常夏荘の人々に見守られた男の子と女の子の成長の話(なでし子物語 伊吹有喜)
なでし子物語 伊吹有喜 あらすじ 母親が男と出ていき一人となった少女と 体が弱く昔からのまじないを信じる親父様に女の子の格好をさせられている男の子 を取り巻く人々の話 時は1980年、静岡の峰生に連れてこられた少女・燿子 山林業と養蚕業で栄えてきた、遠藤の常夏荘へ仕えていた亡き父の父 祖父を頼ってこの地に住むことになった 連れてこられたはじめの日、燿子が出会ったのは女の子の格好をしていた立海 燿子は、着物姿でお堂に居た立海を人でない神様だと思いこむ お堂でお菓子を食べさせられて、その味にほっとしたのか眠り込んでしまう 次に目が覚めた時には、人々に取り囲まれて何やら剣呑な雰囲気に居た そこへ親父…
2019/02/18 19:00