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邦秋の、ギャラリー「個と場」 https://kuniaki.hatenablog.com/

宮崎在住の邦秋による言葉のギャラリー。自作詩・自作詞(歌詞)を中心に、その他思いついたアイデアや雑感の備忘録としての記事が並んでおります

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邦秋
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2019/02/19

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  • 20240224 9th EP「キユウカイ」ライナーノーツ

    以前からSNS等でお知らせをしておりましたが、私邦秋は2024年2月を一つの節目として、制作・創作活動を引退することといたしました。 最後の作品となる音楽EPのタイトルは、「キユウカイ」。 少し不思議なタイトルですが、「キユウ」とは… 「9」枚目のキユウ 序破急のキユウ 「引退なんて、心配しなくてもさほど誰も気に留めてないよ」の杞憂のキユウ 終わりの合図、cueのキユウ という意味を込めてみました。 そして、続く「カイ」は、「海」。 6篇全てにおいて海にまつわる言葉が含まれています。 この作品から、海をテーマにした1st EPの1曲目「孤高につき、光を生み、」へと回帰し、私の作品群の輪廻を図り…

  • 英雄の旅立ちに

    旅立つあなたに流す涙も隠して眩しいその先へ 出逢いは若葉の頃 白い羽根と一緒に未知なる世界に触れ 力任せに頂に立ち 強い風に晒されても何処から吹いているかは確かめず あの日の望まなかった別れを想ってただ叫び続ける二度と戻ることのできない節刻まれまた一つ暗い服に袖を通す遺された想いを胸に抱いて残された命を生きるだけ 心すら動かない電池切れの思い出それでも捨てきれずに引出しに閉じ込めた 優しく打ち返す綺麗な波と隠されていた胸の内 受けて分かれ道のもう片方へと進み始める 新しい時代を切り拓くため交わした契りさえ捨てて描き直した夢に向かい進む正しさを常に自分に問いながら旅立つあなたに流す涙も隠して眩し…

  • 結局、独りよがり。

    歌を歌わなくなった後の 募る思いを吐き出せる方法は見つかるかな 既に不安で パラソルの影に覆われた 青いラベルのお酒でさえも すぐに温くなっていくから 躊躇なく捨てられそうな気になる 朝、この空いたボトルに ありったけの愛を込めて あの港町を想って 海に放つよ でも、それが辿り着かないこと位は解っている 結局、独りよがり。 今までもこれからも。

  • ありがとう、優しい世界

    取り残されないはずの世界で 水面に漂う一人きり 総てに開かれし扉でさえも 届かない 陸の上 頼みの綱は糸よりも細く 捕まえる希望も掴めない 空のボトルを投げつけるだけの一人芝居よ 言葉を理解して 呼吸も違わないのに 手の届く水際の向こう 埋め尽くした空気が押し返すから 当たり前の風の中 歩くこともできずに 手を差し伸べてくれていた 皆もいずれ離れて それでもなお、この陸(ばしょ)じゃ 個性と呼びたがるから 嘘のない場を求め 全て海に流すよ 区別と差別の区別がつかずに 無闇にずらされる境目 尖った声に寄り添った耳よ、 聞こえてますか? 優等生を演じて 居心地が悪くなって 自覚なく逃げ続ける人生に…

  • インディビジブル

    どうしてまだ こんな場所で 何も出来ずに止まっている 間を埋めるカードならば 泳がすように手放している 似ているだけでは揃わない すれ違いばかり繰り返し 叶わぬことを知りながら そっと呟いた あの言葉 迷える旅が終わるように どうかお願い 傍にいて 二度と治まらない あぁ 嵐の中で佇むような 夢でさえも届かぬ世界 一秒がそれ以上に長くて 消えぬ煙が心に残る 数字が永遠(とわ)に続くように 憧れの地は光だけ眩しい それだけ遠過ぎて ただ広げてる この両腕は 何も抱けずに今日も眠る 定められたこの結末よ どうか お願い 塗り替えさせて

  • 叶いの岬

    望みの粒がひとつ、またひとつとこの手から静かな音をたてながら零れ落ちていくから 心の部屋の天井に並べられていた明るい灯りもあと僅かに 貝殻を拾い集め 無心で磨いて並べました誰にも邪魔させない居場所を守るため 白紙の思い出たちが記憶を埋め尽くしていくからひとり 窓を見る 二度と消えぬ痛み この胸に抱えて傷跡隠すように 嘘を着る 木犀の香りが誘う岬に今から向かいます皆がすがる叶いの鐘 鳴らすため 向日葵に見つからぬよう太陽が海に帰りし頃に ただ一つ願うのは誰も傷つかぬ終り裸足になり見下ろす岸壁を 空に上る姿を思いながら

  • カウントダウン2023

    昨日まで当たり前にあったものですら価値を失っている一日の朝と夜が同じ日だと信じられない日もある 超高速のタイピングで書き換えているのは世界の仕組みだけじゃなくて僕たちの頭の中もなのかも? だから今日もこの板に立って変わる景色のウェイヴに乗ったまま僕自身を失わぬようにひたすら前に進んでいる 教科書で習うことは全部、過去に築き上げた知でそれらをどこでどう生かすかはあまりにも教わらない 愛を集めたあの青い鳥が哀れまれながら後にしたように結局は金があれば何より強いんだと知った だからドラゴンヘッドに籠って歌を生み出すウェイヴの音源でこの想いがいつか芽吹いて大きな木になるまで 順調な浮足を見て憑神敵対心…

  • 20230815 8th EP「Perfectly Peaceful and Psychedelic Petit Party for Pleasure of Post-Pandemic」ライナーノーツ

    本日、新EPをリリースしました。 毎回、ジャケットを描いてくれるイラストレーターYHiRO(ワイヒロ)君。 彼とのやりとりの基本的な流れとして、私がEPのタイトルやコンセプト、収録曲の情報を彼に提供し、それを受けてイラストを描き上げてくれます。 そして、前作の「ファッションショウ」では、当初6th EP用としての依頼に対し、YHiRO君が2パターンのイラストを制作してくれたことがきっかけで、「破壊盤」と、その先の「創造盤」という、EP 2枚1セットの姉妹盤とすることにしました。 そうして、EPのコンセプトや在り方を、自分一人だけでなく、誰かと一緒に創り上げていく面白さを体感したことをきっかけに…

  • あの人の着地点について

    卑怯者の私は、先に予防線を張っておく。 これは、決して誹謗中傷ではない。 ただ、ずっと思ってきた考えを記す。 あの人は、人生をかけてずっと逃げ続けた可哀想な人だ、という印象を抱いている。 テレビ番組では、「いい彼氏」「いい夫」像を述べるに徹し、そうでない男性共演者の生き方を否定し続け、社会的称賛を浴びやすい立ち位置に逃げてきた。 ただ、自分の想いと乖離したそれらの発言の無理がたたり、性の一般的な枠組みから逃げたいという理由で、男性として扱われることだけでなく、戸籍上の親としての繋がりからも逃げてしまった。 逃げることは決して悪いことではない。 ただ、それまで積み重ねてきた自分の発言や行動との比…

  • 20230324 7th EP「ファッションショウ 創造盤」ライナーノーツ

    前回の「ファッションショウ 破壊盤」との姉妹盤となる今作。 姉妹盤制作に至った経緯については、前作のライナーノーツをご覧ください。 kuniaki.hatenablog.com 「破壊盤」では、それまでの自分の殻を破り、様々な新しい挑戦を行いました。 その先の進化として、今作では破壊した自分による新たな核を追求。さらに、過去最多となる5名のギタリストとのコラボレーションを実現し、まさに創造的な「ファッションショウ」が実現できたものと思います。 では、「創造盤」について、1曲ずつ簡単にコメントさせていただきたます。 1. 銀色の星と青い月 feat. ハネジロー この曲を書き始めたのは、早1年以…

  • 花のように

    誰も彼も定められた時の中を生かされているそこに意味を探しても実は何にも見つからない 太陽が出れば笑って 雨が降れば心傷み強い風が吹けば折れないようにじっと耐える 命を授かりし時に春が始まり 夏になれば大人への階段を上る 生きている限り誰かに守られている 花のようにそして自分が誰かを守れたとき意味が生まれる 峠を越え感じ始める秋の気配 そして寒く静かな冬に眠りにつく 誰も彼も定められた時の中を生かされているいつか来る枯れる日までは懸命に生きていきたい 咲き誇った花のように

  • 銀色の星と青い月

    疑わなかった白夜に陽が沈んで「永遠」の難しさを知る 最上の愛情を以て共に過ごしたものさえ俄に旅立つ 迎えの使者たちは記憶さえ連れて行くけれど助けてくれた手の美しさは色褪せない 煌めく命の果てに紡がれていく言葉は溢れる感情の波 留まることを知らずに悔やめど戻れない軌道に身を委ねて 明け方の言い訳から解放され新しい居場所が芽生える 僅か触れ始めた明日の眩しさに背(せな)を向けても その光は届いている 銀色の星と青い月 アゲハ蝶が舞う夜に消え行く炎を守って 最期まで惜しんでいた未来に目を伏せて言い聞かせた「さよなら」 www.youtube.com

