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ヒキコモリータの生き抜く途(旧イタリアなのにひきこもり) https://www.hikikomolita.com/

30年間の日本OL生活、離婚経験でメンタルは崩壊。海外旅行未経験の私が無謀にもイタリアへ。何年たってもイタリア生活は驚くことばかり。楽しみは食べること☆

ヒキコモリータ
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イタリア
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2019/02/15

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  • 体当たり

    イタリアでの生活は日本ではあり得ないことが沢山ある。 街の公共施設の時計が狂いまくっていたり、テレビ番組の編集ミスでコマーシャル明けに全く違う回が放映されたり、電車が定刻に発車するのは奇跡のようだ。 バスの運転手さんは携帯でママや彼女と話しながら運転している。 イタリアで暮らし始めた頃は、平気だった一人での外出が、去年は突然できなくなった。 どれだけ正論を言っても、聞き入れてもらえるとは限らない。 我が家のベランダに投げ込まれるタバコの吸い殻。 上階の住民がそのまま下にポイ捨てする。 夫が上階の人に話しても「僕たちじゃない」という。 目撃したことを夫が言っても「それはあなたの見間違え、もう一つ…

  • 興味津々

    本屋さんで見つけた日本のガイドブック 日本の事を聞かれた時に説明できるように上記2冊を購入! 今年の夏、日本に行く友人達に貸してあげよーっと。 日本の文化を書いてある興味深い本がたくさんで嬉しくなった。 鞄は重くなるし、財布は軽くなるので今日は断念… これでまた家で楽しく過ごせそう。 さっさと帰って読もうっと。 Grazie!!! Smile!!!!😊

  • 別物

    無性にお寿司が恋しくなることがある。 祖母、母ともにお寿司が大好き、特にマグロが大好きでお寿司屋さんに行って、これでもかっていうほど、マグロばかりを注文する母娘。 ということで、私もマグロが大好きで、祖母、母が恋しくなるとマグロが食べたくなる。 近所のスーパーでSAKUというパックに入った賞味期限が一週間もあるマグロが売っている。 漬けマグロにして食べるのが好き。 たまにイタリア人の友人達と共に中国人経営の日本レストランに行く。 30ユーロで食べ放題。 う~ん、雰囲気はとてもおしゃれなんだけど、食事は不思議。 写真は、マグロ・サーモン軍艦盛り合わせ。 これは、中央市場で食べた日本人経営のお店で…

  • 別物

    無性にお寿司が恋しくなることがある。 祖母、母ともにお寿司が大好き、特にマグロが大好きでお寿司屋さんに行って、これでもかっていうほど、マグロばかりを注文する母娘。 ということで、私もマグロが大好きで、祖母、母が恋しくなるとマグロが食べたくなる。 近所のスーパーでSAKUというパックに入った賞味期限が一週間もあるマグロが売っている。 漬けマグロにして食べるのが好き。 たまにイタリア人の友人達と共に中国人経営の日本レストランに行く。 30ユーロで食べ放題。 う~ん、雰囲気はとてもおしゃれなんだけど、食事は不思議。 写真は、マグロ・サーモン軍艦盛り合わせ。 これは、中央市場で食べた日本人経営のお店で…

  • チャ・チャ・チャ♪♪♪

    マドンナの何とも艶っぽい声で始まる 「One two cha cha cha」 何とも色っぽい... Madonna - Medellin ft. Maluma (Lyrics) 英語とスペイン語(?)が心地よく、曲が流れ始めると「チャ、チャ、チャ」と囁きたくなるのが自然。 今、イタリアで流行っている曲。 世界中で流行っているのか、イタリアだけなのかはわからない。 私が毎日ほとんどの時間聞いている「Radio Kiss Kiss」でよく流れている。 もちろん、曲が流れ始めるとDJ達は必ず「チャ、チャ、チャ」と囁く。 www.kisskiss.it 彼女の色っぽさと可愛らしさ、そして力強さは明ら…

  • 質問

    私がイタリアの不思議を次々と質問するので、夫は時々ウンザリする。 舅に聞くと、丁寧にキチンと説明してくれるが、全て理解できない部分があるので、理解できない部分を夫に再質問することになり、やはりウンザリされることがある。 昨日は夫から私に質問があった。 夫「どうして安倍首相はトランプ大統領が来たらゴルフをするの?」 私「コミュニケーションを取りながら、両国の状況を話してるんじゃない?」 夫「食事じゃだめなの?相撲観戦はわかるんだけど、ゴルフはアメリカでもできるし、スポーツをしながら重要な何かを話すなんてあり得ない。勝負だから。トランプさんと安倍さん二人ともがゴルフが大好きなのかなぁ。大好きでも雨…

