大人だってたまには泣きたいときもある言葉にする前の言葉にならない言葉と涙で枕を濡らしませう
大人だってたまには 泣きたいときもある 言葉にする前の 言葉にならない言葉と 涙で枕を濡らしませう
秋/僕は走っている。走ると、風を切る音が耳元で聴こえる。滑らかに連動する関節たちは、脳から肉体への"走れ!'という伝達に拍車を、潤滑油をかける。もっと早く、もっと早く...。約50メートル先の信号機に赤い光りが点っている。その光が青に変わったらスタートの合図、僕
[夏 秋 冬 春 夏]夏/あかねは全部脱いだ。僕も、全部脱いだ。あかねには付いていない。僕には、付いている。互いの身体の一つだけ違う部分にうっかり目が行かないように、少し照れ臭そうに、二人はじっと見つめ合った。すると、あかねはニコッと笑った
眠気まなこの小生意気はフィルターを噛む様も格好つかない脱いだ途端にわかったここにもあったんだもうそこまで来ている春の季節の訪れを被った羽毛布団に明くる夜に汗ばんだ樹の枝のタオルケットを波がバサッと被せたら岸辺の貝殻のつくる翳はほんのりピンクにうす青く切り
そっちの方が楽しそうだから、ちょっと寄り道してるだけ。俺、いま、何を持ってる?本当は、もうなんにも要らない。好きなものも要らない、嫌いなものも要らない。自分自身が、ぜんぶ要らない。蓄えた知識、身に付けた特技、育んだ関係、財産は...元から無い。本当は、ぜ
先ず、真っ白なページを頭の中に用意して、見えるもの、匂い、聴こえた音を、そのページに写してみよう。お家に帰ってきて、真っ白だったページには、さあ、何が描かれてる?それが、誰かに教えたくなる絵だったなら、見せびらかしちゃえばいい。で、ちゃんと大事にしまっ
どん底から這い上がる術しか知らなくてだって光はだいたい上から差して真っ暗闇に耐え切れそうもなきゃ動かす手足は幾本も繋がれたマリオネットのそれだふっと気を抜いた瞬間滑らせるバカだ未だ現在位置もわからぬままだ天から伸びる一本の光る細い糸に楽勝に絡まるだけのジ
フェイバリットな酸素で ふかす夜が味方 俺だけのもんさ触れたい君の中心 横断歩道の反対側から眺めようすげーだりぃ明日の仕事 キックしたらパンチが痛いからな無限大にどこまでも 睡魔にタッチされるまで駆け放題無洗米マシーン故障 生でかじるスズメには豪華捨てたり
どこに行くんだろう?じゃなくて、どっから帰ってきたんだろう?って思えたら、素敵だ。電車も、バスも、飛行機も、運転手さんやお客さんは、どんな景色を見てきたんだろう?ってね。答え合わせは、どこに居てもできる。答え一つと、答えもう一つを合わせたら、も
兄は土曜の朝から、休みだというのに少し忙しくしている。兄は、低血圧で、毎晩夜更かしばかりしていて、なかなか起きない。冬に入ってからは尚のことだ。兄がセットした、いっこうに鳴り止まない目覚まし時計を止めるのは、寝ぐらの同じ僕の係だ。二段ベッドの下段を所有す
世の中ってのはもしかして、当たりくじだらけのくじびきなんじゃねーか?僕は最近そんなこと思ったりしてます。当たって当たり前のくじびきだから、当たってもあんまり嬉しくないわけ。あた〜...ラーメン屋行っても、だいたいどの店も旨いし、洋服屋さん行っても、だ
「うそだー!前髪残してって言ったじゃん!」「残ってんだろ」。残ってなどいない。僕のこれは、生まれつきこのような生え際であって、必然的にチョンと残っただけの話だ。僕は、散髪が大の苦手である。"スピード命"なる謳い文句が背に印字された半纏を両肩にぶら下げて、
僕は、"首"と付く身体の部位に、何かが覆っているのが気持ち悪くて耐えられない。マフラーは巻けない、ハイソックスはくるぶしまで降ろす。なるべく袖まくりをしていたい。虫に刺されたわけでもないのに、なんとなく、締め付けられた箇所が痒くて堪らない。とある夕方、姉
「第1章:旅の支度」バナナボーイ:チビ助!早く来い!ゲタ:だってぇ...バナナボーイ:だってじゃない!置いてくぞ!バナナボーイは、イチゴガールと会えない日々に絶望しています。ピンキチ、リャンサク、ゲタスケの3匹の弟たちの面倒を見る毎日です。ピン:なあなあ兄弟
こんばんはー、カラスです。毎日寒いっすねー、蜂蜜生姜レモン温かい飲料が無いと朝目覚めることのできない僕今日この頃です。この度、なんの前触れもなく、Akaneっつう、いつまで続くかわからん小説(小説と呼んでいいのか?...)かいてます。で、毎度、ご閲覧(観覧)いただ