  • セイメイ

    何を理解して追いかけるのか何を望まれて尽くすのか日常に潜むエスコートに沿えばいつの間にか名前を失って もう戻れない船の上でも櫂を漕ぐなら波に逆らう方を選ぶ この場で声明を 心を揺さぶる舞を黙っていたら仲間が見つからない やさしい言葉で嘘をつく人偉大な背を盾に見下す人たったひとひらの木の葉を捕まえて森を全て否定したがる人 過去をなぞって星と名づけて天性の瞳を持つと嘯く人 その場で誓盟を 心を鼓舞する舞を騙されないように生きるため 守りたいものは静迷なき生命透明な籠から今飛び出して 頭の上、背中の後ろそこで大切な全ては動いているから この場で声明を 心を動かす舞をこだまする共感を生み出して守るべき…

  • 弓を鳴らす

    「このままじゃ終われない」秘めていた思いを知らない世界の中で 打ち明けてくれた 瞳には映らない時の扉の向こうで自然も人も悲劇を産むけど 今日はいつよりも新しい。朝日を浴び笑顔のままで見送れるように 弓を いつまでも穢れなき歩みを続けてほしくて霧雨が明けていく弓を ただ弓を鳴らして 文字の表面に感情が滲んだり目の前にいても伝わらなかったり喜びも悲しみも再現できるならば幸せで埋め尽くす時もあればいい 恐怖と闘うことはあらゆるものを暗く染め上げてしまう風から火を守るよりその風を断ち切りたい 弓を 誰よりも満ちたる歩みを 刻んでほしくて澄み渡る空に向け弓をただ弓を鳴らす 選ばれるか景色と化すかその繰り…

  • 乱反射

    混沌の中も忘れられない二度と戻れない場所がある樹海を逃げるように飛び出して今居るのは長い空白 歴史を紡ぎ直したい人よ夢を見ずただ明日を見よ目的地のない車輪のように擦り減りながら走り続けるだけ 日差しを懐かしむ度奈落の底の深さを知る久しく昂れないまま星の核へと近づいていく 遮る海さえ無いのに手も届かずに言葉だけを泳がせて悪い夢ならば今すぐに醒めてほしい 百年経って灰になって広がる空の彼方に向けて新しい風に身を任せ思いのままに舞え あの山をもう一度登りたいと口にすることも躊躇われ 全てが渇いた世界でひとりきっかけだけを探している 届かない宛先不明の手紙のように光は一筋しかないのに白い傘に覆われてぼ…

  • 20230124 2023年の抱負

    新年が明けて早一ヶ月が経とうとしています。 昨年、ウェブ活用の比重が、ブログからYouTubeへと一気に傾き、投稿頻度が極端に落ちてしまいました。 www.youtube.com 以前から継続して取り組んでいる作詞作曲について、なかなかライブ等で披露することもなくなったため、昨年から本格的にYouTubeにてリリックビデオ等を公開するようになりました。 作品について、少しずつコメントをいただけるようになり、共作していただく仲間も増えるなど、オンラインでの活動の幅が広がってきた実感があります。 今年最初に公開したオリジナル曲「セイメイ」も、早速これまでで最多コメントをいただく等、良い滑り出しを迎…

  • 20221106 G7広島サミットロゴマークコンペに応募していました

    不定期でロゴマークの公募コンペティションに参加している私。 直近では、2023年に開催されるG7サミットのロゴマークコンペティションに応募していました。 募集要項にて求められていたものは、日本の魅力や特色を表現する作品とすることや、「G7」と開催年をあらわす「2023」という文字を盛り込むこと、幅広い地域で使用できるものであること等。 磨きに磨きをかけて創ってみたのですが、先日、第一次審査の結果が発表され、落選となりましたので、ここに恥を忍んで応募作品をお披露目し、供養としたいと思います。 今回、私より提案させていただいたのは次のロゴマークでした。 邦秋提案のG7サミットロゴ 【制作意図】 日…

  • 20221008 ザ・ドリフターズ「いい湯だな」に見たさりげなく秀逸な歌詞

    ブログ更新が滞っております。 最近、活動の軸を新曲制作とYouTubeでのリリックビデオ公開にシフトしており、そちらのアピールを兼ねてTwitterやInstagramでの交流を優先しているため、ブログの執筆にまで手が回っていないのが実状です。 体が二つあれば両立させたいのですが、思うようにはいかないものです。 さて、今回は作詞の話。 先日、ひょんなきっかけで、ザ・ドリフターズの「いい湯だな」を聴きました。 私は、フジテレビ「ドリフ大爆笑」のエンディング「いいとこだ」しか知らず、オリジナルをちゃんと聴いたのはそれが初めてのことでした。 若かりし加藤茶さんの「ア ビバ ノノン」の合いの手が思いの…

  • 20220818 6th EP「ファッションショウ 破壊盤」ライナーノーツ

    この度、個人名義6枚目のEPが完成しました。 前作「国亜紀」は、自分の理想の音楽を詰め込んだ一枚となり、大きな達成感がありましたが、そこから次に向けて制作のモチベーションを湧かせるにあたり、今回は一曲一曲に今までの自分を超える挑戦を課していこうと決意。 その方向性が決まった時からEPタイトルは、「従来以上に色とりどりの曲に溢れた1枚になる」ことを見越し「ファッションショー」と名づけ、曲作りを進めてまいりました。 そして、そのアイデアを早速イラストレーターYHiRO君に相談したのが2021年の8月。そこから、約1年間をかけてイラストを制作してくれました。 完成作品として、「破壊バージョン」と「創…

  • 20220611 Digital Single「エターナル・ラヴ」

    2022年6月9日、新曲「エターナル・ラヴ」がリリースされました。 以前のブログでも紹介した通り、私はFrekulさんを活用して音楽のアップロードを行わせていただいており、その場合リリース日の設定などはできないのですが、今回は奇しくもロック曲が6/9ロックの日に公開されるという奇跡に恵まれました。 エターナル・ラヴ 邦秋 ロック ¥255 provided courtesy of iTunes 曲調に関して、普段はあまりモチーフを名言しないのですが、今回は白状します。 このエターナル・ラヴは、GREEN DAYのHOLIDAYやAFIのMiss Murderのような、シャッフルビートに乗せて「…

  • a(1nth)?

    a(mwthywrkktthkbh1ttkdtt1wnrmzrnktt1nth1nthktnhssrnkttnkmhbrbrdttdhnrknwnktt1nth1nthhzmhmtgnktttnbthhknkttwksh1shkdtt1nth1nth1znrsrsnktthnnrsrwnktt1mgshssnktt1nth1nthtkrhkmwnkttsrsrmnbnktt1tmjwkrnktt1nth1nthkwnrwtrnkttsknr1grnkttwnnrhmrnktt1nth1nthngktt1rtn1skrdhsksmnmm1zyknsrbhntttgwnkttmskhdkhkzrn…

  • フィリア

    静か過ぎる夜中 ふいに目覚め抱いた胸騒ぎ 開ける扉 肌を切る風 戻れぬは覚悟の上飛び出して、ひとり目的地は知らないけど 思い込みなら 笑って忘れまた日常に 戻れば良いから 止めない祈り 今は予感が振り払えるまで 走っていく 霧が晴れても 消せない心の靄正気保って ひとりまだ答えは急がない 力が込もる鞭を握った左手の汗 乾かないまま迷うことなく進み続ける「その瞬間」を迎えるまで この身を削り 行き着いたのは見渡す限り 続く王国その入口に構えし者と通じ合えたのは言葉だけ そこから先に進むことはもはや意味がないと解ったそれでも最後の輝きを放ち君と再び出会う

  • エターナル・ラヴ

    蜘蛛の巣の上は名前を捨てて暴力性を手にした生き物で溢れている自分に出来ないことは恥じぬまま無意味に冷たい高みの見物ばかり 他人が纏わせる幻想のヴェールから抜け出せずに苦しんできたけど 涙を隠して 相手にしない素振りで歴史から学び講ずべき術を得たなら躊躇いを脱ぎ捨て その音響かせたら批評家は滅び構図は今塗り替わる 形のない言葉 たった一つだけでも呼吸を奪うほど人を傷つけ得る ようやく鳴らせた反逆のベル鈍い心にも届く歌なぞない 涙を隠して 相手にしない素振りで歴史から学び講ずべき術を得たなら躊躇いを脱ぎ捨て その音響かせたら批評家は滅び構図は今塗り替わる ありのままでいることの良さ、共感できたのに…

