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りんころのひとりごと。 https://rincoro-ht.hatenablog.com

テレビドラマを中心とした、気ままなゆる〜い感想ブログです。ほぼネタバレ。

基本的に「面白いから書きたい!」「ツッコミたいから書きたい!」精神でやってますです。

りんころ
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2019/02/08

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  • 罠の戦争 3話 感想|ワッシッヅ!が聞けなくなると思うと寂しいw

    前期は演出で魅せる作品が多かった一方で、 今期は演技で魅せる作品が多いような気がしております。 特に、本田博太郎さん演じる犬飼がね…ぎゃふんと言わせたくなるのも頷ける、 本っ当に憎いキャラなんですよ(笑) 某刑事ドラマの笹川部長に似ているとの声も聞きますが、 それだけ、一度演技をお見かけしたらインパクトに残りやすい役者さんだとも言えるでしょう。 個人的には、「ワッシッヅ!」の言い方が、 毎回、ただ癖が強いだけじゃない所が良いなぁと思っていて。 例えば、猫なで声のような、語尾にハートが付いているかのような 甘〜い言い方の時もあれば、憎悪が乗り移っているかのような苦み走った言い方の時もあって、 時…

  • ブラッシュアップライフ 4話 感想|家政婦…ではなくミタコングのミタね(笑)

    人生3周目で、テレビ局のAP(=アシスタントプロデューサー)になる!…という事で、 今回は、本作の特徴の1つでもあった「リアルな世界線」が前面に出て、 メタ要素を含んだお仕事ドラマっぽい内容に。 でも、ドラマ制作の裏側を見せるだけに留まらず、シュールな笑いは今回も健在でした。 何と言っても、「シン・ゴジラ」を彷彿とさせる劇伴とテロップで 妙な緊張感を演出していたのがじわじわ来てしまいました。 そのチョイス…ぴったり過ぎます(笑) それに、麻美(安藤サクラ)が撮影時間を巻いている理由が、 出演者の次の仕事に支障が出ないようにするためでも、 効率よく回す事でスタッフや出演者に負担がかからないように…

  • Get Ready! 4話 感想|最初から下準備が出来ていれば…

    「先生、仮面ドクターズはご存知ですか?」 おっ…初めて「仮面ドクターズ」の存在を認知している人が現れましたね。 そして、こちらは「やっと…」ですが、 彼らと敵対関係にある千代田医科大学附属病院の医者に、 手術不可と診断されても諦めきれない付添人が 直接その名前を伝える展開も初めて描かれました。 まぁ本当に…物語を魅せる上での下準備が不足していた。それに尽きるんですよねぇ。 初回のラストか2話の前半で、こういった「違法行為で患者を救う組織がいる」事を知らせて 病院側が意識するような展開をやっていれば、 病院パートが必ず盛り込まれるのにも説得力は感じられましたし。 警視庁のパートだって同じで。 警…

  • 夕暮れに、手をつなぐ 2話 感想|主人公、今回何かしたっけ?

    広瀬すずさん演じる空豆は…私は全然嫌いじゃないんですよね。 いや、どちらかと言うと好きです。だからこそ、感想もしばらく続けてみようと決めた訳で。 ただ…前回と今回を見て、世間的には苦手な印象が強いのも 頷けるのかなぁ…と思ったのも事実です。 前回でもうっすら感じていた事ですが、本作って、会話劇に"間"がほとんどありません。 そう作られている演出が、苦手意識を高める一番の原因なのでは?という気がしています。 緩急の"緩"を無視しているかのように、矢継ぎ早に会話が続くもんですから、 ただでさえ好き嫌いが分かれやすい北川悦吏子さんの描く主人公のキャラも、 ミックス方言の癖の強さも相まって、余計にウザ…

  • 忍者に結婚は難しい 4話 感想|音無の妻の活かし方、そうなっちゃうかぁ〜…(笑)

