2月の読書記録(当たりが多かった〜!)
※以下読んだ順 『緑の毒』桐野夏生 久しぶりの桐野夏生。 なんだこの話、この展開。 ありふれた日常に潜む執心や妬み、小さな悪意を描かせたらほんとに天下一品。 『東京島』や『女神記』あたりから読まなくなっていたけど、やっぱりちょっとレベチだったわ....というシンプルな事実を思い出した。 『緑の毒』はいわゆる #黒桐野 なんだけど、ポップさもどこかあって読みやすい。 夫は開業医、奥さんは大学病院の勤務医という主人公。 「医者✖️プライド」の世界をとんでもない解像度で描いていて、わたしは医療関係者じゃないけどこのレビューにやっぱりそうなのか!と妙に嬉しくなった。 緑の毒 (角川文庫) 作者:桐野 …
2022/03/18 12:06