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  • ミーハーなりの好きな日本酒の探し方

    日本酒が好きです。お酒には強くないし、好きなだけでべつに詳しくもない。ただ日本酒を飲むのは好き。 それだけの理由で、而今という日本酒の写真をXのアイコンに設定して2年ほど経ちました。ジコンと読みます。 #新しいプロフィール画像 pic.twitter.com/gC6rBgDPYa— ささやか (@oyasumitte) 2022年8月19日 最近、友人が「三重県のじこんというお酒がおいしいらしい」と初めて聞いたかのように投稿していて、ほんの少しショックでした。三重県の而今というお酒がおいしいこと、私がもっと早くあなたに伝えたらよかった! そういえば、昔こんな質問ももらっていました。 元々日本酒…

  • 令和の夢小説漫画 『推しにガチ恋しちゃったら』

    繋がりという言葉にある特定の意味を見出して疼く心がある人。夢小説を読んだ十代の記憶がある人。 こんにちは、私もそうです。そうでした。 ガラケーで夢小説を読み漁り、己の中の需要に応えてくれる供給がなければ自ら書き、読んだり読まれたりする中で惹かれあったインターネットのオタク同士、連絡先を交換して「身内」と呼び合いお互いの個人サイトにリンクを貼り合った中学生の頃。 ヴッ 頭が……! 私の生み出した黒歴史が、スイマガやモバスペたちと共に平成の海に眠ったのはどう考えても良いことだった。でも同じく中学生の私が胸を震わせた誰かの黒歴史も、そうしてふいに葬られてしまったことを思うと寂しい。そう考えると書籍っ…

  • 『一万回話しても、彼女には伝わらなかったこと』の感想で笑い合いたい

    話したいことがたくさん残ってる 中華料理で何が好きとか 加藤千恵『真夜中の果物 』 これは私が一番好きな短歌。収録された短篇集『真夜中の果物』は、4ページほどのショートストーリーにそれぞれ短歌が添えられる構成で、この短歌が添えられた「酢豚」というお話も大好き。 さて先月、その作者の新刊が出た。 わたしは好きなピアニストの海外公演を見に行く足で書店に立ち寄り、機内で読むつもりで購入。結局待ちきれずに空港で読み出してしまったのだけれど、序盤からどうにも様子がおかしい。今作もやはり表紙は可愛いのに、何かがおかしい。 いや、そうはならんやろ、と内心で3回エセ関西弁が出たところで読むのを止めた。スーツケ…

  • 店員さんにタメ口なお客さんもお客にタメ口なプロも苦手

    Xで話題になっていたことで知ってから何度も予約を試みた、資生堂のゴールデンバランスメイクアップレッスン。あまりの予約の取れなさにチャレンジすらも諦め、はや半年が経ちました。 そんなところに、都内の別のパーソナルメイクサロンの体験予約の広告が流れてきたのです。短時間とはいえ資生堂のレッスンと比べるとかなり安く、予約枠も豊富だったので軽い気持ちで予約をとり、今月実際に行ってきました。 結論だけ言うと、パーソナルメイクレッスン体験は行って良かったです。払ったお金以上のものが得られたと感じています。それなのになぜサロンについてこれだけ曖昧に書くのか、もうタイトルでバレている気もしますが…… 自分が損を…

  • 泣かないでと百回つぶやく

    大丈夫。大丈夫よ。大したことないわ。 ちょっとよろめいただけで、どこも怪我していないじゃない。この世の終わりみたいな顔してどうしたの。大袈裟ね。優しく「大丈夫?痛かったね」なんて言ってほしかったのかしら。 不意にあらわれた扉に向けて、咄嗟に伸ばした手が届かなかっただけ。夢中で身を乗り出したから、それが幻みたいに消えてしまって多少体勢を崩したかもしれないけれど、なにも崖から落ちたってわけじゃないのよ。これまで歩いてきた道が同じように足下にあるの。今だってそこにしっかり立っているのよね。それなのに、どうしてそんな顔をしているの。 何もかも間違っていた、そんなことはきっとないわ。もうどうしようもない…

  • 「愛っていうのは言葉でも気持ちでもなく、行動のことだと思う」

    7月23日、Zepp ShinjukuでMOROHAのワンマン MOROHA V RELEASE LIVEを見た。 お湯落ちマスカラが全て落ちてすっぴん同然になるまで泣いた。彼らのライブを生で見るのは二度目。一度目も泣いていたから、二分の二、泣いたことになる。二度あることは三度あると言うし、多分私は次も泣くだろう。人に会えない顔になって、眼鏡とマスクをつけて帰る。誰かを誘って行けるのは当分先になりそう。 本こち2本目でした🫶🏻ブレイズアップ長崎ぶりのMOROHA ぼろぼろ泣き果たしてしまった 周りの男の人たちもみんな涙拭う仕草しててよかった わかる 気づいたら泣いてるよね https://t.…

  • 好きな人がダサいと悲しい

    ツイッター(以下、Xとする)の一部のアカウントを見ると心がざわつく。 私人間のトラブルを大事にして私刑を促していたり、ナンパした相手の盗撮写真を載せていたり、芸能人やインフルエンサーの見目麗しい画像を用いてインプレッション稼いでリプライに自分の情報商材を吊していたり、数千円にしか見えない洋服に「数万円くらいしそうなのに○○円でコスパ良すぎ◎」と書いて購入リンクに誘導していたり、ハイブランドの現行品を持っている人がそれを模倣している安物の鞄を「可愛いのに安すぎ♡」と勧めていたり。 角度も程度も様々な不誠実が、見ようとしなくても目に入らない日はないほどXに蔓延っている。 数万円くらいしそうな形綺麗…

  • 「ご遠慮ください」が伝わらない2023

    「う…そ……だろ…?これ、ネタじゃなくてガチで言ってる!???義務教育の敗北すぎておばちゃんはびっくりだよ」というつぶやきと共に、メッセージサービス「マシュマロ」に寄せられたメッセージの画像をTwitterに投稿した、うさもも 贅沢な女さん(@uuusamomomo)さん。そこに写っていたのは、「ご遠慮してください、はできればしないでくれたらありがたいくらいの意味で絶対だめだとは思っていませんでした(涙)。例えば、写真撮影はご遠慮くださいって書いてあったらたくさん撮るのはやめてインスタに上げる1、2枚だけにしてて…でもそれって非常識なやつだと思われてたかもしれないんですよね(涙)。これからは気…

  • 自分を良く見せようとする人々よりもっと自分を良く見せようとしてしまう私たち

    自己肯定感という言葉が広く流行って久しい。元々はカウンセリングや心理学の領域で提唱された概念で、定義はさまざま為されてきたが、現在の自分を概して肯定的に認める感覚のことであるというベースは共通していると言える。 しかし流行の波にのって自己肯定感という言葉が独り歩きしていく中で、本来の意味とは異なる場合にもその語が用いられるようになった。また、自己肯定感、自尊心、自己愛や自信、これらは自分に対する肯定的な感情であるという点が共通しているためか、根拠の有無も含めきちんと区別されていないことが多い。特にインターネットで人目を引くために用いられる場合や、商業的に利用されるときには。 脱毛していない肌も…

  • Fake it till you make it. /その部屋のなかで最も賢い人

    最近、『その部屋のなかで最も賢い人 洞察力を鍛えるための社会心理学(原題:The WISEST ONE in the ROOM)』という本を読んだ。 世界は、私が自分以外の誰かに対して「賢い!」と言いたくなることで満ちている。ここで「賢い!」と言われて嫌な人がいなければ話は単純なのだが、賢いという言葉は存外扱いが難しい。褒め言葉のようでありながら、あまりに直接的に評価を下す響きをもつ。賢明な人はおそらく、目上の人に対しては勿論、同僚に対しても安易に口にしないだろう。 『その部屋のなかで最も賢い人』、その場で最も賢明さを持つ人とはどんな人だろうか。それは単に頭脳明晰な人のことではないというところ…

  • 「ひでんマシンばかり覚えさせられているポケモンの気持ちを一度だって考えたことありますか」

    私が社会人になって丸四年が経った。この春入社してくる学部卒の新入社員は、もうほとんどが大学すら被っていない世代だ。 年が近ければ気持ちがわかるなんてことは残念ながらないけれど、二年前ならきっと思い出せた当時の不安が今の私にはもう見えない、そこにあったことすら忘れてしまっている、そういうところはきっとある。 さて、インターネットの海は夥しい量の文字で満ちていて、一秒視界を通るだけの「新社会人へ」みたいなツイートは勿論、数分かけて読んだ論文ほどの長さのブログだって、一年経って思い出せることの方が少ない。ほとんどが自分をただ通過するように滑り落ちていく。新卒の頃の悩みと同じように、忘れたことすら忘れ…

  • 『コンサルティング会社 完全サバイバルマニュアル』

    こんにちは、さやかです。私はミーハーなので、みんなが買っているメン獄さん著『コンサルティング会社 完全サバイバルマニュアル』を読みましたし、みんながやっているようにこういう写真も撮りました。タイトルはその感想です。 今回は、これってアレじゃん…こんなんさァッッ 絶対コンサルじゃなくても役に立つじゃん!という話です ねこ pic.twitter.com/iXpKaC51NI— ちいかわ💫アニメ金曜 (@ngnchiikawa) 2020年5月1日 ミーハーかつ隙有らば自分語りな私は、これは自分の今の仕事で言うとここの話だな、活かせるやつだなと手の届く範囲に落として考えがちです。こと実用的な本に関…

