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2019/01/15

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  • Fieldwork720. フィリピンはカフェが少ない

    マニラからブラカンに戻ってから、午後遅くの光が綺麗だった。ならばブラカンのカフェに出かけてみよう。NIKKAの家からだとトライシクルで20ペソ、徒歩だと15分の距離だ。3軒ほどの屋台が並ぶ空きスペースを少し入るとブラカンで数えるほど少ないカフェの一つがある。概してフィリピンではカフェが大変少ない。ある旅行誌によればフィリピン人は大の珈琲好きと書かれてあったが、それは限られた一部の人々や地域だけだと思われ、概して珈琲を飲む習慣はない。それより屋台の方が安いからというのもあるだろう。それに味覚の違いがある。すくなくとも日本の珈琲で彼らが飲むのはMiloかネスカフェだ。甘くないと飲まないのである。だから日本の珈琲豆など苦くて飲まない。カフェのメニューをみるとわかるが、僅かに小さく書かれてあるところに珈琲があるが...Fieldwork720.フィリピンはカフェが少ない

  • Fieldwork719. カフェの帰りに光が綺麗だった

    この画像は、iPhon13proで撮影している。指でポンとズーミングするだけだ。ここまで映ると一体あの高価な交換レンズを要するデジタル一眼レフはなんだったか。もちろんデジタル一眼レフの画像は綺麗だけど、大きく重たく高価で、いざという時すぐに使えない。スマホカメラならば人物を撮影しても黒い肌は白く美人に映り、雲は光り輝くように映り、逆光も、そして昼でも夜でも操作をすることなく撮影でき、動画も簡単に撮れ、歪曲収差はソフトが補正する。ブログラムの力が機材のハード仕様より優先される。もはや機材の仕様やレンズの性能は関係なく、全てがプログラムに依存している。そうカメラという概念が変わってしまった。それでいて撮影機会は飛躍的に増えた。ただ日本のカメラのスペックが不要になっただけである。静止画は動画から切り出せばよく、...Fieldwork719.カフェの帰りに光が綺麗だった

  • Fieldwork718. DAMPAマーケットへ

    コパカバーナホテルから、1km位の所にDANPAマーケットがある。約100mにも満たない道の左側に鮮魚店や八百屋が建ち並び、右側にレストランが建ち並ぶ。つまり市場で食材を調達し、対面のレストランで調理してもらって食べるか、テイクアウトにすることができる。早速下僕と一緒にトライシクルで出かけた。先ず鮮魚店か。蟹と牡蠣のリクエストだったのでそれぞれ1kgずつを調達し、30ペソの値引きをさせて950ペソ。そしてレストランで調理してもらい、ご飯を買い付け、テイクアウトのタッパウェア風に入れてもらい800ペソ。それが安いかどうかはわからないが、先ずはトライである。朝、昼、晩は、ここに通いたいとする場外市場的な見方もあるが、そもそも鮮魚が1kg単位の販売だから、大人数で押しかけて食材を調達し食する宴会風の利用ではなか...Fieldwork718.DAMPAマーケットへ

  • Fieldwork717. 日本の食料品店へ

    フィリピンの主食は、日本同様に米だ。だがパサパサのご飯であり、これにアドボや魚や野菜の煮物がおかずならば上等だが、調理するめが面倒なときは、なんとケンタッキーのフライドチキンだ。ご飯にフライドチキンなんて日本では食べない組み合わせだが、フィリピンでは当たり前のように食べる。そもそもフィリピンの人気店ジョリビーでさえフライドチキンに、ご飯が標準メニューだ。そうなると日本人はご飯が食べずらい。せめて丸美屋のふりかけ位欲しい。私のように考えるフィリピン滞在の日本人がいるはずだ。ならばふりかけもあるだろう。マップ検索するとコパカバーナホテルから20分程歩いたところに日本の食料品店ASUKAがある。いかにもイージーな名前の店で期待薄だが出かけてみよう。そんな酔狂な提案にのる輩はいないから、一人ででかけた。大通りをP...Fieldwork717.日本の食料品店へ

