文芸を中心に、エッセイやおすすめ本、絵画、人物画、写真、現代詩、俳句、短歌など多様な記事を載せたブログです。by:関戸都志正
若年期より、名著と呼ばれる古典を読み耽り、クラシック音楽を聞き漁り、齢を重ね、人々に良書を読み、クラシック音楽を聴いてもらえないかと心付き、書き始めたブログです。by:関戸都志正 現代詩で入賞経験あり。「詩人」「同時代」など「詩人」は「詩を書く人」に改作。
うららかな空気流れる川岸に釣り糸垂れる老いし人かな 通り道ハト滑空す垂直に にぎわいや式それぞれの春なりき
日本に城は多いが、これは、単なる戦国時代の遺物ではない。ハッキリと近世になってからの日本人にとっての心の拠り所である。 明治時代となり、城の政治的な役割は終わり、人々に新知識、新思想が入って来てからも、やはり、城は人々の心の拠り所であることを、やめなかった。 現在、熊本城や...
桜です。アングルに懲りすぎたかも。 車窓の風景
桜日和です ユキヤナギの一種でしょうか
古代エジプトに、王のことばを、そのまま神の言葉として、羊皮紙に記銘する、純粋極まりない表情をした書記官の彫刻がある。 人間、ここまで相手を信頼しきって純粋になれるものかと思うくらいの顔と表情である。 ただ、そこまで行かなくても、人の話をまっすぐに聴くという姿勢は、トリビアル...
エッセイ モーツァルト K525 <アイネ・クライネ・ナハトムジーク>
おそらく、モーツァルトの中で、モーツァルの音楽をよく知らない人を含めて、もっとも知られている曲は、この曲であろう。わたし自身、クラシック音楽にのめり込む、最初の頃は、この曲に熱中したものである。 けれども、この曲は、クラシック音楽に詳しい人なら、誰でも知っていることなのだが...
わたしは、平均律クラヴィーア曲集は、リヒテルのピアノで聞き初めた。それというのも、吉田秀和さんが「一生持っていて、聴くに耐える演奏」と太鼓判を押している演奏だったこともある。 学生時代だったが、その言葉を文字通り受け取って、これは素晴らしい演奏なんだと、自分に言い聞かせるよ...
聖火リレーが始まった。 だが、人心は付いてこず、しらけムードであるというような観測が出ているが。 ’64当時の東京オリンピックも、始まった当初はそんな風だったので、それが、行事などがドンドン進んでいく中に、次第次第に盛り上がっていき、後で振り返ってみれば、世紀の祭典と呼ばれ...
このモーツァルトの最後のピアノ協奏曲は、わたしは、最初に、ベームとギレリスとウィーン・フィルのLPで聞いた。吉田秀和さんが推薦していたLP盤で、吉田さんはこのLP盤の演奏を、しきりに誉めていたが、わたし自身は、27番に関しては、なぜこうも、虚無的な演奏をするのだろうかと訝っ...
名古屋の熱田神宮付近です 紅梅です
浅い春、白梅 朧月
モーツァルトは、ごく小さい頃から、父に連れられて、まるで旅芸人のように様々な国へ、旅行しているが、これは、父の意向であり、レオポルトは自分の息子を成功させてやろうという野心に燃えていたであろうが、幼いモーツァルト自身にとっては、そんな野心は、言わばどこ吹く風というものであっ...
<詩片> 花鳥風月という答え 種子という未来 辛夷の一種のようです。因みに、この「辛夷」という花の名前は、浪人生の時、色々調べたのですが、どうしても読めず、我流に「かのとい」と書いて通信教育で出したら、バツを付けられた思い出があります。 少し、ぼやけていますが、月です。
ヒクイナという鳥だそうです。冬鳥です。 カラスのいる風景。漠とした町の風景です。
昭和生まれのわたしとしては、ヘタレのような話であるが、虫が苦手である。かなり昔に、蝶を触ったとき、蝶の血流を手に感じて、妙に、気味が悪かった思い出がある。他の虫に関しては、触ることもままならない。 本当なら、そこに生命の息吹というものを感じていなければ、詩を書く人間として、...
ずいぶん、以前に、山崎川で撮った鴛鴦のペアです かなり前の春に撮りましたが、未だに名前が分かりません 梅にウグイスではないようです ご存知の方は、教えて頂けると幸いです
雨上がりの朝の街 アロエの花だと思いますが、珍しいと思い撮っておきました
以前、Windowsの8.1から10に切り替えようとしたところ、そのパソコンが、頻繁にメーカーやWindowsのupdateを行っていなかったこともあって、アップ・グレードに失敗した経験がある。 その過去の轍を踏まないようにと、今回のWindows10のアップ・グレードは、...