  • あちら側にいたのは、自分だったかもしれない

    もうそんなに若くないということ。 「かわいい」って大別すると愛か軽蔑じゃない?とインターネットで書き出したそばから、でもその両方なことも多いかあと思って何も書けなくなる、みたいなこと。失礼なおじさんに腹が立つとき、その向こう側に顔は見えない誰かの存在が浮かんで気が収まってしまうようになる、みたいなこと これ見てスカッとしたって言える人の人生はどれだけ綺麗なんだろうと思ってしまった。彼女の名前がカサンドラなのは悲しくてすきプロミシング・ヤング・ウーマン(字幕版) https://t.co/lYyz2W085L— さわやか (@oyasumitte) 2022年6月18日 親友の未来を奪った加害者…

  • 企画展「クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ」に予約なしで行ってみた

    今回はタイトルのまま。昨年から行きたかった東京都現代美術館の企画展「クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ」に行ってきました。 行きたいなーとのんびり思っている間に、予約券は3月分まで完売。しかも聞くところによると、当日券は朝のうちに売り切れてしまうと。 ディオール展 当日券販売状況 enterprise.vacan.com 一応こうした情報は公開されているのですが、個人的には行ってみるまでわからないことがあったので、私が並んだ日のことを時系列で書いてみようと思います。 2023年2月の祝日 9:00 東京都現代美術館到着。見た瞬間ちょっとクラクラする長さの待機列。ちなみにGoogleマップ…

  • いちばん哀しかった あの日さえもう かがやいている

    「寂しい」と口に出せる人から幸せになっていくと最近誰かが言っていた。私は、被害者面をやめられた人から幸せになっていくと思っている。 ここでいう被害者面とは、過去の己の選択を「選ばされただけ」と後からひっくり返すようなこと。大人同士の合意の上で進んだ道の先に自分の思うものがなかったとき、「騙された」と相手を加害者に仕立ててしまうような言動のことだ 後から思い返してみると「あれは本当に私が自分の意思でしたいと思ったセックスなのか……? なんか場のノリ的に断れなくて……でもレイプってわけじゃないような……」という、同意のあるセックスとレイプの中間に位置する性行為を「グラデーションレイプ」と呼ぶことに…

  • 順逆一視2023

    謹んで新年のお慶びを申し上げます。 お久しぶりです。さやかです。ブログではろくに昨年の振り返りもしていませんが、明けてしまったものは明けてしまったので、今年の抱負から書きます。順逆一視です。 昨年は行雲流水としていました。毎日思い出していたわけではありませんが、もうやってらんないわよ!と投げ出したくなるときに、そういえばと姿勢を正したようなことは、あったりなかったり。 将来的に自分がしたい仕事を諦めるわけでも それをするための勉強をやめるわけでもないけれど、まずは今のわたしにかけてもらえる期待に一途に全力で応える1年にしたい。流れに逆らわず、水底に足をつけて一歩一歩進む。行雲流水2022— さ…

  • 「わざとだよ?」

    マッチングアプリのメッセージで「漫画を貸してほしい」と言ってきた男性に対して、大変ご立腹されている女性を見かけた。 いい大人が自分で買おうとしないなんてと憤る気持ちはわからないでもない。ただ男性からすれば、自分も相手も好きなものを会う口実にしたいということなのでしょう。 借りて、返す。余程のことがない限りは、自然に二回会う口実になる。 好きな人の家から帰ろうとしたら通り雨が降っていた、ある日のことを思い出した。傘を貸そうとしてくれたその人に「大丈夫」と答えた三秒後、私は、借りていけばまた会えるかを考えなくてよかったのだと小さく後悔したのだった。 彼と会ったのはそれが最後……という展開になってい…

  • たなごころ

    「延岡、吸わないの?やめたんだっけ?」 「いやー、そうすね、今日は……」 煙草に火をつけた日向さんが不思議そうに言う。その視線の先にいる男の反応に、思わず持っていたグラスを置いた。 今日は……今日は。 学生時代から数えてもう九年の付き合いになる延岡が、私の前で煙草を吸ったことは一度もない。今日この居酒屋を予約したのは、向かいに座る彼の先輩のため。会社の人があなたと飲みたいって言ってるんだけど、と延岡から日向さんの写真を見せられたときに二人で飲んでいたお店が分煙だったのか禁煙だったのか、それは思い出せない。二人のときは気にしたことがなかったから。 日向さんが私を一瞥し、へえ、今日はねと薄く笑う。…

  • こぐまちゃんとか おおきなポケットとか たくさんのふしぎとか

    『おおきなポケット』に、『たくさんのふしぎ』。ピンときたあなたには、お子さんがいるのでしょうか。それとも子どもに関わる仕事に従事されていたり、或いはご自身の記憶に残っていたり? 私はといえば、すっかり忘れていました。実家の書棚の一角を占める、その細い背表紙の大群を見つけるまで。 そう。おおきなポケットもたくさんのふしぎも、子ども向け絵本の月刊誌なのです。 子ども向け絵本。福音館書店。懐かしい響き。大人になり結婚もせず子どものいない独身OL、つまりわたしには、随分縁遠くなってしまった世界。 わたしがそれらを読んでいたのは、実家に残るラインナップから察するに、7歳くらいまでだった。 引越しや、折に…

  • でもそれがあなたじゃなければ 待つこともなかったわ

    「言葉にできないほどの思い」とか、「言葉をかわすよりも前に惹かれ合った二人」とか。何の文脈もないところにポンと投げられてもそれだけでなんだかすごくロマンチックに響きませんか。感情を言葉にするのがあまり得意ではない人、はどう読んでも悪口なのにね。それはどうでもよくて、とにかく言語化できないものは、言語化できるそれよりも何だか尊いものとして扱われやすい気がしている。 「だから好き」よりも「でも好き」の方が強いというのも同じ話かなと思う。「優しいから好き」も「私のことが好きなところが好き」も、もっと優しい人やもっと自分のことを好きな人が現れたらとって代わられる可能性があるらしい。でも「特別優しくされ…

  • 言葉の裏を読もうとする人は、裏のない言葉を理解できなくなるらしい

    私は結構、好意が人にバレやすい。バレやすいというかあまり隠す気がない。誰かのことを苦手だなと思うとき、その負の感情はできるだけ隠したいし、それが社会性だとは思っている。一方で、好意に関しては隠すメリットがあまりないと思うので、好きな人に好きですと伝えることにも抵抗がない。 そういうわけで、好きで付き合っている相手には結構「好きだよ」と言葉にして伝えている方だと思っていた。実際、言っていなかったわけではない。それなのに相手には全く届いていなかった。 今日はそういう話です この顔😏を使う男はあまりいい男ではないが私は好き— ささやか (@oyasumitte) 2021年9月15日 好きになったら…

  • 知らない方が良いかもしれないこと、たとえば章姫のおいしさとか

    私はイチゴが好きです。イチゴの中で、章姫(あきひめ)が一番好き。 「章姫」長い紡錘型の果実。果実が大きく、酸味も少ない。 https://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-360/shoukai/shizuokayasai/strawberry/variety.html つまり、苺の中でも比較的大きくて甘い品種。もう少し詳しく特徴を書くとこう。 章姫は果実が長めの円錐形をしているのが特徴。ほとんどのイチゴは横幅のある円錐形ですが、章姫は縦長の円錐形です。果皮は濃橙赤色で、果実は少しやわらかめで口当たりがよく、果汁も豊富。酸味が少なく甘味をしっかりと感じられるイチゴ…

  • カプセルホテルに泊まってはいけない人の特徴1選

    こんばんは。「まだ3年目」と言える年度が終わろうとしています。25歳会社員のさやかです。 先日、人生初のカプセルホテルに泊まってきました。泊まってわかったことは、私はもうカプセルホテルを使わないほうがいいらしいということ。 他にも利用してわかったことはいくつかあるので、忘れっぽい自分がいつかまた血迷ってカプセルホテルに挑戦しないよう、書き留めておこうと思います。 カプセルホテルが合わない人 今回私が利用したカプセルホテルがこちら、ナインアワーズ博多駅前。他のカプセルホテルを知らないため比較はできないものの、初めてでも利用方法がわかりやすく、綺麗で快適で良いホテルだった。 経験としてカプセルホテ…

  • 浮気ってするかしないかじゃない、バレるかバレないかだ

    タイトルのとおりです。タイトルのとおりなのだけれど、結論を急ぎすぎると避けられる誤解を生むことは匿名で3年もインターネットをやっていればわかるので、少し順を追って書いてみたい。 先日、マシュマロでこんな質問をいただいた。 質問にそのまま答えるなら、私の中で浮気の決定的なラインは枕を交わしたかどうかというところにある。ただ、具体的な行為について浮気か否かの線引きをすることに、大きな意味はないとも思っている。その理由は二つ。 第一に、個人の中で浮気がどの行為を指すかに関わらず、不実施の証明は基本的にできないということ。 きっと浮気をしないだろうという信用を日頃の行いで積み上げることはできても、浮気…

  • タオルを煮る人、煮ない人。

    世界には2種類の人間がいると思うのよね、タオルに嫌な匂いがついたときに手を替え品を替えそのタオルを使い続けるための努力をする人と 捨てて新しいタオルを買う人— おんせん (@oyasumitte) 2022年3月10日 我が家のバスタオルに、雑菌臭のようなものがついてしまった。洗って乾かすと無臭だが、つかって濡れた瞬間に少しにおう。そういえば少し前に洗剤を替えたのだ。使っていた洗剤が廃番になってしまい、仕方なく。そのタオルは人からいただいたお気に入りだったので、とても残念には思いつつ、鋏を入れて、燃えるゴミとして出した。洗剤も買い替えようと思いながら。 そして翌朝、こんなツイートを目にした。 …