  • 何だかなぁ~

    私は、イタリアで生活を始めた時から、調子が悪くなるまで、毎週日曜日に教会に通っていた。 信仰心が深いわけではなく、少しでもイタリア語を理解するため、イタリアのコミュニティに慣れるように深い信仰心を持つマリナ叔母さんに誘われたから。 実際、通うととても興味深く毎週日曜日が楽しみだった。 私が一番楽しかったのはみんなで讃美歌を歌う時。 私達が通う教会のミサはとても楽しい。 アメリカ映画に見るゴスペルまではいかないが、非常に明るい、楽しい讃美歌も多い。 みんなで手ぶりをしたり、手拍子をすることもあり、客観的にみると、高齢者の方のリラクゼーションルームのように感じることもある。 私は、祈りを捧げるとい…

  • 贅沢

    今日は思い切り贅沢をした。 用があり、街にでた。 今週は2回目。 日頃、外出しない私にとって大仕事だった。 今日は結婚記念日だが、夫は仕事で夜中まで帰らない。 仕事の休憩時間に合流して食事をしようか。と話し、休憩時間に彼の職場に行ったけど、結局、十分な休憩時間は取れず、一緒に食事をすることができなかった。 家路に着く前に街で何か食べよう! ラーメンはどうだろうか。と思い、ラーメン屋さんに行く。 休憩時間... あらま、残念。16時半という中途半端な時間だから仕方ない。 パニーニやパスタは全く興味がわかない。 家に帰って出前一丁を食べようかな。と考えていた時、目の前に中央市場があらわれた。 中央…

  • 必死

    昨日、役場に行く用があり、街に出た。 幸いお天気もよく、とても気持ちよく散歩気分で街をぶらぶらした。 ぶらぶらしているとトイレに行きたくなり、小さな百貨店に入る。 百貨店の最上階6Fにしかトイレはないので、エスカレーターで上がっていく。 すると目に入る眩しい夏服や水着。 手に取り、眺め、日本での買い物生活を思い出す。 どうしてあんなに欲しい物が一杯あったのだろう。 どうしてあんなに簡単に買っていたのだろう。 今はトイレに行くだけでも一苦労の国に住んでいるので、生きるだけで精一杯。 買い物をしてその紙袋を持つだけでもストレスになる。 うかうかしていると、簡単に奪われてしまう。 マークされたら、ど…

  • 監視カメラ

    一昨日、ベッドの中で泣きわめき、昨日はほとんどベッドで過ごした私。 2日間、夜は早い時間から雨戸を閉め、朝はお昼前に雨戸をあけた。 今朝、夫を送り出し、ベランダの掃除をしていると近所の人達が声をかけてくれる。 「大丈夫?昨日は姿を見かけなかったけど?」 「今日は早く洗濯をして夕方には入れないと雨が降るわよ」 「今週、だんなさんは毎日お仕事ね。お休みはないの?」 本当にあちこちから声がかかる。 みんなよく見ているなぁ~と思う。 まさにこの通り。 朝8時半頃スーパーからの帰り道には、 「もう買い物に行ってきたの?今だったら空いてるでしょ、ブラバ!ブラバ!」 だとか 「こんな時間に行っても商品が揃っ…

  • キツイ...

    一昨日、私はそこそこ幸せな状況であることをブログに書いた。 欲から距離を置き、楽になったこと。 しかし、迸る感情がまだひつこく私を揺さぶる。 昨日アペリティーボに行った夫が泣きながら帰ってきた。 久しぶりにBARにあらわれた友人。 「今年のサッカーはもう終わりだけど、来シーズンはもっと強くなるよ」とみんなで話していたらしい。 すると、彼が言った。 「来シーズンは見れないよ。僕はあと2ヶ月しか生きられない」 毎日顔を合わせていた友人が、調子を崩しこの1ヶ月程、BARに来なかった。 明日から入院するため挨拶に来たという。 彼は私にとって、とても大切で特別な友人。 昨年、BARでサッカー観戦中、対戦…

