嫌韓・差別発言を念頭に「あなたは韓国コンテンツに親しんでいるのがきっかけで、他の人から韓国の文化や韓国人に対する否定的な言葉をかけられたことがありますか?(ネット上も含む)」という質問を行いました。56%の人たちが「一回以上ある」と回答しました。また、「5回以上ある」と回答した人は20%でした。
韓国・北朝鮮に関心のある会社員の日常エッセイブログです。交換留学について、国際恋愛、歴史認識、日韓問題、あらゆることについて書いています。雑誌に紹介されたこともあり。
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【アンケート結果】韓流ファンが嫌韓発言を言われる割合は約6割?!
嫌韓・差別発言を念頭に「あなたは韓国コンテンツに親しんでいるのがきっかけで、他の人から韓国の文化や韓国人に対する否定的な言葉をかけられたことがありますか?(ネット上も含む)」という質問を行いました。56%の人たちが「一回以上ある」と回答しました。また、「5回以上ある」と回答した人は20%でした。
いつだって”エブエブ”が私を勇気づけた~アジア系セレブに励まされる日々~
映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(略称:エブエブ)がアカデミー賞を取った。しかも、7冠。候補作の中でぶっちぎっていた。初めて受賞の知らせを聞いた時、あまりの嬉しさに、ギャー――――と叫びながら家を飛び出して(普段はそんなことはやらないので)危うくマルチバースとリンクしそうになった。 やったぞ!やった! 予告編を見た時から、早く見たかった"エブエブ"。多くのアジア人が見たかった、同じ人種の俳優・監督たちがトロフィーを手にする姿。私たちはやってのけたのである。 youtu.be アカデミー賞を受賞する俳優や作品の人種の偏りは以前から指摘されていた。そんな中、2020年に宇…
最近、こんなツイートがプチバズリしていた。 「夫が嫌韓なので隠れてKPOPを聴いている」みたいなツイートを見かけて、そのリプ欄を見ると「うちもです」みたいな人が何名もいて、言葉を失っている。韓国料理屋さんに行くのも許されないとか、、 — あんな anna (@annaPHd9pj) 2023年3月5日 私は「夫が嫌韓なので隠れてKPOPを聞いている」というエピソードにとても共感し、昔母親から「私がいるときにテレビでそんなもの(KPOPの映像)見ないで」と言われたことを思い出した。その時は確か、 「えーなんでー!」 と駄々をこねて、「勝手にしなさい」と母がリビングから出ていったと記憶している。 …
小説を書き上げていたときに友人たちのインスタでめちゃくちゃ流行っていたインド映画があった。題は『RRR』。タイトルだけでは中身がわからず、予告編を見たら、普段はあまり見ないインドのエンターテイメント作品だった。とりあえず名前だけ覚えておいてまた原稿に向かったけれど、しばらくして、妹が2回(しかも2回目はIMAXで)見たとストーリーに上げていた。あの妹が?と驚き、どれほどのものかと興味が湧いた。 が、1年越しに終わりが見えてきた小説をほっぽり出すわけにはいかなかった。終わる終わる詐欺をしてもう半年が過ぎていた。いけないいけない、同じ過ちを繰り返すところだったと、浮かしたお尻にぎゅっと力を入れて、…
反日映画?これ見ていいな!おすすめの日本統治時代韓国ドラマ&映画TOP5
どうどうどう、荒れ狂う日本軍人を映画で見慣れてる奴はだいたい友達のひみです。そんな私が選ぶ、日本統治時代を舞台とした韓国ドラマ&映画TOP5を今回はご紹介します!大いに”攻め”&完全個人の趣味爆発なランキングですが、次に見る作品選びの参考にでも。あなたが見たことある作品はありますか? はじめに 1.死の賛美 2. お嬢さん 3. 金子文子と朴烈 4.グッド・バッド・ウィアード 5.マルモイ ことばあつめ 番外編 PACHINKO はじめに ランキングに入る前に、韓国コンテンツでの日本統治下の描写についてちょっと触れておきます。韓国ドラマにハマりだし、面白い面白いと思って沼に潜ってくと、避けては…