  • 見えない愛の糸の存在を感じてしまいソワソワして色んな術により君を詳しく 知るため探りでも「じゃあね」とずっと接しさせぬまま どうせ少しもこの時間は報われないとか思われて仕方ないから一生出せない波動写真で想い誤魔化し続けるのも気が滅入るしそうしてまた永遠の無力を知る夕暮れ 蛇の目で未来目隠ししたり生涯変わらないとぼやいたり未練や不安すぐに消す癖習得したい思いには沿わせず純粋なまま抜け出せぬ僕 どうせ少しもこちらに振り向かないとは砂粒の中生きてきた僕なら悟れる邪念を熱波で吹き飛ばせない度 情緒が乱れるし習性に忠誠に生きる日々が戸惑わせる 見えない愛の糸の存在を感じてしまうとは見えない愛の糸の存在を…

  • 20220502 決断

    最近、当ブログにおいて何度か「時間が取れない」旨を述べてしまってますが、少しでも時間の捻出を行うべく、ついに決断したことがあります。 それは、「紙の手帳からの卒業」。 大学時代から毎年購入しておりこだわりのサイズやレイアウトを求めて毎年吟味するなどしてきました。 当ブログでも何度か登場した話題でもあります。 kuniaki.hatenablog.com kuniaki.hatenablog.com 実は近年は、スマートフォンでのスケジュール管理も行っており、二元管理となっていたのですが、最近のバタバタする中で、手帳とスマホのどちらかに予定を書き漏らしてしまうようになってきたのです。 そこで考え…

  • 20220430 多分、世界一遅いSnow Man "D.D."の歌詞妄想解釈

    バラエティ番組「バナナサンド」出演回が面白過ぎて、ジャニーズの9人組グループ「Snow Man」に興味を持ち始めた私。 冠番組「それSnow Manにやらせてください」でしばしばロゴクイズコーナーを設けていることもあり、何かと彼らの動向が気になってきました。 そんな中、先日デビュー曲「D.D.」を何気なく聴いていたのですが、サビの歌詞「淘汰の先にある未来へ」という言葉が妙に引っ掛かり、歌詞全体を読んでみたところ思わず涙が出そうになったのです。 そこで今日は、ニワカなSnow Manフォロワーである私なりの「D.D.」歌詞妄想解釈を述べていこうと思います。 リリースから2年、きっと世界一遅い企画…

  • この歌が生まれたように

    これまで抱えてきた苦しいことなかったことにして毎日笑顔で生きていくなんてそんなのできるわけないから無数に絡まる蔦さえ愛して全てを身に纏い重みを増してく体でそのまま歩みを止めないで 約束を 果たせずに いつまでも悔やむこととか思い切り笑えずに一人落ち込んだこととか 片方の靴どこかに置き忘れ それでも振り返ることはできずただひたすらに前だけを進んだ心も足も傷だらけのまま 朝日が昇れば事態が好転するなんて信じて何にもしないで寝て起きるだけじゃ世も動きようがないよね明るい未来を描いていくため迎える闇がある沈める時間は底が見えるまで真直ぐ堕ちてみる仮面を何枚つけてもその下の顔は変わらない鏡の前に立つ自分…

  • ひとはひとり

    人は皆一人で誰も同じじゃないだからお互い違う(たがう)ところを全てさらけ出して わかり合えれば ほら繋がりが生まれ 星座を描ける 人の波に泳ぎ疲れ小さな城に閉じ籠り音も光もない時間を過ごしたくなるねそんな時は躊躇わずに心を折り畳んでみれば内側の自分と初めて向き合える そして見えた枠が相手と一ミリでも重なれば奇跡 人は皆一人で誰も同じじゃないだからお互い違う(たがう)ところを全てさらけ出してわかり合えればほら繋がりが生まれ星座を描ける きっと誰もが一度は味わった いっときの嫉妬心をじっと耐えて一個だけでいい自己のいいところを認めてみよう一人ひとりの中にいる ヒーローなら色とりどり二兎追っても一兎…

  • 20220420 遂に財布・キーケースを自作してみた【第2作】

    長く探し求め、遂に自作してしまった財布 兼 キーケース 兼 カードホルダー。 その件は、こちらをご覧ください。 kuniaki.hatenablog.com あれから1年。 ミニマルさと多機能性を保ちつつ、もう少し見栄えを良くするべく、改めて製作し直してみました。 まず、図面を引くところから。 こんなパーツから、理想の財布を創り上げていきます。 ちなみに材料は、「ダイソー」で購入した牛革(330円×3)と、宮崎が誇るホームセンター「ハンズマン」で購入した4連キーフック(120円)。 材料費もミニマルです。 今回は手縫いではなくミシンを活用。 強度も高めることができました。 そうして完成した財布…

  • ドゥリモンスタ

    (アルヒトッテオキノドウグヲミツケタモンスターハ ジェリーフィッシュノシゲキヲマカロニノアナカラウッテ) 故意に堕ちて 足りない言葉並べてまるでフィッシング 甘い反射を選んで (アイニーダラヴ アイニーダラヴ) ジャンプしたなら 全てがよく見えてきて褒め称えたり美辞麗句プレゼントしたり (アイニーヂュアラヴ アイニードゥトゥスクリーム) 会わないでね 光は求めないで暫くは傍においでにならないで夢を見せてる夢に溺れる夢の中 心弾ませるスタンドじゃ 使いきれぬテレパシーそろそろ勢いのまま さぁ! オーエス オーエスリアルで惹きつけるんだ 着飾って 後悔するなんてシークレットシューズみたいで恥ずかし…

  • 20220408 コンピレーションアルバム「samidare」ライナーノーツ

    2017年からバンドではなく自分の音楽を作り始めて5年が経過。その間に、6曲入りのEPを5作品発表してまいりました。 その節目に、これまで創ってきた作品をまとめてみようと思い企画した1枚。 自分で選曲をした、大した売上も知名度もない楽曲たちに対して「ベスト盤」とは口が裂けても言えず、とりあえずコンピレーションアルバムと銘打っておきます。 そのタイトルは、「samidare」と命名しました。 由来として… ・「5」にまつわる言葉であること ・これまで五月雨式に自分がいいと思う音楽を創り続けたこと ・メイソウパレット結成前に組んでいたバンド名が「サミダレ」であり、自身の音楽活動のルーツに関わる言葉…

  • 御色直し

    愛おしそうに林檎を持つあなたが届けてくれたオセロ 甲羅のように閉ざしたままうけとれなかった僕の弱さ 理解しがたいあの絵画のような日々 (だから)清く正しく歩いていたい春が通り過ぎないように 静かな講堂にてバイオリンを奏でる あなたが青く染まるように全て綺麗に染まれるように

  • ニュー・レトロ・ラブ

    薄暗い照明赤のソファはベロア ここにいるだけで大人になれる 懐かしい景色と新しい刺激で 体の中で高まった体温で戦えるよニュー・レトロ・ラブ 空っぽのグラスが白く曇るほどに 魅了されて虜になっているこの場所だから得る愛がある 現実を忘れて現存するユートピアへ今日もおいでよ乱れて ミラーボールに照らされ続けようニュー・レトロ・ラブ いつかこの愛の巣が姿を消してとして 既に導かれた結合は引き離されはしない いつまでも繋がっていようニュー・レトロ・ラブ

  • 20220129 やっぱり見た目は大事

    時々、職場のメンバーのために差し入れを買うのですが、 先日スーパーマーケットで、とある商品に一目惚れしてしまい、思わず「ジャケ買い」してしまいました。 その商品は、こちら。 岩塚製菓さんの「バンザイ山椒」。 このネーミングからイラストまで、くすぐりポイントが満載です。 個包装も色々な種類があり、複数の人とシェアする際に話のネタになること間違いなし。 ここで改めて実感するのが、いかに見た目が大事かということ。 商品自体は「お菓子」なのですから、メーカーがその味を追求することも大事なのですが、今回私が買った決め手となったのは「パッケージ」。 このパッケージがなかったら、このお菓子に出会うことすらな…

  • 20220123 新曲「あの日君が生まれなけりゃ」Lyric Video配信開始

    今年からLyric Videoの配信を始めるにあたり、既発表曲からアップしていく予定でしたが、急遽新曲を公開することといたしました。 タイトルは「あの日君が生まれなけりゃ」。 昨年、色々な想いを持って創った曲で、6th EPのリリース準備が整ってからの披露のつもりでしたが、ここに来て新型コロナウイルス感染症第6波により感染者数が過去最高を記録し、再び社会が不安に覆われてしまった今ではないと意味がないと思い、今回のアップに至ります。 youtu.be ぜひ、2年前からの日々に思いを馳せながらお聴きいただけますと幸いです。 歌詞は、こちらのサイトにて公開しています。 kuniaki.hatenab…