    まず、序盤のモノローグによる2人の応酬に関しては、 ついた嘘次第では自分が忍者だとバレてしまいそうなスリルを味わえて楽しかったです。 「良かった〜…」「どうする?どうする俺?」「いやったー!堪えたー!」 お互いクールな顔立ちで、冷静に接していながら 内面ではめちゃくちゃ素が出ている…っていう、このギャップですよね(笑) 相手を探っているシーンのはずが、慌てふためく様子を見ていて何だか笑えてくる。 「お互い忍者だという事を隠しながら、普通の生活を送っている」設定が最も活きていました。 ただ…そんな風に、序盤で期待させてもらえただけに、 (特殊任務が中心の話ではなくなった事もあってか) 結局、今回…

  • 警視庁アウトサイダー 4話 感想|急にテレ朝王道刑事ドラマっぽくなるじゃん。

    一気に縦軸を進めてきたなぁ…という印象。 テレビ朝日のこの枠は通常、全9話、たまに全8話なケースが多いですが、 まだ折り返し地点でもないのに、1話完結型のスタイルを取りやめて 縦軸をメインとした連続型にもう移行したって事は、 もしかしたら7話で終わる可能性もあるんでしょうか? っていうのは置いといて…。 今回の事件は、架川(西島秀俊)がマル暴時代からお世話になっていたらしい 黒石(井上肇)の死の真相を探す内容になっていたので、 初めて縦軸を盛り込む必要性は見えたのですが。 1つ引っかかるのは、架川と光輔(濱田岳)のどちらにも 異なった縦軸が存在している…って所なんですよね。 いや、光輔が独自で…

  • 6秒間の軌跡〜花火師・望月星太郎の憂鬱 2話 感想|"モノ"より"コト"の方が記憶に残る…は真理

    いろんなドラマを見ていると、 「あの役は良かったけど、この役は何だか固いかな…」とか、 「この役者さんとこの役者さんで役を逆にした方が、しっくり来たんじゃないか?」とか 思う事もたまにある分。 魅力的に映る役っていうのはやっぱり、 役者さんと脚本家・演出家の相性の良さが大きいんだろうな…と 改めて気づかされる回でした。 否定的な声もあるようですが、私は本作での本田翼さんは好きなんですよね。 演じられている「水森ひかり」という人物の展開次第で、 本田翼さんもここまで良さが引き出されるのかと思いました。 例えば…前回では、多くを語らないキャラとして徹底して描く事で、 「掴み所のない女性」という第一…

  • リバーサルオーケストラ 3話 感想|3話にして好感度爆上がり

    まだ3話で、演奏シーンも"成長物語"としては序章の段階なのに、 まさかもう胸が熱くなるとは思いもしませんでしたなぁ…。 回を重ねるごとに、それぞれのキャラが本当に立ってきているんですよね。 「登場人物が好き」よりかは 「役者さんが演じている登場人物が好き」といった方が近いんでしょうか。 例えば、大好きな音楽を諦めさせないでくれた人を、 今度は自分が…と同じ分だけ"恩返し"しようと行動に移す蒼は、初音(門脇麦)と歳が近く、 真っ直ぐさが滲み出る坂東龍汰さんでなければ成立しないし。 そんな彼を引き止め、発する言葉からは人生経験の豊富さが伺える穂苅は 平田満さんでなければ成立しないし。 マイペースな…

  • 大奥(2023) 3話 感想|理不尽は次の理不尽を生む…

    家光(堀田真由)の過去が明かされるとともに、 理不尽は次の理不尽を生む…という事が嫌というほど(褒めてます)描かれた回でした。 酷な展開が続いた前回で、これから癒し要素になりそうな気がしていた猫が 開始から20分程度で殺される運命に遭ったり… 訳も分からず男の格好をさせられ、上様だと言い聞かされる当時の家光だったり… 相変わらずゲスな考えをしている三人衆を罠に嵌める玉栄(奥智哉)だったり… 春日局(斉藤由貴)が真顔で「では仕方ない、切りましょう」と提案してきたり…と 各々の動きを描く事で、一見かなりボリューミーな内容にはなっていましたが。 原作に沿っているのかは分からないものの、 昔から物語の…

