同棋力相手に大勝ちしたが、気分障害が続いている待った(打ち直し)だけでなく交点からズラして置くしオマケに手を論難する始末コロナ後の公民館高齢者碁会はルールやマナーの劣化が深刻で「三、四人に一人」はこんな具合だ碁会に行きたい気持ちが下がっている近頃は対局より観戦が増えている対局を断わるのだってストレスだが我慢してまで打つよりマシである困ったことに、相手を選んでいると打たずに帰る日も出てきた親しき仲にも礼儀あり
【ザル碁ヘボ碁あるある/いにしえの川柳、狂歌から】二つの地域碁会に所属していて三段ぐらいのヘボザルだった頃の話です(いまも、さほど変わりませんが)劫(コウ)が面白くなって勝負に負けても劫には勝ちたい一心で必死に劫争いをしていたところチラリ碁盤を見た某高段者から吐き捨てるように言われちゃいました「コウを争うような碁ではない」その当時は、形勢判断もやらず(できず)劫立ての数を数えずにつまりノーアイデアで碁を打っていました(碁を打っている、と言えません)相手には弱い石もなく二十目三十目も離され最後まで打ってもムダ・ムリという絶望的形勢の碁を平然と打ち続けていたのですから有段の資格は全くなし穴があったら入りたいとはこのことでしたねいまでも熱くなってしまいムリ手を連発する時にはいちど深呼吸して盤面を数え頭を下げるよ...〝中押しの碁に半目の劫を競り〟
【ザル碁ヘボ碁あるある/いにしえの川柳、狂歌から】碁盤には縦と横に19の線が引かれ361の交点が存在します原則どの交点に打っても良くボードゲームで最も複雑といわれますAIが最後まで人間の碁打ちを征服できなかった所以です碁に造詣が深かった川端康成はこんなことを語っています「碁というものは中国の哲学であるところの三六〇の陰陽――つまり天文学に関係しておこったのではないかと思います。碁盤の目は三六一、そして天体は三六〇から成っていますね。はじめは勝負事ではなかったのではないでしょうか。天文を研究する道具ではなかったのでしょうか」着点はどこでも良い、とはいえ一路違いで好手にも悪手にもなりその違いにより全く別の碁となります「たった一路違いじゃないかそんなに変わりはしないぞ」などとのたもうなかれ雑駁な碁打ちに上達なし...〝同じだと云ってしまえばそれまでよ〟
【ザル碁ヘボ碁あるある/いにしえの川柳、狂歌から】相撲にも序盤で決着が付く〝押し相撲〟あり最後までもつれる〝四つ相撲〟あり囲碁も序盤・中盤で一気に勝負が決まる〝短手数決着〟あり三百手超もの鍔迫り合いが続く〝数え碁・作り碁〟あり最初は隙間だらけの碁盤は広く石が密集してくると怪しい難戦になりホントの実力が試されますダメがつまればオイオトシやウッテガエシがあり相撲でいうウッチャリが出現しますそこで相手を撲殺すれば爽快このうえなし勝負事の光と影とはなんと残酷なのでしょうだから楽しいのです〝笊同士諦めたのがいつか生き〟
【ザル碁ヘボ碁あるある/いにしえの川柳、狂歌から】空中戦になる中盤でどう打てば良いのか全く分からなくなったらどうしますか〝一間トビに悪手なし〟という格言もあり迷ったときに役に立ちます一間飛び、大ゲイマ、それともケイマ?コスミは良さそうでもあり堅すぎるようでもあり……〝上手まっすぐ下手コスム〟という格言もありますが、下手コスも時に好手があります形だ、筋だ、といっても最後はヨミがなくては上手くいかないところに碁の難しさがあるといえましょう公開中〝♡♡の一つ覚え〟2023/05/08〝下手コスも時によりけるむずかしさ〟
【ザル碁ヘボ碁あるある/いにしえの川柳、狂歌から】ノゾキといっても〝出歯亀〟のことではありません相手の石の断点を直接切らず隣の地点から次に切るぞ、と脅かす技のことですキカシの手段ですから専門家の碁はツギではなく反発して思わぬ大変化になることが多いですわれわれの碁ではツギで悪くならないでしょうただし、何でも裏があるものでノゾキの手が悪手となることもあり返し技で形勢が一気に傾くことも多々あるのですから不思議です「ノゾかれりゃなんでもツイでる馬鹿ややつ」とか「ノゾきゃババでもヘソ隠す」(品のない三味線です)とかま、いろいろありますつまりここは手拍子で打たずに考えるべきところなのです碁の玄妙を味わうべきところと言い換えてもよろしいでしょう〝ノゾキにつがぬ馬鹿はなし〟
【ザル碁ヘボ碁あるある/いにしえの川柳、狂歌から】本稿は、所作・マナーの要素だけでなく碁技にも関係した古川柳です初手は、黒番が「右上隅」に打ちます四つの隅のどこに打ってもよさそうですがこれは「右利き」を前提にしたものですつまり相手(白番)が次に打ちやすいよう左下隅を「空けておく」ためですわたしは「左打ち」ですがこの習いに従いますAIはこんなこと気にしていない節がありますさて、布石段階では「まず隅に打つ」といっても〝常套の着点〟はそう多くはありません右上隅の星?それとも小目?いまはどちらかが主流です目外しや高目はめったにありませんが面白いので、わたしは時々打ちます初手天元もそうですAIの影響で「初手は星」が多いのですがこれは案外、変化が多くて難しいです日本棋院発行雑誌でこんな記述がありました「小目は難しいと...〝打ち出しは笊といえども小目なり〟