  • 20220122 ランチタイムミュージシャン

    昨年末に、2022年の抱負を述べましたが、音楽のミックスやマスタリングの基礎知識を深めていきたいと考えています。 そして年始早々、遂にLogic Proを手に入れました。まだ、Garagebandの延長的な機能しか使えていませんが、少しずつマスターしていく所存です。 また今年は、ずっと継続している音楽生活を、もう少し自身のアイデンティティとして深めていきます。 それに向け、職場の昼休みで音楽制作をしていることにちなみ、「ランチタイムミュージシャン」として情報発信を定期的に行う予定です。そうすることで、いわゆるDTMerの方々との横のつながりを構築する年にします。 また、これまで創ってきた音楽を…

  • 20211231 2022年の抱負

    組織に勤めながら創作活動をしているわけですが、いわゆる仕事量が年々増えてきており、こうした場でインプット・アウトプットする時間が見るからに減ってしまった2021年。 音楽活動も基本的には職場の昼休みでのみ取り組んでおり、昼休みが潰れることも多々ある中、なんとか継続することができました。 おかげさまで、今年も新作EP「国亜紀」をリリースすることができましたし、水面化では新作EP1件と、企画者EP2件の準備を同時さんこうさせております。 2022年の抱負として、かれこれ5年続けているソロとしてのオリジナル曲の制作について、ちゃんと広く知っていただけるよう胸を張れるクオリティにすることを努めたいと思…

  • 20211205 iiyama製のノートパソコンを導入しました

    職場で使うパソコンについて、これまでは会社で一律で揃えているデスクトップを使用していました。 しかし、Adobe PremiereやInDesign、Photoshopや Illustrator等を使用する機会が多くスペックが追いつかないこと、採用活動やキャリア教育などでプレゼンをする機会が増え、パソコンを持ち運べるようにしたいこと等を理由に、ノートパソコンへの買い替えの許可が下りたので先日早速新調しました。 今回選んだのは、iiyamaのSENSE-15FH041-i7-UHPX-CMG [CG MOVIE GARAGE]。 主なスペックは以下の通りです。 形状 15.6型CPU Core …

  • 20211129 5th EP「国亜紀」ライナーノーツ

    バンド休止に伴うソロ活動を始めて5枚目のEPとなりました。 今回のタイトルは「国亜紀」。 前作「正午の実験室」は、「実験」の名の通り音楽制作のアプローチ自体にコンセプトがありましたが、この「国亜紀」というネーミングには特に内容との直接的な繋がりはありません。 とある日にテレビで「白亜紀」の字面を目にした時に、邦秋とかけて「国亜紀」という言葉が思いついただけ。 しかし、前作の意識的な実験を経て、今一度自然体で作詞作曲をした本作は、結果として、今までで1番自分の好きな音楽性を詰め込めた自信作になりましたので、その点で自身の名前(の響き)を冠したタイトルになったのは功を奏したと感じています。 1. …

  • 20211031 赤べこロゴマークコンペに参加していました

    福島県柳津町による、赤べこのロゴマークコンペティションに参加していました。 「忍耐と力強さの象徴であり、「福」を運ぶと言われている赤べこ。コロナ禍の今、福島からたくさんの「福」を赤べこにのせて全国に届け」るべく、開催されたこのコンペティション。(開催要項より) 先日、二次審査の結果が発表され、落選となりましたので、ここに恥を忍んでお披露目し、供養としたいと思います。 今回、私より提案させていただいたのは次のロゴマークでした。 【制作意図】 シンボルマークは、赤べこを正面から捉えた造形をモチーフに、赤べこの頭文字である「A」の字を描きました。 赤べこを象徴する赤色の、シンプルな英字のイニシャルの…

  • 20211006 Digital Single 『美と刺激』がリリースされました

    今後リリースが予定されている5th EPから、三連続シングル配信の最後の作品。 今回は、私の音楽活動史上、最も美しい曲を作ってみたいという想いで制作しました。 ぜひお聴きいただけましたら幸いです。 美と刺激 - Single 邦秋 ロック ¥255 music.apple.com www.youtube.com 歌詞は、以下からご覧ください。 kuniaki.hatenablog.com

  • 20211005 電卓に関する些細な思いつき

    今日のブログは、この科学技術が進歩著しい現代に、とてもアナログな話。 業務上、管理的な立場についており、資料の計算が正しいかどうかを電卓で確認することがあるのですが…。 例えば、こういったテーブルが上がってきます。 例 この時、各カウント数に対して単価を掛けた金額(青部)を計算していくのですが、1件1件確認するのが大変だなぁと感じでいた中で、思いついたことがあります。 それは、同じ単価であれば、複数の件について一気に計算できるのではないか、と。 その方法は、カウント数の間を00で区切って同じ単価を掛けるのです。 例えば、カウントXに関するAとBの件について、カウント数が「327」と「923」な…

  • 20211004 キングオブコント2021勝手に審査員

    「伝説の回」と言われたキングオブコント2021。 その評判通り、大変面白いコントが多かった分、審査員が悩んでいる様子も開催中何度も話題になりました。 また、SNS上では「蛙亭が一番手だったが故に点数が抑えられてしまった」という声も多く、昨今の賞レースの中でも「お笑いと採点」に注目が集まった大会だったと言えるでしょう。 そこで、誰にも求められていませんが、狭く浅いお笑い好きの私も、審査に挑戦してみました。 今回のマイルールとして、ファーストステージは、同点はなしで、しっかりと順位をつけることとしています。 あくまで、個人の感想なので、異論は受け付けません(笑) ※以下、一部ネタバレを含みますので…

  • 20210921 Digital Single 『ヘッドライト』がリリースされました

    前作『青雲之志』から約一週間。9/15に早くも新作のお披露目となりました。 「となりました」というのも、私の作品は全て「Frekul」というサイト経由で配信をしており、この方法ですと配信日のコントロールができないのです。 今回の2週連続リリースに至った経緯としては、前作『青雲之志』のリリースが、想定より時間がかかっていたこと、それに比べて今作『ヘッドライト』が、予想より早くリリースされたために、2作の間が短くなったということです。 とはいえ、作り手側の初期費用なく配信を行っていただけるFrekulには感謝しかありません。 恩返しをするとすれば、こうしてFrekulというサービスを紹介して知名度…

  • 20210908 Digital Single 『青雲之志』がリリースされました

    音楽作品としては、EP『正午の実験室』以来、約10か月ぶりとなる新作のお披露目です。 今回は、次回のEPに先立ち、久しぶりにデジタルシングルとして『青雲之志』という作品をリリースさせていただきました。 『正午の実験室』は、その名の通り作風として実験的な要素が強く、意表を突いた感があったのですが、次に控える5th EPは、私自身が素直に好きだと思えるロック作品が揃っており、違和感なく聞いていただけるものと思っております。 その中からの第一弾シングルとして、皆さんに聞いていただけると嬉しいです。 青雲之志 邦秋 ロック ¥255 provided courtesy of iTunes www.yo…

  • 波物語

    創造性も想像力も欠けた者ばかりの波物語 錚々たる有名人が総出で騒々しく煽る造反 看病した人の愛を知っても3秒にて失忘、滑る羨望 大量の陽性者を出して追加された医療の稼働要請

  • 20210828 ホンダからデザインを静かに移行させた日産

    お久しぶりです。 仕事上の業務が増えて心の余裕がなくなると、新しいことを学んだり、考えを整理したりする機会が減っているのが、自分のブログ更新頻度からよくわかります。 今日は、日頃から勝手に思うところを抱えている車のデザインの話。 テーマは、「ホンダが統一しようとしていたデザインを、日産がしれっといただいたのでは」説です。 世界中に自動車メーカーがございますが、メーカーごとに車のフロントデザインの方向性を統一するという戦略は、海外では以前から行われていました。 日本のメーカーにおいて、車好きでない人でもその戦略を実感できるのは、マツダではないでしょうか。 最近では、良くも悪くもマツダの車は区別が…

  • 音と時間

    「あ」さが来て 「ひ」るを越え 「ゆ」うがたを跨いで 「よ」るを迎える 50音順に並ぶ言葉のおかげで僕たちは より深く時間の経過を感じている

  • あの日君が生まれなけりゃ

    急ぎ足で入り口を閉ざし我慢できずに扉開け放ち また慌ててやり直せど 連鎖はもう止められない そして 夢にまで見た 煌めきすらも諦めてる 硬く築き上げたものさえ 崩れなくても使わねば無駄になる あの日君が生まれなけりゃ 誰も不幸にはならなかった 何もかもを奪っていく 音も 色も この希望も 数多の人を動かすことに英知はずっと注がれてきた それを容易く吹き飛ばして 嘲笑いながら広がって 「もう少し、もう少し」と 異常な日常を繰り返して 頂を乗り越えたら 普通が何かを忘れていた もはや誰を責めるべきなのか そんなことさえ見誤って あの日君が生まれなけりゃ 誰も不幸にはならなかった いとも容易く閉ざし…