  • 星降る夜に 2話 感想|今回くらいならまだ見られるかも…

    前回と今回を見て思うのは… 本作はあくまでも、日々"生"と向き合う鈴(吉高由里子)と、 日々"死"と向き合う一星(北村匠海)による 「出会い」や「全く違う仕事に携わっているからこそ惹かれ合う2人」を、 日常生活をベースに、フラットに描こうとしているんだな…という所でしょうか。 いや、もちろん、まだまだ引っかかる部分はあるんです。 下ネタの描写にしろ、上記の2つを描く割には お仕事パートのウエイトが大き過ぎる事にしろ。 例えば…前者に関してだったら、前回より古典的な下ネタ演出は薄まったにしても、 遺品のAVで盛り上がっていたら、私が故人だったらやっぱり嫌な気持ちにはなりますし。 一星の手話の内容…

  • 罠の戦争 2話 感想|虻川撃退作戦は成功でも、結末が既に心配…

    面白いですね。 罠をテーマにしているだけあってか、 亨(草彅剛)はきっともう先回りしているんだろうなぁ…というのは割と読めていて、 その点では驚きが少ないと言えば少ないのですが。 彼が危険的な状況に追い込まれそうな様子を少し長く描く事で、緊迫感を煽ったり、 先に伏線を張っておいて、溜めて溜めて…から種明かしをしたりと 罠のからくりを焦らし過ぎない程度に、上手い事隠しながら見せていっているので、 エンターテインメント性のある作品として、純粋に楽しめる仕上がりになっています。 そして、妻・可南子(井川遥)の絡ませ方も良いなぁと。 復讐劇関係なく、妻や子供の登場する家庭パートって、 主人公と直接関わ…

  • スタンドUPスタート 1話 感想|いくらなんでも軽すぎるかと…(汗)

    初っ端から「これはちょっと…」と嫌な予感はしていましたけど、 最後まで良い意味で裏切られる事なく終わってしまいました。 いちいち無駄な動きばかりする主人公にしろ、 (原作通りかは知らないけど)意味不明なプロレスシーンにしろ、 なぜか30分前に巻き戻すギミック展開にしろ、複数案件にしろ… もう全てが「回りくどい」としか言いようがありません(汗) 肝心の「人を変えていく」ストーリーが筋道を立てて描かれていたら良かったんですけど、 好転していくまでの"間"がおざなりになっているようでは、 残念ながら、薄っぺらく見えてしまうんですよね。 例えば…林田(小手伸也)が帰宅した途端、妻も息子も避けるようにテ…

  • ブラッシュアップライフ 3話 感想|台詞通り「最高だよ」!w

    黒木華さんと野間口徹さん… 共演作的にも危ない関係性的にも「ゴシップ」じゃん(笑)っていうのは置いといて…。 いや〜、今回も楽しかったですねぇ。 何と言っても黒木華さん、ナイスキャスティングでした。 玲奈(黒木華)にカミングアウトしたらどんな反応で来るのか?を 3人でシミュレーションしてみた中盤。 個人的には、まさかのまさかで「うん、知ってたよ」という意外な返事を返す ヤバい女性展開になるのかと予想して見ていたら… 妥当でありつつもちょっとだけ斜め上な答えで、 穿った考えをしてしまってごめんなさーい!って思っちゃいましたよ(笑) で…さらに面白かったのは、ヤンキー口調。 見た目ふわふわ、喋り方…

  • Get Ready! 3話 感想|刑事兼医者になった仮面ドクターズ

    オペナースのクイーン(松下奈緒)も執刀に参加するわ、警視庁の前で仮面は外すわ、 仮面ドクターが刑事の仕事も担っているわで、 もう何でもアリになってしまってますね(苦笑) 内容にしても、まぁ…視聴者を引きつけるために 「何が"善"で、何が"悪"か」を新しい手法で見せて、 イメージアップを図ったって所なんでしょうけど、 こういった"変化球"を、主人公の考える「生きる価値」の基準が何で、 4人で「仮面ドクターズ」を結成した動機が何なのかが 明示されていない段階でやられても、正直、混乱させるだけだと思うのです。 おまけに…エース(妻夫木聡)が患者を応急処置している様子が 冒頭で描かれた時点で、「ああこ…