「先輩、怖くないですか?」 窓の外で行われていたイベントやデモのことを指して、彼女は確かにそう言った。2019年3月1日。韓国の人々が大日本帝国からの独立を叫び始めてちょうど100年後の光化門のカフェだった。 そのほんの30分前、私は彼女が怖いと言ったイベントに参加し、広場の真ん中で韓国人と一緒に旗を振っていた。そうねぇ。言葉を濁して紅茶をすすった。知らなければ怖いかもね、と後には続けなかった。 英語で韓国留学をしている彼女は、三・一独立運動を記念する日に光化門駅前の大型書店に洋書を買いにきていた。外務省のサイトに登録していれば、在韓日本人には光化門に近づかないようメールが来ていたはずだ。見な…
2022年2月26日の午後、私はマスクの下で声を殺して泣いていた。大学の大教室に響き渡る一編の詩を聞いて、心の負担になっていた一つの目標を下ろそうと思えたからである。 その日は、大学でお世話になった教授の最終講義があった。土曜の昼下がりにベッドからのっそり起きて、スマホ片手にありあわせの昼食を取っていた時だった。突然、Instagramで最終講義のお知らせが届いた。大学で働いている知り合いからだった。 「お声がけ忘れてたかも…今日矢袋先生の最終講義があります!よかったらぜひ!」 矢袋(やむろ)先生は韓国文学専門の方で、副専攻の授業でお世話になった方だ。教職の定年を迎え、今年退職されるらしい。も…
youtu.be -200%日本語字幕動画 AKMUのデビューアルバムには、二人を代表する曲となった「Give Love」と「200%」が収録されている。世間が抱く”AKMUらしさ”はこの2曲に凝縮されていると言ってもいいだろう。アコースティックなサウンドと遊び心溢れる歌詞によって、若干15歳と17歳の兄妹が当時音楽チャートを圧巻した。 今回そんな2曲のうちの1曲、「200%」を翻訳しようと思う。一回聞くだけで耳に残るメロディーと兄イ・チャンヒョクが書く独特な歌詞が、絶妙に韻を踏みまくり、翻訳レベルは★★★★★の超高難易度の楽曲だった。 youtu.be -200%日本語バージョン(作詞ひみ)…
4月に今の会社に新卒で入社して以降、就職について周りに報告するたびに、ほぼ毎回「韓国に関する仕事をすると思った」と言われた。そう言われるのも無理はない。留学を含めた私の大学5年間がほどんど韓国一色だったからだ。そんな私は今、韓国とは全く関係のない仕事をしている。仕事で韓国語は全く使わなし、韓国の会社と一切取引のない会社で働いている。しかし、仕事や会社に不満はなく、非常に充実した日々を送っている。今回は「韓国好きだし、韓国関係の仕事がしたいな」と漠然と考えている就活生のために(なるかどうかは分からないが)、私の就活の話をしようと思う。 私が韓国にのめりこんだのは、高校3年生の冬だった。推薦受験で…
東京の年の暮れ。今年もとうとう終わりに近づき、世間的には、堂々巡りで何も前に進まなかった2020年が過ぎて行こうとしています。 表向きは「コロナで大変でしたね。」と年末の挨拶を言う私ですが、実際は不謹慎にも非常に充実した一年を過ごしていました。 1月は、大人になって初めて本気で小説を書きましたし、2月は人生初めてのヨーロッパ旅行に行ってきました。3月はホテルバイトリストラのため妹のバイト先に転がり込み、4月はフルオンラインの新入社員研修で、仕事がこんなに楽なのかと驚きました。5月はITとの出会いで私の隠れた才能が開花し、6月には人生初(多分人生最後)のSNS開発を1人でやり遂げてしまいます。7…
ドラマ「スタートアップ:夢の扉」の第一話、最後のシーン。故郷を訪れたダルミのもとから花びらが風に乗り、遠いソウルにいるドサンのもとへ届きます。花びらが広い空をさまよう間、BGMとしてリフレインのメロディーが印象的な歌が流れました。 これが、今回紹介するRed Velvetが歌う「Future(原題:미래)」と私との出会いでした。春風のような爽やかなサウンドとどこか寂しさ感るメロディーがドラマの中でアクセントとなり、少し聞いただけでも「いい曲だ」と分かりました。後々、歌詞を調べてみるとドラマのストーリーと100%シンクロしており、名作に名曲ありだなとしみじみ感じたのを覚えています。 「Futur…
