chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
sugiyan1192
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2019/02/07

arrow_drop_down
  • オッサンの昔話 第6話 ~榎本さん~

    場面緘黙症という言葉はここ数年で知りました。 www.nhk.or.jp 榎本さんは小学校から一緒でしたが、9年間で一回も声を聞いたことがありませんでした。 他にも、中学からの同級生でもう一人、同じく場面緘黙症の人がいました。 こちらも3年間一度もしゃべりませんでした。 当時は究極に大人しい人と思っていました。 声の出ない病気と思っていた人もいたと思います。 でもこれは 社会に対する不安感が強い ↓ 萎縮する ↓ だまる ↓ しばらく続く ↓ 今さら自分が話し出すとみんながなんていうだろう ↓ ますますだまる ・・・という仮説があるようです。 そのためリラックスできる家庭内では喋れることが多い…

  • 闇子ちゃん 第7話 ~劣等感と支配性~

    毒親の毒行動のベースにあるのは劣等感とチキン性です。 劣等感とは自分が劣っているという思い込みです。 劣等感があると自分より格下を作ろうとします。 闇子ちゃんの母親は自分が劣っているという思い込みがあるので、闇子ちゃんのちょっと弱い部分を攻撃して格下認定します。 チキン性とは世の中に対する恐怖心です。 チキン性があると失敗は絶対にしてはならないと思い込みます。 闇子ちゃんの母親は世の中に対する恐怖心があり失敗は絶対にしてはならないと思い込んでいるので、闇子ちゃんのちょっとの失敗を攻撃して正そうとします。 攻撃すればするほど「うちの娘は出来が悪いし失敗ばかりだし劣った人間だ!自分より格下だ!」と…

  • オッサンの昔話 第5話 ~越智くん~

    以前から何度かこのイラストと一緒に「不良化は救いになる」と書きました。 不良というとアウトローのイメージがまず出てきます。 当時は越智くんのようにゲームでずっと遊んでいるのも結構なアウトローでした。 というのも、「ゲームは脳によくない」という意識が強い世の中だったため、大半の親は子供がゲームで遊ぶことに反対でした。 なので、ゲームをずっとできる=家に親がいないということだったのです。 家のテレビにゲーム機をつなげて遊ぶという時点で、今までの人間界には無い概念でした。 ゲーム機自体、1983年(私が6歳の歳)のファミリーコンピューターが発売されるまでは9割9分の人は見たことのない機械だったのです…

  • 闇子ちゃん 第6話 ~偏りちゃん~

    「才能とか一言で言われたくない!私は努力しているんだ!」 ・・・という言い回しがよくあります。 それに対して 「努力できるのも才能です」 ・・・という言い回しもよくあります。 「生まれつき何かに特化した身体能力を持っていてそれを生かしてすごいことをする」 「身体は普通だけど超がんばってすごいことをする」 両方とも才能で、それは偏りから生まれます。 前者は「特化した身体能力」が偏りです。 例えば生まれつき背が高くて、バスケ部を優勝に導いたというようなことです。 後者は「超がんばった」が偏りです。 例えば一日20時間勉強して東大受かったというようなことです。 こういうのはわかりやすい才能&偏りです…

  • 闇子ちゃん 第5話 ~キャンディーちゃん~

    小さな頃強烈に不足していたものは、ずっとひきずります。 闇子ちゃんは母親の愛情に不足していたので、その後のんき君にいくら愛情をもらっても満たされないのです。 「今」の「のんき君」ではなく、 「あの時」の「あの人」のキャンディーが欲しいのです。 そして「あの時」には戻れないのです。 でもこういう部分は誰にでもあります。 みんな満たされない部分は我慢するか代わりの何かで満たしています。 あきらめるということですね。 しかしこの漫画のように、あきらめきれない場合には2つ理由があります。 1つは、「あの時」キャンディーをもらえなかったことがとてもとてもとても辛かった場合、 もう1つは、今でもキャンディ…

  • オッサンの昔話 第4話 ~比留間さん~

    人にはそれぞれ生まれ持ったエネルギーがあります。 生まれ持ったエネルギーとは、生まれつき脳内物質の出が良い/悪い、筋肉量が多い/少ない、血流の良さ/悪さなど、その人のいろんな生き物としての体のつくりで決まります。 私も比留間さんも、生まれ持ったエネルギーが低いです。 以前、「常識は環境で作られる」と描きました。 比留間さんの場合、父からの暴力が「環境」でした。 その環境によって、暴力が常識になります。 エネルギーが強ければ「暴力を与えること」が常識になり、 エネルギ-が低ければ「暴力を受けること」が常識になります。 彼女はエネルギーが低かったので、暴力を受けることが常識になっていました。 そし…

  • 闇子ちゃん 第4話 ~共依存ちゃん~

    共依存とは・・・ (+o+)「相手がダメであればあるほど自分は嬉しい、なぜならダメ人間の世話をすることで自分の価値が上がる気がするから」 ( ^)o(^ )「よっしゃ好き放題したろ!」 ・・・の、関係です。 ( ^)o(^ )は(+o+)に依存し、(+o+)は( ^)o(^ )の世話をすることに依存するということです。 お互いの関係性に依存し合っているので「共」依存なのですね。 「ダメ」の定義もさまざまで、この漫画では A:彼氏が私を殴ってくるというダメさ B:闇子ちゃんは一人では何もできなくて僕がいないと生活が破綻するというダメさ ・・・を例に出しました。 Bは結構思い当たる人は多いと思いま…