  • Fieldwork716. モール・オブ・アジアへ

    コパカバーナホテルから歩ける距離にあるSMモール・オブ・アジアへ出かけた。町中工事だらけであり、炎天下を遠回りさせられるぐらいならば、やはりホテル送迎用ワゴンを200ペソで使うほかない。Wikの解説では、世界のショッピングモール床面積ランキングでは3位、商業施設面積589,891m²、設計はARQUITECTONICとある。アメリカンデザインだから万事大雑把で、モールのデザインなんかジョン・ジャーディのコピーみたいだ。どうせならばより良くコピーすればよいのに、実に雑把なコピーデザイン。どうせ商業施設なんだからファサードはショップのデザインで決まるさ、と割り切りがよすぎる。アーキテクトニカはアメリカの大手設計事務所だろう。日本でいえば日建設計か・・・。概してアメリカの建築デザインは、コンセプチュアルであり、...Fieldwork716.モール・オブ・アジアへ

  • Fieldwork715. MANIRA sunset&thunder

    今日から、マニラのコパカバーナホテルに4泊する3人の珍道中の始まりだ。夕方ブラカンを出発したが、既にスコールに見舞われている。以後毎日のようにスコールがやってくる。それも時間は決まっていない。このホテルは都心のホテルにしては古い方だが、レストランに面して小さなプールがあり、少しリゾートホテルのような設えになっている。それにキッチン付きの部屋でも安い。朝早く眼が覚めて部屋で悶々としているよりは、プールサイドで日本へチャットを送ったり、金融市場をみたり、世界のニュースをみたりと、朝飯前のお腹がすいた時間を過ごすのに調度よい。思うに、こうした持て余した時間を過ごせる屋外の空間がホテルに不可欠だ。それがカフェでは人が多くて煩わしい。やはりプールサイドのデッキチェアに寝そべっている時、朝の風が通り抜けて心地よいのだ...Fieldwork715.MANIRAsunset&thunder

  • Fieldwork714. ブラカンというところ

    ブラカンという場所を私が最初に意識したのは、日本地理学会の論文だった。ブラカンというのは州の名前であり、街の名前である。といって街は小さい。むしろ州内のマロロスの街が大きい。ブラカンには、幾つかの河川があること、そして海に近いために低湿地帯であること。だから河川の水がオーバーフローし、雨期は、ほぼ毎日住宅地を浸水させてくれる。それも床下浸水で留まっている。今のところはだが・・・。古来からのフィリピンの民家をみると、木造で4本の柱を立てて高床式の構造になっている。今はコンクリート造で床のレベルを上げている。といって環境の変化を考慮すると、私はこれから床上浸水もあるだろうと推測している。NIKKAのアパートからは、ブラカンの街まで歩いて行くことができる。そこにはセブンイレブンもあり、まあなんとか生活必需品は手...Fieldwork714.ブラカンというところ

  • Fieldwork713. お前一寸飲んでゆけ!

    今回は、動画を撮影する意欲がない。ならば静止画でゆこう。iPhon13proがデジカメと同じ仕様であり、いつもポケットにはいっているので、すぐに使える。すぐに使えると言うことが重要機能だが、日本のカメラメーカーは、それを忘れてしまったのでスマホに市場を取られてしまった。後になったら廃盤の道しかない。NIKKAのアパートの玄関の近くに唯一小さなテラスを構えるルーイとは、朝いつも挨拶を交わす。そしてテラスで朝から酒宴に呼ばれる。食べろというので酒の肴のベジタブルとやらをつまむ。ビリッとワサビの味がして美味しいではないか。酒はサンミゲル・ジンのオンザロックか。安そうな酒だけど飲みやすい。まあ焼酎の部類だろう。フィリピンでは、一般に招待する側はゲストに負担をかけないのが昔からのルールだ。だから受け取らないだろうと...Fieldwork713.お前一寸飲んでゆけ!

