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小日向白朗学会 HP準備室BLOG https://blog.goo.ne.jp/kohinatahakurouassociation

戦前・戦中中国で馬賊総頭目となった小日向白朗氏 戦後の功績 未だ歴史上隠されている”真の事実「米中国交回復と日中国交回復」”を広く世に知ってもらうための小日向白朗学会公式HP開設準備室BLOG

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2019/02/28

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  • 巨星逝く~鈴木邦男氏死去~合掌

    今年に入って、1月11日のことだという。あの鈴木邦夫氏が逝ってしまった。私は一度くらいは会いたかった人だ。会って話を聞きたかった人だ。いつのことだったろうか、遠くから見たことはあった。≪あっあの人が鈴木さんだ≫と思った私が道路に立っていた。場所は、いろんなイベントなどの会場となる中野ゼロホールの前の道路だ。道路なのに人がいっぱいいた。制服の警察官もいた。なんだか大きな声で映画の上映に抗議するやや与太者風の人たちも数人いたような気がする。彼らは右翼なのだろうか、いや左翼なのだろうか‥まあどっちでもよかった。そんな景色の中に鈴木さんがいたのだ。表現の自由(日本国憲法21条)を守る立場だったのだろうか。そう、その日は「創」編集長の篠田博之氏主宰による映画「ザ・コーヴ」の上映会とシンポジウムがあったと記憶している...巨星逝く~鈴木邦男氏死去~合掌

  • 日本の安全保障に関する情報戦(プロパガンダ)批判(第一回) -正解は、「自衛隊に指揮権がないから」-

    2023.1.26、JBpressに北村淳『南西諸島に米海兵沿岸連隊配備、日本はなぜ「自分たちで守る」と言わないのか』[1]という記事が掲載された。典型的な政府を擁護するプロパガンダである。その問題点を指摘したいと思う。断っておくが筆者は、北村氏という方と何ら利害関係は有しない。単純に北村氏が日本の安全保障に付いて主張されていることに大きな間違いや扇動が存在していて、時節柄、問題があると考えたことから筆を執ることにした。要点と思われる箇所には①から⑫までの番号を振っておいた。なお、内容を詳細に読む必要がないという方は、後半部分まで読み飛ばして頂いて結構である。(前半)『……岸田首相とバイデン大統領による会談の直前①(1月12日)に開かれた日米外務防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(いわゆる「2プラス...日本の安全保障に関する情報戦(プロパガンダ)批判(第一回)-正解は、「自衛隊に指揮権がないから」-

  • 「令和4年日本国国防方針」批判(第六回) -国防権のない日本の危険な外交と国防-

    8、仮想敵国ロシアと北方領土問題平成30(2018)年6月12日、シンガポールでアメリカのトランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長及び国務委員会委員長による史上初の首脳会談が行われ共同声明が出されたことで、自民党と外務省が大混乱になったことを前回記載した。それに相応じるように三か月後の同年9月11日、ウラジオストクで開催された東方経済フォームではプーチン大統領が突如として「年内にいかなる前提条件も設けずに平和条約を結ぼう」と日本政府に提案した。この提案を受けて同年11月、シンガポールで日ロ首脳会談をおこなった。会談後、安倍首相は「日ソ共同宣言を基礎として平和条約交渉を加速させることでプーチン大統領と合意した」ことを明らかにしている。これで原則的に日ロ平和交条約締結が前進したことになる。日本とロシアの...「令和4年日本国国防方針」批判(第六回)-国防権のない日本の危険な外交と国防-

  • アメリカの国防戦略の中で日本の立ち位置は??~2022.10.27~

    昨年10月「国防戦略」NDSが発表されている。アメリカの国防意識というか、中国とロシアの脅威を強調し、同盟国、パートナー等との連携を強く意識していることが認められる。防衛優先事項としてこんな表現をしている。『安全保障環境のこれらの急速に進化する特徴は、侵略を抑止し、重要な地域で良好な勢力均衡を維持するのに役立つ米国の能力を損なう恐れがあります。中国は最も重要で体系的な課題を提示し、ロシアは海外の重要な米国の国益と本土の両方に深刻な脅威をもたらしている。・・・・・』さらに、アライアンスとパートナーシップとの項目の中で『・・・新しい運用コンセプトそして、世界中の統合軍を利用する私たちの能力』と述べ、インド太平洋地域について次のようにいう。『自由で開かれた地域秩序を維持し、力による紛争解決の試みを阻止するために...アメリカの国防戦略の中で日本の立ち位置は??~2022.10.27~

