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りんころのひとりごと。 https://rincoro-ht.hatenablog.com

テレビドラマを中心とした、気ままなゆる〜い感想ブログです。ほぼネタバレ。

基本的に「面白いから書きたい!」「ツッコミたいから書きたい!」精神でやってますです。

りんころ
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2019/02/08

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  • 自転車屋さんの高橋くん 8話(最終回) 感想|バナナで繋がっていた2人

    最終回にして初登場の朋子の父・志朗(近江谷太朗)。 3話の感想で「誰からも愛される良い子でいなさい」といつも言っていた件について、 ある種の"縛り"のようにも思えた事から、罪な人だなぁ…と書いていたんですが、 実際の父はTシャツの通り「LOSER」でしたね…(苦笑) あたかも熱心に育ててやった風の言い方でしたが、朋子(内田理央)が小さい時に 親権を手放した以上は、もう口出しする権利はない訳で。 なぜ離婚したかは、拓郎の態度で一目瞭然でしょう。 今は彼に賛同している様子の再婚相手も、そのうちストレスが積もり積もって 離婚を申し出る時が来るんでしょうねぇ…。 それで、あのエピソードで1つ何となくで…

  • エルピスー希望、あるいは災いー 10話(最終回) 感想|一筋の光を信じるという気持ち

    リアルの見せ方も、ファンタジーの見せ方も どちらも"ちょうど良い"所に収まった最終回だったなぁ…と思います。 恵那(長澤まさみ)が逮捕させて欲しいと言っていた本城(永山瑛太)が 本当に逮捕されたのかどうかも不明であれば、 正一(鈴木亮平)が政界に入った事で、彼の活躍が恵那にとっては "希望"か"災い"になるのかどうかも濁されたままですし。 大門(山路和弘)も残念ながら、 マスコミに追われ続ける日々を送っているだけで、失脚はしていない。 そして…恵那の切ったカードが、何か世界や内閣に変革をもたらした訳でもない。 本作の大元となっている松本(片岡正二郎)の冤罪は無事に晴れたものの… 確かに、随所に…

  • 【個人の意見です】ボクらの時代の"あの回"を見て、思った事を吐き出してみた。

    最終回も見終えて…つい最近SNSで物議を醸していた 「silent」の脚本家・生方美久さんと演出家・風間太樹さん、プロデューサー・村瀬健さんが 出演された回の「ボクらの時代」をやっとこさ見ました。 まず、結論から言ってしまえば… 生方さんが「日本語が分かる人に見て欲しい」と仰りたくなったのも まぁ分かるかな…というのが、全体を見ての感想です。 むしろ私としては、想像していたよりも、 その発言に至るまでにちゃんと"理由"があったのを知る事が出来て、安心もしたのです。 というのも、生方さんは「海外の人は日本語が母国語じゃないから、日本の作品を楽しめない」 みたいに、別に差別意識を持ってあの発言をさ…

  • 自転車屋さんの高橋くん 7話 感想|2人の関係性に点滅信号が?

    祖母・清子(大澤洋子)と山本(瀬口黎弥)のエピソード… 30代手前か30歳の子供に対して、両親が結婚を望む話は何度も見てきたけれども、 おばあちゃんが…っていうのは珍しいですね。 おばあちゃんの立ち位置からしたら、 孫がすくすくと育っているだけで十分微笑ましいはずなのに。 まぁ、孫が可愛いからが故の思いやりなんでしょうけど。 でもねぇ…「両親」じゃなくて「おばあちゃん」から言われるからこそ 中々しんどいものがあって、 実家を出るまでずっと一緒に住んでいたのか、 両親どちらかの実家に遊びに行く時だけ会っていたのかは分かりませんが、 教育も学費も将来の事も何もかも面倒を見てくれていた両親と違って、…