【解説】AKMU- 어떻게 이별까지 사랑하겠어, 널 사랑하는 거지(How can I love the heartbreak, you`re the one I love)
誰しも一度は、人生を変える音楽に出会ったことがあるのではないでしょうか。歌の翻訳を始めた私にとってそれは、AKMUであったと言えます。当時高校生だった私が同世代の彼らの音楽を聞き、「彼らの”音楽”をもっと多くの人が知らなければならない」という焦燥感に駆られ、歌詞の翻訳を始めました。本格的に韓国語を学ぶのも、歌詞の翻訳を始めるのもずーっと後の話ですが、私にとってAKMUは、出会うべくして出会った人生の伴走者なのです。 K-popの翻訳プロジェクトを考え始めた当初から、最初の発表曲はこの曲にすると決めていました。2019年秋に発売された彼らの3rdアルバム『항해(航海)』のタイトル曲「어떻게 이별…
今回、韓国オタクの私がK-popの名曲をガチ翻訳&解説するプロジェクトを始めます。"訳詞家志望 ひみ"という名前で翻訳したK-popを歌うYouTubeチャンネルを作り、ブログでは翻訳歌詞の解説を行なっていきます。#K-POP翻訳&Youtube のカテゴリーにて解説記事を上げていきますので、ご興味のある方は聞いて&読んでみてください。 第一回目の楽曲は、私の敬愛するAKMUの不朽の名曲「어떻게 이별까지 사랑하겠어, 널 사랑하는 거지」を解説しました。是非、お立ち寄りください。 hyun-nako.hatenablog.com
noteに書いてる軍人彼氏との逸話をまとめました。 (ブログにインポートしてたと思ったらしてなかった。備忘録的にここにまとめておきます。) ちなみに、兵役についてもっと知りたい方は、日韓カップル(軍人彼氏)カテゴリーの記事がおすすめです。 ↓↓↓ 日韓カップル(軍人彼氏) カテゴリーの記事一覧 - 20歳と38度線 note.com note.com
一年前の5月18日、私は光州にいた。朝9時にソウルのヨンサン駅を出発してKTXに乗り、わずか90分で光州広域市に着いた。大学一年生の時からずっと来たかった場所だ。空が死者を悼んでいるのか、駅を出ると雨がしとしと降っていた。 光州ソンジョン駅 光州は、悲しい歴史が刻まれた場所である。1980年の5月18日、ここで光州事件が起こった。軍事政権下で民主化を求めた学生や市民たちが、自国の軍によって数多く殺されたのだ。腐敗した政治の下では堂々と人が殺されることを、私は大学一年生の夏にこの事件を通して学んだ。ただのKpopオタクだった私に民主主義とは何かを教えてくれたのもこの光州だ。その後、韓国の国民は光…
『20歳と38度線』ではソウルの日韓学生会みんなで行ってみよう会の活動報告を行っています。以下、現地メンバーからのレポートです。今回は内容が濃かったようで、前後編に分けています。 今回のみん会では、ナヌムの家を訪問しました。ナヌムの家は 太平洋戦争末期、日本帝国により性的犠牲を強いられた生存日本軍’慰安婦‘ハルモニ(おばあさん)たちが集まって暮らしている生活の基盤です。<ナヌムの家>に住んでいる日本軍’慰安婦‘ハルモニたちは毎週ハングルの授業と共に絵画授業を通して学んだ絵で、数回にわたり韓国内外での絵画の展示会を開催しています。そのことで過去の日帝の日本軍‘慰安婦’に対する蛮行の真相を歴史に残…
『20歳と38度線』ではソウルの日韓学生会みんなで行ってみよう会の活動報告を行っています。以下、現地メンバーからのレポートです。今回は内容が濃かったようで、前後編に分けています。 今回のみん会では、ナヌムの家を訪問しました。ナヌムの家は 太平洋戦争末期、日本帝国により性的犠牲を強いられた生存日本軍’慰安婦‘ハルモニ(おばあさん)たちが集まって暮らしている生活の基盤です。<ナヌムの家>に住んでいる日本軍’慰安婦‘ハルモニたちは毎週ハングルの授業と共に絵画授業を通して学んだ絵で、数回にわたり韓国内外での絵画の展示会を開催しています。そのことで過去の日帝の日本軍‘慰安婦’に対する蛮行の真相を歴史に残…