  • 夕暮れに、手をつなぐ 1話 感想|「かもしれない」の始まりを描く

    思ったよりも"普通"でしたね。 あ…これ、褒めてます(笑)いろんな意味で。 胸キュン演出や、漫画なら許されそうな気を衒った展開を盛り込む事なく、 恋愛ドラマでは欠かせない「2人の出会い」をストレートに描いていった印象を受けました。 確かに、若者世代でそんなに訛ってるものか?と思えたり、 後半からの空豆(広瀬すず)の自分勝手さには、 「半分、青い。」での、幼馴染と相手とで結婚して建てた新居に はがきに記載された住所を元に尋ねるトラウマシーンを想起させたりで 引っかかる部分はあったのですが(苦笑) でも…見ていて嫌悪感の方が勝る事はなかったのは、 初回の段階では、あくまでも音(永瀬廉)は彼女を「何…

  • 大病院占拠 2話 感想|お前の罪を数えろ…的な?

    なんか…前回よりもツッコミどころが増えてません?? 「ボイス」味、増してません??? 前回はスピーディに進む展開だったのもあってか、 櫻井翔さんの役どころや口調に唐沢◯明さんがチラついただけで、 あとは見逃せる程度で終わってたんですけどね…。 まず、力づくでダクトから脱出したり、鬼に3階から突き落とされたりしているのに、 怪我は頬の擦り傷くらいで、あとは何事もなかったかのように元気に動けているのが… いやいや無敵過ぎるでしょ!!って思ってしまいましたよ(苦笑) せめて、足を引きずる描写をした方が自然でしたし。 っていうかそもそも…「過去の事件で精神を患っていて、今でも心療内科に通い続けている」…

  • リエゾン–こどものこころ診療所– 1話 感想|多くの人に知ってもらいたい作品だわ…

    いやはや…「真摯」という言葉が似合い過ぎる出来でした。 発達障がいという題材を通して、子供と親、それぞれが抱えている苦悩や葛藤を 等身大に、かつ平等に描く内容になっていて、 初回を見ただけでも、これは良作になるのでは?という可能性を感じさせてくれました。 構成自体は、主要人物の性格や、元のいた環境から新天地に移る過程などの 初期設定が描かれる上に、初回で早速、患者の複数案件も盛り込む…といったもの。 しかも、基本的に拡大はしない「金曜ナイトドラマ」枠の通常放送内であれば 情報過多に見えてしまいがちなのですが、本作にはそんな印象を一切覚えません。 個人的には視聴し終えてから、 これが脚本力なのか…

  • 忍者に結婚は難しい 3話 感想|悟郎のダメ夫っぷりが控えめに

    相変わらず、2人の馴れ初めが描かれるエンディング映像が、 「ロミオとジュリエット」を最も表せているなぁ…感は否めませんが(笑) でも、今回に関しては、特殊任務の遂行が物語のベースになっていた事や、 お互いが何者かに気づき始める終盤のシーンもあって、 少しだけそのコンセプトに追いついた内容になっていた気がします。 今までの話でなぜ「ロミオとジュリエット」に見えなかったって、 やっぱり、蛍(菜々緒)と悟郎(鈴木伸之)の2人を、 性格面で格差をつけるように描いてきた事に原因があったんですよね。 例えば、蛍は一般的な社会人で、 悟郎は、自分が本当は忍者であるという事実を隠しながら日々を過ごしている… …

  • 警視庁アウトサイダー 3話 感想|監督の交代が功を奏す

    今回の監督は木村ひさしさんではなく、本作初担当の向井澄さん。 感想を書くために後で調べましたが、わざわざそんな事しなくても良いくらいには、 序盤の時点で分かりやすかったですね(笑) 序盤こそ、警視庁のゆるキャラを絡めたネタや、 カメラワークの切り替えの早さなどで癖は出してきたものの、 癖が強いと感じたのはそこだけで、後は控えめに演出されています。 ただ、冷静に考えてみれば…小ネタの頻度自体は今までと変わっていません。 じゃあ、なぜ控えめだと感じたのか? それは…「面白いでしょ?」を押し付けている 半ば暴走気味な小ネタが極端に減った代わりに、 あくまでも視聴者が気づいて密かにクスッと出来る程度に…