  • きれいなもとかれ

    フォローしているインスタグラマーの質問コーナーに「20年前の元彼が忘れられない」という相談が寄せられていた。回答は「無理に忘れる必要はなく大事な存在として自分の中にしまっておけばいい」というアドバイスで、それはとても正しいし、それ以外言えないよなとも思う ただ、正直なところ、20年前の元彼が忘れられない人が忘れられてないのは20年前の元彼じゃないよなあと、ちらっと思ってしまったのは事実だ。だって2年前に付き合っていた元彼のことをよく思い出している私が思っている元彼ですら、もう既に2年前に付き合っていた元彼ではないのだから。2年前ですら、況や20年前の元彼をや、と 今書いていることは本当に、自分…

  • 30というスペシャルな数字

    好きなバンドマンがインタビューで言ったこと。 「人って30歳を越えるまでにやってきたことって、そう簡単に変えられないと思うんですよ。無意識に言い訳して、逃げると思うんです。でも、そういうふうに生きてきたからしかたない。だったら、無理やりにでもそういう(強制的に自分を見つめ直すような)状況を作るしかない」 SHANK "STEADY" INTERVIEW!! 直近見た映画で気になった台詞。 「人は早く立ち直ろうと自分の心を削り取り 30歳までにすり減ってしまう 新たな相手に与えるものが失われる だが何も感じないこと…感情を無視することはあまりに惜しい」 フォロワーがおすすめしていた動画のタイトル…

  • 笑う、と呟いた瞬間の真顔とか下着とか

    自分が嫌なやつだなと思った話をする。2022年最初のブログ投稿で。 音楽も映画も、読書以外のインドアな趣味はほとんどサブスクで楽しむようになって久しい。毎度課金はしない分、気になったものに手を出すハードルは以前より大分下がったはず。一方で、何かを見たり聞いたりした事実、好みだったかどうかに関わらずその履歴が、後の機械的なオススメの内容に影響してくる。それを考えると、好みでない作品、つまり外れを引いて履歴を濁らせたくないという変な感情が生まれてきてしまった。嫌なやつだなと思う。 私はそんなに何かを購読している方ではないけれど、とりあえずSpotifyのリコメンド機能はすごいと思ってきた。毎週更新…

  • わたし史上一番変なあだ名「おまもり」

    学生の頃、好きだった男の車によく乗っていた。その日も私は、彼の車に乗っているはずだったのだ。約束の内容も理由も覚えていないのだけれど、とにかく乗るはずだった私を乗せずに車を走らせていた彼が偶然交通事故に遭う。今思えばわりとしっかり不謹慎だが、仲間内で私を彼の「(交通安全)おまもり」と呼ぶノリがあった。ほんの一瞬のあいだ。 誰にも多分そういう、究極の内輪ネタで一時的に呼ばれたあだ名みたいなものがあると思う。呼んだ側もすっかり忘れていて、そのメンバーで5時間くらい飲めばもしかしたらそんな話題も掘り起こされることがあるかしら、程度の存在感しかない記憶。 わたしは好きな人のそういう話を聞くのが大好きだ…

  • 「初対面だが 俺はすでに君のことが嫌いだ」

    失礼な人が苦手、つまり好きだということです 25年も生きていると、自分の考えていること、見聞きしたこと、すべてを話せる相手なんていなくなる。ただ何をどこまで話すか、その広さや深さは当然相手との親しさによって変わり、限りなくすべてに近い大部分を話せる相手はいる。一方で、その全てではないほとんどを話せる間柄でさえ、交友関係を広げたところで劇的に増えることはない。 そもそもそこまでの親密さに限らず、「個人的に会ったことがある」以上に誰かと距離が近付くこと自体が、大人になると然程多くない。これには勿論わたし自身の性格も大きく関わっていて、もっと上手くやる人がいることもわかっている。 私は、名字さん、或…

  • 最悪の結果に悪意は必要ない

    “I'm sorry, I never meant to be like this” こんな情けない人間になるはずじゃなかった。あんなかたちで君を傷つけるつもりはなかった。あなたが僕から離れていくなんて、思っていなかった。男性がそんな風に後悔する歌が好きだ。 そんなつもりじゃなかった。結果的には、こうなってしまっているけれど。そういうことは、いくらでもある。 元恋人に「友達になりたい」「君を人生から失いたくない」と別れ際に言われて引きずってる方がTLにちらほらいらっしゃるのだけれど、言った方も言われた方も結局それは「おれが寂しくなくなるまでは都合の良いときだけ連絡とったり会ったりできる状態でキ…

  • ほら、寝かせた方が美味しい鯛もあることだし

    「異性の友人と関係を拗らせて気まずい!どうしたら元の『良い友達』に戻れるだろう?」。 そういう悩みを一度でも抱えたことがある人は、世のラブソングなんかを聞いている限りそれなりにいるのではないかと思うし、少なくとも私はある。あった。すっかり忘れていたのだけれど。 さて、世間には「鉄は熱いうちに打て」という諺がある。辞書を引くと「(鉄は熱して柔らかいうちに鍛えて有用な形につくりあげることから)①人も精神が柔軟性に富む若い時代に有益な教育を施さなければならないということのたとえ。②手遅れにならないうちに処置を講ぜよということのたとえ」と出てくる。 確かに人生においては、逃してはいけないタイミングがあ…

  • 悪魔的な味

    (※2021年9月19日にnoteで公開した内容です。noteからブログに移した2023年3月7日現在、言及先の二つのネットニュース記事が削除されているため、当該リンクをインターネットアーカイブのページに差し替えています) 常人だと思っている自分の理解がおいつかないような犯罪をおかした誰かを、常人ではないと思いたくなるのはわかる。異常な事件は悪魔だから起こせることで、悪魔さえ見つけ出して捕まえて罰してしまえば他の人間は平和に暮らせると思わないと、平気で他人を信じて生きていけない。その感覚はおかしくないと思う。でも実際、人間はそんなに単純じゃない。一つの顔しか持っていない人は多分いない ここに、…

  • 特殊性癖

    「シャッターは愛の告白」らしい。確かに好きな人が何でもないタイミングで自分にカメラ向けてくるのってすごく嬉しいよね。酔ってだめになってるときとか 鏡の前で化粧してるときとか、恥ずかしくて反射的にやめてよ〜って言っちゃうけど 本当はいつも泣きたいくらい嬉しくなってる— ささやか (@oyasumitte) 2020年3月15日 好きな人に撮られた自分の写真写りがいいと嬉しい。確かに好かれているなと感じる。変なタイミングで妙な写りの写真を撮られるのは恥ずかしくて嫌だ。 だが一方で、そこには別の喜びがあったりしなくもない。寝顔とか化粧中に鼻の下が伸びている顔とか、撮られているとわかったら恥ずかしいの…

  • 金星

    付き合い始めたばかりの彼氏に匿名アカウントささやか (@oyasumitte) Twitterを特定されていると知った日、その人と別れるかアカウントを消すか、真面目に天秤にかけていたことを思い出す。 このアカウントがなければ始まらなかった人間関係は少なくなくて、そういう意味ではどうでもいい場所ではない。加えて、わたしはツイッターにこそ課金していないけれど、そこに紐付けているこのはてなブログにはお金を払って独自ドメインで長文ポエムを書き連ねている。さやかという人格をなかったことにするには、ここも消す必要があった。 ちなみに、一応Amazonアソシエイトになれたので本を紹介するときにはアフィリ…

  • この世に頭の悪い悪魔はいるのだろうか

    社会や制度といった概念は、確かに人が作り出したものだけれど、一度作られてしまえば作った者の意図には関係なく動き出してしまい、完全に統制することはできなくなる。当然、新たに作る前には、その順機能と逆機能について、顕在的・潜在的側面の両方から検討されるはずだ。ただ、作り出したその虚構に伴って、あるいは伴わずに後に起こっていくこと、そのすべてを予知して対策できるわけがない。考え得る全ての可能性を想定しようという前提があったとしても、やっぱり人は神にはなれない ところで私は、頭の悪い人は邪悪にはなれないと思っている。邪悪であると言われるためには、無邪気にではなく、悪意を持ってその結果を引き起こしたと客…

  • 素敵な狂気 「北斎づくし」展

    「北斎づくし」展に行ってきた。 企画展に行くのは元々好きだが、昨年から特に浮世絵にはまっている。そして浮世絵展を見に行くと必ずと言っていいほど出会うのが「画狂老人卍」、葛飾北斎の作品である。 20歳で浮世絵師としてデビューしてから90歳で没するまでの70年間、常に挑戦を続けて森羅万象を描き抜こうとした画狂の絵師・葛飾北斎。 みどころ|生誕260年記念企画 特別展「北斎づくし」 葛飾北斎と聞いて、何を思い浮かべるだろう。最も多いのは大波と呼ばれる「神奈川沖浪裏」だろうか。あるいは赤富士、「凱風快晴」かもしれない。どちらも北斎の代表作「冨嶽三十六景」全46図の一部である。 本展には、その「冨嶽三十…