  • 「令和4年日本国国防方針」批判(第五回) -国防権のない日本の危険な外交と国防-

    6、2017年の衝撃前回まで、日本政府はRUSIが提案する危険な安全保障政策を採用したことまでを書いた。今回はその理由を纏める。そのためには、再度、RUSIJapanの沿革から考え直してみる。RUSIJapanは平成31(2019)年にそれまでの地域本部から日本特別代表部に格上げしたとしているが、その理由は述べられていない。RUSIJapanを特別代表部に格上げし早期の新日英同盟を締結することが急務となる何かの事情があったはずである。それも日本政府の事情による重大な変化があったということであろう。RUSIJapanが2019年に格上したということは、それ直前に世界規模で安全保障上の地殻変動があったからであろう。そのような変化といえば、2017年1月20日に第45代アメリカ大統領としてドナルド・ジョン・トラ...「令和4年日本国国防方針」批判(第五回)-国防権のない日本の危険な外交と国防-

  • 「令和4年日本国国防方針」批判(第四回) -国防権のない日本の危険な外交と国防-

    5、日本の安全保障の筋書きを作る英国王立統合国防安全保障問題研究所ところでコメンテーターとしてテレビに出演する防衛省防衛研究所政策研究部長兵頭慎治には国民に知られていない裏の顔がある。それは彼らが英国王立統合国防安全保障問題研究所(RoyalUnitedServicesInstituteforDefenceandSecurityStudies、略称RUSI)と深い関係があるということだ。兵頭自身も2007年に英国王立統合国防安全保障問題研究所(RUSI)客員研究員をしていたと経歴書に記載していることから間違いない。その他に兵頭は、2019年から「内閣官房領土・主権をめぐる内外発信に関する有識者懇談会委員」だというのである。これは、平成25(2013)年4月、国際関係・国際法・歴史研究などに造詣の深い有識者...「令和4年日本国国防方針」批判(第四回)-国防権のない日本の危険な外交と国防-

  • 「我が祖国の安全がしっかりと保証されるということだ。」~もう片方の言い分~

    2月24日ロシアがウクライナを侵攻する直前に、ロシア国営テレビはプーチン大統領の国民向けの演説を放送した。(出所:NHK2022年3月4日)≪NATOの“東方拡大”への危機感≫親愛なるロシア国民の皆さん、親愛なる友人の皆さん。きょうは、ドンバス(=ウクライナ東部のドネツク州とルガンスク州)で起きている悲劇的な事態、そしてロシアの重要な安全保障問題に、改めて立ち返る必要があると思う。まずことし2月21日の演説で話したことから始めたい。それは、私たちの特別な懸念や不安を呼び起こすもの、毎年着実に、西側諸国の無責任な政治家たちが我が国に対し、露骨に、無遠慮に作り出している、あの根源的な脅威のことだ。つまり、NATOの東方拡大、その軍備がロシア国境へ接近していることについてである。この30年間、私たちが粘り強く忍...「我が祖国の安全がしっかりと保証されるということだ。」~もう片方の言い分~

  • 「令和4年日本国国防方針」批判(第三回) -国防権のない日本の危険な外交と国防-

    一、「令和4年日本国国防方針」の戦略は何か3、林芳正外務大臣の発言意味するところ林の発言を吟味し「令和4年日本国国防方針」で仮想敵国をロシア、中国、北朝鮮とした理由を探ってみる。林は「……一方的な現状の変更の試み……」が成されたことから「……(世界にとって)一層安全保障環境は厳しさを増す中で、外交・安全保障双方の大幅な強化が求められております……」としている。これを言い換えるならば「ロシアがウクライナに侵攻したことから、これまでの日本周辺にある安全保障上の問題も含め、今後一層の外交及び防衛力の強化が求められる」ということになる。ここで林は、名指はしないもののロシアが国際法をおかしウクライナを侵略してドネツクなどのウクライナ領を不当に併合するという「……一方的な現状の変更の試み……」があったことが「日本の安...「令和4年日本国国防方針」批判(第三回)-国防権のない日本の危険な外交と国防-