僕は今、テレビの前に座らされ、たぶんそろそろテープが千切れてしまうんじゃないかと心配になるほど、とあるアニメの美少女の変身シーンを繰り返し繰り返し見せられている。この拷問にそろそろ耐えきれず、「公園行こうよ」と提案してみる。「クッキー要らないの?」「クッ
僕は走っている。走ると、風を切る音が耳元で聴こえる。滑らかに連動する関節たちは、脳から肉体への"走れ!'という伝達に拍車を、潤滑油をかける。もっと早く、もっと早く...。約50メートル先の、信号機に赤い光りが点っている。その光が青に変わったらスタートの合図、僕は
僕は、隙を見てあかねのリュックを漁りお目当てのブツを拝借した。「びりびりびり...」。さっさと着替えを済ませ、場内へ足を運んだ。前回見た顔の連中をチラッと横目にうつむき気味に通り越し、それらしきクラスの大群に潜入した。人数が人数だ、バレやしない。場内は5〜60
ある日、スイミングスクールに通わないかと誘われた。あかねは半年ほど前からそこで泳ぎを教わっているらしい。僕は、プールは好き、ただそれだけの理由で、母さんの「どおする?」を聞くまでもなく「行く」と二つ返事で、その誘いに乗っかった。泳ぎといえば、自信こそない
カーカーカー!おまえ みないかおだな どっからきた?やあ ぼくは バナナボーイおれは カラスのクロクロ とおくからきたのか?うん ひとりで もりをぬけて やまをおりて...なにしにきたんだ?ひとりぼっちになりに...カッカー!なんでまた!だれが すきこのんで ひとりぼっち
あかねは全部脱いだ。僕も、全部脱いだ。あかねには付いていない。僕には、付いている。互いの身体の一つだけ違う部分にうっかり目が行かないように、少し照れ臭そうに、二人はじっと見つめ合った。すると、あかねはニコッと笑った。僕も釣られて、笑い返した。とある夏の���
あの頃は良かったな...そうやって嘆いていたって時間との追いかけっこにはこちとら 追いかける身敵いやしないどうすれば良かったんだろう?今でもそうすれば良かったんだろう!今だからいっそ 置いてかれようか?...そのうち追いかけられそうでそれはそれで窮屈だろうよ火
(400(世の中の嘘800真っ二つにする言葉))いじめはなくなりません。バーカ、なくなるよ。「若い子たちの、いじめが、だんだん無自覚に行われていくのが、原因だと思われます...」どこの偉い人か知らねーけど、逃げんな。じゃあ自覚させろよ。つーか、簡潔に述べてくれてんじゃ
バナナボーイは きょうも たのしいことさがしに もりのそとへ。「たのしいこと たくさんあったら たのしいな。いっち にい さん よん ごー ろく なーな ろく なな なーな ばなな ばなーな!」バナナボーイは みちのとちゅう、なにかをみつけました。「ねぇ そのつぶつぶ なー
最近ぼくらは したり顔で都合のいい愛に 浮かれていた優しく 抱きしめるふりをしたり冗談ばかりで 楽しすぎて体の奥まで 甘えたりしてありえない夢を見て 日々が過ぎる今、ぼくらの声は カラカラと乾いた音をたてて すり減ってゆくすり減ってゆく曖昧な態度で やり過ご
僕は、自分が、人と同じことをしてると実感してしまった瞬間、その場から逃げ出す癖がある。そして、辛抱強い性格でもある。ここに、ややこしさが必ず生まれる。その場所に、何が、自分を引き止めるかといえば、それは、人だった。常識ポイントが貯まりすぎて、爆発する。爆
根底がノンフィクションであると確認するには、フィクションを体験したら話しは早い。フィクションに固められた暮らしが長い場合、ノンフィクションに意識を向けるには、ローディングに時間がかかる。最近の僕にいたっては、一日の99%を、フィクションで生きていると思う。オ
好き嫌いがハッキリしてる。言われて悪い気はしない。しかし、"好き"も"嫌い"も、もともとハッキリしない感情を言い表わした、あなふやな言葉だ。その二つの感情が、ハッキリしている、、、ちょっと変じゃないか?"ハッキリしていないことがハッキリしている"。だから、土台
先生はとにかく書く人だった。場所時間問わず書いている姿をはっきりと記憶している。昼飯時、育ち盛りな少年少女は弁当を、箸をシャベルように胃袋に掻き込んで、各々が好みの500cc紙パックやペットボトルを片手にしばしの談笑をし、休み時間のチャイムと同時に、僕といえば