【ザル碁ヘボ碁あるある/いにしえの川柳、狂歌から】プロ棋士のボヤキは大別して二種類ありますほんとに困っている正直タイプ困っているフリをする策士タイプさて、あなたはどっち?あるいは、黙って打つ?口三味線も時によりけり?◇ときは昭和56年冬第5期棋聖戦七番勝負での名場面ハイライトです華麗なる技芸の藤沢秀行(大正14年6月生まれ)形を尊ぶ美学の大竹英雄(昭和17年5月生まれ)古今の大勝負という鳴り物入りで始まりました新旧最強者の激突ですが前評判は今期も挑戦者有利ところが終わってみるとあっけなく藤沢4連勝で棋聖5連覇で防衛となりました当時の観戦記を読むと激しく鳴る扇子トラブルや口三味線(ボヤキ等)の応酬等〝賑やかな対局室〟だったようです皆さん、どうお感じになりますか?「バラバラになってしまったあーあ、参り軒のおや...〝しまったと云へど内心得意なり〟
薔薇の香りを堪能したあとは公園内を散策しました平日の開園直後は熟年層がほとんど遠足の幼児・児童の集団がほどなく増え出してどんどん賑やかになります▼イサム・ノグチ、岡本太郎、カバさん、ピース、エトセトラ薔薇の名は<2023年初夏>続
大阪・万博記念公園の恒例イベント「春のローズフェスタ」です世界9カ国寄贈の「平和のバラ園」4年前に大規模リニューアルしてから年々ボリュームアップしているそうです薔薇の香りでひとときのリラックスタイムことしも無事に来ることができました★250品種2,400株、6月4日(日)まで、無料薔薇の名は<2023年初夏>
【ザル碁ヘボ碁あるある/いにしえの川柳、狂歌から】親睦の碁ならば、こうなりますカネ絡みではない素人の碁は〝愛嬌〟がないとギスギスします賞金・賞品のない自由対局なら待った・ハガシの常習者に対しては「そんなことをしてまで勝ちたいのか」と思っても心の奥におさめておきお気に召すままといたしましょうだいたいわたしはそうしています〝貸し〟が出来たのですから精神的に余裕ができるうえお返しがくるでしょうただしノーサンキューですが……「これぐらいの勝手は許してもらい同じく人にも認めてやろう」主義は決して褒められたものではありませんこんな調子が碁会にまん延するならばどんなバカげたことでもたちまち流行し低級な場となるのを覚悟せねばなりません品位を落としてまで碁を打つことはありません〝打った敵の様子でとるヘボ碁〟
【ザル碁ヘボ碁あるある/いにしえの川柳、狂歌から】相手がヘマな手を打ったとき間髪を入れずに打つ速さうかうかしていると相手が気付いてしまい〝待った〟をされちゃかないませんからね始終、碁笥に手を突っ込んでいるのは品のない所作である、と批判しましたがどっこい、こういう時に役立つというものこれも芸のうちですかね?アハハ〝見損じを見つけた時の手の早さ〟
雨の週末が続いた五月でしたが初めて抜けるような青空が広がり例会参加者の出足もまずまずです今年度2度目の新月でもありエネルギーのリセットのタイミングコロナ懸念も少し遠のきつつありいつもの顔ぶれがそろいましたマスク姿が依然として多く6回目接種も進んでいます百人碁会改め五十人碁会での出直しが滞りなく進むような予感がします!▲リアル碁に取り憑かれた皆さんばかりです、さあ愉しみましょう!願い事ひとつ/5・20例会
【ザル碁ヘボ碁あるある/いにしえの川柳、狂歌から】プロは厳禁ですがアマは時と場合によりけりこの後、どうなるかといえばふたりの人格しだいであります〝待て待たぬ喧嘩はしても碁は止めず〟となれば、とりあえず平和が保たれますこれは、あくまでも現代のおはなし封建時代の始めの頃は戦国の名残をとどめ遊興の場も殺伐としていました刃傷沙汰を扱った有名な創作物で知られる西国のある小藩に伝わる逸話では藩士同士の斬り合いに発展したとあり同様の事件は他にも散見されます碁盤の脇に大刀を置いておくものいかがなものかと思いますがいまは〝陰口という刃物〟があなたの懐を静かに突き刺します平和の時代の争いは碁盤の上だけにしたいものです所作・マナーはそのためにあります礼とは利口さの表われであり非礼は愚かさといえましょう感情を刺激せずに静かに打ち...〝待て待たぬ石の勝負が口になり〟
【高齢者ビギナーからの〝老年の練習〟】歳を重ねると歴史が好き、時代劇が好きとなってきた古いもの、変わらないものばかりこれは危ない兆候である高齢男性は〝定番脳〟である何かを変えるのが不安で不快行き付けの飲食、散髪、遊び方等々なんとなく変えない自分の選択した過去をひきずる頑固はともかく意固地に過ぎる最後一件落着の時代劇は安心して見ていられるハッピーエンドを否定しないが最後はいつもワンパターンともすれば飽きがくるこのところのデジタル社会だが日進月歩はさらに加速度的である現金払いの店が急に少なくなりスマホとカードが手元になけりゃ不便で仕方がなくなってきた怪しい電話やSMSも頻繁に来襲し〝化石人間〟には生き辛くなる一方だふと気が付けば、我が身の周辺認知の雰囲気プンプンであり口を開くと健康と病気の話ばかりこれでいいの...〝定番脳〟をぶっ壊そう