  • わかってるのに言うの?意地悪ですね

    そんなこと今さら言ったってどうにもならないじゃん、としか思えないことを言う人が苦手だ。起きてしまったことは起きたこととして受け入れて、状況が少しでも良くなるように対処して、「そもそもどうしてこんなことに」を問題にするのはそれからで良くないか? 先にあげたのはタイミングの問題だが、言う相手を間違ってしまう人もよくいる。それをその人に言っても仕方ないでしょうと傍目に思うことも、そんなの私に言われても困ると思わされることもある。特に仕事ならそれはもう仕方ない。仕方ないがストレスは溜まる 今日はタイムラインに流れてきた知らない方の「友人が結婚前提に付き合って同棲はじめたばかりの彼に一方的に振られてかな…

  • 誰かの好きなタイプの話

    突然ですが、私の好きな男性のタイプは、私にとっての朝5時、相手にとっての29時に「ごめん起きてた?あなたの声が聞きたくなって、あ、次左折してください」とタクシーの中から電話してくる人です。 自分の好みが妙に具体的で、しかもかなり偏っているという自覚はあるので、同僚に好みを聞かれたときにはなかなかこういった答え方はできません。 他の人にも匿名で好きなタイプを聞いてみたら面白そうだと思い、先月、ツイッター(@oyasumitte)のフォロワーに「恋愛対象として好きなタイプ」を尋ねました。マシュマロでお答えいただいた方々、ありがとうございました! 以下、いただいた順に14通を載せていきます。 「恋愛…

  • 「われわれが表向き装っているものこそ、われわれの実態にほかならない」

    マシュマロありがとうございます! お返事が長くなりそうだったのでnoteを書こうとして、noteにしては長くなってしまったのでブログにしました。つまりとても長いので、先に結論だけ発表します。 おすすめの本はこれです。大学の図書館で読んでもいいですし、お金に余裕がある方はこちらのリンクから買っていただくと私に小銭が入ります。何卒よろしくお願いいたします。 読んでいない本について堂々と語る方法 (ちくま学芸文庫) 作者:バイヤール,ピエール 発売日: 2016/10/06 メディア: 文庫 結論から書いてしまいましたが、本当は最初に確認しておきたかったことが2つあります。まず、20歳の大学生なら焦…

  • 『実力も運のうち 能力主義は正義か?』

    話題の新刊を読みました。 アメリカの政治学者で、日本でも「ハーバード白熱教室」や著作『これからの「正義」の話をしよう──いまを生き延びるための哲学』等で広く知られるマイケル・ J・サンデル氏が、2020年に発表した“The Tyranny of Merit”の邦訳です。 実力も運のうち 能力主義は正義か? 作者:マイケル サンデル 発売日: 2021/04/14 メディア: Kindle版 本書では、前近代的なアリストクラシー(貴族制)よりも望ましいとされてきたメリトクラシー(能力主義)が、どのようにして社会に浸透し人々を縛り、それにどのような作用と副作用があり、今いかなる弊害が顕在化していて…

  • マッチングアプリについて思うこと

    アプリを使っている人と話したときに自分の中で新鮮に思ったことを整理したく書き殴ります。酔っているのでおそらく自分では読み返さずに投稿します。そのつもりで読んでください、よろしくお願いいたします 少し前まで、自分はそこそこマッチングアプリをやってきた人間かと思っていた。社会人になってからできた彼氏2人との出会いはアプリだったし。今まで会った人数は数えていないけれど、たぶん20人強だと思う。記憶から消していて思い出せない人を入れても30人は超えないはず。でもマッチングアプリのことを語れる人って、大体もっと多くの人と会っているらしい。私なんぞ有識者の風下にも置けない そんな私が初めてマッチングアプリ…

  • 東京国立近代美術館「あやしい絵展」

    東京国立近代美術館で開催されている、「あやしい絵展」に行ってきました。 事前に日時指定予約無しで入場できる予約優先チケットを購入しており、開催期間中最初の日曜日、朝10時に突撃。1時間弱並びました。日時指定券を持っていれば日曜の朝でもほぼ指定時間通りに入場できている様子だったので、土日に行く予定の方は指定券がおすすめです。 「思てたんと違う」というのが最初の印象でした。このポスターを見てすぐチケットを衝動買い。事前情報をろくに入れていなかったのです。 私は去年の秋に太田記念美術館の「血と妖艶」という企画展を見に行っていて、今回の「あやしい」という単語から血まみれで残酷な作品たちを連想していたの…

  • 10,000,000円分の愚痴

    新社会人に強く言いたいのは「実家に住め」ということ。実家に住めば家賃はゼロ。毎月家賃10万円を節約すれば30歳までに960万円が貯まる。960万円を4%で30年間運用すれば、何もしなくても60歳までに3000万円以上の資産になる。20代の8年間を家族と住むだけで、年金問題を解決できる。あとはやるだけ。— そうたろう🇺🇸 (@SotaroMisawa) 2021年4月1日 だそうです。そうだね。お金は大事だよね わたしは時々「実家暮らしの男が憎い」などとツイートしてきたせいで、実家暮らしの人間を嫌っていると思われているらしい。この間ツイッターの相互に「さやかの嫌いな実家暮らしです!」と自己紹介さ…

  • 身も蓋も元も子もない話

    こんなツイートを見かけた。知らない男女の、マッチングアプリ上のメッセージのやりとり。 怖すぎわろた pic.twitter.com/B4cGj8Yoqr— えり🌷婚活備忘録 (@erierieriii__) 2021年3月30日 まず相手の男性については、ああ、疲れちゃったのねと思った。本人に言わなくてもいいことを言わずに飲み込んであげられないくらい疲れてしまっているのね 一口にアプリでマッチしたと言ってもその温度にはグラデーションがあって、しかも互いのお気持ちがその中で常に近い位置にあるわけでもない。 ただ冒頭の2人は、このスクショを見る限りお互い様なのかなあと思う。最後の質問に対する女性の…

  • 日記_210331

    お疲れ様です、そして年度末お疲れ様でした わたしは19卒なので、今日は社会人2年目として働く最後の日。節目だし自分の3年目の目標を整理するためのブログを書こうと思って、導入部分は今朝の電車の中で書いていた。いたのだが、私の3月はなかなか終わらなかった。帰宅中に2年目の振り返りと今後の目標を統合して、それを自分で納得できるような文章に整えて公開して、家についたらお風呂に入って今日やりたかった分の試験勉強をして、というのはまず無理だと悟る22:22。にゃんにゃんにゃんにゃん。疲れたにゃん。いま会社を出ます。というわけでブログは諦めここに殴り書きをしておきたい(※この日記は当初noteに投稿していま…

  • 何を言えるかが知性 何を言わないかが品性

    「何を言えるかが知性 何を言わないかが品性」という言葉を有名にしたのはどうやらスピードワゴンの小沢さんらしいけれど、彼の言葉なのか出典が他にあるのかはよくわからない。定期的に誰かが思い出したように自戒の念を込めてツイートしてはバズらせているフレーズで、正直個人的にはもうお腹いっぱいだ 何を言えるかに知性が表れ、何を言わないかに品性が表れる。確かに私もそう思うのだけれど、この言葉はちょっと独り言的だなと思っている。独り言的というか、主に独り言として成立する言葉について語られている気がするというか。だからこそ独り言が多いツイッターの人々にウケてバズるという側面もあるのかなと ツイッターの使い方は人…

  • ゆるすとは自分を被害者役から解放すること

    ご存知だろうか。人一倍自己嫌悪を感じる人は、人一倍自己愛が強い人である。 自己嫌悪感は、自分を否定したり責めたりするように見えて、実は自分を守るために機能している。自己嫌悪感の素の一つは、自分が「本当の自分はもっとすばらしい」と理想の自己を高く評価することで、現状の自分に対して抱える不満だ。そしてその不満で覆い隠すことで、理想的でない自分との直接的な対面を避けてもいる。 ツイッター等でも時々「自己嫌悪感が強い」または「自己肯定感が低い」と自分で言っている人を見かけるけれど、よく見ていくと大抵の場合は自意識と自己愛の問題だ。 今回は心理学的な「ゆるし」について書こうと思うのだけれど、今私がこれを…

  • 私の中の3歳児とリクルート

    いつからかは覚えていないが、心の中にリクルートを飼っている。飼おうとして飼ったというよりは勝手に棲みつかれたと言う方が適切かもしれない。 何を言っているのかわからないと思うが、私も何を言っているのかわからない。 わからないなりにきっかけを推測すると、おそらく「デヴィ夫人やマツコデラックスや千鳥ノブやハム太郎を脳内にインストールしておくと自分が変に悩んだり要らんことを言ってしまったりしなくて良くなる」というライフハックをツイッターで見かけていたことだ。私の場合はそれがマツコでもノブでもなく、リクルートだった。 普段は大人しくしているリクルートが口を出してくるのは、自分が頭で理解している「すべきこ…

  • 私を私たらしめるもの

    好きになった人の好きなものに弱い。 これまでの人生で、新しい音楽を聞くようになるきっかけは大概好きな人だった。アイドルオタクを好きだった頃は一緒になって乃木坂46にハマった。 今回はそれが、バンドだったのだ。 私が最近Spotifyでお気に入りに入れた曲も、それに基づいておすすめされる知らない曲も、ほぼ元彼の影響を受けていると言って差し支えない。Spotifyは年末に「今年たくさん聞いた曲」「今年たくさん聞いたアーティスト」など色々な個別ランキングを作成して教えてくれる。そこで2020年私がよく聞いたアーティストTOP5に入ってきたのは、8月まで一度も曲を聞いたことがなかったELLEGARDE…