"老油(ラオユ)"これが答えだった、た!晩飯に水餃子食いたくて、以前、某台湾料理屋でいただいたあの味、いい香り、が忘れられなくて、嗅覚だけを頼りにチャイナタウンへと足を運んだ。運んだ、甲斐あり、大あり。はじめ、ナンプラーかな?とか思ったり、でも記憶してた匂い
大人を敬う。俺にはそんなことしてくれなくていい。敬われるような大人じゃないから。これはたぶん良く思われたいがための自己防衛。生意気だとよく言われる。人を見下してるとか、上から物を言うとか。そんなつもり毛頭ない。先輩より先に大事な試合に自分が出された。後で
あたりまえを作る。すんごく難しいんですコレが。先日、身内がこぞって拙宅(せったく)に集まった際、中でも一番のチビ助が、相変わらず家中走り回るわけですよ。その狭い空間(世界)で、大人たちにじぶんを売り込む営業がオシゴトですからね、ガキンチョは、なにやら本人も必
この曲聴いてみてよすごくいいから!ああ、後で聴いてみるわ。って口約束、守られた試しがない。わたくしごとですが、なぜか仲良くなる人に典型的B型人間が多いので、さらに困る。僕の知るB型の馬鹿野郎...失敬、独力で出会わないもの以外を断固受け付けない質、ほんとにもう
でもなんだかんだで現ナマだよな、、、僕も子供のころそれはそれはワクワクした。あの視界の晴れは何にも代え難いものであった。何買おうかどこ遊びに行こうか。勉強机にゲトった包み紙を一枚一枚並べ、眺め、よだれを袖で拭っては、眺めた。新年、実家で、てゆうか僕が住ま
あったかいの下段の一列の惰性で選んだ缶コーヒーを義務で空にした形ばかりの気遣いで受け皿にする慣れた所作でアンダーザムーンライト煩い脳みそは煙に巻く独り占めする至福ひたすら美しきこの世界にとんずらかます暗闇に目が慣れる鳥目が冴えれば見たくないもんまで余計に
図太く通り過ぎる貨物船に逆立つ水面に濡れ泳ぐアルバトロスは乾かないいっぺんに回されてしまった部屋干しされたジーンズはたぶん今日はまだ乾かない騒ぐ戸のクローゼットに眠ったまんまの寝相のついたカーゴパンツをもみくちゃのレシート期待外れのジャリ銭両手で伸ばしな
穿つ、穿る、穿くの三拍子。最近本で覚えた言葉です。うがつ、ほじる、はく。ジーパンを穿く、パンティストッキングを穿く、などではお馴染み。鼻クソを穿る、へーそうやって書くんだ、保持保持。さぁさぁ、もんだいの穿つ。辞書引けば、"人情の機敏に巧みに触れる" "物事の
エンターテインメントにおいて一枚化けの皮被るんはごっつい武器やで。それ無しに戦えるんはだいぶ先の話やと思わへんか。ゆうてて思ったわ、わいもまだまだ登り坂の途中なんやなん。せやろ?ギャグですよ。すんません、こんなんじゃ、いてこまされちゃうなぁ!なぁ!最近、
元SMAP、嫌な響きだよなー。だって、ゆで卵のこと元生卵って言ってるようなもんじゃん。ある日をさかいにSMAPはSMAPたるものに昇華したし、だれかが脱退しようがSMAP、泣く泣く解散してしまおうがSMAP、でしょう?SMAPの中で誰が好き論争。僕だったら、10代、しんご、理由、
風凪に帰り着いた波の際貝殻同士のじゃれ合いの唄遠くで鳴りつづける排気音電線にはピーチクとパーチク陽の光にやさしく起こされたグラデーション南と東の空どっちがヤバいか比べんぞ今日もおあいこ そりゃねーよこんなに美しいとこんなにこんなに美しいとなんだってもう落ち
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おはようございます、今日もあいにくさみーですね。いろいろゴタっててタイミングが計れなくて、ようやっとご挨拶出来ます。みなさんはじめまして、ここではカラスと名乗ろうかなぁなんて、どうぞよろしくおねがいします。先のはプロフィールだと思って扱っていただければ。
おそらくバッチリ渦中の方々向けってわけではない事をまっ先にお断りしつつ、見切り発車にはじめたいと思います。僕は、投薬はじめてたぶん2年半くらい経過、もうすぐ3年だっけ、うっかり忘れちゃいましたが、無論、毎日しっかり薬は飲み続けてます。3ヶ月に一度検査を受けに
あ
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