【理由を明らかにすることの大事】百人碁会の世話人を3月末をもって退いた新しい世話人会のじゃまにならぬよう余計な口出しはせず、しかしいち会員としてできることを淡々とやっていこうと思うわたしの方針は「会の存続」を第一とし碁会場確保や広報広聴に工夫を凝らし対局環境の確保に腐心した(つもりだった)が、地滑り的な退会の流れは止まらず百人碁会は3年で半減してしまった「誰にも責任はない」と言ってくれる会員がいるが半分はそうでもないと思う施策や運営手法に拙い点が多々あったからであるその総括をする機会すらなく今はひとり思うだけである会は、〝去る者は追わず来る者は拒まず〟が長年の慣習となってきたが、これはちょっと違うのではあるまいかわたしは退会理由を尋ねるようにしてきた本音かどうかは分からないものの尋ねなければ、なにも始まら...コロナ渦は人災でもある
しばらくはリアクションボタン(いいね等)を閉じますワケらしくもないワケがいくらかありますもしちょっとでも琴線に触れることがありましたら「ブログ村」等のバナーを押していただければ幸いですリアクションボタンを閉じます
【ザル碁ヘボ碁あるある/いにしえの川柳、狂歌から】碁の古川柳の白眉ですヘボ同士の気の置けない関係を一行で見事に表現していますそもそも「おい、おまえ」といえるような関係つまり何をやっても赦されるようなズブズブの間柄なんてものはそうあるものではありません「さん」付けで呼びあう浅い関係などしょせん〝知り合い〟であって〝友〟とまではいえません囲碁同好会の知り合いなら当然〝待った〟はご法度です大岡政談を描いたTVドラマでは大岡忠高(忠相の父=片岡千恵蔵)と村上源一郎(忠相配下同心=大坂志郎)のヘボ同士の縁台将棋を想い出します〝待った・待てぬ〟の他愛のない口喧嘩はこういう条件においてのみ赦されるもの碁でやり込められたときヘマをして負かされたとき悔しくてしょうがないのですがニ、三日も顔をみないと不思議に寂しくなるのです...〝碁敵は憎さもにくしなつかしさ〟
【ザル碁ヘボ碁あるある/いにしえの川柳、狂歌から】このごろは有段者でも平気で〝待った〟をするようになりました低段者(初段、二段)ばかりか高段者(五段以上)にさえもまん延するようになってはいよいよ碁の世界も末法です◇この古川柳はいつも待ったをされるので用心でお尋ねすることにしたということですおそらく、庶民にも普及した幕末あたりの湯屋の二階あるいは長屋の風景かと思われますヘボ同士の私的な遊びならこれもアリではないでしょうか古くからの気の置けない者同士であれば「反則だ」「失礼だ」といきり立つのもヤボとしたものでしょう〝それでヨイかと待った方駄目を入れ〟
【ザル碁ヘボ碁あるある/いにしえの川柳、狂歌から】いまどきこんな人は少なくなりましたが過去の社会的地位や成功体験を引きずって趣味の場でもエラソーな態度を露骨に取るヒトが稀にいます自慢するほど強くはなくざっと見渡すと三段、四段クラスに多いような気がします自分より段級位が少し低い碁打ちを選んで集中的にカモにしていますが、そうやっていると当然のことながら、相手は不快になりやがて対局相手が少なくなっていきます周囲に不穏な空気が流れてしまいやがて本人が退会していくのが常です頼まれてもないのに憎まれ口をきいたり平気で〝待った・ハガシ〟をしたりで陰口の対象となることが多く嫌われていることに気付かぬ?は本人ばかりか――◇たとえば総会のように一定数が集まる場で誰が何をどう話すかでそのヒトがなんたるかが分かりますヒトの話をよ...〝威張るほど考への軽いものと知れ〟
【ことしの例会はちょっと勝ち過ぎ、反省】今月の週末は雨模様で碁会は人もまばら同じ人と打つことが多く久々に6局をこなしました今年は2月末に復帰してこれまで31局打ち24勝7敗です勝率7割7分4厘コロナ3年が過ぎ高段者が少なくなり置かせ碁<ハンディ戦>がほとんど決して手加減はしませんが解説しながら打つこともあります対級位者にはやさしく初二段には少し厳しめにを心掛けていますが、これがなかなか思惑通りにいきません対級位者には1目2目の勝ち、あるいは負けがよろしいのですが、意に反して大勝ちしてしまうこともしばしば特に死活が曖昧な5級前後では相手が自滅してしまうことがままありますこの辺、修行が足りないのかもしれません〝御相手の碁に勝ちそうで考える〟
【ザル碁ヘボ碁あるある/いにしえの川柳、狂歌から】地域同好会の例会の様子を撮っていると小一時間の対局時間のうちに碁笥のなか手を突っ込んだままのヒトが多くあとから写真を見るとビックリポンなんと8割以上もいますさらにその中で碁石をかき混ぜている人いわゆる「石ジャラ」がいます正直やかましいですほかにも碁笥や碁盤にコンコン打ち付けているヒト指で石をクルクル回しているヒトなくて七癖、いろんなクセがありますね本人にとっては、これがルーティーンでやめられないのでしょうが、ちょっと迷惑です片や打つ直前におもむろに石をつまむのが本来あるべき作法ですが、残念なことに、アマでは少数派敬意を払うべき品格ある碁打ちです◇早打ち自体は悪いことではありませんむしろムダな長考よりはよろしい頭の回路がよくつながっていると案外パッパッと打て...〝早打ちの癖がとれたら笊でなし〟
【ザル碁ヘボ碁あるある/いにしえの川柳、狂歌から】白が打ってきたらそこばかり見ている人がいます白はあっちに打ったと思えばこっちに打ち、そっちに打ちます相手に振り回されるだけで自分がどう打ちたいかは二の次これでは、自分がありません〝従者の碁〟ではありませんか特に、黒を持てばストーリーを作り局面を主導できるはずです一手ごとに局面を見渡し全体と部分を見比べてみましょうもっと大きい場所があるかもしれません〝石音のしないところに目を向けよ〟という碁の格言もあります常に大局的着手を選ぶためのコツのようなものですそれには、碁笥(碁石の入れ物)にいつもいつも手を突っ込んで相手が打ったらすぐに打つ、という悪癖から直しましょうそのうえで自分の石数の少ないところや自分も相手も生きていないところが次に打つべき着点だ、と自身に言い...〝白石についでばかりいるヘボ碁かな〟