  • 美と刺激

    深い夜まで待てば出会える綺麗な花がある 太陽のもとで見る蕾でさえ美しいのに 薄紙にくるまれても傍にいれば恍惚と 稀に得る刺激浴び 思わず疼く親指 止まないでいてお願い、燦 これ以上の悦びは知らない 露わになれたなら何も怖くないよ 沈む音さえ掬いたい、救われていたい 境目の奥 影が創り出す見せない美学 重なるその層を剥いで秘められている核にそっと 重ねる想像を抱いて決められている枠に沿った 優しい嘘で寄せて逃げて、ただ 遠回りしたまま近づかない 霞みがかる景色が意識を奪って 歪む音さえ救い、愛、報われたい

  • ヘッドライト

    傘も差さずあてなく歩いていた 真夜中、一人きり 闇の中でこの身を貫いてく 白い中央線 鍵の開いてた箱に 触れた途端 裂け始める 景色、届かない声、香りさえ何処かへ去って 今にも沈んでしまいそうな舟の 上に載せられる ただ一つの言葉は何? 未来像は今宵の月のよう雲に隠れ 時計の針が心の表面を削ぎ落として なぜかピースがはまり過ぎる時の 先には無数の荊が地を這っている 紡ぎ上げた糸さえも瞬間に 綻んでいくから いつの間にか雨の中にいたのは 濡れたかったのかもしれない あの時はまだ無闇に道を選んでいたから 空が底に変わる前にもう一度戻れないかな 理想は遠ざかり 明けても終わることが許されない闇 晴れ…

  • 20210519 スピッツと桃

    最近、久しぶりにスピッツをよく聴いているのですが、自分が作成した十数曲のプレイリストの中で、何曲かの歌詞に共通する単語が耳に残りました。 それは、「桃」。 もしかしたら草野正宗さんが書く詞には桃が多く登場するのかもしれない…と思い、調べてみました。 せっかくなのでここでリリース順にご紹介したいと思います。 まず、一番懐かしい曲から。 桃の香りがして幸せ過ぎる窓から 投げ捨てたハイヒール -グラスホッパー(1995,『ハチミツ』より) グラスホッパー スピッツ ロック ¥255 provided courtesy of iTunes ライブでも盛り上がるアップチューン。スピッツの所属事務所名も「…

  • 20210508 Minami Miyazaki Station

    by iPhone 12 mini

  • 20210507 録画し過ぎる現代のためにスマートグラスの進化を望む

    近年、スマートフォンの普及により、録画という行為が身近になり過ぎています。 特に印象だったのは、近年のオリンピック。開会式における選手入場時に、スマートフォンを片手に行進する選手が急増しているのは、皆さんも実感されているのでは。 それ以外にも、地域のイベントや子供行事等、録画に勤しむ人が大変多くなってまいりました。自身が観覧者のときだけでなく、当事者である際にも、です。 その結果、「今、この瞬間」を五感で噛みしめる機会がなくなってしまったのではないかと思っています。また、拍手をする場面であっても、スマホで録画をしているために拍手ができず、その場にいる人数に対して拍手の音が大変少なくなってしまう…

  • 20210505 ブログ記事のカテゴリーを再構築しました

    歌詞・散文詩の掲載を目的に開設された当ブログ。途中から、作品完成までの間に穴埋め要員としてそれ以外の記事の執筆も行うようになりましたが、最近、発信媒体としてのあり方を見直そうと思い、色々と考えていました。 勉強すると、いいブログ(≒アクセス数の多いブログ)の特徴は、「ブログ記事のテーマが絞られており」、「頻繁に良質な記事が投稿されている」とのこと。 …しかし、歌詞や散文詩などの作品を生み出すペースを上げることは難しいですし、テーマ毎にブログを分けるのも管理が追いつかないことは自覚をしています。 結局、ブログ運営全体については、無理をせず現状維持という結論に落ち着きました。 ただ、このギャラリー…

  • 20210427 サーティワンに関する予想

    ロゴデザインについて談義するウェブ番組「ロゴ談」にて、私の推しロゴとして「サーティワンアイスクリーム」のロゴを挙げさせていただいたことがあります。 www.youtube.com 2005年にリニューアルされたこのロゴは、本来の企業名である"BuskinRobbins"の頭文字"BR"と、店舗のコンセプトでもあるフレーバーの数"31"をうまく掛け合わせたデザインとなっています。 大変運命的な繋がりで生まれたこのロゴに、強靭な説得力を感じるのです。 また、この談義の中では、日本特有の会社名「サーティワンアイスクリーム」にも言及。 2005年のロゴリニューアル後も、それ以前から用いられていた「サー…

  • 20210426 Oyodo River

    by iPhone 12 mini

  • 20210410 Minami Miyazaki Station

    by iPhone 12 mini

  • 20120329 Oyodo River

    by iPhone 12 mini

  • 20210225 遂に財布・キーケースを自作してみた

    当ブログにて、鍵・スマートキー・紙幣・カードが収納できるコンパクトな財布 兼 キーケースを求める旅について何度か取り上げてきました。 これまでの経緯は以下の通りです。(上から、古⇒新) 上記に掲載されていないものも含め、かなり多くのアイテムを試してまいりましたが、全てにおいて完璧なものに出会うことはできませんでした。 よくある課題としては… 紙幣を折り曲げなければ入れられない(そもそも、それは紙幣入れとは呼びたくない) スマートキーが収納・携帯できない 鍵の収納が不安(三つ折りのキーケースなど、上下が空いているものは避けたい) そもそもサイズが大きい といったような具合。(わがままでしょう?)…

  • グラデーション

    時間と音を隔つ魔法のドアを急いで閉めて 気も靴の紐も緩めないまま 迷い込んだ森を思い返して あの時 どちらからか どこかで 素直になって 立ち止まれたらな 濡れて肌に張り付いた シャツをハンガーに掛けたら 少しずつでも乾いていく それと同時に 寒空の下でなぜか熱くなった心を この暖かな部屋で冷ましてみるよ 【コメント】 以前、当ブログにも出演いただいたシゲから、既に準備された曲に対してメロディと歌詞を付けてみよ、という宿題を受けて創ったものです。 雨のSEから始まる、情景が浮かぶサウンドだったので、その雰囲気に寄せてみました。 完成後、シゲによる作品も聴きましたが、声を出して驚くほど作風の違う…

  • 20210102 紅白歌合戦

    明けましておめでとうござます。 2021年もよろしくお願いします。 さて、昨年末の紅白歌合戦の氷川きよしさんの演出、出だしは白という「檻」に囚われていたんですね。 歌のうまさに気を取られてリアルタイムでそのメッセージに気づきませんでした。悔しい。 しかしこのご時世、男女で分ける歌合戦もそろそろ潮時かもしれません。 ただ、視聴者を楽しませるには対決という構図が適しているのも確か。 では、男女以外でどのような分け方があるでしょうか。 出身地での東西 or 南北歌合戦。 …これだとグループ所属先決めが難しいですね。 むしろ、その制約を活かして、ソロアーティスト VS 2人以上のグループとか。 …これ…

  • 20210101 年頭初感

    明けましておめでとうございます。 今年も、ギャラリー「個と場」、細々と継続して参りますので、ご愛顧のほどよろしくお願いいたします。 さて、ここ2年間は年間指針として「誰かの役に立つ」「人々の役に立つ」ことを掲げて参りました。 振り返ると、さまざまな変化の中、少しずつそうした働きができてきたように感じております。 そして、今年。 2021年は、「感性を磨く」ことを意識した一年に致します。 これは、きっと2020年の出会いの中で、クリエイティブな方との接触があり刺激を受けたこと、そして人の役に立つには自分自身がしっかりとアップデートをしていかなければいけないことを自覚したことにより、自然発生的に芽…

  • 20201231 今年もありがとうございました

    あっという間に大晦日です。 今年は社会的にも個人的にも様々な変化があった一年でした。 その結果、特に下半期は自分のために使う時間がほとんどなく、創作活動や当ブログ執筆の時間も確保できず、更新頻度が激減してしまいました。 現在製作中のEPも、楽曲が揃っている中、ボーカルレコーディングが進んでいない状況となっているので、来年こそは再開させて完成に至りたいものです。 一方、今年5月から始まったウェブ番組「ロゴ談」を通じて、自分がかねてからデザイン関係に興味があったことを改めて思い出しました。 思えば、大学進学も。教育系に進むかデザイン系に進むか悩んでいましたし、今あの頃に戻れるなら迷わずデザイン系を…