  • 6秒間の軌跡〜花火師・望月星太郎の憂鬱 1話 感想|2人の会話をずっと聞いていたい…

    今期のドラマは、突然の死をきっかけに 人生を一からやり直す主人公の姿を描く「ブラッシュアップライフ」や、 事件を絡めながら、幽霊となった恋人の真相を追う「100万回 言えばよかった」、 そして、故人の"生きた証"に向き合う人物と 新しい命に向き合う人物の出会いを描く「星降る夜に」と、 「生と死」が題材となっている作品が多いですね。 本作も、もれなくその1つです。 毎期必ずと言っても良いほど生み出され続けている「刑事モノ」「医療モノ」ならともかく、 1クールでこれだけジャンルが被るのは珍しいです。 まぁ、そこはたまたまだったんでしょうが… こうして「生と死」が絡んだ作品が近年で何作も出てくるとい…

  • リバーサルオーケストラ 2話 感想|仲間たちが協力的なのが良いねぇ。

    仲間と団員の描き方が、見ていて気持ちの良い作品ですね。 今回のメインはフルート奏者・蒼(坂東龍汰)で、「玉響」の中では一番若手になる訳ですが、 "今時の若者"を際立たせようとして、 自分の才能がこのオケで活かせないから、やり甲斐を見出せず辞めたがっているとか、 才能を自負するがあまりに周りの人たちを見下す態度をとるだとか、 そういったスカした性格に描くのではなく。 あくまでも生活費と親との関係性に悩んでいるだけで、 もっと演奏が上手くなりたい向上心はある…という 夢を追おうと直向きな青年っぽく描かれている所に好感が持てます。 それに加えて、団員たちが基本協力的なのも見やすいです。 プロとして遅…

  • 大奥(2023) 2話 感想|気迫と毒気対決で始まる家光編

    私が見てきた出演作が恋愛モノが多かったのもあってか、 今までは福士蒼汰さんの演技を拝見しても、あまりピンとは来なかったんですが(失礼)… 初めて「良いな」って思えたのが、2020年秋クールに放送された「DIVER」だったんですよね。 しかし、今回の内容を見ると、本作が一番の代表作となりそうです。 これからしばらく、本作での福士蒼汰さんの演技が味わえるのか!と 嬉しくなってしまう回でした。 福士さん演じる有功の話す言葉は京言葉。 これがまた、終盤のシーンとのギャップで、見応えが増してくるんですよねぇ。 京言葉だからもちろん、柔和で育ちの良さそうな印象を持たせるんですが、 それを清涼でキリッとした…

  • 星降る夜に 1話 感想|美男美女ではカバーし切れない「運命の出会い」

    テレビから流れる音は劇伴のみで、環境音や 一星(北村匠海)から見た鈴(吉高由里子)の独り言、2人のやりとりなどは 数秒間無音の処理をするという、「おや?」とちょっと目を引くアバンから始まった初回。 その時の夜空が、CGで付け足したんじゃないかと思えるくらい星で埋め尽くされていた上に、 画面いっぱいに映されていたので、 一星がどんな人かを映像だけで分からせるのも含めて、 ああこれは、視聴後に余韻が残る良い作品になりそう…と期待が持てたんですが。 話が進んでいくごとに、"美しさ"の魔法にかけられただけだったのか…と 目が覚めるような内容になってしまっていた気がします。 肝心の「運命の出会い」ですが…

  • 罠の戦争 1話 感想|待ってました!今までの戦争シリーズよりウケが良さそう。

    戦争シリーズと言われている「銭の戦争」と「嘘の戦争」は当時視聴済みですが… 内容はもうあんまり覚えておらず。 ただ、初回は確かどちらも、完膚なきまでに打ちのめされてから復讐を決意するという、 いわゆる"どん底から這い上がる"主人公の様子を描くのに重きを置いていた気がするので、 早速仲間と結託して、スッキリする展開を2回も盛り込んだのは意外でした。 テンポが速かったのもあって、暗くて残酷な内容が苦手で脱落してきた視聴者も 本作なら受け入れやすいんじゃないでしょうか。 亨(草彅剛)の命の恩人である犬飼(本田博太郎)。 「唯一手を差し伸べてくれた」と言っていたように、通常の復讐ドラマだったら、 当時…