【ザル碁ヘボ碁あるある/いにしえの川柳、狂歌から】相手は下手(ヘタとも読みますね)上手なら上から目線でイヤミですし同格ならそれこそ険悪な感じです口三味線のなかでも品のない部類ですね軽口はわざわいのもと心のなかにトドメておきましょう〝考へて打てと下手に云うは無理〟という囲碁川柳もあります上手の小言の定番ですが下手としちゃ精一杯なんですからやさしく教えて差し上げるのが品があるような気がしますちょっとだけ負けてあげるとなおよろしいそれができれば正真正銘の高段者でしょうただし、ちかごろ滅多にお目に掛かれません地域同好会なら、こうありたいものです〝ヘタの考え休むに似たり〟
【ザル碁ヘボ碁あるある/いにしえの川柳、狂歌から】口三味線に馬鹿の一つ覚えというのがあります対局の相手に「ナントカの一つ覚えをやってきた」などとイヤミをいわれちゃせっかくの愉しみの時間も台無しですよね「ツケノビ定石は定石入門の第一課です」と某九段が書いてましたがそれって誰が決めたのでしょうか?そもそもそんな難しいことを最初に教えるから上達が遅れるのだと、わたしなど思うのです(わたし個人の感想です)ツケノビ定石を覚えたらそればかり打つのは当然であってそれが悪いのではありませんそれより普及活動や指導方針の是非を今一度考えないといけないと、わたしなど思うのです◇碁は難しいです碁の神様からみるとプロはそれなりアマは笊(ざる)あるいはヘボたとえ〝高段者〟でも――(今日的価値観からすると馬鹿は言い過ぎでしょうが作品の...〝♡♡の一つ覚え〟
【三密という言葉は死語になったのかしらん?】コロナ収束気配のため街は凄い人出になりましたわたしはマスク付けて屋外会場を〝つまみ食い〟〝喉元過ぎれば熱さを忘れる〟?ひとはひと、自分は自分です先月末、6回目の接種券が届きましたが打っておこうか、見送ろうか、と考え中慎重に過ぎるのでしょうか、それとも……あまりにも現在に生きる軽はずみなヒトあまりにも未来に生きる苦労性で小心なヒト厳密に正しい節度を守るヒトは滅多にいません◇「ある者は明日に他の者は来月にさらに他の者は十年先に希望をかけている誰一人として今日に生きようとする者がいない」ジャン=ジャック・ルソー街は浮かれている?けれど
【あなたが有段者なら、ツケをオススメします】わたしが黒を持ったらaと打つでしょうね図は「ツケノビ定石」のひとつですが黒石が「9の四」で辺の星より一路左に寄っていますね「二間幅の四線」でほどよい攻めの着点です白8が「アキ三角」の愚形で外に脱出しなければならず黒が一本取ったカタチです黒は左辺が雄大ですし上辺にも地が期待できます◇黒cはオススメできません白8が「5の八」でなく「5の九」のトビで脱出できます上辺にできる黒地が小さいのも気に入りません◇なお、ツケノビ定石はほかにも変化が多くAI出現で、さらにややこしくなりとても基本定石だけで対処できません級位の皆さんは相手の石にクッツケないでスッと中央に頭を出すほうが勝ちにつながりやすいと思います「身の丈にあった手」を試し「プロの打ち方」を試しいろいろやってみましょ...初段突破の秘策17
【あなたが級位者なら、オススメしたいのはこれ】黒番は、bを選択中央にアタマをスッと出します無難な打ち方ですねでも「封鎖されない」のは大事なことです白のふたつの石を分断していますこれが大きい白2で三々に入ってきたら左辺が広くなるように黒3と押え、黒5まで厚くなって立派な姿になります白は左上に10目ほど地が出来ますが碁盤全体を見ると黒が雄大です◇なお、黒1はいいのですが白2と三々に入られたとしても「黒3と押えなきゃいけない」というものでもありません(と思います)ここは互いに手を抜いても全滅することはないのですから右下隅当たりに目を向けてもそれはそれでやれそうです上手の打った近くに打たねばならないということはありませんいや、手抜きできそうなら手抜きしてしましょう手抜きして、ちょっと損しても他の大きな場所に先着で...初段突破の秘策16
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同棋力相手に大勝ちしたが、気分障害が続いている待った(打ち直し)だけでなく交点からズラして置くしオマケに手を論難する始末コロナ後の公民館高齢者碁会はルールやマナーの劣化が深刻で「三、四人に一人」はこんな具合だ碁会に行きたい気持ちが下がっている近頃は対局より観戦が増えている対局を断わるのだってストレスだが我慢してまで打つよりマシである困ったことに、相手を選んでいると打たずに帰る日も出てきた親しき仲にも礼儀あり