  • 作りたい女と食べたい女 10話(最終回) 感想|2人でいる理由など何もない

    多分原作通りなんでしょうけどね… 紅白を放送しているテレビ局のドラマで、 紅白の勝敗が決まる前にリモコンで消すシーンが描かれたのにはちょっと笑っちゃいました。 それ、良いんだ!って(笑) でも、大切な人と過ごすと「なんだかんだ」もすっかり忘れてしまうほど 幸福感に包まれる…というのを象徴した、意味のあるシーンだったと思います。 おかずを1個ずつシェアしたり、車のラジオのボリュームを上げたりと、 春日さん(西野恵未)といると素でいられる心地良さを 徐々に行動で伝え始めている野本さん(比嘉愛未)の変化と、 初めて「春日さんから見た野本さん」がモノローグ越しで描かれた最終回。 最終回だからと言って、…

  • エルピスー希望、あるいは災いー 9話 感想|実質、村井主人公回。

    以前から好感度を上げてきた村井(岡部たかし)ですが… 今回はもはや、彼が主人公と言ってもおかしくない回でしたね。 存在感が強過ぎて、ラストシーンも含めて2人の印象があまり残っておりません(笑) というのも、理由はあって… 最終回前になると、最終回で劇的に盛り上げるために あえて一旦「嵐の前の静けさ」状態にした結果、内容そのものの見応えよりも、 次へと繋げるための引き延ばし感が強まってしまうのがあるあるだと思うんですが、 本作の今回の内容にもそれを感じさせてしまったんですよね。 いや、言葉通り「瞬殺で一撃しなければ反撃される」現実を描きたかったのは分かるし、 拓朗(眞栄田敦郷)に関しては、村井や…

  • PICU 小児集中治療室 11話(最終回) 感想|何もかも欲張り過ぎ…に尽きる。

    あれだけ引っ張った割に、圭吾(柊木陽太)…最後にはあっという間に元気になってましたね。 本来30分拡大で想定していたのが、急遽予定が変更になって 通常時間内に収めなければならなくなった結果、急いで巻きが入った感が凄い。 手術から回復までの間がなさ過ぎて、一瞬、もしもの世界かと思えてしまいましたよ…(汗) っていうか、そこまでやるんだったら、 どうせなら優里(稲垣来泉)と教会で再会するシーンを盛り込んでも良かったような。 あえてそういった"ゴール"を設けなかったのは、 続編を作りたいから…という意図もあるんでしょうけども、 それにしても、消化不良で終わってしまった気がします。 「今期ナンバーワン…

  • silent 10話 感想|好きでいればいるほど辛い

    ※今回の感想を執筆するのに4時間程度かかったくらいには(遅筆過ぎる!^^;) 文章がめちゃめちゃ長いです。 そして、絶賛ばかりの感想ではございません。 良い所だけをご覧になりたい方は、こちら をクリックして下さいませm(_ _)m 初めにおことわりさせていただくと…本作は今期の作品群の中では ずば抜けて"愛しい"作品です。 そして、これはただの個人的な見解でしかないので、 読者の皆様にとってはどうでも良い事かもしれませんが、 現段階では、初回から変わらず本作を「名作入り」にするつもりでいますし、 今年見てきたドラマにおいて、唯一の名作だとも思っています。 しかし…それを踏まえた上で、今回の内容…

  • 作りたい女と食べたい女 8・9話 感想|もう"答え"は見えた模様。

    8話 体調不良で寝込む事になってしまった野本さん(比嘉愛未)。 このシチュエーションは2話でもあった訳ですが、 同じような話を再び描く事にちゃんと意味を持たせているんですよね。 春日さん(西野恵未)に対して、 当時は"何となく"良いなぁと感じていたものが"確信"に変わる… 今回は、そんな野本さんの「こうありたい」という決心を、 回想も絡めながらゆっくり描かれた内容になっていた気がします。 第2週までの頃は、特に予習していなかった分 同性愛が絡む話になると思って見ていなかったので、ちょっと動揺してしまったんですが。 第3週かつ最終章(?)のスタート回でもある今回の内容を見る限りは、 あくまでも「…

  • PICU 小児集中治療室 10話 感想|ラストはフジ医療ドラマあるあるの展開に?