  • ウェブ上の戸籍

    常日頃思っていること。 ウェブ上で起こるトラブルの大半を解決する簡単な方法があると考えています。 それは、ウェブ上のアカウントは全て本名・顔写真付きで広く公開されるようにする、というものです。 世界共通のルール(法律)として、その足並みを揃え、ウェブ上を第二の現実世界として運営していくのです。 そうすれば、匿名で相手を不必要に傷つける事案や詐欺行為は減少するでしょう。 このアイデアが実現した世界においては、匿名で様々な人格が乱立できる現代の在り方が異常である、と思えるはずです。 そんな私も、ペンネーム&顔写真なしのイラストプロフィール画像で活動させていただいておりますが。

  • 2021年カレンダー(pdf)をリリースしました

    昨年に引き続き、事務等でご利用いただける2021年カレンダー「月間フルメモカレンダー」(pdf)を作成いたしました。 フルメモカレンダー2021 日付をよけて予定を書くと中途半端なところで改行してしまうのが嫌な性分なので、日付表示をできる限り薄くし、各日全面にメモができる仕様(=フルメモ仕様)となっております。 ※プリンタによっては濃く印刷されるかもしれませんが、ご了承ください。 また、カレンダーとしての機能に特化し、かつ、インクの消費を少しでも抑えるため最大限シンプルに作成しております。 よろしければ以下からダウンロードしてください。 【ダウンロード】2021年カレンダー(月間フルメモカレン…

  • 20201123 マウンティングハラスメント

    少し前の話ですが、テレビで「マウンティング」に様々な種類があるという話題がなされていました。 しかし、それらのマウンティングの中で、私個人的には「それは本当にマウンティングなのかな?」と疑問に思う事例がいくつかあり。 その疑問をきっかけに、コミュニケーションで受け手側が不快に感じた現象全てを、発した側にフォーカスをあてた固有名詞で表現するのが、そもそも良くないのだと考えるようになりました。 例えば。 「SNS上で子供が歩き始めた旨を報告したところ、「うちの子はまだ歩けません』というコメントがきた」ケース。 当該番組ではこの現象を「本人に意図はないのにマウントをとってしまった言動」として、『ステ…

  • 20201113 iPhone12 mini購入

    2020年11月13日。 ついに、AppleよりiPhone12 miniが発売日されました。 iPhoneは片手で使うに限る、と思っている私は、ここ数年ずっとiPhone SE(第一世代)を使用していたのですが、いつしかその販売も終了し、挙げ句の果てにはAppleがiPhone SE(第二世代)ですらコンパクトであると謳い始め、それより小さなiPhoneがリリースされることすら諦めざるを得ない上記が続いておりました。 振り返ると、小さなiPhoneを想う私の気持ちはとても深く、約3年前には勝手にこんな機種を妄想したこともありました。 20180308 iPhone X SE - 邦秋の、ギャ…

  • 20201102 ジーンズリメイク

    数年前、大切に履いていたMoonage Devilmentのジーンズが破れてしまい、修復も難しい状態となってしまいました。 しかし、なかなか手放すことができず、何か活かせる方法はないかと思いつつ、自分は手先が器用でもなく、知り合いの中やウェブ上でもジーンズリメイクができる方を見つけることもできないまま、ただただ時間が過ぎていたのですが… ついに先日、宮崎日日新聞の記事で、ジーンズリメイクバッグの個展を開かれている方の記事を発見。 早速アポを取らせていただいて制作を依頼し、ついに先週完成しました! それがこちら! なかなかに珍しいジーンズだったため、なるべく素材を生かしていただきたい旨をリクエス…

  • 20201031 4th EP「正午の実験室」ライナーノーツ

    4th EPのタイトルは、「正午の実験室」。 「正午」とは、私の音楽制作が平日のお昼時にのみ行われていることを意味しており、「実験室」は、今まで曲作りにおいて出来ていなかったことに敢えてアプローチした一枚だったことに由来します。仕事時間の僅かな狭間に、音の世界に没頭して生み出された作品達。 ぜひ、楽しんでいただけると光栄です。1. さようなら曲作りを着手する前から、「幕開け」「始まり」を意識した一曲がほしいと思っていました。この曲における実験は、4/4拍子からの脱皮。私なりの「卒業ソング」のつもりです。一曲目でいきなりですが(笑) さようなら邦秋J-Pop¥255provided courte…

  • 20201009 全都道府県旗のモチーフをマッピングしてみました

    毎週木曜のお楽しみ「ロゴ談」。 ロゴ談とは、「ロゴデザインをもっと身近に!」を目的に、ロゴに関する緩くも真面目な会話が繰り広げられるウェブ番組です。 2020年10月8日のテーマが「県旗とロゴデザイン」であると予告をされるや否や、自治体シンボル好きな私としては、これを機に昔からやってみたかったある「まとめ」を作ってみました。 それがこちら。 これは、各都道府県旗のデザインが何をモチーフとしているかをまとめたものです。(執筆時現在の情報) なお、情報は全て各自治体の紹介文から拾ってきているので、ウィキペディアなど他媒体で説明されているデザイン要素がこのまとめには反映されていないことがあります。 …

  • 20200926 落選と供養 ~秋田米新品種“秋系821”ネーミング案

    秋田米新品種“秋系821”のネーミング募集に応募していたのですが、見事落選しておりました。 www.pref.akita.lg.jp ちなみに、募集要項はこちら。 募集要項 この募集要項には、 「頂点を追い求め、たどり着いたただひとつの答え」 「日本人のDNAに響くおいしいお米」 「秋田の地力(ちりょく)」 などのコピーが並んでおり、並々ならぬ自信と誇りを感じました。 その想いに応えられるようなネーミングを考えてみたい、とダメ元で応募させていただいたわけです。 しかし、2020年9月7日に発表された最終候補の中に私の案はありませんでした。 選考に残ったのは次の6作品です。 秋うらら(あきうらら…

  • 20200923 ウェブ番組「ロゴ談」に出演します

    2020年9月24日(木)20:15より、ウェブ番組「ロゴ談」に3度目の出演をさせていただきます。 「ロゴデザインをもっと身近に!」を合言葉に、ロゴについて緩くも真面目に語る1時間。 私のわがままで、前回のゲスト出演時に続き、今回もテーマは「アイデアが冴えるロゴデザイン」にしていただきました。 番組放映中にコメントを頂けましたら、リアルタイムでリアクションできると思います。 ぜひ当ブログをお読みの皆様も参戦してください! 20200924 当日の視聴はこちらから↓ https://www.facebook.com/kozakikaku

  • 長い旅の終わりに

    ねぇ君とあの日見た夕陽のことをいつまでも憶えているのは可笑しいかい? 遠い 遠い 日々を手繰り寄せ相も変わらず今を生きる糧にしてる 長い旅の終わりにも必ず明日が待っているよだから燃え尽きないで立ち止まるには早過ぎる ねぇ君が僕を嫌いだった日々も今ならば必要だったと思えるよ 雨が上がり 今この大地は 天高くから着地しても揺るがない ねぇいつかまた並んで歩かないか 長い空白の後も言葉なんて要らなくてただ一度目が合えばそれだけで扉が拓く 僕らの色を塗りたくろう

  • 音も風もない小部屋で シャボン玉を作ってみたら パンッ パンッ と、 弾ける音があまりにも大きくて驚いた あの時、 あの人のシャボン玉が弾けた音に 僕は耳を傾けられていただろうか

  • 20200814 「おかあさんといっしょ」の優しさ

    新型コロナウイルス感染症は、私たちの生活の様々な場面で変化を及ぼしています。 それは、NHK Eテレの「‪おかあさんといっしょ」も然り。 従来は、毎日大勢の子供をスタジオに招き、おにいさんおねえさん(以下、おにいさん達)と一緒に歌ったり踊ったりしていましたが、コロナ禍以降、子供不在のままの収録という状態が続いています。 視聴者が飽きないようにと、毎日あの手この手で目を惹く企画が繰り広げられている中、番組のエンディングを飾る曲「べるがなる」の中で行われる「あっち向いてホイ企画」にて小さな発見をしました。‬ これは歌の途中で、おにいさん達4人が一人ずつ視聴者に向けてあっち向いてホイの仕草をして、お…

  • 20200730 ウェブ番組「ロゴ談」に出演します

    突然ですが、本日2020年7月30日(木)も、20:15よりウェブ番組「ロゴ談」に出演させていただきます。 この番組は、私の小〜高校の同級生で、現在は神奈川県を拠点に活躍するブランディングデザイナー小崎直利さんが、"インキュベーション軍師"吉井慎人さんと共に、ゲストを交えて「ロゴ」について語る1時間です。 …ですが、今日は変則的な体制で行われる予感。 今回のテーマは、「続・オリンピックとロゴデザイン(スポーツとロゴデザイン)」となっております。 番組放映中にコメントを頂けましたら、リアルタイムでリアクションできると思います。 ぜひ当ブログをお読みの皆様も参戦してください! 視聴はこちらからどう…