このごろは置かせ碁ばかりで碁会参加意欲が下がっている試しに「逆コミ」で打ってみたまず6級さんに「先番で逆コミ100目」を提案すると二つ返事である序盤は上手に打っている中盤から怪しくなり終盤は大半の石が死に150目ほど勝ってしまう次に初段さんに「先番で逆コミ50目」でスタートしたところとても勝てそうにない雰囲気ところが中盤で死活問題が起きねじり合いで難戦になるそこは相手も段持ち取れるはずの大石をコウ絡みの末に二眼生きを許し数えて黒20目、白68目2目負けになってしまうどちらの碁も終盤力がポイントだった相手も私も死活が弱い碁は戦いと囲い合いの岐路が難しすぎる戦闘力を磨こう
新年度に入ってまもなく昨春に入会したМさん(6級)から電話があり、退会の届けがあった私は既に世話役を降りているので「いまの班長か代表世話人に連絡されてはどうですか?」と伝えた「電話番号を知らない」というので、お教えしたが、翌日に世話役らに確認すると本人からの連絡はなかったといういずれもどんな人だったか記憶になかった念のため退会理由を聴いたが「いろいろやることができたから」と、言葉を濁された要するにつまらんかったということだ最初、何度か九子局で打ったがその後、級位者同士で対局する姿をほとんど見なかった最近は観戦ばかりだったこういう人もいるまた一人が退会した
アマの段級位制度は置石の数を調整して棋力差があっても互いに楽しめるよう工夫した発明である置石一つのハンディは12目くらいの利得らしい昇格基準は、といえば私は「3勝1敗ペース」が妥当少なくとも「2勝1敗ペース」が最低ラインだと思うただし有段者には点数制度を導入したり所作・マナー要素を加減したりしハードルを高めても良いと思っている緊張感があって然るべきではないか「段持ち」とはそういうものである2023年度のリーグ戦から唐突に高段、有段、級位に昇格基準の勝率に差を付け始めた理由説明がなく理解に苦しんだが棋力下位者の繋ぎ止めが狙いらしい新年度はさらに踏み込んで級位者は五割五分で昇級という〝大甘認定〟が検討されている実力が伴わない昇格は本人のためにならない一つ上がって全く勝てなくなるなんてことが容易に予想されやがて...昇格基準とは何か
対局にも総会にもルールとマナーがある今回のロングラン総会で何度も何度も注意されても石音と私語が止まなかったもっともらしい発言をしてもちゃんとできない人がいる本人は自覚していないらしい足元が昏いとはこのことであるルールとマナーを守れ
第33回総会が開かれた会員総数42人、出席者33人2024年度の世話人会は3人代表、会計、事務局が各1班長6人という新体制である従来の〝シャンシャン総会〟でなく玉石混交の意見続出で一時間ほどのロングランだったが、これはこれで良い傾向と思う総会で白黒付ける必要はなく議論を踏まえて、世話人会が今後具体の施策を決めたらよろしい会則に明記していないモノゴトは世話人会の専権事項なのだから特筆すべきは活動計画案に「ルール・マナーの向上」が盛り込まれた点である言わぬもがなではあるが曖昧放置されできただけに正直驚きだった特に一部有段者に対する〝釘を刺す〟効果があろう新世話人会を強く支持したい!あえて「全会員に告ぐ」
勉強熱心な6級さんに「どんな囲碁本を買えば良いですか?」尋ねられましたブログの過去記事を読んでもらえば良いのですが「詰碁、手筋の簡単な問題集」をスマホ検索してオススメしました「手筋ってなんですか?」と質問されました「そっからか?」と思いましたが「碁を打つ技術です囲碁そのものと言えます」と答えておきましたでも、その前に「囲碁の入門書」を購入することをオススメします所作・マナーがなってなければ相手も自分もハッピーにならない有段者になってからそういう思いを強くしていますルーズな人と我慢してまで打つのはとても苦痛ですから良書は師匠にまさる
碁石を初めて触り30級平均棋力の5級までいけば上級(3〜1級)が見えてくるここで足踏みするか初段、三段、五段へと伸びていくかは本人次第である悪いクセを直すこれができないなら勝率六割六分ペースで昇格曲線に乗るワケがないじゃ、悪いクセとは何か?高段者と打って指摘を受けるより手はないのではあるまいか〝万年級位〟から脱する方法
明らかに大差の碁だからといって投げなくてはならないワケではないどこかに落とし穴が潜んでいて大ポカで大逆転となる可能性がゼロじゃないと思えば粘りに粘ればよいところがである駄目詰めまで終わってさて整地という段になりいきなり石を崩す人がいるこれが何故いけないか相手がどんなに気分を害するか冷静に考えてみると分かるはずである「負かされたうえ整地をさせられ負けを数量的に確認させられ傷口に塩を塗られるのは我慢ならん」という人がいるたしかにそれも分からなくもないが明らかな勝ち碁を黙って付き合う身にもなってみてほしい所作・マナーとはそういうものである勝ち負け以前に覚えることはいろいろある有段者とはどういうものかというお話駄目詰めまでして石を崩す
私が白番の時交点に置くたび白石をチョンチョンと触り位置を整えるクセの高段者がいたそうするものかと思い別の碁会でマネをして黒石を触ると怒り出す人がいた相手の石に触れるのは殺した石を取り上げる時と整地する時と、この時に知った一番困るのは故意に?交点に置かず相手の様子を伺って着点を決めようとする人心理戦のようだが、次第にバカにされている気持ちになるいちいち、ここですか?と問うのもストレスがたまる長年我慢していたが対局をお断りするのがよいと思うようになった二度、三度断れば不愉快そうだがやむを得ないこんなに気を使うのもまた辛いものだだいたいこういう人は打ち直しもやるしょせん遊びだから堅苦しいことを言うなというタイプいろんな人がいるものだ相手の石に触らない