  • ブラッシュアップライフ 2話 感想|2週目の人生を送って気づけたこと

    次回予告で分かっていた事ですけど…時の流れが、は…早い! 子供時代のエピソードは、するすると流れるように終わってしまいました。 前回の感想で書きそびれていたんですが、 設定自体は違うものの、人生2週目が故に 周りの動向を熟知して行動を慎重にとっている辺りに、 ちょっとだけ「SPY×FAMILY」のアーニャっぽさを感じていて(笑) 大人にバレないようにどうやって動いていくのか…のドキドキ感を味わいながら 見ていた部分もあったので、 あっという間に成人姿になったのには、寂しさもあったんですよねぇ。 高校時代も大学時代もどんな風に徳を積んでいったのかを、もっと見ていたかったです。 まぁでも…子供自体…

  • Get Ready! 2話 感想|理事長の理想論に騙されてるだけだよね…。

    初っ端からスイーツだの、警視庁だの、病院だの、占い師だの… あ"〜〜…もう蛇足が多過ぎてしょうがないです。 描かなくても成立するエピソードを、なぜ盛り込もうとするんでしょうかね。 まるで"ノルマ"かのように、各々の出番を無理やりにでも作ろうとするから、 描かざるを得ない…という状態に陥ってしまうんじゃないんですか? スイーツのくだりは百歩譲って、恐らく最終回付近で患者として運ばれる事になるであろう 嶋崎(當真あみ)の過程があるのでまだ良いとしても、 警視庁と病院、占い師のシーンは毎回必要なの?と思えてなりません。 もうちょっと情報の取捨選択を出来ないもんなのでしょうか。 というサブエピソードの…

  • 大病院占拠 1話 感想|青鬼は…まぁ分かるよね(笑)

    期待値をすっっっごい低く設定していたからなのか… 意外と悪くなかったかも…というのが、初回を見ての一番の感想。 いや、面白く見られたかも?(笑) タイトルの通り、大病院が占拠されていく様子が描かれていっているのもあって、 本作の作りは、大枠で言えば「ワンシチュエーションドラマ」にはなるんですよね。 スタッフが関わっているだけに、設定や演出の所々に 「ボイス」「レッドアイズ」がチラついたり、 意図的に隠しているようなあざとい見せ方はあれど、 その作りになっていたのが功を奏していたのかもしれません。 お陰で、登場人物の動向に焦点が当たり、 「武装集団vs主人公側」という対立構造で魅せる物語である事…

  • 100万回 言えばよかった 1話 感想|サスペンス部分に興味津々

    恋愛要素はもちろん、サスペンスもあり、コメディもあり…で 一言ではジャンルを括れないような、何だか不思議な内容でしたね。 そのお陰か、いろんな作品を思い浮かべながら見ておりました。 恋愛とサスペンスの融合で、切ない雰囲気を醸し出させる作りは「最愛」を。 幽霊が絡んだ設定とコメディ繋がりで「あのときキスしておけば」を。 佐藤健さんが料理人の役で「天皇の料理番」を。 看病のシーンや交差点のシーンで、少しキュンとさせるような 格好良い姿を見せてきた所は「恋はつづくよどこまでも」を彷彿とさせます。 …ってまぁ、後半に関しては、佐藤健さんってそう言えば TBS作品のご出演が多いよなぁ…と考えていて出てき…

  • 忍者に結婚は難しい 2話 感想|忍者要素が1割程度になってる感。

    公式サイトのイントロダクションの一部を抜粋すると、 「『ロミオとジュリエット』をもほうふつとさせる」とは書かれていて、 劇中でも触れられてはいるんですけど… 本作、その関係にすらなれていないように見えるんですよねぇ。 ドラマ上で時々描かれる「ロミオとジュリエット」みたいな関係性は、 本来、お互いが愛し合っていて、もっと近づきたいと思いながらも、 自身と相手の身分の違い、自身の生まれ育った環境が恋愛の"足枷"となって すれ違いが起こってしまう事から生まれる切なさを表現するものだと思っていて。 禁断の恋だと分かっていながらも、それでも大切な人を愛する気持ちを優先する 直向きさも描かれて、初めてこの…

  • 警視庁アウトサイダー 2話 感想|笑いをとるか切なさをとるか、どっちかにして!