    今まで以上に、武四郎(吉沢亮)・悠太(高杉真宙)・桃子(生田絵梨花)・舞(菅野梨央) による、幼馴染の間にある根強い絆や友情が描かれた今回。 当時武四郎に助けられた悠太だからこそ言える「俺だけは、お前に絶対に気づくべきだった」 といった台詞があったように、 本作って、ドラマを魅せる上で重要だと考えている"人間"や"人間模様"の描写に関しては、 合格点を余裕で突破するくらいにはよく出来ているのです。 山田先生(イッセー尾形)のささやかな鼓舞も、純粋に胸を打たれましたしね。 ただ、それだけに、今回の内容を見ていて思うのは… 最初から4人の青春群像劇をテーマにした作品にしておけば、 PICUが出来る…

  • 自転車屋さんの高橋くん 6話 感想|ちょっとだけ変われた山本に救われる

    まさか、山本(瀬口黎弥)があんな形でナイスアシストしてくれるとは思わなんだ。 前回の、同僚の遅刻の件で一刀両断する朋子(内田理央)の様子を 目の当たりにする姿が記憶に残っていて、 これを機に彼も変わり始めていくのかもしれないな…とは読めてはいたけれども、 そこで得た"気づき"を、しかも「輩」呼ばわりした事にも触れながら 行動ではっきり示してくれたのには、グッとくるものがありました。 でも、相手にとっては「え?」と思われているのを自覚していない所は 相変わらずって感じでもあり(笑) 見違えるほど変わったんじゃなくて、ちょっとだけ変わった… この変にドラマチックにしないさじ加減が良いんですよねぇ。 朋子の言葉「大切にすべきなのは、世間や周りの目じゃなくて、自分の気持ちなんだって」 を聞いて、顔を逸らして少し気まずそうにする山本も印象的。 自分がいかに世間に囚われながら生活しているかハッとさせられて、反省して、 また成長していくんでしょうね。

  • 拾われた男 10話(最終回) 感想|待って、お兄ちゃん!

    武志(草彅剛)の言う「ごめん。ごめん。」の言葉に、うっかり涙が…。 15年ぶりに再会した両親を前にしたからなのか、 少年っぽいあどけなさが凄い滲み出ていたんですもん。 やっぱり、両親がそばにいると、その温もりが心地良く感じられて いつの間にか子供に戻ってしまうものなんですね…。 武志が帰国して、あの桜の木の下で家族で太巻きを食べて… そんな昔からの風習を通して、子供の頃から抱えていた「やっぱり苦手やわ。あの空気」を 再び思い出す諭(仲野太賀)の気持ちの変化も印象的でした。 "昔みたいな"事をまた経験したからこそ、あのラストに繋がったのかもしれませんね。 駅の構造だけでなく、ホームもフルに活かし…

  • エルピスー希望、あるいは災いー 8話 感想|サブタイトルの真意が分かった気がする…

    「現実的だと思ってる」 まさかまさかの…です。恵那(長澤まさみ)からこの言葉を聞きたくなかったですね。 テレビを見ながら思わず「うわぁ…」って言っちゃいましたよ。 私たちには番組を守る責任があるので…って感じで一歩引いて、 自分と相手とで境界線を分けるような淡々とした喋り方が 滝川(三浦貴大)から移ってしまっているのが伝わってくる辺り、 彼女はとうとう、忖度が蔓延る世界に飲み込まれてしまったのだというのが このシーンから分かります。 前回の彼女の描写的に、そうなるのも時間の問題じゃないかとは察していましたが… それでもかなりの衝撃を受けました。 かつての恵那の暴走にしろ、今回の、揺るがぬ証拠を…

  • アトムの童 9話(最終回) 感想|宮沢ファミリーオフィスとは何だったのか。

    ええぇ…何のための10分拡大?? 小山田(皆川猿時)と海(岸井ゆきの)による鬼ごっこや、 ステージを全てクリアした後に流れる エンドロールっぽい長尺回想(しかもなぜか公哉の出番はカット…)に 時間を割いている暇があったら、 小山田がその後どんな処分を下されたのかとか、 明らかに裏で手を回していた堂島(西田尚美)と宮沢(麻生祐未)を逮捕するとか、 「ゲームの可能性に負けた側」の悪役をきっちり成敗する描写をしてよぉ…(滝汗) 那由他(山﨑賢人)が力説していた「ゲームで人を夢中にさせたい」事と、 SAGASのゲーム事業を残したい事は、買収を目的としている株主総会では 同意義にはならない気がするのに、…