碁はとどのつまり勝ち負けだが四千年の伝統で培われた所作・マナーの約束事があるそうしなければならないとは言えないものの無自覚にやらかす相手だと気持ちよく打ちきれない級位者には諭せばいいが有段者に鈴をつけかたい碁会所なら御法度の行為を放置しているのが同好会であるここに手をつけない限り語ることなく退会していく人はとめられないだろう不味いモノを食わされもう一度行こうとは誰も思わなくなるのと同じ対局を二度、三度断れば察して改めてほしいものだ昨日、次期代表世話人とたまたま道で出会ったそういう話をしておいた嫌気が差す行為
全会員43人の総当たり戦下期リーグ戦が終わった規定打席十局超が36人となり大会協力者賞として千円商品カードが次回例会で支給される初の試みは成功したと言えよう優勝は新人のT初段22勝2敗で勝率九割超圧倒的成績である本人は奥ゆかしく辞退を申し出ているがそれは不要である3級位で申請した彼を試験して初段と認定したのは私だが、三段かな?と内心思っていた棋力はもちろんだが所作・マナーが素晴らしいこれから対局申し込みが相次ぐだろう引きずられて有段者のレベルが向上するのを期待したいフェアプレー讃歌
国有放送発行の囲碁テキストによると段級位認定の目安として初段は「有段者としてのマナーを備えている」とあったリーグ戦の好成績により初めて入段する人はこの機会におさらいしておいてほしいもう、知らなかったじゃすまないから初段になったからには
同好会の後期リーグ戦は会員四十人余人の総当たり戦初めての試みとなる次の例会が最終日となるがこれまでの私の成績は20人と対局して10勝10敗入会して初めて負け越しの可能性も出てきた初戦は6級さんに11子置かせ20目近く負けたその日はボロボロで3連敗スタートその後も調子は上がらず置かせ碁は〝指導碁〟で相手のうっかりミスは打ち直してもらいやっぱり負けたやが五段〜三段に勝ち始め星を戻し始めたのは終盤戦に入る頃だった私は有段者の待ったは許さないものの5子局の初段あたりまでなら相手のポカの類について「打ち直してください」をアリ、としたただし勝ち負けにかかわらず局後の感想戦は必ずやった「初段止まりの手を打つな」が狙いであり手強い人が増えないと私が困るのであるずいぶん負けた
【碁の基本のキ】Aさんの言い分「(相手の)打った石が交点からズレていてちゃんと直してやっただけなのに」Bさんの言い分「自分が打った石を断りもなく勝手に触るな」トラブルの原因になります碁石は交点に置きましょうズレたら自分で直しましょう碁盤に碁石を強く打ち付けたり慌てて打とうとして落としたりし配石バラバラ事件が起きないように日頃から気をつけましょう自戒を込めて……一路違いは大違い
3級位のNさんが打ちながら自らの一手を評してつぶやいている「うーん、形が悪い」碁は「読み」が大切と言われますが「形」がより大切です簡単に石を取られなくなり惨敗、逆転負けが減ります勝負事は攻めばかりに目が行きますが守りを固めずして攻めて逆に大石を取られることがよくありますプロも簡単な詰碁や死活を普段から勉強して感覚を磨いています自分で発明した手を自由に打つのはアマの特権ですが初段、三段、五段を目指すには道遠しと言わざるを得ません「うーん、形が悪い」
【奉仕であって義務じゃない】趣味は仕事ではない同好会の会則のうち会費支払いと会場予約さえちゃんとやればそれでいいそれ以外できないことはやらなくてよい「責任」「無責任」を口にしないようにしよう誰だってできる時もあればできない時もある「無責任」を禁句としよう
5子以上の置かせ碁で最初から四隅を取るべく地を囲う手ばかり打つ人がいる依田紀基九段いわく「初段どまりの人と五段になれる人の分かれ道は『石を取る、捨てる』を正しく判断できるかどうか最善の手筋が打てるか打てないかにある」また「取れる石を確実に取れるようになれば有段者であり捨てるべき石を的確に捨て最善のサバキが打てるのが高段者である」たくさん置いた碁で何を考えていますか?勝ち負けにこだわらず戦って打ってますか?初段どまりの手を打つな
ワクワク感が薄れてきたのは実力以上に段位が上がって壁にぶち当たっているからである碁は初段、三段当たりが一番面白い、と言わるがなるほどと思う段級位制度は上がっても下がらないプロもアマもここに問題がある数年に一度は点数制度で調整するのが良いと私は思っている会則には書かず時の世話人会が期間限定で実施するこうすれば緊張感も生まれよう時には点数制度を
同好会の退会者が増えたのはコロナ禍が引き金だったがワクワク感の欠如が主因だろう碁会にふらり顔を出したくさんのヒトの中から今日は誰と打とうかと思い一局をじっくり楽しむこういう環境がなかなか戻らなくなりいまがある週末が待ち遠しいと思える人が増えればと願うばかりであるワクワク感が足りない
同棋力相手に大勝ちしたが、気分障害が続いている待った(打ち直し)だけでなく交点からズラして置くしオマケに手を論難する始末コロナ後の公民館高齢者碁会はルールやマナーの劣化が深刻で「三、四人に一人」はこんな具合だ碁会に行きたい気持ちが下がっている近頃は対局より観戦が増えている対局を断わるのだってストレスだが我慢してまで打つよりマシである困ったことに、相手を選んでいると打たずに帰る日も出てきた親しき仲にも礼儀あり