現今、世界は石油に変わるエネルギーを求めて、四苦八苦しているが、これが、非常に無理な注文であることを、色々とかんがえたりしている。 ある方のブログで、もし、電気自動車があのドカ雪の最中に、立ち往生でもしたらどうなっただろうかと疑問を呈して居られたが、わたしは、なるほどと、ひ...
夕べには夕べの思いありしかど過ぎゆく春の宵を惜しむや 桜咲き熱き思ひや昭和かな 小刻みに震へる犬よ春間近
わたしは、食に関しては、わたしの生まれた年代もあり、好き嫌いというものがほとんどない。 モンテーニュのエセーを読んでいたとき、モンテーニュが、食の危機に備えて、それこそ、バッタのような昆虫でも食べられるように、腐心したという文章があって、なるほど、そういう事態を想定するのも...
何百万の風に吹かれて 幾千の雨に打たれて 生の終盤 わたしは丘に立つ 風すさぶ海 わたしは果てから 生かされて来た 宜しく いま・ここを言祝ごう わたしに由来するもの いや そんなものはない あるのはあなたに由来する わたしである 贅言ではない 今これを読んでいるあなたなく...
この本については、わたしはまだ、「子」の章しか読んでいないので、「おすすめ本」の中に入れるのは、気が引けるが、一応、わたしなりの理由とともに、この本を取り上げることについて語ってみたい。 南方熊楠の著作は、どれも本格的な学術書であって、いわゆる、一般読者層を対象とした読み物...
長いこと使っている、パソコンなのだが、何か動作が重いとは感じていたが、こんなものかなと思い、そのままにして置いた。 それで、新しく、持ち運び用のパソコンを買ったのだが、動作がじつに素早い。エッと思い、メインのパソコンをよくよく見ると、メモリ数が4GBで、これでは遅いはずであ...
何年か前のユキヤナギです。今年も、そろそろ咲き出す頃でしょう。 この花の名は調べても、分かりませんでした。春先に咲く花です。風情が良かったので、撮りました。
聖書には、深刻な表現が多いが、その一つとして、 義人ヨブは、神から手酷い試みを受け、その理不尽な苦しみの最中に、「わたしの誕生日は呪われろ」と、ぎりぎりのことばを吐く。 自らの生まれた日を呪う、この表現は、深刻そのものであって、他の聖書以前のどの古典にも、見出せない恐るべき...
3.11死にし兄貴の誕生日鎮魂の日となるは悲しき 春めきて小鳥囀る電線か 朝冷えて昼温みたる浅き春
ニュースによると、なんでも、Microsoft社が中国からの、大規模なサイバー攻撃に遭っているらしく、そのせいもあってか、ネットの接続状況がとても悪い。 インターネットは、元々、ある箇所を攻撃されても、通信が、網のように張り巡らされているから、外からの攻撃には強いはずだが、...
日清食品は、冷凍食品のうどんのフリーズ・ドライ麺を出していてくれて、とても有り難く、よくこれを、自分風にアレンジして食べているのだが。 また、なぜ、うどんだけがフリーズ・ドライ麺なのか、不思議なのである。 スパゲッティやラーメンの麺などを、フリーズ・ドライにするのは、何か技...
色々、オリンピックのことが取り沙汰されているが、もし、首尾良く、東京オリンピックが開催されるなら、これほど感動的なオリンピックも、先ずないと言って良いものになると予想される。 人類は、かくも長期間、見えない大敵と戦ってきた、それも、一国ではなく全人類挙げてである。そうして、...
名古屋城です 秋の名古屋城です。 今は禁止されていますが、一時代前は名古屋城のお堀で、よく釣りをしたものです。わたしは鮒しか釣れませんでしたが、友達の中には、鯉や雷魚を釣る友人もいました。 尾張名古屋は城で持つと、よく言われますが、これは本当のことなので、わたしのような 名...
白いバラです。名古屋の公園内に咲いていました。 赤い月です。撮った時期は忘れました。
独断的地域点描 関西 笑いと人情の大阪 澄ました京都 オシャレな神戸 ○ 愛知県 朴訥な三河 浮薄な尾張 地場産業の瀬戸 新興地域の豊田 ○ 首都圏 東京 ザ・シティ 埼玉 ア・タウン 神奈川 ザ・タウン 千葉 ア・シティ ○ 将棋や囲碁等に...
裏側から撮った名古屋駅のツィンタワーです。このビルが建つまで、じつに長い時間が必要だったように覚えています。 紅梅です。もう、春ですね。梅はそれぞれ、色合いが違いますね。
夜の名古屋です。 撮影場所不明
公私ということが、あまり言われなくなった。ある百貨店王が言った言葉がある。 デパートは公共財たれ。 ○ 実業家たちは、ことばの人ではないから、残されたことばはじつに、少ない。 ある原油調達の達人が言ったことば、油人たれ。と。 ○ やはり、公共というものが、言...
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