  • 「令和4年日本国国防方針」批判(第二回) -国防権のない日本の危険な外交と国防-

    一、「令和4年日本国国防方針」とは何か「令和4年日本国国防方針」の核心部分である戦略とは何かを探ってみる。令和4年9月22日、内閣総理大臣岸田文雄が「国力としての防衛力を総合的に考える有識者会議」の開催を決定した。この告示を受けて、同有識者会議は、開催決定から僅か一週間の令和4年09月30日には開催される運びとなった。第一回目の会議には、有識者として上山隆大、翁百合、喜多恒雄、園部毅、黒江哲郎、佐々江賢一郎、中西寛、橋本和仁、山口寿一が、政府側として岸田内閣総理大臣.木原内閣官房副長官〔官房長官代理〕、林外務大臣、鈴木財務大臣、浜田防衛大臣等が出席した。冒頭、木原内閣官房副長官より同会議の開催趣旨について説明がった。その要点は次の通りであった。『……我が国を取り巻く厳しい安全保障環境を乗り切るためには……...「令和4年日本国国防方針」批判(第二回)-国防権のない日本の危険な外交と国防-

  • 「令和4年日本国国防方針」批判(第一回) -国防権のない日本の危険な外交と国防-

    はじめに昭和45(1970)年9月15日、小日向白朗は、アメリカ国家安全保障会議(UnitedStatesNationalSecurityCouncil、略称NSC)の招きに応じパスポートも持たずに横田空軍基地から渡米した。NSCが白朗に訪米を要請したのは、泥沼化したベトナム戦争を終了させるためにその鍵を握る中国と接触を図る糸口を見つけ出すことをキッシンジャー(HenryAlfredKissinger)に命じられていたからであった。しかしアメリカ国内には、ニクソン政権が進める中国とのデタント(Détente)に抵抗する勢力があった。その対抗勢力と同調する岸信介、賀屋興宣、佐藤栄作ら台湾ロビーは直ちに行動を開始した。白朗が訪米すると、その行動を訝った岸信介は後を追うようにワシントンに到着し反ニクソン派の巨頭...「令和4年日本国国防方針」批判(第一回)-国防権のない日本の危険な外交と国防-

  • 統一協会お忘れなくって意味でごく一部だけ~共同通信政治家712人アンケート、583人回答~2022年8月~

    ■芳賀道也/はがみちや/無所属/参・山形1、献金、パーティー券購入の有無:ないその時期や金額、趣旨:―2.選挙活動への支援の有無:ないその支援の内容:―3.集会への出席や祝電の有無:ないその名称や目的、経緯:―4.政治家の支持表明への考え:信教の自由は民主主義国家において守られるべきだが、いわゆるカルト集団や反社会的行為を行う団体を支援したり利用したり、または利用されたりすることがあってはならない。ただ、今回のことで、まじめな宗教者や真に人の幸せを願う真っ当な団体までもがいわれなき非難を受けることがあってはならない。■萩生田光一/はぎうだこういち/自民/衆・東京24区1.献金、パーティー券購入の有無:『ない』と『分からない、答えられない』の複数回答その時期や金額、趣旨:組織・団体からはないが、支援者個々の...統一協会お忘れなくって意味でごく一部だけ~共同通信政治家712人アンケート、583人回答~2022年8月~

  • ≪協定≫にご注意!!!

    円滑化協定(RAA)、という言葉、政治に疎い私は初めて耳にした。英国で岸田さんが締結したということらしいけれど、つい一週間前にはオーストラリアとも電話で(?)RAA結んじゃっているらしい。簡単なものだ、いや手続きが簡単ということだが。何も国民にその心を問う必要などはない。電話や雑談の折に結んじゃえ―ってなものなのだろうか。協定、と言えば日米安保と同時に結んだ行政協定、岸さんが地位協定ということで改定しているが、これも中身はほとんど民意を反映することなどはない。というか、中身を知らされていないという方が正しい。「密約」とまではいわないが、「条約」といった形式ばった所や法的制約がないだけに簡単に結んじゃう。それで、自衛隊員が紛争地に派遣されちゃう、なんてことはあり得ないはずであろうけれど。でも調べようとすれば...≪協定≫にご注意!!!