  • UFOの上書き

    カップ焼きそばと言えば「UFO」という人は多いだろう。 私もその一人。 昨日スーパーでイタリア版UFOを見つけた。 見つけた瞬間に、UFOの味が私の頭を支配する。 1.15ユーロ=140円くらいかしら。 1キロ0.75ユーロのスパゲティが定番になっている私にとって高価な買い物。 好奇心が勝り意気込んで購入。 イタリアSTAR社製 Yakisoba 「SAIKEBON」 「SAIKEBON」=「 Sai che buono? 」「美味しいの知ってる?」という意味かな。 見事なネーミング。 実食。 蓋を開けると、キチンと作り方が書いてある。 そして、中にはカップヌードルに入っているようなお肉っぽい…

  • そこそこ

    私は今「そこそこ」幸せ。 物欲、食欲、承認欲等々、様々な欲から距離を置けているからだろう。 何もかもに執着がない。 あえて探せば白ワインだけは飲みたい。 自分の「嬉しい」「楽しい」「悲しい」「悔しい」「腹が立つ」といった感情にももううんざり。 疲れた。 先日、30回以上落ち続けたグーグルアドセンスに合格したが、想像していた以上に自分の感情が盛り上がらなかった。 合格しないのには理由があるので、その理由がわかりホッと安心しただけだった。 あんなに「欲」に振り回されていた自分は何だったんだろう。 日本にいる時も「そこそこ」幸せだったのに。 日本だと ダイエットすれば綺麗になれる。 仕事をすれば稼げ…

  • 一文無し

    現在、私は見事に「一文無し」 しかしながら、稼ぎがあった頃よりもお金に対するストレスはない。 稼ぎがあると稼いだ分、あるいはそれ以上に消費欲に支配されていたから。 週に2、3回行くスーパーも夫から20ユーロもらって行く。 昨日も食糧、お酒の買い出しにスーパーに行った。 ビール、ワインを大量に買い込み、お釣りは1ユーロに満たなかった。 家を出る時は曇り空だったのに、スーパーを出るころには雨が降り出していた。 両手に荷物を持ち、パーカーのフードを被ろうとした時、スーパーの出口で傘やティッシュなどを売っている顔なじみの男性と目が合った。 国籍はさっぱりわからないが、いでたちから想像するとアフリカから…

  • ぐたぐた

    イタリアで暮らしていると日本ではあり得ないことに遭遇する。 昨日、テレビを見ていると日本では考えられないことがおこった。 私が好きな番組「Chi veste la sposa - mamma contro suocera -」という番組。 結婚式を控えた新婦のウェディングドレスを実母と姑が3着ずつ選び、合計6着の中から新婦が選ぶ。 実母と姑が選んだ6着のウェディングドレスはどちらが選んだドレスか知らされず、新婦は気に入ったドレス一着を選ぶ。という番組。 1時間番組で、とても面白い。 嫁姑問題が存在する日本では、考えられない番組だと思う。 実母と姑がお互いのドレスを褒めたり、けなしたり、しながら…

  • 女々しい

    私は女々しい。 特にこの一年間、更年期が女々しさを助長した。 更年期 + 女々しさ=自分への怒り という式が出来上がっていた。 皆さんのブログのおかげで、この式が成り立たなくなっている。 有難い... 今、私は家事の合間にアニメ「ベルサイユの薔薇」にはまっている。 現在放映されているのは、オスカルがフェルゼンに失恋し、近衛隊長から衛兵隊長に自ら願い出るところ。 素晴らしく潔い。 昨日ベルサイユのばらを見ながら、女々しい、「女、女」と書くのはオスカル隊長に失礼ではないか!と一人モヤモヤした。 私が鬱病を患っていた時は、ベルサイユの薔薇DVDを見ることができなかった。 テレビもDVDも何もかも苦痛…

  • 拠り所

    食いしん坊の私の心の拠り所は、一人で食べる「和風パスタ」 卵かけご飯は、貴重な美味しい白米を一人で食べるとストレスになる。 サッポロ一番、エースコックのわんたんめん、日清焼きそば、カップヌードル... 簡単に手に入らないインスタントラーメンは、食べると喪失感が強くなり心の拠り所にならない。 日本の家族や友人と電話で話しても、ラインのやり取りをしても、淋しくなる。 YouTubeで何を見ても、淋しくなる。 自己憐憫になるつもりはなくても、素直に、単純に淋しくなるから仕方ない。 朝、家族を送り出し、一気に家事を済ませ、山盛り、大盛りのパスタを作る。 今日はほうれん草、アンチョビ、わかめ、乾エビ、鷹…