  • Fieldwork712. NIKKA TRIP BALAGTASの先へ・・・

    この土地の暑さがあらゆる意欲をそぎ落としてくれる。フィールドにでかけないと画像がないが、暑くてでかける勇気は希薄。そうしていたら、NIKKAがBALAGTASの先の親戚の家へゆくという。彼女がその道すがらを撮影した画像を送ってきた。特にテーマというほどの要素はないが、バイクが疾走する風景から、少しこの土地の普段の空気か・・・。iMoveが静止画を適宜トリミングしてくれた。意外にこのソフトは、旅先で使うときに簡単で便利だ。静止画を動画の間に挟んで編集すればよいか。フィリピンは、家族愛の世界である。亭主よりも親戚達との付き合いが最優先する。それに親戚達の数が多い。そして多くはバイクで行ける範囲に住んでいる。それは調度、昔の日本のムラ社会みたいであり、今は核家族だから対照的なライフスタイルである。そのかわり、こ...Fieldwork712.NIKKATRIPBALAGTASの先へ・・・

  • Fieldwork711. 雨の隙間をついてBULAKANの中心へ散歩に出た

    フィリピンも雨期だから、毎日一定の時間に雨が降る。そんな雨の隙間をついてブラカンの中心部にでかけた。ジャーマンバスのクバオへゆく時刻が知りたかった。尋ねたらオールam、つまり朝7時から1時間毎に発車する。ようやく不明点が解消され、ブラカンからマニラへゆく道筋がみつかった。これまでは高額なレンタカーだったから容易にゆくわけにはゆかなかった。さて次は唐揚げにピザだって。3時のおやつか・・・。調達はNIKKAの弟に任せて、ようやく少しだけ撮影する事ができた。相変わらずDJIPOCKET2は意味不明のメッセージを残して静止画モードだ。それもセルフタイマーをかけてくれる。中国人団体のお姉ちゃん達が、カメラの前で、イー、アー、サン・・・とはしゃいでいる・・・、あれだよ。中国人には必須の機能だが、こちらには迷惑な機能だ...Fieldwork711.雨の隙間をついてBULAKANの中心へ散歩に出た

  • Fieldwork710. フィールドでは使いたくないDJIPOCKET2

    朝から雨。バラグタスの市場へゆく。市場は混沌としていて、撮影の被写体が沢山あるから面白い。だからDJIPOCKET2を忍ばせていった。いざ使おうとすると、アカン。見たことがないモードが表示され、電源OFFでも復帰しない。なんだこれは!、撮影できない。メカのコピーばかりしていてインターフェイスを全く考えていない中国製品の欠点を暴露。通路に立ち止まって設定し直していると、後ろの人にせかされ、それどころではない。こうなるとフィールドでは使いたくないガシェット機材だ。YouTubeで褒めちぎっている日本人の解説は、日本の中でしか使わない場合の評価だ。だからフィールドワーカーとしては絶対にYouTubeの解説を信用してはならないことを痛感。私は一寸過大評価していた。それにmicroSDカードをフォルダーに入れてMa...Fieldwork710.フィールドでは使いたくないDJIPOCKET2

  • Fieldwork709. 素材がない!

    フィリピンも真夏だ。温度は京都と大差ない。だが熱帯地方の気候は身体が慣れるまで怠い。だからセブ3日間リゾート暮らし、というパンフレットを日本で見るが、そんな弾丸ツアーでは身体が慣れないうちに帰国することになる。叔父さんのトライシクルを貸し切りフィールドにゆきたいが仕事があると断られ、2時間1,500pisoでは安すぎたのか今回は来ない。そのわりには相変わらずブラカンで一番ボロい叔父さんのトライシクルが街の中に置かれてあるのを昨日見た。フィリピン入国時のPCR検査が緩和された。だからブースター接種完了ならば入国審査は、Helthpassを入力していれば通過するだけ。人口1.1億人で感染者数は380万人代で留まっており、日本政府の区分ではブルー国。日本も帰国するときの陰性検査等が、ブースター接種者はなくなった...Fieldwork709.素材がない!