  • 浅沼稲次郎氏の演説~政治協商会議講堂における講演 一九五九(昭和三十四)年三月十二日 社会党第二次訪中使節団々長として

    中国の友人の皆さん、私はただいまご紹介にあずかりました日本社会党訪中使節団の団長浅沼稲次郎であります。私どもは一昨年四月まいりまして今回が二回目であります。一昨年まいりましたときも人民外交学会の要請で講演をやりましたが、今回はまた講演の機会をあたえられましたので要請されるままにこの演壇に立ちました。つきましては私はみなさんに、日本社会党が祖国日本の完全独立と平和、さらにはアジアの平和についていかに考えているかを率直に申しあげたいと存じます。(拍手)一今日世界の情勢をみますならば、二年前私ども使節団が中国を訪問した一九五七年四月以後の世界の情勢は変化をいたしました。毛沢東先生はこれを、東風が西風を圧倒しているという適切な言葉で表現されていますが、いまではこの言葉は中国のみでなく世界的な言葉になっています。い...浅沼稲次郎氏の演説~政治協商会議講堂における講演一九五九(昭和三十四)年三月十二日社会党第二次訪中使節団々長として

  • 行政協定からみた1955年の保守合同 ―自民党結党とは行政協定を順守して秘密を守ることー

    昭和30(1955)年11月15日、日本の保守政党であった自由党と日本民主党が合同し、自由民主党を結成した。この裏には、アメリカCIAが緒方竹虎(コードネーム:POCAPON)を通して保守合同を働きかけていたことが吉田則昭著『緒方竹虎とCIA』(平凡社,2012.5)で明らかになっている。その直接の原因は、社会党左右両派が昭和30(1955)年10月13日に社会党(鈴木茂三郎委員長、浅沼稲次郎書記長)を再統一したことであった。昭和26(1951)年当時の社会党は、サンフランシスコ講和条約を巡って、講和条約賛成派の社会党右派と講和条約反対派の社会党左派に分裂していた。その後、保守政権による再軍備や改憲に対抗するために反対運動を推進した社会党左派が選挙毎に議席をのばしていたが、社会党右派は党内の対立があって明...行政協定からみた1955年の保守合同―自民党結党とは行政協定を順守して秘密を守ることー

  • 異次元の少子化対策って新「産めよ殖やせよ」なのか~岸田総理年頭記者会見~

    2023年1月4日岸田総理の年頭記者会見のなかで、こんなお話が出ている。・・・・・先ほど私は伊勢神宮に参拝し、国民の皆さんにとって今年がすばらしい1年になるよう、また、日本、そして世界の平和と繁栄をお祈りしてまいりました。今年の干支(えと)は、「癸(みずのと)卯(う)」です。「癸卯」の「癸」は、十干の最後に当たり、一つの物事が収まり、次の物事へ移行する段階を、そして「卯」は、「茂(しげる)」を意味し、繁殖する、増えることを示すと言われています。この両方を備えた「癸卯」は、去年までの様々なことに区切りがつき、次の繁栄や成長につながっていくという意味があると言います。私は、本年を昨年の様々な出来事に思いをはせながらも、新たな挑戦をする1年にしたいと思います。・・・・・素晴らしいことではないか。「繁殖、増える」...異次元の少子化対策って新「産めよ殖やせよ」なのか~岸田総理年頭記者会見~

  • 防衛力の抜本的強化~防衛省提出資料~

    防衛力の抜本的強化~防衛省提出資料~

  • 昭和27年締結「行政協定」からみた岸田内閣総理大臣訪米の目的 -台湾有事に参戦させられる自衛隊-

    2023年1月3日付け朝日デジタルに『岸田首相、ラジオで「米国の役割果たしてほしい」早期訪米にも意欲』とする記事が掲載された。『……岸田文雄首相は3日の文化放送のラジオ番組で、「今年早いうちに日米同盟の強化、確認のためにも米国に行きたい」と述べ、早期訪米に改めて意欲を示した。日本の防衛力強化について「米国にも理解してもらい、日米同盟に基づいて米国の役割をしっかり果たしてもらいたい」と語り、それぞれの役割をバイデン米大統領と確認し、信頼関係を高める考えを強調した。番組は昨年12月19日に収録された。首相は「(バイデン氏に)防衛力強化のありようについてしっかり説明する。日米同盟の抑止力・対処力を高めることにつながるので、米国にもしっかり協力してもらいたい。こうした確認をすることは大事だ」と話した……』岸田総理...昭和27年締結「行政協定」からみた岸田内閣総理大臣訪米の目的-台湾有事に参戦させられる自衛隊-

  • 日米安保と同時に締結された「行政協定」~~えっ!?司法まで売り飛ばしていたって!?