  • 20200720 HONDA Nシリーズにハイフンがつくようになった理由の推論

    www.facebook.com 前回の記事でも触れた通り、先日ウェブ番組「ロゴ談」に出演させていただきました。 この番組は、小崎直利さん(㈱KOZAKIKAKU)と吉井慎人さん(㈱GLOCAL GUNSHI)とゲストの3名が、ロゴデザインに関するゆるいトークを繰り広げるもので、毎週放送されています。 このレギュラー2名が、話を引き出すのも膨らませるのも天才的で、毎週トークは大盛り上がり。 先日の私の出演回では、頭の片隅に閉まっていたどうでもいい推論をついつい述べてしまいました。 本稿では改めてその推論に触れ、出来る限りの事実確認も行ってまいろうと思います。 その推論とは、次の通り。 「ホンダ…

  • 20200714 ウェブ番組「ロゴ談」に出演します

    2020年7月16日(木)20:15より、ウェブ番組「ロゴ談」に出演させていただきます。 この番組は、私の小〜高校の同級生で、現在は神奈川県を拠点に活躍するブランディングデザイナー小崎直利さんが、"インキュベーション軍師"吉井慎人さんと共に、ゲストを交えて「ロゴ」について語る1時間。 毎週欠かさず見ておりましたら、自分も出演させていただける運びとなりました。 「ロゴデザインを皆にとって身近な存在にしたい」というお二人の想いに賛同し、非クリエイティブ職の人間の立場から、ロゴを見る楽しさについて感じていただけるお話ができればと思います。 番組放映中にコメントを頂けましたら、リアルタイムでリアクショ…

  • 20200712 時間がない

    これまで、業務と家の隙間時間を使って音楽活動と当ブログ執筆を行っておりましたが、最近、それに加えて新しいサークル的な活動への参加を始めました。 簡単にご紹介すると、デザイン、特にシンボルマークやロゴデザインに関するサークルで、それらを身近に感じてもらえるような活動をしていきます。 私はあくまでお手伝いという形なので、その詳細についてここで紹介できる立場にはいないと思っていますが、立ち上がったばかりのこの活動の土台固めに向けて少し時間をかけているところです。 その活動が回り出すまでは、しばらく当ブログの執筆も滞ることとなりそうですが、いずれ音楽活動との両立が成り立ってきたらボチボチ再開できればと…

  • 音楽談義 #02 「バンド運営と企業運営」

    これは、本ブログ管理人である邦秋と、シゲ氏(Real Hiphop Neo Japan)の楽しい会話を文字に起こしたいという邦秋の願いを形にしたものです。緩くも深そうな話をお楽しみください。 本稿は、以下対談(本編)のアフタートークです。 kuniaki.hatenablog.com 邦秋(以下、邦): 歌と歌詞の一体感という点では、B’zの愛のバクダンにも注目したいな。当時、久しぶりに出たシングルがあのタイトルと曲調ですごく驚いたんだけど、「愛のバクダン もっとたくさん おっことしてくれ~」のメロディと語感の良さで、今ではライブでも大盛り上がりの曲だよ。 シゲ(以下、シ): カラオケで歌って…

  • 20200619 3rd EP「C」ライナーノーツ

    C - EP 邦秋 ポップ ¥1069 music.apple.com 1. ふわふわ 今まで、ギターを中心としたロック曲を作ってまいりましたが、ギタリストの皆さんの手を借りずに自分自身で音楽を作れるようになりたいと思うようになり始めた今回のEP。 その思いを象徴する作品となりましたので、一曲目に配置いたしました。 ロック曲ではない音を意識的に重ねていく内に、その音色から「ふわふわ」というキーワードを思いつき、そこをヒントに、確固たる「地元」を持たない自分自身を振り返りながら綴った歌詞となっています。 ふわふわ 邦秋 ポップ ¥255 provided courtesy of iTunes 2…

  • 音楽談義 #01 「良い歌詞の定義」3/3

    << 音楽談義 #01 「良い歌詞の定義」1/3 < 音楽談義 #01 「良い歌詞の定義」2/3 歌詞に意味はなくてもいい シゲ(以下、シ): 俺、歌詞から人生を学んで生きた男だからさ、そのメッセージが重要ってずっと思ってたんだよ。その点で、「自分の書いている言葉に意味はない」って明言していた草野正宗さんの作る歌を今まであまり聴いてこなかったんだよね。 でも、スピッツの歌も曲と歌詞の一体感という点では確かに感じるから、今日の話を経て改めてちゃんと聴いてみようかな、と思ったよ。 邦秋(以下、邦): そういえばこの宿題を貰って、詩について少しウェブで調べてたら、谷川俊太郎さんのインタビュー記事を見…

  • 不定期対談 #01 「良い歌詞の定義」2/3

    < 不定期対談 #01 「良い歌詞の定義」2/3 詩と歌詞の違い=歌詞は歌ありき 邦秋(以下、邦): この宿題(「良い歌詞とは何か」)をもらってから、かなり色々考えてね。少なくとも今まで自分で「良い歌詞」とそうでない歌詞を判断してきた軸は、単なる主観や好みだったんだなって気づいたよ。まずは、素晴らしいきっかけをくれてありがとう(笑) シゲ(以下、シ): 心が穏やかになったね(笑) 邦: そうそう。で、考えを突き詰めていくと、そもそも「詩」と「歌詞」が分かれているのは何でだろう?って思ってね。Wikipediaによると、詩は「言語の表面的な意味(だけ)ではなく美学的・喚起的な性質を用いて表現され…

  • 不定期対談 #01 「良い歌詞の定義」1/3

    これは、本ブログ管理人である邦秋と、シゲ氏(Real Hiphop Neo Japan)の楽しい会話を文字に起こしたいという邦秋の願いを形にしたものです。緩くも深そうな話をお楽しみください。 [対談日:2020/06/14] 客観的に「良い歌詞」とは 邦秋(以下、邦): それにしても仕事以外で事前に議題、というか宿題を与えられたのは初めてだな。 シゲ(以下、シ): ま、俺も誰にでもそういうことをしてるわけではないよ(笑) 邦: だろうね(笑) で、今日ウチらが会うにあたって、事前にもらった宿題が「良い歌詞の定義とは」「良い歌詞の曲とは」を考えてくるように、とのことだったんだけど、なぜ今このテー…

  • 不定期対談 #01 「良い歌詞の定義」1/3

    これは、本ブログ管理人である邦秋と、シゲ氏(Real Hiphop Neo Japan)の楽しい会話を文字に起こしたいという邦秋の願いを形にしたものです。緩くも深そうな話をお楽しみください。 [対談日:2020/06/14] 客観的に良い歌詞とは 邦秋(以下、邦): それにしても仕事以外で事前に議題、というか宿題を与えられたのは初めてだよ。 シゲ(以下、シ): ま、俺も誰にでもそういうことをしてるわけではないよ(笑) 邦: だろうね(笑) で、今日ウチらが会うにあたって、事前にもらった宿題が「良い歌詞の定義とは」「良い歌詞の曲とは」を考えてくるように、とのことだったんだけど、なぜ今このテーマを…

  • 自由な火の鳥

    綿よりも軽いシナリオと彩りのない映像で海に向かって歩く度割れていく海を記録する ひとりでも狭いこの路地ですれ違えど、ただすり抜ける 砂の日々、風に流され遠ざかっていく台風の目の中で立ち尽くして、独り 無数にそびえるアンテナに届くことなく墜ちていく閉じ込められているこの花は誰も知らない間に枯れていく 空気のよう自然に馴染んでいるわけでもなく単に徐々に透明になるだけのヒストリー 歩き続けた先で灰になり空を舞うその時初めて自由を得る孤独な火の鳥

  • 20200519 明るいブルーのボールペン比較

    恐らく、10年以上前からボールペンと言えば三菱鉛筆(uni)「ジェットストリーム」派の私。 その滑らかな書き味は唯一無二で、同様の商品が他社からも発売されていますが、ジェットストリーム一筋で現在に至ります。 そしてここ数年、筆跡を見ずして自分が記したことが一目でわかるよう、カラーボールペンを多用するようにしており、勤務先で利用者が被らないライトブルーを選んでいます。 例に漏れず、こちらもジェットストリームを一括大量購入し使用し続けているのですが…この商品については、黒インクのジェットストリームのような感動が得られませんでした。(詳細は後述) そこで、より書き心地の良い、細芯の明るいブルーのボー…