  • 「絶対にイエスだと言いきれないなら それはすなわちノーである」

    「教えてください、あなたは何をするのですか/その激しくかけがえのない一度きりの人生で」— さやか (@oyasumitte) 2021年2月28日 大学生の頃、インターンシップでお世話になっていた会社の上司達からよく本を借りていた。読書好きの方々がわたしに勧めてくださる本は、どれも当時の私の好みや状況によく合っていたのだけれど、その中でも特に印象に残ったのは、書籍『エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする』だった。 エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする 作者:グレッグ・マキューン 発売日: 2014/12/12 メディア: Kindle版 読後、これは手元に起きたい本だと感…

  • 言葉は文脈が9割

    私は、ひとつの言葉や発言をその文脈から切り離して考えることは基本的に不毛だと思っている。 会話の中で出た言葉であれば二人の関係性を無視して何かを判断できるわけがない。公人の発言であれば、記事の全文や番組全体の演出、発信するメディアの持つバイアス、それらすべてが文脈として存在する。 文脈から切り取られた一個人の発言が炎上の火種になった例は枚挙に暇がない。 そうした言葉の切り取りが横行していることが明らかな現代において、発言する側はそれらの文脈から切り取られたときに自分の言葉がどう受け取られるかを念頭に置いて話す方が賢いとは思う。でも常に賢くいないといけない世界は息苦しいから、人は非公開にしたツイ…

  • 24歳、会社員、名誉男性

    タイトルは自己紹介です 「名誉男性」って、もっと強い女を指すのかと思っていた。単に男性と肩を並べて働く女ではなくて、総合職の中でもバリバリ出世して、自分がいつか結婚して家庭を持つときにそこで大黒柱になる覚悟がある女性というか……とにかく自分よりも強い存在だと思ってきたのだ。かなり保守的なジェンダー観を持ち、そこにおさまろうとする自分とは違う人の話だ、と。 でもフェミニズムの世界では、男性に大黒柱を任せたくて「家事が好きだし、頑張る人を渾身的に支えるのが好きだし、それに生き甲斐すら感じ」る女が(女も?)名誉男性と呼ばれるらしい。 私は家事が好きだし、頑張る人を渾身的に支えるのが好きだし、それに生…

  • 地獄への道は善意で舗装されている

    あなたを尊重してくれない人との縁は切るべきです。 つらいならいつでも逃げ出せば良いよ。 気が進まないことを無理にしなくていいの。 あなたを理解しない人の言葉は無視しよう。 太っていてもファッションはいくらでも楽しめるわ。 何歳になっても結婚はできるから焦らないで。 大丈夫、ありのままのあなたを認めてくれる人が必ずどこかにいる。あなたはそこで幸せになれるから。 コウペンちゃんが怖い 耳ざわりの良い言葉を紡げば人が集まってくる。コウペンちゃんみたいなキャラクターが流行るのは、みんな褒められたくて認められたくてたまらないからだ。 コウペンちゃんは本当にすごい。表紙からブッ飛ばしている。「寝て起きたの…

  • 勝手に純粋ぶってろ

    「ピュアなのに」とか「真面目なのに」とか べつに誰にも求められているわけでもなく勝手にそうしているだけなのに見返りを求めてしまう私たち— さやか (@oyasumitte) 2020年12月20日 先日友人から、特に好きではない異性から、自分のために貞操を守っていることをアピールされて参っているという相談を受けた。 その相手は、都内で働く20代のOL。私と同じ。顔は知らないが、特別美人ではなくてもデートの相手には大概困らないはずだ。そして興味がない人からの誘いを何度も断っているうちに、やや歪つな自信を募らせてしまう。 おそらく彼女の主観では「他の男に言い寄られるだけの魅力がありながら好きピに対…

  • 欲しがるばかりの少女ではいられない私たち

    ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」のお正月スペシャルをTVerで見ました。原作も連ドラも見ていないのですが、Twitterでこんな感想を目にしてしまってはじっとしていられず…… 逃げ恥は前作が特に刺さらなかったので正月の特番はスルーしていたんだが、「意識高い系リベラルポルノ 」と過激な感想ワードが飛び交ってるので俄然観たくなってきた— りっつ (@r_itt_su) 2021年1月3日 前提からしてなかなかにファンタジーなドラマにあまり細かいツッコミを入れても仕方ないので、見た感想を手短に。 逃げ恥をTVerで見ていて まだ途中なのだけどもうしんどい、ガッキーが可愛くなかったら10分も見ていられ…

  • ひとの人生に口を出す権利

    こんばんは。さやかです。 今回は「他者の人生に口を出す権利」について、私が誰のものだと考えているかを書きます。「口を出す」という言葉は、字面通りの意味から一歩進んで、実際に干渉・介入するような言動をイメージして使っています。 ベースは持論ですが、内容としてはツイッターで見かけた漫画『愛してるかも知らない』を読んでの感想なので、まだ読まれていない方はぜひ漫画を先に。下記ツイートがツリーになっています。(12/15現在、私が読んだのはツイート1-6の分です) 愛してるかも知らない 1#トーキョーカモフラージュアワー pic.twitter.com/QGh6p37fDE— 松本千秋📔12/14二巻目…

  • おしまいになりたいって何?と笑われた夜に戻りたい

    24歳くらいで死にたいとずっと思っていた。 先月、わたしは24歳になった。これからどれほど楽しいことがあるとしても、今みたいな日々も同じように続くなら、やっぱりもうおしまいにしてしまいたいなと思う 一方で、22まで私に何不自由ない暮らしをさせ、何の借金も負わさず大学まで卒業させてくれた親よりも先に死ぬの?今2人に何かあったら、まだ高校生の妹はどうするの?ということを考え出すとどうしようもなくなってしまう 実際のところ、まだ祖父母は存命だし両親の兄弟家族とも関係は良好。両親に万が一のことがあってそのときに私がいなくても、弟や妹のことはどうにでもなるのだろう。逆に私がいれば妹に満足な学生生活を送ら…

  • 多分、生きるのに必要な気遣いの消費量には個人差があって

    最近、自分は他の誰かより繊細だ、と言える人の図太さが気になってしまう。 自称「人の気持ちに敏感すぎる」人が、真に他者の気持ちに敏感だった試しがない。そういう自称敏感すぎる人たちの関心の対象は、大抵相手の感情ではなく、相手の目に自分がどう映っているのかということだと思う。 人見知りが激しい大人も同じ。初対面の人を前にして人並み以上に固くなるのは、相手に不快な思いをさせてしまったら申し訳ないと気を遣える優しい人だからではない。不快な思いをさせないような振る舞いができる人間だと、自分が相手に思われたくて仕方がないからだ、と私は思っている。 初対面の人との会話なんて、誰でも大なり小なりストレスを感じる…

  • ひまわりと浮世絵と私

    ロンドンナショナルギャラリー展 8月のある金曜の夜、仕事を終わらせていそいそと向かった上野駅。上野公園からは、小さい子供連れの夫婦やカップルがたくさん出てきた。自分が逆走しているような居心地の悪さと、すれ違う人間が全然一人じゃないことから来る寂しさで、一人で来たことを少しだけ後悔する。 ただ、結果としては「ロンドンナショナルギャラリー展」には一人で行ってよかったように思う。 以前ブログで書いた「オラファーエリアソン ときに川は橋となる(東京都現代美術館・会期終了)」だったり、ブログに書く前に終わってしまった「おいしい浮世絵展(森アーツセンターギャラリー・会期終了)」だったり、わりと普通に会話し…

  • 子どもを公立中学に通わせたいなんて正気の沙汰ではない

    最近、中学受験の話題がツイッターのタイムラインによく流れてくる。自分の子どもに中学受験をさせた親、させようと思っている親目線の言葉たちだ。 私は中学受験についてほとんど何も知らない。小学生の頃「中学受験する?」と親に尋ねられたことはあったが、私は友達と離れたくないという理由だけで地元の公立の中学に進んだし、それが大多数だった。1学年200人弱いた小学校の同級生で、私立受験をして出て行く生徒はたぶん10人もいなかったはずだ。わたしの生きていた世界では、中学受験が当たり前ではなかった。今思えば電車で20分くらいの距離に、受験できる中学はいくつもあったのに。 そんな風に自分で選んだ地元の公立中学は、…

  • 「あの漫画の女の子、私に似てる」という痛みの正体

    目が左右対象じゃないのは雌雄眼といって実はとても魅力的 みたいなツイートがバズっててリア垢でも「これ私だ!」を見かけたけど、そもそも目が左右対象な人間の方が少ないから左右対称な人が特別美しいとされてるんだと思ってた。人類皆雌雄眼— さやか (@oyasumitte) 2020年8月1日 バズるツイートや流行る歌にはいろいろな要素があるしトレンドは確かに移り変わるけれど、いつの時代もヒットを生む定石は「これは私のことだ!」といかに多くの人に思わせるかを考えることだと思うのだ。 でもあなたのコンプレックスにはちゃんと名前があって しかも良い効果もあるんですって言われるのってやっぱり嬉しいよね、自分…

  • 「ときに川は橋となる」、名前からして良い。好きでした

    美術館に行くのが好きだ。 過去にも何度か、企画展を見に行ったことをネタにブログを書いた(声に出して読みたいお名前「ズビグニエフ・リプチンスキ」 - どんな言葉で君を愛せば|@oyasumitte)。 興味を持ったものに関してはわからないなりに色々見て回ろうと努めているけれど、結局自分がそこから何を学んだのかはよくわからないことの方が多い。川の水を勝手に緑にしたり地下鉄の車内に派手な絵を描いたりする行為がアートになったり器物損壊になったりする、そのボーダーラインがどこにあるのかだって、私には全然わからないのだ。いつまでたっても。 自分がいつどこでどんな芸術作品を見るかということでさえ、わからない…