  • 作りたい女と食べたい女 6・7話 感想|居心地の良さを感じる正体は…

    6話 「食べたい」気持ちを家族に理解してもらえなかった 春日さん(西野恵未)の過去に付随して、 「作りたい」好奇心が「家庭的で凄い」の色眼鏡で見られてしまう 野本さん(比嘉愛未)の苦しみも描かれた、 2人の根本にある"生きづらさ"に焦点を当てた回になっていました。 春日さんが今では同じものをいっぱい食べる件については、1話の感想でも触れたように、 きっと家で食べている方が自分らしくいられて楽なんだろうな…とは思っていましたが、 家庭内での料理の盛り付けで格差をつけられてしまう事がきっかけだったんですね。 「男性はこう、女性はこうであるべき」みたいな、一昔前の価値観の押し付けを 結婚観とか仕事観…

  • 作りたい女と食べたい女 4・5話 感想|好奇心がちょっとずつ増える日々

    4話 春日さん(西野恵未)といると本当に素の自分でいられるんだろうな〜…っていうのが 野本さん(比嘉愛未)の様子から伝わってきますね。 何か珍しいものを見かけるたび「ねぇねぇ!」って感じで 反応する所なんかは、子供みたいに無邪気で可愛いです(笑) かぼちゃのプリンも美味しそうでしたねぇ…。 メロンの果肉をくり抜いたメロンクリームソーダとか、 さつまいもをまるごと使ったスイートポテトとか、 素材をそのまま活かした食べ物を見ると、ワクワクしてくるものなんですよ。 だから、今回はいつも以上に視覚でも楽しめました。 そして…プリンを作れないかと思いついたのは春日さんの方ですけど、 ジャンボなかぼちゃは…

  • silent 9話 感想|なんて温かい雪解けか…

    感想が溜まっている上に、投稿も遅過ぎるので、 すみません、(もはや雑感に近い)超簡単感想で失礼します…(汗) たくさんの笑顔が見られた、多幸感溢れる回でした。 実家から戻ってきてからは、心なしか、 想(目黒蓮)が無邪気な笑顔を見せる頻度が多くなった気がしましたし、 律子(篠原涼子)に関しては、今まではたった一瞬の動作の間や表情から 世間に縛られているような窮屈さを感じさせていた分、 やっと心から笑えた様子を見てホッとさせられてしまいました。 律子の手話は、周りよりも声が気持ち大きめなんですよね。 単語1つ1つをハキハキと、かつ感情を込めて話していた辺りに、 想と話したくて仕方なかったんだろうな…

  • ザ・トラベルナース 8話(最終回) 感想|本当にトラベルしちゃった。

    初回ぶりの静(中井貴一)の広島弁を聞いた時、 そうそうこれこれ!って嬉しくなっちゃいましたよ。 当初は広島弁と「必殺仕事人」的なお仕置きが 毎回の"お約束"になると思っていたんですよねぇ…。 なのに…まぁ、2話と4話に関しては違う気持ち良さがあったし、 意表を突く面白さもあったけれど、 回を重ねるごとに「ナースとして真っ当な仕事をする」事での痛快さは薄まってしまった上に、 登場人物が豪華キャスト揃いだったためか、 歩(岡田将生)との愉快なやり取りも減ってしまって。 おまけに、前回の感想でも書いた通り、太郎(泉澤祐希)の調子っこいい所は 変わらないのを筆頭に、異風の2人がやってきても病院全体の意…

  • 自転車屋さんの高橋くん 4・5話 感想|遼平くん、パン子を頼むぞ!