  • 酔っ払い

    昨夜、酔っ払った。 酔っ払って、本当に苦痛だった。 どうしてお酒をほどほどに出来ないのだろう。 一人暮らしだった時のことを思い出す。 イタリアと日本、夫と2年ほど別居していた期間、毎日飲み歩いていた。 とにかく夫が恋しく、一人でお昼から飲み続けていた。 道に座り込んだり、駅の待合室で動けなくなった時もある。 生活が破綻した。 みっともない・・・ 昨夜は、量も少なく、夫が一緒だったけど、食べずに飲んでばかりいたからだろう。 街に出て、観光を楽しまれている日本人の方々を見て、単純に羨ましかった。 完全に酔っ払った。 昨夜一晩、苦痛で眠れなかった。 別居していた頃のことやお酒を飲んだ感覚、みっともな…

  • 得意技

    私の得意技は「人のせい」だった。 と言いたいけど、今もこの得意技を使ってしまう。 この週末、私はぐったりと放心状態だった。 それは・・・ 先週、金曜日に義両親の故郷に行く用があり、早朝に家を出発し午後10時には帰宅する予定だった。 土曜日、夫は8時から仕事、6時半には家を出なくてはならないから出来るだけ早く帰ってこよう。と決めていた。 金曜日、6時に家を出発し、予定通り現地に向かう。 叔父、義兄との待ち合わせ時間まで余裕を持って到着することができた。 美しい町を散歩し、夫の思い出話などで盛り上がった。 その後、用を済ませ、みんなに挨拶をして帰ろうとする。 しかし、イタリア人「終わった、帰ろう!…

  • 日常

    昨夜、気持ちが収まらず家を出て、ブログを書きながら空を見上げていたら日本の家族、友人が恋しくなり、バスに乗り空港に行った。 携帯のバッテリーも無くなり、所持金10ユーロでボーっとロビーのベンチに座る。 この空港で何度泣いただろう。 一人で日本に行く時、イタリア家族と離れたくなくて何度も泣いた。 イタリアに帰って来た時は、やっと会えた嬉しさで何度も泣いた。 日本を離れる時、泣いたことがない。 到着ロビーに行くと、沢山の日本人の方が到着されていた。 その姿を拝見して、ここで生活を始まる為に日本から到着した時のことを思い出した。 ここに生きている。 ここに私の日常生活がある。 もう人生の半分は過ぎて…

  • 家出

    今日は用があり、夫と外出した。 帰り道、喉の渇きと空腹を潤すために近所のBARに立ち寄った。 そこで夫の子供達の話になり、夫が写真を見せた。 彼らの美しさに誰もが褒め称える。 子供を無条件に愛するイタリア人にとっては当たり前のこと。 すると一人の知り合いが言った。 「前の嫁は本当に綺麗な日本人だった。美しかったから子供達が綺麗なのは当然だ」と。 吐き気がした。 とにかく帰りたかった。 彼女に苦しめられた私は、彼女を肯定する人を受け入れられない。 私に子供がいたら、捉え方も違うのだろう。 しかし、望んでもできなかったのだから仕方ない。 家に帰り、主人に八つ当たりした。 気持ちが収まらない。 激し…

  • 言葉

    私は、30歳の時、初めて鬱病と診断された。 その時は、一人暮らしだったこともあり、静かに生活を送った。 自殺未遂をし、入院していた時、母や姉が病院に来て「弱い」「強くなれ」「頑張れ」という言葉を残して帰っていくことがあった。 その後、主治医から家族、上司に病状について説明があり、みんな配慮してくれるようになった。 その後、結婚し、7年後に鬱病が再発した。 当時の夫、夫の家族は「精神病はうつるからとにかく離れて欲しい。」とか「家の中に精神疾患者がいるとこちらがおかしくなる。」という言葉を何度も言った。 前夫は浮気をしていたので、そのこともあり、私を激しく攻撃し続けた。 結果、自分を追い詰めた。 …