  • オッサンの昔話 第3話 ~山田くん~

    最近「放置子」という単語をよく目にします。 www.yomiuri.co.jp 過干渉の反対で、育児放棄みたいなものですね。 この漫画の山田くんもそれに近かったと思います。 ・・・というか、私の生まれたところは貧しい地域で治安も悪かったので、そういう友達はたくさんいました。 彼とは小学校低学年からの友達でした。 親は基本的には家におらず、いても親子っぽく接しているのは見たことがありません。 ファミコンが小1で発売され、普通はソフトは年に一回買ってもらえるかどうかでしたが、彼は何十本も持っていました。 明らかに親がゲームだけ与えて放置という子供でした。 小学校の高学年からグレはじめ、小学生で髪を…

  • オッサンのうつ病漫画 第1話 ~うつ襲来~

    最近はまあまあ調子いいですが、5年くらい前、最高に具合悪かったときの漫画です。 シンプルにまとめると、働きすぎて不規則な生活してるうちに眠れなくなりうつを発症しました。 漫画の持ち込みしてる頃からメンタルの不調はまああったのですが、そっちは大したもんではありません。 30歳以降の会社経営者期が病気マキシマムです。 会社というのは、服飾通販サイトに載せる商品写真を作る会社です。 取引先の服飾通販サイトというのは、最近話題の、社長が正月に100万円のお年玉配ったり、月に行くと言ってるあのタウンです。 厳密にはちょっと違うのですが、まあほぼタウンです。 関係も良好でしたので、完全に私の仕事のしかたが…

  • 闇子ちゃん 第3話 ~人間性質ちゃん~

    ちょっと前からネットでこういうコピペを見かけるようになりました。 サルを完全に破壊する実験って知ってる? まずボタンを押すと必ず餌が出てくる箱をつくる。 それに気がついたサルはボタンを押して餌を出すようになる。 食べたい分だけ餌を出したら、その箱には興味を無くす。 腹が減ったら、また箱のところに戻ってくる。 ボタンを押しても、その箱から餌が全く出なくなると、サルはその箱に興味をなくす。 ところが、ボタンを押して、餌が出たり出なかったりするように設定すると、 サルは一生懸命そのボタンを押すようになる。 餌が出る確率をだんだん落としていく。 ボタンを押し続けるよりも、他の場所に行って餌を探したほう…

  • おすすめ作品 その1 ど根性ガエルの娘

    ど根性ガエルの娘 1 (ヤングアニマルコミックス) 作者: 大月悠祐子 出版社/メーカー: 白泉社 発売日: 2016/11/01 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (5件) を見る タイトルのとおり、作者の大月悠祐子先生は、ど根性ガエルの作者吉沢やすみ先生の子供です。 その昔、ギャラクシーエンジェルというメディアミックス作品のキャラデザもされていました。けっこうヒットしていた作品です。 www.broccoli.co.jp ど根性ガエルはみんなにおなじみですね。大ヒット作です。 www.youtube.com 「ど根性ガエルの娘」の内容は、ど根性ガエルの作者、吉沢やすみ先生は…

  • 闇子ちゃん 第2話 ~点思考と線思考~

    ちょっと漫画はごちゃごちゃしてしまったので、例を出すと・・・ ウツボは基本的に気持ち悪いですね。あまり食べようとは思いません。 しかし、仮にあなたが小さい頃、一緒に暮らしていたやさしいおばあちゃんがウツボ好きで、よくウツボフライやウツボかば焼きを作ってくれたとします。 大好きなおばあちゃんの料理、それだけでおいしいです。 実際にも、見た目が気持ち悪いだけで、味もそれなりにおいしかったのです。 ・・・で、これによりウツボ好きになりました。 ここで誰かがこう言ったとします。 「ウツボ好きなの!?うわ~」 これは点思考です。 「そんなことあったんだー。なら好物になるかもねー。」 これは線思考です。 …

  • オッサンの昔話 第1~2話

    不良には大きく分けて A:悪意のある不良 B:悪意のない不良 ・・・の2種類あると思っています。 この漫画でいうとAはトシちゃんで、Bはブッチャンです。 Aは人に迷惑をかけようという意思、悪意を持って不良行為をします。 弱いものいじめなどはまさにその典型例です。 Bは悪意は持っておらず、単純に我が強いだけです。 世の中の常識<自分のやりたいこと なのです。 世の中の常識<自分のやりたいこと でやった行動が、たまたま不良的な行動だったというだけです。 もちろん、世の中から見ればAもBも違いはありません。どちらも迷惑な不良です。 ・・・が、世の中の常識<自分のやりたいこと を否定すると、とても生き…

  • 闇子ちゃん 第1話 ~不正解は悪?~

    漫画内では闇と表現していますが、これはアダルトチルドレンや毒親の解釈を広げたものです。 「アダルトチルドレン」「毒親」というと割と重めのものを指しますが、そこまででなくても生きづらさや違和感を抱える人は多いと思います。 そのあたりもひっくるめての「闇」です。 不正解とは少し言い方を変えると失敗のことです。 「失敗を恐れる」には大きく分けて 1:失敗は悪いこと 2:失敗すると後々えらいことになる …の2つの見方があると思います。 この漫画は1についての内容です。(2は後ほど別の漫画にします。) 幼稚園や保育園に入るまで、例えば0歳~3歳まで、子供は親が世界の全てです。 極端に言えば、その時期に親…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、sugiyan1192さんをフォローしませんか?

ハンドル名
sugiyan1192さん
ブログタイトル
ちょっと闇を抱えた人たちの漫画
フォロー
ちょっと闇を抱えた人たちの漫画

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用