  • ヒトは棲息地を都市に移した。先史時代の本能を携えて。

    幾多の実験や観察から得たすべての数字が、まさか人間は事実や数字やデータに動かされないことを示しているなんて。これは人間の頭が弱いからでもなければ、どうしようもなく頑固だからでもない。私たちが影響を与えようとしている人の脳が何百万年も前からの産物であるのに対して、大量のデータ、分析ツール、高性能コンピュータが入手しやすくなったのは、ほんの2,30年前のことだからだ。(中略)確立された意見をもっている人は、時に頑として考えを譲らない。たとえその意見をぐらつかせるような科学的証拠を突きつけられたとしても。 p.22 『事実はなぜ人の意見を変えられないのか 説得力と影響力の科学』 わたしが最近なんとな…

  • 「女は○○すべき」と「俺は○○してくれる女の子がいい」は違うと思っている

    こんばんは。さやかです。 昨日匿名のメッセージを受け取るサービス「マシュマロ」を再開したところ、こんな質問(?)をいただきました。 男性グループで居酒屋に行った際、質問者さんが何の気無しにサラダを取り分けたらそれを「女子力」と茶化されたこと、そして「取り分けてくれる女の子が良い」と言った友人の感覚に対して違和感をおぼえた……という理解ですが、大丈夫ですか? お返事はいただけないので大丈夫だとして、 ①取り分ける女が好き、はおかしいか? ②取り分け問題に限らず立ち振る舞いに男女の区別は必要ないか? という2つのテーマがあるように感じました。 順番にお答えしたく存じますが、大まかに言って私は、男女…

  • 「何を言うかより誰が言うか」問題

    ツイッターを使っていると時々、こんな風に言う人と出会う。「ツイッターは何を言うかより誰が言うかが重要な世界だよね」。 詳しく聞いてみるとそれはつまり、フォロワー数の大小がその人の発する言葉の信憑性に関わっていることに対する諦念や不満であることが多い。まったく同じ内容を発信したときでも、フォロワー数が多い人の発信は、それをもっともらしいと信じたり他人にも教えてあげようと拡散したりする人が多いのに対し、フォロワー数が少ないと見向きもされない。同じ内容でもそうだし、時にはフォロワーが多い人の誤った発信に対して少ない人が正しく批判した場合でさえ、後者は注目されないか、あるいは前者のフォロワーに攻撃され…

  • どうしてそんな言い方をするのですか?

    突然だが、私は女である。「男なんかに絶対に負けたくない!」という女尊男卑気味の強火男女平等論者ではなく、かといってこってり男尊女卑側の人間というわけでもない。 たとえば私は誰かと結婚することを考えたとき、共働きは前提とした上で、稼ぎ手として自分はサブのポジションをとりたいと思っている。相手と同じくらい働いて同じように稼ぎ、当然同じように家事・育児など家の中のことも分担するよりも、明確に役割を分けた方がうまくいくのではないかと思うからだ。家事や育児など所謂「女の仕事」とされていた領域においては私が主軸を担いたいが、それは育児が女の仕事だからではなく、あくまでもそうするのが私にとって自然なことに思…

  • やさしさとは何なんだろう 君に駆け寄る速さか

    私は昔から、お人好しのふりをしてきた。 東にいじめられている同級生がいれば行って人目につかぬよう話し相手になり、西に皆から無視されている先輩がいれば残業中にこっそり御用伺いなどをし…… 「共感力が高い」と言ってもらえることが多いのは有難いことだが、おそらく私は共感しているフリが上手いだけだ。「相手の立場や気持ちを否定せずに話を聞いて勇気付けられるのも才能」だと言われると、まあそうかもしれないと思う。その言葉自体は言われて嬉しかったこととして素直に受け止め、自分の中にしっかり留めておきたい。 でも実際のところ、私は結構ひどいやつだ。彼氏にも、倫理観を棚に上げてした行為をまた棚に上げて倫理観を語る…

  • すぐ笑笑って付ける男 何なんだ。好きです

    すぐ笑笑って付ける男なんなんだよと常々おもってるのに好きになる男みんな笑笑つけてくる なんなんだよと好きは両立するっていうかむしろ近いものなのかもしれない— さやか (@oyasumitte) 2020年4月21日 私は「笑笑」という文末の飾り自体は、特に好きでも嫌いでもない。ひとつでもおよそ意味は同じなのだから、重ねるのは単純に過剰だとは思う。ちょっと煩く感じることはある。 でも不思議なことに「笑笑」をつける人に私は惹かれがちだ。というか、好きになった男の人を振り返ると皆「笑笑」をよく付ける人たちだった気がしてくる。そもそも冒頭のツイートをしたのは今好きな人から届いたLINEに「笑笑」が付い…

  • 今読みたい『専門知は、もういらないのか 無知礼賛と民主主義』

    こんばんは。今回はこの本の読後感です。よろしくお願いいたします。 専門知は、もういらないのか 作者:トム・ニコルズ 発売日: 2019/07/11 メディア: 単行本 さて、私はもう23年も私という人間をやっているので、流石に「自分の(特に精神の)状態」をある程度は察知できるようになってきました。 綻び始めにはまず、帰宅時に床に投げ置いた鞄を翌朝まで放っておくようになります。家に食材があるのに料理する気になれずスーパーで惣菜を買って帰るようになったら、信号で言えば黄色の段階。 同じ頃、本を1冊読み切るだけの気力がなくなったり、何とか読んでもブログを1本書ききれなくなったりします。他人と連絡を取…

  • 私が嫌いなあの子も誰かの可愛い娘だから

    私は『水曜日のダウンタウン』という番組があまり好きではない。あの番組に限らず、自分が笑われている側に絶対なりたくないと思うような番組をあまり見てこなかった。 誤解してもらいたくはないのだが、私はお笑いが好きだ。漫才は好き。コントも好き。でも昔から、いじめといじりの際どいボーダーラインを攻めるような、笑われる側がちょっとしんどそうに見える種類の笑いが苦手だった。それはテレビだけでなく自分の生活の中でも同じで、高校生の時に付き合っていた彼氏が「いじられキャラ」の男子を扱き下ろすのを見て一瞬で恋が冷めたこともある。この話は今日はいいや。 さて、今の彼氏はその『水曜日のダウンタウン』が好きで、苦手な私…

  • ないものねだりとよかった探し

    今付き合っている人は、出会ってから一度も私に可愛いと言ったことがないし、好きだと言ったこともない。私の記憶の限りでは。 (画像出典:2013年夏広告メイキング ~Hide & Seek Lady~ | Ad Making LUMINE MAGAZINE) 私は私の顔を特別好きなわけではないし、美人だと思ってもいないけれど、私のことを好きな男性で私に「可愛い」と言わなかった人はこれまでいなかった。それに私は、私に恋愛感情を持っているわけでもヤりたいと思っているわけでもないのに「かわいいね」と言ってくれる会社の先輩・同僚、友人に日々甘やかされている。 いつもと系統が違う服を着てるとみんな珍しが…

  • 認めたくなかった。会社に行くのが辛いこと

    今の私の最大の悩みは、自分がマグロであることに由来していると今更気づいてしまった。今夜はそういう自分語りです。 ちなみにマグロってまな板の上の鯉ならぬベッドの上の……ではなく、泳ぎ続けないと酸素を取り込めなくて死んでしまう回遊魚の方です。為念。 特に根拠のない義務感 昔から、自分が努力とは思わないことを人にはそうとられることが多かったような気がします。中高生の頃も親は私に勉強しろとか言わなかったし、言われなかった私も自分がそんなに真面目にやっているとは思っていませんでした。 でもたとえば大学生になってからその時期を振り返って、友人に「さやかは本当によくやってたから合格したことに何の不思議もない…

  • 「罪を二度犯した者は、もはやそれを罪とは考えない」?

    利己的だからこそ利他的に振る舞う人と真に利他的な人は多くの場合見分けがつかない。 こんな長文自分語りが習慣になっている私はもちろん、自意識が強く他者からの評価を気にして行動する前者側の人間です。 さて、この間不思議なことにツイッター以外の場でpapa活の話題に巡り合ってしまって。私は他人がしている分には構わないけれど、自然な稼ぎ方だとは思っていないので自分ではやらない、と話しました。過去に「P活しないの?(すればいいのに)」と問われたときにも使った答えです。 お金になるかならないかの感覚で人と関係を築く感覚が身についてしまうこと、労働とそれによって得られる対価のバランス感が壊れてしまうことが怖…

  • 声に出して読みたいお名前「ズビグニエフ・リプチンスキ」

    こんばんは。さやかです。先日、昨年からずっと行きたいと思っていて、忘れないように度々ツイートしていた「窓展」にやっと行ってきました。 出雲と大和展行きたいな。窓展も行きたい— さやか (@oyasumitte) 2020年1月15日 そんな窓展で、個人的に一番面白かったのはこれ。ズビグニエフ・リプチンスキが1980年に発表した映像作品です。 画像通りというかそれ以上に沢山の人物が登場するのですが、わたしは下品な裏垢女子なので、初見では裸の金髪美女や互いの身体を貪り始める若い男女にしか目がいきませんでした。 そして詳しいことは忘れましたが、この作品がすごいのは、デジタル技術のない時代に7か月もか…