  • Fieldwork708. いつもの関空から旅に出る

    8月31日。感染下の関西空港はローカルな空気が漂う。いや!、本来はローカル航空としてデザインされたのではないか!?。開港したのが1994年だ。当時バブル経済下の建設期の状況を思いだしていた。この時期の日本の建築設計界のトレンドは、関空の設計をしている世界的に著名な建築家レンゾ・ピアノの日本の現地事務所で勉強し、世界の最先端を走るというものだった。私が推測するのに、彼と日本側の思惑は大いに異なっていたのではないか。ピアノ「日本の中心は東京だから、ローカル空港をつくるんだろ!。だって滑走路が1本しかないじゃないか!!」日本側「まあそうなんだけど、関西の拠点ですから飛行機の発着場をもっと増やしてくださいよ!!」ピアノ「じゃ横に伸ばせばいいじゃん・・・・。えっ!、そんなに伸ばすの?。歩けないじゃん!!!」日本側「...Fieldwork708.いつもの関空から旅に出る

  • フィールドワーク707. 三条から先斗町へ走り抜ける夏

    8月26日、住宅の設計の合間に、5日後に迫った旅支度をしていた。外国のホテルでは、ホテルの室内履きを置いていない。そこで軽く小さいスリッパが欲しい。せめてプールサイドぐらいはゆくだろう。WEBサイトをくくっていたらMonbelにあるらしい。ならば河原町のお店へ。店員「折りたたみのサンダル!?。それいつの商品ですか?、私もお店に来て4年は経つけど見たことないなあー」トホホWEBの記事が古かったのだ。WEBサイトは日付ぐらい入れて欲しいよね。しょうがないから底の薄いビーチサンダルか・・・。京都でアウトドア用品店は、当てにならない。都人は、そんな野蛮なライフスタイルはしないのだろう。だからアウトドア用品の店も限られているし、そもそも店にビジターがいない。ここまできたら、撮影の徘徊で気分転換しよう。三条まで上がり...フィールドワーク707.三条から先斗町へ走り抜ける夏

  • フィールドワーク706. 曇天・古都

    夕方になると足は、いつもの散歩コースへ向かう。今日は8月24日曇天。期待できる空ではないが、歩けば何かあるだろう。そう思っていたら鴨川支流のカモですか。10羽はいたとおもうが、なんで都市のなかに?。つまり鴨川の河川としての生態系が残されていると考えた方が良さそうだ。映像練習だから、ひたすら撮影するのみ。もちろん構築的な映画技法があるとは思われるが、面倒くさいので今はパスする。浴衣掛けが人気だ。外国人も家族揃って浴衣掛けだ。暑いからだろうか。そしていつもの高台寺の喫煙所で、スマホでフィリピンとチャットをしていた。遠くで「ジンバルですねぇー・・・・かっこいいなぁー・・・・・モクモクがないかなあ・・・」そんな声が聞こえていた。私はすべて無視してスマホのチャットに没頭していた。そのうちに声の主は消えていった。後ろ...フィールドワーク706.曇天・古都

  • フィールドワーク705. 雨上がりの蝉の声

    8月21日日曜日の京都市内は、午後から雨が少し激しく降ってきた。各地で豪雨をもたらしているが、京都市内は少し激しい雨ですんだ。今年固有の気候のようだ。それでも夕方青い空がのぞき散歩に出かけた。今日は清水さんから雨上がれの街でも撮ろうか。淸水さんの参道を上がっていたら、雨上がりの高い湿度でシャツは水を被ったように汗で濡れていた。ヒャー体内の水分が抜けちまった。清水さんの外の眺望ポイントから京都の街が一望できる。雨上がりだから虹でもでないかと期待したが至極普通の風景だった。精々愛宕山に霧がかかっているぐらいか。明日も雨が続くんだろう。雨上がりの蝉の声は記憶に残っている・・・。いつもの三年坂から二年坂を抜けて高台寺の喫煙スペースで夕涼み。今日はここ迄。帰りに高台寺から落日を撮影したけど、やはり今ひとつでしたね。...フィールドワーク705.雨上がりの蝉の声