    前回よりも、光輔(濱田岳)の縦軸に関する若干減った… いや、むしろ、細切れにして分散させていた代わりに、 今度は小ネタでさらに充満した内容に…といった所でしょうか。 正直、話にメリハリをつけるための、花を添える程度の小ネタではなく、 もはや小ネタのための内容になっている感が否めません。 特に前半部分なんかは、10秒間に一度のペースと言っても良いくらい盛り込んでいて、 その分肝心の事件パートの進展はおざなりになっていたもんですから… なんのドラマを見ているのかが分かりにくければ、 内容が頭に入ってこなくてしょうがないんです。 手がけられている作品のジャンルが仮にコメディであれば、好き嫌いはあれど…

  • リバーサルオーケストラ 1話 感想|"敵"がどう描かれるか次第…かな?

    はっきりしろ!とツッコまれるかもしれませんが… 正直、面白かった訳でも微妙だった訳でもなく、 「分からない」というのが、初回を見ての感想です。 というのも、良かった所もこれはどうなの…?って所も、どっちも感じたから。 まず、前者について具体的に書くとするなら… もう音楽の道には行かないと決めていた主人公が 児玉交響楽団に加入するまでを描く上で欠かせない「なぜ第一線を退いたのか?」を、 思わせぶりな描写も、回想を何度も映しての情報の小出しもせず 初回から惜しみなく明かしてくれたのには、潔さがありました。 この手の題材なら特に、初回は主人公の心情変化にフォーカスを当てて描く事が 大事だと思っていま…

  • 大奥(2023) 1話 感想|中島裕翔くんも冨永愛さんも出番終了!?

    TBS版も劇場版も未視聴。 フジテレビ版は…連続ドラマは再放送でチラッと見かけたくらいで、 ガッツリ見たのは、2019年放送のSPドラマ「大奥 最終章」だけかな。 (みかんと謎挿入歌の印象が強いんですけど…w) つまり、フジテレビ版の「大奥」しかまともに知りません。 なので…男女逆転物語というのは事前に情報入手していたものの、 私が記憶していた「女性同士の争い」「ドロドロ愛憎劇」とは かなり違う話が展開されていて、 一体どっちが原作準拠なの!?と、ちょっと動揺してしまいました(笑) まぁ…局の傾向的には、重きを置く所がそれぞれで違っていた…って感じなんでしょう。 本作の世間の評判を見る限りは、…

  • 女神の教室〜リーガル青春白書〜 1話 感想|大学院の学生の割には…

    う〜〜〜〜〜ん…………いろいろと薄いかなぁ。 初回を見た感じだと、この言葉しかぱっと浮かんできません。 まぁでも、それだと感想にならないので、もう少し付け足しますが… 何と言っても、登場人物がみんな 「〇〇はこんな人で、こんな設定で〜」という、 プロットで描いたキャラ設定の域を出ていない気がするんですよね。 ステレオタイプ…と例えた方がもっと伝わりやすいんでしょうか。 例えば、ツンケンした態度をとるエリート風の学生だったり、 逆に、勉強についていけなくて劣等感を感じている学生だったり、 真面目に物事に取り組む学生だったり、裏表のある学生だったり。 訳あり学生を描く上で、いかにも"定番"なキャラ…

  • ブラッシュアップライフ 1話 感想|ユルさの中にも鮮やかな伏線回収

    1/5放送の木曜ドラマ2本から始まった今期。 金曜、土曜、そして日曜の前時間と、初回を一通り見終えて、 正直微妙…か、良い感じだけど毎回感想を書くほどでもないかも…が続いた中、 面白いどころか、週に一度の楽しみと言っても過言ではない作品にやっと出会えました。 それが本作です。 根本的にはタイムリープもの。 定期的に生み出されているので、このジャンル自体には特に真新しさはありませんが、 本作の場合は"ちょっとだけ新しい"のがポイントです。 例えば、タイムリープものであるあるの、今までの人生に後悔を覚えたり、 選択を誤って予期しない事態(死)を招いたり… といった悲壮感を漂わせながら物語が始まるの…

