場への案内や詳細情報の…

  • 大阪・東京『はこづめ』へ出演する者達のコボレ話

    こんばんは。本番まで残り七日。本日も稽古が終了しました。 第0回公演のひとり芝居から始まり、二人芝居、三人芝居と数を重ねて。素敵な俳優と舞台に立ってきた。高校演劇での出会いから始まりあの不思議な時間をそれぞれの高校で送り、舞台に取り憑かれた人間の一人である。飢えている人間や、欠落、何かが足りないと思っている人間が好きだ。さて今夜は、ハコボレの出演者のお話を。 まずは大阪公演の出演者。鈴木達也(スズキ タツヤ) 1997年8月9日生まれ。新潟県燕市出身。2016年に立命館大学入学と同時に演劇を始める。劇団月光斜で多数の舞台を経験する。2018年コシヒカリのナナピカリの立ち上げに参加。 彼との出会…

  • シリーズ三部作の演劇と小説のこぼれ話

    本日はハコボレ年明けの初会議。 構成員が五人になったので、会議する場所を選ぶのにも苦労する。 いつもの天王寺のとある喫茶店で今年の計画とそれぞれの抱負を聞く。 今年の大目標はまずは東京公演『はこづめ』の成功そして、ハコボレの梅雨の公演と秋の公演二公演行うことである。今年だけで三つの公演を運営しようとすると中々に重くなる。そのほかにも落語研究会の予定や、前田個人としての俳優業の予定を立てたり。やりたいことは目白押しな訳である。 第三回公演と第四回公演の構想はもう頭の中にあって。それぞれ4人芝居と5人芝居を行う。その人数を増やして行う企画も五人で一度切り上げ、2020年からは新たなハコボレが始まる…

  • 舞台美術製作のこぼれ話

    こんばんは。 皆さんは今年の初のお買い物はなんでしたか? 私はコーナンでペンキを買いました。 今回は『はこづめ』の舞台美術製作とその過程のお話を。 まずは昔話。小学校は図画工作の授業が一番好きで一番の楽しみで、学校だけでは満足出来ずに家の近くの絵画教室に通っていました。お年玉の使い道はレゴブロック。絵よりも立体を製作する方が得意でした。中学校に上がっても美術だけの成績が良くて他は並だったことから、自分にはこの才能はあるかも知れないと勘違いをしていました。 高校一年生の演劇のコンクールで舞台美術を担当しました。美術賞を頂いて嬉しかったのですが「それはお前じゃなくて顧問の先生がほとんど作ったものだ…

  • PV製作のこぼれ話

    おはようございます。 年があけて二日目。いかがお過ごしでしょうか。 この時期はやけにテレビ番組が賑やかだそうで。 皆さんはお正月はどんな番組を見られますかね。 さて、今回はハコボレ初のPV製作のこぼれ話。 まずはこちらをご覧ください。 ハコボレ第二回公演「はこづめ」 撮影/編集 矢倉明莉 音楽 トクナガノブユキ(AOI MOMENT) ご視聴ありがとうございます。 今回はPV製作に関わる上記二人のご紹介です。 矢倉明莉(やぐら あかり) 東住吉高校芸能文化科卒。立命館大学映像学部 脚本/監督/映像制作 監督作品の『御都合主義者たち』が第13回TOHOシネマズ学生映画祭で準グランプリとROBOT…

  • 東京公演決定の瞬間のこぼれ話

    新年あけましておめでとうございます。2019年になりましたね。 実家から徒歩1分のお寺で鐘を鳴らし今年もスタートしました。 どうぞ今年もよろしくお願い致します。 さて11月に大阪公演を終えた「はこづめ」ですが。 東京公演が決まった事情につきましての小噺を。 2018年の10月中頃。大阪公演の稽古の帰り道で一通の電話が掛かってきた。 お相手は北川大輔さん。カムヰヤッセンの脚本/演出で王子小劇場の芸術監督。 私が東京に来て一番初めにお世話になった演劇の恩師だ。 一年振りくらいの連絡だったのでオロオロとぎこちない挨拶を交わした。 何か俳優として出演のお話が来たのではないかと胸を躍らせていると、 「王…

  • 2018年の活動記録

    2018年の振り返り。

  • コボレ話をひとつ。始めました。

    22歳になったので、新しい事をしよう。 そう思い立って この度ブログを 書き始めました はじめまして。前田隆成です。 このブログでは、自身の活動報告や 演劇企画ハコボレの活動についての こぼれ話などをしようと思います 今回は私についてのお話を ひとつお付き合い願います 前田隆成(まえだりゅうせい) 生年月日1996年 4月8日 大阪府 熊取町 出身 身長163cm 体重53kg 顔と名前と着物姿だけでも 覚えてもらえましたら幸いです 主に劇場で活動しています 高校の演劇部に魅せられて 舞台俳優、脚本家を志して 卒業後に東京へ行きました 小劇場と言われる世界の中で 今年で活動4年目を迎えます 2…

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