  • フールドワーク704. 静止画と動画

    お盆の大谷祖廟で動画撮影の合間に、海外の友人に送るためiPhoneで万灯会を撮影した。映像とは露出の設定も違うので写り方も異なるが、今見返すとスマホ画像は綺麗じゃん!。だからといってニコンやEOSを担いで静止画を撮ろうという気分はない。撮影するなら動画でしょう!、というのが最近のスタンス。静止画と比較して動画はクリエイション要素がはるかに多い。まず頭のなかでストーリーを考える。そのためにどのカットを撮影するか。撮影アングルは固定か、それもパンするか。そして例えば30秒のカットの中からどの部分を映像に切り出すか。次いで切り出した複数の映像をどのようにつなぎ合わせて構成するか。トランジションはどうするか。さらには現場の音を何処まで活かすか。そしてどんな音楽をつけるか。さらにタイトルのデザインはどうするか。そう...フールドワーク704.静止画と動画

  • フィールドワーク703. いつもの散歩道

    このブログを書いているのが8月19日。気温32°、湿度が低く、すごしやすい1日だった。終日家で仕事の時は、朝アクセスブログを見ながらMacの前で朝食を取ることが日課になってしまった。夕方近くになるとMacでの仕事も倦怠感を覚える。だから必ず散歩に出かけ、そのコースも大方は決まっている。今日もいつものコース散策で撮影した。そして帰りに四条通りのマックでシェイクを飲みながら映像チェックが定番作業だ。そして家に帰ったら最初にMacに映像を読み込ませ構成してみる。大体1時間以内で大方の映像構成ができあがる。その間に夕飯である。それから音楽を加え、映像を少し調整し、そしてYouTubeにアップさせる。ロケからアップまでの所要時間は5時間といったところだろうか。最近少し慣れてきたし、あらゆるこだわりを捨てているので、...フィールドワーク703.いつもの散歩道

  • フィールドワーク702. 夏の空だった!

    このブログは、二ヶ月程先書きをしているから季節感がずれている。これが小学校の夏休み日記だったら、新学期直前に後書き作文するが、このブログでは逆だ。先書き、後書きがある以上、ドローイングや映像は制作時間が必要なので書きダメが続く。それに海外に出かけると、毎日アップできるとは限らない。そんなわけで今頃夏の思い出(*^▽^*)。例年なら京都の夏は、盆地に厚い雲で蓋をして蒸され大変蒸し暑く風景は霞んでいる。今年は暑さは変わらないが、前線の影響で雨が多く、そのため毎日視程が高く空が綺麗である。これこそ日本の夏という典型的な景観になっていた。ならば今年こそ綺麗な空を数多く撮影しておこうと考えた。出先の帰りに一寸撮影してみた。特にiPhonでさえ画像は大変綺麗だ。LIVE撮影はHDR撮影あるいはショート映像であり、複数...フィールドワーク702.夏の空だった!

  • ドローイング649. 小説:小樽の翠573. 幕間

    今日のブログを書いているのは7月26日。二ヶ月以上早書きをして予約投稿にしている。さてドローイングの回数を減らしたから、当然描く回数も減ってきた。そうなると下手になる。つまり絵具の配分量や描き方を忘れてしまった。その変わり手を抜くことを覚えた。イラスチレータで線書きする方法だ。こりゃ真面目に着彩するとリアルすぎ、またまた公序良俗違反になりかねない。そこで線書き。この便利さは手放しがたい。もっと抽象的な線書きにしようか・・・・。いつ小説のストーリーを思いつくか?。一番多いのは朝の爽やかな空を見上げながらベランダで一服していると、テーマのアウトラインを思いつく。大切なことはどんな稚拙なアウトラインでも肯定することだ。これで「書いてみますか・・・」。それでブログに書きとどめておく。出かける30分前の時間で小説に...ドローイング649.小説:小樽の翠573.幕間