  • Get Ready! 1話 感想|途中で脱落した人が多いんじゃなかろうか…

    初回が終わった今、これから書く事も後出しじゃんけんに思われるかもしれませんが… 視聴前の本音を書き残しておきます。 (主観でしかないので、感想だけを読みたいという方は こちら をクリックして下さいませ…) 「視聴リスト&期待度」にも掲載した通り、 私、本作の期待度を星★3つにして、しかも期待度ランキングでは5位と 割と上位に設定していたんですね。 でも正直、柄にもないなぁ…とも思っていて、 それも、脚本家が複数体制である事、脚本家の過去作品がどこも弱い事、 そして、謎の仮面をつけた闇医者チームという設定で、去年放送された「インビジブル」の モンキーズとか宣教師とかいった"ダサさ"を彷彿とさせた…

  • 忍者に結婚は難しい 1話 感想|悟郎に結婚は難しい…では?

    今期の木曜ドラマはどちらもコメディ。 前時間の「警視庁アウトサイダー」は情報を詰め込み過ぎでしたけど… こちらは間延びしていたのかなぁと。 基本は「夫婦生活あるある」が描かれていくので、物語が動き出すのは26分過ぎ。 でも、こんな依頼が来ましたよっていうのを先見せしただけで、 本作もとい原作の面白味である 「裏の顔は忍者(の末裔)」という設定を使ってのエピソードは 放送終了約10分前になってからようやく描かれるという遅さ。 泥棒一家と警察一家の禁断の恋愛を描いた「ルパンの娘」原作者の最新作である事。 裏の顔は伊賀忍者と甲賀忍者の末裔で、それをお互いに隠しながら生活している事。 そして、2人に特…

  • 警視庁アウトサイダー 1話 感想|木村ひさしワールドと縦軸でごった煮状態…

    初回なので、はっきり申し上げますと… 私、木村ひさしさんの演出は苦手なんですね。 勧善懲悪のストーリーにするために、露骨に強調された悪役と 顔芸のオンパレードばかりの演出を盛り込む日曜劇場とは違うベクトルで、 ちょいちょい挟み込まれる小ネタや効果音、カメラワークの過度な切り替えで 胃もたれする…と言いますか。(好んで見ている方はごめんなさい…ですが(汗)) 小ネタは小ネタでも、本筋に関係のないプロレスネタや地下アイドルネタが もはや"定番"になっているので、それらが物語への没入感を削いでしまっている事に 毎度モヤモヤするんですよねぇ。 ただ、これでも、過去作品を挙げるとすれば、 「99.9」と…

  • 2023年 冬ドラマ 視聴リスト&期待度

    こんにちは、りんころです! 毎度おなじみ、視聴予定の冬ドラマを紹介する…のが遅過ぎて、 気づけば、新ドラマスタート日の前日の投稿になってしまいました(汗) 大変お待たせいたしました。(待っていて下さったら嬉しいですが…!) 1/3時点で発表されている冬ドラマを 「◉毎回書く可能性の高いドラマ」 「○大きく外さなければorスケジュール次第では毎回書くドラマ」 「△初回だけしか書かないor内容次第では初回も書かない可能性のあるドラマ」 「×視聴する予定のないドラマ」 の4種類(優先度)に分けて紹介していこうと思います。 ※ちなみに、初回も放送されていない段階で決めているので、あくまでも"予定"です…

  • 2023年 あけましておめでとうございます!

    あけましておめでとうございます! 昨年は当ブログをご愛読下さり、誠にありがとうございました。 相変わらずの超マイペースブログではありますが(苦笑) ご訪問はもちろん、コメントやスターをいただけたからこそ、 ゆっくりとでも、ここまで続けてこれたような気がします。 昨今の連続ドラマは、地上波だけでなく、 BSや地方局、ネット配信も含めると軽く100本を超えます。 私が感想を書き始めた約5年前から考えると、 もうとんでもない数のドラマが放送されています(笑) そして、性別や年代、職業といった個人情報がより収集しやすくなった 「個人視聴率」の導入が2020年3月から行われた事により、 枠ごとの"カラー…

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