ゴールドマン・サックス 欧州の監査法人を変更

FTの記事によれば、ゴールドマン・サックスは欧州部門の会計監査を担当する会計事務所を、現在のPwCから変更し、Mazarという英国で8番目の事務所に決めたらしい。欧州の規制から、PwC以外を選任する必要があったが、他のビッグ4はすでにコンサルティングを行なっているためと

英国でBig4の業務分離議論

「4大監査法人、業務の分離を」英当局が報告書 2019/4/19付 日本経済新聞 夕刊https://www.nikkei.com/article/DGKKZO43939810Z10C19A4EAF000/英国の競争当局が、監査法人についてコンサルディングの完全分離を求めるという記事。経営財務にも同じ話題の記事が記載され

有価証券報告書に継続監査期間開示

平成31年1月31日に改正された企業内容等の開示に関する内閣府令では，有価証券報告書において「監査の状況」として監査人の継続監査期間について開示することが定められた。以前に記載したように、米国における10K等では監査報告書に継続監査年数を記載する制度はすでに開始

時価の算定に関する会計基準

2019年1月18日、企業会計基準員会（ASBJ）は、「時価の算定に関する会計基準（案）」と同適用指針を公表し、4月5日までコメント募集が行われている。内容に関しては、今後読み進めたいと思うが、論点整理などではなく、いきなり会計基準案の公表となったことは、驚きを覚え

AQI

監査品質の指標(AQI)に関する研究報告が公表されたようです。イギリス、アメリカ、オランダなどの各国ではすでに導入されているとのこと。「間接的ではあるものの監査品質に関連する定量的情報であり，監査品質の向上に向けた取組について，上場会社の監査を担う監査事務所が

米国上場企業における監査継続期間の開示

米国上場企業の監査基準の変更により、年次報告書（10Kや20F）の監査報告書での監査法人の継続監査年数の開示が始まっています。日本でも、KAM（Key Audit Matter）の記載のための、監査報告書の改定に向けた監査基準が公表されていますが、継続年数を開示するという変更は盛