このごろは置かせ碁ばかりで碁会参加意欲が下がっている試しに「逆コミ」で打ってみたまず6級さんに「先番で逆コミ100目」を提案すると二つ返事である序盤は上手に打っている中盤から怪しくなり終盤は大半の石が死に150目ほど勝ってしまう次に初段さんに「先番で逆コミ50目」でスタートしたところとても勝てそうにない雰囲気ところが中盤で死活問題が起きねじり合いで難戦になるそこは相手も段持ち取れるはずの大石をコウ絡みの末に二眼生きを許し数えて黒20目、白68目2目負けになってしまうどちらの碁も終盤力がポイントだった相手も私も死活が弱い碁は戦いと囲い合いの岐路が難しすぎる戦闘力を磨こう
新年度に入ってまもなく昨春に入会したМさん(6級)から電話があり、退会の届けがあった私は既に世話役を降りているので「いまの班長か代表世話人に連絡されてはどうですか?」と伝えた「電話番号を知らない」というので、お教えしたが、翌日に世話役らに確認すると本人からの連絡はなかったといういずれもどんな人だったか記憶になかった念のため退会理由を聴いたが「いろいろやることができたから」と、言葉を濁された要するにつまらんかったということだ最初、何度か九子局で打ったがその後、級位者同士で対局する姿をほとんど見なかった最近は観戦ばかりだったこういう人もいるまた一人が退会した
アマの段級位制度は置石の数を調整して棋力差があっても互いに楽しめるよう工夫した発明である置石一つのハンディは12目くらいの利得らしい昇格基準は、といえば私は「3勝1敗ペース」が妥当少なくとも「2勝1敗ペース」が最低ラインだと思うただし有段者には点数制度を導入したり所作・マナー要素を加減したりしハードルを高めても良いと思っている緊張感があって然るべきではないか「段持ち」とはそういうものである2023年度のリーグ戦から唐突に高段、有段、級位に昇格基準の勝率に差を付け始めた理由説明がなく理解に苦しんだが棋力下位者の繋ぎ止めが狙いらしい新年度はさらに踏み込んで級位者は五割五分で昇級という〝大甘認定〟が検討されている実力が伴わない昇格は本人のためにならない一つ上がって全く勝てなくなるなんてことが容易に予想されやがて...昇格基準とは何か
対局にも総会にもルールとマナーがある今回のロングラン総会で何度も何度も注意されても石音と私語が止まなかったもっともらしい発言をしてもちゃんとできない人がいる本人は自覚していないらしい足元が昏いとはこのことであるルールとマナーを守れ
第33回総会が開かれた会員総数42人、出席者33人2024年度の世話人会は3人代表、会計、事務局が各1班長6人という新体制である従来の〝シャンシャン総会〟でなく玉石混交の意見続出で一時間ほどのロングランだったが、これはこれで良い傾向と思う総会で白黒付ける必要はなく議論を踏まえて、世話人会が今後具体の施策を決めたらよろしい会則に明記していないモノゴトは世話人会の専権事項なのだから特筆すべきは活動計画案に「ルール・マナーの向上」が盛り込まれた点である言わぬもがなではあるが曖昧放置されできただけに正直驚きだった特に一部有段者に対する〝釘を刺す〟効果があろう新世話人会を強く支持したい!あえて「全会員に告ぐ」
勉強熱心な6級さんに「どんな囲碁本を買えば良いですか?」尋ねられましたブログの過去記事を読んでもらえば良いのですが「詰碁、手筋の簡単な問題集」をスマホ検索してオススメしました「手筋ってなんですか?」と質問されました「そっからか?」と思いましたが「碁を打つ技術です囲碁そのものと言えます」と答えておきましたでも、その前に「囲碁の入門書」を購入することをオススメします所作・マナーがなってなければ相手も自分もハッピーにならない有段者になってからそういう思いを強くしていますルーズな人と我慢してまで打つのはとても苦痛ですから良書は師匠にまさる
碁石を初めて触り30級平均棋力の5級までいけば上級(3〜1級)が見えてくるここで足踏みするか初段、三段、五段へと伸びていくかは本人次第である悪いクセを直すこれができないなら勝率六割六分ペースで昇格曲線に乗るワケがないじゃ、悪いクセとは何か?高段者と打って指摘を受けるより手はないのではあるまいか〝万年級位〟から脱する方法
明らかに大差の碁だからといって投げなくてはならないワケではないどこかに落とし穴が潜んでいて大ポカで大逆転となる可能性がゼロじゃないと思えば粘りに粘ればよいところがである駄目詰めまで終わってさて整地という段になりいきなり石を崩す人がいるこれが何故いけないか相手がどんなに気分を害するか冷静に考えてみると分かるはずである「負かされたうえ整地をさせられ負けを数量的に確認させられ傷口に塩を塗られるのは我慢ならん」という人がいるたしかにそれも分からなくもないが明らかな勝ち碁を黙って付き合う身にもなってみてほしい所作・マナーとはそういうものである勝ち負け以前に覚えることはいろいろある有段者とはどういうものかというお話駄目詰めまでして石を崩す