  • ドローイング648. 小説:小樽の翆572.秋の霞み

    翠は夜勤だったから、今日はお休みだ。アチキも夜なべ仕事だったから朝飯を食べたら二人でバタンと寝てしまった。起きたのはもうお昼を既に過ぎて台風が通過した後だった。寝起きに翠の乳首を撫でていた。そのふっくらした形が男の欲望を誘うのだから、不思議なオブジェだ。次第に翠の乳首が尖ってくる。翠「アチキー、したい?」「もちろん・・・」翠「溜まったら、抜かないと身体に悪いよぉーーん」そういって翠はインナーをサッサと脱いで、股間を突き出してくる。翠の股間は、せがむように息をしている。翠が身体をすり寄せ来て、グッと入れ込んだ。「じっくり女の快感を味わうんじゃないの?」翠「そんなの若い子のすることよ。一気に燃えちゃおうよ・・・・」「じゃ、お言葉に甘えて・・・・」激しく突くと翠がウウッ、ウウッとうめき始めた。翠の股間が前後に動...ドローイング648.小説:小樽の翆572.秋の霞み

  • ドローイング647. 小説:小樽の翆571.野分

    秋は小樽の沖合を台風が通過することがある。今日は、昼間から風や波が高く台風接近の気配が濃厚だ。夜半に沖合を台風の中心が通過してゆくようだ。翠は夜勤で、感染病棟の晃子さんと真夜中のティータイムだ。翠「風が強くなったきた。建物が揺れているよ」晃子「今、まさに台風の目が通過中ですぅーー、今日はみんな早く帰ったから退屈だなぁー」翠「新米の看護師がいるよ!」晃子「新米じゃ話題に乏しいけど・・・、呼ぼう!!」そういって翠がナースコールで新米の看護師を呼び出した。お茶しようというわけだ。新米の背の高い看護師がガニ股でやってきた。晃子「新米か・・・」歌子「ウタコという名前がありますー!」晃子「あら!、なんでガニ股なんだい?」歌子「まあ、いろいろと・・・」晃子「そのいろいろが聞きたい。骨に異常があるとか・・・?」歌子「健康...ドローイング647.小説:小樽の翆571.野分

  • ドローイング646. 小説:小樽の翆570. 大きな夢

    美希姉ちゃん達との会話の続き美希「私さあー、高校の時にアルバイトでマタニティフォトを撮っていたじゃん」「ああっ、その話ですかぁー、直人君の撮影機材で・・・」美希「そう、それがさあ、最近生まれましたぁーってお知らせがママ達から来るのよ!」「そっかぁー、今頃かぁーーー」美希「だからねぇー、赤ちゃんの成長を映像に記録しよう。毎年記録して二十歳になるまで・・・・」「ほう、それは面白い!」美希「でしょう。だってママ達の数だけでも結構いるから撮り続ければ十分映像になるよねぇー。だからビデオカメラを回して直人が編集してYouTubeにアップさせてゆくの」「おっ、それなら生まれた直後の1年間は被写体が多いぞ!!。ハイハイしていたら歩き出して、おっぱいが流動食に変わって・・・・・、ボヤボヤしている場合じゃない。即座に撮りに...ドローイング646.小説:小樽の翆570.大きな夢

  • ドローイング645. 小説:小樽の翆569. OKサイン!

    ナンタルのカフェでお茶をしていた。昨年のように美希姉ちゃん達はいないから、一服したら帰ろうかと思っていたら・・・。美希「おじさん、やっぱりここにいたのね!」「やっぱりとはねぇーー。札幌じゃないのかよ?」美希「今日は里帰り!、旦那も一緒!!」直人「亭主ですー、ご無沙汰していますーーーー」「いつプロホーズしたん?」美希「つきあい始めてまもなくかな?」「どっちがプロポースしたの?」美希「あたし!」「へえーーっ」美希「いっかー、彼でと思ったから結婚しよ!、と軽くいったらOKのサインくれたの。それで決まり!!!」「その軽さがいいね!👍」美希「それで軽く私の人生も決まり!。私達的でしょ」「多分人生を決める時って実は意外に簡単なんだろう。というか男と女がカップルでいたってしょうがないから、つきあい始めたらさっさと結婚が...ドローイング645.小説:小樽の翆569.OKサイン!