    国立公文書館に行政協定に伴う各種文書が保存されている。ほとんど極秘の印が押されているらしい。そのなかから、第17条(行政協定)、第18条(行政協定)という部分を散見すると、こんな文章が見られる。≪・・・・合衆国の軍事裁判所および当局は、合衆国軍隊の構成員及び軍属並びにそれらの家族が日本国内で犯すすべての罪について、専属的裁判権を日本国内で行使する権利を有する。・・・・・≫≪・・・・・日本国の当局は、合衆国軍隊が使用する施設及び区域外において、合衆国軍隊の構成員若しくは軍属又はそれらの家族を犯罪の既遂又は未遂について逮捕することができる。しかし、逮捕した場合には、逮捕された一又は二以上の個人を直ちに合衆国軍隊に引き渡さなけければならない。‥・・・≫そういえば思い当たるふしはいっぱいあるのではないだろうか。日...日米安保と同時に締結された「行政協定」~~えっ!?司法まで売り飛ばしていたって!?

  • 指揮権論議の経緯~~70年前くらいにかくも論議されていたものの~~何がどうよくなった?≪資料編≫

    1.第19回国会衆議院外務委員会第1号昭和28年12月11日140並木芳雄○並木委員次に陸軍、海軍、空軍の三軍の統帥権の問題でございます。三軍の統帥権については、現在の憲法下ではあるいは国会にあるのではないか、あるいはいな、それは総理大臣にあるのだ、あるいはまた現在の憲法ではその点がはつきりしておらないのだ、だから新たに規定を設けなければ、統帥権というものは出て来ないのだろうというように、説がいろいろあるようでございます。この際、三軍の統帥機関などの問題が出ておりますから、はつきり政府として、現憲法下において統帥権の所在は何人にあるのか、その点を解明していただきたいと思います。141佐藤達夫○佐藤政府委員統帥権という言葉自身、私あまり好みませんので、統率権という言葉でお答えをさせていただきますが、元の統帥...指揮権論議の経緯~~70年前くらいにかくも論議されていたものの~~何がどうよくなった?≪資料編≫

  • 国防権、航空権、電波権を売り飛ばした自民党(吉田茂)シリーズ、「電波権」についても近く投稿へ

    1971年7月号の富士ジャーナルという雑誌に、「台湾解決でアメリカに招かれた元馬賊王」という特別インタビュー記事が掲載されている。「講和で売渡した密約とは」という小見出しの中で、次の文書が読み取れる。『・・・・復興資金30億ドルの借りも背景にあってか、講和条約を結ん時に、吉田さんは日本の航空権、国防権、電波権を売り渡し、その自由使用をアメリカに認める特別覚書きを秘かに入れているんだ。今年の4月26日にニューヨークタイムズが“核戦力の通過問題”の密約説を発表したが、それはその中の一つにすぎない。・・・・・』現代史を語るときの常識として心にとめておいていただきたいものである。(文責:吉田)国防権、航空権、電波権を売り飛ばした自民党(吉田茂)シリーズ、「電波権」についても近く投稿へ

  • 自民党がアメリカに譲渡し続けている『航空管制権』

    昨年末、筆者は「自衛隊の指揮権をアメリカに委譲し続けた自民党」で日本の国防権が、自民党結党以来現自在に至るまで延々とアメリカに売り渡され続け、それが「日本の安全保障だ」と国民をだまし続けてきたことを報告した。併せて自民党が「日本の安全保障」と称して日本の国権を売り渡したことに対してアメリカのご褒美が自民党をして政権与党であることを許されてきたことも明らかにしてきた。小日向白朗は『富士ジャーナル』1971年7月号で、日本政府はアメリカに「自衛隊の指揮権」(国防権)、「航空管制権」、「電波権」を売り渡していたことを告発していた。それから50有余年。いまだその本質は藪の中で、国民の目に晒されることはないばかりか、急激な軍拡や、日本周辺の有事が事あるごとに喧伝されることとなった。急激な軍拡が地域バランスを失うこと...自民党がアメリカに譲渡し続けている『航空管制権』

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