  • さようなら

    生きてきた時間の半分以上をかけて 嘘のように煌めいたあなたを追いかけた 鈍い鉛色した変化のない空に 毒よりも綺麗だった虹が架かっていた 真っ暗だったその場所は 実は宝箱の中で 光を照らしたらちゃんと輝けることを知った 静かな夜空に舞う蛍の群れや 一面に広がっている夏の日の向日葵 誰もが憧れる山の頂さえ 遠くから見ていたから綺麗だったんだね 時代の早い流れと隠せぬその優しさで 届かないはずの世界線が近づいてきたから もう今日からあなたは 僕の憧れじゃない 心に鎧をくれた 昨日までにありがとう だけど次の僕は 新しい道を行く まだ弱いまま武器すら持ってないけど 誰の影にも頼らずに一人で 指し示され…

  • 20200511 #検察庁法改正案に抗議しますキャンペーンに思うこと

    5月9日から10日にかけて、「#検察庁法改正案に抗議します」というハッシュタグをつけたツイートが一気に拡散しました。 その要因は、ミュージシャン・俳優女優等の芸能人が積極的に発信したことによります。 この現象を見て、率直に言って私は「げんなり」しました。 芸能人だから政治に意見してはいけないなどとは毛頭思っていません。 むしろ、民主主義のこの国において、政治について声を上げるのは素晴らしいことだと思います。 但し、発言力や影響力のある方が、具体的な法案の内容に触れないまま、あやつり人形のような形で反政府運動の片棒を担いでしまっては、適切な民主政治を妨害する行為に繋がるとも考えています。 ちなみ…

  • 20200508 ワラエバ

    こちらにてご紹介するか否かをとても悩みましたが、とりあえず。 www.youtube.com コロナ禍にあって、皆さん様々な形でアクションを起こされています。 私も発信者の端くれとして、誰からも求められていない顔を晒しつつ、自身の曲の中でも一番気分が明るくなれそうな歌をアップさせていただきました。 歌詞の読解力が鋭く、優れた耳を持つ親友は、この歌の私らしくない言語観に驚いてくれました。 是非、この歌の響きをお楽しみいただき、気が向いたら以下のページから歌詞もご覧になってください。 kuniaki.hatenablog.com

  • 20200504 自粛という思考停止に陥らないよう

    新型コロナウイルス感染症について、現在日本が選んでいる「我慢」という対処法には限界があるのは先日のブログでも綴った通り。 「アフターコロナ」という言葉が生まれ、コロナウイルス収束後の暮らしを待ち望みつつ今を耐えているわけですが、その「収束後の暮らし」はいつ訪れるのでしょうか。 きっと「アフターコロナ」を叫んでいる人が思っている以上に、今とアフターコロナの境目を感じる事は少ないのではないかと予想しています。 今できることは、感染症対策が施されたまちづくりや経済活動を構築していくことです。 いち早く感染症対策に着手した経営者から生き延びていくことができると思いますし、その積み上げが新しい「当たり前…

  • 20200428 身の回りで政治の話が増えてきました

    Twitterのタイムライン上にて、政治の話がかなり増えてきました。 身近な方や尊敬する有名人が、意外な層を支持している様子も見えてきたのを受け、私も私なりに発信をしてみようかと。 この記事で、友人を失ってしまうかもしれませんが。。。 結論から述べると、私は「どこを支持する」といった特定的な方針はありません。 勿論、私たちが健康で豊かな生活を享受できて、納得のいく政治を100%実行してくれる方や政党を支持したいのですが、そんなものは存在しないと割り切っています。 そして、それを求め過ぎることもできません。なぜなら私自身にその能力がないことを自覚しており、自分にできないことを他人に押し付けるわけ…

  • 20200427 ギャラリー「個と場」のアクセス実績の変化

    何度か記事の中でも表明している通り、当ブログ『ギャラリー「個と場」』は、私、邦秋の歌詞や散文詩を投稿する場として設けられており、作品が完成するまでの間は「雑談」というテイで様々なことを呟いています。 そんな、言葉作品としてのギャラリーであるにも関わらず、アクセスランキングによると、圧倒的多数の方にアクセスいただいていたのは、衛生管理者の語呂合わせに関する記事でした。 kuniaki.hatenablog.com しかし、令和2年3月に入って徐々にそのアクセスが減り始め、反比例するかのように、Google Formに関する記事へのアクセスを多くいただくようになっております。 kuniaki.ha…

  • 青雲之志

    永永無窮なんて亀毛兎角、夢中説夢 人生は薤露蒿里、浮雲朝露、夢幻泡影 ほら、苦髪楽爪 それを耐えて、禍福倚伏 所詮 滄海一粟 勇往邁進して有頂天外へ 何時でも物換星移、世運隆替 好機到来の後の千荊万棘 傷弓之鳥にならず百折不撓で 斉紫敗素そして捲土重来 光陰流水で 烏兎匆匆な日々に訪れる紫電一閃 盤根錯節を乗り越え面壁九年、 積土成山、磨斧作針 青雲之志を持って航路を突き抜け 前程万里ではなかったとしても兎に角進んで 桃三李四だから慌てない人定勝天 三枝之礼を守って 夜郎自大な匹夫之勇や 暴虎馮河で猿猴捉月 明鏡止水かつ寛仁大度で 金剛不壊な事上磨錬 先見之明を只管磨いて荒野を切り裂け 騎虎之…

  • 20200425 これからの娯楽

    新型コロナウイルス 感染症について、「絶対に勝つ」「負けない」といった表現を目にします。 しかしながら、「ヒト対ウイルスの闘い」という構造を前提にするのであれば、残念ながらヒトの方が圧倒的に不利であると考えています。 ヒトは、長きにわたってお金を中心に生きていく仕組みを成熟させ、そこから脱することができない状況を作り上げた中で、その仕組みを阻害する目に見えないウイルスと戦うには、我慢することしか戦う術がないからです。 つまり、防戦の持久戦を強いられていることとなります。 そして、以前の記事にも記した通り、これが人類にとって最後の脅威であるはずがなく、第二・第三のウイルスの誕生だって容易に考えら…

  • 無限に広がる外の世界

    宙に浮かぶ石畳を、 鼻歌交じりにスキップで駆ける 両手には、憧れだったパピヨンを抱えて マーブル色の新しい靴からは真っ白な羽根 そうだ、今僕は、天空のスタジオに向かっているんだ 空中でも幸いに潤ったイルカが僕たちを見ながら優しく通り過ぎ、 相変わらず向日葵の種を懸命に頬張るリスを僕たちが通り過ぎる 空は、かつて水彩画で描いたことのある コバルトブルーとバイオレットが入り混じったあの色で覆われていて 空気は、あの日あの人が教えてくれた ハンドクリームの柔らかな香りが漂っている ライブ会場で開演前に流れる、低音が効いてリバーブのかかった、 初めて聴くのに無条件に格好良いと思ってしまえる音楽が、 今…

  • 20200419 アフターコロナに関する独り言

    働き方改革の旗が振られてもさほど働き方改革が変わらなかった2019年。 しかし今、新型コロナウイルス感染症という人類にとっての強敵が現れ、それによりテレワークやウェブ会議などが一気に加速しているのは皮肉な話です。 では、いわゆるアフターコロナの世の中は、それ以前の姿に戻るでしょうか。 恐らく答えは否。 今まで当たり前と思ってやってきたことが、今回「不要不急」のフィルターによって選別されたわけで、わざわざその「不要」なことを再開する必要性があるはずがないのです。 さらに、コロナウイルスが最初で最後の脅威であるという保証もありません。また新たな感染症が発生するときに備え、私たちは生き方を、そして生…

  • 20200416 うたつなぎ

    新型コロナウイルス感染症拡大防止に向け、外出の自粛が要請されている中、ウェブ上では様々な企画が繰り広げられています。 その中の一つが「#うたつなぎ」。 歌唱動画をTwitter上に投稿し、次の歌唱者を指名するもので、LOCAL CONNECTのISATOさんという方から始まったと言われています。 個人的には、野生爆弾のくっきー!さんが清春さんを指名しており、その動向が気になっていたのですが… #うたつなぎロットングラフティーのNOBUYA@nobuya_official からのバトン。名曲を歌わせていただきました。心をこめこめして❤︎そんでそんで次のお方はな❤︎な❤︎なんとっ#清春 様に繋いじ…

  • 20200414 星野源の「うちで踊ろう」をめぐる滑稽な騒ぎ

    星野源さんがアップし、コラボを呼びかけた動画「うちで踊ろう」に、安倍首相も参加した件でネットが盛り上がっている件について。 本題に入る前に、前提として私見を申し上げると、今回安倍首相がアップした動画は、確かに閲覧者を幸せにするにはほど遠い作品だと感じています。 ただ、安倍首相が、この企画をご存じで、自分で編集し、動画をアップできる状況にあったかと言えばそんなはずはないかと。 むしろ、首相の側近が最近のネット上の流行を察知した上で、「これに参加すると国民からの支持が得られる」などと首相に助言し、作品を制作した方がいたのだろうと推察します。 その方(かた)が、炎上させる意図をもって投稿したなら内部…

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