  • ヒキコモリータの由縁

    グーグルアドセンス申請のために、一度削除した記事を厚かましく再掲させて下さい! なぜ削除したかと言うと、URLを変更したことからの他のサイトのコピーと思われる可能性があったからで...。 非常に自己都合で申し訳ありません。 ヒキコモリータの由縁 私、ヒキコモリータはイタリアに嫁ぐ前、日本で心療内科にお世話になっていた。 とにかく典型的な重症の鬱病。 私は、鈍くて何もかもに時間がかかったり、人の気持ちを理解するのに時間がかかり、仕事のハードさ、離婚から自分をどこまでも追い詰めていた。 真面目な性格もあり、仕事を辞めることなんて無責任すぎてできない。と心底思っていた。 2度、自殺未遂をしたことが.…

  • 稼ぎ

    今、稼ぎがない私...。 18歳の時、当時のソニープラザ(現PLAZA)でアルバイトを始めてから、日本を離れるまでずっと稼いでいた。 離職し、すぐにイタリアに来たので、25年以上かけ続けた失業手当も受け取ることができなかった。 日本での稼ぎは、年に一度と緊急時のイタリアへの帰省の交通費、日本、イタリアでの生活費、語学学校、カードローンなどで使い果たした。 焦る、焦る!!! イタリアに来て、就職活動に励んでみたものの、現実は甘くない。 日本での職歴は全く役に立たず、語学力、年齢、色々な面で絶望的。 焦れば焦る程、ろくな結果にならず、状況が悪化するだけ。 今は夫の収入に頼るしかない。 現実をしっか…

  • 鯉のぼり

    子供の日。 母が作ってくれた鯉のぼりの刺し子を飾った。 高齢の母、「矢車」を下書きをしているのに刺し忘れている。 母は、裁縫が大好きで、子供服は手作りしてくれていた。 でも決して子供達の希望は聞かない。 自分の作りたい物しか作らない。 そんな母に「もっと私を見て!もっと私のことを聞いて!もっとかまって!」 という気持ちを持ち続けていた。 イタリアに嫁いだ当初、送ってもらいたい物をリストアップしても、自分の送りたい物しか送ってくれない母に文句を言っていた。 「どうして私を産んだの?」と母を何度も問い詰めた。 母は「そんなこと今更言われても...ははは!」と笑い飛ばしてくれた。 母の表現しようのな…

  • とにかく食べる

    平成最後の日、日本から訃報が届いた。 姉のお舅さんが昇天された。 昨日、姉と久しぶりに電話で話をした。 「デイケアに行って、みんなで並んでいたんだって。そしたら後ろに倒れて頭を打ったらしいの。救急車で運ばれて、そのままだった。あっけない。」 と、話していた。 「ゆっくり休んでね。」というと「お義母さんが心配なの。今はGWで子供達が一緒にいるけど、来週からは一人ぼっち。結婚して以来、60年間毎日一緒にいた人が突然いなくなったからね。」 救いは、姉夫婦が近くに住んでいること。 「とにかく食べるように、毎日一緒に食事しようと思っているの。人間食べなきゃね。」 と言い、私への荷物が送れていないことを詫…

  • 日本語

    ゴールデンウィークで日本から沢山の方がイタリアに旅行に来られているようだ。 夫の勤務先にも毎日複数の日本人が来て下さる。 夫が仕事を終え、満面の笑みで帰ってくる。 夫「今日は、〇〇さんと〇〇さんが家族で旅行に来てたよ。」 私「へぇ~お名前わかったの?ご挨拶したの?」 夫「そうそう、びっくりしてた」 私「何かおっしゃってた?」 夫「あなたは日本語が上手ですね、本当に助かります。って言ってもらった」 私「良かったねぇ~そして、何て言ったの?」 夫「よろこんで!って言ったよ。」 私「笑ってた?」 夫「笑ってた。」 夫の日本語語彙力はとても不思議。 同僚の日本人に街で偶然会った時、「今日はもうあがり?…

  • 凛として

    令和時代が始まった。 Youtubedeで新天皇のお言葉を聞き、お二人の凛としたお姿に感動した。 お二人は今まで大変なご苦労をされたのだろう。 ご婚約からご結婚、そしてご出産、子育て。 想像できないほどのプレッシャーをお受けになり、お悩みになったことだろう。 長年「適応障害」を患われている皇后陛下。 それを支えてこられた天皇陛下。 今日のお二人の笑顔は、自分、家族、夫婦、運命、宿命をご自分達の生き様を通して、受け入れながら前に進むしかないことを証明されている気がする。 改めて雅子皇后陛下の略歴を拝見し、東京大学に入学されたと知った。 そして、今年の東京大学入学式祝辞を思い出した。 www.hi…

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