『20歳と38度線』ではソウルの日韓学生会みんなで行ってみよう会の活動報告を行っています。以下、現地メンバーからのレポートです。 現在、私たちはソウルで植民地時代を考える「みんなで行ってみよう会」(略してみん会)という活動を行なっています。植民地の記憶の場所に日韓学生が足を運び、感想を共有します。2019年2学期第3回目の活動として、10月26日にソウル歴史博物館に行ってきました。 ソウル歴史博物館 ソウル歴史博物館は、朝鮮時代(李朝)から現代にいたるまでのソウルの歴史と文化を知ることができる博物館です。展示は、時代ごとに第1~第5ゾーンに分かれており、600年に及ぶソウルの歴史を俯瞰できます…
昨日、EXOというグループのライブに行ってきた。兵役に2人メンバーを送り出し、6人でのツアーだったが、相変わらずスケールが大きく、カリスマ性の溢れたライブだった。 コンサート当日の横浜アリーナ 私の席は、アリーナを挟んで正面1階席8列目だったのでステージからはかなり距離があった。双眼鏡を覗き込まないと誰が誰なのか確認できないくらいの距離だ。私の推しであるEXOが世界的大スターなのでこれくらいなら運がいい方だ。東京ドームで1階席の一番後ろの席になったときは「ファンクラブ会員なのにここか……」と心の声が漏れたこともあった。 もちろん、コンサートでは後ろの席の人も失望しないように演出として様々な仕掛…
みん会第6回活動報告〜9/29 植民地歴史博物館及び南営洞対共分室〜
※ソウルで活動しているメンバーからの活動レポートです。 現在、私たちはソウルで植民地時代を考える「みんなで行ってみよう会」(略してみん会)という活動を行なっています。植民地の記憶の場所に日韓学生が足を運び、感想を共有します。2019年2学期第2回目の活動として、9月29日に植民地歴史博物館及び南営洞対共分室に行ってきました。 植民地歴史博物館の前で。オシャレに撮れました(笑) 植民地歴史博物館は昨年開館したばかりで、国家の視点に縛られない自由な展示を行なっている民間の博物館です。韓国初の日帝強占専門歴史博物館です。今回は、みん会の学生だけでなく、 日本から6名の女性団体の皆様もご参加してくださ…
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嫌韓・差別発言を念頭に「あなたは韓国コンテンツに親しんでいるのがきっかけで、他の人から韓国の文化や韓国人に対する否定的な言葉をかけられたことがありますか?(ネット上も含む)」という質問を行いました。56%の人たちが「一回以上ある」と回答しました。また、「5回以上ある」と回答した人は20%でした。
映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(略称:エブエブ)がアカデミー賞を取った。しかも、7冠。候補作の中でぶっちぎっていた。初めて受賞の知らせを聞いた時、あまりの嬉しさに、ギャー――――と叫びながら家を飛び出して(普段はそんなことはやらないので)危うくマルチバースとリンクしそうになった。 やったぞ!やった! 予告編を見た時から、早く見たかった"エブエブ"。多くのアジア人が見たかった、同じ人種の俳優・監督たちがトロフィーを手にする姿。私たちはやってのけたのである。 youtu.be アカデミー賞を受賞する俳優や作品の人種の偏りは以前から指摘されていた。そんな中、2020年に宇…
最近、こんなツイートがプチバズリしていた。 「夫が嫌韓なので隠れてKPOPを聴いている」みたいなツイートを見かけて、そのリプ欄を見ると「うちもです」みたいな人が何名もいて、言葉を失っている。韓国料理屋さんに行くのも許されないとか、、 — あんな anna (@annaPHd9pj) 2023年3月5日 私は「夫が嫌韓なので隠れてKPOPを聞いている」というエピソードにとても共感し、昔母親から「私がいるときにテレビでそんなもの(KPOPの映像)見ないで」と言われたことを思い出した。その時は確か、 「えーなんでー!」 と駄々をこねて、「勝手にしなさい」と母がリビングから出ていったと記憶している。 …