    4話「パン子、遼平に電話をする」 劇中でも言われていましたが、 朋子(内田理央)、確実に遼平(鈴木伸之)の影響を受けて行ってますねぇ…。 分かりやすいのがちょっと可愛い(笑) まぁでも、貴美子(長井短)が職場を離れてしまうのを日に日に実感し、 「1人で何とかしなくちゃ!」という引き締まった気持ちがあっての あの無意識の言動だったんでしょうねぇ。 遼平を「輩」呼ばわりする山本(瀬口黎弥)のシーンが描かれた分、 同じ第一印象でも、「イケメンじゃん」が先行する貴美子の優しさが沁みます。 前回の感想でも書きましたが、やっぱり、周りに囚われない 自分の考えをしっかり持っている所は、遼平と似ていますね。 …

  • 拾われた男 9話 感想|家族の想いを「六甲おろし」に乗せて

    なるほど…晴子(末成映薫)が再会を心待ちにするほど 武志(草彅剛)がおばあちゃん子だったのにも、ちゃんと理由があったんですね。 おばあちゃん世代だと同性愛を理解するのが難しい人が多そうな分、 晴子が視野の広い人だったのは珍しいです。 「自分が生きやすい人と生きやすい場所で生きてったらええ」 その言葉が当時小さかった武志を突き動かし、 アメリカで生活すると決めたきっかけになったのかもしれない。 そして、ビザが切れて不法滞在扱いになってしまった事は不本意ながらも、 きっと本人はそこに居心地の良さを感じていたのだろうなぁと… そんな風に思わせるエピソードでした。 小さい頃の思い出は、松戸家にも根付い…

  • silent 8話 感想|ただ一緒にいたいだけ

    学生時代の奈々(夏帆)が眩しい。 「ありがとうございます」といつも自筆で返す姿は健気で、 会うたびあんなに純粋な笑顔を向けられたら、 そりゃあ正輝(風間俊介)も惚れるに決まってるよなぁ…と。 なのに、正輝に恋をして、距離が縮まっていってからはその笑顔も消えてしまった。 前々回での、レジュメに想(目黒蓮)と2人で書き込みながら会話するくだり、 そして前回で「話し相手が欲しかった」と想に本音をぶつけていたシーンが描かれていた分、 1人でどこか孤独な想いを抱えて過ごしている所に、相手が心を開いて近づいてきてくれた喜びは 奈々からしたらこんな感じだったのだろうな…というのが 今回の過去エピソードを通し…

  • エルピスー希望、あるいは災いー 7話 感想|「自分は周りとは違う」という心理

    3話の刑事・平川(安井順平)が再登場。 拓朗(眞栄田郷敦)に協力を申し出てくれたので、どういう風の吹き回し?と思ったら… まぁ〜〜嫌味な男性に描かれていましたね。 組織が一度でも不正を起こせば崩れるという事も、 聞かない考えない話さないの思考停止の日々を送り続けていた事も自覚しつつ、 本人はあくまでも自己保身に走る。 おまけに、開き直って偉そうな態度をとる。 でも、分かっちゃうんですよね…組織の中にいながら 「自分は周りとは違う」「自分は正しい」と思い込みたい心理って。 誰しも長い事生きていれば、 そうやって自分を正当化して逃れようとしてきた経験があるかもしれない。 そして…今回は第3章スター…

  • PICU 小児集中治療室 9話 感想|死は待つという事を知らない

    帰宅して、自宅介護に本格的に取り組み始めるカットを見せてからの 南(大竹しのぶ)のナレ死… 最初はあっけないとは思ったけれども、でも、死は突然やって来るもので、 大切な人のために待つという事を知らないものなのだと考えれば、 その展開にしたのも納得行く気がしましたね。 また、南の病気については以前からずっと描かれてきたのもあって、 今回はタイトル通り「PICUで働く主人公」のエピソードはお預けして、 彼女を看取るまでで1話分まるまる使うんだろうなぁと覚悟していた部分もあったので。 自覚介護が始まって、数日後に死に際のベッドで南が武四郎(吉沢亮)に 最後のメッセージを贈るという、いかにも"ドラマら…