  • 今を愛して今があるんだ 愛したことに胸を張るんだ

    明けましておめでとうございます。2018年の大晦日にこのブログを始め、昨年末にはその1年間の振り返りをすることもなく新年に突入してしまうような怠け者ですが、本年もどうぞ宜しくお願い致します。 改めまして、こんばんは。さやかです。今回は2019年をブログも含めてざっくり振り返り、それを踏まえた上で2020年の目標を宣言するつもりです。 来年こそ男に振り回されまいと決意した数分後に男からのLINEで終電に乗るために走った昨夜、なかなか離してもらえず身支度もそこそこに次の約束に向かって走る羽目になってる今朝、2019年はほんとにこういう年だったし2020年はもう少し走らなくてもいい年にしたいわね— …

  • 有田・波佐見でひとり旅をしてきた件。

    人に何かをおすすめするのはとても難しい。単に自分が気に入った物や場所を言っておけばいいというものではないからだ。 ツイッターで「○○ってお店の△△が美味しかった」と周知するだけならいざ知らず、たとえば誰かに直接「おすすめの本は?」と聞かれたら私は、自分が知っている情報の中からその人の趣味趣向に沿って検討しようとするし、そうでなければならないと思っています。逆に「最近読んで良かった本は?」と聞いてもらえるときはシンプルに好きだったものを答えればいいので楽。 最近その「おすすめ」問題に関して、相手に申し訳ないことをしたと思った事がありました。初対面の男の人におすすめの本を聞かれて、あまりお互いのこ…

  • 「ここではないそこへ行けば ここにはない何かがある」という幻想

    ドイツの詩人,カール・ブッセの「山のあなた」という詩をご存知ですか。尋ねておきながらこう言うのも何ですが、一度も見たことも聞いたこともない人はそこそこの大人の中にはあまりいないのではないかと思います。 山のあなたの空遠く 「幸」住むと人のいふ。 噫、われひとと尋めゆきて、 涙さしぐみ、かへりきぬ。 山のあなたになほ遠く 「幸」住むと人のいふ。 上田敏訳『海潮音』,明治38年 意味としては「山の向こうに幸せな場所があるのだ、と言う人がいるので行ってみたが、そんな場所は無かったので涙ながらに帰ってきた。今回行った場所よりももっと遠くにあるのだと言う人がいる」という感じ。個人的には「もっと遠くにある…

  • 何を言えるかが知性で、何を言わないかが品性で

    言葉は、誰かと話すためだけに存在しているわけではない。私たちは黙って考え事をするときにも絶え間なく言葉を使い続けている。 浮かぶように現れては放っておくとそのうちまた見えなくなったり、またふとしたときに戻ってきたりして自分の中を回っている言葉。そのうちどれを口にして何を口にせず内に秘めておくか、或いは無かったことにしようとするかは、その人らしさがよく現れる重要な問題だと私は思っています。その人らしさというか、それこそがその人自身であると言ってもいいのではないかと思っているほどです。 ツイッターってそれぞれが好きなように発信できるSNSだけど、だからこそどういうタイミングでどういう内容をどのよう…

  • 【ご報告】私事ではありますが、

    こんばんは。さやかです。 今日はタイトルの通り、私事ではございますが、この場を借りてご報告を致したく存じます。 私 さやかは、2019年11月29日を持ちまして、かねてよりお付き合いをさせていただいておりました Amazon アソシエイト・プログラ厶から、¥575の紹介料をいただきましたことをここにご報告申し上げます。 これがブログを開設して11か月、アソシエイト・プログラムに承認されて7か月で初めての収入となります。マネタイズが目的ではありませんし、何ならはてなブログpro、独自ドメインの登録費用を考えると余裕で赤字ですが、それはさておき本当に嬉しいです。575円分のAmazonギフト券はも…

  • 「オタクは性質」と彼女は言った

    私にとって「オタクなので」というフレーズは万能な建前のようなものだ。気乗りしない誘いには「最近ちょっと忙しくて」とだけ言って断れば角が立たないのと同じで、「オタクなので」に特に意味はないけれど、言っておけばとにかく何でも丸く収まるような気がする。少なくとも私が発する「オタクなので」は精々リズムをとるための枕詞か、発言の角や棘を取り除くためのヤスリのような言い回しに過ぎず、ほとんどの場合はそれが無くても成立する。 オタクになれない僕たちの 大人になれない僕らの強がりをひとつ聞いてくれ〜〜〜という、同世代とカラオケに行くと高確率で誰かが歌うこの歌(曲名はカサブタ)は、どうやら昔のアニソンらしい。 …

  • 反面教師はたぶん要らない

    こんばんは。お久しぶりです。さやかです。 ここ1ヶ月ブログの更新をサボって何をしていたかというと、労働や受験勉強やジム通いやアプリ婚活等々です。仕事を含めて春から基本的にずっと楽しかった社会人としての生活でしたが、最近はやや息切れしているというか、辛いも感じることが増えてきていて。先月、体力とか時間とか興味がないと本は読めないよねという話をしましたが、この1ヶ月の私はまさにそれでした。書きたいことをそれなりのまとまりをもつ文章にするのは、読書と同じく気力と時間が必要な作業です。ブログを書く余裕をもてないくらい毎日しんどくて、何かに必死になって生きていたつもりなのですが、日記も一緒にサボっていた…

  • 今見直したい「常識」の価値

    少し前にツイッターをざわつかせた血液クレンジング。 私が今回の騒ぎで最初に「血液クレンジング」の文字を見たときには、血液透析とか血液浄化療法の新しいおしゃれな言い方なのかな、美容目的でカジュアルに使おうとするお金持ちがいるのかしら……くらいにしか思わなかったので特に情報を追わずにスルーしていたのだけど、フォロイーのブログでそれが血液をオゾンで酸化させるものであると知りました。 私は血や傷を見るのが苦手で、残酷だったり血がもろにお目見えしていたりするものは創作物ですら怖いので、芸能人やインフルエンサーが載せる施術中の血液の写真は怖くてほとんど見ていません。でもそんな写真よりもさらに怖いのが、自分…

  • 興味と体力と時間が無ければ本なんて読めない

    こんばんは。さやかです。台風19号に荒らされた3連休の前半でしたが、このブログを読んでくださっている方々はご無事でしょうか。おかげさまで私は身も家族も住処も無事だったので、旅行をキャンセルして予定が真っさらになった週末をのんびりと過ごしております。 久しぶりの更新になってしまった今回は、私が愛読しているブログ「俺の遺言を聴いてほしい」の読みたい本を買って読もうという記事に触発されて、本に関することを書いてみようと思います。いつものように一冊をとりあげて長々と読後感を書くのではなく、読書に関する私の雑感をまとめてみようかなと。ゆるっとふわっと、文字数も抑えめにするつもりです。よろしくお願い致しま…

  • 高学歴男女限定マッチングサービスはおすすめできない

    少し前にツイッターで、高学歴男女限定マッチングサービス「ブライトマッチ」なるものが話題になった。 「男女における高学歴にも差がある」として炎上してる高学歴男女マッチングサービス、いわゆる偏差値の高い大学だけを対象としたサービスになってて、語義矛盾してる。真の高学歴は博士号取得者。博士号取得者が書かれてない以上、このサービスは低学歴向け。 pic.twitter.com/l50OX6HVpt— 青緑 (@aomldol) 2019年9月9日 男性はほぼ旧帝大と早慶に絞られているのに女性の範囲はもう正直何でもありという印象を受ける。男女格差がすごいし、確かに大学院についてもノータッチなのが謎だ。一…

  • 映画「アイネクライネナハトムジーク」を見ました

    こんばんは。さやかです。今夜は金曜日に見てきた映画の話をしようと思います。まず最初に断っておきますが、本記事はネタバレをするつもりで書くわけではないにせよ、何がネタバレになってしまうかは人によると思うので、映画「アイネクライネナハトムジーク」を見ていない方で、これから見る可能性のある方はブラウザバック推奨です。よろしくお願い致します。 思い立ったが吉日 さて、映画を映画館で見るのは5月に『愛がなんだ』を見て以来でした。それから今日に至るまで見たかった映画は数多くあり、中でも推しである深川麻衣ちゃんの出演作『空母いぶき』と、人に薦められて見ようと思っていた『アルキメデスの大戦』との2つは見る日ま…

  • ねえ知ってる?雨に濡れながら号泣したら、一周回って笑えてくるの

    「あ、やばい、泣きそうだ」と思った。 日曜日の午後。外は小雨。かっこいい男の人と半日デートして解散して、表参道のスターバックスで一人、温かいミルクティーを飲みながらツイッターを開く。本当はジ・アレイでタピオカミルクティーを飲みたい気分だったけれど、一人で長蛇の列につくだけの気力はなかった。短時間睡眠で歩き回った疲れからか、やや眠気を感じつつ、それでも今夜一緒にお酒を飲める人がいないかタイムラインを探ってみていた。珍しくというか何というか、誰からも連絡は来なくて、なるほどこれが連休中の夜かと。 自分で言うのもどうかと思うけど、今日の私、わりと、結構、比較的、可愛かったのよね。私なりになかなか良い…

  • 別に、特別落ち込んでいるからこんなことを考えているわけではなく、

    24歳で死にたい、とずっと思ってきた。 24という数字には大した意味はなくて、漠然と遠いような近いような、よくわからないけれど若いうちに死ぬといえば24くらいかな、と思っていた。もしかしたらクリスマスケーキ理論に影響されたのかもしれない。そして、来月で私は23になる。24とは言わず22で死んでしまいたい、とこの1年間も時折考えていたのに、ついに23まで生きようとしている。なんだかなあ。 私が初めて死にたいと思ったのは13歳の夏で、理由は今思えば取るに足らないけれど当時の私にとっては世界のすべてに思われたものだった。べつにクラスでいじめられていたとかでもない。端的に言ってしまえば、部活の顧問との…