小説を書き上げていたときに友人たちのインスタでめちゃくちゃ流行っていたインド映画があった。題は『RRR』。タイトルだけでは中身がわからず、予告編を見たら、普段はあまり見ないインドのエンターテイメント作品だった。とりあえず名前だけ覚えておいてまた原稿に向かったけれど、しばらくして、妹が2回(しかも2回目はIMAXで)見たとストーリーに上げていた。あの妹が?と驚き、どれほどのものかと興味が湧いた。 が、1年越しに終わりが見えてきた小説をほっぽり出すわけにはいかなかった。終わる終わる詐欺をしてもう半年が過ぎていた。いけないいけない、同じ過ちを繰り返すところだったと、浮かしたお尻にぎゅっと力を入れて、…
どうどうどう、荒れ狂う日本軍人を映画で見慣れてる奴はだいたい友達のひみです。そんな私が選ぶ、日本統治時代を舞台とした韓国ドラマ&映画TOP5を今回はご紹介します!大いに”攻め”&完全個人の趣味爆発なランキングですが、次に見る作品選びの参考にでも。あなたが見たことある作品はありますか? はじめに 1.死の賛美 2. お嬢さん 3. 金子文子と朴烈 4.グッド・バッド・ウィアード 5.マルモイ ことばあつめ 番外編 PACHINKO はじめに ランキングに入る前に、韓国コンテンツでの日本統治下の描写についてちょっと触れておきます。韓国ドラマにハマりだし、面白い面白いと思って沼に潜ってくと、避けては…
「先輩、怖くないですか?」 窓の外で行われていたイベントやデモのことを指して、彼女は確かにそう言った。2019年3月1日。韓国の人々が大日本帝国からの独立を叫び始めてちょうど100年後の光化門のカフェだった。 そのほんの30分前、私は彼女が怖いと言ったイベントに参加し、広場の真ん中で韓国人と一緒に旗を振っていた。そうねぇ。言葉を濁して紅茶をすすった。知らなければ怖いかもね、と後には続けなかった。 英語で韓国留学をしている彼女は、三・一独立運動を記念する日に光化門駅前の大型書店に洋書を買いにきていた。外務省のサイトに登録していれば、在韓日本人には光化門に近づかないようメールが来ていたはずだ。見な…
2022年2月26日の午後、私はマスクの下で声を殺して泣いていた。大学の大教室に響き渡る一編の詩を聞いて、心の負担になっていた一つの目標を下ろそうと思えたからである。 その日は、大学でお世話になった教授の最終講義があった。土曜の昼下がりにベッドからのっそり起きて、スマホ片手にありあわせの昼食を取っていた時だった。突然、Instagramで最終講義のお知らせが届いた。大学で働いている知り合いからだった。 「お声がけ忘れてたかも…今日矢袋先生の最終講義があります!よかったらぜひ!」 矢袋(やむろ)先生は韓国文学専門の方で、副専攻の授業でお世話になった方だ。教職の定年を迎え、今年退職されるらしい。も…
youtu.be -200%日本語字幕動画 AKMUのデビューアルバムには、二人を代表する曲となった「Give Love」と「200%」が収録されている。世間が抱く”AKMUらしさ”はこの2曲に凝縮されていると言ってもいいだろう。アコースティックなサウンドと遊び心溢れる歌詞によって、若干15歳と17歳の兄妹が当時音楽チャートを圧巻した。 今回そんな2曲のうちの1曲、「200%」を翻訳しようと思う。一回聞くだけで耳に残るメロディーと兄イ・チャンヒョクが書く独特な歌詞が、絶妙に韻を踏みまくり、翻訳レベルは★★★★★の超高難易度の楽曲だった。 youtu.be -200%日本語バージョン(作詞ひみ)…
4月に今の会社に新卒で入社して以降、就職について周りに報告するたびに、ほぼ毎回「韓国に関する仕事をすると思った」と言われた。そう言われるのも無理はない。留学を含めた私の大学5年間がほどんど韓国一色だったからだ。そんな私は今、韓国とは全く関係のない仕事をしている。仕事で韓国語は全く使わなし、韓国の会社と一切取引のない会社で働いている。しかし、仕事や会社に不満はなく、非常に充実した日々を送っている。今回は「韓国好きだし、韓国関係の仕事がしたいな」と漠然と考えている就活生のために(なるかどうかは分からないが)、私の就活の話をしようと思う。 私が韓国にのめりこんだのは、高校3年生の冬だった。推薦受験で…