  • ドローイング644. 小説:小樽の翆568. 技術立国日本・・・

    昨日は小春の彼氏がインポになった。今日はインポの治療でリュウ君が青森からやってくる。改善しているんだろうか。ナンタルのフランス料理のお店で・・・リュウ君「薬を飲んでいる限りは起つんだよ」「薬が切れると起たないの?」リュウ君「元気は無くなるかなぁー」「上さんは不満?」リュウ君「上さんは、しょうがないですねぇーだって」「不満じゃないの?」リュウ君「私達には神に誓った愛があるから、それだけで幸せですだってさ」「そこは日本人と違うよね」リュウ君「つまり性欲以前に神との契約があって、そっちが重要なんだって」「日本の女性だったら、『起つの』とか『固くなるの』とかが話題になる。それをいわれちゃうと『経産婦なのに締まるのかよ!』と反論したくなるけどさ・・・」リュウ君「技術立国日本だもん。技巧派なんじゃないですかぁー」「技...ドローイング644.小説:小樽の翆568.技術立国日本・・・

  • ドローイング643. 小説:小樽の翆567. 芸術の秋!

    "芸術の秋"、といっても画家達は秋に作品を描いていては公募展に間に合わないので、今年の冬頃制作に努めている。秋は公募展の搬入だけ。といってアチキは公募展に出典しないので、言葉通り秋にイラストを描いている。うつろいゆく秋は"芸術の小樽"だ。公園でスケッチを描いて地獄坂を下ると中学校の脇だ。今日は素通りしようと思ったら、小春が追いかけて来た。小春「おじさん、待って!、待って!!、相談があるの!?」「そらきた、またかよ」小春「ユウ君インポになったの!!!、どうしよう?」「ハア、突然ですかぁー・・・・、思い当たる事はないの?」小春「この間、ユウ君のママが仕事で出張していたの。それでユウ君がじゃあ沢山しようというので、一杯したの。小春も賛成。もう子供が出来てもいい。幼妻でもなんでもするー・・・、そしたら翌日、起たな...ドローイング643.小説:小樽の翆567.芸術の秋!

  • ドローイング642. 小説:小樽の翆566. 思わず抱きついた!

    小説:小樽の翆558.ボッキマンのラップトップ(20229月7日)の続き。翠は、夜勤。夜中の僅かなお茶タイムに感染病棟の晃子さんがやったきた。晃子「この間の話を覚えている?。ボッキマンの話!」翠「晃子さんが先生に掛け合って家に帰れなかったボッキマンを家に帰した話でしょ!」晃子「でね、ボッキマンが家に帰ってからトシコさんとの仲はどうなったかなと思って彼に尋ねたのよ。でも彼はなかなかいわないのよ。私頑張って彼は3週間も家に帰っていないから、帰すべきだって先生と交渉したんだから。3週間も帰ってなかったから夫婦喧嘩でもしたかなと思うじゃん。少しはお話の報酬ぐらい欲しいよねぇー」翠「ボッキマンは口が堅いもん。そうだトシコさんに尋ねればいいよ。彼女なんでもしゃべるから、今夜夜勤のはずだけど・・・・・」晃子「オッ、呼ぼ...ドローイング642.小説:小樽の翆566.思わず抱きついた!