  • アトムの童 8話 感想|ゲーム開発の話を見たいだけなのに

    いかんいかん、某ドラマの感想のサブタイトルにつけていた 「何の話だ?」をまたつけそうになってしまった…(苦笑) それくらい、プロットに連続性が全くないと言っても良いでしょう。 当初は、倒産の危機に遭いそうなアトム玩具が、那由他(山﨑賢人)とタッグを組んで、 大手企業となった宿敵・SAGASもとい興津(オダギリジョー)をあっと言わせる 「ワクワクするような」ゲームを開発する…という話で進んでいたはずなんですけど。 最終章に突入した今では、ゲームの"ガワ"だけを借りた経済ドラマもどきの作りへと すっかり変わり果ててしまっています。 ゲームの頃にはあまりやってこなかった解説が 株主総会に関するワード…

  • PICU 小児集中治療室 8話 感想|大切な人の命を看取るということ

    圭吾(柊木陽太)の容体の悪化に、 事故で新しく運ばれてきた大輝(森島律斗)と光(寺嶋眞秀)の件に、 まだ治療に向き合い切れていない南(大竹しのぶ)に…と、 再び盛り沢山な内容だった今回。 いつもだったら、どれか1つをメインにすれば散漫にならずに済んだのに…とか、 南のエピソードはPICUの話ではないのだから…とかツッコみたくなるもんですが、 今回に関しては、患者や患者家族、主人公家族を絡めながら "死"を意味する「終末期」と"生"を意味する「奇跡」で対比をとるような構成になっていたし。 また、複数のエピソードを重ねていった結果、武四郎の成長物語に厚みを持たせ、 差し迫る現実の中で、彼が大きな決…

  • 作りたい女と食べたい女 2・3話 感想|餃子にはご飯でしょ〜

    2話 初回の感想でも触れていたけれども、春日(西野恵未)ってやっぱり、 一緒にいてくれるだけで安心感があるんですよねぇ。 おまけに、気配り出来るし、薬の瓶やらプリンやら+αもいろいろ用意してくれるし… 女性同士だから、言いにくい事も相談しやすい。 今の野本(比嘉愛未)にとって"いて欲しい存在"だというのがよく分かる、 彼女の魅力が光る回でした。 食べてくれる相手が見つかってからは、デカ盛り料理を作る日々。 初回で綺麗に収まった自分のためのご飯を見ていた分、 ミートボール盛り盛り!卵4個米8合!ご飯こんもり!といった 見た目も材料も規格外で、良い意味で非現実的な料理が続いているのを見ると、 ああ…

  • ザ・トラベルナース 7話 感想|礼くんがどうしても叶えたかった夢

    今回の脚本、中園ミホさんだったんですね…。 女性の本音や、女性同士のバチバチを描いていた前回の内容を描いた方と 同じとは思えないくらい、普通〜にハートフルなお話でした。 ただ、エピソード自体は悪くなかったんですけど、 見ていてちょっと気になったのは、「看護師が無茶を通す」点では 2話の孤独のグルメ回と共通しているのかな?という事。 あの時は確か、脳梗塞になったばかりの患者に固形食を食べさせての治療法に 最初は反対していた歩(岡田将生)だったのが、 静(中井貴一)の真意を知って、やがて医者と協力するまでの過程が描かれていたんですが… それを考えると今回の内容も、 "看護師の本来の仕事"を通して魅…

  • 親愛なる僕へ殺意をこめて 9話(最終回) 感想|綺麗にまとまったけど納得は行く。

    なるほど…な最終回。 よく取り上げられていた"裏表"に因んで例えるなら、 表のテーマは「真相探し」である一方で、裏のテーマは「痛み」だった訳ですね。 京花(門脇麦)は幼少期に、虐待や差別で得た痛みを 受け止めてくれるような存在をずっと探し求めていたし、 エイジ(山田涼介)も同じく、「殺人鬼LLの息子」というレッテルを貼られ続けて出来た傷を 誰かに癒してもらいたかった。 亀一(遠藤憲一)は自分がこの世界に存在する意味を見出すために "痛み"を知ろうとする行為を止める事はなかったし、 乙(夏子)も家族に必要とされたくて、人に危害を加えていた。 で…ナミ(川栄李奈)は親友の死で、エイジに出会うまでは…

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