東京の年の暮れ。今年もとうとう終わりに近づき、世間的には、堂々巡りで何も前に進まなかった2020年が過ぎて行こうとしています。 表向きは「コロナで大変でしたね。」と年末の挨拶を言う私ですが、実際は不謹慎にも非常に充実した一年を過ごしていました。 1月は、大人になって初めて本気で小説を書きましたし、2月は人生初めてのヨーロッパ旅行に行ってきました。3月はホテルバイトリストラのため妹のバイト先に転がり込み、4月はフルオンラインの新入社員研修で、仕事がこんなに楽なのかと驚きました。5月はITとの出会いで私の隠れた才能が開花し、6月には人生初(多分人生最後)のSNS開発を1人でやり遂げてしまいます。7…
ドラマ「スタートアップ:夢の扉」の第一話、最後のシーン。故郷を訪れたダルミのもとから花びらが風に乗り、遠いソウルにいるドサンのもとへ届きます。花びらが広い空をさまよう間、BGMとしてリフレインのメロディーが印象的な歌が流れました。 これが、今回紹介するRed Velvetが歌う「Future(原題:미래)」と私との出会いでした。春風のような爽やかなサウンドとどこか寂しさ感るメロディーがドラマの中でアクセントとなり、少し聞いただけでも「いい曲だ」と分かりました。後々、歌詞を調べてみるとドラマのストーリーと100%シンクロしており、名作に名曲ありだなとしみじみ感じたのを覚えています。 「Futur…
誰しも一度は、人生を変える音楽に出会ったことがあるのではないでしょうか。歌の翻訳を始めた私にとってそれは、AKMUであったと言えます。当時高校生だった私が同世代の彼らの音楽を聞き、「彼らの”音楽”をもっと多くの人が知らなければならない」という焦燥感に駆られ、歌詞の翻訳を始めました。本格的に韓国語を学ぶのも、歌詞の翻訳を始めるのもずーっと後の話ですが、私にとってAKMUは、出会うべくして出会った人生の伴走者なのです。 K-popの翻訳プロジェクトを考え始めた当初から、最初の発表曲はこの曲にすると決めていました。2019年秋に発売された彼らの3rdアルバム『항해(航海)』のタイトル曲「어떻게 이별…
今回、韓国オタクの私がK-popの名曲をガチ翻訳&解説するプロジェクトを始めます。"訳詞家志望 ひみ"という名前で翻訳したK-popを歌うYouTubeチャンネルを作り、ブログでは翻訳歌詞の解説を行なっていきます。#K-POP翻訳&Youtube のカテゴリーにて解説記事を上げていきますので、ご興味のある方は聞いて&読んでみてください。 第一回目の楽曲は、私の敬愛するAKMUの不朽の名曲「어떻게 이별까지 사랑하겠어, 널 사랑하는 거지」を解説しました。是非、お立ち寄りください。 hyun-nako.hatenablog.com
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『20歳と38度線』ではソウルの日韓学生会みんなで行ってみよう会の活動報告を行っています。以下、現地メンバーからのレポートです。今回は内容が濃かったようで、前後編に分けています。 今回のみん会では、ナヌムの家を訪問しました。ナヌムの家は 太平洋戦争末期、日本帝国により性的犠牲を強いられた生存日本軍’慰安婦‘ハルモニ(おばあさん)たちが集まって暮らしている生活の基盤です。<ナヌムの家>に住んでいる日本軍’慰安婦‘ハルモニたちは毎週ハングルの授業と共に絵画授業を通して学んだ絵で、数回にわたり韓国内外での絵画の展示会を開催しています。そのことで過去の日帝の日本軍‘慰安婦’に対する蛮行の真相を歴史に残…