  • ドローイング641. 小説:小樽の翆565. イソップみたいな話

    宴の続き「ベーヤンが今の彼女と知り合ったきっかけは?」ベーヤン「和恵と知り合ったきっかけは、CFの撮影現場だったよな。埃まみれの黒ずくめの格好で撮影の助手をしていてさ。一番目立たない地味な男みたいな格好で。格好というよりはゴミに近い。すごく痩せていて貧乏を絵に描いた感じだよ」「そんなのに目がとまったのは、なんで?」ベーヤン「ふと眼が合って、どこの男だったかなぁーと考えていたら『おはようございます』っていうんだよ。思わず『男じゃなかったの?』と言っちまったよ。それで和恵も笑っていた。『正直な人ねぇー』なんと言われてさ・・・」榊原「それだけじゃすれ違ってお終いでしょう。切っ掛けがあったの?」ベーヤン「CFはいろんな会社の人間達が集まって共同制作なの。それで映像会社の社長に、あの男みたいな汚いのは誰って聞いたの...ドローイング641.小説:小樽の翆565.イソップみたいな話

  • ドローイング640. 小説:小樽の翆564. 利権、打算、成り行き・・・

    ベーヤンと榊原さんとの宴会は続く。ベーヤン「日本人は、キリスト教みたいに神と契約していないのだから、男と女の会話は全部嘘毎だよ。だから嘘八百ですむわけよ」榊原「つまり意識的にする会話ってないの?」ベーヤン「利権が絡むと本気の会話モードだろう」「利権って?」ベーヤン「この間なんとなく離婚しよう!、といったらさ、いきなり『子供の養育はどうすんのよ!?』だって。『もう愛していないの?』とかさ別に言い様があるのに、いきなり利権がらみの話だよ」「愛することより、利権が先なんだ!!」榊原「おおっ!、利権国家ジャパン」「でっ、その先は!!」ベーヤン「そのまんまだよ。そのかわりあまり家には帰らない。「亭主元気で留守がよい」の世界じゃん。じゃあそれで・・・永遠に留守ですぅー(*^▽^*)」榊原「それってキリストの世界じゃ離...ドローイング640.小説:小樽の翆564.利権、打算、成り行き・・・

  • ドローイング639. 小説:小樽の翆563. 義理と義務と乱脈があたりまえ

    酷暑といってよい夏が過ぎ去った頃、残暑が残る小樽だ。いつものベーヤンとフィリピンの榊原さんとホテルのラウンジで過ぎ去る夏の空気を感じていた。ベーヤン「夫婦って何十年も一緒にいると飽きるよな。飽きない方法ってあるかなあ?」「飽きない方法!!!・・・、子供つくると男の役割はお終い。そうなると上さんには飽きるから、じゃ他所の女の人にしようという本能はあるよな。もともと多産系本能だよ。ベーヤンのところみたいに・・・」ベーヤン「うん、うちなんか、愛のない結婚をしたから夫婦なんて倦怠感もいいところさ」榊原「日本人の多くは愛のない結婚をするんじゃないかなぁー。生殖期になって異性が欲しい同士が、性欲を愛だと勘違いして一緒になったとかさ・・・」「日本人に愛という概念はないのだろう!?」榊原「オオッ!!!、悲劇。フィリピンじ...ドローイング639.小説:小樽の翆563.義理と義務と乱脈があたりまえ

  • 番外編565. 見果てぬ夢

    夏の炎天下にしておかなければならない仕事があった。しばらく動かしていなかった練習用プリウス30型のバッテリーチャージだ。電流は限りなくゼロだからJAFを呼ぶほかない。そんなメンテナンスをしながら考えていた。練習用があれば本番がある。それはシルクロードを車で旅して、数多くの世界遺産、古建築、集落を視察する事が本来の目標だった。世界的に未公開の文化財も多く費用には、科研費を申請しよう。基盤Cの500万円か基盤Bの2,000万円コースだが、そんなにいらんだろう。中国の古都長安からトルコのアンティオキア(アンタキア)迄。中国で日本製中古車を調達し、アンティオキアで売却する。トヨタの中古ピックアップトラックを調達できればマストよね。そうなるとパーティーは、当然建築の専門家になる。こんな夢話をどこかでしていたら、「是...番外編565.見果てぬ夢

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