アイヌ神話が題材の作品(チポロ 菅野雪虫)
チポロ 菅野雪虫 神々の存在がまだ身近に感じられていた頃 チポロが放つ矢に自ら当たりに行ったツルの神さま 粗末な矢であまり上手くもない、チポロが放った矢で獲物が取れたことに疑問を持つ周囲だったが、イレシュだけは褒めてくれました 早速家に持ち帰ったチポロは祖母のチヌとともに<魂送り>の儀式をとりおこなった。<魂送り>とは鳥や獣の姿となってやってきた神さまの魂を送る儀式のことで、チヌとチポロの家ではこまめに<魂送り>をしていました。 <魂送り>をすると、ツルの神さまが現れチポロにお礼を言ったのでした 父と母がいないチポロの家ではチポロが率先して狩りを行います ツルを狩るまでは、どこかなげやりに狩り…
2019/04/23 17:03