『20歳と38度線』ではソウルの日韓学生会みんなで行ってみよう会の活動報告を行っています。以下、現地メンバーからのレポートです。今回は内容が濃かったようで、前後編に分けています。 今回のみん会では、ナヌムの家を訪問しました。ナヌムの家は 太平洋戦争末期、日本帝国により性的犠牲を強いられた生存日本軍’慰安婦‘ハルモニ(おばあさん)たちが集まって暮らしている生活の基盤です。<ナヌムの家>に住んでいる日本軍’慰安婦‘ハルモニたちは毎週ハングルの授業と共に絵画授業を通して学んだ絵で、数回にわたり韓国内外での絵画の展示会を開催しています。そのことで過去の日帝の日本軍‘慰安婦’に対する蛮行の真相を歴史に残…
『20歳と38度線』ではソウルの日韓学生会みんなで行ってみよう会の活動報告を行っています。以下、現地メンバーからのレポートです。 現在、私たちはソウルで植民地時代を考える「みんなで行ってみよう会」(略してみん会)という活動を行なっています。植民地の記憶の場所に日韓学生が足を運び、感想を共有します。2019年2学期第3回目の活動として、10月26日にソウル歴史博物館に行ってきました。 ソウル歴史博物館 ソウル歴史博物館は、朝鮮時代(李朝)から現代にいたるまでのソウルの歴史と文化を知ることができる博物館です。展示は、時代ごとに第1~第5ゾーンに分かれており、600年に及ぶソウルの歴史を俯瞰できます…
昨日、EXOというグループのライブに行ってきた。兵役に2人メンバーを送り出し、6人でのツアーだったが、相変わらずスケールが大きく、カリスマ性の溢れたライブだった。 コンサート当日の横浜アリーナ 私の席は、アリーナを挟んで正面1階席8列目だったのでステージからはかなり距離があった。双眼鏡を覗き込まないと誰が誰なのか確認できないくらいの距離だ。私の推しであるEXOが世界的大スターなのでこれくらいなら運がいい方だ。東京ドームで1階席の一番後ろの席になったときは「ファンクラブ会員なのにここか……」と心の声が漏れたこともあった。 もちろん、コンサートでは後ろの席の人も失望しないように演出として様々な仕掛…
※ソウルで活動しているメンバーからの活動レポートです。 現在、私たちはソウルで植民地時代を考える「みんなで行ってみよう会」(略してみん会)という活動を行なっています。植民地の記憶の場所に日韓学生が足を運び、感想を共有します。2019年2学期第2回目の活動として、9月29日に植民地歴史博物館及び南営洞対共分室に行ってきました。 植民地歴史博物館の前で。オシャレに撮れました(笑) 植民地歴史博物館は昨年開館したばかりで、国家の視点に縛られない自由な展示を行なっている民間の博物館です。韓国初の日帝強占専門歴史博物館です。今回は、みん会の学生だけでなく、 日本から6名の女性団体の皆様もご参加してくださ…
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最近、こんなツイートがプチバズリしていた。 「夫が嫌韓なので隠れてKPOPを聴いている」みたいなツイートを見かけて、そのリプ欄を見ると「うちもです」みたいな人が何名もいて、言葉を失っている。韓国料理屋さんに行くのも許されないとか、、 — あんな anna (@annaPHd9pj) 2023年3月5日 私は「夫が嫌韓なので隠れてKPOPを聞いている」というエピソードにとても共感し、昔母親から「私がいるときにテレビでそんなもの(KPOPの映像)見ないで」と言われたことを思い出した。その時は確か、 「えーなんでー!」 と駄々をこねて、「勝手にしなさい」と母がリビングから出ていったと記憶している。 …
小説を書き上げていたときに友人たちのインスタでめちゃくちゃ流行っていたインド映画があった。題は『RRR』。タイトルだけでは中身がわからず、予告編を見たら、普段はあまり見ないインドのエンターテイメント作品だった。とりあえず名前だけ覚えておいてまた原稿に向かったけれど、しばらくして、妹が2回(しかも2回目はIMAXで)見たとストーリーに上げていた。あの妹が?と驚き、どれほどのものかと興味が湧いた。 が、1年越しに終わりが見えてきた小説をほっぽり出すわけにはいかなかった。終わる終わる詐欺をしてもう半年が過ぎていた。いけないいけない、同じ過ちを繰り返すところだったと、浮かしたお尻にぎゅっと力を入れて、…