私が白番の時交点に置くたび白石をチョンチョンと触り位置を整えるクセの高段者がいたそうするものかと思い別の碁会でマネをして黒石を触ると怒り出す人がいた相手の石に触れるのは殺した石を取り上げる時と整地する時と、この時に知った一番困るのは故意に?交点に置かず相手の様子を伺って着点を決めようとする人心理戦のようだが、次第にバカにされている気持ちになるいちいち、ここですか?と問うのもストレスがたまる長年我慢していたが対局をお断りするのがよいと思うようになった二度、三度断れば不愉快そうだがやむを得ないこんなに気を使うのもまた辛いものだだいたいこういう人は打ち直しもやるしょせん遊びだから堅苦しいことを言うなというタイプいろんな人がいるものだ相手の石に触らない
碁はとどのつまり勝ち負けだが四千年の伝統で培われた所作・マナーの約束事があるそうしなければならないとは言えないものの無自覚にやらかす相手だと気持ちよく打ちきれない級位者には諭せばいいが有段者に鈴をつけかたい碁会所なら御法度の行為を放置しているのが同好会であるここに手をつけない限り語ることなく退会していく人はとめられないだろう不味いモノを食わされもう一度行こうとは誰も思わなくなるのと同じ対局を二度、三度断れば察して改めてほしいものだ昨日、次期代表世話人とたまたま道で出会ったそういう話をしておいた嫌気が差す行為
全会員43人の総当たり戦下期リーグ戦が終わった規定打席十局超が36人となり大会協力者賞として千円商品カードが次回例会で支給される初の試みは成功したと言えよう優勝は新人のT初段22勝2敗で勝率九割超圧倒的成績である本人は奥ゆかしく辞退を申し出ているがそれは不要である3級位で申請した彼を試験して初段と認定したのは私だが、三段かな?と内心思っていた棋力はもちろんだが所作・マナーが素晴らしいこれから対局申し込みが相次ぐだろう引きずられて有段者のレベルが向上するのを期待したいフェアプレー讃歌
国有放送発行の囲碁テキストによると段級位認定の目安として初段は「有段者としてのマナーを備えている」とあったリーグ戦の好成績により初めて入段する人はこの機会におさらいしておいてほしいもう、知らなかったじゃすまないから初段になったからには
同好会の後期リーグ戦は会員四十人余人の総当たり戦初めての試みとなる次の例会が最終日となるがこれまでの私の成績は20人と対局して10勝10敗入会して初めて負け越しの可能性も出てきた初戦は6級さんに11子置かせ20目近く負けたその日はボロボロで3連敗スタートその後も調子は上がらず置かせ碁は〝指導碁〟で相手のうっかりミスは打ち直してもらいやっぱり負けたやが五段〜三段に勝ち始め星を戻し始めたのは終盤戦に入る頃だった私は有段者の待ったは許さないものの5子局の初段あたりまでなら相手のポカの類について「打ち直してください」をアリ、としたただし勝ち負けにかかわらず局後の感想戦は必ずやった「初段止まりの手を打つな」が狙いであり手強い人が増えないと私が困るのであるずいぶん負けた
【碁の基本のキ】Aさんの言い分「(相手の)打った石が交点からズレていてちゃんと直してやっただけなのに」Bさんの言い分「自分が打った石を断りもなく勝手に触るな」トラブルの原因になります碁石は交点に置きましょうズレたら自分で直しましょう碁盤に碁石を強く打ち付けたり慌てて打とうとして落としたりし配石バラバラ事件が起きないように日頃から気をつけましょう自戒を込めて……一路違いは大違い
3級位のNさんが打ちながら自らの一手を評してつぶやいている「うーん、形が悪い」碁は「読み」が大切と言われますが「形」がより大切です簡単に石を取られなくなり惨敗、逆転負けが減ります勝負事は攻めばかりに目が行きますが守りを固めずして攻めて逆に大石を取られることがよくありますプロも簡単な詰碁や死活を普段から勉強して感覚を磨いています自分で発明した手を自由に打つのはアマの特権ですが初段、三段、五段を目指すには道遠しと言わざるを得ません「うーん、形が悪い」
【奉仕であって義務じゃない】趣味は仕事ではない同好会の会則のうち会費支払いと会場予約さえちゃんとやればそれでいいそれ以外できないことはやらなくてよい「責任」「無責任」を口にしないようにしよう誰だってできる時もあればできない時もある「無責任」を禁句としよう
5子以上の置かせ碁で最初から四隅を取るべく地を囲う手ばかり打つ人がいる依田紀基九段いわく「初段どまりの人と五段になれる人の分かれ道は『石を取る、捨てる』を正しく判断できるかどうか最善の手筋が打てるか打てないかにある」また「取れる石を確実に取れるようになれば有段者であり捨てるべき石を的確に捨て最善のサバキが打てるのが高段者である」たくさん置いた碁で何を考えていますか?勝ち負けにこだわらず戦って打ってますか?初段どまりの手を打つな
ワクワク感が薄れてきたのは実力以上に段位が上がって壁にぶち当たっているからである碁は初段、三段当たりが一番面白い、と言わるがなるほどと思う段級位制度は上がっても下がらないプロもアマもここに問題がある数年に一度は点数制度で調整するのが良いと私は思っている会則には書かず時の世話人会が期間限定で実施するこうすれば緊張感も生まれよう時には点数制度を
同好会の退会者が増えたのはコロナ禍が引き金だったがワクワク感の欠如が主因だろう碁会にふらり顔を出したくさんのヒトの中から今日は誰と打とうかと思い一局をじっくり楽しむこういう環境がなかなか戻らなくなりいまがある週末が待ち遠しいと思える人が増えればと願うばかりであるワクワク感が足りない