  • 小早川秋聲ー無限のひろがりと寂けさとー

    おはようございます。こんにちは。さやかです。土曜日の夜は日曜日の朝寝た(他に言いようがない)ので昼夜逆転してしまったかと思いきや、昨夜は23時前から睡魔が襲ってきてくれて、寧ろいつもより早くウトウトし始め、そして月曜日である今朝は昼の12時に起きました。 ……というツイッターに書けば済むような話をわざわざブログに書いているのはしばらく@oyasumitteのツイッターをおやすみすると決めてログアウトしているからなのですが、結局必要なDMを見るためにログインはする予定だし、何の為なのか自分でもわかりません。とりあえずおすすめしたかったのでブログを更新してその通知をツイッターで流すという回りくどす…

  • 思わぬところで清濁併せ呑む素敵な主婦に出会ってしまった

    こんばんは。さやかです。 これは完全に偏見なのですが、おそらく私の書く長文ブログを毎回最後の「おやすみなさい」まで読めるほど活字が好きな皆さんは、本を読むのも好きなはずです。そうに決まっています。そこで気になったのが、普段どんな媒体で、どんな出会い方をした本を読むことが多いのかしら、ということです。 人から何かを聞き出したいときにはまず自分から、というわけで先に私の話をすると、私は本を基本的には紙媒体で読みます。それも、書店や図書館で出会い頭に何となく惹かれたものが多いです。購入まで至らなかった本でも、目に止まる本のタイトルや帯の謳い文句はそれ自身が私の、自分でもわかっていなかった興味・関心を…

  • 何にでも言葉で説明をつけたくなってしまう私へ

    われわれは、あるがままにものごとを見るのではない。われわれがあるままにものごとを見るのであるーーー こんばんは。さやかです。最近私は、大学生の頃に心理学の講義でほんの少しだけかじった「エニアグラム」の基礎がわかる書籍を読みました。こちらです。 新版 エニアグラム【基礎編】 自分を知る9つのタイプ 作者: ドン・リチャード・リソ,ラス・ハドソン,高岡よし子,ティム・マクリーン 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2019/03/29 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る エニアグラムという語自体は円九分割図という図形のことですが、ここでいう「エニアグラム」は心理学的な文脈に…

  • 知れば知るほど好きになる、そういう風にできている

    こんばんは、さやかです。 今月は先月の怠けを取り戻すべく、できるだけブログを更新していくつもりです。毎日書きます!などと具体的に宣言しないのはまあ甘えなのですが、最近は積読になっている本も消化したいし、ダイエットのために毎日1時間程度のランニングをすると決めて走り始めたし、そもそも仕事の量が増えてきて帰る時間は遅くなり気味だし……ということで他にも色々と頑張ってはいるので許してください。 頑張ったといえば、今日は以前受けたある資格試験の合格通知を受け取りました!やったー!早速、より上級の試験対策の問題集を仕事の帰りに買ってきました。また目標ができたので今月はその勉強も日課にしたいところです。 …

  • 遺伝子が人を失恋で死ぬように設計したわけがない

    こんばんは。さやかです。9月になりました。8月の終わり頃から晴れて暑い日にも風は乾いて秋めいてきていますね。夏も終わりという感じ。 ただ、8月31日という昨日の日付を意識したのは何だか随分久しぶりな気がしていました。8月の終わり=夏の終わりだと最後に感じていたのはいつだろうかと記憶をたどり始めて3秒で気づきました。私にとって前回8月の終わりとともに終わった夏は、5年前。高校3年の夏です。9月1日になれば夏休みという非日常が終わり、日常が戻ってきてしまうという切迫感が高校生までの夏には確かにありました。 私はこの4年間、8月31日も9月1日も特に意識していませんでした。なぜなら大学生の長い夏休み…

  • とにかく断られないように誘うのをやめていただきたい

    誰かをどこかに(何かに)誘うとき、それが作為的かそうでないかに関わらず、相手に断る余地を与えないようなやり方はやめましょう。広い視野、長い目で見ればきっとお互いの為になりません。 ごめんなさい。最初に謝っておきますが、今回は愚痴です。ささいなことですが私にとっては目下一番の悩みであり、誰にも話せなくてつらいのでブログに書こうと思いました。私と同じように自分の気が進まない誘いをとにかく穏便に断る方法を模索している人には何かヒントを残せるようにしたいと思いますが、根底にあるのはシンプルな愚痴です。よろしくお願い致します。 断れない 私が「その日は用事が…」以外の角の立たない断り方を知らない為に 誘…

  • 男が作った社会システムは乱暴すぎる、という女性の主張の乱暴さが気になってしまう女

    こんばんは。さやかです。 今日は大好きな先輩とのアフター7が急な仕事で流れて悲しかった華金から一転、充実した土曜日を過ごしました。一転させたのは他の誰でもない私であり、気分と行動をコントロールできたその満足感と、自転車と自炊で爆上げされた自己効力感で、今はとても満ち足りた気分です。 結局朝はゆっくり起きてブランチをキメて 日中は5時間くらい自転車に乗って 夕方帰ってきてシャワーを浴びて、今は本を読みながらゴロゴロしてる。幸せ。1日誰とも話してないし普通に孤独なはずなのに、どうしてこんなに幸せだなあって実感が溢れてるのかわからないけれど、今ほんとうに幸せ。不思議。— さやか (@oyasumit…

  • 今から歌うこと ここだけの話にしておいてね

    こんばんは。さやかです。今日は最近感じた違和感と既視感の話を聞いてください。 私は、物を作って売るタイプのジャパントラディショナルカンパニーで働いています。仕事自体は今のところ覚えることと実践することの繰り返しで楽しいし、かつ一緒に働く人たちも基本的に優しく、恵まれていると感じる日々です。自分がこう思っているからこそ最近苦手意識が強まってしまっていることがあって、それは一緒に働く人たちの口から出る会社や社員への愚痴を聞くこと。 私は会社の事業に魅力を感じたのをきっかけに入社したばかりの新卒ですし(給料があまり高くないことを除けば)まだそこまでの不満も無いので、弊社のことが好きです。そこで一緒に…

  • もはや好意の返報性とかそういう次元ではなく

    「不倫!」 私が妻帯者の先輩と2人で食事に行ったことを、不倫だと言い切った女の子たちがいた。彼女たちは私の同僚で、年も近く社内では最も気の置けない存在になる予感があった。だからこそ私は彼女らに「社内の○○さんと食事した」と打ち明けたという経緯があるのだけれど、その話は部署内を巡り、女の先輩の耳にも入ってしまったらしい。「不倫!」と断じられた事自体は不倫の基準は人それぞれだなあとのんびり笑っていられたのだけれど、仲良くしている(と私は思っている)同僚の行為を不倫だと思いながら社内の他の人に喋ってしまうのは一体どういう心理なの……という戸惑いもあった。いよいよ暢気に笑っていられなくなったのは、先輩…

  • 結局、インスタに載せられない夜が一番幸せだったりして

    今振り返って、どうしようもなく幸せだったなと思う夜の共通点。インスタに載せられるような、綺麗な写真が残らないこと。そして一番お気に入りのイヤリングを、片耳だけ落としてきてしまうこと。 幸せな夜の翌朝は大抵ポエミーな気分になる。宝物自慢の場であるインスタにも勿論それを記録しておきたいところだけれど、わたしは好きな人と過ごす夜はスマホを出す余裕すらないままに鞄を置いてしまうことが多くて、写真を全く撮らない。食べ物すら撮らないのに況や自撮りをや、である。 そしてそんな夜につけるイヤリングは決まって、自分が一番かわいいと思っているものだ。つけている自分のことをかわいいと思える、とっておきのペア。だって…

  • 男が女を誘ったりつまらない話を笑って聞いたりスマートにお会計を済ませてくれたりする理由は、

    以前このブログで、母は偉大だと書いた(長女という原罪 - どんな言葉で君を愛せば、)。私は母親のことが好きだ。でも生まれてこのかたずっと好きだったのかと問われればそうでもない。母を大嫌いで疎ましい存在だと思っていた時期は決して一瞬ではなかった。小学校5,6年生の頃は母に「うるさいなあ」と言ったり、それすら言わずに母の言葉を無視したりしていたような記憶がある。それは大まかに言えば私の幼さゆえでありつつ、一方では母の性質のためでもあったと思っている。 たとえば母は、怒りで手が動く人だった。母の虫の居所が悪いときに彼女の気に入らないことをしてしまえば容赦なく頰に平手打ちを受けたし、そうして叩かれるう…

  • 遊びをせむとや生まれけむ。六本木で垣間見た「遊びの流儀」

    こんばんは。さやかです。 ここよりも人目に触れるツイッターでは身バレが怖いのであまり大きな声で言わないけれど、私はとあるメーカーに勤めています。大学の専攻が文系だったこともあり、学生時代の人間関係においてメーカーの人間は多くなく、コンサルとか金融とか広告とか人材みたいな、僻地に自社工場を持っているようなメーカーよりずっとキラキラした場所にいる人がマジョリティーです。そしてある点において、そうした社外の繋がりから聞く話と自社の様子が少し異なっていることが気になりました。体感値なのでデータも何もないのですが、どうもメーカーの人間は全体的に結婚が早いような気がする。三十路以上の先輩や上司は男も女も、…

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